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たった2~3時間のお散歩で9回も記事を書いてしまった「角館ひとり観光」シリーズの10回目最終回でございます。そして、この記事が、クチコミテーマちいさな旅~お散歩・日帰り・ちょっと1泊に私Kazuが投稿した1000本目の記事になります大して気づかないうちに1000本書いていました本人も驚きです。これまで999本お読みくださった皆様ありがとうございます。同一テーマ2000本達成できるか今はまだ知る由もありませんが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。 角館田町武家屋敷の街並み 03 posted by (C)Traveler Kazu さて本編に移ります。秋田県仙北市角館町のまちなかを散策しているこの散歩。角館に2エリアある武家屋敷街のうち、あまり有名ではない「田町武家屋敷」を散策しております。前回は観光施設として営業されている旧佐竹本家直臣でのちに大地主となった西宮家をご紹介しました。西宮家の正面入り口を出ると、向かいには「新潮社文学記念館」があります。(2008年にご紹介しています こちら)記念館も閉館時間なので立ち寄らず、武家屋敷街を南のほうへ歩いてみました。角館田町武家屋敷の街並み 01 posted by (C)Traveler Kazu 建物は洋館ですが華やかな塗装のショップさんがありました。田町は厳しい規制はないようで、経営者の思い描くお店を構えることができるようです。ちなみに、詳細は確かめませんでしたが雑貨を商っておられるようです。角館田町武家屋敷の街並み 02 posted by (C)Traveler Kazu 田町武家屋敷ホテル(←詳細・店内画像みられます)静かな田町の一角に構える、民芸調・和モダンの新進気鋭のお宿です。楽天トラベルによると客室は畳敷きのルームとベッドのルームがあって合わせて12室、四季折々の食材でもてなしてくれるそうです。温泉ではありませんが、裏通りにある「かくのだて温泉」を紹介してくださるそうです。角館田町武家屋敷の街並み 04 posted by (C)Traveler Kazu 田町武家屋敷ホテルを右手に見ながら歩くと、左手に年季の入った倉庫と、おなじみのプレートがありました。角館田町武家屋敷の街並み 05 posted by (C)Traveler Kazu 旧 角館製糸工場明治45年築、平屋建て75坪で、名称の通り、角館の製糸産業を伝える歴史的建造物として、平成10年に登録されたものだそうです。これは初めて知りました。この向かいに「太田家」(現住・非公開)があり、太田さんが長年大切に所有してきたそうです。現在、現地の表示によると、田町武家屋敷ホテルさんが車庫として使っているようです。ネット上に解説資料を見つけましたのでご覧ください→歴史を語る建物たち 旧角館製紙工場(フィデア総合研究所 2013 PDF)角館田町武家屋敷の街並み 06 posted by (C)Traveler Kazu 田町下丁というエリアになります。田沢湖駅前と境営業所の路線のみ通りますが、一方通行なので、角館発のバスも角館着のバスも同じ方向に走る(つまり1周する)ようです。現地では、なぜ?と思いましたが、以前田町の南端にあった「県立角館南高校」(昨春、角館高校へ統合・女子高であった)輸送の名残と思われます。※統合先の角館高校は以前から男女共学「旧製糸工場」のところから交差点を折れ1本西の通りへ。こちらの通りは西宮家では裏口になっていることから本来は裏通りと思われますが、現在、商店と車の通りもこちらの方が多い状況です。角館田町武家屋敷の街並み 07 posted by (C)Traveler Kazu 安藤醸造元 本店(株式会社安藤醸造)角館で古くから続く、みそ・しょうゆの醸造元です。お漬物や「つゆ」のレパートリーも豊富です。また、蔵は外観がレンガ造りですが、内部はなんと座敷蔵になっています。2012年に当ブログでご紹介しております こちらお店では各種試食もあって、楽しいです。甘めの味付けの漬物各種や、山菜やきのこのしょうゆ漬けもあります。なお、旧国道46号(現341号)沿いにあってドライブイン代わりに人気の「北浦本館」は安藤醸造の支店です。角館田町武家屋敷の街並み 08 posted by (C)Traveler Kazu 地下水をくみ上げて、自由に飲めるようにしていました仕込み水だそうです。うまい角館田町武家屋敷の街並み 10 posted by (C)Traveler Kazu 樺細工の藤木伝四郎商店さんや、人気の宿泊・立ち寄り湯「かくのだて温泉 町宿 ねこの鈴」さんもこの並びにあります。途中で路地を入って、再度、田町の武家屋敷通りに戻りました。住宅街を通って直接、「田町山駐車場」へ抜けることができる経路があります。完全な住宅街なのでご紹介はしませんが、無料駐車場「田町山駐車場」(桜シーズンのみ有料)やJR角館駅から田町への最短経路となっております。いかがでしたか?桜の角館もいいですが、桜の頃に比べて落ち着いている緑の角館を散策されるご旅行の参考になれば幸いです。秋田県角館へは、東京駅から秋田新幹線こまち号に乗って3時間ちょうどです。※盛岡から単線のため、列車行き違い等により前後5分ほどのズレあり
2015年07月01日
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秋田県角館の街の散策日記、その9です。角館の街には2つ(2地区)の武家屋敷街が、別々にあります。(あまりご存じないかもしれません)ひとつは、前回までご紹介した、お城に近い「武家屋敷通り」。もうひとつが、今回ご紹介する「田町武家屋敷」です。角館田町武家屋敷の街並み 03 posted by (C)Traveler Kazu田町武家屋敷「西宮家」のウェブサイトによると、芦名家や佐竹北家の家臣が住んだ「武家屋敷通り」と違って、こちらには佐竹家本家の直臣が住み「今宮武士団」と呼ばれていたそうです。現在は建物の更新が進んで藩政時代の建物の現存はごくわずか。観光地となっている「武家屋敷通り」と比べて生活色の濃いエリアとなっています。「重要伝統的建造物群保存地区」には指定されていません。田町武家屋敷の歴史的建造物で唯一公開されているところに初めて立ち寄りました。それがこちら角館田町武家屋敷 西宮家 09 posted by (C)Traveler Kazu あきた角館 西宮家西宮家の御先祖様は「今宮武士団」の中でもエリートだったそうです。明治以降、町村制施行後の初めての町長選挙で当選して、その後も何度か町長を務めたほか、大正時代にかけては地主として繁栄したそうです。角館田町武家屋敷 西宮家 08 posted by (C)Traveler Kazu 現存している西宮家の建物は、明治~大正にかけ、地主として富を得た頃に建てられた母屋と蔵で、観光・物販施設として営業されています。入場無料なのでお土産品の品定めに立ち寄ると良いでしょう。角館田町武家屋敷 西宮家 07 posted by (C)Traveler Kazu 敷地内に5棟現存しているガッコ蔵。「ガッコ」とは秋田弁で「漬物」のことで、お漬物を貯蔵するために建てられた蔵ということです。※ガッコ=「いぶりがっこ」に限らず漬物全体を指す角館田町武家屋敷 西宮家 06 posted by (C)Traveler Kazu 試食も色とりどりでカラフル閉店間際に立ち寄ったので、沢山食べてと言われお言葉に甘えましたお土産に1点、いぶりがっこスライスの麹漬けを買ってきました角館田町武家屋敷 西宮家 05 posted by (C)Traveler Kazu 北蔵はレストランに改装されていて、角館が力を入れている「御狩場焼」も食べられるそうです。角館田町武家屋敷 西宮家 03 posted by (C)Traveler Kazu ずっと歩きっぱなし見学しっぱなしだったので、ここでブレイク。お庭の緑を眺めながらコーヒーフロートを頂きました角館田町武家屋敷 西宮家 01 posted by (C)Traveler Kazu 実は、今回は武家屋敷通りの方から歩いてきて、正面ではなく裏口から入りました。こちらには西宮家で一番大きい蔵米蔵(向かって右・奥の建物)があり、現在は西宮家のアンティークショップとなっていました。※手前は町の施設次回、「田町武家屋敷」を更に歩きます。あきた角館 西宮家秋田県仙北市角館町田町上丁11-1新潮社文学記念館向かい・年中無休 10:00~17:00列車・バスのかた・JR角館駅より、歩いて7~8分角館田町武家屋敷 西宮家 02 posted by (C)Traveler Kazu ・バスは、角館駅前バス乗り場より、大曲バスターミナル、六郷高校、境営業所、田沢湖駅前の4路線で2つ目か3つ目「立町」下車。※西宮家正門が面する道路が一方通行のため、「西宮家前」バス停には道路を周回後、停車するようです。
2015年06月29日
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前回ご紹介した「美郷町ラベンダー園」は今日からラベンダー祭りのようですが、あいにくの天気になりましたね。そして、やっと、梅雨入りの発表がありました。さて、話は角館ひとり観光に戻します。武家屋敷通りを北から南へ通り抜けると(JR駅から歩いてくると進行方向が逆になります)、東西に広い場所があります。角館 市役所周辺・外町その2 02 posted by (C)Traveler Kazu 火除けこの空間と名称からだいたいの想像がつくとは思いますが、火災の延焼を食い止めるため、わざと空地を作っていたものです。防火性の全くなかった昔の建物ゆえ、焼失を防ぐ知恵です。角館 市役所周辺・外町その2 03 posted by (C)Traveler Kazu その火除けの一角には、現在仙北市役所角館庁舎(旧角館町役場)が建っています。古いですが、モダンなデザインですね。建築年や設計者などはあいにく分かりませんでした。この辺には、夜も営業している飲食店が軒を連ねていて、静かですがいい感じです。さて角館 市役所周辺・外町その2 04 posted by (C)Traveler Kazu 山菜「みず」シャキシャキしていて、また、たたきにすると粘りが出ておいしい旬の山菜。東京では高値で取引されると聞きましたが、この辺の山ではそんなに貴重な収穫物ではなくてポピュラーです(ワラビなんかと違ってそんなに山奥に分け入る必要もない)。これは売り物ですが、どこで売っていたかというと…(価格ラベルで分かるか)角館 市役所周辺・外町その2 05 posted by (C)Traveler Kazu セブンの軒先で売っていました。コンビニで、nanacoで山菜を買う、そんな時代??…いやいや、珍しいですよ。角館 市役所周辺・外町その2 06 posted by (C)Traveler Kazu 外町のほうに向かって歩いて行きます。経路的にはJR角館駅に戻ってゆく経路ですが、興味惹かれるショップが何軒があります火除け・仙北市役所の位置(google map)(地図を拡大すると表示される「角館プラザホテル」の位置に、このセブンと、食彩町家館、北都銀行角館支店(7/6移転オープン予定)があります。昔ながらの伝統を引き継ぐ老舗の秋田名物和菓子。お茶請け・贈答用にもピッタリ!平成16年秋田...価格:378円(税込、送料別) 昔ながらの伝統を引き継ぐ老舗の秋田名物和菓子。お茶請け・贈答用にもピッタリ!昔の味【秋田...価格:291円(税込、送料別) 昔ながらの伝統を引き継ぐ老舗の秋田名物和菓子。お茶請け・贈答用にもピッタリ!人気のかりん...価格:1,270円(税込、送料別) わらび座オンラインショップ
2015年06月27日
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「角館ひとり観光」シリーズが長く続いたので、ここで1回お休みします。先週土曜日、角館と同じ秋田県仙北地方(仙北郡美郷町)のお花スポット「美郷町ラベンダー園」に行ってきました。★撮影日:6/20(土)美郷ラベンダー園 01 posted by (C)Traveler Kazu 1990年ころから、当時の千畑町が「ふるさと創生1億円」を元手に栽培を始めたもので、今では県南部の格好のお花観賞スポットになっています。広さはラベンダー園だけで1ヘクタール(=1万平方m≒1町歩)以上あるそうです。次週末から「ラベンダー祭り」ということでしたが、既に爛漫に咲いていました美郷ラベンダー園 03 posted by (C)Traveler Kazu 園内若干傾斜していて、ラベンダー園の奥へ行くほど迫力ありました。ちなみに、午前順光です。※撮影は午後しました美郷ラベンダー園 09 posted by (C)Traveler Kazu ラベンダーといえば北海道の中富良野町の広大なラベンダー畑が全国的に有名ですね。あそこと交流があるようです。美郷ラベンダー園 14 posted by (C)Traveler Kazu 背景が森なので、紫色のお花がとっても映えていい感じ園内に、紫色ではないラベンダーを見つけました。美郷ラベンダー園 07 posted by (C)Traveler Kazu 美郷雪華(みさとせっか)現地の看板によると、2005年、このラベンダー園に咲いていた「青紫色」のラベンダーの中に「白い花」をつけている花が見つかり、増殖を試みたところ、見事、その後安定して白い花を咲かせることが発見されたそうです。「美郷雪華」は公募で決定された品種名で、美郷町オリジナル品種として農林水産省に品種登録されている、非常に珍しいラベンダーということです。園内総面積に占める割合は少ないですが、濃い青紫色の中に良いアクセントになっています。美郷ラベンダー園 22 posted by (C)Traveler Kazu 展望台があって、上からラベンダー園を眺められます。上屋が邪魔ですけどね~美郷ラベンダー園 19 posted by (C)Traveler Kazu ここで、カメラのレンズを55~200mmに変えました。中望遠で覗くラベンダーの世界は、広角~標準レンズとはまた違った雰囲気です。美郷ラベンダー園 15 posted by (C)Traveler Kazu 美郷ラベンダー園 16 posted by (C)Traveler Kazu被写体深度のマジック。ラベンダー際立つお写真になりました。※全体的に明るいのはこのレンズのクセです。補正はせず。美郷ラベンダー園 18 posted by (C)Traveler Kazu たくさんのミツバチが、蜜を吸いに集まって、ラベンダー園の中には羽音がブーンブーン美郷ラベンダー園 13 posted by (C)Traveler Kazu 美郷町ラベンダー園は、旧千畑町エリアの広域農道「みずほの里ロード」沿いにある大台野広場の一角にあります。お花、芝生広場のほか、各種遊具、野球場、サッカー場やパークマレットゴルフなどがある小さいながらも総合公園になっていて、小さいお子さん連れも大勢来ていました。車がないと行きづらい場所ですが、秋田県にいるなら1度は行ってみて損はないと思いましたあす27日(土)から「美郷町ラベンダー祭り」7/12(日)まで開催されます。各週末にはイベントもあるようですよ♪美郷町ラベンダー園/大台野広場秋田県仙北郡美郷町浪花(千屋の隣り地区です)・入退園自由・駐車場あり(臨時Pの用意もあるようです)・ソフトドリンクの自動販売機あり(展望台1階と管理棟内に複数)・フードの常設売店はありません(出店などはこの限りではない)アクセス方法(車利用)国道13号線大曲バイパスより、国指定史跡「払田柵(ほったのさく)・秋田県埋蔵文化財センター」を目指す。払田柵・文化財センターを過ぎ、千屋の集落(千畑小・千屋郵便局)も過ぎると「一丈木公園」があるのでそこを右折。暫く進むと右折看板があり、そこを入り森林内を進むと到着します。ただ、この道は狭くすれ違いできない区間もあるので、一旦「みずほの里ロード」に出て迂回するルートがおすすめです。払田柵を過ぎると案内看板が随所に設置されています。(強制誘導するかの如く大量に出ているので、安心です)google 地図大曲BPから「みずほの里ロード」迂回ルートを表示します
2015年06月26日
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秋田県の武家屋敷が残る街「かくのだて」をお散歩してきたシリーズの7回目前回ご紹介した「青柳家」を出て、武家屋敷通りを南下しながら散策しました「その1 角館駅前」はこちら↑初めての方はどうぞ1回目からご覧ください!角館武家屋敷通り 05 posted by (C)Traveler Kazu 南北約600mの「武家屋敷通り」は、途中にクランク状になっている部分があります。全国の城下町でおなじみの「鉤型」と呼ばれる道の形状で、敵の侵入を遅らせるためにわざと、こうしてあります。この鉤型の角に、角館樺細工伝承館があるほか、南下せず西へ(=北から歩いてきた場合、右折)進むと「桜並木駐車場」と「伝承館入口バス停」に出ます。角館武家屋敷 岩橋家 01 posted by (C)Traveler Kazu 岩橋家(無料公開)角館の中級武士の屋敷で、当時の典型的な間取りを残しているとのことです。前回ご紹介した「青柳家」は上級武士でしたが「岩橋家」は中級武士。門はあるものの門構えはぐっと簡素になって、位の違いがはっきりしています。角館武家屋敷 岩橋家 02 posted by (C)Traveler Kazu角館武家屋敷 岩橋家 03 posted by (C)Traveler Kazu 岩橋家は土間までお邪魔することができます(座敷へは上がれません)。管理人の方(岩橋さん宅の方?)がいらっしゃって、お話を聞くことができます。岩橋家の南側に、数軒の一般民家や店舗を挟んで2軒の武家屋敷があります。角館武家屋敷 河原田家 01 posted by (C)Traveler Kazu 河原田家(無料公開)やはり中級武士の邸宅ですが、明治時代の築ということです。角館武家屋敷 河原田家 02 posted by (C)Traveler Kazu ガイドマップによると、「藩政時代の建築を踏襲しており、座敷にはこの地方の書院造の典型的な様式を残しています」ということです。河原田家は外観のみの見学ですが・・・角館武家屋敷 河原田家 03 posted by (C)Traveler Kazu とても落ち着いた、素敵なお庭があり、緑が目に優しく訪問者を楽しませてくれます。お庭は江戸時代から続くもののようです。角館武家屋敷 河原田家 04 posted by (C)Traveler Kazu 建物の感じ、戸の建付けなど、「江戸」よりは「明治大正」といった趣ですね。河原田家の北隣、路地の奥には小さな資料館があります。河原田家の蔵を改装した資料館だそうです。※河原田家では、屋敷の見学は無料、資料館の見学は有料次の武家屋敷は、すぐお隣です。角館武家屋敷 小田野家 01 posted by (C)Traveler Kazu 小田野家(無料公開)やはり中級武士の邸宅です。建築自体は隣の河原田家同様、明治時代のようです。小田野家は建物もさることながら、小田野氏の来歴に特徴があります。江戸時代中期、この家系から有名な画家が輩出されました。その名は小田野直武。角館生まれ角館住まいの秋田藩士にして画家。「エレキテル」で有名なあの平賀源内が秋田に来た時に洋画を習い、その後藩命で江戸に出て腕を上げ、和洋折衷の「秋田蘭画」を編み出し、さらに、杉田玄白らが著した医学書「解体新書」の挿絵を描くなど活躍したという人物です。ただ、晩年は藩命により角館で謹慎を申付けられ、不遇のうちに世を去ったとのこと。武家屋敷通りに残る「小田野家」は、その分家筋に当たるようです。角館武家屋敷 小田野家 02 posted by (C)Traveler Kazu 明治時代の火災で類焼して、すぐ再建された建物のようで、外観装飾はいろいろ省略されているが、間取りは面影をかなり残しているということです。ちなみに、「河原田家」と「小田野家」は、黒板塀を一部外して木道を通してあり、武家屋敷通りに出なくても行き来できるようになっていました。角館武家屋敷 小田野家 03 posted by (C)Traveler Kazu 小田野家を出て南下すると、仙北市役所角館庁舎前となり、現代の街並みに戻ります。武家屋敷通りの散策日記はいかがでしたか?通りには武家屋敷や資料館のほかに、お食事処や喫茶もあります。ここまで歩きました!(google map)「ひとり観光」はまだまだ続きます。次回、「仙北市角館庁舎」とその周辺、そしてまた外町の方へ戻ってまいります。以下、次回
2015年06月24日
