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はやぶさ 遥かなる帰還


小惑星「イトカワ」から岩石サンプルを持ち帰るという世界初のミッションを成功させ、地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」。その偉業を支え完遂させたプロジェクトチームと家族の、熱い思いと努力を豪華キャストで描いた人間ドラマだ。リーダーの山口教授と、彼が率いる技術者たちの生きざま、そして彼らがどんな思いを抱きプロジェクトと向き合っていったかが、観る者の胸を熱くする。さらに最新VFXでスクリーンに再現された、「はやぶさ」視点で見る神秘的な深宇宙が興味深い。主演は、ハリウッドでも活躍する名優・渡辺謙。偉業や成果を伝えるだけの物語ではなく、困難を乗り越えた技術者たちの話に焦点を当てたからこそ、深遠なドラマに仕上がった。

2003年5月9日。小惑星探査機“はやぶさ”を搭載したロケットが鹿児島県内之浦観測所から飛び立つ。その最大の目的は、小惑星“イトカワ”へ行き、太陽系の起源、地球の起源を探る手がかりとなる石や砂を持ち帰ること。しかしそれは、世界でも例のない困難なミッションへの挑戦でもあった。ロケットを見守る“はやぶさ”プロジェクトマネージャーの山口駿一郎教授(渡辺謙)や新聞記者の井上真理(夏川結衣)たち。2004年5月、“はやぶさ”は地球の重力と交点速度を借りて方向転換とスピードアップを行なう“地球スウィングバイ”、7月には“イトカワ”の撮影に続けて成功。真理はカプセル担当の鎌田悦也(小澤征悦)や広報担当の丸川靖信(藤竜也)などプロジェクトチームの取材を続ける一方で、疎遠になっていた町工場を営む父、東出博(山崎努)と会う。妻を亡くして仕事も減った父を心配しながらも、シングルマザーとして働く真理は、父との距離を埋められずにいた。その後も様々な困難を乗り越えた“はやぶさ”は、2005年11月に“イトカワ”のサンプル採取に成功。


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