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男鹿半島の入り江の小さな集落にある廃校の木造校舎をご紹介中です。※廃校ですが、市有施設としては現役 二宮金次郎像の設置は地域差がありそうです。それにしても、数年前に話題になった「歩きながら本を読むとは危険というので撤去が進んだ」というのは、本当に的外れそういう事じゃないと思うんですけど。 玄関にはいくつかのプレートが取り付けられています。一番上は風化して正体が分かりません。一番下は「NHK TV」。NHKテレビの受信契約者であることを表していると思われますが、かなり古いタイプですね。私はブラウン管テレビを模したデザインか、放送衛星を模したデザインのシールしか知りません。そして真ん中は注目錆が進んで、じっくり見ないと読み取れないのですが、これには「ラヂオ聴取章 96917 日本放送協会東北支部」よく残っていたなと思いましたいつの時代のものか分からないので、今さっと検索してみたところ、「日本ラジオ博物館」(長野県松本市)の公式サイト内にある「インターネットミュージアム」に、これとおそらく同じ(番号違い)の、しかも錆びていない1932年(昭和7年)の物が紹介されておりまして、加茂青砂小学校のものも、たぶん同時期のものなのではないかと思いますこの校舎は1928年築ですので、もしかしたら新築時からついているものかもしれませんね。テレビの受信章も、全く錆びていない、1958年頃のものが紹介されていますので、ご覧になってみて下さい。「日本ラジオ博物館」公式サイトTOP 窓から覗くと音楽室でした。たぶん、掲示物は往時(廃校時)のままでしょうね。私が通った小学校は古いながらも鉄筋コンクリート造でしたが、一般教室の内装はこんな感じでした。 向かって左手には屋内運動場(体育館)がありました。規模に見合った小さな体育館で、こちらは戦後、1951年(昭和26年)の建築とのことです。戦後のまだ物資や資金の乏しい時期に建った建物らしく、本校舎と比較するとはるかに質素な作りです。コンクリートのマスは防油堤ですね。冬季の暖房に灯油は欠かせません。 体育館は地域行事でいまでも使われているのでしょう。大漁旗が「らしさ」ですね。そうそう、玄関の中にはビールが箱で置いてありました(笑)現役末期~2011年の修理までは、教室の窓はサッシがはめられていたようですが、木枠の窓に復元されて、雰囲気満点大変大事に保存されている、まさに地域の宝。これからも加茂青砂の集落の拠り所として活用されて行くことでしょう。 こちらが、校舎前に設置されている説明看板です。男鹿半島・大潟ジオパーク統一フォーマットのものが設置されています。(この画像はクリック・タップで拡大できます)男鹿国定公園 男鹿半島・大潟ジオパーク「加茂青砂ジオサイト」旧男鹿市立加茂青砂小学校校舎・屋内体操場秋田県男鹿市戸賀加茂青砂字山道添38内部の見学は、男鹿市文化スポーツ課 文化ジオパーク推進班へ事前の連絡が必要ですアクセス情報は、「カンカネ洞その2」をご覧ください。同じ駐車場を使います。田沢湖ビ−ル アルト なまはげラベル価格:522円(税込、送料別) (2020/11/30時点) 田沢湖ビ−ル ケルシェ なまはげラベル価格:522円(税込、送料別) (2020/11/30時点) さて、この分校の近くには慰霊碑があります。訪れたら手を合わせましょう。以下、次回。
2020年12月01日
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前回ご紹介した男鹿半島の海食洞窟「カンカネ洞」のすぐ近くに、木造校舎が残されています。車を動かす必要はない至近距離なので、駐車場に停めたまま見に行ってみました。 旧加茂青砂小学校校舎現地の看板によると、この学校は明治9年(1876年)創立という非常に歴史の古かった学校で、ご覧の校舎は、昭和3年(1928年)建設されたものです。平成13年(2001年)に統合となり、最後の児童数は6名であったということです。朽ちることなく綺麗に維持され、まるで映画のセットのよう。それもそのはず、この校舎は登録有形文化財にしてされており、廃校後も解体されることはなく、逆に、平成23年(2011年)には大修理が行われ、現在も「加茂青砂ふるさと学習施設」という市有の施設として現役で使われています。 正門は、集落の中の狭い道に面しています。海沿い(防波堤沿い)の道はそこそこの幅があるのですが、学校も集落の各戸も、集落内の狭い路地に面して門を構えています。 学校名「男鹿市立加茂青砂小学校」。この小さな入り江に暮らす子たちだけのために存在し続けた学校。 おやおや、もう1本の門柱には「加茂青砂中学校」の表札が掲げられていました。中学校は、小学校よりもかなり早い時期に閉校したようです。 正面玄関と思われるところの脇には、「二宮金次郎(二宮尊徳)像」がありました。これは、全国的には学校の定番アイテムだそうですが、秋田市内では見かけないかも。私Kazuが義務教育を終わって早30年近く経ちますが、当時通った小学校にも中学校にも、近隣の小学校にも、二宮尊徳像はありませんでした。よって、学校敷地内に建つ二宮尊徳像の実物は、これが初見かも。恋人はなまはげ。抹茶味価格:580円(税込、送料別) (2020/11/30時点) 恋人はなまはげ。男鹿塩味価格:580円(税込、送料別) (2020/11/30時点) 内部の見学は事前予約が必要なので立ち入っていませんが、在りし日の子供たちの歓声に思いをはせつつ、もう少し校舎を眺めました。以下、次回!
2020年11月30日
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男鹿国定公園、男鹿半島・大潟ジオパーク男鹿市加茂青砂のカンカネ洞は、男鹿半島の海岸にいくつかある海食洞の中でも最大といわれています。 海食洞(海蝕洞)とは、岩が波浪によって削られて形成された洞窟のことで、有名なところではイタリアの「青の洞窟」、西伊豆の「堂ヶ島天窓洞」などが挙げられます。カンカネ洞は、有名処と比べると規模は小さいですが、日光の入り具合によっては結構神秘的になります。前回もご紹介した通り、この洞窟は集落の目の前にあり、雪がない季節であればアクセスは容易です(スニーカーを履いていってね)。では、洞窟の中へイン 一番奥の方を撮っています。波浪によって形成された洞窟なので、奥行きはありません(幅よりは奥行きが長い)。すぐ行き止まりとなります。海が荒れると奥まで海水が入り込むのでしょう。礫によって埋め尽くされています。 海の方を見ると、潮だまりができています。いまいち神秘的とはいきませんでしたが、海とつながる洞窟はそうそうお目にかかれません。お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、駐車場から歩いて、陸続きの穴に入り、海のほうを眺めるとそちらにも穴が開いている2穴の海食洞… この海食洞には天窓が開いているのです いつの時代のことかは分かりませんが、天井の一部が崩落し、天窓が出来ているのが特徴です。真下に巨岩が転がっているので、落ちてきたのはそれかなあ?海側の穴が2つ開いているので、他の例がいくつあるのかは分かりませんが、世にも珍しい「天窓付き・4つ穴の海食洞」です。 岩の隙間から、加茂青砂の集落が見えます。潮が出入りする音だけが聞こえる洞内。(赤い円はレンズのゴースト) ドライブの若い男の子2人も洞窟に遊びに来ました。人と比較すると、開口部が大きいことがよくわかりますね一般的な観光ガイドにはあまり載らない(ジオパーク関係のガイドには載っています)穴場のスポット。公共交通ではやや行きづらい場所ですが、マイカーで男鹿西海岸を走行される際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか男鹿国定公園 男鹿半島・大潟ジオパーク加茂青砂の「カンカネ洞」秋田県男鹿市戸賀加茂青砂地内暖かい時期に訪問されることをおすすめします入口・洞内は未整備(自然のまま)のため、動きやすいシューズを履き、怪我しないよう注意して下さい。入口には大きな段差があります。危険 洞窟の上には上がらないように列車・バスでのアクセスJR男鹿線「羽立駅」より、男鹿市自主運行バス男鹿北線(定時運行)「男鹿水族館ゆき」に乗車し、終点の「男鹿水族館」で、男鹿市自主運行バス加茂線(予約運行)「加茂ゆき」に乗り換え、終点下車。なお、加茂線(男鹿水族館~加茂)は通学輸送に特化した時刻設定のため、一般的に観光に適する時間帯には帰りの便がありません。男鹿駅から観光タクシーフリープランを利用してカンカネ洞への立ち寄りを希望されるのが良いでしょう。タクシープランの予約は男鹿市観光協会まで。マイカーでのアクセス男鹿市街地より、海沿いにおよそ30分~40分。男鹿水族館より、南へおよそ10分。集落の入口には案内看板がありますので、そこから坂を下り、防波堤沿いを奥へ進むと駐車場・トイレがあります。 駐車場からもう見えます。~男鹿半島宿泊の定番~男鹿温泉郷のホテル 男鹿温泉 結いの宿 別邸 つばき 男鹿温泉郷 元湯雄山閣 男鹿温泉 男鹿萬盛閣 男鹿温泉 湯けむりリゾート セイコーグランドホテル 羽立駅より男鹿市自主運行バス「男鹿水族館ゆき」または「別邸つばき前ゆき」に乗り、「雄山閣前」「観光ホテル前」「男鹿温泉」「温泉中央」「別邸つばき前」のいずれかでお降りください。運賃は1乗車200円です(2020-11-27現在) さて、ここ加茂青砂には分校がありました。木造校舎が残っているので、外観だけですが見に行ってみました。以下、次回!
2020年11月27日
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男鹿西海岸をドライブして、加茂青砂という集落まで来ました。 門前集落(なまはげ立像)から戸賀集落(男鹿水族館GAO)までの約12kmの間にある、唯一の集落です。 県道(大桟橋道路・おが潮風街道)の分岐から坂を下ると、入江の小さな漁師町が現れます。 集落の入口には漁港が整備されていますが、集落の目の前は磯の海岸が連なっています。 この集落を通り抜けた一番奥の行き止まりに、目指すスポットがあります。 手前にある駐車場に車を停めると、さっそく、目指す洞窟が見えます。 駐車場から歩いても2~3分とお手頃です。 カンカネ洞 現地にあった古い解説看板によると、かつて、門前から歩いてくると、ここで道が途切れたため、人々は岸壁に「カギ」をかけて登ったので「カギカケの穴」と呼ばれた。また、人馬も通れない集落でであったが人々は怪しい人には警戒し、夜はしっかり「カギ」をかけていた。そのカギを「カンカネ」と呼んだので「カンカネ洞」と呼ばれるようになった…と書かれていました。 男鹿半島・大潟ジオパーク公式サイトには「カギカケ」が変化して「カンカネ洞」と呼ばれるようになったと記載されています。 駐車場からここまでは、ご覧のように明瞭な踏み跡がありますが、洞窟内も含め足場は悪いので、スニーカーなどで行きましょう。 ~男鹿の海を眺める~ 男鹿西海岸の宿 海と入り陽の宿 帝水 秋田 男鹿半島戸賀湾を見下ろす絶景の温泉旅館 男鹿リゾートホテル きららか では、次回、洞窟の中へ入ってみましょう
2020年11月25日
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これから数回は、2020年晩夏の思い出にお付き合いください。(旬ネタが入ればそちらを優先致します)8月下旬のとある天気が良かった日、秋田県男鹿半島を一周…とまではいかないが、南磯~西海岸を北上するドライブに行きました。 門前のなまはげ立像いくつかあるなまはげ立像の中でも、よく目立つので知られている門前のなまはげ。記念写真スポットです。テレビや雑誌、ウェブサイトなど旅行メディアにもよく登場しますね。 崖にへばりつくように民家が建つ風景。門前集落(男鹿市船川港本山門前)は、ナマハゲ伝説の礎となった赤神神社五社堂への入口です。五社堂へは、この集落より斜面を少し登ったところから始まる999段の石段を登って行きます。この石段999段を積んだのが鬼といわれ(注:この「鬼」はまだ「ナマハゲ」ではない)、のちナマハゲ伝説の発祥につながります。五社堂の伝説は「男鹿なび」に詳しく載っています秋田県男鹿市公認観光情報サイト男鹿なび「赤神秋田県男鹿市公認観光情報サイト神社 五社堂」 南側を望む。道路(県道)が崖を切り開いて通されていますが、あれは序の口。ここ門前から北「大桟橋道路」へ向かうと、さらに高いところのため、自衛隊に作らせたという道路が続きます(道自体はセンターライン有りなのでご安心を)。ちなみに、有名な「ゴジラ岩」はあの岬(潮瀬崎)の先端にあります(ここからは陰になって見えない)。こちらもどうぞ男鹿半島の「ゴジラ岩」 ~潮瀬崎・帆掛島~(2016年9月) ここには、夏のシーズンには「サザエ」をはじめとする貝類の露店が出ます。ちょうど、あとかたずけをされているところでした。また、真っ黒に日焼けしたサイクリングの青年も。ここには公衆トイレや自販機もあります(大桟橋道路に入ると、トイレは加茂青砂まで、自販機は水族館までありません)ので、男鹿西海岸ドライブの立ち寄りポイントとして覚えておくと便利です♪男鹿市門前(赤神神社「五社堂」の入口)列車・バスでのアクセスJR男鹿線・男鹿駅前より、男鹿市自主運行バス「男鹿南線」に乗って32分、終点「門前駐車場」下車。本数にご注意ください。※この先、西海岸を通って水族館方面へという路線バスや乗り合いタクシーはありません。マイカーでのアクセス E7 秋田自動車道「昭和男鹿半島IC」より50分程度。 国道101号を経由し、「船川港比詰」交差点(画像)を左折して市街地を通り抜け(ちょっと複雑です)、南磯を進んで下さい。この間にも「道の駅男鹿」「椿のグリーンタフ」「鵜ノ崎」など見どころがあります。※五社堂の駐車場は、門前駐車場を過ぎ、ヘアピンカーブを登ったところにもありますお宿チョイス 秋田市~ここまで編アパホテル<秋田千秋公園> 白神展望温泉 美肌の湯 ホテルサンルーラル大潟 ホテル男鹿の屋 海と絶景の宿 旅館 浜彩
2020年11月23日
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大館駅前の観光施設「秋田犬の里」では、ハチ公つながりで東京・渋谷から持ってきた東急5000系「青ガエル」カットモデルの公開が始まったということで、ニュースで紹介されていました。外観はとりあえず渋谷時代のまま、渋谷時代の末期に窓に貼られた「渋谷→大館」ラッピングもそのままで展示されているようです。さしあたり、11月8日まで公開し、その後は補修・塗装を行ってから、来春にも本格的に公開するとのこと。補修前に見に行く機会あるかなあさて、私が秋田犬の里を訪れたのは7月5日なので、青ガエルは姿形も見せていません。その「秋田犬の里」には、青ガエル関連とは別に… 敷地に沿うように、一条のレールが敷設されています。敷設されているというか、残されているという表現が正しい。 なんと信号機も建植されたままとなっていますこれは、2008年に休止・2009年に廃止された、小坂精練小坂線(通称:小坂鉄道)の廃線跡です。もとは、いま「秋田犬の里」が整備された区画に、小坂線の大館駅がありましたが、1994年の旅客営業廃止後に、JR線寄りに設備が集約され、本線1本が残っていたものです。ここをなぜ残してるかというと… 手漕ぎトロッコを走らせるようになっているそうです。これは、地元の職能短大が製作したものだそうです。イベントなどで使うのかな?※「小坂鉄道レールバイク」とは場所も異なります その手漕ぎトロッコ用の車庫が、旧本線上に新築されていましたなかなか、手が込んでいる 車庫の先、JR構内につながるレールはそのまま。踏切も、警報機や遮断機は撤去されていますが、線路はそのままです。踏切の先、ポイントで分かれているのは、JR-小坂の授受線跡です。小坂鉄道跡は、大館駅から小坂駅までの全線、さらに小坂駅から小坂鉱山までの側線に至るまで、鉄道運行時の設備が残っているところがほとんどです。晩年に踏切の改良が各所で施され、路面に警戒色が塗られた現代仕様の踏切もあったので、いまでも大館~小坂間の県道を走ると、現役の踏切と見紛うような地点もあります(もちろん一時停止は不要)。知らなかったのですが、小坂方の旧構内末端は「鉄道パーク」として整備されているそうです。御成町踏切の設備(有人踏切であった)も再整備されて綺麗になっているそうなので、これはまた行ってみなければなりませんね ~秋田県第二の都市「大館」に泊まって、ゆっくり散策しよう~大館市内のホテル【東大館】アネックスロイヤルホテル 【東大館】グランドパークホテル大館 【大館】ロイヤルホテル大館 【大館】ホテルルートイン大館駅南 東大館は、大館からJR花輪線で1駅。長木川の南側で、市役所や飲食街に近い中心市街地エリアです。さて、長々とお付き合いいただきました、「GoToトラベルも各種補助金も全く関係ない(笑)湯瀬温泉~十和田湖めぐりツアー」いがかだったでしょうか?リゾート感満点にリニューアルした「湯瀬温泉 湯瀬ホテル」さん(記事1回目にリンクしてます)、雨に煙る神秘の「十和田湖」、自粛で人影少なく静かだった深緑の「奥入瀬渓流」、大館に新登場した観光スポット「秋田犬の里」を駆け足で巡りました。このほかにも、鉱山の町、鉄道テーマパークで有名になった「小坂町」もこのエリアだし、八幡平や青森県側の弘前市、白神山地の入り口「西目屋村」、さらにはこれからのスノーシーズンは岩手県側の「安比高原」などなど、観光スポットには事欠かないエリアでございます。高速道路は通っていますが、大都市からも、新幹線の駅からも、空港からも、さらには域内移動も微妙に不便という(苦笑)、非日常を満喫するにはもってこいのこのエリアに、ぜひ足を運んでみてください!さて、次回以降はまた小間ネタをお送りいたします。
2020年11月02日
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忠犬ハチ公像といえば、渋谷駅前のものが有名ですが、ハチの生まれ故郷である秋田県大館市にも、ハチ公像があります。ハチの生まれは大館市の郊外(当時は別の村)ですが、銅像は大館駅前にあります。ぶらぶら日:2020年7月5日大館駅前のハチ公像も戦前にはあったそうですが、渋谷のものと同じく戦時供出で喪失。その後、渋谷のものは戦後まもなく再建されたそうですが、大館のものは、昭和62年にやっと再建されたものです。そして、「秋田犬の里」完成に合わせて、大館駅前ロータリー内から、秋田犬の里のエントランス前に移設されました。 渋谷駅前のハチと同じように、りりしく座っています。目立つ違いがひとつ。渋谷のハチ公像は耳が垂れ下がっていますが、大館のハチ公像はケガをする前の耳がピンと立った状態で造られています。 移設されても変わらず、駅の方を向いて建っています。主が汽車から降りてくるのを待っているのでしょうか。 はたまた、おいしいエサがコンテナで到着するのを今や遅しと待っているのか(大館駅は現在も、貨物列車の発着があります)大館市ふるさと納税のシンボルマークにも描かれている秋田犬皆さんも、北のハチ公に会いに来てみてくださいねその時はぜひ、きりたんぽ鍋の御賞味をお忘れなく…コチラはふるさと納税ではなく、通常のネット通販です秋田県大館市の本場の「きりたんぽ鍋セット(2人前)」(送料込)(年内最終発送(12月25日)は12月23日受注分までです)価格:4374円(税込、送料無料) (2020/10/29時点)楽天で購入以下、次 回!