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秋田県民ながらなかなか観光気分で歩いたことがない角館(かくのだて)をゆっくり歩くひとり観光。JR角館駅前を出発し、お昼ご飯に「御狩場焼」を食し、外町の商店街を歩いて新緑の桜並木を散策しました。歩は、角館のシンボル・重要伝統的建造物群保存地区「武家屋敷通り」に。「伝統的建造物群保存地区(伝建)」=自治体が指定「重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)」=伝建の中から国が指定←角館はこちら「その1 角館駅前」はこちら↑初めての方はどうぞ1回目からご覧ください!武家屋敷通りには、藩政時代~明治初期の家屋が何件も現存し、道路が舗装されていることを除けば藩政時代の雰囲気そのままの通りがおよそ600mにわたって残っています。武家屋敷のうち有料で公開しているのは「石黒家」と「青柳家」。今回は、現存武家屋敷の中で北(=城跡に近い)から2つ目「青柳家」を拝見しました角館武家屋敷 青柳家 01 posted by (C)Traveler Kazu 秋田県指定史跡 角館歴史村 青柳家同家のホームページや受付で頂戴したパンフレットによると、青柳家が移り住んだのは約400年前。当初は芦名家に、芦名家の断絶後は佐竹北家に仕えた重臣だったそうです。入口の門は薬医門といい、上級武士にしか認められなかった重厚な門構えです。角館武家屋敷 青柳家 02 posted by (C)Traveler Kazu 母屋は約200年前の建築で、随所に飾りが施されているほか、周り縁は雪国特有だそうです。母屋の内部を拝見したあと順路を進むと、「武器蔵」ではその名の通り、青柳家に伝わる数々の武具を拝見できます。刀や薙刀(なぎなた)を実際に持って、その重さを体験できました(刀、薙刀はアクリルケースに収められています)角館武家屋敷 青柳家 04 posted by (C)Traveler Kazu 母屋の裏にはお庭が広がっています。「秋田郷土館」という農家を移築した建物の中では、角館の有名な伝統工芸「樺細工(桜皮細工)」と「イタヤ細工」の実演が見学できましたイタヤ細工職人の女性の方がいろいろ教えてくれました。手頃な土産として「イタヤ細工」で作られた「イタヤ馬」も良いですねこれが「イタヤ馬」。掌より大きいか小さいかという位で、素朴で飾りに最適!(designshop〔北欧雑貨インテリア〕)「青柳家」さんとは関係ありません角館武家屋敷 青柳家 05 posted by (C)Traveler Kazu 青柳家の敷地内は観光施設としても活用され、お土産やアンティーク雑貨を販売するお店を覗くのもまた良いです。「生もろこし」の売店も出ていて試食させてもらいました。ほか、稲庭うどんのレストラン「稲庭古来堂」などもあります。角館武家屋敷 青柳家 06 posted by (C)Traveler Kazu 9月に行われる「角館のおまつり(国指定重要無形民俗文化財「角館祭りのやま行事」)」で使われる「やま(曳山)」が1台展示されています。秋田市土崎のお祭り(土崎神明社祭の曳山行事)の「やま」に比べてやや小ぶりですが、角館の「やま」は、2台を激しく正面衝突させる「やまぶっつけ」が見どころです(土崎のは、ぶつけ合いはしない)。展示としては、幕末から明治初期に撮影された写真の展示が行われていて、使節団として欧州へ向かったお侍さんたちをスフィンクスの前(!)で撮った記念写真や、髪を結いあげた、非常に痩せている若い全裸女性の写真(当時、日本女性の栄養状態と帯を締める服飾の結果を伝える写真としてパリ(?)で販売されたとのこと)、洋服を着た徳川慶喜など、なかなか衝撃的なお写真もありました。角館武家屋敷 青柳家 07 posted by (C)Traveler Kazu 立派な邸内社もあって、格の高さを感じます。もちろん、青柳家の氏神様でしょう。角館武家屋敷 青柳家 08 posted by (C)Traveler Kazu 順路通りに廻って、最後の最後に、「武家屋敷らしい」建物の一面を見ました。さらっと見て出るつもりでしたが、じっくり見ちゃって、45分ほど青柳家にいました。お時間がある方は、500円を払って観覧する価値ある武家屋敷と思います角館歴史村 青柳家秋田県仙北市角館町東勝楽丁26(武家屋敷通りの一番北の方)開村時間 9時~夏期17時、冬期16時 年中無休入村料金 大人500円、中人300円、小人200円(訪問時のパンフレットより)・駐車場は「桜並木駐車場(桜まつり期間中は武家屋敷臨時駐車場)」(有料)などを利用・JR秋田新幹線こまち号 角館駅から散策15~20分 バスでは「伝承館入口」下車5分ほど
2015年06月23日
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角館武家屋敷通り 03 posted by (C)Traveler Kazu 秋田県角館を象徴する景色が、この武家屋敷通りでしょう。当初城主だった芦名家と、その後城主となった佐竹北家によって栄えた城下町「角館」の内町です。その頃から広い道幅がとられていたため道路拡幅や区画整理などの犠牲になることがなく、また、政治経済上重要な都市としての地位も失っていたため空襲や開発を受けることもなく江戸時代のたたずまいのまま戦後を迎え、昭和51年、角館に2地区残っていた武家屋敷群のうち、表町~東勝楽丁(旧国道46号交差点~市役所庁舎)の界隈が国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。JR角館駅からは最も遠いエリアですが、徒歩10分少々で南側の入り口に到着できます。(上の写真は北端近くから南を向いて撮影)今回は角館駅の方から桧木内川堤の桜並木を通って、北側(旧R46、現R341交差点)から武家屋敷通りに入りました。角館武家屋敷通り 02 posted by (C)Traveler Kazu 平福記念美術館当地出身の日本画家、平福穂庵・百穂親子の業績を記念して建てられた、秋田蘭画を得意とする美術館があります。平福百穂は自然主義的写実画を得意とし、また、アララギ派の歌人としても活躍したそうです。建物は、秋田市出身の建築家大江宏(主な作品:国立能楽堂、法政大学)の設計ということです。建物前の大木は、ここに武家屋敷があった頃からの木だそうです。佐竹北家の家臣の屋敷が取り壊された後、百穂の尽力で開校した旧制角館中学がここに建ち、多くの先達を輩出した角館自慢のスポットでもあります。ちなみに、美術館の裏手には弓道場があり、旧制角館中学の流れをくむ角館高校の生徒が練習しています。角館武家屋敷 青柳家 09 posted by (C)Traveler Kazu 平福記念美術館を過ぎると、道の両側に黒板塀が連なり、東側に武家屋敷が建ち並ぶようになります。(道の西側は近代建築の土産品店や住家、空地が多い)この「武家屋敷通り」には北(城跡に近い)から順に・小野崎家(【復元建物】公民館・武道館として使用)・旧石黒家(【昭和10年築】現在は市有)・石黒家・青柳家・岩橋家・松本家(裏通り)・河原田家・小田野家が残っているようです(ほかに非公開も)。このうち石黒家と青柳家は有料公開されていて、座敷に上がったり、家伝の品々を観覧したり、青柳家ではお食事や喫茶もできます。このほかの武家屋敷は無料ですが、お庭と建物外観のみの見物か、建物内部を土間から覗き込む程度で楽しみます。この中で、今回は「角館歴史村 青柳家」を観覧してみました。入村料500円ですが、有料の価値ある展示内容でした。次回、ご紹介しますどのお宅も、現在もお住まいのところをご厚意で公開されているものです(一部を除き公営ではありません)。公開場所以外の立ち入りはしないようお願いします。イタヤ細工と樺細工【1,000円(税抜)ご購入で100円OFFクーポン対象】【100円OFFクーポン対象】 イタヤ細工/カトラ...価格:3,672円(税込、送料別) 【1,000円(税抜)ご購入で100円OFFクーポン対象】【100円OFFクーポン対象】 イタヤ細工/小物入...価格:6,480円(税込、送料込) 【1,000円(税抜)ご購入で100円OFFクーポン対象】【100円OFFクーポン対象】 秋田 角館 樺細工/...価格:8,640円(税込、送料込) 【1,000円(税抜)ご購入で100円OFFクーポン対象】【100円OFFクーポン対象】 秋田 角館 樺細工/...価格:8,640円(税込、送料込) いずれも、角館の伝統民芸品です。樺細工(桜皮細工)は有名ですが、イタヤ細工も手が込んで味わいある民芸です。
2015年06月22日
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秋田県仙北市、武家屋敷で有名な「角館」の街を散歩した半日です。「その1」はこちら↑初めての方はどうぞ1回目からご覧ください!JR角館駅から10分少々歩いたところに、桜の名所桧木内川堤(ひのきないがわづつみ)があります。雄物川水系玉川の支流で、西木の方から流れてくる川の土手に、およそ2kmにわたってソメイヨシノの並木が続いているのであります新緑の角館桜並木 01 posted by (C)Traveler Kazu 今の季節は葉が蒼々と輝くさわやかな並木道です。新緑の角館桜並木 02 posted by (C)Traveler Kazu 春には桜のトンネルになる素敵な径です。桜並木に並行して県道が通っています。武家屋敷通りからも非常に近く、土産品店も店を構えております。新緑の角館桜並木 04 posted by (C)Traveler Kazu この奥が武家屋敷通りです。武家屋敷通り(伝承館の前)の枝垂桜が見えます。新緑の角館桜並木 05 posted by (C)Traveler Kazu 背の高い木々が印象的な諸越屋さん。諸越とは、小豆の粉を練って固めて乾燥させた秋田銘菓です。写真には人っ子一人写っていませんが、なるべく写らないタイミングに撮っただけで、観光バスが何台か来ていましたし、外国人観光客の姿も見えました。新緑の角館桜並木 06 posted by (C)Traveler Kazu こういった路地の奥にも、名店が点在しています…見逃すな今回は立ち寄りませんでしたが、地物のそば粉で作る手打ちそばの名店「長助」さんも、裏路地に店を構えています。新緑の角館桜並木 07 posted by (C)Traveler Kazu 百穂苑(ひゃくすいえん)さん。明治から昭和初期に活躍した当地生まれの日本画家「平福百穂」の名を冠した、コース形式の郷土料理のお店です。細々と営業中と謙遜気味の看板をお出しですが…新緑の角館桜並木 08 posted by (C)Traveler Kazu 店構えはご立派そのもの同店のホームページによると、阿仁の根子にあったマタギ頭領の屋敷を移築した建物だそうです。また、店内には美術品が多数飾られているそうなので、昼食のお時間に余裕があって、ご予算にも若干の余裕がある方(コースなので)は立ち寄ってみてください。角館駅START→ここまで歩きました!(google map)桧木内川堤(ひのきないがわつつみ)・桜並木列車・バスでのアクセスJR秋田新幹線 角館駅から、徒歩15~20分新緑の角館桜並木 03 posted by (C)Traveler Kazu 角館駅から路線バスもあります。「角館駅前蔵」裏にあるバスロータリーより、境営業所ゆき、田沢湖駅前ゆきに乗車してください。※乳頭温泉ゆきと秋田駅東口ゆきは乗車のみお車でのアクセス国道46号線経由 秋田市から1時間少々、盛岡市(東北道盛岡IC)から1時間30分前後国道46号線角館バイパス(自動車専用道路)「武家屋敷」出口より直進2分程度で、桜並木駐車場に到着。桜並木駐車場 01 posted by (C)Traveler Kazu この駐車場は、桜まつり期間中はバス専用になります。このほか角館の駐車場事情は別記事で解説していますのでご覧ください→秋田県角館の駐車場事情
2015年06月19日
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どこまでが「内町」で、どこからが「外町」なのか現在では線引きはないのですが、城下町には一般的にこのような居住地域分けが存在しました。「内町」が侍町、「外町」が商人町です。JR秋田新幹線の角館駅から5分も歩くと、本格的に角館の街並みに入ります。前回ご紹介した「食堂いなほ」さんを満腹で出て、一路武家屋敷の方へ。角館外町の街並み 01 posted by (C)Traveler Kazu 秋田銀行 角館支店昨年の10月に新築移転した、地方銀行の支店です。外観は、四角形を基本とした現代風の設計ですが、通りに面しては石畳と「雁木(がんぎ 別称「こみせ」・「こもせ」)」を設置し、観光地にふさわしい仕上がりの建物になっています。内装の一部には樺細工が使用されているそうです。筋向いには「外町交流広場」という、やはり雁木をイメージした屋根のかかった空間が整備され、朝市も開かれているようです。帰路またここを通りかかると、子供たちがカードゲームに興じていました。角館駅から続いた通りは、ここで丁字路に突き当ります。その突き当りには角館郵便局があります。角館郵便局では、風景印と通帳用局名ゴム印の両方が、桜をイメージした特殊な印影です。6年前になりますが訪問済みです→2009年5月 角館郵便局土産品店で絵葉書を買ってメッセージをしたため、桜の切手を貼って風景印を押してもらって差し出すと、喜ばれるでしょう。武家屋敷へ向かうには、丁字路を右折して北に向かいます。角館外町の街並み 02 posted by (C)Traveler Kazu 外町資料館たてつ(田鉄家)/角館桜皮細工センター郵便局通り店角館の名産工芸品のひとつに「樺細工(桜皮細工)」が有名で、町内に職人さんが何人もいらっしゃいます。「樺細工」といっても、樺の木は使われておらず、ヤマザクラの樹皮を剥いで光沢を出し、型にあてて成型する伝統工芸です。樺は使っていないので、分かりやすいように「桜皮細工」と書かれる場合もあります。この後ろに、明治時代の商家の構造をよく残す「田鉄家」が現存し、同家が使っていた日用品などを展示しています。角館外町の街並み 03 posted by (C)Traveler Kazu ちょっとディープな路地も。そして、角館の町を東西に貫く広い道に出ます。その角には角館外町の街並み 06 posted by (C)Traveler Kazu 食彩 町家館今年の春新規オープンした、角館の名産品売店と、地場産品のレストランを備えた施設です。1階にてお土産販売のほか、「かりんとうまんじゅう」の実演販売、そして、仙北産大豆を練りこんだ麺にいぶりがっこのダイスカットがアクセントの「いぶり担々麺」のイートインコーナー。2階がレストラン「町家キッチン」。角館外町の街並み 07 posted by (C)Traveler Kazu 同じ敷地の隣の区画。秋田にも、「観光地仕様」のセブン-イレブンが登場しました。ちなみに店内は普通。ATMやドリップコーヒーももちろんあります。角館外町の街並み 04 posted by (C)Traveler Kazu 同じ敷地の、食彩町家館の裏には、オープン前の建物が完成済みです。和風なデザインの建物ですが、まだ看板等は出ていませんし、内部も寂しいまま。ただ、シンボル看板のサイドは目隠されていませんね。見当はつきました。 角館外町の街並み 05 posted by (C)Traveler Kazu 北都銀行 角館支店が筋向いから移転するようですね。そして同じ敷地内ではもう1区画建設中の建物があり、そこにはホテルができるそうです。もっとも、これらの敷地は以前「角館プラザ」があった場所で、1階・2階は商業施設「協働社角館プラザ」(同社破たん後は「タカヤナギ角館プラザ店」)、3階以上はビジネスホテル「角館プラザホテル」、最上階6階には何と回転展望レストランがあった、角館のシンボル的ビルでしたが手狭な上に老朽化して解体されました。随分昔に1度だけ泊まったことがありますね~。新しいホテルは和風の外観の予定。当然ですが回転レストランは計画にありません。武家屋敷に直行するには郵便局から歩いてきた通りをそのまま直進すればすぐですが、今回は緑の桧木内川堤にも立ち寄ってみました。よって、「町家館」の前の交差点を左折です。角館外町の街並み 08 posted by (C)Traveler Kazu この、角館の中心部を東西に伸びる通り沿いにも、土産品店、飲食店や酒販店が立ち並び、賑わいを見せております。(画像は反対向きに撮っています)この先、春は桜のトンネルで大賑わいとなる桧木内川堤です。以下、次回!ここまで歩きました!(goo地図)
2015年06月17日
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秋田・角館ひとり観光。その2回目です。前回はこちら…その1 角館駅前からスタートJR秋田新幹線「角館(かくのだて)駅」から歩くことわずか5分で、角館町の中心部に入ります。道中、商店が立ち並び、なかなか飽きません(前回「その1」ご参照)。午後からのスタートだったので早速「腹が減った」秋田名物といえば「稲庭うどん」か「きりたんぽ鍋」が超有名で、角館でも観光客の人気メニューになっているようですが、やはりここは地元角館の名物料理を食したいもの。そこでおすすめしたいのが・・・角館の御狩場焼 06 posted by (C)Traveler Kazu(このパンフレットは観光案内所「角館駅前蔵」など主要施設で配布) 角館 佐竹北家伝承「御狩場焼」がおすすめです御狩場焼とは、秋田藩主「佐竹家」の分家で角館を治めていた「佐竹北家」の当主が家来衆を引き連れ狩猟に出かけた折、捕獲した鴨や雉などの鳥類の肉をその場で捌いて山椒味噌で焼いて楽しんだ遊山料理のことです。保存食であった「きりたんぽ」や、献上品だった「稲庭饂飩」と違って、位が高い方々の「バーベキュー」的な料理だったので特に伝承されることなく途絶えていましたが、300年余りたった2010年代になって、角館に独自の名物料理をと、史料をもとに復活されました。※現代版では、殆どのお店が「若鶏」または「比内地鶏」の肉を使用していると思われます。ちなみに、現在の二十一代目佐竹北家当主は、秋田県知事の佐竹敬久氏です。角館の御狩場焼 01 posted by (C)Traveler Kazu 今回は、角館駅からまっすぐ歩いて7~8分。新潮社文学記念館の近くにある食堂いなほさんで食させていただきました角館の御狩場焼 03 posted by (C)Traveler Kazu(小旗は外し、加熱後食せる状態。彩の人参が下に隠れてしまいました)条件としては「山椒味噌で味付けされた鶏肉料理、統一の小旗を飾る」ということで、スタイルやお野菜などは提供している飲食店によってオリジナルな工夫がされて、毎回違うお店に入ると飽きない工夫となっています。この「食堂いなほ」さんでは卓上コンロで焼くスタイル。据え膳から5分、煮立ったらお肉を下に野菜を上にして混ぜ混ぜして更に加熱、お肉に火が通ったところで頂きま~す味噌の味が引き立つ濃い味付け。鶏肉のほかにセリを始めお野菜がシャキシャキで、ご飯が進みました。ごはん、味噌汁、小鉢と漬物3点がついて1000円丁度でした。角館の御狩場焼 05 posted by (C)Traveler Kazu 角館あげて売り出し中の「御狩場焼」は、ほかのお店では串で出したり、ビザにしたりピタパンに挟みスナック感覚で食せるメニューを出しているお店もあります。角館駅前の観光案内所「角館駅前蔵」で配布している御狩場焼きお店マップを見て、お目当てのお店を選んで楽しみましょう!なお、「御狩場焼」については、以前もご紹介しています。2013年4月 北浦本館の「御狩場焼」お腹いっぱいになったところで、角館の商人町「外町」を歩きます。以下、次回!ここまで歩きました(google map)たざわこ芸術村 温泉ゆぽぽ かくのだて温泉 町宿 ねこの鈴 田町武家屋敷ホテル
2015年06月16日
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秋田県民ながら、じっくりと歩いたことがない街があります。それが、なんと、超有名全国区観光地秋田県「角館」(かくのだて)え~っ?と思われるかもしれませんが、近けりゃ近いほど、観光気分で歩くようなことは通常しないというありがちな例に漏れません(笑)皆さんもそうでないですか???東京タワーに登ったことがない東京都民とか、よく聞きません?いくらなんでも、角館に立ち寄ったことは何度もあります。しかしだいたいは、近場の駐車場に車をチョコンと停めて桜だけをサッと眺めるだけ…とか、美術館で特別な展覧会を見るだけ…とか、ひどいパターンは新潮社記念文学館に行って…お手洗いを拝借しただけ(笑)なんてこともしばしば。そこで、今日、完全に観光客気分になって、半日かけて仙北市角館の街をぐるぐる歩き回りました。城下町特有の入り組んだ街路を、おかげさまでかなり理解。「百聞は一見に如かず」列車で秋田駅からビール片手に…と行きたかったところですが、あいにくと予算の都合で秋田から角館までは自分の車で移動。せめて列車旅気分だけでも…と思い、角館駅近くの駐車場に車を止めて、角館駅から歩き始めました角館の駐車場については別稿こちら角館駅前 04 posted by (C)Traveler Kazu まずは、観光案内所で情報収集。仙北市観光情報センター「角館駅前蔵」JR角館駅駅舎を出て右手にあります。角館駅前 06 posted by (C)Traveler Kazu 内部には職員の方の常駐、パンフレットの配布はもちろん、角館ゆかりの人形の展示もあります。コインロッカーもあります。角館駅前 07 posted by (C)Traveler Kazu ここでパンフレット・マップを頂戴しました。「Kakunodate Press」は年4回ほど発行されている、角館の最新情報が載ったフリーペーパー。今回は「角館」のマップと、「御狩場焼」のパンフレットをたいへん重宝しました。角館駅前 03 posted by (C)Traveler Kazu JR角館駅。秋田新幹線「こまち」号で角館に来ると、武家屋敷を模したこの駅に着きます。「JR東日本大人の休日倶楽部」会員誌6月号で「乗ってよかったローカル線ベスト10」入りした「秋田内陸縦貫鉄道(秋田内陸線)」は、左手に角館駅があります。駅舎の右側にある三角屋根は、B&Bスタイルのホテル「ホテルフォルクローロ角館<JR東日本ホテルズ>」です。角館駅前 01 posted by (C)Traveler Kazu 駅周辺には、レンタカーのほかレンタサイクルもあって、町内の移動時間を節約したい方にいいですね。こういう看板が出ていると、観光地らしくて良いですね。角館駅前 02 posted by (C)Traveler Kazu 「角館駅前蔵」の裏側にバス停がありますが、武家屋敷を中心とした主要な観光スポットはほとんど徒歩圏内にあります。このバス停には主に生活路線が発着していますが、足腰が弱い方、あまり歩きたくない方は、武家屋敷通りの近くまでバスを使うとよいでしょう(時刻に注意)。角館駅前 01_01 posted by (C)Traveler Kazu 足を「駅前ロータリー」に戻しまして、駅前から正面に伸びる通りを歩きましょう。それが、武家屋敷方面への経路です。歩き始めて間もなく、居酒屋や土産品店、青果店などが立ち並んでいます。角館駅前 02_01 posted by (C)Traveler Kazu かつては、映画館もあったようですね。角館駅前 03_01 posted by (C)Traveler Kazu 角館駅前 04_01 posted by (C)Traveler Kazu角館の銘菓といえば、最近では「生もろこし」が有名ですが、古くから伝わる伝統菓子としては「なると餅」というのがあります。道明寺粉でできた、お花の形をしたお菓子。あんこが入っているが、甘さは控えめです。老舗のものは土産品店や駅の売店などには出ていないようで入手が難しいと、ネット上ではされているようですが、この2つのお店まで角館駅から歩いて5分ですから、お店まで出向いて是非買ってください。歩き始めて早々ですが、この次は早速お昼ごはんにしました。最近角館で復活させて大々的に売り出している御狩場焼をご紹介します。以下、次回!
