風と波の秘蹟

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March 4, 2005
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カテゴリ: しねま って?
僕の大好きなアンソニー・ホプキンスが、あのエジプト=プトレマイオス朝のプトレマイオス役で、アレキサンドリアの図書館(多分‥)に記録を残すために歴史を口述するという形で映画は始まります。

ガウガメラの戦いの場面は見ごたえがあります。最近、懲りすぎの映像が多いなかで、こういったスペクタクルの場面でも淡々とした描き方は好きです。
あの時代に、マケドニアからインドまでという、本当にとんでもない行程の遠征ですが、映画ではそのへんの動機についての解釈も描きたかったのだと思います。だって、常識的にいったら、バビロン手に入れれば十分ではないですか?
それにしてもアンジェリーナ・ジョリーの存在感はすごいですね。唇が相変わらず素敵でありました。コリン・ファレルのほうは、なんとなく若いころのメル・ギブソンに似た感じで、アレキサンダーのナイーブな面がよく描かれていました。(といっても、ほんとにナイーブだったかどうかは知りませんが‥。)
それと、日本でも戦国時代は男色が一般的だったようですが、ギリシャあたりでも戦時はそうだったのか、と変なところで感心してしまいました。

ストーリーの流れがアレキサンダーが王位に就くあたりなど、エピソードが時系列になっていない部分もあってか、緊迫感を殺いでいるような気がします。アレキサンダーがヘレニズム世界を統一していくさまをもっと描いてもよかったように思います。
甲冑ものにしては汗臭くない、クールな印象の映画でした。





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Last updated  March 6, 2005 01:38:23 PM
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