2020年10月30日
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十和田湖・奥入瀬渓流からの帰路、大館市に誕生した新しい観光施設に立ち寄りました。 秋田犬の里「秋田犬(あきたいぬ)」は、Wikipediaによると、山岳狩猟犬を祖先とする秋田県原産の日本犬で、日本犬種では唯一の大型犬種で、天然記念物に指定されている犬です。秋田県では家庭犬(ペット)としてもポピュラーです。その秋田犬の展示と、観光案内所を兼ねた施設が「秋田犬の里」で、大館駅前にあります。建物は駅みたいですね。これは、二代目の渋谷駅がモチーフとか。なんで渋谷駅かって、秋田犬といえば、やはり彼(彼女?)ですよね。入場は無料です。入るとまずお土産・秋田犬グッズ売場があって、観光案内所があります。その奥へ進むと… 建物の奥では、犬を間近に見ることができます現在はコロナ対策のため、ガラス越し見学のみと、公式サイトに案内されています。 寛いでますなあ。なお、秋田犬の里では、通常時も「ふれあい」は実施していないそうです。 ロシアのザキトワ選手に贈られた「マサル」をモチーフにしたぬいぐるみを160体積んだ秋田犬タワー大館の駅前にあるので、列車の待ち時間にも気軽に立ち寄れますね♪有名な秋田犬といえば、「忠犬ハチ公」。渋谷駅に銅像があるのは非常に有名ですが、実は、ここにもあるんです(大館駅から移設)。次回、ご紹介しましょう※「青ガエル」(渋谷から移設された東急電車のカットモデル)はまだ移設前だったのでご紹介しません。大館市観光交流施設秋田犬の里秋田県大館市御成町1丁目13番1号列車・バスでのアクセスJR奥羽本線(特急「つがる」)・JR花輪線「大館駅」下車。駅前向かい側すぐ(小坂鉄道大館駅跡)にあります。秋田犬の里よりJR大館駅 マイカーでのアクセス E7 秋田自動車道 の、秋田方面からは26 大館南インターチェンジ、東北道方面からは27大館北インターチェンジを利用。ナビ設定は「大館駅」でも良いでしょう。大館駅から歩いて行けるホテル!大館ぽかぽか温泉ホテル ロイヤルホテル大館 ホテルルートイン大館駅南 以下、次 回!
2020年10月23日
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秋田県と青森県にまたがる十和田湖周辺のいくつかの地点を、何回かに分けてご紹介します。今回は「発荷峠」、次回以降「子ノ口」「奥入瀬渓流」とご紹介いたしますなお、十和田湖最大の拠点「休屋」(「十和田湖」バス停があるところ)は今回は立ち寄らなかったので割愛させていただきます。ぶらぶら日:2020年7月4日 発荷峠展望台(はっかとうげ)※「はつにとうげ」ではありません鹿角市の毛馬内(東北道「49十和田IC」/JR花輪線「十和田南」)からだとおよそ30~40分。秋田県側から十和田湖に入る2本の経路のうち、古くから使われてきたメジャーな経路にして、国道103号が通る要衝でもあります。※小坂町から十和田湖に至る経路は、発荷峠の直前で103号に合流する十和田湖を南側から見下ろす展望台になっていて、昔から十和田湖での記念撮影スポットになっております。秋田県側とを往来する観光バスは、たいてい、発荷峠に停まるのではないかな?湖を俯瞰するフォトスポットとして知られているところは他にもありますが、中にはダート道を通ったり、駐車場からは山中を歩いたりしないと行けないところもありますので、事前に調べてから行きましょう。(2017年撮影) 展望台。2階建ての展望台で、1階は室内になっているので、天気が悪い日はそちらがよさそう。「発荷峠」の標柱は国道を渡った反対車線側にあり、昔からの記念撮影スポットとなっています。 発荷峠には展望台(地平のほか、コンクリート造りの展望台もある)、公衆トイレのほか、食堂・土産品店が1軒あります。 十和田湖畔~奥入瀬渓流沿いは、観光ルートであると同時に、秋田港~八戸港間の最短ルートなため(画像のトラックは関係なさそうですが)大型トラックの通行が多いのも特徴です。 発荷峠展望台から湖畔までの比高(標高差)が約200mあり、そこを結構きついカーブを駆使しながら道路が伸びております。峠までは比較的ゆるゆる登ってきた国道103号は、発荷峠を境に、まるで突き落とされるかのように湖畔へ下ります。道路は険しく、しかも冬季はまるで閉ざされたような厳寒の地ですが、物流ルートであるとともに、十和田湖畔には秋田県側に属する集落があるため、通年通行可能です。~東北道・十和田ICより車10分 十和田湖への通り道~鹿角市大湯温泉 宿泊案内大湯温泉 龍門亭 千葉旅館 縄文のふる里 大湯温泉 ホテル鹿角 大湯温泉 和風宿 岡部荘 大湯温泉 宿 花海館 GoToトラベル対象施設をご予約の際は注意事項をよく読んで予約してください!さて、車は湖畔の「和井内」まで下り、右折。十和田湖の中心地「休屋」へ向かいました。秋田県と青森県にまたがって集落が広がる「休屋」には宿泊施設や土産品をはじめとする商店、バスターミナル(JRバス十和田湖駅)、遊覧船発着所が立ち並ぶ、整然としていれば軽井沢をも凌駕するのではないか(?)と思われるイイ雰囲気の街…なはずですが、廃屋が目立ち、その廃れっぷりにビックリさらに先に進むことにしました。(…駐車料金が高いのがイケないのでは?)次は、湖の東岸「子ノ口」(ねのくち)というポイントまで進みます。以下、次 回! 十和田八幡平国立公園十和田湖 発荷峠展望台〒018-5511 秋田県鹿角郡小坂町十和田湖中ノ平マイカーでのアクセスE4東北自動車道49十和田インターチェンジより、国道103号を十和田湖方面へ30分程度。E7秋田自動車道26大館南インターチェンジより、国道103号を十和田湖方面へ60分程度。どちらも、鹿角市毛馬内の国道282号交差点は直進して下さい。大館市からは小坂町・樹海ライン経由のルートもあります。なお、奥入瀬渓流の下流側入口「焼山」からは40分程度です。列車・バスでのアクセス現在、発荷峠の近傍を通る路線バスはありません。※Wikipediaには、JR花輪線十和田南駅からのJRバス十和田南線が記載されていますが、廃止になっています。東北ランキング
2020年10月06日
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前回の続きです。鳥海山の西斜面を登る有名観光道路「鳥海ブルーライン」から、鳥海山北麓に広がる高原「南由利原」「鳥海高原」へ至る、ちょっとマイナーな「鳥海グリーンライン」にも、風光明媚なところが点在しています。山の北麓に広がるのに「南由利原」とはややこしいですが、「由利」というエリアの南に位置するので仕方がないですね。鳥海山は海岸線から急に立ち上がる珍しい高山なのですが、標高130~150mほどまで急登したところでいったん平地が現れます。海岸からはわずか5kmの「高原」には集落が点在し(住宅は結構多い)、農地が広がっています。地名でいうと、象潟町長岡、象潟町小滝とよばれる地域です。「鳥海グリーンライン」は、このうちの象潟町長岡という集落から再び「南由利原」に向かって急登をします。 ヘアピンカーブで標高320m余りまで登ったところに展望台があります。いま眼下に広がっている水田が、先ほど通過した標高150m前後の地域です。この画はほぼ真西の方角と思われ(地形図読みによる)、海岸線は、象潟町塩越(象潟駅)のあたりだと思います。 北西~北北西を見ていると思われます(地形図読みによる)。こちらは金浦~仁賀保の方向と思われます。水田に水が入り、いよいよ実りの季節に向けて本格的に始動した日本の風景が眼下に広がっていました。 標高324m。特にこれ以外に看板はなく、名前もついていない駐車帯ですが、google mapにどなたかがプロットしてくれているようです。 ふと道路に目をやると、偶然にもバスが登ってきました。帰宅後に調べたところ、このバスは象潟ではなく仁賀保駅からこの先にある「釜ケ台」という集落へ行くコミュニティバスでした。この路線に乗車すると、お車がなくても車窓から絶景を楽しめます。※夕方以降の便は町に戻らないので注意いまブログを書いているときに気が付きましたが、この車両… 「超人ネイガー」仕様であった超人ネイガーについては、各自お調べくださいなお、後部に表示されている「象潟合同」というのは、この路線を受託しているバス・タクシー兼業の会社。ちなみに、ハイシーズンに象潟駅から鳥海ブルーライン五合目鉾立を経て山形県側の大平山荘まで運行される登山バスも同社の路線です(車両は別)。 この急登を登り切り、風車が立ち並ぶ仁賀保高原(土田牧場は見えない)を左手に見つつ進んだ、先ほどのバスの目的地「釜ケ台」の直前から眺めた鳥海山です。標高350mほどまで登ってきていますが、山頂まではなお比高2000m近くありますから、まだまだ十分に雄大な山容を拝むことができます。このあたりは、結構長い距離にわたって鳥海山側の路側帯が広くとられているので、車を停車させてしばし山を眺めることをおすすめします下につづく【送料無料】天寿酒造 純米大吟醸 鳥海山 限定品含む 720mlx3本セット価格:6812円(税込、送料無料) (2020/5/23時点) 天寿 純米酒 720ml ワイングラスでおいしい日本酒2016 ゴールドメダル価格:1234円(税込、送料別) (2020/5/23時点) 【送料無料】秋田の地酒 飲みくらべ 純米酒 純米吟醸酒 720mlx6本セット価格:10500円(税込、送料無料) (2020/5/23時点) 天寿 精撰 1800mlx6本 糖類無添加 秋田県産米仕込み価格:9776円(税込、送料別) (2020/5/23時点) 象潟のトム太商店(須藤商店)さんです。楽天にご出店です。「天寿」は鳥海山の北麓、お隣由利本荘市矢島町の酒蔵です。次回ですが、2月に旅行して、4月2日の記事UPを最後に滞っております「東京鉄分補給ツアー」を再開しようかなと思っています。東京はまだ緊急事態宣言が解除されていませんが、ご紹介する内容は特に急いで見に行く必要はない「駅前ご紹介」か、すでに終了(中止)となったイベントばかりですので、問題はあまり生じないかと思います。
2020年05月23日
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記録的な少雪が過ぎた、鳥海山五合目「鉾立」まで車で登ってみました。秋田県側は象潟の中心部から、山形県側は吹浦の十六羅漢から、それぞれ「鳥海ブルーライン」を登って行くことができます。「鉾立」は、県境から2kmほど秋田県寄りにあります。記録的な少雪・暖冬で、今年は開通が早まります!とのアナウンスがあったものの、なまじ暖かかったからか(!?)、「雪崩の危険」のため、逆に開通が延期となっていました(この延期は、コロナは関係ないらしい)。5月11日から冬季閉鎖解除(日中の通行再開)、15日からは夜間通行止めも解除されたそうです。ぶらぶら日:2020年5月18日 雪はだいぶ融け、山肌がかなり露出してきていました。この方向2kmほどで山形県となります。 鉾立駐車場から登山道を10分ほど登ると、正面に1本の滝が見える「鉾立展望台」へ行くことができるのですが、登山道はまだ雪に閉ざされていました。 雪がない時期だと、登山道入口の真横に無人インフォメーションを兼ねた登山届提出所が設置されているのですが、雪に覆われているため、代わって道路の反対側に登山届ポストが立てられていました。※雪がなければ、鉾立展望台までは登山届は不要です もうひとつ、展望台がありまして、こちらは駐車場のすぐ傍らにあります。雪に覆われてはいますが、階段状に削られていました。それにしても、夏至近くになって… 今季初めて??まともに雪を踏んだような気がするまあ、実際には12~1月に数日だけ雪が積もりましたが(秋田市内)。 こちらの展望台が、山頂は見えますが、どちらかといえば足元の深い谷を覗き込むための展望台です。夏~秋だと水量ちょろちょろの沢も、雪解け水でここまで轟音が聞こえてくる増水でした。 そして、先ほど「1本の滝」とご紹介した「白糸の滝」を望遠で覗いてみると、「白糸の滝」の隣に、雪解けの季節しか見られない「幻の滝」が姿を現していました。しかも、幻の滝の方が水量多いこの「幻の滝」ですが、もう少し雪が解けて鉾立展望台まで歩いて行けるようになると、真正面から眺めることができるかもしれません。ですが…過去に夏~秋に鉾立展望台から撮影した写真を見直してみたのですが、滝が全然写っていないんです。白糸の滝自体が幻の滝だったのかちなみに、画像には写りませんが、この2本の滝の左下にも滝が出現することがあるようです。「元滝」「元滝伏流水」「奈曾の白滝(白瀑谷)」はここではありません 海の方を遠望すると、夕方の海原に飛島がシルエットになって浮かんでいました。余談ですが、飛島は山形県か秋田県か!?という議論が時々勃発します。有人島を持たない秋田県民ゆえの羨みですかね。(現在、飛島の所属は山形県酒田市です)空気が澄んでいると、より南方に粟島(新潟県)が見えますが、この日は見えず。 山形県の酒田方面も霞んでよく見えません。東北地方各県では、県境を越えての不要不急の移動自粛要請はまだ続いていますが、ここは寸でのところで秋田県。 稲倉山荘は通常どおり営業していました。お向かいのビジターセンターも玄関に幟が立ち、開所しているようでした。 ここは秋田県ですがほぼ県境。山形名物の玉こんにゃくでおやつ。醤油つゆで煮て割り箸または竹串に突き刺し(山形県内では割り箸が多いと思う)、カラシをつけて食べるのが定番スタイルですが、こちらでは「辛味素」(からみそ:誤変換ではありません)が自家製で用意されていて、これがまた滋味深い辛さが効いてて美味。瓶詰が売られていたので買ってきました。次回は3こ全部に辛味素をつけて食べようと思います。 一番上でご紹介したこの写真のこの方向、秋になると(2018年10月6日撮影) 真っ赤に染まります鳥海山が観光地として本領を発揮する季節は、やっぱり秋。そのころまでに、県境をまたいだ観光ができるようになっていると良いですね。このあとは、夜間規制(夜間通行止め)は解除されていたのですがそれを知らず、17時までに麓のゲートを抜けようと下山しました。他の季節の「鉾立」の様子もご覧ください・晩夏の様子…2016年9月3日・秋真っ盛りの様子…2018年10月6日(記事UPは2019年2月)また、矢島口五合目「祓川」(はらいかわ)にも行っています。だいぶ以前の記事ですがどうぞ!・2007年6月「祓川」の様子※矢島口祓川は、アクセスルートが異なります金浦温泉 学校の栖 鳥海山四合目雲上の宿 大平山荘 鳥海 猿倉温泉 ホテルフォレスタ鳥海 象潟夕日の宿 さんねむ温泉
2020年05月19日
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今年に限って(?)例年より盛大に咲いたような気がする北国の桜でございます。秋田県由利本荘市の「本荘公園」です。本丸跡へ上がってみました。 こぶりながらも「城跡」なので、かつてあった設備を示す石柱などがひっそりとあります。空堀っぽい窪みも各所に。 やっぱり、今年の桜は綺麗だった。 本丸には、「修身館」という展示施設(体験学習施設)がありました。ここで、本荘城のあらましを知ることができます。ソーシャルディスタンスを前提に開館していました。「修身館」の名は、本荘藩の藩校の名であったそうです。 隣には、休憩施設「本丸の館」がありました。この「本丸の館」には、展望台があり、登ってみました。 螺旋階段となっていました。御参考までに。 本荘市街地の北方向を展望できます。なお、鳥海山方向は、隣の修身館に遮られてあまりよく見えません。 「本丸の館」の1階は和室となっていました。生涯学習目的で使用することができるそうですが、何も行事がなければ休憩所として開放しているみたいです。この日は、読書に勤しむ男子学生さんがひとりだけいました。 本荘神社が鎮座しております。社格の刻印を埋めた跡がありますが、「郷社」となっていますね。 鳥海 猿倉温泉 ホテルフォレスタ鳥海 安楽温泉 ホテル アイリス 本荘公園(本荘城跡)秋田県由利本荘市尾崎(由利本荘市役所隣接)・公園自体は終日開放・本丸の館と修身館については、現地または由利本荘市教委へお尋ねください列車・バスでのアクセスJR羽越本線・由利高原鉄道「羽後本荘駅」下車。徒歩20分。(パンフでは20分となっていますが、かからないと思います)マイカーでのアクセス E7 日本海東北自動車道「本荘IC」より、約7分。国道7号線「本荘大橋」より、約5分。いずれも、「由利本荘市役所」を目指して下さい。
2020年05月08日