2015年06月14日
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※この記事は、次回よりご紹介する「ひとり観光&孤独なグルメ」(←TBSとテレ東に怒られっか??)の記事を補足する記事です。秋田県の有名観光地角館の駐車場をご紹介します。観光客なら誰でも停められ、かつ観光に便利な公共の駐車場は2カ所+臨時1か所です。桜まつりの期間は更に増設されます。1、桜並木駐車場ソメイヨシノの並木で有名な「桧木内川堤」のすぐ脇にある駐車場です。桜並木駐車場 01 posted by (C)Traveler Kazu 46号線角館バイパス(自動車専用道路)の武家屋敷ランプを降りて武家屋敷方向に進み、国道341号線(46号線旧道)を渡って間もなく右側です。武家屋敷にも近く、県外客の多くが利用してるようです。ここ注例年、桜まつりの期間は「大型・中型専用(バス専用)」となり、一般車は武家屋敷臨時駐車場(後述)などに案内されます。それ以外の期間は一般車も駐車できます。有料 1回500円角館バイパスから桜並木駐車場へのルート(google map)2、田町山駐車場町外からの経路は複雑で、地図またはナビ必須。私も迷いました。武家屋敷からは遠いが、JR・内陸線の角館駅から一番近い駐車場です。田町山駐車場の位置(google map)田町山駐車場 01_04 posted by (C)Traveler Kazu 駐車場の車の入口は「角館広域交流センター」の前で、保育所の前を通過した先が駐車場です。「こまち」乗客向けパーク&ライド「JR東日本こまち駐車場」と兼用です。田町山駐車場 01 posted by (C)Traveler Kazu この画像は、角館駅前交差点(の次の交差点)から撮影。階段を下りて左(画面では右側へ)に行くと交差点があり、左が武家屋敷方面、右が駅。重要伝統的建造物群保存地区「武家屋敷通り」までは徒歩15分ほど。田町山駐車場から武家屋敷通りへの徒歩ルート(google map)ここは原則無料です。ただし、桜まつりシーズンは有料またはJR専用となり、その場合は近隣に臨時駐車場(有料)が設けられるようです。田町山駐車場 01_02 posted by (C)Traveler Kazu この「田町山駐車場」には最近徒歩専用の「裏口」が設けられ、住宅街を抜けて田町武家屋敷の新潮社記念文学館の近くに出られるようになりました。実際には住宅街から駐車場への避難用に作られたようで、住宅街の細い道ですから静かに通行しましょう。3、武家屋敷臨時駐車場国道341号線(国道46号線旧道)から武家屋敷通りに入ってすぐ左手の空き地が、桜まつり期間中やイベント開催時に普通車の臨時駐車場となります。平福記念美術館の向かい側です。田町山駐車場 01_03 posted by (C)Traveler Kazu ここは、重要伝統的建造物群保存地区「武家屋敷通り」ですが、通常は閉鎖されています。開放される場合は桜並木駐車場と同じ有料 1回500円だったと思います。このほか、国道105号線から入りやすい角館駅の東側(裏側)にも広い駐車場があり開放されているようですが、連絡通路がないため駅前や武家屋敷方面に直接出ることができず、遠回りとなるのでお勧めしません。桜まつりシーズンには幾つかの公共施設の駐車場が臨時駐車場となるようですが、それ以外の期間はあくまで「施設専用の駐車場」ですから、施設を利用しない時や民間店舗への駐車は遠慮して、今日ご紹介した駐車場を利用しましょう。~宿の数・部屋数は少数です!日程が決まったらスグ予約!~仙北市角館町中心部の宿田町武家屋敷ホテル かくのだて温泉 町宿 ねこの鈴 町家ホテル角館 ホテルフォルクローロ角館<JR東日本ホテルズ> 2019-06-302015年の記事ですが、現在も多数のアクセスをいただいております!ありがとうございます。角館中心部に数少ないお宿の情報を追記しましたので、ぜひご参考にしてください。仙北市のホテル旅館の多くは、隣の旧田沢湖町エリア(秋田新幹線で10分少々+バス乗換)にあるんです
2015年06月14日
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大仙市協和小種の菜の花畑。(5月6日にお散歩)数年前から作付を行っているようだが、今春はローカルTVでも紹介され、訪問者数が増えたようです。濃密菜の花畑 posted by (C)Traveler Kazu 望遠レンズで圧縮し、濃密な菜の花を表現。自分の目で見るのとはまた違う趣です。小種 菜の花 2015-05-06_2 posted by (C)Traveler Kazu 最近は耕作放棄地に菜の花を植えて、菜種油を生産することが盛んです。Wikiによると、2014年度、秋田県はセイヨウアブラナ作付面積国内3位、ナタネの生産量が全国5位(鹿児島同率)。観光客は「きれいだな~」と思って眺めてはしゃぎますが、2010年度より「戸別所得補償制度」の戦略作物(コメの代替に栽培するおすすめ作物)になっているそうで、国に生産量の報告が上がるようになっているそうです。小種 菜の花 2015-05-06_3 posted by (C)Traveler Kazu 丘を降りて行くと、畑作地の中に小規模ながら別の菜の花畑を見つけました。さっと調べると、この辺の地区に搾油を行う施設があるようです。遥か鳥海山も見える posted by (C)Traveler Kazu 広い大仙市の北の方、秋田市との境界に近い位置ですが、秋田・山形県境にそびえる鳥海山が大きく見えました。今年はもう終わったと思いますが、秋田市から一番近い「広大な菜の花畑」です。来年ぜひ。協和小種の菜の花畑 来年の参考に…お車のかた秋田市街から車の場合は、秋田空港を過ぎてずっと進み、もうひと山越えて国道341号線突き当りの丁字路を右折(由利本荘方へ)。しばらく進み、「左折刈和野」の交差点を直進するとまもなく急カーブに信号がある交差点があるので、そこを左折。すぐ、左手の丘陵地に登る「基幹農道」があるのでそこを入り登ると到着です。このコースのgoogle地図(御所野~現地)県南からの場合は、刈和野の橋を渡りしばらく直進(県道10号~149号)、福部羅橋を過ぎて右カーブを通過するとまもなく左側に酒屋があり、ちょっと過ぎた所を右折(ここは分かりづらい)。このコースのgoogle地図(国道13号~現地)高速道路は、協和ICからの場合は国道341号線経由、西仙北ICからの場合は県道10号線経由をご参考に。今年(2015年)は農道の入口にのぼりや小さい看板や出ていました。見逃さないように注意してください!列車・バスのかたJR奥羽本線「羽後境駅」下車。駅を出て直進→左折歩いて5分ほどの「境営業所」より羽後交通バス「福部羅ゆき」利用。バス停は「馬場中丁」でよいと思いますが、現地で運転手さんにご確認ください。その先は徒歩。15分あれば着くと思いますが、野生動物に注意。時刻は羽後交通HPに掲載されています。
2015年05月24日
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前回ご紹介した秋田県潟上市役所 新庁舎のお隣に、道の駅てんのう「天王グリーンランド」・鞍掛沼公園という道の駅兼レジャーランドがあります。そこに、天王スカイタワーという展望塔がありまして、現在は無料で上がれるので、上がってみました天王グリーンランド 12 posted by (C)Traveler Kazu 春先にもこの「グリーンランド」のことはご紹介しました。この写真はその時の再掲です。このタワーが「天王スカイタワー」。Wikipedia「塔の一覧」によると、完成は1991年。高さ59mで、全国103位というスペックです。ちなみに、およそ12km南南東にある隣駅「道の駅あきた港」の「セリオン」が高さ143m(全国39位)ですので、近くで見ると大きいけども、セリオンの半分に満たないミニタワーです。さらに蛇足で、「塔の一覧」に載っている国内の高さランキングで、「セリオン」の前後の順位になっている塔は、みな、吊り橋の主塔だというのに気が付きました…。さて、タワーに上がりましょう。無料なので特に手続なく、エレベーターで展望台へ。そんなに広くはない展望台で、20人も上がれば息苦しいかという広さです。 北側を望む。霞んでいますが、奥に、男鹿半島の山々が見えます。天王町は男鹿半島の付け根に当たります。左手の松林は砂丘で、その先さらに左側が日本海・秋田湾の砂浜です。秋田県沿岸には、秋田市南部周辺から能代市周辺まで、長く「砂丘」が発達していて、「秋田砂丘」と呼ばれています。砂丘というと鳥取砂丘のような砂漠チックな砂山をイメージしますが、飛砂被害に悩まされていた秋田藩では、江戸時代に栗田定之丞というお侍さんの尽力で黒松が植えられ、現在では男鹿半島の付け根にあたる部分を除く延長50km以上に断続的に松林が連なっています。また、地下の構造上も、地山の上に砂が堆積してできたようです。 南側を望む。晴れていれば、秋田港のコンビナートや火力発電所、「セリオン」も見えるはず。眼下の沼は「鞍掛沼(くらかけぬま)」といいまして、現在周囲はすっかり護岸工事され、鯉が泳ぎ、有料で餌付けができます。浜堤の間にできた自然の沼だと思っていましたが、もともと、農業用のため池だったようです。 展望台から1階だけ降りた「4階」は展望もできますが資料館になっておりまして、かつて八郎潟や天王(江川)漁港で行われていた漁にについて展示されています。タワー以外にも、園内には温泉施設「天王温泉くらら」、物品販売・飲食施設「食彩館くらら」の、2つの人気施設がありまして、潟上市産の農産品や天王漁港などで水揚げの水産品を買ったり食べたりできます。 「食彩館くらら」には鮮魚店が入っていて、イートインも可能。北限のふぐの産地なんてのはあまり知られていないのではないかと思います!天王港や秋田港のふぐは西のほうのふぐより身が締まり、県外の市場でも結構いい値段で取引されているようですよ。最近貴方が小料理店で食べたふぐは、もしかしたら「秋田産」かもしれません秋田まるごと加工 ふぐの雑炊1パック 秋田産「北限のふぐ」使用価格:576円(税込、送料別) 秋田まるごと加工 北限のふぐジャーキー 秋田県産天然ふぐ使用価格:324円(税込、送料別) 福が来る!!男鹿半島天然ふぐの福鍋セット価格:5,940円(税込、送料別) 鞍掛沼を渡った先に、ちいさなギャラリー「阿吽」がありまして、この日は地元のカメラマンによる個展が開催されていたので拝見してきました。 最寄り駅の男鹿線上二田駅からは、歩いて15~20分ほど。タクシー呼んでもそんなにかからないと思います。また、時間が合えば、潟上市のマイタウンバス(時刻表へリンク)を利用できます。駅から線路を渡って進むと国道101号線マックスバリュ(矢印の下の紫色の建物)のところに出ますので、横断歩道を渡って左側(秋田方向)へ歩いてください。
2015年05月23日
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秋田県井川町の「日本国花苑」を散歩ぶらぶらした時のお写真をご覧いただいています公園敷地の奥の方に、2つの「堤」(ちっちゃなダム)と沼(ダム湖)があります。まず1つめ。日本国花苑(3) 05 posted by (C)Traveler Kazu 例によって「芸術的オブジェ」がみえますが…その奥の土手が堤体です。日本国花苑(3) 02 posted by (C)Traveler Kazu 下流側から堤体に向かって左手(右岸)に上がって、上流側から眺めることが可能です。周囲に散策路はなく、天端(堤体上)は鉄壁のガードではないですが、車両は入れないよう観音式の柵がついています。次にご紹介するもう一方の堤より、こちらの方が比較的新しいようで、ダムらしい手の込んだ構造です。日本国花苑(3) 03 posted by (C)Traveler Kazu 立派な洪水吐。結構な水量が流れ出ております。日本国花苑(3) 04 posted by (C)Traveler Kazu と思ったが、下から見ると、チョロチョロでした。副ダムっぽい構造も見えますね。もう1つの堤が、前回、水芭蕉の群生をご紹介した沼です。遊歩道+天端も歩けるので、沼を1周できます。日本国花苑(3) 01 posted by (C)Traveler Kazu もう一方の沼よりこちらの方が大きいのですが、古そうです。堤体の下流側はすぐ芝生広場になっていて、かけっこしながら堤体を駆け上がることが可能。そのまま勢いで沼にドボン!という事故を起こさないか心配です日本国花苑(2) 07 posted by (C)Traveler Kazu 再掲になりますが、この沼の奥の方は散策にうってつけです。それで、こちらの堤の洪水吐は…日本国花苑(3) 06 posted by (C)Traveler Kazu この側溝みたいなのしか見当たらないっすね~見えるところにはコンクリートはほとんど使われておらず、柵もなく、古い感じがします。この2つの堤ですが、名称はわからず。日本ダム協会「ダム便覧」にも見当たらず。しかし、「国花苑 堤」で検索かけると、「日本の重要湿地500」のリストに行き当たり、「秋田平野の湖沼群」のひとつとして「国花苑堤」が載っていました。どちらがその「国花苑堤」なのかは分からずじまいですが(多分、大きい方だと思う)、そういうリストに搭載される貴重な沼地であったという意外な発見でしたちなみにこの辺には農業用ため池が多数あって、国花苑のすぐ北側にも「坂本堤」という、より大きくて国土地理院発行1:25000地形図にも名称が掲載されている沼があります。国花苑堤秋田県井川町 「日本国花苑」苑内・JR井川さくら駅より、徒歩20分ほどで公園入口・お車の場合は、イベント開催時でなければ堤の近くまで入れます。公園入口には駐車場あり。「佐市の佃煮」八郎潟産 わかさぎ甘露煮S(Lカップ)価格:1,080円(税込、送料別) 【限定品】 「佐市の佃煮」鮒(ふな)甘露煮(Lカップ)価格:1,080円(税込、送料別) 「佐市の佃煮」はぜ佃煮(Lカップ)価格:1,080円(税込、送料別) 八郎潟「佐市の佃煮」千田佐市商店
2015年05月19日
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前回に続いて「日本国花苑」をご紹介します敷地内・隣接地に、農業用ため池が2つあり、うち一方の周囲は1周できる遊歩道が完備日本国花苑(2) 02 posted by (C)Traveler Kazu 堤の周囲をはじめ、苑内にはいくつか彫像が設置されています。制作意図は、賢人にしか分からない感じ…(笑)日本国花苑(2) 03 posted by (C)Traveler Kazu 遊歩道を進んで奥の方にも芝生の広場があり、子供たちが遊んでいました。この小山は、全山が桜の見本樹となっているそうです。こちら側にも駐車場、管理所・お手洗い等あり。日本国花苑(2) 04 posted by (C)Traveler Kazu 大樹の下で読書に勤しむ子供たちを表現したらしい作品です。子供たちは分かりますが…日本国花苑(2) 06 posted by (C)Traveler Kazu ここまで(北岸側)は舗装の遊歩道でしたが、南岸側は木立の中をゆくウッドチップの遊歩道になっています。日本国花苑(2) 05 posted by (C)Traveler Kazu 歩き始めて間もなく、チョロチョロと流れる沢水に、水芭蕉の群生が何か所か見られました。ちょっと終りかけでした。早い時期だと「咲き誇る」ところを見られるかもですね。※撮影日4/27杉木立の中を、両腕を大きく振って散策すると…肩こりが急速にスッキリしました森林セラピーとの相乗効果かな?日本国花苑(2) 07 posted by (C)Traveler Kazu 湖畔にあった東屋より、先ほど見た対岸の桜の見本林の山。日本国花苑(2) 01_01 posted by (C)Traveler Kazu 奥の駐車場から10分かかるか、かからないか位で堰堤まで戻ってきました。これより先は前回ご紹介した芝生広場と駐車場になっています。日本国花苑(3) 07 posted by (C)Traveler Kazu その、グラウンドゴルフにもなる芝生の広場では、さくらまつり用の露店の準備が万端!その傍らに、またまた彫像。これは・・・四葉のクローバーだそうです。若干、岡本太郎的な作風が混入してますねちなみにこちらが作品の「正面」のようです(解説板がこっち向き)。もう一方のため池は、周囲に遊歩道はなく立ち入り禁止になっています。そちらの池の堰堤は、公園内の堰堤としては結構ご立派な設備になっていまして、ダムマニアの方なら立ち止まる(ヨダレじゅるる…とまではいかないでしょうけど)こと請け合い。次回、ご紹介します!日本国花苑秋田県南秋田郡井川町・JR奥羽本線「井川さくら駅」よりタクシーで5分ほど、徒歩では20分ほど。・国道7号線「飯塚古開」交差点より国道285号線へ入り、間もなく右側。真ん中の「ポリ袋エコホルダー タワー」は、さっきテレビで紹介されていましたね確か…「Amazon」で人気の商品…という紹介でしたが、楽天でもリアルタイムランキングで1位になっています【ポイント最大11倍】ピクニックや運動会に最適な取り皿付き3段ランチボックス ピクニックラン...価格:1,480円(税込、送料別) 【送料無料】【600円・1500円OFFクーポン】【OFFクーポンあり!】【ポイント10倍!】【メール便...価格:972円(税込、送料込) 名入れ【名前彫刻代込み】誕生日プレゼント・還暦祝い・退職祝いなど、記念日のギフトに喜ばれ...価格:2,980円(税込、送料込)
2015年05月18日
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秋田県井川町にあるお花の公園日本国花苑を散策ぶらぶらぶらぶら日は4/27。桜の終わりころでした。日本国花苑(1) 02 posted by (C)Traveler Kazu 日本国花苑(にほんこっかえん)は、昭和天皇・皇后両陛下のご訪欧、秋田県立県100年、地元の小学校の移築だか改築だか色々の「記念」を一手に引き受けて開園した桜の公園です。園内はかなり広くて、ピクニックやバーベキューからスポーツまで楽しめます。日本国花苑(1) 01 posted by (C)Traveler Kazu こちらが現地の案内図です。駅からの距離が超大幅にデフォルメされております(汗)。実際には徒歩で20分ほどのようです。日本国花苑(1) 03 posted by (C)Traveler Kazu 公園前を通っている国道285号線の青看。井川町潟上市と五城目町に挟まれた小規模な自治体ですが、桜で町おこしを図っているようで、桜のマークがついています。JR駅の名称も「井川さくら駅」という念の入れようです。では、園内へ…日本国花苑(1) 04 posted by (C)Traveler Kazu 広い芝生では、グラウンドゴルフもできるみたいです。子供たち(といっても中学生くらい)がはしゃいでいました。日本国花苑(1) 05 posted by (C)Traveler Kazu 丘陵の縁にある公園なので、平場だけではなくて、斜面にも多品種の桜などが植栽されています。日本国花苑(1) 06 posted by (C)Traveler Kazu その斜面の途中には、使っていいのかわからないけどバーベキューコンロがズラリと並んでおります。ただ、あまり使った形跡はないですね~。秋田県民はバーベキューよりも「なべっこ」だもんね。網焼き向けで、鍋をやるには不向きな形状です。日本国花苑(1) 07 posted by (C)Traveler Kazu 頂上まで上がると展望台があって、公園内を一望できました。日本国花苑(1) 08 posted by (C)Traveler Kazu 西のほうに目を転じると、国道7号と285号との交差点角に最近開けたショッピングセンター「メルシティ潟上」、その向こうには、かつて国内2位の面積を誇った八郎潟(調整池・残存湖)がキラリ。日本国花苑(1) 10 posted by (C)Traveler Kazu 一方、こちらは、どうやらこの公園の本来の入り口のようで、立派な看板がありました。日本国花苑(1) 09 posted by (C)Traveler Kazu 全然知らなかったんですが、今年はこういうイベントを各地でやっていたみたいです。調べてみると、この国花苑は「七十三番札所」とか。のぼりの後ろの建物は「定住促進センター国花苑」というコミセンみたいな施設です。どうやら風呂があるようですが、外部者には全然知られておりませんね。日本国花苑(1) 11 posted by (C)Traveler Kazu この「センター」の脇の方は、ごく小規模な谷を形成しておりまして、擂鉢状の地形にいろんな植物が植えられて、結構見ごたえあり。広い日本国花苑の散策、まだまだ歩き始めたばかりです!以下、次回。湯の越の宿公園から車で20分ほど、五城目町の温泉宿秋田県沿岸部では珍しい「硫黄」の香りがする温泉日本国花苑入園自体は無料、入退園自由。施設利用時はそれぞれ料金がかかります。列車でお越しの方…JR奥羽本線「井川さくら駅」より、徒歩20分ほど。駅前ローソンとパチンコ屋の間の道路をずっと直進すると、国花苑の前の交差点に至ります。時間帯によっては「井川町無料巡回バス」があり、駅~国花苑まで5分ほど。但し本数僅少。お車でお越しの方…秋田市方面~昭和男鹿半島ICから国道7号線を能代方面へ北上し、「飯塚古開」交差点を285号線五城目・大館方面へ右折。間もなく右側。
2015年05月16日
