PR
Keyword Search
▼キーワード検索
toolandmeal
面白かった本はたいがい食べるシーンが印象に残っているぐらい、食べることと読書が好きです。いいなあ、と思った本のことを少しずつ書いていきたいと思います。
まだ登録されていません
Comments
2005.10.16
カテゴリ： おいしい描写の本
ハサミ男／殊能将之著
おいしい描写の本・・・とは一見ほど遠いのですが、とてもおもしろい本です。
「ハサミ男」の語りの部分で気になる描写（もちろん食べ物に関する）が随所にあり（例えばトーストとは薄いパンをかりかりにすること・・・うんぬん、など）？？と思っていたら、 やはりお料理好き でした。ほんとにうまいんだろうなあと読むたびうなっています。
小説の中で食べるところとか料理するところとかでてくることが普通にありますけど、こういうミステリーで色を持ってちゃんと書き込まれているのはあんまりない感じがして、そういう細かなところの違いでお話がたしかな形と感じられたり、そうじゃなかったりするのかな、と考えてしまいました。
その他にも脇の人々までキャラがしっかり書き込まれていて、まあお話にもびっくりするんですけど、そういうところじゃない読み方もできるミステリーです。
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[おいしい描写の本] カテゴリの最新記事
-
おすそわけおふくわけ ／小野藤子 著 2006.09.03 コメント(61)
-
わたしのイタリア料理 ／ 米沢亜衣著 2006.05.18
-
TV Bros / 東京ニュース通信社刊 2006.04.16
【毎日開催】
15記事にいいね！で1ポイント
© Rakuten Group, Inc.