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前回に引き続き、桜が満開だった本荘公園(秋田県由利本荘市)をご紹介しますJR羽後本荘駅(市名は「由利本荘」ですが、駅名は「羽後本荘」)から歩いて行けるところにございます。その前に…ブログのデザインを変更しました。トップ画像は、国道7号下浜道路から男鹿半島を眺めるの図です。ここ本荘公園からは、鳥海山を望むことができ、桜とベストマッチなんです カラス君たちが写っていますが本荘の市街地で見晴らしの良いところならば、どこからでも鳥海山は見えるのですが、もと平山城形式の城郭だった公園はちょっぴり高台になっているので、周囲の建物に邪魔されずよく見えます。 このような展望櫓が用意されていて、櫓に上がると、桜を若干下に眺めつつ鳥海山を眺望可能です。 公園の南へ進むと、池と桜と鳥海山という風光明媚なポイントもあります。この池は、御手作堤(おてさくづつみ)というそうですが、県内でもその名はあまり知られていませんね。池のほとりに建つ建物は、日帰り温泉の「鶴舞温泉」です。「鶴舞(つるまい)城」とは、本荘城の別称です。小学校の名(鶴舞小学校)にもなっているし、かつては本荘・由利地方と秋田市に「つるまい」という本荘資本のスーパーチェーンがあったことを、ベテラン県民の方なら覚えていらっしゃるかもしれません。時が流れて同社はなくなり、「イオン東北」の一部になっています。 園の南側も、桜のトンネルになっていました。この辺はシートを敷くような平場はないので、宴会可能であってもあまりうるさくないかも。 円の南側は掘割になっていて、国道が通っています。古い地図にも道が描かれているので、国道整備以前から穿たれていた掘割かもしれない。昔、ここを車で通行したことがある方は、ここに橋が架かっていたことを覚えていらっしゃるかもしれません。南側にあるグラウンドのようなところに行くための橋だったのですが、今は撤去されています。 園内各所に設置されていた、コロナ拡大防止による「宴会自粛のお願い」。たしかに、宴会しているチームはひとつもありませんでした。単独でビール缶を2・3本転がしている親父さんはおりましたが。 なので、ごみステーションにもごみは溜まらず。 引き続き公園の南側。広い平場となっており、本来なら、ここは宴会スポットなのかもしれませんが、宴会自粛のため無人君でした。この辺は若木が多いです。これからの生長に期待しましょう。 3/4周ほどして、ここは公園の西~北側です。本丸へ上がる階段がありました。本丸へは正面側(市役所側)から登るのが今も昔も正しいルートのようですが、裏ルート(!?)で本丸に登ってみました。~旧本荘市エリアを代表する銘酒~由利正宗「雪の茅舎」 斉弥 雪の茅舎 大吟醸 720ml価格:2750円(税込、送料別) (2020/5/3時点) 斎彌酒蔵 雪の茅舎 山廃純米大吟醸 720ml価格:5170円(税込、送料別) (2020/5/3時点) 齋彌酒造 雪の茅舎 純米吟醸 720ml価格:1650円(税込、送料別) (2020/5/3時点) 齋彌酒造 雪の茅舎 秘伝山廃純米吟醸 720ml価格:1870円(税込、送料別) (2020/5/3時点) 齋彌酒造店は、子吉川の対岸に河港として栄え、亀田藩に属した「石脇」にある酒蔵です。かつて「由利正宗(ユリマサムネ)」を代表銘柄にしていましたが、今は「雪の茅舎」が全国区の人気となっています。※藩政時代の本荘と石脇とでは藩が違い、町村制施行時に本荘町(のちの本荘市)となった
2020年05月03日
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今年の本荘公園(秋田県由利本荘市)の桜です。本荘公園は、六郷氏の居城「本荘城」の城跡で、戊辰戦争で焼けたのち、大正時代に史跡公園として整備された公園です。現在は都市公園も兼ねております。秋田県でも暖かな地域なので、早く桜が咲きます。有名な角館とは10日~2週間ほども違います。所要の通りがかりに、ウォーキングとビタミンD充填(?)を兼ねて一周しました。今年は桜の写真もSNSにUPしないようにというお達しが弘前など一部に出ておりましたので、即時のご紹介は控えていましたが、本荘ではもうとっくに散っていると思いますので、来年の参考にご紹介します。4月中旬に撮影 ちょうど満開でしたが、「宴会自粛」により、人影もまばら。一応「さくらまつり」は催行したようですが、園内に出店は1軒もありませんでした。 本荘公園は、1990年代以降に再び整備(テコ入れ)されたそうで、園内の設備はどれも劣化が少なく快適に利用できます。 順番は前後しますが、公園の正面入口には、城門が設えられています。この城門はオリジナルではなく、埼玉・行田市にある城の門を模して造られたものだそうです。(現地の説明看板より) 規模は小さいですが「お堀」もあります。本荘城にはいわゆる「石垣」はなかったそうです。 本来だと大勢の人が歩いていると思うのですが、無人。灯篭が寂しい。 桜とチューリップという、なかなか見ない組み合わせ。 外来者をあまり想定していない公園のようで、駐車場は猫の額ほどしかありません。その駐車場の上にも満開の桜。もっとも、秋田市の千秋公園には駐車場がそのものがありません。この公園からは、桜ごしに霊峰鳥海山を望むことができます。次回、ご紹介いたします。 ~由利本荘市のふるさと納税返礼品(一部)~ 【ふるさと納税】B87147-3自家焙煎レギュラーコーヒー(粉・おすすめ)&自家製酵母(酒種)ぱん 【ふるさと納税】B02256調味料セット(甘露しょうゆ 味つゆつゆむらさき 20こうじみそ 寒こうじ しょうゆこうじ) 【ふるさと納税】A15104ゆり根かりんとう 3袋 【ふるさと納税】I14006ホテルアイリス1泊2食付シングルルーム宿泊券
2020年05月02日
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半月ほど前、栗駒山方面へドライブに行ってきました行路は、湯沢IC→稲庭→栗駒道路→須川温泉(秋田・岩手県境)→厳美渓→平泉前沢ICの、秋田県側から登り、岩手県一関市へ降りるコースでした。秋田県側の道路のコースは湯沢市からの経路と東成瀬村からの経路があり、両者は須川温泉の直下で合流しますが、今回は湯沢市ルートで。湯沢横手道路(秋田自動車道の横手ICから分岐する、国道13号に並行する自動車専用道路で、将来は東北中央自動車道の一部となる)の「湯沢IC」で高速を降り、湯沢市街を抜けて山谷峠(ちょっとした鞍部)をトンネルで抜けると、皆瀬川流域の湯沢市川連(かわつら)町、そこから南下すると湯沢市稲庭町です。湯沢市川連町、稲庭町と、川連の北の駒形町は、かつての雄勝郡稲川町です。 佐藤養助総本店稲庭饂飩のメーカーは数社ありますが、最有力にして最大規模の業者の直営レストラン・売店です。以前はここより数軒北側にありましたが、最近新築して大きくなりました。お昼時は過ぎていましたが、やはり人気の郷土名物とあって、8組ほど待ち。リストに名前を書いて、先に工場見学しましたお店の奥が見学用の工場になっているんです 稲庭饂飩は、タネを手でくるくる綯う「手綯い」という手法で作られます。この場面は、小麦粉を練ったものを手綯い1回分の量に分けているところ。 綯っている場面は見られませんでしたが、手綯いで延ばした麺を更にグ~ッと伸ばし、乾燥させている場面です。手綯いの場面と乾燥の場面が、稲庭うどんの製造工程イメージではよく知られるシーンです。 一番奥では、規定の長さや太さに合わない麺をはじいている場面が見られます。特に、太さの吟味は、熟練の技だそうです。 このほか、佐藤養助商店に関する資料を拝見できます。古い道具や大福帳などが展示されています。この方は現在の社長さんですが、お若いころにテレビ東京系の名物番組「TVチャンピオン」にお出になったようですね。見学しているうちに、レストランの順番が回ってきました平日の午後2時とあって、待ち客8組ほどで、10分少々で順番が回ってきました。オーダーして、待つことしばし。 二味せいろを注文しました。たれが「しょうゆ」と「ごま」の2種類になっております。しょうがは「ごまだれ」に入れるとよいというアドバイスを頂きましたのでその通りに。つるりとして、コシがある安定の養助うどん。秋田市内の店(西武秋田店・駅ビルトピコ店)など他の同社直営店でも同じメニューを頂けますが、なぜか現地で食べるとよりおいしく感じるのが不思議稲庭うどんは乾麺なので、直営店ならどこでも同じはずなんですけどね。気分の影響って大きいですね。うどん1玉を追加注文しました。今度はオーダーしてから30秒ほどのスピード配膳でビックリ 同行者は、天ぷらうどん。養助さんでは、温かいうどんであっても天ぷらは別皿で供され、サクサクのうちに食せます。冷たいのは「天せいろ」で、二味うどんに天ぷらがついた「二味天せいろ」もあります。付け合わせの漬物は、どちらもやはり秋田県南部の名物いぶりがっこです。 伝統産業でも抜け目なく、LINE友だち募集中養助さんは現地の稲庭うどん業者としてはいち早く県外出店したり、キッチンカーを所有してイベントに出店したり、営業面では時代に即した動きをされております。 食事をするとJAFの優待で、家庭用の長さの乾麺1人前を頂戴しましたJAF会員の方はお忘れなく(2019年9月時点の特典)なお、総本店の向かいには、天ぷらと稲庭饂飩の「正心庵」を出店されています。 カウンター8席の落ち着いた店だそうです。天丼のほか、コースがあるそうです!一方、総本店の裏手には・・・ 佐藤養助商店さんの巨大な工場が新築されていました…見学した店内の工場だけで、出荷量を賄える筈ありませんね。さすが稲庭業界のリーディングカンパニーです。佐藤養助総本店秋田県湯沢市稲庭町字稲庭80レストランのほか、売店と工程見学があります。営業時間等は同社公式サイトを見てください。列車・バスでのアクセスJR奥羽本線「湯沢駅」より、羽後交通の路線バス「皆瀬ゆき」「小安温泉ゆき」に乗って27分、「稲庭中町」下車。バスを降りて後方すぐ。おおむね2時間おきの運行です。または、JR奥羽本線の「横手駅」より、羽後交通の路線バス「稲庭ゆき」に乗って50分、同じく「稲庭中町」下車。(湯沢駅・横手駅へは、秋田新幹線の大曲駅か、山形新幹線の新庄駅より普通列車で。横手駅へは東北新幹線の北上駅から北上線も利用できます)なお、栗駒山須川温泉から湯沢へ下る路線バスはなく、観光用の乗り合いタクシー(予約制)となります。マイカーでのアクセス E13 湯沢横手道路「湯沢IC」・湯沢市街より、 国道398号線 経由で20分ほど。R398を道なりに進んでも到着しますが、同社の野立て看板は途中から近道を案内してくださいます~これが本文中に紹介の秋田名物~ 佐藤養助稲庭干饂飩八代目 佐藤養助 稲庭うどん 稲庭干饂飩 はしっこ《徳用切り落とし550g 約5〜6人前・乾麺》KT-10【秘密のケンミンSHOW】 八代目 佐藤養助 稲庭うどん《徳用切り落とし270g 約3人前・乾麺 はしっこ》 稲庭干饂飩 KT-05【秘密のケンミンSHOW】 八代目 佐藤養助 稲庭うどん MYL-30《木箱入 約7〜8人前・乾麺》 八代 佐藤養助 稲庭うどん《つゆ付・約2〜3人前・乾麺》稲庭干饂飩 WY-15
2019年10月04日
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8月19日に見に行った、秋田県鹿角市の伝統祭典「花輪ばやし」見物記のその4です。今回の見物ドライブでは、この「駅前行事」までを見て帰途につきましたので、花輪ばやし見物記も今回を最終回とし、最後に交通アクセスの情報などをご紹介しますので、最後までお読みくださいねなお、今回の画像は、デジカメ撮りとスマホ撮りとが混在しております。時刻は20時に近くなり、いよいよ、観光客のお目当て駅前行事の時間となりました駅前行事では、すべての屋台がJR鹿角花輪駅前に整列する、外来の見物人には一番メインともいえるコーナーです。まず先にお偉方(副市長と国会議員)の挨拶があり… その後、アナウンスとともに、駅舎に向かって右側から、屋台が次々と入場してきます ちょうど、見物位置のすぐ隣が来賓席になっていたようで、結構長い時間停まって囃子の演奏がされていましたクリーム色の建物が、JR鹿角花輪駅の駅舎です。 舟場町のこの若い男女は超ノリノリであったどの町内も、若い子たちの弾けてる感ハンパないですよく、「東北の夏は短いから、人々は祭りに情熱をかける」といいますが、まさにその通り。 普段は広い駅前広場も、狭く見えるほどです 全屋台が画像に入りきらないっ横一列に並びましたしばらく、入場の演奏が続いたのち演奏は止み、表彰などが行われます。 各町内の役員級の男たちが輪になって並び、「御旅所」で見た花輪ばやし独特の手打ち「サンサ」再び。一瞬の静寂に包まれたあと、「サンサンサントセ、オササノサントセ、ヨイヨイヨーイ」。2回だったかな?「駅前行事」は入退場も含めおよそ1時間。揃っての合同演奏というのはありませんでしたが、豪華絢爛と名高い花輪ばやしの屋台が一堂に会する場面は、このお祭りを見に行くなら絶対に外せません…ということで、屋台の退場を見つつ、会場を後にして、車を停めた「道の駅かづの」に徒歩で戻りました。(道すがら、スーパー「ITOKU花輪店」に寄って見たが、さすがに総菜は何も残ってなかった)今回見れたのはほんの一部で、神事や屋台の運行、お囃子の演奏は翌日早朝まで続きます。中でも深夜に行われる「枡形行事」(1日目深夜)、「赤鳥居行事」(2日目深夜)が「神事」だそうですので、機会があれば見てみたいものです。国指定重要無形民俗文化財・ユネスコ世界無形文化遺産「花輪祭の屋台行事」日本三大ばやし花輪ばやし毎年8月19日・20日(曜日に関わらず日付固定)秋田県鹿角市花輪地区(花輪の市街地)で開催19日のお昼から20日早朝までと、20日お昼から21日未明まで、屋台の運行や各種行事があります(21日午前5時に交通規制解除)。詳細スケジュールは、公式サイトに掲載されます。列車・バスでのアクセスJR花輪線「鹿角花輪駅」下車。東北新幹線「盛岡駅」で花輪線に乗り換えできます。秋田駅からは「大館駅」で乗り換えできるほか、毎年、秋田から直通の臨時快速「花輪ばやし号」の設定があります(指定席あり)。帰路の「花輪ばやし号」は「駅前行事」を最後まで見てから乗車することが可能です。高速バスは、盛岡駅西口から「みちのく号」1日14往復、予約不要。池袋駅西口・大宮駅西口から「ジュピター号」1日1往復、夜行・予約制(秋北バス・国際興業)。高速バスは、通常は「花輪駅前」ですが、交通規制にかかる便は停留所が変更となります。マイカーでのアクセス盛岡方面からはE4東北自動車道「鹿角八幡平IC」(かづのはちまんたい)より、国道282号経由で「道の駅かづの あんとらあ」まで5分ほどで到着できます。そこから徒歩10分ほどまたはシャトルバス(有料)利用。青森方面からは、「十和田IC」(とわだ)より、国道282号経由で鹿角市役所駐車場まで10分弱で到着できます。そこからシャトルバス(有料)利用。秋田方面からは、E7秋田自動車道「二井田真中IC」または「大館南IC」より、鹿角市役所駐車場まで30分少々。なお、交通規制期間中も、国道282号花輪市街地の通り抜けは可能です。~ふるさとを元気に!~鹿角市 ふるさと納税 【ふるさと納税】ホテル鹿角 お気軽宿泊プラン(1泊2食付)2名様宿泊券価格:70000円(税込、送料無料) (2019/9/13時点) 【ふるさと納税】ホテル鹿角 【特選料理】ペア宿泊プラン(1泊2食付)2名様宿泊券価格:100000円(税込、送料無料) (2019/9/13時点) 【ふるさと納税】日本一美味しいと言ってもらいたい 鹿角産 枝豆 3kg価格:9000円(税込、送料無料) (2019/9/13時点) 【ふるさと納税】比内地鶏きりたんぽ鍋セット3人前Fカット野菜付き価格:15000円(税込、送料無料) (2019/9/13時点)
2019年09月13日
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秋田県鹿角市で8月に催された「花輪ばやし」見物記の4回目です。「御旅所神事」の見学とお参りを済ませて、商店街の通りへ戻ってきました。 お囃子の演奏は一層熱が入ってきたようです。楽器は、鉦、太鼓、笛、三味線で奏でられます。見た感じではどの町内でも、鉦と太鼓は子供~若手が、笛と三味線はベテランが担当しているようですね。笛と三味線の人たちは座っていますが、太鼓を演奏している若い人たちは立っているように見えると思います。この「花輪ばやし」の屋台は台枠があって車輪こそついているものの、床の一部がなく、太鼓は立って歩きながら演奏するようになっているんです。 御旅所から出でくる小路のほぼ向かい側に、祭典本部がありました。誰~もいませんが、菰樽と升が置かれていますね~行ってみましょうか 地元花輪の銘酒「千歳盛」(チトセザカリ)で、鏡開りでもしたのかしら(このお祭りでも「鏡開き」と呼ぶのかどうかは分かりませんが…)いわゆる「御神酒」でしょう。樽の中にはまだお酒が入っており(!)、「ご自由に」とは一切書かれていませんでしたが、皆さんご自由に飲んでいました(笑)車なので飲めませ~んやはり「祭り」は列車で行くべき…だななお、祭典本部が設置されていたこの建物は、情報技術・音楽交流のために行政が設置(指定管理者方式)している「MITプラザ」といい、夜遅くまで音楽練習や会議などに使えるそうです。また、実行委員会自体は千歳盛の社内に設置されているということです。「MITプラザ」から北へ進むと、次の大通りの角には「千歳盛酒造」。そこを左(西方)へ曲がると、「駅前行事」が行われるJR鹿角花輪駅まで一直線の「中央通り」です。露店がほとんどないこのお祭りにあって、ここだけは集中的に露店が出店し、80年代の原宿竹下通りを凌駕すると思われるごった返しぶりです。 参加町内の若い衆はお祭りに夢中ですが、それ以外の地域から見物に来る若い衆のお目当ては、やっぱり年に一度の出店巡り。これはどこのお祭りでも同じですね。この地域の若い世代の子たちが全員来ているのではないかと思う程の平均年齢の若さ。…これだけの人波だと、ご年配が出店で買い物するのはちょっと厳しいかもしれませんね。鹿角花輪駅前近辺の「いとく」や「Aコープ」はこの時間まだ営業していますから、軽食や飲み物はスーパーやコンビニでも買えます。(国道との交差点角にはセブンもあります) 出店(露天商)が立ち並ぶのは、「中央通り」のうち、国道282号線よりも東側のみです。ここは19日午前11時~21日午前5時まで通して車両通行止となります。国道282号線を渡って、JR鹿角花輪駅前に近づきましょう。こちらも車両通行止めになっていますが時間規制(午後~夜のみ)で、露天商の姿はなく、沿道の商店が店頭販売をしています。人の流れにも余裕があります。 鹿角花輪駅前にやってきました。すでに黒山の人だかりで、「駅前行事」に先立ち、お偉方の挨拶が始まっていました。その前には踊りの披露があったようです。人垣の後ろから背伸びして見物することになるかと思いきや…じりじりと詰めまして(笑)一番前とは言いませんがかなり前のほうで見物することができました。「駅前行事」は、19日は19時50分から(20日は20時40分から)。各種ご挨拶につづき、駅舎に向かって右手から、参加全町内の屋台が続々と入場します。「駅前行事」の様子は、 次 回!~飲みやすい~かづの銘酒 千歳盛【かづの銘酒】千歳盛 精撰(秋田印) 1800ml(一升)価格:1772円(税込、送料別) (2019/9/10時点) 【かづの銘酒】 千歳盛 純米吟醸 花輪ばやし 720ml価格:2211円(税込、送料別) (2019/9/10時点) 【ふるさと納税】地酒300ml 6本セット【千歳盛酒造】価格:10000円(税込、送料無料) (2019/9/10時点) 【ふるさと納税】千歳盛酒造 地酒4合びん3本セット価格:15000円(税込、送料無料) (2019/9/10時点)