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名峰八幡平を東西に走る観光道路八幡平アスピーテラインの秋田県側をご紹介します。2012年の秋に、岩手県側から走破しています。2012年11月1日 秋の八幡平アスピーテライン2009年の5月にも、岩手県側から通り抜け、この時は秋田側の後生掛温泉に1泊しました。2009年5月18日の記事もしよかったら、あとでご覧下さいませ八幡平 秋田側 posted by (C)Traveler Kazu 山頂より少し秋田側に下った場所にて、山頂駐車場(=県境)方向を望む。向こうに見えるのは岩手山です。岩手山は標高2000m越えで、八幡平よりはるかに高い山です。八幡平 秋田側 _01 posted by (C)Traveler Kazu 秋田側の山頂駐車場より少し下ったところに2カ所の駐車スペースがあり、眺望良好です。八幡平アスピーテラインは岩手県八幡平市大更から秋田県鹿角市八幡平を結ぶ観光道路で、秋田・岩手県道23号「大更八幡平線」というのが本名です。昔は有料道路でしたが、現在通行は無料で、頂上駐車場に駐車するときだけ有料です。例年、八幡平市の旧八幡平スキー場前~鹿角市の蒸の湯までが冬季閉鎖となり、閉鎖期間の前後の期間も積雪や凍結の恐れがあり夜間通行止めになります。昨日の朝はシャーベット状の雪が積もり、除雪作業のため開通が10時ごろにずれ込んだようです。八幡平 秋田側 _02 posted by (C)Traveler Kazu 蒸の湯温泉(ふけのゆ)蒸の湯ゲート前から谷底に車で3分ほど下りたところにあり、湯治場の雰囲気が色濃い温泉です。バス停に「ワンマンカー」と書いてありますが、県内の一般路線バスに車掌が乗務しているツーマン運行の路線は残っているんですかね?2015.8.23追記蒸の湯も楽天トラベルご予約できるようになりました!源泉・秘湯の宿 ふけの湯八幡平 秋田側 _03 posted by (C)Traveler Kazu 大沼蒸の湯ゲートからまた2~3分ほど車で下ったところにある、池&湿地です。夏~秋には葦や薄と思われる背の高い植生に覆われ、遊歩道が迷路のような雰囲気になりますが、今の季節は広大な雪原が広がっています。八幡平 秋田側 _04 posted by (C)Traveler Kazu バス停あります。この向かいに大きなビジターセンターがあり職員がおりますので、八幡平ビギナーの方は、ここで情報を得てから山頂方面に向かわれるのが良いでしょう。また「秋田八幡平スキー場」という、県内ではロングシーズン楽しめるスキー場がこの付近にあるので、秋田県側から大沼・蒸の湯までは通年通行することができます。八幡平 グリーンホテル露天風呂付き客室「緑秀亭」が癒やしの空間として大好評!やすらぎを求めるなら、ぶな林にかこまれた当館で。(楽天トラベル)路線バス「大沼」下車 徒歩7分後生掛温泉昔ながらの湯治場風情を残す一軒宿です。大浴場では箱蒸し風呂、泥湯、火山風呂等のお風呂が楽しめます。(楽天トラベル)路線バス「後生掛温泉」下車 徒歩5分「大沼」「後生掛温泉」とも、「八幡平頂上ゆき」のほか「蒸の湯(ふけのゆ)温泉ゆき」も利用できます。八幡平 秋田側 _05 posted by (C)Traveler Kazu 道路のすぐ脇に生えている木。何の木かは分かりませんが、巨大で神秘的でした。八幡平アスピーテラインへ「路線バス」で行きたい!秋田県側からは・・・【1】JR秋田新幹線「田沢湖駅」より、「急行八幡平頂上ゆき」(秋北バス・羽後交通計3往復)に乗車【2】JR花輪線「鹿角花輪駅」より、「八幡平頂上ゆき」(秋北バス1往復)に乗車【3】JR花輪線「鹿角花輪駅」より、「新玉川温泉ゆき」に乗車し「アスピーテライン入口」にて田沢湖駅から来る「八幡平頂上ゆき」にのりかえ。「アスピーテライン入口」は乗り継ぎ用のバス停があります。上記【1~3】の時刻表はすべてこちらに載っています→秋北バス時刻表「鹿角エリア観光路線」岩手県側からは・・・【1】JR盛岡駅前より、「八幡平頂上ゆき」に乗車【2】JR盛岡駅前より、「八幡平ロイヤルホテルゆき」または「松川温泉ゆき」に乗車し、「松尾鉱山資料館」にて同所始発の「八幡平頂上ゆき」にのりかえ【1】は岩手県北バス1往復、【2】のうち資料館~頂上の区間便は2往復。いずれも岩手県北バス。なお、盛岡バスセンター・盛岡駅前~松尾鉱山資料館前は1~2時間に1便運行されています。【1】【2】とも時刻表はこちら→岩手県北バス時刻表「H27.4.18(土)盛岡地区時刻改正のお知らせ」以前は秋田県側と岩手県側とのバスダイヤの相性があまりよくありませんでしたが、今年(27年度)ダイヤでは、両県どちらから上がっても、頂上で適度な観光時間を確保しつつ、路線バスを乗り継いで八幡平横断ができます。本数が少ないので、時刻表を見て、計画を立ててからお出かけください。ちなみに、一般道をゆく予約不要の一般路線バスに乗って、秋田県と他県とを行き来できる路線はここだけです。太川陽介さんと蛭子さんに教えてあげたいくらいです(笑)
2015年05月12日
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ゴールデンウィークさ中の5月2日(土)、秋田・岩手両県にまたがる名峰「八幡平(はちまんたい)」に…八幡平 雪の回廊を見に行ってきました。※撮影日5/2 今回は車で行きました八幡平 雪の回廊 posted by (C)Traveler Kazu こちら、八幡平頂上駐車場からの岩手山です。頂上駐車場は県境にあります。位置関係はぜひ、東北地方の地図を開いて頂きたいのですが、八幡平を中心に、岩手山、乳頭山、秋田駒ケ岳が一つの山域を形成し、八幡平と岩手山の間に八幡平松尾のリゾート地が開けています。八幡平の北に鞍部(低い峠)があってJR花輪線、国道と東北自動車道を通しています。一方、秋田駒ケ岳の南、和賀山塊との間にも鞍部があって、国道と秋田新幹線を通しています。東側は北上川の広い広い谷で県都盛岡市を筆頭とする人口密集地があり、一方の西側は雄物川水系玉川と米代川水系の支川の谷を隔てて、森吉山を筆頭とする山域に対しています。八幡平 雪の回廊 _01 posted by (C)Traveler Kazu 一般的に岩手山は、盛岡市・雫石町側から見た写真や絵が有名で、こちら八幡平市(松尾)側から見ると、印象が随分と違うものです。八幡平 雪の回廊 _02 posted by (C)Traveler Kazu 夕方の八幡平アスピーテライン閉鎖寸前の時間帯でしたが、見物客はそこそこいました。皆さん夏スニーカーで雪山にアタック(笑)。春の雪はスノトレでも滑るとは思いますが。八幡平 雪の回廊 _03 posted by (C)Traveler Kazu 「雪の回廊」は例によって、冬季閉鎖解除前の除雪により車道の両側に高い雪の壁ができることです。富山県立山のが有名。訪問日が5/2と遅かったので、だいぶ溶けて低くなってしまっていました。4月中旬(今年は17日だった)の冬季閉鎖解除直後に行けば、もっと迫力ある雪の回廊を拝めたことでしょう。八幡平 雪の回廊 _05 posted by (C)Traveler Kazu 鳥取砂丘かと見紛う景色。ひとりのおじいさんが「沖縄の孫でねえ~雪見て、これ何だ?って言うんだよ(笑)」と目を細めていました。沖縄じゃあ、積雪など見たことないでしょうね。貴重な経験です。八幡平 雪の回廊 _04 posted by (C)Traveler Kazu 実は、有料の頂上駐車場よりほんの少し岩手側に下った地点に無料の駐車スペースがあります(結構な台数が停められる)。その駐車スペースと車道とを結ぶ歩道も、ご覧の通りです。「雪のつなぎ廊下」です。八幡平 雪の回廊 _06 posted by (C)Traveler Kazu 雪壁の下に、ばっけを見つけました。八幡平 雪の回廊 _07 posted by (C)Traveler Kazu 頂上駐車場に戻り、望遠レンズで秋田側を覗いてみました。何とか「回廊」の面目を保っている感じ。今回は秋田側から登り、頂上駐車場で折り返して秋田側に下りました。次回、八幡平アスピーテライン秋田側の眺望を少しご紹介します。1枚目の写真の方向 八幡平と岩手山に抱かれる八幡平市松尾八幡平温泉郷のリゾートホテル八幡平リゾートホテル 八幡平ライジングサンホテル 八幡平ハイツ このほか、ホテル・ペンション多数あり八幡平温泉郷へは、盛岡駅よりバスが便利です
2015年05月10日
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引き続き、秋田県潟上市「天王グリーンランド(道の駅てんのう)」の散策です。天王グリーンランド 12 posted by (C)Traveler Kazu タワーの裏手には、鞍掛沼という沼があります。この辺は浜堤および砂丘でして、それらの凹地に形成された自然の沼。太鼓橋がかかっていますが、ちょっと老朽化(汗)天王グリーンランド 07 posted by (C)Traveler Kazu 沼越しに、遠くには残雪が輝く太平山の山々。天王グリーンランド 06 posted by (C)Traveler Kazu これ、何でしょうね?天王グリーンランド 08 posted by (C)Traveler Kazu 橋を渡った先には伝承館(郷土資料館)があります。天王グリーンランド 09 posted by (C)Traveler Kazu 市民向けのギャラリー「阿吽」がありまして、この時には地元の高校美術部の作品展が開催されていました。天王グリーンランド 10 posted by (C)Traveler Kazu 神話「ヤマタノオロチ」の像。この地と神話との関係の説明は他に譲るとして、ヤマタノオロチは頭と尾が各8つある巨大な蛇のような怪物のはずですがそうは見えません。すでにスサノオによって切り刻まれた後を表現しているようです。天王グリーンランド 11 posted by (C)Traveler Kazu 古代の集落を再現したエリアもありますが、老朽化により立ち入りできませんでした。天王グリーンランド 13 posted by (C)Traveler Kazu 鞍掛沼にはたくさんの鯉(と、少数のナマズ)が暮らしています。エサの自動販売機があって、餌付けができます。餌をまくふりをするだけで鯉が寄ってきて、餌を撒くと気持ち悪いほど集まってきます(笑)広い芝生の広場もあるので、子供たちを遊ばせるにはもってこいです。温泉とレストランもあるので、1日中のんびりできますね。秋田県潟上市天王 Deco・Farm株式会社製造 国産干し椎茸スライス(50g)【送料込み】秋田県産しいたけにマイナスイオンと赤外線照射でうま味アップ 価格:767円(税込、送料込) 国産干し椎茸どんこ(50g)【送料込み】秋田県産しいたけにマイナスイオンと赤外線照射でうま味アップ 価格:1,381円(税込、送料込) 道の駅てんのう 天王グリーンランド秋田県潟上市天王字江川上谷地109-2物販、見物施設の基本営業時間 9時~18時(施設によって若干異なります)お車でのアクセス・秋田市内より…県道56号秋田天王線(秋田港~出戸浜~男鹿のバイパス)沿いにあります・高速道路より…昭和男鹿半島ICを出て直進、国道101号線を進み、県道56号との突き当り丁字路を左折、すぐ右側。列車・バスでのアクセス・秋田駅より、JR男鹿線に乗車し約30分「上二田(かみふただ)」下車。徒歩15~20分程度。 駅を出て線路を渡り、国道101号線に出て(マックスバリュ天王店のところに出ます)、左方向へ。 国道に出たらすぐ横断歩道を渡るのが良いと思います。 時間帯によっては、上二田駅~グリーンランド前まで潟上市マイタウンバスを利用できます。・秋田駅西口より、秋田中央交通バス【102】【103】天王グリーンランド前ゆきで約50分、終点下車。
2015年04月13日
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秋田市の北隣「潟上市」にあるビーチ「出戸浜海水浴場」にふらり立ち寄りました。春の出戸浜 01 posted by (C)Traveler Kazu シーズンオフの海の家は、ひっそりと静まり返っています。春の出戸浜 02 posted by (C)Traveler Kazu 子供のころは、夏休みになると、親の車に乗ってよく海水浴に来たものですが…出戸浜の浜って、こんなに狭かったっけ??古くは雄物川の放水路化、近年では周辺の埋め立てや防波堤など海岸線の人工改変によって海水の流れが変わり、砂礫の流出が供給を上回ってしまったようですね。春の出戸浜 03 posted by (C)Traveler Kazu 我々もグループで立ち寄りましたが、他にもご家族連れが数組、春の陽気に誘われて遊びにきていました。春の出戸浜 04 posted by (C)Traveler Kazu どこから流れてきたか、流木が1本流れ着いていました。春の出戸浜 05 posted by (C)Traveler Kazu 南の方を見ると、秋田市飯島の工業地域が見えます。大王製紙進出に備えて行われた埋立地(中央に見える風車のあたり)には、関西電力と丸紅が首都圏向けの石炭火力発電所を建設したいと打診してきているそうです。なお、画像左端に写っている紅白の煙突は、東北電力の石油火力発電所です。こちらの配電先は東北地方です。ややこしいですね。春の出戸浜 06 posted by (C)Traveler Kazu 高速シャッターで波頭を撮ってみました。波が浜に打ち寄せる瞬間は、こうなっています。肉眼では意識しませんね。春の出戸浜 07 posted by (C)Traveler Kazu 秋田港から出てきた大型ばら積み船。秋田市内の新国道を秋田から走ってきて、イオン土崎港~土崎臨海の交差点あたりまで来ると、正面に停泊しているのが、街の建物越しに上半分が見える船。現在秋田港に定期的に出入りする船の中では最大の船かな?もしかしたらフェリーの方が大きいかもしれません。春うららな潟上市出戸浜海水浴場でした。潟上市 出戸浜海水浴場秋田県潟上市天王下浜山海の家営業期間 7月上旬頃~8月下旬頃駐車場700台収容 シーズン中は1台400円、シーズンオフは無料・出入り自由出戸浜海水浴場 車でのアクセス県道56号線(秋田天王線:秋田市から男鹿市へ向かう主要道路)沿いにあります。出戸浜海水浴場 列車でのアクセスJR男鹿線(男鹿なまはげライン)「出戸浜駅」より、徒歩10分程度。駅を出て正面の道を直進してください。・「google地図」には反映されていませんが、駐車場入口の角にローソンがあります。潟上市の内陸部は「八郎潟」に面していて、昔からわ佃煮製造が盛んです。いかが?千田佐市商店 ぎばさの佃煮価格:540円(税込、送料別) 佐藤食品 いかあられ無着色【SUGUKURU掲載】価格:540円(税込、送料別)
2015年03月24日
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日本テレビ系「有吉ゼミ」の番組欄に、「秋田のボロいい宿」と紹介されていたので、どちらかと思ったら、乳頭の孫六温泉でした!★この記事は、昨日UPした記事を大幅に加筆改良し再UPしました 孫六温泉秋田新幹線の田沢湖駅より、路線バス乳頭線にのり、終点下車。歩いて20分だそうです。テレビでもおぎやはぎの矢作さんと松本伊代さんが歩いていましたね。ただ、冬でも車で行けるはずですが。ちなみに、乳頭で唯一「冬季休業」の秘湯「黒湯温泉」(楽天トラベルでは予約できません)は、車で移動すると遠回りを強いられますが、徒歩での移動ならば孫六湯から橋を渡ってすぐです。黒湯には、2012年の秋に訪問しています。こちら! 乳頭温泉郷 妙乃湯こちらもちらっと紹介されていました!名物女将が女性向けの和モダンをコンセプトに宿造りをされている宿です。滝を眺めながら…とTVでは紹介されますが、実は砂防堰堤だったりします(笑)でも滝音を聞きながらの湯あみは心落ち着きますね。妙乃湯さんは県道沿いにあって、宿の前にバス停「妙乃湯温泉前」があり、便利です。 休暇村 乳頭温泉郷今回の番組は「ボロいい宿」がテーマだったので紹介されませんでしたが、乳頭温泉郷で唯一、鉄筋コンクリート造でエレベーター設置、バリアフリー完備の「休暇村」です。こちらには以前宿泊しています。こちら 乳頭温泉郷 大釜温泉「有吉ゼミ」では孫六温泉が「廃校のようだ」と紹介されていましたが、本当に廃校を移築して温泉宿に仕立てているのはこちら 大釜温泉 です。このほか、楽天では予約できませんが乳頭には「蟹場温泉」(「森林浴が楽しめる」と紹介されました)、「鶴の湯温泉」(「日本一予約を取りづらい宿のひとつ」と紹介されました)、「鶴の湯別館山の宿」があります。東京から世界最速の秋田新幹線「こまち」号と路線バスに乗って、たったの3時間ほど(乗継時間含まず)で豪雪に埋もれる山奥の秘湯においでになれます春休みでも雪はた~っぷり残っていますので是非★なお、ご参考までに路線バスは次の順序で停車します(主要停留所のみ掲載)田沢湖駅前~田沢湖畔~水沢温泉~田沢湖スキー場~保養所団地~高原温泉~アルパこまくさ【「鶴の湯」送迎バス(予約)はここでお乗り換え】~上高原~鶴の湯温泉入口【3kmほど林道を歩き】~鶴の湯旧道口【獣道です】~休暇村前~妙乃湯温泉前~乳頭温泉【大釜温泉~蟹場温泉の間・孫六温泉・黒湯温泉もここ下車】(終点)※黒湯へは車の場合は休暇村のところから入るが、徒歩の場合は大釜温泉から孫六を通って行ったほうが近い気がします。
2015年03月03日
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今日の夕方、BSジャパンにて「にっぽん いい旅」が放送されました。「行くしかない! 限定だらけのローカル線ツアー」と称し、この中で、雛形あきこさんと村井美樹さんが、五能線と秋田内陸線が紹介されました。※地上波のテレビ東京系列では半月ほど前に放送済みの内容だそうです五能線ではすっかりお決まりの、 黄金崎不老ふ死温泉 が紹介されました。艫作駅からほど近い、磯浜海岸の波打ち際に、茶褐色の湯をたたえた露天風呂がある有名宿ですね。(送迎はリゾートしらかみが停車する「ウェスパ椿山駅」から)日帰り入浴の受付時間が早仕舞いするので、残念ながら海辺の露天には入ったことはありません。そして、2泊目は内陸線沿線のどこかかと思いきや花輪線沿線の 大湯温泉 龍門亭 千葉旅館 さん。大湯温泉は、花輪線の十和田南駅から、国立公園の「十和田湖」に向かう途中にある、古くからの温泉です。その中でも、千葉旅館さんは名門旅館として有名です。広い谷底にあり、台地の上には考古学ファン垂涎の特別史跡で、三内丸山遺跡などと一緒に世界遺産認定を目指す「大湯環状列石」があります(番組では紹介されません)。そして、秋田内陸線に乗って、先日、当ブログでもご紹介した「森吉山の樹氷」を見に行くという内容です。森吉山の樹氷はこちら(2月7日UPした記事)黄金崎不老ふ死温泉 大湯温泉 龍門亭 千葉旅館 番組を見てみましたら、陸奥鶴田でリゾートしらかみを降りて公園を見に行き、また同じリゾートしらかみに乗車という、現実にはできないプランになっていましたし、東能代に夜着いて、宿は遠く離れた鹿角の大湯温泉、そして、翌朝鷹巣から内陸線に乗るという、こちらもかなり無理無理なプラン「いい旅夢気分」時代にはこんなことはなかったのですが、構成に無理がありましたネ。大湯温泉~秋田内陸線を移動するには・・・路線バス 大湯温泉~鹿角花輪駅前…少々遠回りになりますが、現在、大湯とJR駅を結ぶバス路線はこの1本です。十和田南駅へ直行する路線はないようです。この路線は「環状列石前」を通ります。JR花輪線 鹿角花輪~大館…本数が少ないので、接続が良好かは微妙。花輪の街を散策してもよいでしょう。また、この区間には路線バスもあるので、適宜チョイスを。JR奥羽本線 大館~鷹ノ巣…本数は1~2時間に1本程度。他に特急もあります。秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線 鷹巣~阿仁合(樹氷もより駅)…本数は1~2時間に1本程度。ただし、極力JRから接続するように配慮したダイヤになっています。大湯温泉 和風宿 岡部荘 大湯温泉 ホテル鹿角 大湯温泉 御宿 馬ぶち列車で十和田湖観光するには、観光タクシーなどが必要な大湯温泉ですが、マイカー観光なら、あとは道路道なりに1本で十和田湖に着ける、絶好のお泊りエリアです!※3/3 3:15 番組を拝見したので、内容を改変しました。
2015年03月02日
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2月も最終日、明日から3月です。例年ならまだ、冬の続きなのですが、今年はすでに2週間ほども前から春の陽気が続いています。変ですね。昨日今日と、暴風雪で吹雪で大荒れという予報でしたが、結局、降ったのは雨でした。潟前山_02 posted by (C)Traveler Kazu 3年ほど前の初冬に、仙北市西木町の「潟前山」から撮影した、日本一深い湖田沢湖越しに見る、秋田駒ケ岳です。山頂は雲に隠れて見えませんが、中腹に見えるスキー場は「おいしいゲレンデ たざわ湖スキー場」(田沢湖スキー場)です。蔵王、安比などと並び東北有数のスキー場で、規模だけではなく来場者のマナーなども総合すると「日本を代表するスキー場」などと紹介されている場合もある(言いすぎ感が半端ないですが)、過去には「技術選」(全日本スキー技術選手権大会)など有名大会の実績もあるプロ好みのスキー場です。※山麓に見える「ミナミスキー場」は廃業しましたその「たざわ湖」では、今日、明日の2日間、初めての国際大会が開かれてます国際スキー連盟(FIS)、全日本スキー連盟(SAJ)主催FIS フリースタイルスキーワールドカップ 秋田たざわ湖大会大会公式ホームページ(日本語)FISホームページ(英語)会場は、たざわ湖スキー場の「黒森山コース」です。距離は500mほどと短い独立峰の1枚バーンですが、最大斜度33度、平均斜度27度の、足がすくむ難関バーン。そこにコースを作って、大会が開かれています。ひとくちに「フリースタイルスキー」と言ってもいくつかの種目がありますが、たざわ湖で行われる種目はフリースタイルの中でおそらく一番有名な「モーグル」(今日)と「デュアルモーグル」(明日)の2種目(各男女)です。 青丸で囲ったところが、「黒森山」です。ゲレンデベースに直接しているコースで、スキーセンターからゲレンデへ出て左を向くとバーンと目に入る壁です。一度滑ったことがありますが、コブだらけの急斜面で、背中が汗でぐっしょりになりました止まり切れなければスキーセンターに激突するのではないかと思うほど、スキー場の一番下に着きます。お昼のNHKのニュースで出ていましたが、観客は黒山の人だかり・・・ほどではない模様。観るより滑りたい人が多いのかな??たった今公式フェイスブックを見たところ、コース脇は黒山の模様!大会本部では、徒歩で会場入りできる「銀嶺駐車場」、「水沢駐車場」の満車に備えて、中腹にある「かもしか駐車場」からのバスも用意しているそうですので、安心ですね。この記事を見て、「明日見に行きたい」と思った遠方の方・・・参考までに時刻表です!東京0632~仙台0806~盛岡0848~<こまち1号>~0922田沢湖接続路線バス 田沢湖駅前0940~1007田沢湖スキー場前東京0736~仙台0912~盛岡0954~<こまち3号>~1025田沢湖接続路線バス 田沢湖駅前1040~1107田沢湖スキー場前東京0840~仙台1016~盛岡1057~<こまち7号>~1129田沢湖接続路線バス 田沢湖駅前1225~1252田沢湖スキー場前路線バスは、田沢湖駅前より「乳頭温泉ゆき」にお乗りください。こまち7号からの乗継は時間が開いているので、駅前で昼食を済まされるのが良いと思います。※時刻表はJR時刻表(前回の改正時)および羽後交通ホームページから作成しました。最終的には現地でご確認ください。参考情報ですので、申し訳ありませんが責任は負いかねます。乳頭温泉郷 孫六温泉 乳頭温泉郷 妙乃湯 休暇村 乳頭温泉郷 このエリアの一番人気は、やっぱり乳頭温泉ですよね~たざわ湖スキー場より、道なりに車で15分ほど進んだエリアになります。路線バスも通じています。
2015年02月28日
