旅と美味と鉄道と酒と温泉と…あと何だ??

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2009年09月09日
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当ブログで年に数回取り上げている「秋田市旧町村めぐり」。
そして、今日の記事が、クチコミテーマ「ちいさな旅~お散歩・日帰り・ちょっと1泊」を使って書く 300回目 の記事です

さて、今回はお手軽に、秋田市中心部から近い所に行ってきました。


旧・南秋田郡寺内町
1889年の町村制施行時に「南秋田郡寺内村」成立、1933年(昭和8年)町制施行。
1941年(昭和16年)隣の土崎港町とともに秋田市に編入され消滅。

現在の秋田市寺内一帯です。
秋田市中心部の山王・八橋から通称「旧国道」と呼ばれる秋田市道を通って土崎に至る途中に当たります。
秋田市民の方なら、一度は通過したことがある地域でしょう。

しかし、国道7号線は埋立地、新国道は戦後住宅が広がったエリアで、旧来からの「寺内」は、この旧国道沿いを指します。
また、秋田で初めて政権の役所が置かれた(733年出羽柵→秋田城)歴史上も重要なエリアです。

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DSC_0326 posted by (C)Traveler Kazu

旧役場跡地 寺内地域センター
役場の跡地は、秋田市の他の旧町村と同じく「地域センター」に転用されています。建物は残っていません。
コミュニティセンター機能の他、証明書発行等の一部の窓口業務を取り次いでいます。
門の脇には、マンホール埋設型ですが「水準点」があり、全国水準網整備の時期にここを通る道路が 幹線国道 だったことがうかがえます。
残念ながら、「寺内村道路元標」は消失していました。

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DSC_0327 posted by (C)Traveler Kazu

JA新あきた寺内支店
寺内農業協同組合→秋田市農協を経て新あきた農協。
地域センターの真向かいにあります。かつて各市町村にひとつづつ組織されていた農協。
支店すらなくなったところも多いですが、寺内には支店が残り、JAバンクの文字も見えます。
寺内地区は秋田砂丘の一部で砂地なので、水田は砂丘の下に広がっていましたが、宅地化がほぼ完了しています。

かつて「 高野せり 」「 寺内なす 」は、城下の通町で開かれた市で一種の「ブランド野菜」的扱いを受けていたそうです。

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DSC_0325 posted by (C)Traveler Kazu

土崎消防署寺内出張所
秋田臨港警察署寺内警察官連絡所

農協の北隣にあります。これで、役場、農協、警察、消防の4点セットが揃いました
駅と郵便局がないか。鉄道が通っていないので駅が無いのは仕方がないですね。

警察官連絡所は、以前は駐在所だったようですが、現在警察官の常駐はありません。
現在、寺内地区は新国道沿いにある将軍野交番の管轄区域に入っており、ここは防犯巡回の時のみ使っているようです。

ちなみに、「寺内郵便局」は別の所に存在し、JA寺内支店の脇の細い道を入り、急坂で砂丘を下りた先にあります。
小学校は「寺内小学校」が、同じく坂の下にありますが、同校は1992年(平成2年)の新設校で、寺内地域の旧来からの小学校は将軍野南一丁目にある「高清水小学校」です。
寺内小学校は高清水小学校と泉小学校からの分割、しかしエリアによっては高清水小へ通う児童もいる。中学生は将軍野中学校と泉中学校。小中学校の学区割りに関しては、ややこしいエリアです。

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DSC_0346 posted by (C)Traveler Kazu

酒屋「むらかみ酒店」さん
昭和レトロな酒屋さん。
明かりがついて、商品も陳列されて営業中。サントリーのロゴが何とも古風ですね。
酒屋さんの軒先に、赤い物体が…ズームイン!

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DSC_0331 posted by (C)Traveler Kazu

おお、絶滅危惧種「 丸ポスト 」。
「郵便差出箱1号(丸型)」という立派な名称があります。
旧国道を車で走ると、イヤでも目に入る物件ですが、ここでまじまじと見たのは初めてです。

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DSC_0344 posted by (C)Traveler Kazu

理容長谷川&名称不明の食料品店
上記の各物件からおよそ50m土崎寄りに、これまた昭和レトロな理髪店と(看板はありませんが)食料品店。
理髪店には客がいました。また、食料品店にも灯りがともり、商品は陳列され、おばあさんがひとり店番をしていました。
寺内の旧国道沿いエリアには、コンビニ・スーパーがないのです。上記の酒屋さんを含め、地域の人たち(特に、車がない人たち)の食料調達源として健在です。
写真は撮りませんでしたが、食料品店の前には、 かなり古い 「ガチャポン(ガチャガチャ)」玩具販売機がありました。ちゃんとカプセルも入って。でも、ハンドル動くのかな?

その1でご紹介したのは、全て 半径50mくらい以内 の範囲。戦前に合併したにも関わらず、「それらしい」物件がこれだけ密集して残っている場所は珍しいかも。

次回、その2として、古い神社をご紹介します。
(なお、本シリーズは役場跡周辺にスポットを当てていますので、後城、児桜、三千刈など他エリアはご紹介いたしません)

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最終更新日  2009年09月11日 01時10分32秒
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