2019年09月10日
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8月19日に見に行った、秋田県鹿角市の祭典「花輪ばやし」その3です。※画像は、一般見物人の方々はお顔に処理をしていますこのお祭りで一番有名なのが、JR鹿角花輪駅前のロータリーにすべての屋台が揃う「駅前行事」で、それを目当てに訪れる方が大変多いのですが、駅前だけでなく、商店街の方まで足を延ばすと、また違った光景を見られます。 ひとつ前を進む屋台の人たちが後ろを向いて、次の屋台を待ち構えています。これから、挨拶をしようとしているところです。 双方の町内の役員と見られる人たちが向かい合って、何やら会話(交渉?)をしているようです。その間もお囃子の演奏は続けられています。片方のひとりが提灯を持って相手方の方へ行き、提灯をかざしながら耳もとで何かを話すという、なかなか独特なスタイルです。 ちょうど、この辺の路地をのぞいてみると、幟が立ち、浴衣姿の男衆が整列しているのが見えましたので、行ってみました。ここは「御旅所」(幸稲荷神社御旅所)だそうです。このお祭りは幸稲荷神社の祭典ですが、本殿は山の方にあるので、御神体は御神輿にのってここまで下りてきているそうです。 ブレ写真で恐縮ですが、各町内から一人づつですかね? やがて、次々と男たちが坂を上がって来て、整列しました。プログラムを見ると「御旅所神事」というのが始まるようです。ここではお囃子の演奏や鳴り物はなく、会話もなく、静寂に包まれていました。見物人もほとんど言葉を発しない、独特の空気に包まれました。 正式に何というのかは分かりませんが、点呼のようなことが行われました。 静寂の中、突如、手締めが始まりました。「サンサンサントセ オササノサントセ ヨイヨイヨーイ」これは「サンサ」というそうです。 「サンサ」を行い、最後に御神酒を口にして、男たちは駆け足で坂を下っていきました。 神事が終わると、男たちは屋台に戻りますが、見物人の人々は御旅所にお参りできます。ここでは、一般参拝者も盃で御神酒を頂くことができます。「御旅所神事」が終わるころ(19:00前頃)には、日はすっかり暮れ、屋台は夜の輝きとなりました。通りに戻ると、街はますます賑わいを増していました。屋台はこれから駅前に向かってパレードを開始。「駅前行事」が始まるまではまだ1時間近くあるので、屋台を眺めつつ、露店なども冷やかしながらJR鹿角花輪駅へ向かいました以下、次 回!~「かづの」の特産品!果実はいま時期だけ!~北限の桃 お届け日指定不可!【出荷期間:9/中旬〜9/下旬まで】秋田県産 JAかづの「北限の桃」5kg(13〜18玉入)価格:7480円(税込、送料別) (2019/9/9時点) お届け日指定不可!【出荷期間:9/中旬〜9/下旬まで】秋田県産 JAかづの「北限の桃」3kg(6〜8玉入)価格:3980円(税込、送料別) (2019/9/9時点) かなえや 北限の桃ようかん価格:400円(税込、送料別) (2019/9/9時点) 【送料無料】北限の桃 ムーストルテ(直径約16cm)産地直送価格:4320円(税込、送料無料) (2019/9/9時点)
2019年09月09日
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今日の秋田市はフェーン現象で9月と思えない&台風接近時特有の蒸し暑さこの中、「豊かな海づくり大会」ご臨席のため天皇皇后両陛下が昨日からご来県されていましたが、台風の影響を避けるため(これはもちろん東京の話です)、今日午後の予定を取り止めてお帰りになったそうです。さて、8月19日に見に行った「花輪ばやし」の様子、その2です。道の駅「あんとらあ」に駐車して、国道282号を中心部方向へ歩いていると、国道から外れた方向からお囃子が聞こえてきました。さっそく、国道から右折して旧来からの市街地の方へ…。 何台もの屋台が連なって、北の方向へ進んでいました。夕暮れが迫り、屋台に灯りがともって、雰囲気が出てきました。屋根の上に人が乗っていますが、屋台の屋根には発電機やクーラーボックスなど必要資材が積まれているようです。 一般的に古くからの町並みで「桝形」というと、敵防御のため街路をクランクにしている場合を指しますが、ここの場合そうはなっていないようで、この「桝形」とはどういう意味合いなのか気になります。プログラムを見ると、1日目の深夜(歴日でいうと2日目の未明)、神事として「桝形行事」というのがあるそうです(2019年のプログラムでは、午前3時15分から)。 見るからに歴史を感じる大きな木造建築物の前にて。双方に提灯の灯りがともっていい感じなんともフォトジェニックなポイントで、テレビ取材や魁新聞もここで撮っていましたね。 ちなみにこの建物は、「旧関善酒店主屋」といい、県の観光サイト「あきたファンドットコム」によると、明治38年に築造され、かつては造り酒屋を営んでいた旧家「関家」の住居兼職場だったということです。特に、「吹き抜けの通り土間上部の架構は東北最大級の規模」だということです現在は国登録有形文化財になっていて、「関善にぎわい屋敷」として有料公開されています。おそらく、花輪エリアでは尾去沢鉱山と並ぶ観光スポットたりえるでしょう。 その向かいにも、古い民家がありました。こちらは特に案内が出ていないので一般のお宅かと思いますが、関善と向かい合って残り、昔の花輪の繁栄をしのばせています。余談ですが、軒先に「ひさし」がついていますね。関善の軒先にも全面に「ひさし」がついていますが、これは日よけにあらず雪よけでして、昔はこの通りの建物ほとんどにこの設備があり、アーケードのように通り抜けができたそうです。この設備は「こみせ」と言いまして、ここ花輪に限らず、東日本~北日本の豪雪地帯ではあちらこちらで見られた設備でございます(新潟県では「雁木・がんぎ」という)。ただし、公共財や商店街の共有である現在のアーケードと異なり、「こみせ」は基本的に各商店の私有地を通行人の便に供したもの。近隣だと、青森県の黒石が、いまでも「こみせ」が連なり有名です。 通りの建物は新しいものがほとんどですが、所々に歴史を刻んだ建物が残っていると、伝統ある祭りの印象がより強くなるというものですこの通りでは、屋台の運行だけではなく、神事や交渉事も見ることができました。「駅前行事」だけの見物では見られない、この祭りの本質により近い場面を今回見ることができました。以下、次 回!~秋の鹿角市で温泉を満喫しませんか~鹿角市にある有名な温泉!源泉・秘湯の宿 ふけの湯 縄文のふる里 大湯温泉 ホテル鹿角 四季彩り 秋田づくし 湯瀬ホテル 後生掛温泉
2019年09月08日
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最近更新の時間があまり取れずにご無沙汰しております。さて、8月19日、秋田県北部の「鹿角市」(かづのし)で開催されたユネスコ世界無形文化遺産・国指定重要無形民俗文化財「花輪ばやし」を見物してきましたこのお祭りは毎年8月19日の夕方から20日の深夜(21日早朝)までほぼ昼夜通し(※)で行われる、鹿角市花輪の産土神(総鎮守)「幸稲荷神社」の祭礼に奉納される屋台行事です。※プログラムでは、20日の6時~正午の間は一時お休み「日本三大ばやし」に数えられるそうです(Wikipediaによれば、神田囃子、祇園囃子と、花輪囃子か佐原囃子のどちらか)。会場の鹿角市花輪は、県都秋田市からは遠く離れ、むしろ岩手県盛岡市の方が近い地域(実際に、藩政時代は盛岡藩であった)で、他の秋田県内よりも独特の文化が根付いている地域ですが、高速道路の延伸により、秋田市北部から2時間半程度で行くことができるようになりました。お車で行かない方向けには、毎年臨時列車「花輪ばやし号」(秋田~鹿角花輪・快速指定席)の運行があります。ただ、今回は早めに自宅を出発し、高速は通らずに上小阿仁村から阿仁前田を通り、森吉ダムから大葛温泉へ抜け(ここ狭隘区間)、鹿角市花輪の南側へ出るルートでドライブしました。まずは、駐車場へ「花輪ばやし」では、お昼から屋台が運行されますが、注目の的は夕暮れ以降の煌びやかな運行と、全屋台が鹿角花輪駅前広場に整列する「駅前行事」です。これらに間に合うように、17:45頃、鹿角市花輪に到着しました。先述の通り、大葛温泉から花輪市街に向かったので、一般的な秋田市からのルートとは違う、花輪市街の南側(盛岡方)から花輪の市街に入りました。陸中大里から国道282号線に入り、東北自動車道の鹿角八幡平(かづのはちまんたい)ICを横目に見ながら到着したのがこちらです。 道の駅かづの「あんとらあ」「花輪ばやし」において公式に駐車場として案内されている4か所のうちのひとつで、花輪の中心部より南(盛岡方)では唯一の駐車場です。※交通規制時間中でも、国道282号を通行して市街地を縦断することは可能国道から見える範囲の駐車場は収容台数があまり多くはないのですが… 道の駅敷地の南側に大駐車場がありまして、こちらに結構な台数を駐車できます。この日は平日であったということもありましょうが、17:45でもラクラク駐車できました大駐車場へは道の駅の入口から入ります。2019年は無料でした。 豪華絢爛な祭りということで以前から人気がありましたが、ユネスコ登録によってますます注目度が増しているようです。小さな街の祭典ですが、観光バスがズラリ。 ここ「道の駅かづの あんとらあ」には、盛岡~大館間の高速バス「みちのく号」も停車。盛岡行きが18:55ということで、「駅前行事」は見られませんが、夕暮れ時の屋台でのお囃子演奏を見てから盛岡に向かうことが可能。盛岡行きは道路の向かい側に停まります。乗客の方が待っていますね。ちなみに、JR花輪線の盛岡行きは19:59まであります(やはり、駅前行事は見られません)。(帰りに撮影) なお、この「道の駅かづの あんとらあ」には、EV QUICKもあります。また、道路の向かい側にはセルフスタンドやドラッグストアもあります。さて、「あんとらあ」に車を停めて、街の方へ。国道282号を北へ歩いて10分程度で、駅前との交差点に到着します。 シャトルバスも走るので、足腰の弱い方におすすめです。街の南側にある「あんとらあ」から中心部を通り、街の北側の駐車場とを往復。16:40~22:20まで20分間隔、1乗車100円ということです(2019年)。道の駅から歩いて数分、シャトルバスを撮影した交差点まで進むと、東側からお囃子の音が聞こえてきました 早速、「屋台」を見つけました。あちらへ行ってみましょう以下、次 回!~花輪ばやしの日は早い者勝ち必至!~JR鹿角花輪駅周辺の宿ホテル茅茹荘 お宿ちとせ ホテルガーデン かわむら 鹿角パークホテル
2019年09月06日
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前回ご紹介した、「日本三大長谷観音」のひとつ長谷寺「赤田の大仏」の真向かいに、色どりどりのお花が咲くバラ園があります注:「長谷寺」=「ちょうこくじ」と読みます そんなに広くはないバラ園ですが、長閑な田園風景によくマッチしています。写ってはいませんが、奥の方には市民菜園とブルーベリー園があります。 バラ以外にもお花が咲いているほか、陶芸用の窯もありました。現地の案内地図によると、奥の2つの山は「東光山」というようです。 東光館という施設です。赤田駐車場に面していて、内部はお休み処、展示室、陶芸室だそうです。お休み処までお邪魔してみました。食堂はありませんが管理人さんがおり、お菓子やコーヒーの販売をしていました。資料室は申し出れば見学ができるようですので(有料みたい)、大仏拝観の前後に立ち寄るのがちょうどよいですねアクセス情報は「赤田の大仏」と同じです。前回の記事をご覧ください。~本荘市内や大内地区の観光に~本荘市内 大浴場がある宿安楽温泉 ホテル ルートイン由利本荘(天然温泉ではありません)
2019年07月30日
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秋田県由利本荘市の旧大内町エリアに、「大仏」があります。「大仏」といっても東大寺や高徳院(鎌倉大仏)のような座像ではなく、立像、つまり「観音様」です。それが、大きいので有名です。前回ご紹介した折渡のあじさいロードから、車だとさほどかかりません。アジサイ見物の足で次に向かいました。 正法山長谷寺神奈川の鎌倉にも、やはり有名な観音様がある「長谷寺」がありますね。あちら(鎌倉)は「はせでら」ですが、こちら赤田の大仏様のお寺は「ちょうこくじ」といいます。ここ由利本荘赤田の「長谷寺」と鎌倉の「長谷寺」に、奈良・桜井市の「長谷寺(はせでら)」の3つが、「日本三大長谷観音」だということです。注:福島・二本松市の「長谷寺」、茨城・古河市の「長谷寺」が推挙される場合もあるとのこと江戸時代中期の開山ですが、明治時代に、伽藍・仏像すべてが全焼し、すぐ再建されたというこことです。なお、開祖は、前回ご紹介した折渡峠にある延命地蔵尊と同じ是山和尚だそうです。上の写真が、「赤田の大仏」がおさめられている「大仏殿」で、国登録有形文化財となりました。大仏殿は、日中は参観が自由です。少々重い戸を開けて、中に入ると… 圧倒的に大きな大仏(観音様)が我々を見下ろしています。「十一面観世音菩薩立像」(通称「赤田の大仏」)、由利本荘市指定文化財となっているそうです。開祖の是山泰覚が鎌倉や奈良の観音様にあやかって建立を発願し、1786年に完成したということです。大仏殿はそれよりわずかに遅れて1794年に完成。しかし、およそ100年後の1888年、堂宇伽藍を全焼する火災に見舞われ観音様も大仏殿も焼けてしまったということです。すぐに再建の動きが始まり、1892年~93年にかけて観音様、大仏殿とも再建されたということです(現地の解説板より)現地の解説板 解説の全文はこちら(日本語)・(英語 English)大仏(観音様)、大仏殿ともに2代目ですが、初代よりも長い時間を経過し、当地はもとより各地から参拝客が訪れるようになっていまして、今回、初めて参拝して、その大きさに圧倒されました 不動明王と蔵王権現(反対側)も安置されています。 境内には石庭があります。 当地、由利本荘市赤田出身の画家、堀川達三郎氏(平成15年日本美術院賞受賞)が、1990年(平成2年)に築庭した「釈迦三尊 石庭」です。石庭の解説板はこちら 高い杉の木の先が境内です。夏の青空の下、杉木立の伽藍を訪ねる大人の旅はいかがでしょう日本三大長谷観音・由利本荘市指定文化財(立像)・国登録有形文化財(大仏殿)長谷寺「赤田の大仏」秋田県由利本荘市赤田字上田表115 列車・バスでのアクセス【アクセスルート1】JR羽越本線「羽後本荘駅」(特急停車)より、「由利組合総合病院前」まで羽後交通バス各線で移動し、そこで赤田線にのりかえ、「赤田大仏前」下車。バス停は門前向かい側にあります。便数が少ないので、時刻を事前に調べてからご出発ください。羽後交通HP、バスNAVITIMEなどで調べられます。※循環バス「ごてんまり号」(毎時10・40分発の便)に乗って「羽後交通前」(本荘営業所)へ行き、そこで赤田線に乗り換えも可能です。注:赤田線は駅を通りません注:「ごてんまり号」以外の本荘営業所ゆきバスは、駅前を発車(または駅前角を発車後)したあと、先に組合病院へ行きます。【アクセスルート2】JR羽越本線「羽後岩谷駅」より、およそ3km(県道69号経由の最短経路)。駅にタクシーがいます。また、徒歩45~60分程度。県道69号経由の最短経路でも全線舗装ですが、途中に山越えがありますので、熱中症・クマ対策をしてお出かけください。岩谷集落内の経路がちょっとわかりづらい。マイカーでのアクセスE7日本海東北道(無料区間)「大内JCT」より10分程度。有名スポットなので、ナビで検索できます。google mapも正確な位置を表示しています。駐車場は、門前向かい側にあります。大きな看板が目印です。(福祉車両等は大仏殿の脇まで入ることが可能) ~午前中のご参拝に便利~本荘市内のホテルホテル ルートイン由利本荘 本荘グランドホテル ホテル アイリス羽後交通本荘営業所が目の前です!