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樹氷見物とスキーを楽しみに訪れた、秋田県北秋田市の市営 森吉山阿仁スキー場でございますが、開業当初は西武系「国土計画」(現・プリンスホテル)のスキー場でした。西武グループの手を離れて8年経ち、その間に外資系企業やNPO法人の経営を経て市営(指定管理で別のNPO法人が営業)のスキー場となりましたが、特にゴンドラ山麓駅には西武時代の面影が残っています。冬の阿仁ゴンドラ 1 posted by (C)Traveler Kazu(再掲) 一番最初の回にご紹介したのと同じ写真ですが、これが「阿仁ゴンドラ」山麓駅の駅舎です。特に「Ani」の字体が西武っぽいです。西武系共通のうさぎのイラストマークは撤去されています。阿仁スキー場 01_02 posted by (C)Traveler Kazu ゴンドラ乗車口に入ると、運行・気象案内。青色の文字による表示も西武系共通。なお、運行者は「NPO法人森吉山」に書き換えられていました。阿仁スキー場 01_01 posted by (C)Traveler Kazu 同じく乗車口にあったコースマップ。西武系スキー場共通「鳥瞰図」のマップです。西武系の手を離れるときに外資に引き継がれず廃業した「森吉スキー場」が記載されたまま。「森吉山森吉スキー場」は、森吉山の北西斜面に、同じ国土計画の手により同時に開業したスキー場で、チェアリフトとしては日本一の傾斜長(実質的に「距離」)を誇った「森吉第一高速リフト」と、リフトを挟んで2本の尾根にコースが設定され(多少の分岐はあった&後年リフト1本増設)、ゲレンデベースには宿泊施設もあった、小ぶりだが充実したスキー場でした。阿仁と森吉、この2つのスキー場はひとつのスキー場として構想が練られ、連絡コースやリフト等を設けて行ったり来たりできるようにする大きな計画だったそうです。しかし、環境保護の側面から見送られ、開業から18年ほどで、阿仁のみ存続ということになりました。コース的には阿仁より森吉の方が面白かったと思うのですが、森吉スキー場の索道はスキーリフトのみでゴンドラはなく夏場の活用に無理があったことも、外資に引き継がれなかった要因のひとつかもしれません。 変わってこちら、山麓駅駅舎内です。1階が売店やレストラン、化粧室、ロッカー、事務所などとなっております。このスキー場において、サービス施設は当初からこの1棟だけで客用スペースは狭く、森吉のそれが比較的大きい建物だったことと比較すると、非常に手狭だったことは否めません。阿仁スキー場01 04 posted by (C)Traveler Kazu わかりやすい痕跡を見つけました売店入口のドアのデザインが、ズバリ、「レオカラー」です。阿仁スキー場 06 posted by (C)Traveler Kazu レストランもやはり、西武…という雰囲気です。ここは、西武時代は「中国料理 獅子」でした。店名もメニューも全国共通という…現在でも志賀高原焼額山や富良野、所沢の駅ビルなどにあるようです。ちなみに、森吉スキー場のレストランは「レストラン アリエスカ」(2階)とラーメンコーナー(1階)でした。「レストランアリエスカ」も、西武系スキー場ではおなじみの店名ですね。当時、つまようじ袋には「prince hotel」のロゴが入っていました。旧「中国料理 獅子」は、現在は普通のスキー場の食堂になっています。阿仁スキー場 08 posted by (C)Traveler Kazu カツカレーを注文。スキー場と言ったら、カレーでしょ最後に、山頂で樹氷を楽しんでいる最中に、意外なところに西武の痕跡を発見しました阿仁スキー場 01_03 posted by (C)Traveler Kazu 山頂駅となりにある樹氷案内所では、徒歩見物用にスキーストックなどを貸し出しています。そのストックには…「Moriyoshi」のロゴと、レオカラーのデザイン!レンタルストックの流用ですね。一時は巨大な勢力を誇った国土計画のスキー場、東北にも阿仁、森吉のほか、千畑、鰺ヶ沢、雫石と次々と開設されましたが、営業譲渡のほか、森吉と千畑は廃業し、現在プリンスホテルの経営のままで残っているのは雫石スキー場だけになってしまいました。80年代後半、バブルの好景気で全国津々浦々「私をスキーに連れてって」状態だったあの頃を懐かしんで、スキー場へ行ってみませんか?? 【中古】シングルCD 広瀬 香美 /ロマンスの神様/nanan【画】価格:270円(税込、送料別) レオカラーをまとった電車マイクロエース A7390 西武4000系 登場時・屋根ライトグレー 8両セット 鉄道模型価格:19,990円(税込、送料別)
2015年02月13日
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秋田県森吉山の樹氷見物には、スキーかスノボを持参するとより楽しめます(滑れる人は…ね)。樹氷の様子をまだご覧でない方はこちら阿仁ゴンドラに乗って森吉山の樹氷を見に行く!青空に映える森吉山の樹氷!巨大樹氷を間近に見る!まったく滑れない方はゴンドラ往復乗車を利用するとして、初級者以上の方はぜひ、滑走して森吉山の山中にひとり放り出される気分を味わってください(空いているのだ)。阿仁スキー場のコースは、所々に迂回コースがあるが基本的に1本道の山頂駅から山麓駅へのコースと、山頂駅から別の尾根に滑り出してリフトで山頂駅近くの樹氷平へ戻るコースの2つです。阿仁スキー場 01 posted by (C)Traveler Kazu サンシャインコース(中級)山頂駅から山麓駅方向ではないコース。斜面は広く、中級コースというよりは初級を抜け出したい方向けと思いました。一部に中斜面があるほか、一部は非圧雪バーンとなっています(圧雪バーンのみの滑走も可能)。山頂に近いので積雪は豊富、雪もフカフカでした。このコースは袋小路になっており、第2ロマンスリフトに乗って山頂へ戻る必要があります。リフト終了時間間際になると、落ち着いて滑れません。戻れなくなったらどうしよう…って(笑)阿仁スキー場 02 posted by (C)Traveler Kazu パラダイスコース(初級)一方こちらは、ゴンドラ山頂駅、または、それよりわずかに上方の樹氷平・第二リフト降り場から滑り出し、山麓へ至るこのスキー場のメインコースです。滑り出しは御覧のように樹氷が門出を祝ってくれている?みたいです。阿仁スキー場 03 posted by (C)Traveler Kazu パラダイスコース~マタギ平(初級)パラダイスコースは適度な斜面がありますが、その次はなんと真っ平…。パラダイスである程度スピードをつけておかないと、マタギ平は漕ぐ羽目に。しかしマタギ平のコース幅は非常に狭く、両脇が崖で柵もなしという、結構危険な構造です(ここ、谷を埋めたのかな?築堤のような感じになっています)さらに・・・阿仁スキー場 04 posted by (C)Traveler Kazu あまりに平たん路が続くため、ロープトウが設置されているほどです。ロープトウに乗って斜面をちょっと登り、勢いをつけて進むという…1回利用しましたが、ロープトウの利用方法なんて忘れたよなお、パラダイスコース下部で勢いをつけておけば、あまり漕がずにロープトウも使わずに通過は可能です。スピードは止まる寸前まで落ちますが。ボードの人には酷かも。阿仁スキー場 05 posted by (C)Traveler Kazu ぶな街道(初級)森吉山に存在するスキー場たるシンボリックな林間コース。林の中を、静寂に包まれながら滑ります。適度な傾斜があります。ぶな街道というけど、これ杉の木だよねえぶな街道を抜けると第1ロマンスリフトの降り場があります。ここで、初級者の方は迂回コースの下山らくらくコースへ。林道を活用したコースで、谷に沿って大きなカーブを描いて降ります。本来は車道なので傾斜はゆるやかですがコース幅は狭め。途中で「月の輪コース」(次)と交差します。初級でない方は「ぶな街道」から直進し月の輪コース(中級)へ進むとよいでしょう。緩急ミックスの斜面が山麓駅まで続きます。コースの枝分かれがあり、一部は非圧雪バーンになっております。そして、山頂駅からトータル10分内外で、山麓駅まで降りてきます。ゴンドラ乗車+準備+滑走の1往復で30分程度ですね。森吉山 阿仁スキー場(もりよしざん あにスキー場)秋田県北秋田市阿仁鍵ノ滝2014~15シーズンは3月29日まで営業その後ピステンツアーや春スキー営業あり冬シーズン中の料金 1日券3600円、4時間券2800円じゃらん「雪マジ!19」対象スキー場19歳のリフト券がタダになる「雪マジ!19」の詳細はこちら(リクルート)阿仁ゴンドラ乗車券(夏も同額) 片道1200円、往復1800円さて、このスキー場は、現在こそ「北秋田市営」で、指定管理者が運営していますが、オープン当初は西武グループ「国土計画」(現在「(株)プリンスホテル」)がオープンさせたスキー場でした。その名残は今でも各所に見られます。次回はその、リゾートバブルのお懐かしい残照を探してみましょう。
2015年02月12日
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実は順路を逆に辿っていた我々…。順路通りならば最初に見えるはずだった巨大樹氷群の中を歩く区間に、一番最後にやってきました。森吉山の樹氷 11 posted by (C)Traveler Kazu 「雪男」に見えませんか??森吉山の樹氷 12 posted by (C)Traveler Kazu 3人(3匹?)揃ってどこへ行く・・・もちろん、雪のコートを下には木(針葉樹)が隠れています。森吉山の樹氷 13 posted by (C)Traveler Kazu 雪庇ぎりぎりのところまで歩道がついています。向こうの斜面にも、樹氷が並んでいますね。※この区間は狭いので注意。樹氷の間を通る形で迂回できます。森吉山の樹氷 14 posted by (C)Traveler Kazu このあたりの樹氷密度は、蔵王よりすごいかも。森吉山の樹氷 15 posted by (C)Traveler Kazu 谷間の向こうに青空・・・谷間ではありません。左右とも巨大な樹氷が並んでいます。ちなみに、撮影者である私Kazuの身長は160cmほど。斜面であることを考慮しても、樹氷の大きさがお分かり頂けると思います。森吉山の樹氷 17 posted by (C)Traveler Kazu 雲の切れ間から見える山並みは白神山地。向こうは「世界遺産」として注目されていますが、樹氷は出来ません。同じブナ林を持ち、クマゲラもいるのに世界遺産にならなかった森吉山。樹氷と「花の百名山」としてじわじわと人気上昇中です。さて、ひとしきり鑑賞しました。この日使ったチケットはゴンドラ往復券ではなく「ゴンドラ・リフト4時間券」。樹氷だけでなく、滑らな損ゴンドラで下山する同行者と別れて、スキーを履いて森吉の山中に滑り出しました次回は、このスキー場のコースをいくつかご紹介しましょう。森吉山の樹氷見物(阿仁スキー場)アクセス列車でお越しのかた 秋田内陸線で!秋田新幹線「角館駅」より、秋田内陸縦貫鉄道に乗り換え1時間(急行)~1時間30分(普通)、「阿仁合駅」(あにあい)下車。定時運行(予約制)の乗合タクシーに乗車し、25分ほど。さらにゴンドラに17分ほどの乗車で樹氷平(山頂駅)に到着します。「秋田内陸線1日乗り放題+乗合タクシー往復+ゴンドラ往復」がセットになった「森吉山観光パス」が発売されています!これ、超お得です。内陸線角館駅などで買えます。詳細パンフレットはこちら乗合タクシーの予約先も記載されていますお車でお越しのかた国道105号線(角館~鷹巣を結ぶ)「阿仁銀山(阿仁合)」にて、「阿仁スキー場」への看板が出ているところを入り、20分ほど。ナビは「阿仁スキー場」でOK。国道からの交差点を確認しておきましょう→google ストリートビュー※角館方面からの画像を表示するようにしてあります阿仁の宿 ホテルフッシュ 阿仁の森 ぶなホテル スキー場まで車で5分ほどのペンション村(閉めた宿が多いけど)にある2軒。「ホテルフッシュ」「阿仁の森ぶなホテル」はお隣さんで、阿仁スキー場に一番近い宿です。
2015年02月08日
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前回に引き続き、秋田県「森吉山」の樹氷見物の様子をご覧ください。山麓より、阿仁スキー場の「阿仁ゴンドラ」に乗って行きます(前回の記事ご参照)(ご覧になりましたら、「←新しい記事」を押して戻ってきてください)森吉山の樹氷 01 posted by (C)Traveler Kazu ここが樹氷平観賞コースの入り口。ゴンドラ山頂駅の周辺の木々は、既に樹氷になっています。ゴンドラを降りると、駅舎の隣に案内所がありますので、必要ならば杖代わりの「ストック」や長靴、かんじき(スノーシュー)をお借りして、ほんの少しだけ坂を上ります。観賞コースは10分もあれば一周できるようになっています。観賞コース内のみの見物ならば、登山届は不要です。案内所で、「スキーがあるなら一旦サンシャインコースを滑走して第2ロマンスリフトで上がると目の前まで行けるよ!」…とご案内頂いてその通りにしたのですが、案内所で長靴をお借りして歩いた方が楽そうです。森吉山の樹氷 02 posted by (C)Traveler Kazu アイスモンスターの名の如く、モクモクモクと成長した樹氷たちが出迎えてくれます。ここの樹氷は、大きいです森吉山の樹氷 03 posted by (C)Traveler Kazu茶色の屋根が、阿仁ゴンドラ山頂駅です。すぐでしょ?森吉山の樹氷 04 posted by (C)Traveler Kazu 遠くの方まで連なるモンスターたち。これだけ連なると、本当にバケモノたちが行進しているように見えます。森吉山の樹氷 05 posted by (C)Traveler Kazu モンスターというより、これは恐竜です…。犬にも見えるし、杖をついて歩いている婆様にも見える。森吉山の樹氷 06 posted by (C)Traveler Kazu 午後から雲が湧き出しまして、日が照っているエリアと日陰になっているエリアの対照が大きいです。樹氷見物(に限らず風景見物)は、やはり午前中ですね。森吉山の樹氷 07 posted by (C)Traveler Kazu こっちの樹氷群は…ダンスパーティー??社交ダンスに見えなくもないこの森吉山は、ほぼ独立した成層・楯状複式火山で、特に西側には高い山がないので眺望に優れています。秋田県の内陸の奥深くにある山からの眺めなのですが、樹氷の向こうに見える平原は大潟村、そしてその先の鉛色日本海まで見渡せます。森吉山の樹氷 09 posted by (C)Traveler Kazu 一方、北側には白神山地が見えます。ちなみに、山頂まで登ると、遠く岩木山も見えるそうです。(山頂へ行くには冬山登山の装備が必要で、一般の観光客は装備上行けません)森吉山の樹氷 10 posted by (C)Traveler Kazu 樹氷平の中に入って見物している方もいらっしゃいます。貸出品の中にかんじき(スノーシュー)があったのはこのためだったんですね!(案内所ではスノトレでは無理だと言われたのですが、実際鑑賞コースだけを歩く分には支障がない感じでした)コースには一応ロープが張られていますが、蔵王地蔵山頂のような厳しい規制はかかっていません。でも、夢中になりすぎて前後左右不明にならないように、ほどほどにしましょう。次回もまた、阿仁の樹氷をご覧いただきます!今度はもっと間近から…。※実は、順路を逆に回っていたのでした阿仁の森 ぶなホテル 阿仁の宿 ホテルフッシュ どちらも阿仁スキー場への進入道路沿いにあるプチホテル。どちらも温泉ではありませんが、趣向を凝らした設備やお料理が待っています!
2015年02月07日
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しばらくごぶさたしておりましたが、如何お過ごしでしょうか。日数が少し空きましたが、今日からまた更新したいと思います。さて、樹氷といいますと、寒冷地の高山地帯において、特殊な気象条件が続く特殊な地帯のみに見られる、樹木に風雪が厚くこびりついて樹木を覆ってしまう神秘の自然造形であります。国内では特に蔵王のものが、手軽に観光できてあまりにも有名ですが、我が秋田県北秋田市(旧森吉町・阿仁町)にそびえる火山「森吉山」でも樹氷を手軽に観光できます東北地方では、八甲田山と八幡平でも樹氷が形成されますが、八幡平では冬山登山が必要です。冬の阿仁ゴンドラ 1 posted by (C)Traveler Kazu 森吉山の樹氷は、森吉山の西斜面にある「北秋田市営 阿仁スキー場」にある「阿仁ゴンドラ」に乗って見物に行けます。駅舎1階の中に出札所があり、往復券1800円・片道券1200円(条件により割引有)となっております。また、スキー・スノボで楽しまれる方は、1日券・4時間券でも乗車できます。なお、チケットはここ山麓駅のみで発売されていますので、ここで必ず購入しましょう。駅舎は、どこかで見たような、某大手私鉄系(所沢に球場持ってる)のスキー場ほぼ共通デザインですが、この件は後日順を追ってご紹介します冬の阿仁ゴンドラ 2 posted by (C)Traveler Kazu この日はご覧の晴れ模様でした雪は降れども(山頂部200cmオーバー)、荒れ吹雪くようなことはあまりない印象のスキー場です。もちろん、絶好の樹氷日和冬の阿仁ゴンドラ 3 posted by (C)Traveler Kazu 超絶人気で乗車整理券が出る(&スキー客はリフト乗り継ぎに誘導される…)ほどの蔵王と違って、都会から遠すぎるのか何なのか、待ち時間はほとんどありません。ただゴンドラ運行間隔が長かったのでその待ち時間は発生しましたが、いわゆる「行列」にはならずゴンドラに乗車冬の阿仁ゴンドラ 4 posted by (C)Traveler Kazu しばらくは杉林と思われる針葉樹の森林を進みます。このゴンドラは所要時間15~18分かかります(天候により)。そして、距離は3473mで国内5位となっているようです。ちなみに1位は、苗場のドラゴンドラです。(2012年のYahoo!知恵袋書き込みより/6位と紹介されているが、その後「雫石第1」が廃線になった)冬の阿仁ゴンドラ 5 posted by (C)Traveler Kazu やがて、谷をひとつ越えると、次の斜面は森吉山のイメージリーダー「ぶな」を中心とした落葉樹の樹林帯に徐々に移行し、山の印象が全く異なります。冬の阿仁ゴンドラ 6 posted by (C)Traveler Kazu このブナ林に「クマゲラ」の生息が確認されたことから、世界遺産に登録された白神山地とともに激しい自然保護運動が展開され、堤氏の会社がが開発を一部断念したという経緯があります。冬の阿仁ゴンドラ 7 posted by (C)Traveler Kazu びょ~んと飛び出た独立峰なので、眺望は抜群ですなんと日本海も見えるんですよ冬の阿仁ゴンドラ 8 posted by (C)Traveler Kazu 17分の雪山空中散歩も終盤、進行左側から第2ペアリフトが近づいてくると、いよいよ樹氷が見えてきました冬の阿仁ゴンドラ 9 posted by (C)Traveler Kazu 阿仁ゴンドラ山頂駅にも雪がこびりついて、似非樹氷状態です駅舎周りの木は完全に樹氷になっていますね。冬の阿仁ゴンドラ 10 posted by (C)Traveler Kazu 第2リフト越しに、世界自然遺産「白神山地」の山々が見事に見えました!さて、樹氷はもう目の前です。ゴンドラ山頂駅の隣に、樹氷案内所が開設されています。かんじき(スノーシュー)や長靴、ストックを無料で貸し出しています。必要な方はここでお借りして、目の前の順路を登りましょう。以下、次回!阿仁の宿 ホテルフッシュ阿仁の森 ぶなホテル 森吉山の樹氷見物(阿仁スキー場)アクセス列車でお越しのかた秋田新幹線「角館駅」より、秋田内陸縦貫鉄道に乗り換え1時間(急行)~1時間30分(普通)、「阿仁合駅」(あにあい)下車。定時運行(予約制)の乗合タクシーに乗車し、25分ほど。「秋田内陸線1日乗り放題+乗合タクシー往復+ゴンドラ往復」がセットになった「森吉山観光パス」が発売されています!これ、超お得です。内陸線角館駅などで買えます。詳細パンフレットはこちら乗合タクシーの予約先も記載されていますお車でお越しのかた国道105号線(角館~鷹巣を結ぶ)「阿仁銀山(阿仁合)」にて、「阿仁スキー場」への看板が出ているところを入り、20分ほど。スタッドレスタイヤやチェーンを装備してください。食料調達その他・お宿は、スキー場から車で数分のところにペンション村があります・お食事はゴンドラ山麓駅内でできます・コンビニは… 角館からの場合、峠越えする遥か手前の仙北市西明寺にあるローソンが最後です 鷹巣または秋田市からの場合、阿仁前田にあるサンクスが最後です (商店や道の駅は国道沿いに点在しています)・銀行は阿仁銀山(阿仁合)の集落の中に、郵便局、秋田銀行、JAバンクがあります
2015年02月06日
