ゼラニュームの好きな ゼラ子は いつも 強がってばかり~
今日もまた 心と反対の事を言ってしまった。
好きなのに 好きと言えず
自分から 別れ話を切り出した・・・
かわいくない女ね。
さよなら・・・言いかけた時
一粒の涙が 頬をつたった。
その後の言葉がみつからない。
月の光が 暗闇のゼラ子を照らした。

それを見て 無言で去って行った彼に
懲りない女 ゼラ子は
翌日 メールを送信
『悲しくて泣いたんじゃないのよ、私のことは早く忘れて・・・』

「夜に咲く月見草は 哀れだけど
昼に咲く月見草は もっと切ないね。」と
ゼラ子は、傍らにある花に語りかけた。
その言葉に答えるように
昼咲き月見草が 静かに 風に揺れていた。
後編につづく・・・・
登場人物
ゼラニューム
昼咲き月見草
脚本
えてがみっ子
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