2019年07月29日
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あじさいネタ続きで恐縮ですが、男鹿・北浦「雲昌寺」のあじさいを拝観した次の休日、今度は、由利本荘市にあるあじさいの名所に行ってみました。ぶらぶら日:2019-07-06(日付を訂正)場所は、秋田県由利本荘市の「折渡峠」。奉納された小型のお地蔵さんが無数に並ぶ「千体地蔵」として、東北地方では有名です。そこの道路端にあじさいの植栽が続く「あじさいロード」になっております。訪問時点で、見頃は過ぎたかな?といったタイミングでした。 ここの「あじさいロード」は、総延長が結構長いです。上は千体地蔵のところですが、下は岩谷麓の集落のすぐ近くまで断続的に続いています。 7月初旬、空はなつぞら。しかし気温・湿気は盛夏に比べるとまだ穏やかでした。森の木々が、もっとも緑に輝くときですね。 あじさいの花の上に、お地蔵さんが並んでいるのが見えますか?これが「千体地蔵」です。この斜面のずっと上まで、おそらく「千体」ではきかないのではないかと思う数が寄進されていて、圧巻です。 この斜面の麓、巨木の下に祠があります。木漏れ日の下に祠がある、”the日本の夏”のひとつに数えてもよいと思う光景がそこにありました。こちらは、「折渡延命地蔵尊」といい、250年近い歴史があります。「延命地蔵尊」と「千体地蔵」については、今年の4月に訪問記を書き記しておりますので、そちらも見てください千体地蔵についてはこちら(2019年4月UP) 折渡峠のあじさいは、色とりどりです。花びらの付き方が違う品種も植栽されています。男鹿のあじさい寺が「絶景」なら、こちら折渡峠は「カラフル」です。 でもやっぱり、あじさいと言ったら、青ですね。目を引きます。 もう少し早く(6月中~下旬)に訪問すれば、もっと鮮やかなアジサイを観賞できたことでしょう売店でひと休みしつつ、あじさい巡りができます。歩道はないので車には気をつけて。折渡千体地蔵・あじさいロード列車・バスでのアクセスJR羽越本線「羽後岩谷駅」より、タクシーで10分程度。「羽後亀田駅」からタクシーでも可。歴史好きの方は、亀田藩岩城氏の城下町(小さいですが)散策とセットで楽しむのも良いですね。なお、両駅間にある「折渡駅」が本当の最寄り駅なのですが、停車本数が非常に少なく、タクシーもいません。マイカーでのアクセス E7 日本海東北自動車道「大内JCT」または「松ヶ崎亀田」より10分程度。大内JCT出口は←左折。しばらく進み、JRの築堤の手前にある「岩谷麓」交差点を←左折。あとは峠を登ってください。松ヶ崎亀田ICからの場合は、秋田方面からの出口の十字路を直進し、田んぼの中を突き当りまで進んで、右折→。さらにJRの線路をくぐってすぐの丁字路を←左折。あとは道なりに進んでください。アクセス情報は、4月の記事と同じ内容ですアジサイ NHK趣味の園芸12か月栽培ナビ 9 / 川原田邦彦 【本】価格:1296円(税込、送料別) (2019/7/25時点) アジサイ(紫陽花) 霧島の恵 3号苗価格:1058円(税込、送料別) (2019/7/25時点) 【本 書籍】 家の光協会 魅惑のアジサイ 名所と自生地を巡る 大友 三夫 ■ 花 ガーデニング 八木書店 BYZ価格:656円(税込、送料別) (2019/7/25時点)
2019年07月26日
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男鹿市北浦で人気急上昇中ということで行ってきましたあじさい寺(北浦山 雲昌寺)。(お寺の様子は、こちら)駐車場に車を停めて5分ほど歩くのですが、その道中も風情たっぷりでした 並木とまではいきませんが、大きな松の木が並んで生えておりまして、参道の雰囲気を醸しております。 石碑もいくつかあって、歴史の道なのだな~と感じます。あ、おおきな毛虫…。(本当にデカかった) 庚申塔(庚申塚)がありました。庚申塔は集落の入り口に多いと言われますから、古くはここが集落の入り口だったのかな? お寺に近づいてくると、道端にもアジサイが咲き誇っていました。境内と同じ「青色のアジサイ」です。海とのコラボレーションが素敵です。余話境内に点在している「お地蔵さん」。 お寺の前の駐車場の真ん中にも安置されていました。(※あじさい期間中は物販コーナーとして使用) 青いあじさい色のババヘラアイス児玉冷菓さんの「ブルーアイス」(「アジサイ色」とは謳っていない)という、ソーダ&レモン味の、売り子さんがヘラで盛り付ける氷菓です。ちなみに、”ババヘラ二大業者”(?)のもう一方、進藤冷菓さんのあじさい色ババヘラアイスは違う味で、色合いも違うそうです。あじさいの花とともにババヘラアイスも味の競演ですねなお、ここ男鹿半島のあじさい寺(北浦の雲昌寺)への行き方は、前回・前々回の記事でご紹介しています男鹿温泉 湯けむりリゾート 男鹿観光ホテル 海と入り陽の宿 帝水 秋田 男鹿半島戸賀湾を見下ろす絶景の温泉旅館 男鹿温泉郷 元湯雄山閣
2019年07月25日
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男鹿市北浦のあじさい寺(北浦山 雲昌寺)見物記の「その2」です。「その1」はこちら今年のあじさいはもう終わりなので、来年(2020年)以降の参考になさって下さい。ぶらぶら日:2019-07-03臨時駐車場に車を置き、入口で拝観料をお納めして中に入るとすぐさま、一面のあじさいその先に山門があり、一番の見どころはその先にありました…というところまでは前回(その1)でした。 前回はここまでご紹介しました。山門を入り、ここで右へ分け入りましょう。広くはない境内なので、すぐです。そこに待っていたのが ここが、人気沸騰あじさいスポット限られたスペースの一面に、びっしりとアジサイが植栽されています。撮影タイミングの都合で一部が日陰になっていたり、歩道が写ったり、他の拝観者が写ったりしていて…いい写真ではないのですがご勘弁ください見晴台(お立ち台)が設置されていて、写真を撮りやすくなっていて。話題沸騰後、さっそくJR東日本のポスターに採用されたのもここ。また今年は、ここのライトアップがTV朝日系「報道ステーション」で生中継されたそうですまた、振り向くと 北浦の街と、その先に広がる日本海を、あじさいとともに一望出来ました 海とあじさい観光地ぽくて良いですまるで鎌倉みたいです(秋田県に「観光地っぽさ」を感じる場所は実はあまりない)お寺ですから、あまりはしゃぎ過ぎないようにしましょうね。両側いっぱいのアジサイ園を抜けると、このお寺の本堂があります。 本堂の周囲にもびっしりとアジサイが咲き誇っていましたお寺ですから、必ず御本尊様にお参りいたしましょう。本堂の内部装飾や本尊の釈迦牟尼像も見事です。本堂の中は撮影禁止ですからご紹介いたしません。ぜひ現地で見ていただきたいと思いますあじさい期間中は、寺務所(トイレあり)から本堂の廊下(縁側)に入ることが可能です(畳には上がれません)。あじさい期間以外は寺務所にお問い合わせください。 あじさい寺は、竹林も見事です。竹林の小径と銘打って通り抜けが可能です。秋田県では真竹または孟宗竹の竹林は非常に珍しく、県内では規模が大きいほうだと思います。 竹の根元に、かわいいお地蔵さんがいました。竹林の中に限らず、境内に点在しています。探してみましょう!また、境内に点在しているものがもうひとつあります。 ハート型の敷石境内に7か所あるそうです。7つ全部みつけて願掛けしてみましょう。 寺務所の隣では、期間限定(?)オープンカフェが出ていました。これも「観光地」らしい!(超ド級観光地「角館」にだってそんなにない)筆頭メニューの「ナガハマコーヒー」というのは、秋田で超有名な焙煎所です。「お釈迦様アイスコーヒー」も気になりますが、皆さん注文されるのがこれ あじさいティーあじさい寺の境内でなければすごい色の紅茶だと思うこれは、「青いあじさい」の色の紅茶です。そして、この紅茶は、あることをするとこうなります 紫色のあじさいティーに変化これはいわゆる「インスタ映え」ですね何をどうすれば、紫色になるのかは、現地でお確かめいただきたい(画像をよく見るとヒントがありますね)なお、お団子は別売りです。このお寺から坂の下にあるお菓子屋さんが出店していました。柔らかいおいしいお団子で、持ち帰りもしました いかにも「インスタ用」な撮り方をしている女性陣が続出していました(私Kazuはいまのところインスタやってません) といったわけで、およそ1時間以上にわたり、じっくり拝観させていただきました。今回初めて行きましたが、なるほどこれは人気が出る名観光地です。平日でしたが多くの拝観者が訪れていました(なるべく他の方が写らないように撮っているだけです)。土休日はものすごい人出で観光バスも来るそうですもうお寺の方々だけでは人手が全く間に合わないようで、地元の住民の方や観光協会がお手伝いに出ていました。来年(2020年)以降の、6月中旬~7月中旬の男鹿観光には、ぜひ組み入れてみてください何度も言いますが「お寺」ですのでご本尊様へ忘れずお参りし、はしゃぎすぎないようにお願いします!。男鹿のあじさい寺雲昌寺(うんしょうじ)秋田県男鹿市北浦北浦字北浦57秋田県民でもこのお寺は「船川」(駅や市役所)にあると思っている人が時々いるのですが違いまして、あじさい寺は半島の向こう側「北浦」にあります2019年は夜間ライトアップも行われました。日中と夜とで入れ替え制でした。拝観料は時間帯により異なりますので、現地で提示された額をお支払いください。(あじさい時期以外も拝観料をお納めください)列車・バスでのアクセス【路線バス利用 通年運行】JR男鹿駅またはJR羽立駅より、秋田中央交通路線バス「男鹿温泉ゆき」に乗り、「北浦(きたうら)」下車。徒歩5分ほど。路線バスは、お寺より下の北浦の集落内にバス停があります。この路線の時刻は、バスNAVITIMEなどで検索できます。【観光あいのりタクシー・バス「なまはげシャトル」特別停車】JR男鹿駅より、「なまはげシャトル なまはげ便」に乗車し「雲昌寺」で下車。徒歩5分ほど。「なまはげシャトル」は、お寺より上の県道沿い臨時駐車場前に停車。2019年は「あじさい」期間中のみ雲昌寺に停車したということです(通常は通過)。時刻確認・予約は「男鹿なび」サイトでできます。乗車人数により使用車両を変えるシステムになっていますので、なるべく予約してください。臨時駐車場(約100台収容)となまはげ便停留所 マイカーでのアクセス秋田自動車道(E7)「昭和男鹿半島IC」を出て交差点は直進し、7~8分の走行で突き当たる交差点を男鹿国定公園方向へ右折。あとは道なりで、国道101号線、県道55号線経由で40分ほど。北浦の「ホーマックニコット」を過ぎるとまもなく、看板があります。(秋田市中心部からだと70分程度)最短ルートは広域農道「なまはげライン」経由ですが、「なまはげライン」に入らず国道101号・県道55号を直進した方が道なりで到着できるため、初めての方にはわかりやすいです(「なまはげライン」経由だと、左折2回・右折1回あり)。ちなみに、現地の看板もgoogle mapも「なまはげライン」経由に誘導していました「あじさい期間」中は、お寺隣の駐車場は閉鎖(物販エリアに使用)または福祉車両専用です。一般車は県道沿い駐車場(約100台・お寺まで約400m)か、北浦漁港(お寺まで約1500m)に駐車となります。秋田 #男鹿 鈴木金栄堂 パンプキンタルト価格:1513円(税込、送料別) (2019/7/22時点)雲昌寺の券売所から坂を約1分下ったところのお菓子屋さんですあじさいティーと一緒に食したお団子もこちらのだったと思う!以上、男鹿のあじさい寺「雲昌寺」てくてく日記でした…が、駐車場からお寺までの約400の道中もまた見どころでしたので、次回ご紹介しますつづく
2019年07月22日
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秋田県男鹿半島に、ここ数年で人気が急上昇した寺社があります。男鹿半島の北側の「北浦」という地区にある北浦山 雲昌寺(うんしょうじ)というお寺。そこは、住職が15年かけて、境内一面を「青いアジサイ」で埋め尽くしたところ、TVによくご出演される絶景プロデューサーの詩歩さんの本で紹介され、一躍全国区の観光スポットになりました。死ぬまでに行きたい!世界の絶景 新日本編[本/雑誌] / 詩歩/著価格:1400円(税込、送料別) (2019/7/18時点)この本で紹介されました今年はもう、シーズンは終盤なので、来年(2020年)以降のご旅行の参考になればいいなと思って書きますぶらぶら日:2019-07-03「北浦のあじさい寺」こと、雲昌寺へは、車は臨時駐車場に置いて、歩いて行きます。臨時駐車場からお寺までは緩い下り坂で、歩いても5分ほど。その道中も歴史風情を感じる小径でしたので、次回次々回にでもご紹介したい臨時駐車場から下り坂を歩くと、先に本堂が見えますが、そこは出口なのでご注意。入口はもう少し坂を下ったところにあります。 境内の外まであじさいがはみ出しておりますここが入口です。拝観料をお支払いします。拝観料をお納めすると、切符がわりにリーフレットをいただけます。なお、北浦漁港の駐車場や、北浦の中央交通バス停から来られる場合は、先にこちらに着きますので分かりやすいでしょう。 境内に入るといきなりこれが目に飛び込んできます北向きの、ちょっと急な斜面に、青色のあじさいが一面に咲いています真逆光の日陰になってしまって、写りはちょっと暗い印象ですが、現地で現物を見ると見事です(撮影時刻は晴れの日の15時台) 聞く(読む)ところでは、境内に1株だけあった青色のアジサイ。それを副住職様が丹念に株分けしていったところ、見事なまでに青色アジサイで埋め尽くされるようになったそうです。「雲昌寺ブルー」とか、「北浦ブルー」などと呼ばれるそうです。 仏像のことはよく分かりませんが、仁王様のような仏像にも、ブルーアジサイは映えます。お寺らしくていいでしょ? 「北浦山」の扁額りりしい山門の先にもあじさいが咲き誇っているのが見えます。皆さん、まだあるの~とお思いかもしれませんが…実は、「絶景本」で紹介されて人気が沸騰しているスポットは、この先にあるのですそれは、山門を入ってすぐ右手にあります。…雲昌寺のあじさいは、本堂の前にも見事な群生がありますし、秋田では珍しい竹林も見事。長くなりそうですから、2回に分けたいと思います。一両日中にUPします!つづく交通アクセス案内も次回に掲載!~ホテルが豊富な秋田市を拠点に!~秋田駅周辺のホテル中通温泉 こまちの湯 ドーミーイン秋田 秋田ビューホテル リッチモンドホテル秋田駅前 ホテル なにわ ホテルアルファーワン秋田 東横イン秋田駅東口 「リッチモンドホテル秋田」は2019年7月リニューアルしたばかりとのこと!