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秋田市の北郊、潟上市との市境に近い金足小泉というところに、築260年の豪農の屋敷が現存しています。旧 奈良家住宅という住居建築です。長く、奈良家のご一家が居住していましたが、昭和40年に国の重要文化財に指定され、秋田県立博物館の開館以降は同館の分館として一般公開されています。旧奈良家住宅(許可を得て掲載) posted by (C)Traveler Kazu 建物の両端が突き出す「両中門造り」と呼ばれる、一つの建物ながら突き出し型の出入口を2つもつ農家建築で、秋田県中央地域の農家(豪農)建築では一般的な造りだそうです。突き出た部分は玄関です。右手の質素なつくりの方が通常使われていた玄関です。一方、左手の立派な造りの玄関は客人を招き入れる時に使われた玄関で、パンフレットには明治以降に改造し付けたと記載されています。見学者は右手の玄関から入ります。入るとすぐ、まや(馬小屋)のスペースがあります。旧奈良家住宅(許可を得て掲載) _07 posted by (C)Traveler Kazu 玄関を入ると正面に、農具が展示されています。これら全てが奈良家で使用されたものでは必ずしもないそうですが、同時代にポピュラーだった農具が並んでいます。現代では餅つき道具としての認識の臼・杵も、ここでは精米のための農具としての扱いです。右に見えるシーソーのような農具は脱穀のための農具で、収穫量の多かった奈良家ではこのような大型器具を足で踏んで大量に精米するために用いていたそうです。ちなみに、一段高くなっているのは、稲を土間の湿気から守るためだそうです。ここと、手前の土間が奈良家の作業スペースだったそうです。旧奈良家住宅(許可を得て掲載) _06 posted by (C)Traveler Kazu 「おえ」とよばれる接客用の部屋。普段は奥に主人が着座し、作業スペースとしての土間、馬小屋、流し場、そしてお勝手から入ってくる訪問者を見渡していたそうです。板戸の奥は中座敷です。旧奈良家住宅(許可を得て掲載) _01 posted by (C)Traveler Kazu 中座敷を経て、上座敷へ通して頂きました。殿様の訪問時など要人来客時や婚礼などの時しか立ち入れなかった座敷で、要人来客用の玄関から直進の位置にあります。普段、家人は立ち入れず、主人もあまり立ち入ることはなかったらしいということです。なお、仏壇の向きは往時とは変わっているそうです。旧奈良家住宅(許可を得て掲載) _02 posted by (C)Traveler Kazu 座敷の縁側の外には、立派な庭園があります。この季節は雪に埋もれていますが、夏や秋にまた見に来たいものです。旧奈良家住宅(許可を得て掲載) _03 posted by (C)Traveler Kazu このような彫り物の飾りのついた板戸も見られます。おしゃれな感覚がうかがえます。解説員のかたが教えてくださいました。解説なしでは気づかないですね。旧奈良家住宅(許可を得て掲載) _04 posted by (C)Traveler Kazu なんど。主人夫婦の寝室で、座敷や「おえ」に比べるとぐっと狭く質素なお部屋です。お布団をしまうための「たんす」(押入れではない)もありました。旧奈良家住宅(許可を得て掲載) _05 posted by (C)Traveler Kazu 台所。居間を兼ね、ここにも囲炉裏があります。しかし、流しがありません。往時の水事情の関係で流しは馬小屋の脇の方にあります。奈良家の敷地では井戸では水を得られなかったそうで、離れた場所の自家所有の山から引水していたそうです。したがって、この台所は主に盛り付けや配膳用だったそうです。画像は高いところから台所を見下ろしていますが、ちょうど「なんど」の上が中2階のようになっていて、女中さんの居室だったそうです。土間の上やまやの上にもロフト的なスペースが見られます。秋田市内には武家屋敷の「旧黒沢家住宅」、商人屋敷の「旧金子家」がありますが、それぞれの構造の違いを比較すると面白いです。・「黒沢家住宅」の訪問記はこちら※「金子家」は見学したことはありますが記事は書いておりませんでした解説員のかたのお話を聞きながら興味深く見学しました。ありがとうございました。過去には常陸宮様など要人の方や著名な建築家の方々が国内外から見学に訪れた、学術的に貴重な建築物です。ご興味のある方はぜひ立ち寄ってみてください。なお、本記事に掲載した画像は、見学時に当ブログを指定して撮影許可申請を提出し撮影、掲載しておりますので、他への利用は一切ご遠慮ください。旧奈良家住宅 (秋田県立博物館分館)秋田市金足大字小泉字上前8列車でのアクセスJR奥羽本線・男鹿線「追分駅」より、マイタウンバス「北部ふれあい号金足コース」に乗車し、「奈良家住宅前」下車※このバス(乗合タクシー)は予約制です徒歩の場合は、追分駅より30分程度(博物館本館~分館の間は徒歩10分程度です。経路上に本館があります)お車でのアクセス秋田自動車道「昭和男鹿半島」ICより、県道41号(ICを出て左折、すぐ次の信号を左折)経由10分程度。~以下の情報は秋田県立博物館の本館と同じです~入館料 無料開館時間 9時30分~16時(4~10月は16時30分)休館日 毎週月曜(休日にあたる場合は翌日)、12/28~1/3、全館燻蒸期間(例年9月上旬頃の1週間程度)本文でもふれた通り県立博物館の解説員が常駐していますが、団体・グループ見学の場合は予め申請を出しておくと別途、解説員を手配していただけます。
2015年01月11日
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秋田県横手市安田にある「秋田ふるさと村」探訪記を引き続きご紹介いたします秋田ふるさと村 5 posted by (C)Traveler Kazu 「近代美術館」から、お土産売り場などがある「お祭り広場」へ進む途中に、工芸展示館があります!ダウンライトで博物館のような雰囲気です。入場は無料です。秋田ふるさと村 6 posted by (C)Traveler Kazu 楢岡焼大仙市南外(大曲の隣)に伝わる焼き物で、青色の仕上がりが特徴。江戸時代の末から伝わる陶芸だそうです。ちなみに秋田新幹線車両E6系グリーン車座席の枕カバーの青色は、この楢岡焼の青をイメージしたものだそうです。また、奥側の陶器は角館の「白岩焼」。県内最古の窯元だそうです。秋田ふるさと村 7 posted by (C)Traveler Kazu 建具・組子細工県内数か所で製作されている繊細な高級建具です。その奥は「五城目箪笥」でしょうか。秋田ふるさと村 8 posted by (C)Traveler Kazu 秋田杉桶樽ふるさと村ホームページの解説では「「おけ」は木を柾目状に使い、寿し半切り、寿し桶などふたのないものをいう。「たる」は木を板目状に使い、酒樽、魚樽などフタがはめこまれ、運搬に便利なように作られている。」(引用終わり)のだそうです。大館曲げわっぱによく似ていますが、より大型で、制作方法が異なります。曲げわっぱの方も此処で展示されております。このほか合わせて28種類の秋田県の伝統工芸品が一堂に見られます。県内にこんな場所は他に知りません一見の価値があると思います。秋田ふるさと村 9 posted by (C)Traveler Kazu なまはげの面も伝統工芸といえばそうですが、こちらはお面よりもその習俗が貴重なものですね。お土産品売り場「お祭り広場」の入口に、琉球のシーサーのように立っています小玉建具店 天然秋田杉 手作り組子コースター3枚入価格:1,080円(税込、送料別) ★熟練の桶樽職人による手作り伝統工芸品★[秋田杉桶樽専門店 日樽のお櫃シリーズ]天然秋田...価格:42,000円(税込、送料別) 秋田杉で祝杯┓(●´Д`●)┏菰樽(こもたる)セット 1.8L 八勺桝2個付き価格:4,158円(税込、送料別) 前々回の記事に「秋田ふるさと村」へのアクセス情報を掲載しました。ぜひご参照ください。
2014年12月13日
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今日からは、秋田県南部の「横手市」にある体験型テーマパーク「秋田ふるさと村」と、敷地内にある「秋田県立近代美術館」をご紹介いたします秋田旅行のご参考にどうぞ!なお、行ったのが10月のことなので、催事等は変わっています。秋田ふるさと村 1 posted by (C)Traveler Kazu 「秋田ふるさと村」は1994年に開園したテーマパークです。開園当初は入村自体が有料で、しかも有料施設では料金を別途徴収するというシステムでえらく不評だったのですが、開園後数年経った頃から入村料自体は無料となっております。シンボル的建築物のひとつとして「ワンダーキャッスル」(有料)という、どこかのネズミテーマパークの城をコンパクトに真似したような建物があります。内部はトリックアートなどだそうです。秋田ふるさと村 3 posted by (C)Traveler Kazu ガラス張りの外観が目を引く園内で最大の建築物「秋田県立近代美術館」です。秋田市にある秋田県立博物館の美術部門を独立させた美術館です。いわゆる常設展示はなく(※)、「秋田蘭画」をはじめとした館収蔵品を定期的に入れ替えて「コレクション展」として展示しているほか、絵画を中心とした企画展が開かれています。現在、企画展では「福田豊四郎」作品の展示をしているそうです。「秋田ふるさと村」は指定管理者が運営していますが、この美術館だけは県(教育庁)の直営施設となっております。入館料金は、「コレクション展」は無料ですが、「企画展」は有料の場合がほとんどです。※:彫刻では一部、常に展示している作品があるようです秋田ふるさと村 2 posted by (C)Traveler Kazu 館前は円形の広場になっており、大小の彫刻が何点か展示されています。ベンチに腰掛けて記念写真、いかが?秋田ふるさと村 4 posted by (C)Traveler Kazu 近代美術館は独立した建物になっていますが、お土産売り場や飲食店があるゾーン、プラネタリウムや劇場があるゾーンとは廊下でつながっています。その途中にある階段には、秋田市生まれの版画家勝平得之(かつひらとくし)の作品を用いたステンドグラスが輝いています。勝平得之は秋田の春夏秋冬を観察し版画に起こして高い評価を受けた作家で、「世界一大きい絵」と紹介されることもある「秋田の行事」(秋田県立美術館収蔵)を制作した藤田嗣治(東京生まれ)と並び語られますが、藤田は秋田の富豪に呼ばれて作品を制作したのに対し、勝平は地元に根をはって作品を制作し続けました。ちなみに、先にご紹介した近代美術館でも勝平作品を所蔵しているようです。この先、飲食・ショッピングゾーンで秋田県の土産品が一堂に会する巨大土産品売場があるのですが、その前に秋田県内の工芸品を博物館的に展示している「工芸展示館」もあります。次回、それらをご紹介します ホテル ルートイン 横手インター横手IC交差点角/秋田ふるさと村に一番近いホテル!バイキング朝食無料/人工温泉浴場有/Wi-Fi・LAN接続可秋田ふるさと村秋田県横手市赤坂字富ケ沢62-46営業時間 : 午前9時30分~午後5時(美術館の入館は4時30分まで)休 業 日 :平成27年1月13日~22日 休園が予定されています ※美術館は12月29~31日も休館その他施設料金等は「秋田ふるさと村」で検索!JR電車でのアクセスJR奥羽本線「横手駅 東口」より、羽後交通の路線バス「秋田ふるさと村」ゆきに乗車してください。15分、片道270円(現金払い)。時刻表はこちら(羽後交通)※横浜・東京からの高速バス利用の方は、「横手バスターミナル」より「ふるさと村ゆき」に乗車してください。※仙台・秋田からの高速バス利用の方は、「横手インター入口」(イオンの前)より、徒歩10~15分程度です。お車でのアクセス秋田自動車道・湯沢横手道路「横手インターチェンジ」より2分ほど。インター出口の交差点を左折、進むとまもなく看板・駐車場が見えます。
2014年12月08日
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秋田市もいよいよ本格的な冬到来です。降雪量は多くありませんが、午後から急速に冷えて雪が「うっすらプラスアルファ」位まで積もり、路面は凍ってきています。さて、先日ご紹介した秋田県横手市増田町「内蔵」のある街を引き続きご紹介します増田蔵のまち 09 posted by (C)Traveler Kazu この町には勇駒酒造という造り酒屋もありました。今は(酒造りは)やってないから「旧勇駒酒造」ですね。この中にももちろん蔵があります(あるそうです…伝聞)。現在、麹や味噌を使ったお料理を出すカフェになっているようです。テレビにも出たらしいヨ増田蔵のまち 10 posted by (C)Traveler Kazu 通りを横断するように(通りが横断している?)水路が流れてます。風情ありますが・・・増田蔵のまち 11 posted by (C)Traveler Kazu 反対側を振り向くと、もっと風情がありましたちょうど紅葉の終わりころで。増田蔵のまち 12 posted by (C)Traveler Kazu 何やら、この町を守る方々のための講習会も開かれたようです。古の技術を伝承することで、歴史的町並みは守られますね。増田蔵のまち 13 posted by (C)Traveler Kazu 古くからの町屋のつくりと、現代的なデザインのモルタルかコンクリの混在。しかし、現在デザインの建物の中にも内蔵が残っていたりします。そういうところが増田の蔵の町のふしぎ。かつて、現在市役所が置かれている「横手」はお武家さんの町でしたが、こちら「増田」は商人の町、豪商揃いの羽振りの良い町だったようです。この中七日町通りにこんな場所があります。増田蔵のまち 14 posted by (C)Traveler Kazu 北都銀行 発祥の地Wikiによると1895年(明治28年)のこと。北都銀行の前身にあたる、その名もズバリ増田銀行が当地で発足しました。つまり、銀行本店ができるほどの経済力を持つ町だったということです。横手にも銀行はあったそうですが、それらは軒並み「支店」だったそうです。その後、行名を羽後銀行へ改称。略称「うぎん」は、私の歳でも知っています。やがて安田銀行(現・みずほ銀行)の支店を授受したりしながら、戦前のうちに本店を横手へ移転、戦後には秋田市に移転しました。その後、1993年、第二地銀だった秋田あけぼの銀行(旧秋田相互銀行)と合併し現在の行名に。国立銀行を母体としている秋田銀行と違って大きな変化を遂げて現在に至る銀行ですが、増田の店舗はずっとこの街にあり続けています。 ちなみに「羽後銀行」は、「釣りキチ三平」の作者の漫画家、矢口高雄さんがデビュー前に就職していたことでも知られています。増田蔵のまち 15 posted by (C)Traveler Kazu増田蔵のまち 16 posted by (C)Traveler Kazu 日の丸醸造増田七日町にもうひとつある造り酒屋で、こちらは現在も酒造・出荷を続けています。主要銘柄は「まんさくの花」です。日の丸醸造 純米吟醸 まんさくの花 1.8L 今年、杜氏さんが黄綬褒章を受章されたそうです!もちろん内蔵あるそうです。個人の場合は予約不要だそうです。酒造蔵は非公開ですがお酒の販売もされているようなので、日本酒好きの方は是非。増田蔵のまち 18 posted by (C)Traveler Kazu 洋品店ではこんなグッズも売っていました。お土産に良いですね。さすが商人の町、商売っ気があって良いです増田蔵のまち 21 posted by (C)Traveler Kazu 歩いているうちにかなり暗くなってきました。建物に明かりが入るとそれはまた綺麗だそうですが、まだちょっと早かったみたい。増田蔵のまち 22 posted by (C)Traveler Kazu 駐車場のところまで戻ると、ちょうど横手行きの路線バスが通りかかりました。増田蔵のまち(蔵しっくロード)へは、十文字駅から路線バスで訪ねることができます。日の丸醸造 まんさくの花 甘酒仕込み よーぐるしゅ 300ml日の丸醸造さんが出している、変わり種の酒。甘~~いですよ増田 蔵のまち秋田県横手市増田町増田字七日町(中七日町通り沿いが「重要伝統的建造物群保存地区」指定となっております)
2014年12月05日
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確かまだご紹介していなかったはず・・・もし重複していたら申し訳ありません。10月の国文祭期間中に、横手市増田町(ますだまち)の「内蔵」をちょっと見てきたので、ネットミニ巡検としてご紹介したいと思います。まず、増田と十文字の関係ですが・・・旧平鹿郡増田町と十文字町は、秋田県の南部、横手盆地の中に、隣同士にあります。現在はいずれも横手市になりました。羽州街道(国道13号線)は十文字を通り、鉄道(奥羽本線)も十文字を通ったので、主要集落は十文字であるとみられがちですが、あそこは単に羽州街道と増田街道との十字路(辻)があったというだけのことであって、古くは「増田十文字」とよばれた家屋の1軒もない原野だったそうです。今でこそ国道沿いに「道の駅十文字」や「イオンタウン」「スーパーモールラッキー(マルシメ)」といった商業施設が立ち並んでいますが、Wikipediaによると、十文字に家屋が建ったのは1817年のことで、茶屋が1軒。一方、増田は江戸時代以前から河港集落と谷口集落の性質を兼ね備え、また、岩手県胆沢(水沢)からの「増田街道(仙北街道)」の往来も加わって、たいそう賑わっていたそうです。十文字の街には古い建物はほとんど残っていませんが、こちら増田の「中七日町通り」は、内蔵という変わった様式の蔵を持つ古い商家が何棟も残っています。近年脚光を浴び、今年「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されました。秋田県内では「角館武家屋敷」に次いで2番目です。増田蔵のまち 01 posted by (C)Traveler Kazu横手バスターミナル、十文字駅前角から路線バスで来ることができます。羽後交通の横手バスターミナル~湯沢市稲庭、皆瀬と東成瀬村へ向かうバスが経由します。ちなみに一番本数が多い行き先の「稲庭梺」は旧稲川町の中心で、有名な「稲庭うどん」の産地です。なお、「中七日町通り」の間に2カ所ほど停留所があります。間隔は200mほどなので、どちらで降りてもOK。「増田中町」停留所で降りると、ボランティアガイドの方が詰めている案内所の前に降りられます。駐車場もここにあります。増田蔵のまち 02 posted by (C)Traveler Kazu ご覧のような古い商家が所々に建っています。この地域のメインストリートだったゆえか、注目を浴びる前に建て替えてしまったお家も多いので、角館武家屋敷のように軒が続いているとはいきませんが、風情はあります。増田蔵のまち 08 posted by (C)Traveler Kazu その中の1軒は「蔵の駅」として開放され、内部を常時公開しているほか、菓子やグッズなどを販売しています。建物の外観は古い商家としてはオーソドックスで、税金節約のため間口が狭く奥に長いのも他でよく見られる様式です。増田蔵のまち 04 posted by (C)Traveler Kazu 店舗部分から奥の土間へ進むと、ド~ンとあらわれる「蔵」。増田の商家の特徴として、このように建物の中に蔵を取り込んでしまった「内蔵」という構造をとっていることです。そして、そのような商家が1つの通りに何棟も現存していることから、注目を浴びることとなりました。民家の中に内蔵を組み込んでいる例もあるようですよ。秋田市の「旧金子家住宅」(大町一丁目・公開)や角館の「安藤醸造本店」(公開)の蔵も同じように建物の中に組み込まれた蔵ですね(安藤さんのほうはちょっと違うかな?)。増田蔵のまち 03 posted by (C)Traveler Kazu 土間には竈も残っていました。通常、蔵は倉庫としての用途が主ですが、増田ではその多くが「座敷蔵」として使われたそうです。増田蔵のまち 07 posted by (C)Traveler Kazu さて、この街並みはまだまだ風情あふれるスポットや、商都増田の名残を残す銀行発祥の地などもあります。以下、次回!増田町 蔵のまち秋田県横手市増田町中七日町通り沿いが「重要伝統的建造物群保存地区」となっていますお車でのアクセス国道13号線「佐賀会沖田」交差点(角にイオンタウン)より、国道342号を奥州・一関方面に入り10分ほど、「四ツ谷角」交差点を左折すると中七日町通りです。看板・標識を目印に。街並みを通り過ぎ「増田体育館」が見えてきてしまえば、行き過ぎです。高速道路利用の方は、湯沢横手道路「十文字」より国道13号を湯沢方面へ2~3分走ると「佐賀会沖田」交差点です。列車でのアクセスJR奥羽本線「十文字」駅より、羽後交通の路線バス「稲庭」「入道」「椿川」「草の台」ゆきいずれかに乗車し、10分ほど。「増田中町」または「四ツ谷角」下車。時刻表・・・十文字駅~増田中町 バス時刻表※増田観光協会さまの時刻表ページへリンクしています上畑温泉 さわらび 十文字駅より車で25分、増田から15分ほど。 増田町狙半内という山間にある癒しの温泉宿 乗合バスは週3日のみ運行のため、宿泊の方限定で送迎サービスがあるようです! お問い合わせを…。
2014年12月01日
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ただいま、秋田県仙北市の桜の名所・重要伝統的建造物群保存地区「角館 武家屋敷」では、ライトアップが行われております~そこで先日、「旧池田氏庭園」「払田分家庭園」(前々回、前回ご紹介済み)観覧の帰路、遠回りして写真に収めてきました撮影日 10月30日 午後6時前~7時頃にかけ撮影三脚使用色温度を時々変えながら撮影最初は、ポスター等でおなじみ、道の両側に武家屋敷が連なる「表町」に車を入れましたが、ライトアップはやっているが規模は小さく、イマイチ迫力がないな~という感じ。何枚か撮影してから、その先の「東勝楽丁」に移動すると、おお、こちらはイイ感じ角館武家屋敷ライトアップ 09 posted by (C)Traveler Kazu 表町と東勝楽丁との境界の鉤型近くにある「岩橋家」の紅葉です。建物とのバランスが良い感じ・・・。角館武家屋敷ライトアップ 10 posted by (C)Traveler Kazu 引きで撮影しても、結構な迫力がございますね。角館武家屋敷ライトアップ 01 posted by (C)Traveler Kazu その隣の、小田野家と河原田家のライトアップを主に見物しました。この通りは現在、道の片側だけに武家屋敷が連なっております。角館武家屋敷ライトアップ 02 posted by (C)Traveler Kazu 見上げる感じで。個人的にはラッキー、観光地的にはアンラッキーなことですが、他に見物の観光客はほとんどおらず、地元の高校生がスマホで撮っていくほかは静かに鑑賞(時々地元車が通過するが…)。角館武家屋敷ライトアップ 04 posted by (C)Traveler Kazu 手前の枝垂れの青さと、屋敷の塀の中のまだ色づいていない緑が、不思議な感覚です。※画像右下に写っているのは、稲庭饂飩販売店の看板です角館武家屋敷ライトアップ 05 posted by (C)Traveler Kazu 河原田家の門とともに。角館武家屋敷ライトアップ 07 posted by (C)Traveler Kazu 高く生長した木もあり、街中の紅葉ながら見上げる迫力です。ちなみに、車は、観光用駐車場が真っ暗だったため、東勝楽丁の南端にある市役所に停めました。市役所といっても、旧角館町役場を流用した小さな建物です。その向かいに、気になる飲食店も・・。角館武家屋敷ライトアップ 08 posted by (C)Traveler Kazu 風情がありますね。今度はゆっくり回りたいと思います。角館武家屋敷 ライトアップ秋田県仙北市角館「表町」「東勝楽丁」「田町」★今回は紹介しませんでしたが、「田町武家屋敷」(西宮家、新潮社文学記念館などのエリア)と呼ばれるエリアでも開催されております(田町は重要伝統的建造物群保存地区ではありません)。期間・時間~11月30日まで開催中 日没~22時まで列車でのアクセスJR秋田新幹線「こまち号」・田沢湖線・秋田内陸線の角館駅より、「田町武家屋敷」まで徒歩5分程度その先「東勝楽丁」「表町」の武家屋敷までプラス7~8分程度お車でのアクセス秋田自動車道大曲ICより、国道105号線経由で45分程度東北自動車道盛岡ICより、国道46号線仙岩峠経由で90分程度 自動車専用道路「角館バイパス」は、「武家屋敷」ランプで降りると、「桜並木駐車場」へ直進できます。早い者勝ち数少ない「角館 街中の宿」田町武家屋敷ホテルフォルクローロ角館<JR東日本ホテルズ> かくのだて温泉 町宿 ねこの鈴 角館は宿が少ないです。予定が立ったら予約は速攻で!