2019年07月19日
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桜の名所「きみまち阪」のすぐ近くに、道の駅があります道の駅ふたつい「きみまちの里」 国道7号線二ツ井バイパスの青森方入口付近に1992年(登録は94年)からあった古参の道の駅ですが、高速道路工事に伴い、昨年(2018年)の夏、向かいに移転オープン 今回、移転後初めて立ち寄りました 移転前の建物はバブル時代の残照みたいな建物でしたが、新築なった新駅舎(?)は地元特産の「秋田杉」をふんだんに使った大きな建物です。杉材は今後、風合いを増してくると思われます。 明るいエントランスです。ただし18時で閉鎖となり、物販・飲食施設の営業時間外は別の出入口からお手洗い・休憩施設に入ることができます(道の駅の休憩施設は24時間開放が原則になっています)。 米代川に面していて、川に面している南側はガラス張り。ここはレストランになっていて、あいにくラストオーダー後だったのですがメニューをちらっと拝見すると、地元名産という「桜肉」(馬肉)のメニューや、全県的にもあまり知られていないと思われる地元の「そば」など、地域色豊かなメニューが揃っていました馬肉は米代川~阿仁川水系の谷沿いの地域で昔から食されます レストランは終了でしたが、テイクアウトのカフェなどはまだ営業していたので、ソフトクリームを食すことにしました ちょっと、普通のソフトクリームと見た目が違いませんか なんとこれ 逆さまにしても落っこちない もちろん、ガッチガチに硬い工場製のアイスではなく、お店でサーバーからコーンに絞り出すタイプのソフトクリームです。どうして逆さにできるかというと、空気を含ませているからだそうです(あと、クリームの濃度などもあるでしょう)。 佐竹知事もビックリの「ジェラソフト」は必食&インスタ知事が驚いている様子の写真がお店に飾られています 館内には歴史民俗の展示コーナーもあって、これは鍾馗様。村に疾病が入り込むのを防ごうとするおまじないで、本来は男体と女体で一対となるそうです。他、埋もれ木がガラス張りの床下に展示されていたりです。 この「道の駅」は、川の駅も兼ねているそうで、今後の活用が期待されますね。 当ブログ勝手に観光案内で必須の「交通案内」に参りましょう 「道の駅」なので、お車で行かれるのは容易です。国道7号二ツ井バイパスの大館・青森方入口にあり、 E7 秋田自動車道、秋田方からの終点「二ツ井白神」、小坂JCT方からの終点「大館能代空港」ともに10分程度で到着できます。旧道の駅の真向かいなので、古いナビや地図をお使いの方でも安心です。 桜の名所「きみまち阪公園」までは、この距離です。公園の各駐車場が満車になっている時は、道の駅の停めて歩いて行くと良いですね。徒歩だいたい10分くらいだそうです。 ちなみに、「道の駅ふたつい」の真向かいにある旧道の駅跡地は、インターチェンジ予定地とのことすでに槌音は聞こえており(ただし開通予定は未定)、IC開通の暁にはIC直結の道の駅として、サービスエリア同等の重要なポジションとなることでしょう(「新直轄区間」として計画されているので料金所は設置されず、道の駅をSA・PA代わりにできる)列車でおいでの場合ですが・・・二ツ井駅からは少し離れています時間が合えば、コミュニティバスがいいでしょう。 本数は少ないですが、「きみまち阪公園」とセットで観光すればいいですね まったく余談ですが、ここにはもう1本、バス停ポールが建っています。 秋田県北部で広く路線を持つ「秋北バス」のものですが、ここに同社の一般路線バスは来ていないはず?? な~んと、池袋ゆきでございました これは、秋北バスが運行する夜行高速乗合バス「ジュピター号」ののりば。 当然、「池袋発」のジュピター号も停まります。2019年の時刻では朝8:05着となっていますので、朝のきみまち阪公園を散策して戻れば、ちょうど物販施設がオープンするベストタイム高速バス利用で来られるのも良いですね 日が暮れたころ、また立ち寄ってみました。光の洩れ方もいい感じのデザインですね。~「木都」と呼ばれた程の秋田杉の集散地~能代市の名産品 白神フォレストコーポレーション 豚なんこつキーマカレー(中辛口)1人前価格:583円(税込、送料別) (2019/5/12時点) ななくらふるさとパック(おまかせセット)〔みそ各150g×3・季節のジャム各150g×3〕 七座加工所 秋田県価格:4904円(税込、送料無料) (2019/5/12時点) 【冷凍便発送】 セキト だまこ餅10個入価格:540円(税込、送料別) (2019/5/12時点)
2019年05月12日
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ちょっと遠出をしておりまして更新の間が空きましたが、4月29日に能代市二ツ井町の「きみまち阪」にお花見に行ったお話の続きです。お知らせ時代に流れで、ブログをPCでご覧になる方のほかに、タブレットでご覧になる方が増えていると思いますので、ご覧になりやすいよう、文字の表示サイズを「小」から「中」に変更しました※「楽天ブログアプリ」か「スマートフォン用ページ」でご覧いただいている場合は変わりません 米代川を挟んで二ツ井の市街地の対岸にあります、銀杏山神社(いちょうさんじんじゃ)←前回の記事をご覧ください その境内地内には、おおきな銀杏の木が3本あり、秋田県指定天然記念物になっているのでございます 手前に1本・奥に1本…銀杏の木があるように見えますが、タイトルの通り手前に1本・奥に2本で計3本あります(記念物登録のものに限る)。 手前の1本はとにかく太い。「もとめ木」という愛称がついています。 「もとめ木」と呼ばれる理由ですが、いちょうの木には、このような枝がついています。 神社入口にある解説板によると、枝が乳のように垂れ下がり(気根という)、そこから樹液が滴るので、お乳の出が悪い女性がこの枝に願い事を書いた紙を結び付け、それに白い布袋をかぶせるとお乳が出ると信じられていたそうです。 もちろん、「おまじない」の域を出ない話なのですが、時の藩主佐竹氏の奥方も願いごとが叶ったので、この神社では佐竹家の家紋の使用が許されたそうで、現在も、拝殿の賽銭箱には佐竹家の家紋がついています。 奥の2本のイチョウの木に行ってみましょう。「連理のイチョウ」というそうです。階段が整備されているので、短い階段の昇り降りができれば問題ありません(車いす・ベビーカーは行けません)。 この神域は、杉の木も見事です。よく手入れされ、すくっと天に向かって伸びています。ぜひ、見上げてみてださい。 1本に見えますが、この木は2本です。長年の成長により枝状につながってしまっているので、「連理のイチョウ」というそうです。 2本はそれぞれ「男銀杏」「女銀杏」といいます。 見事に仲良く手を携えているようですね。こちらにももちろん信仰(おまじない)があり、幹の周りを息を止めて3周すると、願いが叶うということです。 なお、現在は立入り規制のチェーンが張られているので1周できません。根を守っているものと思います。 いちょうの木まではこのように歩道がよく整備されおりますので安心です。車を停める場所からすぐですが、一応、森のクマさんが棲む山裾なので、早朝や夕方を避け、2人以上で行きましょう。秋田県指定天然記念物銀杏山神社のいちょう 列車・バスでのアクセスJR奥羽本線「二ツ井駅」(特急停車・タクシーもいます)より、徒歩40分程度。二ツ井市街地から対岸へ渡る「銀杏橋」を渡り、すぐ左折して川沿いに歩いてください。神社の手前までは民家が建っています。マイカーでのアクセス E7 秋田自動車道「二ツ井白神」(北上・秋田方からの終点)から10分程度、「大館能代空港」(小坂方からの終点)から15分程度。(「二ツ井白神IC」~「大館能代空港IC」間は建設中)
2019年05月11日
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秋田県能代市二ツ井町の米代川左岸(南側)の、大変美しい杉木立の中にある神社です。銀杏山神社(いちょうさん) 前回ご紹介した米代川左岸の桜を眺めながら車を走らせていたら、ありました。ほかにも来訪される方が後を絶たなかったので、近隣では有名な神社のようですね。 秋田県神社庁のサイトによると、天照大神をはじめ9つの神様をお祀りし、旧社格は郷社、境内社が2社あります。 お口の中が赤色に塗られている狛犬が1対。これは、悪者は退散しますね。 秋田県神社庁のサイトには、境内社が2社あると記されていました。これらでしょうか。あるいは、あとでご紹介する県指定天然記念物のいちょうの木の下に祠があったので、それらを数えるのでしょうか。わかりません。 なお、ここには、御神輿が収められていました。 立派な灯篭2本を構える形で拝殿がありました。手水舎もここにあります(あれ?鳥居のところにもあったけど?)。拝殿は、参拝者は自由に戸を開けて参拝するようになっています。賽銭箱も拝殿の中にあります。 賽銭箱に秋田藩主佐竹家の家紋がついていました。境内入口にあった解説板によると、佐竹の殿様の奥方がこの神社に祈願に詣でたところ願いが叶ったので、佐竹家の家紋の使用が許されたということです(防犯上、画像の掲載は控えます)。 時々祭事が催行されるのか、拝殿内は大変よく整理され、腰掛も新品同様のものが用意されていました。雪対策なのか、本殿はポリ波板に囲われていて、外部からは拝殿と一体化しているように見えます。 この神社の境内には、秋田県指定天然記念物の「いちょう」が3本あります。大変大きな木です。次回、そちらを見に行きましょう。こんなの見っけ民俗採訪 昭和43年度 秋田県山本郡二ツ井町 旧響村 山梨県北巨摩郡須玉町 旧増富村【中古】 列車・バスでのアクセスJR奥羽本線「二ツ井駅」(特急停車)より徒歩30~40分です。(近そうに見えるが、最短距離に橋がない)
2019年05月07日
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前回までご紹介したきみまち阪公園の桜はいかがでしたか 実は、きみまち阪公園に行く前、きみまち阪の桜を対岸から見れないものかと、米代川の対岸に行ってみました。 結論は…此岸の雑木林が目隠しになってよく見えませんでしたが しかし、左岸の道沿いにも桜が咲き、見に来る車が後を絶ちませんでしたぶらぶら日:2019年4月29日 雪が残る白神山地(方角的には「田代岳」だと思いますが)を背景に。右岸(二ツ井市街地側)の堤防も桜並木がきれいです。 ここは、ちょうど「七座山」の登山口になっています。 雪解けを集めて速し…いやいや川が違います(笑)これは米代川。 ここは中流から下流への変換点手前。最上川と同じく、雪解け水を集めて水量が増大しています。路面ぎりぎりですので、くれぐれも転落しないようご注意ください。 その他の木々は、青葉がついてきました。 ちょっと俯瞰気味に。 水田は、はやくも水が入り始めました。桜の開花は遅くても、田んぼのスケジュールは沿岸部と変わらないのですね。 こちらには、県指定天然記念物を有する神社があり、我々の他にも参拝(拝観)者の方がいらっしゃいました。次回、そちらをご紹介いたしますところで・・・、肝心のきみまち阪公園はこう見えます。 光が当たればまたいいかもしれませんが、大部分が此岸の雑木林に阻まれますね。 ちょっと期待外れ。~二ツ井からほど近い(車20~30分程度)~能代市中心部のホテル 能代タウンホテルミナミ ホテル大原 ホテルルートイン能代 秋田県能代市二ツ井町 米代川左岸列車・バスでのアクセスJR奥羽本線「二ツ井駅」(特急停車)より、徒歩でおよそ1時間(5kmほど)。直線距離では米代川の対岸ですが、最短距離に橋がないので、県道203号の「銀杏橋」まで迂回が必要。「銀杏橋」を渡りすぐ左折した先しばらく進むと、桜の木が登場します。マイカーでのアクセス E7 秋田自動車道終点「二ツ井白神」より、およそ10分(6kmほど)。国道7号二ツ井バイパス「種梅入口」右折または、IC出口直進より県道317号経由「中坪」右折(仁鮒方面へ)、徒歩と同じく「銀杏橋」を渡り、すぐ左折した先です。桜の木が植栽されている区間は、断続的に、結構長いです。なお、右岸(今回の画像撮影エリアから見て対岸)の並木であれば、二ツ井駅から徒歩10分程度で到着できます。
2019年05月06日
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平成最後のお花見 4月29日、秋田県能代市二ツ井町のきみまち阪県立自然公園散策記の第3回です。 公園の名の由来は、前回ご紹介しました。見てみて 桜咲くエリアに移動 夕方だったので、日が陰っているところが多く、もっと早い時間に来ればよかったなあ~ 桜の木が多数あるエリアはちょっとした谷、かつ公園全域が「南向き」なので、お昼を挟む時間帯が、桜を観たり撮ったりするのに丁度よさそうです。人出も多いと思いますが。 西日の傾きが大きくなると、こんな感じ。 さらに暗くなると、提灯は点灯するようです。やはり、花を見るには日中ですね 水芭蕉も点在 大樹の下に小さな祠がありました。恋文神社というそうです。この公園の名の由来になったエピソードにちなみ、「恋文コンテスト」が開催されていたのは話題になりました。今でも、カップルの姿が多いです【中古】 日本一心のこもった恋文 / 秋田県二ツ井町役場 / 集英社 [文庫]【ネコポス発送】 もともとある岩を多用した公園となっています。日本海側特有の、緑がかった岩も見られます。 緩い斜面になっておりますので、下から眺めるも、上から眺めるも上々 「元祖 恋人の聖地」みたいなところなので、このようなモニュメントもあります。 あそこで写真撮って、その後うまくいく・・・かは、本人たち次第 米代川も一緒に写って、いい感じです。 米代川は、岩手県の内陸最北部に源を発し、能代港で日本海にそそぐ大きな川で、昔は舟運で栄えたそうです。ここ「きみまち阪」がある集落も、中継地として栄えたものと思います。 公園の一番下に、丸ポスト(郵便差出箱1号)がありました。 だそうです。恋焦がれるあの人に、ここで一筆したためてみませんか? なお、このポストは現役です(1日1回、収集が来ます) 日中はカフェも営業しているそうです。桜の木が多いということは、ここは紅葉名所でもありますから、秋にもまた行ってみたいと思っておりますきみまち阪県立自然公園秋田県能代市二ツ井町列車・バスでのアクセスJR奥羽本線「二ツ井駅」(ふたつい・特急停車駅)より、徒歩約30分(約2km)。駅を出て、県道317号線(旧国道)を左へずっと進む。藤琴川を渡り、トンネルを抜けた先が公園の正面です。※トンネルは狭いので、すぐ脇に歩道専用トンネルあり。または、二ツ井駅より、二ツ井コミュニティバス(第一観光バス運行)に乗車し、所要約10分(天神線のみ約30分)。「きみまち阪」下車。このバスは日祝日は運休とのこと。※(参考)2019年桜シーズンは、日祝日に観光客向けのバスが運行されましたマイカーでのアクセス【秋田方面より】 E7 秋田自動車道終点「二ツ井白神」より、国道7号線を青森方面へ走行。「きみまちトンネル」(3本目のトンネル)を出てすぐの交差点を右折。【青森方面より】 E7 秋田自動車道終点「大館能代空港」より、県道を秋田方面へ走行。7~8分ほどで国道7号に突き当たるので左折。2~3分で「道の駅ふたつい」と上記の交差点に到達します。※二ツ井白神~大館能代空港間は2019年現在工事中です旧道を二ツ井市街地方向へ少し戻ったところが公園の正面で、10台ほどの駐車場あり。交差点すぐ脇にも駐車場あり。どちらも収容台数が少ないので、満車の場合は「道の駅ふたつい」に駐車し、徒歩5分ほど。
2019年05月03日
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令和最初(令和…一発変換できるね)のご紹介は前回の続きで、平成最後のお花見として、能代市二ツ井町のきみまち阪公園の様子をご紹介します「きみまち阪」の名称の由来となった碑があります。場所は、公園正面左側のスロープを登り、途中でさらに左に行く遊歩道がありますのでそちらに入り、掘割を抜けた先です(この経路は前回、ご紹介しています)。 明治天皇御休巖 明治天皇の行幸記念碑というのは、ちょっと一休みしただけでも建てられたので各地にあり、秋田市内にも記念碑がありますが、ここの記念碑が特別な意味があります。 ここは米代川が大きく蛇行し、対岸には七蔵山がそびえる風光明媚な場所で、地元の人々が坂道を切り開き、天子様(天皇)が行幸なされば有難いのにと思っていたところ、明治14年、明治天皇が東北御巡幸の折、本当にここで暫しお休みになったので、その記念に建てられた碑です。隣の岩に腰かけてお休みになったのでしょうか。 揮毫は、陸軍大将正三位勲一等功二級(当時) 鈴木荘六によるものです。 このとき、人々の丁寧な歓迎ぶりに感激した明治天皇が側近と相談し、「徯后阪」という名を下賜されたということです。 その後、周囲の村の人々が相談して公園を整備することにし、大正12年の秋に完成したのが、徯后阪公園ということで、この一連のエピソードを記念して建てられた碑です。 逆光で全く見えない写りになったのでご紹介しませんが、後ろ側に碑文が刻まれています。古い文体で書かれているので、近年になって口語訳の解説板が設置されました。(この画像は拡大できます) ここには、もうひとつ碑があります。 昭憲皇太后御歌の碑 これは後年になって建てられた碑ですが、明治天皇御行幸の折、天皇を気遣う皇后からの手紙(和歌)がここで渡されたと言い伝えられていて、一般的には、このエピソードが「徯后阪(きみまち阪)」の由来になったと思われています。明治天皇が「徯后阪」という名称を下賜されたきっかけになった和歌だったかもしれません。 対岸には七蔵山、眼下には米代川、右手には藤琴川の合流点と、藤琴川を挟んで対岸は荷上場の村を眺め、明治天皇はひととき、旅の疲れを癒したことでしょう。 この3つの碑がある場所へは、この記事の最初にご紹介した遊歩道を歩くとすぐ行けますが、車でも行くことができます。国道バイパスではなく県道322号(旧国道)を二ツ井市街地側から走行して藤琴川を渡り、トンネルには入らずにトンネル坑口右側の細い道を登ると到達できます。ただし、駐車区画2台分はいずれも身障者専用区画に指定されていますので、健常者の車は更に登った先の駐車場か、県道沿いの駐車場を利用して下さい。 「きみまち阪」の名の由来の碑3つを見て、元来た道を戻り、桜の花咲くエリアに移動 遊歩道なんですけど、いい感じの掘割です。 途中、足元の枯れ葉がガサゴソ…ガサゴソ…断続的に鳴りました。しばし観察し、モグラかなあ?と思いましたが、ヘビだったら嫌なので、正体は判明させずに進みました~きみまち阪県立自然公園散策に便利~二ツ井町・藤里町周辺の宿 湯の沢温泉 ホテルゆとりあ藤里 「ゆとりあ藤里」へは、二ツ井駅から藤琴川沿いに車で20分路線バスの場合「真名子ゆき」に乗って「湯の沢温泉」下車 以下、次 回! きみまち阪県立自然公園列車・バスでのアクセスJR奥羽本線「二ツ井駅」(ふたつい・特急停車駅)より、徒歩約30分(約2km)。駅を出て、県道317号線(旧国道)を左へずっと進む。藤琴川を渡り、トンネルを抜けた先が公園の正面です。※トンネルは狭いので、すぐ脇に歩道専用トンネルあり。または、二ツ井駅より、二ツ井コミュニティバス(第一観光バス運行)に乗車し、所要約10分(天神線のみ約30分)。「きみまち阪」下車。このバスは日祝日は運休とのこと。※(参考)2019年桜シーズンは、日祝日に観光客向けのバスが運行されましたマイカーでのアクセス【秋田方面より】 E7 秋田自動車道終点「二ツ井白神」より、国道7号線を青森方面へ走行。「きみまちトンネル」(3本目のトンネル)を出てすぐの交差点を右折。【青森方面より】 E7 秋田自動車道終点「大館能代空港」より、県道を秋田方面へ走行。7~8分ほどで国道7号に突き当たるので左折。2~3分で「道の駅ふたつい」と上記の交差点に到達します。旧道を二ツ井市街地方向へ少し戻ったところが公園の正面で、10台ほどの駐車場あり。交差点すぐ脇にも駐車場あり。どちらも収容台数が少ないので、満車の場合は「道の駅ふたつい」に駐車し、徒歩5分ほど。
2019年05月02日
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今日で平成が終わりです。これまでの改元と違い、皆で寿ぐ雰囲気に包まれているのが心地よいですね さて、平成17年から始めた当ブログ、平成時代最後の記事は、平成最後のお花見に行ってきましたのでご紹介いたします 秋田県能代市二ツ井町(旧山本郡二ツ井町)にあります、秋田県内では屈指のお花見&紅葉スポットきみまち阪(きみまちざか)県立自然公園※アクセス情報は最後に 内陸に入ったところにあるので、桜の見頃が秋田市より1週間ほど遅く、弘前とほぼ一緒か少し遅いタイミングで満開を迎えています。 米代川と藤琴川との合流点にそびえる岩山の斜面に桜の木がある眺めの良い観桜スポットとして知られています。また、「きみまち阪」の名の由来になったエピソードの碑もありますので、後程ご紹介します 桜の木は密集しているところと、点在しているところがあり、岩とのコントラストがいいです。 夕方訪問したので、光の具合が良くないのはご容赦ください。南向きの公園なので、午前~午後早めが、日光が当たってきれいな時間帯です。 まずは、旧道沿い・川沿いに面し、公園の正面にある「第2駐車場」から見て左側に登って行ってみましょう 眼下を流れる米代川のこの地点は大きく蛇行しており、舟運でも、渡船でも難所であったのです。 対岸の七蔵山(ななくらさん)に西日が当たっておりました。七蔵山はここから見ると独立峰に見えますが、真後ろ(南に向かって)山頂を含めて7つの小ピークが連なるちょっと変わった地形の山です。山体の広範囲を原生林に覆われていて、短い距離ながら縦走を楽しむ方が多いそうです。 七蔵山ビュースポットも用意の力の入れようですパワースポットのようですよ(この案内板は、公園の下のほうにあります) 七蔵山ビュースポットの先は桟道橋(斜面に張り出して道を通すための橋)になっておりまして、振り返ると、桜と米代川、それに道の駅がある小繋の集落がよく見えます。光線状態だけが残念至極…。もっと早い時間に来ましょうね さて、この先は短いけれども結構雰囲気が良い掘割になっておりまして、掘割を抜けると、この地が「きみまち阪」と呼ばれるようになった由来となるスポットが登場します。それはまた、次 回!きみまち阪県立自然公園列車・バスでのアクセスJR奥羽本線「二ツ井駅」(ふたつい・特急停車駅)より、徒歩約30分(約2km)。駅を出て、県道317号線(旧国道)を左へずっと進む。藤琴川を渡り、トンネルを抜けた先が公園の正面です。※トンネルは狭いので、すぐ脇に歩道専用トンネルあり。または、二ツ井駅より、二ツ井コミュニティバス(第一観光バス運行)に乗車し、所要約10分(天神線のみ約30分)。「きみまち阪」下車。このバスは日祝日は運休とのこと。※(参考)2019年桜シーズンは、日祝日に観光客向けのバスが運行されましたマイカーでのアクセス【秋田方面より】 E7 秋田自動車道終点「二ツ井白神」より、国道7号線を青森方面へ走行。「きみまちトンネル」(3本目のトンネル)を出てすぐの交差点を右折。【青森方面より】 E7 秋田自動車道終点「大館能代空港」より、県道を秋田方面へ走行。7~8分ほどで国道7号に突き当たるので左折。2~3分で「道の駅ふたつい」と上記の交差点に到達します。旧道を二ツ井市街地方向へ少し戻ったところが公園の正面で、10台ほどの駐車場あり。交差点すぐ脇にも駐車場あり。どちらも収容台数が少ないので、満車の場合は「道の駅ふたつい」に駐車し、徒歩5分ほど。(公園の前を通る県道317号) ~きみまち阪といったら「恋文コンテスト」ですね~「きみまち阪」ゆかりの商品 【中古】 日本一心のこもった恋文 / 秋田県二ツ井町役場 / 集英社 [文庫]【ネコポス発送】 日本一心のこもった恋文(10) 101色の恋模様 [ 二ツ井町(秋田県) ] 福田真悠実/生きる/きみまち阪 【CD】 福田真悠実さんのブログを拝見したところ、この2曲がデビュー曲で、当時「道の駅ふたつい」でキャンペーンをしたそうです
2019年04月30日
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前回に引き続き、由利本荘市の折渡の折渡地蔵尊・千体地蔵拝観記です前回の「その2」はこちら引き続き拝観記…と申しましても、地蔵尊と千体地蔵は拝観いたしまして(ちなみに、千体地蔵全部は見きれません)、下の県道駐車場に戻ってきました。 この県道は、旧岩城町である「亀田」と、旧大内町である「岩谷」との間に立ちはだかる難所「折渡峠」を越す県道であります。旧岩城と旧大内との往来には海沿いの国道7号線や高速の「日本海東北道」(無料区間)を利用するのがポピュラーのようですが、出発地と行き先によっては折渡峠を越える経路が有利な場合もあり、往来はそこそこある県道です。基本的には海岸線を走っている鉄道(羽越本線)は、内陸部に迂回してこの折渡峠をトンネルで抜けています。 余談ですが「折渡」というと鉄道ファンの方であれば、秘境駅の「折渡駅」、あるいは、専門的ですが日本初のシールド工法トンネル「折渡トンネル」を思い起こす方がいらっしゃるでしょう。その県道駐車場に隣接する参道の入り口には、このような岩があります。折渡千体地蔵 この岩は、平成の霊石と名付けられています。現地の説明板によると、この岩は平成5年1月17日の夜、突如として山頂(80m)から参道入り口まで転落してきた岩で、土木事務所の計らいにより、ここに安置されることになったそうです。その後、国の治山事業により霊山が保全されたということです。折渡千体地蔵 平成の霊石の隣には、句碑があるのですが・・・よくみるとがっつり欠けています(句碑左端近くの空間)碑文には平成4年とあり、落石は平成5年のことなので、もしかして霊石がぶつかった跡??折渡千体地蔵 参道入り口には無料休憩所があり、2階に上がると地元のオバちゃんたちが売店を営業しています。なんと、冬季も営業しているということです(本記事執筆時点の情報)トイレは休憩所の建物の隣です インスタントだけど温かいコーヒーがある…ということで 注文しました注文すると、スーパーやコンビニで売っているのと同じUCC カップコーヒー2個入りを開けて、オバちゃんがやかんの湯を注いで作ってくれますそんなに注文数は多くないと思うので、自販機を置いたり、サーバーを設置するよりお手軽でいいですね。味も確かです…UCCですからあったかいコーヒーでひといきついて、千体地蔵を後にしました折渡千体地蔵列車・バスでのアクセスJR羽越本線「羽後岩谷駅」より、タクシーで10分程度。「羽後亀田駅」からタクシーでも可。歴史好きの方は、亀田藩岩城氏の城下町(小さいですが)散策とセットで楽しむのも良いですね。なお、両駅間にある「折渡駅」が本当の最寄り駅なのですが、停車本数が非常に少なく、タクシーもいません。マイカーでのアクセス E7 日本海東北自動車道「大内JCT」または「松ヶ崎亀田」より10分程度。大内JCT出口は←左折。しばらく進み、JRの築堤の手前にある「岩谷麓」交差点を←左折。あとは峠を登ってください。松ヶ崎亀田ICからの場合は、秋田方面からの出口の十字路を直進し、田んぼの中を突き当りまで進んで、右折→。さらにJRの線路をくぐってすぐの丁字路を←左折。あとは道なりに進んでください。
2019年04月19日
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秋田県由利本荘市にある「千体地蔵」拝観記、その2です。=その1はこちら(先に前回の「その1」をご覧ください)峠の往来を守護し、延命、イボ取りにもご利益があるという地蔵尊の周囲に、寄進によりお地蔵さまが多数安置されているスポットでございます。「延命地蔵尊」は200年ほど前に建てられたのですが、周囲に安置されている寄進された無数のお地蔵さまは、すべて平成になってから安置されたものですので、山奥の霊場にありがちな「おどろおどろしさ」は感じません。ぶらぶら日:2019年4月14日折渡千体地蔵 治山工事の跡もある一層急な階段を登ると、その先には、2列に並ぶお地蔵さんの列。 斜面の上にも更に続いております もっと見上げると、まだまだジグザグ状にお地蔵さんの列が続いておりますあそこまでは行っていられないので、ここで参詣道を逸れました。そこには・・・折渡千体地蔵 広場と真新しい東屋がありました千体地蔵は県内では比較的有名なスポットですが、これはまだご存知ではない方が多いと思いますね。折渡千体地蔵 真新しいといっても、1シーズンくらいは経っているかもしれませんが、汚れもなく、蜘蛛の巣もなく、風が通り、お弁当を広げるのにはちょうど良いところです。折渡千体地蔵 斜面には、まだまだ沢山のお地蔵さんが並んで安置されております。「千体」というだけあってすごい数で、ちょっと見きれませんね山頂まで登ると「恒久平和の塔」というのがあるそうです。 下の県道沿いの駐車場にある看板です。平成29年11月の日付になっているので、この広場はそのころ整備されたようですね。車で上がっても良いようです。でも、例祭の日でもない限りは、県道沿いの駐車場に停められると思います。広場からの戻りは、この車路を歩いて県道まで降りました。さて、県道…すなわち車まで戻ってきましたが、まだ見どころがあります。「災い転じて…」的な物件です。以下、次回~ドライブ旅行のお宿は温泉で決まり~お隣「大仙市」(大曲・西仙北など)の温泉宿 かみおか温泉 嶽の湯 山の手ホテル 強首温泉 樅峰苑
2019年04月17日
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秋田県の沿岸南部、由利本荘市にあるお地蔵様にお参りしてきました。千体地蔵といいまして、寄進されたたくさんのお地蔵さんが並ぶ、秋田県内では比較的知られた名所です。場所は、広い由利本荘市のうち、旧岩城町と旧大内町との境界「折渡峠」です。ぶらぶら日:2019年4月14日折渡千体地蔵 杉の巨木に囲まれた境内の入口です。地蔵は仏教の信仰対象ですが、鳥居が建っているので、思わず2拍手してしまいました折渡千体地蔵 入口に掲げられた芳名録の多さが、信仰の厚さを物語ります。 杉の巨木の下に、「折渡地蔵尊」のご本尊様。ちなみに、鳥居があり、手水鉢もあり、神仏習合の様相となっております。開祖は、由利地方の名僧・是山和尚という方だそうで、およそ220年前に開かれたそうです。(由利本荘市観光協会公式サイトより)「延命地蔵」として、さらには「イボとり地蔵」としても信仰を集めているそうであります。早くも、うしろには多数のお地蔵さまが見えておりますね。(2019-04-16追記)「折渡地蔵尊」は約220年前の建立ですが、周囲の「千体地蔵」は平成元年より2年間で寄進されたものであるということです(現地の看板より)。境内は歩けるようになっており、すべてのお地蔵様を巡ることができます。ただし、完璧に整備された園路ではないことと、崖に道を穿ってお地蔵様を安置しているので、ご年配の方や小さなお子さん連れの方は、低い位置のお地蔵様をお参りしましょう。 寄進した人々の願いがそれぞれに込められているお地蔵様です。 とにかくズラリ。 見上げてもズラリ。 峠道をゆく往来の安全を願ったのが始まりのようなので、すべてのお地蔵さまが峠道の方を向いています。(道が見えない位置に安置されている地蔵もある)このような足元なので、十分注意しましょう。まだまだ、グイグイと登ります。階段がありますが急なうえに、路肩が欠損しているところもあるので、注意です。 勾配が急なので、この高さまで来ると、お股がすう~っとしますこの階段、足を踏み外すと転げ落ちること確定と思われます別の経路もありますから、安心してください。 お地蔵さまの列はいったん途切れ、道は一層急になりました。その先には・・・長くなるので、次回ご紹介します折渡千体地蔵列車・バスでのアクセスJR羽越本線「羽後岩谷駅」より、タクシーで10分程度。「羽後亀田駅」からタクシーでも可。歴史好きの方は、亀田藩岩城氏の城下町(小さいですが)散策とセットで楽しむのも良いですね。なお、両駅間にある「折渡駅」が本当の最寄り駅なのですが、停車本数が非常に少なく、タクシーもいません。マイカーでのアクセス E7 日本海東北自動車道「大内JCT」または「松ヶ崎亀田」より10分程度。大内JCT出口は←左折。しばらく進み、JRの築堤の手前にある「岩谷麓」交差点を←左折。あとは峠を登ってください。松ヶ崎亀田ICからの場合は、秋田方面からの出口の十字路を直進し、田んぼの中を突き当りまで進んで、右折→。さらにJRの線路をくぐってすぐの丁字路を←左折。あとは道なりに進んでください。~~午前の清々しいうちにお参りしたいなら~~由利本荘市 近隣の宿 所在地はいずれも由利本荘市「本荘地域」の中心部でお車移動、または列車とタクシーの乗り継ぎ移動が必要です下記のほか、羽後岩谷駅すぐ裏手の道の駅内「ぽぽろっこ」が宿泊営業していますお宿に直接お問い合わせください。ホテル ルートイン由利本荘 本荘ステーションホテル 本館 安楽温泉