2014年11月03日
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今日ご紹介するのは、大仙市払田(ほった)にある紅葉の名所「払田分家庭園」の燃え盛る紅葉です撮影日 10月30日池田氏払田分家庭園 01 posted by (C)Traveler Kazu 「払田分家庭園」とは、前回ご紹介した「旧池田氏庭園」を所有していた「東北三大地主」のひとり「池田家」から、明治時代に当主の弟が分家したもので、名造園家長岡安平の設計により明治末までに造営されたということです。本家の「旧池田氏庭園」とともに国の名勝に指定されています。また、この庭園は国指定史跡「払田柵跡」の区域内に位置し、文部省(当時)による発掘調査の折には、池田家も多大な協力をしたそうです。池田氏払田分家庭園 02 posted by (C)Traveler Kazu 園内は池泉回遊式庭園となっており、池の周りに散歩道(現在は保護のため木道)が巡らされています。池田氏払田分家庭園 03 posted by (C)Traveler Kazu この庭園には、赤く色づく楓系の木々が多く植栽されています。ですから、この季節、園内はほぼ真っ赤に染まっています。池田氏払田分家庭園 05 posted by (C)Traveler Kazu ちょうど、晴天日の日没ちょっと前の時間帯に訪問したので、木々に夕暮れ前の日の光が当たって綺麗でした。池田氏払田分家庭園 04 posted by (C)Traveler Kazu 本家の庭園と比べると、その規模・広さは猫の額ほどの狭さですが紅葉の迫力は凄くて、見る者を圧倒させる庭園です。公開期間が限られている本家の庭園と違い、こちらはいつでも入園、観覧できますので、大曲や角館に行楽の折にはぜひ、一寸遠回りして組み込んでみてください。狭い公園ですが、持ち合わせの望遠ズームで遊んでみました。池田氏払田分家庭園 06 posted by (C)Traveler Kazu 東北の山々の紅葉は、ブナ系の「黄葉」、桜などの茶系の色づきが多いですが、「燃える赤」が混じるとまた違った風情になります。人の手により作られた環境の成せる業です。池田氏払田分家庭園 07 posted by (C)Traveler Kazu 国指定名勝「旧池田氏庭園 払田分家庭園」秋田県大仙市払田★公園として常時開放中(無料)列車でのアクセス…JR秋田新幹線こまち号「大曲駅」下車。大曲バスターミナルより羽後交通バス「千屋経由川口ゆき」に乗車し、「埋蔵文化財センター前」下車。バスに乗って来た方向へ少し戻ると、右側の水田の中にあります。お車でのアクセス…国道13号線大曲バイパスより、「払田柵跡」を目指してきてください。払田柵跡に到着する直前に、左へ入る細い道があり、その奥に駐車場があります。満車の時は「払田柵跡・秋田県埋蔵文化財センター」の駐車場へ。本家の庭園から回られるかた…バスは、本家「旧池田氏庭園」最寄りの「金堀」バス停も経由します お車の場合、要所に「分家庭園/払田柵」との誘導看板(常設)がありますので、その通りに走行してください。 ナビは「払田柵」「秋田県埋蔵文化財センター」等で…払田分家庭園 周辺の温泉宿!~お車でお越しのかたに便利な田園の宿~仙北温泉 史跡の里交流プラザ 柵の湯 川口温泉 奥羽山荘 中里温泉
2014年11月02日
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秋田県大仙市(大曲)にある国指定名勝「旧池田氏庭園」の一般公開「秋の園遊会」が開催されているので、昨日、見物に行ってきました。旧池田氏庭園 04 posted by (C)Traveler Kazu 旧池田氏庭園 05 posted by (C)Traveler Kazu (いずれも停車中に撮影)国道13号線に設置されている案内看板を目印に、TSUTAYAの交差点で国道から市道へ入ると・・・やがて、田んぼの中に木立が見えてきました。あそこが、「旧池田氏庭園」です。旧池田氏庭園 07 posted by (C)Traveler Kazu 「旧池田氏庭園」は、普段は非公開です。毎年、初夏と秋の各1~2週間ほどと、「大曲の花火」の翌日に公開されるのみで、見学するチャンスは非常に少ない庭園ですが、この秋は国民文化祭あきた2014イベントの一つとして、およそ1か月間にわたり毎日開催されています。旧池田氏庭園 09 posted by (C)Traveler Kazu 園内は色とりどりの紅葉・黄葉が彩を添えてとてもきれいでした。旧池田氏庭園 13 posted by (C)Traveler Kazu 旧池田氏庭園を象徴する景色がこのアングルでしょう。紅葉と白亜の洋館が湖面に映り、おりしも西日の時間帯でこの上ない夕景でした。この洋館は「東北三大地主」のひとりに数えられた池田氏が地域住民への公開図書館として私財で建設した、秋田県最初の鉄筋コンクリート建築物です。昭和40年ころから放置され荒廃していたそうですが、修復作業が行われ、先ごろ完成をみました。建物強度の問題から原則として1階のみが公開され、調度品のほか、「金唐革紙」という貴重な壁紙を見ることができます。年2回程度、事前募集により2階の特別公開が行われているそうなので、ご興味のある方は大仙市のホームページにアクセスしてみてください。旧池田氏庭園 14 posted by (C)Traveler Kazu この大きな大きな雪見灯篭も見どころ。盛大な紅葉の中にあっても抜群の存在感が出ておりますね。2014年の秋の一般公開は11月9日(日)まで。国文祭は11月3日で終わりですが、旧池田氏庭園の公開はその後も1週間ほど継続されますので、ぜひ足を運んでみてください。国指定名勝 旧池田氏庭園秋田県大仙市高梨公開日時 2014年11月9日まで あさ9時~午後3時30分受付終了、4時30分閉園整備協力金 ひとり200円(中学生以下無料)アクセスお車のかた 国道13号線「大曲バイパス」TSUTAYA大仙店がある交差点を左折、そのまま直進し突き当りを左折すぐ(大曲IC~大曲西道路からの場合はもっと近道がありますが、分かりづらいので推奨されていません)列車のかた・期間中、大曲駅東口から乗合タクシー(1日5往復程度 片道700円)あり。チケットは大曲駅2階観光案内所で発売。・路線バスは、大曲バスターミナルより「千屋経由川口ゆき」に乗車し、「金堀」下車(片道300円)。徒歩5分ほど。本数が少ないのでご注意ください。
2014年10月31日
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秋田県湯沢市皆瀬(みなせ)の景勝地「小安峡」の1.5kmほど手前(湯沢市街側)に、こんな場所があります。小安番所跡 posted by (C)Traveler Kazu 小安番所跡(おやすばんしょ)仙台藩(伊達藩)花山から山を越えて秋田藩(佐竹藩)へ通じていた「小安街道」の番所があったところです。越境者の取り締まりなどを行っていたものと思われます。宮城県側には「寒湯番所跡」があって観光地となっていますが、「小安番所跡」はこの標柱が1本あるのみです。宮城側「寒湯番所跡」についてはこちらをどうぞ!(2010年10月訪問)そして、この番所跡は、現在、現地で評判の「そば屋」になっています小安番所跡 _01 posted by (C)Traveler Kazu そば処 惣兵衛もちろん、ここで昼食にしました。いや、蕎麦屋目当てで訪れたのです番所跡は、おまけ。写真は撮りませんでしたが「惣兵衛セット」というメニューを注文しました。いわゆる「天ざる」です。チラシを見るとどうやら注文を受けてからそばを打ち、てんぷらを揚げているようで、少々時間がかかります。その天ぷらがカラリ、サクサクで美味い久しぶりに美味いてんぷらを食べました。そばも風味があってヨシ。「ざる」のほかに「ぶっかけ」とのセットもあります。小安番所跡 _02 posted by (C)Traveler Kazu 営業時間は午後6時までのようですが、この日はごらんのとおり、午後2時過ぎの我々の次のお客さんで終了してしまいました。人気のお店です。訪問は早めの時間に!小安番所跡 _03 posted by (C)Traveler Kazu 国道398号線沿い、皆瀬ダムを過ぎたらこの「のぼり」に注目ですそば処 惣兵衛秋田県湯沢市皆瀬字下村・湯沢横手道路 湯沢インター・東北道 築館インターから、それぞれ国道398号線沿い・湯沢横手道路 須川インターから「三途川渓谷」経由の場合や、泥湯温泉からお出での場合は、国道398号線にぶつかる丁字路を左折(小安峡とは逆方向へ)400mほど。交差点に立て看板あり。・路線バスは、湯沢駅より羽後交通小安温泉ゆき「元小安」下車、目の前。秋田・湯沢 泥湯温泉泥湯温泉 奥山旅館 小安峡からお車なら近い人気の秘湯。列車の方は湯沢駅より送迎あり(14:00発 要問合せ)
2014年10月08日
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順番は前後しますが、秋田・岩手県境の栗駒峠(須川温泉)よりも1kmほど秋田県側に、須川湖という火山由来の沼があります。栗駒山の秋田側をドライブする際には外せないおすすめ立ち寄りポイントです。※撮影日 2014年10月4日霧の須川湖 _01 posted by (C)Traveler Kazu ご覧のとおり、霧というか雲の中にすっぽりと覆われてしまっていました。晴れていると・・・こんな景色須川湖 13-09-28 3 posted by (C)Traveler Kazu(撮影日 2013年9月28日) 晴天であれば絶好のピクニックスポットですが、霧雨に覆われたこの日でも、何台かの車が停車して散策を楽しまれていました。霧の須川湖 posted by (C)Traveler Kazu 幻想的・・・天気の悪い日の栗駒山に来たのは初めてかもしれません。だいたい、そんな日にはドライブに行かないもの霧の須川湖 _02 posted by (C)Traveler Kazu 色づきの楓。秋田県側のふもと「小安峡温泉」(おやすきょう)の旅館。長い階段を降り渓谷に立つと、地球の息吹「小安峡大噴湯」(だいふんとう)が見られます。※秋田県側は湯沢駅から小安温泉まで路線バスが通じていますやどや 三平 小安山荘 民宿 よし川 おやど 鶴峯館 小安峡温泉 旅館 多郎兵衛 須川湖秋田県雄勝郡東成瀬村仁郷国有林内※1944年の噴火で形成された「昭和湖」とは違いますバスでのアクセス・・・東北新幹線一ノ関駅より、岩手県交通路線バス「須川温泉ゆき」に乗り、およそ90分。終点下車。秋田県側へ国道と県道を歩き、20分~25分ほど。goo地図ルート検索(徒歩)舗装道ですが歩道がありませんので車に気を付けて。秋田県側(湯沢横手道路 須川IC)からの経路goo地図ルート検索(自動車)岩手県側(東北道 一関IC)からの経路goo地図ルート検索(自動車)宮城県側(東北道 築館IC)からの経路goo地図ルート検索(自動車)
2014年10月06日
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今日は、「午後から晴れ」という天気予報を信じて、栗駒山へ行ってきました。結果は・・・晴れるどころか、ますます悪化寒かったし、紅葉を堪能するどころではありませんでしたが、栗駒峠・須川温泉(栗駒山荘)周辺で紅葉を眺めてきました。栗駒山荘 posted by (C)Traveler Kazu 2014年10月4日(土)、今日現在の栗駒山須川温泉周辺の紅葉状況をご報告いたします栗駒山荘周辺 _02 posted by (C)Traveler Kazu ご覧のとおり、晴れていれば最高ここは、今が最盛期ですね。東成瀬村の山の下のピンポイント予報ですので山の天気とは相違があるかもしれませんが、明日は日中は晴れかなりの人出が予想されます栗駒山荘周辺 _01 posted by (C)Traveler Kazu 栗駒山荘の駐車場、須川高原温泉前の大駐車場は満車が予想されます。秋田県側に少し下ったところ(R342と栗駒道路との交差点の先)にも駐車場があります。そちらは少し歩きますが、いつもガラ空きです。栗駒山荘周辺 _04 posted by (C)Traveler Kazu 県境より秋田側を見たの図。見えるはずの栗駒山荘が見えません・・・栗駒山荘周辺 _05 posted by (C)Traveler Kazu 県境より岩手側を見たの図。見えるはずの須川温泉が見えません・・・ちなみに秋田側の「栗駒山荘」、岩手側の「須川温泉」との間は、歩いても3分ほど。源泉はどちらも岩手側に湧いている同じ源泉を使っています。須川温泉 栗駒山荘 須川高原温泉 列車・バスでのアクセス東北新幹線 一ノ関駅より、「岩手県交通」の路線バスが通じています。11月3日まで毎日2往復運行中。岩手県側「須川高原温泉」の前に到着します。「栗駒山荘」へは、バス前方へ徒歩3分ほどのところです。※秋田県側からのバスの便は残念ながらありません。車窓の眺めは秋田県側の方が良いのに・・・栗駒山荘 posted by (C)Traveler Kazu 寒かったので、体を温めに栗駒山荘の温泉に入りました。白濁の露天風呂から雄大な眺めを満喫できるこのような広々とした露天風呂(楽天トラベル)を満喫できます。晴れていればねもちろん、今日、湯船から眺めた景色は真っ白でしたトホホ。画像は、館内、吹き抜けになっているレストランの窓越し。ランチもやっています。秋田県湯沢~岩手県境までの栗駒山紅葉状況・小安峡・・・まだまだ・大湯道路・・・まだまだ・須川湖・・・もうひといき・栗駒峠・・・ごらんの通り最盛期小安峡~国道398号大湯道路にかけては、来週が見ごろかな?ただ、今夜冷える予想なので、栗駒道路~須川湖あたりでは一気に進むかもしれませんね。さて、温泉に入る前に、岩手側の須川高原温泉までちょっとだけ歩きました(ほんのちょっとですよ)。それは次回また!
2014年10月04日
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秋田市・由利本荘市の市境「高尾山」の、由利本荘市側(旧岩城町側)にある名瀑です。本名は「不動滝」というようですが、他にもありがちな名称なので、通称「亀田不動滝」と呼ばれています。バスの便がなく、車で狭い山道(でも国道)を分け入って到達する瀑布ですが、結構な規模があるため、滝ファンに人気です。全国放送(キー局制作)のテレビ番組で紹介されたこともあります。高尾山を越え由利本荘市岩城亀田と秋田市雄和妙法(を経て田沢湖、玉川温泉、鹿角へ至る)を結ぶ国道341号線の道路のすぐ脇にあります。亀田不動滝 01 posted by (C)Traveler Kazu これでも酷道、あ、間違った国道です。国道沿いの名瀑だからって間違っても大型バスなど乗り入れてはいけません…。亀田不動滝 01_02 posted by (C)Traveler Kazu 鬱蒼とした森の中に駐車スペースが3台分ほどあります。車を停めると、すぐ観瀑台が見えます。古くて薄汚い、コンクリートもボロボロで立ち入るのも躊躇するような観瀑台・・・が亀田不動滝 01_03 posted by (C)Traveler Kazu なんとリニューアル基本体は変わらないものの、ひび割れていたコンクリは全面補修され、手すりは木製のものに交換されていました前は蜘蛛の巣がはり、床面には一部苔が生えて気味悪かったですが、これは快適です。観瀑台の1階は以前からトイレでしたが、こちらも手入れをしたようです。森の中の無人トイレなので「快適」とは言いませんが、使えるトイレになっていました。亀田不動滝 01_01 posted by (C)Traveler Kazu その観瀑台からの眺め。あいにく木々が生長し、滝の下半分しか見えません。しかし、ここは谷底へ降りる歩道があり、滝を下から眺めることができます。この時も他県ナンバーの方はじめ2組、谷底へ降りていました。では、酷道を少しだけ山頂側へ進んでみましょう。対向車の待避所があります。広めの待避所なので、1台停車して観瀑する分には問題ありません。亀田不動滝 01_04 posted by (C)Traveler Kazu そこからは、滝の落ち口を見ることができます。小規模な谷川ですが水量はそこそこあり、これが滝に落ちると美しい亀田不動滝 01_05 posted by (C)Traveler Kazu 多少、木々に遮られますが、滝を間近から見られます(ガードレールあります)。柱状節理の縦じまの岩肌と、滝の流れがマッチして綺麗秋のドライブプランに、岩城の知られざる名瀑を組み入れてみてはいかがですか???不動滝(亀田不動滝)秋田県由利本荘市岩城滝俣自動販売機や売店等:なし/トイレ:あり/駐車場:3台程度列車でのアクセスJR羽越本線「羽後亀田駅」より、タクシーで15~20分ほど。駅前にはタクシー会社(岩城タクシー本社駅前営業所)があります。お車でのアクセス日本海東北自動車道「【14-2】松ヶ崎亀田インターチェンジ」より、15分程度。ICを出る交差点を左折、あとはずっと道なりに、「不動滝」「高尾山」へ進む。国道7号線からの場合は、「松ヶ崎ランプ」ではなくそれより北の「松ヶ崎亀田IC」への入口から入ってください。途中から道幅が狭くなります。安楽温泉源泉かけ流しの温泉と地元食材をふんだんに使用した御料理をどうぞ。新築のお部屋でやすらぎのひとときを。羽後本荘駅より、車で8分三六温泉鳥海山の雄大な山々が眺望できる田園地帯の一軒宿の温泉旅館です。よく温まると評判の温泉につかってごゆっくりお過ごし下さい。羽後本荘駅より、車で10分日本海東北道「本荘IC」近くホテル ルートイン由利本荘★市内で一番新しいホテル★旅の疲れを癒す快適な空間とサービス!バイキング朝食無料/人工温泉大浴場/Wi-Fi・LAN接続羽後本荘駅より、車で8分国道7・105・107・108号線交差点&「本荘大橋」たもと
2014年09月22日
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前回までご紹介した「象潟プチ旅行シリーズ」いかがでしたか?電車で象潟駅に到着した場合のアクセス情報、お役に立てたら幸いです。(バス停は現地で確認しました)さて、その象潟プチ旅行から4日後、またしても「にかほ市」へ行ってまいりました(今度は車で)。今度は、象潟より少し手前の「平沢(仁賀保)」です。にかほ市平沢は、電子部品、記録メディアで有名な企業「TDK」が栄えた町。TDKは前社名「東京電気化学工業(株)」というだけあって本社は最初から東京にありましたが、創業者の齋藤憲三が平沢出身だったため、彼は故郷であるこの地に工場を次々新設し、その後、シリコンバレーの如く電子部品工業の集積をみたものです。このにかほ市平沢(旧仁賀保町平沢)には、彼とTDKの功績をたたえつつ、子供たちが楽しく科学を学べる施設があります。フェライトこども科学館 01 posted by (C)Traveler Kazu フェライト子ども科学館平成10年に当時の仁賀保町が建てた施設です。国道7号線沿いにあります。フェライトこども科学館 01_01 posted by (C)Traveler Kazu エントランスを入ると早速、「じぶんと握手ができる(錯覚になる)鏡」。お台所のボウルのような形状の鏡。次いで、この先で入館料はお支払いし、順路は2階へ。フェライトこども科学館 01_04 posted by (C)Traveler Kazu 内部は大きく分けて2つ。ひとつは、斎藤憲三と、斎藤とともにTDKを世界企業に飛躍させた山崎貞一の記念展示です。フェライトこども科学館 01_05 posted by (C)Traveler Kazu メインがこちら。少々展示は古くなってはいますが、子供たちが喜ぶ実験コーナーが多数。半ば遊び場代わりになっています(汗)かなり大勢の客が入っており、宇宙船に乗って宇宙旅行・・・という趣旨のアトラクションでは整理券が出ていました。このほか、「遊戯室」があります。おもちゃがあり、飽きてきた子たちを遊ばせておけます。フェライトこども科学館 01_03 posted by (C)Traveler Kazu お盆とはいえ、有料な割にずいぶんと入館者が多いなあ~と思ったら、でんじろう先生がお見えになってたようですフェライトこども科学館 01_10 posted by (C)Traveler Kazu 科学館の裏手はサイエンスパークに。芝生張りで、ここにも不思議な物体がいくつかあるほか、生物ということでは「バラ園」を併設しています。フェライトこども科学館 01_11 posted by (C)Traveler Kazu フェライト子ども科学館は、仁賀保高原、南由利原よりそう遠くはない場所です(ただし車は必須)。雨に煙る仁賀保高原は幻想的ですね。この「フェライト子ども科学館」は幼児・児童向けの施設です。中学生以上の生徒・学生や電子部品専門の方むけ資料館としては、同じ平沢地区内に「TDK歴史館」があります。そちらはかなり専門的な展示がされております。TDK歴史館ご紹介記事(2006年7月UP)古い記事なので記事内の画像が削除されてしまっています。ご了承ください。また、アクセス情報のうち、JR特急「あけぼの」は現在不定期運行になっております。【アクセス情報】フェライト子ども科学館秋田県にかほ市平沢字宝田4-1公式ホームページ列車でお越しのかた …JR羽越本線「仁賀保駅」(特急停車駅)より、徒歩10~15分(約900m) 駅の裏手になります。地図を参照して歩いてください。車でお越しのかた …日本海東北道「仁賀保」より、国道7号線を酒田方面へ4~5分程度。にかほ市温泉保養センター はまなす 芭蕉ゆかりの地 象潟 海苑 蕉風荘 たつみ寛洋ホテル
2014年08月18日
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蚶満寺を後にして、再び歩くこと数分で、今回のプチ旅行の目的地に到着しました道の駅象潟 posted by (C)Traveler Kazu 道の駅象潟「ねむの丘」国道7号線の象潟大塩越にある道の駅。ここには道の駅の設備としての休憩所・情報ステーションやお手洗いのほかに、物産(おみやげ)売場、レストラン、そして、地場産品(主に海産物)を商う商店が数軒、軒を連ねています。商店は市場のような雰囲気で、「産直」とは雰囲気がだいぶ違います。道の駅象潟 posted by (C)Traveler Kazu その中でまずは商店街(?)の一番端にある「土田商店」さんで、今がシーズンの「岩牡蠣」(いわがき)を剥いてもらいましたマガキとは違う大粒の牡蠣で、夏が旬。特に、由利海岸~庄内のものはミネラル豊富な鳥海山の伏流水が直接日本海に流れ込む(滲みだす)ため、とてもおいしいのです秋田市内の料理店でも、岩牡蠣(と、冬のハタハタ)は必ず詳細な産地を明示してメニューに載っており、岩ガキファンなら産地指名でオーダーするほど。秋田市内では最初は男鹿産、天王(潟上市天王)産が出て、7月中旬ころから象潟産が出回ります。ここに並ぶ鮮魚店では、秋田市内でも見かける「象潟産」のほかに、「金浦産」「小砂川産」「吹浦産」等々とより細かく並んで、サイズも何種類もありました。650円をひと口でペロリ この後、この道の駅一番のご自慢の「展望温泉」に入りました。源泉は冷鉱泉の「象潟温泉」で、ここは日帰り専用ですが、ほかに象潟町内に数軒の温泉旅館があります。建物の4階に男女別大浴場があって、湯船からは日本海を、脱衣場と洗い場からは鳥海山を眺められます浴場内で撮るわけにはいかないので、風呂上がりに6階の展望室から眺めた写真をご紹介。浴場からもほぼ同じ眺めを眺められます。道の駅象潟 posted by (C)Traveler Kazu 脱衣所側と同等の眺め。雨に煙る鳥海山。でも、頂上まで見えました。道の駅象潟 posted by (C)Traveler Kazu 浴場側と同等の眺め。目の前に日本海が広がります。湯船に浸かっていると、隅から隅まで海です。道の駅象潟 posted by (C)Traveler Kazu 見づらいかもしれませんが、海上にぽっこり膨らんでいる島影は、山形県酒田市の「飛島」です。酒田港から定期航路が出ていて、太公望たちに人気のある、そこそこ大きな島です。道の駅象潟 posted by (C)Traveler Kazu ここ象潟は、かつて松尾芭蕉が「おくのほそ道」で訪れたころはまだ、湖(潟湖)の中に小島が点在する「ミニ松島」のような景観だったそうです。ところが、いまから200余年前の1804年、夜更けに突如発生した「象潟地震」の時に、一瞬にして隆起し水域は干上がり、陸になったということです。かつて水域だったとみられる部分は、現在は宅地や水田として使われていて、5月の田植え前には水面が広がり、往時をしのばせる景色になるそうです。これは一度見てみたいと思っていますさて、帰りの列車の時間が近づきました。バスは行ってしまい、雨も降っていたので、案内所でタクシーを呼んでもらって、象潟駅へ。そして、普通列車に乗って秋田へと戻りました。秋田駅 posted by (C)Traveler Kazu 【アクセス情報】道の駅象潟「ねむの丘」への行き方JR羽越本線「象潟駅」(きさかた)下車。特急「いなほ」停車します。バス利用…象潟駅前より、羽後交通バス「本荘営業所ゆき」か「金浦駅前ゆき」に乗り、「大塩越」下車。目の前です。徒歩では…象潟駅正面より見える「国道7号線」を北(本荘・秋田方面)へ徒歩20分ほど。歩道完備。タクシー…小型で2~3メーター(810~910円)です。お車の方は…秋田からは日本海東北道「金浦」(終点)より、国道7号線を象潟方面へ10分ほど、右側です。酒田方面かたは、日本海東北道「酒田みなと」(終点)より、国道7号線経由で30~40分ほど見ればよろしいかと思います。
2014年08月17日
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象潟駅の外に出てきました~ JRの駅活性化の一環で駅舎がリニューアルされました男鹿駅や土崎駅は外観を一新していましたが・・・男鹿駅の事例(3/29up)象潟駅は、外装は正面玄関だけ工事が行われましたなお、内装は一新されて、綺麗になっています。 駅の外れから、鳥海山が見えました。曇り空ながら、山頂まで見えました。さすが巨大&至近! 駅から歩くこと15分くらい。国道沿いのローソンの奥に踏切があります。ちょうど、貨物が通過松林に囲まれ風情ある踏切ですが、実は、この踏切は、「おくのほそ道」でも有名な古刹の入り口なのです。 曹洞宗 皇宮山 蚶満寺(かんまんじ)853年開創と伝えられる古刹です。本堂の屋根瓦には、ここと、鎌倉の建長寺にしかない紋章がついています。鎌倉幕府5代執権北条時頼が寺領を寄進したほどの力を持つお寺でした。山門の彫物は白木であるが、日光東照宮のものより立派だとか。また、山門の瓦には、菊の御紋がついています。宮家とのつながりを感じさせます。以上、たまたま境内にいらっしゃったおじ様(私的ガイド活動中?)から伺いました。最後の方、話が時事問題にそれてしまいましたが今回、このお寺にはついでに寄っただけなので、山門を拝見して退出しました。以前、境内を詳しく拝見しております。2006年7月up 象潟蚶満寺【アクセス情報】蚶満寺への行き方JR羽越本線「象潟駅」下車。徒歩のかた…駅前から正面に見える「国道7号線」を秋田方面へ北上すること15分ほど。バスのかた…象潟駅前より、羽後交通バス「本荘営業所」か「金浦駅前」に乗車し4分、「蚶満寺前」下車。本荘~象潟線の時刻表(羽後交通) 象潟駅前~蚶満寺前のタイムラグは4分です。【送料無料選択可!】石碑は語る 地震と日本人、闘いの碑記[本/雑誌] / 森隆/著価格:1,944円(税込、送料別) 【楽天ブックスならいつでも送料無料】おくのほそ道 [ 松尾芭蕉 ]価格:637円(税込、送料込) 【楽天ブックスならいつでも送料無料】街道をゆく(29)新装版 [ 司馬遼太郎 ]価格:778円(税込、送料込)
2014年08月16日
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台風一過・・・とはまだいかず時折強風や小雨が降る空模様です。お盆の帰省に大きな影響が出なくてよかったですね。去年みたいなことになっていたら大変でした。(去年は一番の繁忙日に秋田新幹線が運休となった)さて、去る土曜日に、午後から列車に乗ってちょっぴり旅行してきました。行き先は1か所だけでしたが、存分に楽しめました。それは次回以降詳しくご紹介するとして、その日秋田駅に出向くと、ちいさなイベントが催されていました。秋田駅 帰省客おでむかえ posted by (C)Traveler Kazu お盆で帰省する方々をお迎えする、民謡と手踊りの歓迎です。「こまち」の到着に合わせて4回ほど演奏された模様。秋田駅 帰省客おでむかえ posted by (C)Traveler Kazu 「国民文化祭」のPRも兼ねていた模様。駅弁を買うのに夢中だったので曲目は覚えていませんが(^^ゞ秋田駅 帰省客おでむかえ posted by (C)Traveler Kazu ミニサイズ(小若程度)の置き竿燈。今年の竿燈は、最終日が大雨で、わずか15分で終了だったそうです。五能線運転状況 posted by (C)Traveler Kazu その時の雨により、JR五能線は岩館~深浦間が不通になっています。「リゾートしらかみ」は秋田~東能代、深浦~青森間の分割運転になっています。運休区間以外は所定の時刻で運転されているようなので、列車より遅い代行バスを介しての乗継はできないものと思われます。せっかくの五能線旅行ですが、国道も線路と平行して海岸沿いを走っているので、ご旅行は予定通りに、海岸線の景色を堪能してください。報道発表:JR秋田支社「五能線の運転計画について」お昼の秋田駅3・4番ホーム posted by (C)Traveler Kazu さて、秋田駅の3・4番ホームに降りてきました。向かって左の「3番」に停まっているのが、E653系1000番台の新潟行き「いなほ10号」。向かって右の「4番」に停まっているのが、E751系の青森行き「つがる5号」。この時間、駅弁の立ち売りも出ていて、新幹線からの乗り換え客が加わり賑わっています。次回、このどちらかの列車に乗ってプチ旅しますコンフォートホテル秋田 リッチモンドホテル秋田駅前 東横イン秋田駅東口 秋田駅周辺ビジネスホテルをチョイス
2014年08月11日
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秋田駒ケ岳、男鹿水族館GAOとアクセス案内をご紹介したところアクセス数好調で、ありがとうございます今日は、とりあえずの最終回として、小坂鉱山事務所・康楽館・小坂鉄道レールパークへのアクセス方法をご紹介いたします。秋田県の北東部、北は青森県、東は岩手県に囲まれた「鹿角郡小坂町」は、鉱山の町として栄え、鉱山最盛期には県都秋田市を凌ぐ東北有数の「都会」だったそうです。鉱山は閉山し、現在は鉱山技術を生かして精錬事業やリサイクル事業の工場などが稼働しております。小坂鉱山事務所 posted by (C)Traveler Kazu 栄華を極めた小坂町の中心部には、鉱山従業員向けの芝居小屋「康楽館」(こうらくかん)や、小坂鉱山で近年まで現役の事務所として使用されていた明治期のオフィスビル「旧小坂鉱山事務所」(移築)、鉱山従業員の子女向け保育所「天使館」、そして、2008年まで輸送が行われていた小坂精練鉄道(同和鉱業)小坂線の駅跡「小坂鉄道レールパーク」があり、総合して「明治百年通り」呼ばれて、十和田湖観光の立ち寄り散策地にもってこいとなっております。康楽館 posted by (C)Traveler Kazu さて、この秋田県小坂町へのアクセス方法をご紹介します1、JR列車でお越しのかた東北新幹線終点「新青森駅」より奥羽本線に乗り換え、「大館駅」下車。特急も停まります。大館駅より、秋北バス(しゅうほくバス)の路線バス「小坂操車場ゆき」に乗車し、「小坂小学校前」下車。片道820円、所要時間47分。時刻表はこちら(秋北バス)東北新幹線「盛岡駅」よりIGR線経由花輪線大館行きに乗り換え、「十和田南駅」下車。十和田南駅より、秋北バスの路線バス「小坂操車場ゆき」に乗車し、「小坂小学校前」下車。片道430円、所要時間30分。時刻表はこちら(秋北バス)両路線とも、「小坂鉱山事務所」へ直接向かわれる場合は「小坂小学校前」で降りずに、その先の「鉱山事務所前」が、建物の裏手に停まり便利です(小坂町内は循環経路になっています)。ただし、運賃が若干上がります。2、高速バスでお越しのかた小坂町は東北自動車道のバスストップがあり便利です岩手県北バス(いわてけんぽくバス)と弘南バス(こうなんバス)の青森行き高速バス「あすなろ号」に乗車し、「小坂高校前」下車。大館からの路線バス(上記)に乗り換えるか、タクシー(事前予約)を利用し5分ほど、歩くと15分ほどです。東京(池袋)からの高速バス「ジュピター号」や仙台~大館線ご利用の場合は、「鹿角花輪駅前」で下車し、小坂行きの路線バスにお乗り換えください。時刻表は十和田南駅~小坂間と同じです。大湯温泉 ホテル鹿角 大湯温泉 龍門亭 千葉旅館 大湯温泉 和風宿 岡部荘 大湯温泉は鹿角市大湯。鹿角花輪駅より路線バスをご利用ください。時刻表はこちら(秋北バス)※8/9-8/20、10/1-11/3は、十和田南駅~大湯温泉間の経路にも路線バスが運行されます時刻表はこちら(秋北バス 鹿角花輪~十和田湖)十和田南駅よりタクシー利用の場合は小型1台3000~3500円前後です。ひとり、ふたりの場合は遠回りですが小坂~(バス)~十和田南駅~(花輪線で1駅)~鹿角花輪駅~(バス)~大湯温泉と乗り継いだほうが安上がりです。ただし、接続については合わない場合もあります。宿により送迎をしている場合もあるので、相談してみてください。
2014年08月02日
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秋田県内観光地の「行き方」シリーズ、おかげさまで多くのアクセスを頂戴しております。今日は「男鹿水族館GAO(ガオ)」へのアクセス情報をご紹介しましょう。男鹿水族館GAOは、「なまはげ」で有名な秋田県の観光地男鹿半島(おがはんとう)の西海岸にある水族館でございます。2003年にオープン、それまで隣接地にあった「秋田県営男鹿水族館」を引き継ぎつつ、様々なイベントや、シロクマの飼育などで注目を集める東北地方有数の水族館です。男鹿水族館GAO 13-04-28 5 posted by (C)Traveler Kazu 男鹿半島はもともと地元のバス会社が観光開発を手掛けた観光地だったため比較的バスで回りやすかったのですが、モータリゼーションの進行でバスの運行は厳しくなり、現在では、満足に楽しむには自家用車かレンタカーが必要な観光地になっています。しかしながら、列車、路線バス、乗り合いタクシーを駆使するとお車を運転できない方でもそれなりに楽しめます。男鹿水族館GAO 13-04-28 10 posted by (C)Traveler Kazu では、男鹿水族館GAOへの、バス・タクシーでのアクセスをご紹介します。秋田新幹線終点「秋田駅」下車。JR男鹿線にお乗り換え(男鹿線は、全列車各停の男鹿行です)下車駅は「羽立駅」です(男鹿駅ではありません)。パターン1(特に、おひとりの方)羽立駅前より、秋田中央交通の路線バス「男鹿温泉(湯本)ゆき」に乗車し、終点「湯本駐在所」下車。そこで、「男鹿市単独運行バス戸賀加茂線」(予約制)に乗り換え、「男鹿水族館前」下車。男鹿市単独運行バスは、出発時刻の1時間前までに「秋田中央トランスポート」への予約が必要です。パターン2(2名以上の方)羽立駅前にある「秋田観光バス(OK観光)」で、羽立駅~男鹿水族館間の直行の乗合タクシーを運行しています。2名以上でご予約ください。パターン3(定期観光バス・タクシー観光)秋田中央交通「つばきコース」男鹿温泉郷8:15発~入道崎・GAO見物・西海岸ドライブ~11:40 秋田駅着今年は11月17日までこの定期観光は秋田駅発「なぎさコース」の前半半分(前日夕方男鹿温泉郷着)と組み合わせることができます。タクシー観光は「秋田観光バス(OK観光)」さんや「みさき観光タクシー」さんなどで男鹿水族館を含むコースを設定されております。※「秋田観光バス(OK観光)」さんのコースは「羽立駅」発と「男鹿駅」発があります。※「みさき観光タクシー」さんのコースは「脇本駅」発となっております。お車でのアクセスですが、もっとも単純なコースは、秋田市からひたすら海岸線を北上して頂くコースです。男鹿市街地が少々複雑ですが、その前後はほぼ1本道となっております。男鹿温泉郷 元湯雄山閣 海と絶景の宿 旅館 浜彩 男鹿桜島リゾート HOTEL きららか 元湯雄山閣さんは、テレビでも紹介された「なまはげ」の湯口があるお風呂浜彩さんは男鹿市街から西海岸を北上する途中、市街地にほど近い双六海岸の民宿(浜彩さんへは、JR男鹿駅から門前行きバスご利用となります)HOTELきららかさんは旧男鹿桜島荘 磯浜を眺める温泉露天風呂と客室
2014年07月30日
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前回、秋田駒ヶ岳への行き方をご紹介したので、今回は、秋田県の県土のど真ん中(エリア分けでは「北部」となりますが)にそびえる「森吉山」への旅をご紹介しましょう標高1452m、きれいな形の成層火山です。深田久弥の「日本百名山」には、標高が足りず選ばれませんでしたが、田中澄江の「花の百名山」に選ばれました。標高1000mほどまでは白神山地ほどとはいかないものの広大なブナの原生林が広がり、クマゲラやイヌワシなどの貴重な生物の生息も確認されています。さらに、狩猟民「阿仁マタギ」が本拠とした山です。秋田内陸縦貫鉄道の車窓から見た森吉山(再掲) posted by (C)Traveler Kazu さて本題ですが、実は、この「森吉山」にはゴンドラが1本架かっており、軽装でも標高が高く高山植物を見られる地点まで登ることができます。本来はスキー用のゴンドラリフトなのですが、夏場の運行も始め、初夏~初秋は高山植物、秋は紅葉、冬は樹氷見物と、スキー・スノーボード以外にも四季折々の自然を楽しめるネイチャースポットとなっております。IMG_1986 posted by (C)Traveler Kazu 写真は2006年秋、色づき半ばの紅葉です。今年、2014年のゴンドラの営業は・・・8月17日まで毎日運行、その後9月末までは「土・日・祝日」に運行。10月1日~11月3日は毎日運行し、その後はしばしお休みをしてスキーゴンドラとしての営業に備えるようです。その「森吉山阿仁ゴンドラ」への行きかたをご案内します。1、お車のかた国道46号線 武家屋敷「みちのくの小京都」で有名な仙北市角館より国道105号線を北上すること、大覚野峠を越えおよそ2時間~または~国道7号線 北秋田市鷹巣より国道105号線を南下すること、やはりおよそ2時間(秋田市からの経路は最後に記載します)北秋田市阿仁銀山(阿仁合駅がある集落)の南側より、阿仁スキー場へ入る道路があります。カーナビゲーションは「阿仁スキー場」でセットしてください2、列車・飛行機のかた ~内陸線ご利用~JR秋田新幹線「角館」より、あきた美人ライン秋田内陸線(秋田内陸縦貫鉄道)にご乗車。急行もりよし号で1時間10分ほど、普通列車で1時間30~40分。「阿仁合(あにあい)」下車。乗合タクシーにておよそ20分。片道1名1100円、2名以上では1名900円とのこと。時刻は決まっております。発車の30分前までにご予約してください。現在、森吉山観光パスという便利な切符を発売しているそうです。目的地別に「内陸線・乗合タクシー・ゴンドラなどの料金や入園料がセット」観光パスの詳細はこちら秋田空港ご利用の方は予約制乗り合いタクシー「エアポートライナー角館・田沢湖・乳頭温泉郷号」(ひとり2600円)で角館駅までおいでください。大館能代空港をご利用の方は、阿仁ゴンドラまで直行の乗合タクシーがあります。また、列車の旅も楽しみたい方には、大館能代空港から内陸線小ケ田駅までの乗合タクシーが1本だけあるそうです(ただし、メーター制タクシーでも大したことない距離です)。いずれも事前のご予約が必要です。アクセス詳細・阿仁スキー場ゆき乗合タクシー時刻表はこちら(阿仁スキー場)秋田空港~角館間の乗合タクシー「エアポートライナー」の詳細はこちら阿仁の森 ぶなホテル 阿仁の宿 ホテルフッシュ 宮越旅館 「阿仁の森 ぶなホテル」「ホテルフッシュ」は阿仁合駅より送迎あり(事前連絡)この2軒のお宿はスキー場への道すがらにあり、お隣どうしで、乗合タクシーも停まるようです「宮越旅館」は阿仁合の駅前旅館です
2014年07月29日
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花の百名山と評される秋田県の名峰「秋田駒ケ岳」では、殺到するマイカーから自然を守るため、この季節マイカー規制が行われています。これは、長野県の上高地などでも実施されているような規制で、規制日はマイカーの乗り入れを禁止して、バスに乗り換えて山に登ってもらう取り組みで、今年2014年も実施されています。各行政や観光協会のホームページでも実施要項が紹介されていますが、土地勘がなければ分かりづらい部分もあると思うので、今日の記事では、この「秋田駒ケ岳マイカー規制」を勝手に解説1 <基本>マイカー(自家用車)は、ふもとの駐車場に駐車して、路線バスに乗り換える 地図やカーナビを参照して、仙北市田沢湖の「田沢湖高原温泉」に来てください。(東北自動車道「盛岡」より、46号線、341号線、県道経由1時間半程度)田沢湖高原温泉は、たざわ湖スキー場がある「水沢温泉」集落よりも乳頭方面にもう1段上がったエリアとなります。高原温泉の地区内、国民宿舎駒草荘の跡地に「アルパこまくさ」という日帰り温泉施設がありますが、そこの駐車場が指定駐車場となっています。満車の場合は、「アルパこまくさ」入口の県道沿いにある「高原駐車場」に駐車してください。どちらも広い駐車場で、駐車料金は無料です。「アルパこまくさ」バス停、「高原温泉」バス停より、規制日に運行される路線バス「駒ヶ岳線」(羽後交通)に乗ってください。2 <裏技>マイカー規制日は、車を利用しない旅行者の方も、路線バスで8合目まで上がれます???と思われるかもしれませんが・・・マイカー規制日以外は路線バスの運行がありません。タクシーは利用できますがメーター制の料金となりますので、小人数の場合はマイカー規制日に路線バスを使って訪れるのが利口です。JR秋田新幹線の「田沢湖駅前」・「田沢湖畔」より、乳頭温泉行きの羽後交通バスに乗って(毎日運転)、「アルパこまくさ」でお降りください。そこで、マイカー利用の皆さんと同じバスにお乗り換えです。また、駒ケ岳線バスのうち、1日6往復は田沢湖駅前から八合目まで乗り換えなしの運行となっています(駐車場は経由します)。帰路、「アルパこまくさ」バス停では田沢湖畔・田沢湖駅前ゆきバスのほかに、乳頭温泉ゆきのバスにお乗り換えができます。また、秘湯「鶴の湯温泉」「別館山の宿」の送迎バスは「アルパこまくさ」に発着するようです。駒ケ岳ハイキングの後は人気の秘湯にお泊りになると、思い出も倍増でしょう3 バスの運賃は次の通りですアルパこまくさ・高原温泉~駒ケ岳八合目 片道620円←マイカー規制該当の方はこの運賃田沢湖畔 ~駒ケ岳八合目 片道940円田沢湖駅前 ~駒ヶ岳八合目 片道1030円(直通便の運賃です)田沢湖駅前~アルパこまくさ 片道620円田沢湖畔 ~アルパこまくさ 片道510円アルパこまくさ ~乳頭温泉 片道300円4 マイカー規制日と路線バス運行日は次の通りです2014年8月19日までの「毎日」2014年8月23日から10月26日までの「土曜・日曜・祝日」交通規制時間 午前5時30分~午後5時30分(八合目駐車場の混雑状況により、規制開始時刻より前に規制を始める場合有)規制情報はこちら(仙北市)上記規制日のみ、アルパこまくさ~駒ヶ岳八合目間の路線バスが運行されます「駒ケ岳線」路線バス時刻表はこちら(羽後交通)「乳頭線」路線バス時刻表はこちら(羽後交通・毎日運行)※上高地の規制と違い、観光バスやタクシー等マイカー以外の車両は、路線バスを先頭に車列を組んで通行できます。乳頭温泉郷 妙乃湯乳頭線「妙乃湯温泉前」 乳頭温泉郷 大釜温泉乳頭線終点「乳頭温泉前」 休暇村 乳頭温泉郷乳頭線「休暇村前」 孫六温泉乳頭線終点「乳頭温泉」徒歩15分
2014年07月27日
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能代駅でのバスケットシュート体験・木工パズル体験・地元名産品の即売が終わり、列車は定刻に能代駅を発車しました。能代の市街地を抜けて全長500mの長い橋で米代川を渡り、しばらくは水田地帯を進みます。「わさお」に会いに行くリゾートしらかみの旅 その1はこちら初めてのかたはその1からご覧下さいそして、東八森駅を通過すると、いよいよ 日本海 が見えてきます。リゾートしらかみの絶景 posted by (C)Traveler Kazu 見てくださいこの絶景線路は道路より1段上を通っていて、展望台から眺めるように磯浜の海岸を見物できます。岩館~十二湖間の絶景ポイントでは、停車するか停車寸前の速度まで減速し、景色をゆっくりと眺められるサービスがあります。写真はイメージしやすいように窓枠を入れてみました。リゾートしらかみ の絶景 posted by (C)Traveler Kazu 五能線沿いの海岸は磯浜だけでなく、砂浜も点在している変化に富んだ海岸線で、夏の砂浜にはパラソルが並ぶ海岸もあります。ここでいっぷく。リゾートしらかみタブレット案内サービス (一部加工) posted by (C)Traveler Kazuリゾートしらかみタブレット案内サービス posted by (C)Traveler Kazu イベントスペースにはタブレットが置いてあり、沿線の観光案内を見ることができます。専用ページにパスワードを入力すると、パンフレットには載っていない乗客限定サービスの情報を入手できます列車はこの間に、あきた白神駅、岩館駅に停車。リゾートしらかみ3号 十二湖停車 posted by (C)Traveler Kazu 13時02分、十二湖駅に停車。神秘の池「青池」をはじめとする、ぶな林に囲まれた十二湖の湖沼群へは、ここから路線バスが出ています。「森ガール」ブームも手伝ってか乗降客は多く、4号車に乗っていたお客さんの半数が入れ替わりました。ここは無人駅で、駅舎は観光案内所と合築で、いるのは観光案内と売店の人だけのはずですが、ご覧の通り駅員さんが集札していました(車掌さんではない)。助勤かな?ここあたりで、秋田駅で買っておいた駅弁を開いて舌鼓。秋田駅弁「日本海あわびちらし」 posted by (C)Traveler Kazu 関根屋の「日本海あわびちらし」。1250円と、秋田駅弁の中では高級。最近出た弁当です。秋田駅といえばSL時代から売られている「牛めし」、秋田の代表銘柄「あきたこまち弁当(幕の内)」が古株で、「しらかみ弁当」「白神浪漫」などといったリゾートしらかみ関連の弁当。最近は入れ替わりも激しく、たまに秋田駅のNEWDAYSの弁当の冷ケースを覗くと新作が出ていたり、なくなっていたりしますが、お品書きには常時10~15種類紹介されています。もっとも、一番幅を利かせているのは何故か大館の鶏めしですが秋田駅弁「日本海あわびちらし」 posted by (C)Traveler Kazu コリコリの小さいアワビのスライスが中央に陣取るレイアウト。笹の包みはデザートのお餅です。リゾートしらかみの絶景 posted by (C)Traveler Kazu そうこうしているうちに、列車はウェスパ椿山駅・深浦駅に停車し、発車。次の停車駅「千畳敷」を経て、「鰺ヶ沢」までの間は五能線沿線のハイライト。ご覧のような景色が次々と展開していきます。次は「千畳敷」です。以下、次回!あきた白神温泉ホテル東八森駅から徒歩10分ほど(リゾートしらかみは停まりません)
2014年06月09日
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