2019年04月16日
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秋田県横手市のJR横手駅東口駅舎1階に設けられている「総合ラウンジ」(観光案内所併設)の見物。※JR横手駅自体は橋上駅舎となっております前回はこちら 横手市の観光資源といいますと、古くは小正月行事「かまくら」(毎年2月)、「菊まつり」(毎年10~11月)、最近では「秋田ふるさと村」と、併設の「秋田県立近代美術館」、B級グルメとして超有名になった「横手やきそば」が思いつきます。以前「菊まつり」の主会場だった横手公園には展望台としての模擬天守があり、シンボルになっています(現在の主会場はふるさと村)。 そうした中、「総合ラウンジ」内で大変目に付く展示のひとつが、増田地域のこれ 釣りキチ三平 1970年代~80年代にかけて「週刊少年マガジン」に連載され一世を風靡した「釣りキチ三平」の作者である矢口高雄氏は、現在「横手市増田町」となっている「旧平鹿郡西成瀬村」(その後平鹿郡増田町を経て、現在は横手市)出身ということで、かなり以前から増田地域のシンボルになっています。 中でも、増田町にあるまんが美術館は、氏の偉業を記念して設立された美術館だそうで、多数の作品が収蔵されています。 清流ではイワナやヤマメが釣れ、山林に分け入れば山菜が豊富。横手盆地が果樹栽培も盛ん。 「平鹿りんご」というと県内でもトップブランドでして、贈答用りんご箱は濃い緑色に釣りキチ三平のイラスト入りで、県内のスーパーでも大変目を引く存在です。時期的に画像をご用意できないのが残念! また、期間限定の展示のようですが、「総合ラウンジ」内には漫画ファンなら垂涎と思われる特設展示がズラリ 漫画家の方々からの年賀状が展示されていました。 結構有名な作家の方々から、横手市・まんが美術館宛に年賀状が届いたようです 私Kazuは漫画はほとんど詳しくないのですが、それでもお名前を存じ上げている作家の方々の年賀状がズラリとそろっていました なお、この年賀状の展示は、訪問時点(3/9)ですでに終了期日を過ぎていました。もしかすると、皆さんが訪問された時点ではもう終わっているかもしれません。悪しからず。増田まんが美術館は、現在リニューアル休館中です。5月1日にオープンするそうです もともとは公民館や図書館に併設されていたところ、それらを移転して、まんが美術館オンリーになるそうです ほかに・・・ ぼんでん これは、無病息災を願う冬の行事で、横手市のほか秋田市などでも催行される神事です。 この旭岡山神社のぼんでん(梵天)は、頭飾りの豪華さも競うそうです。一方、秋田市三吉神社のぼんでんは頭飾りは比較的シンプルで、本体部分が豪華。また、大仙市花館地区のぼんでんは、数あるぼんでん行事の中で唯一、奉納途中に舟に乗り「川を渡るぼんでん」として有名だということです。 私Kazuは、秋田市の三吉神社総本宮のぼんでんは何度も見たことがありますが、それ以外のぼんでんは見たことがありません…。 JRのマークがついているのは、このぼんでんはJR横手駅が奉納するぼんでんであることを示しています。 横手の送り盆まつり 現地の説明表示によりますと、江戸時代に度々発生した大飢饉で亡くなった人々を供養するために二百数十年前に始まった行事だということです。屋形船に柳の枝を添え、法名を書いた短冊を下げて河原に繰り出したのが始まりとされているそうです。 毎年8月15、16日催行。秋田県指定無形民俗文化財。 このほか、市内各種イベントのポスターにはひとこと添えられているので分かりやすいです 横手市(合併後の市域全域)の代表的名産品の紹介も充実。「豆腐カステラ」は素朴な甘さで人気。 「幼虫チョコ」…そういえば、県内で話題になりました。 ~はちのこケーキはいかが???~横手市・小松屋さんのおもしろ洋菓子【かぶと虫ケーキ♪】洋菓子 生菓子価格:3300円(税込、送料無料) (2019/3/16時点) 超リアル!かぶと虫の幼虫チョコレート♪【冷蔵発送】価格:240円(税込、送料別) (2019/3/16時点) 【送料無料】はちのこツヤツヤ♪レアチーズ【冷凍発送】レア チーズケーキ価格:3500円(税込、送料無料) (2019/3/16時点) shop:なんと楽天に出店中! お菓子の小松屋本店でもしかし、いま若い子たちの間で「横手といえば」というと、こちらかな 高橋 優さん横手駅「総合ラウンジ」・観光案内所への電車・バスでのアクセス奥羽本線・北上線「横手駅」下車。東口の階段またはエレベーターを下りてすぐ右です。途中下車可能な乗車券をお持ちの場合なら、本線ー北上線との乗り継ぎ時間で見物するのもいいですね!東北ランキング
2019年03月16日
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★ 前回までご紹介した大仙市大曲「はなび・アム」から、横手市にある県立近代美術館を目指して移動をしたものの、最終入館時間に間に合わず、予定を変更して横手駅にやってきました 夕方の北上線がアイドリングを響かせて停車していました。 首都圏から横手駅へは、秋田新幹線経由、大曲のりかえが一般的。 時間帯が合えば、東北新幹線を北上駅で降り、ローカル線の「北上線」に乗って横手入りされるのも一興です。 横手駅で現在、オリジナルの発車メロディー「青い山脈」が使われていますが、以前は山手線のどこぞの駅とほぼ同じメロディー(Water Crownではない)が使われていました。 それはさておき・・・ JR横手駅 改築落成は2011年の秋で、まもなく8年がたつ現在の駅舎ですが、どうも旧駅舎のイメージが強くて、いまだに新築の駅舎だと思ってしまいます。 回送のバスが止まっていますが、駅前ロータリーに乗り入れる路線は少なく、ほとんどの路線は駅から徒歩2分の「横手バスターミナル」に発着しています。 バスにより隠れている位置にNewDaysがあります。なんで駅舎内に入れなかったんだろう? 横手駅西口には、1階に観光案内所兼ラウンジがあります。 広いスペースが取られています。 窓際では、学生たちがお勉強中。結構、学生の利用が多いようです。 高校を卒業したら、多くの子たちが出て行っちゃうんでしょうね。 この観光案内所は、かなり見所が詰まった案内所です。 ちょっと見てみましょう。 横手といえば、横手やきそばですね。 B-1グランプリで優勝経験があります。 2009年には、この街で「B-1グランプリ」が開催され、その時にグランプリに輝いておりますね。 ちなみに、開催地が優勝したのは過去2回だけで、横手と富士宮だそうです。 どちらも「やきそば」ですね。 特徴の解説が記された提供店一覧表を参考に、お好みのやきそば店を見つけてください。 そうそう、横手も富士宮も、「焼きそば」ではなく「やきそば」です。 横手市増田町「増田蔵のまち」の案内 増田地域は合併前は「平鹿郡増田町」だったところで、横手市中心部からは基本的に「十文字」(旧平鹿郡十文字町)を通って行くことから、横手といわれても未だになかなか結び付きません。 増田は、建物の中に更に蔵が建設されている「内蔵」が数多く残存していることから、角館の武家屋敷街とともに、重要伝統的建造物群保存地区に指定され、観光客を増やしているところです。 ボードにも案内されている通り、横手バスターミナルからバスが出ているほか、十文字で乗り継ぐことで、湯沢市から増田・東成瀬方面へ向かうバスも利用することが可能です。 十文字駅からおよそ3kmの距離なので、天気が良ければ田園風景の中を歩いて向かうのもイイですね以上、「観光案内所らしい」横手駅観光案内所でした・・・え?普通じゃん??見どころはこの後です「増田」×「まんが」長くなるので、続きは次回~果樹栽培が非常に盛んな街~横手のぶどうジュース! 無添加 葡萄しぼりスチューベン(600ml)完熟ぶどう ぶどうジュース グレープジュース ストレート 無添加 果汁100% マルカメ価格:1510円(税込、送料別) (2019/3/14時点) 大沢葡萄ジュース(500ml)2本セット 国産 秋田県横手産 完熟スチューベン 果汁100% ぶどうジュース グレープジュース ストレート お中元 お歳暮 贈り物 贈答品 手土産 ギフト価格:2900円(税込、送料別) (2019/3/14時点) 大沢葡萄ジュース(720ml)洋梨ジュース(720ml)2本ギフトセット お中元 お歳暮 ギフト 贈り物 手土産価格:3240円(税込、送料別) (2019/3/14時点) shop:横手市観光協会オフィシャルショップ「かまくら館」 東北ランキング
2019年03月14日
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花火伝統文化継承資料館はなび・アムに行ってきたよ~というお話の3回目です。 「花火の街」秋田県大仙市の大曲にございます。「その1」(施設の外観写真など)はこちら「その2」(展望展示ホールからの眺望など)はこちら 前回、いい眺めをご紹介した4階の展望展示ホールには、もちろん、花火に関する展示も充実 主に全国花火競技大会(大曲の花火)の歴史に関する年表と、花火という装置?に関する展示、そして、4K映像で花火の打ち上げを体感できるシアターがあります いずれも、無料です 中でも目を引くのは、花火玉の展示ですね。(当然ですが火薬は入っていません) 10号玉は、打ち上げるとエッフェル塔くらいの高さで華開くそうです。 こちら20号玉。 スカイツリーの半分以上のところまで打ちあがって華開くそうです。 解説員のかたのお話では、新潟の小千谷の花火大会では40号玉が打ちあがるそうで、現在、それが世界最大だそうです。 一方、これはかわいい3号玉、5号玉 だいたい、大型観覧車くらいの高さで華開くそうです。 大きな玉と併用されたり、村祭りなどのロコ花火大会で使用されたりするのでしょうね。 20号玉は重すぎるので固定されていますが、3号~10号玉は、持ち上げて重さを体感することができました 4階に併設されている「はなびシアター」では、「体感花火」という映像作品と、「空の脚本」という映像作品が交互に上映されます。 両方視聴してきました ネタバレになるので簡潔に紹介すると、このシアターはスクリーン部分が4面になっており、「体感花火」という作品は、「花火の中にいる」との視点で4K制作された花火の映像で、まるで花火に包み込まれるかのように体感できました。 「空の脚本」は、花火師が大曲の花火にかける思いを語るドキュメンタリー作品。4K&ドローン(?)空撮の大曲の冬景色などもみどころ。 「花火師はみな大曲を目指す」…国内最高峰(もしかして世界最高峰?)の大会を印象づけるコメントでした。 3階には資料の展示(時々替わるのかな?)や、影絵作家の藤城清治氏が制作した「大曲の花火」影絵のレプリカが水に浮かぶように展示され、みどころです 3階も見学お忘れなく。※3階は撮影禁止秋田県大仙市大曲大町7-19午前9時~午後4時 月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始休館花火伝統文化継承資料館「はなび・アム」までの電車・バスでのアクセスJR秋田新幹線・奥羽本線・田沢湖線「大曲駅」下車。駅西口を出て、左(南)へ進む通りを徒歩10分ほど。川を渡ってすぐ右にあります。※循環バスもありますが、便数が少ないです大曲駅にはすべての列車が停車します。マイカーでのアクセスE46 秋田自動車道「大曲IC」より、10分程度です。大曲IC料金所通過後、大曲西道路(無料)に入り、「飯田IC」より流出。飯田IC出口交差点を右折し道なりに進むと、丸子川を渡る橋の手前左にあります。国道13号からですと、大曲バイパスの「大曲駅東入口」交差点(かっぱ寿司)を駅方向に入り、次の信号を←左折、暫く進むと線路のアンダーパスをくぐって、出口すぐの信号を←左折です。(横手方面からだと、大曲西道路経由飯田IC流出のほうが分かりやすい) 宿泊情報 ~大仙市の温泉ご案内~いずれもお車やバス、送迎車での移動が必要となります劇団で有名な「わらび座グループ」の宿 男鹿和雄氏の絵を随所に展示…川口温泉 奥羽山荘大曲市街に一番近い、森に囲まれた美食の温泉リゾートホテル…山の手ホテル古い宿だが洪水被害から見事に復活 秘湯を守る会会員宿…深い眠りの湯 岩倉温泉貴重な自噴「含ヨウ素」泉の掛けながし 建物自体が登録有形文化財…強首温泉 樅峰苑東北ランキング
2019年03月13日
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前回の続きです秋田県大仙市に昨年オープンした施設に行ってまいりました。花火伝統文化継承資料館 はなび・アムは、3階と4階に花火関連の展示施設があって、特に4階が展望展示ホールとなっており、眺望抜群でオススメです横長にガラス張りとなっている部分が全部北向きの展望室なので逆光になることがなく良いですね(これ大事)。周囲に高い建物がないことも手伝って、4階ながら大変すっきりした眺望を楽しめました手つかずの自然が広範囲に残っているという真昼山地が一望地理院地図で簡易的に山座同定しますと、山頂が真っ白く雪がかぶっている山は真昼山地最高峰の「和賀岳」(標高1200m)、その手前左の山が、真昼山地主峰の「真昼岳」…でよろしいでしょうかね。奥羽山脈の一部を構成する山々で、標高1000m超えのピークが連なっております。445M 奥羽本線 飯詰→大曲山々を眺めていますと、電車が通過して行きました。撮らずにはいられません(笑)なお、空の部分に映り込んでいる円盤状の模様は室内灯の写り込みであって、UFOではございませんカメラを少し左にずらすと、秋田駒ケ岳(標高1637m)が雄大に見えました。活火山で、噴火周期といわれる「前回の噴火から40年」は大幅に過ぎていますが、噴火の兆候はみられないそうです。ただし、地熱の活動や火山性地震がみられるので、気象庁が注視している火山のひとつです。この視点から見ますと、北海道の駒ケ岳によく似た山容です。おおむね、大曲駅の方向です。左に見える大きな建物は、大曲厚生医療センターと大曲バスターミナルで、右に見えるホテルルートイン 大曲駅前との間にJR大曲駅があります。遠望すると離れているようにみえますが、実際には2~300m程です。ふたたび真昼山地、和賀山塊にカメラを向けました。山肌に、細長く木が生えていないスキー場の跡が見えます。これは、千畑スキー場の跡です。調べてみますと、1989年から2004年までのわずか15年間だけ営業したスキー場です。標高が低く、都市からも離れていたので、お客さんの入りは極めて悪かったようですが、西武鉄道グループの国土計画(コクド)が開発したスキー場であったので、ロコスキー場の割に設備はやけに豪華で、いっちょまえにゴンドラが架設されていました。…ゴンドラ1本のスキー場だったといってもいいかな。そして、食堂は「レストランアリエスカ」があったらしいです。1度だけ滑りに行った記憶がありますが、詳細は覚えていません。ただ、滑りづらいコースだなあ…とだけ思った次第です。コクド特有の林間コースは好きなんですけどね。なお、「コクド」とは、現在の(株)プリンスホテルのことです。~大仙市はソーセージが旨いのッ!~ポルミート&嶋田ハム 【送料無料】超〜いけるセット/ソーセージ詰め合わせ/4種セット/お中元/お歳暮/ビールにぴったり/ご贈答/ポルミート/お歳暮ギフト価格:4870円(税込、送料無料) (2019/3/12時点) 【送料無料】ま〜いけるセット/ソーセージ詰め合わせ/4種セット/お中元/お歳暮/ビールにぴったり/ご贈答/ポルミート/お歳暮ギフト価格:2870円(税込、送料無料) (2019/3/12時点) 【送料無料】こだわりのドイツソーセージ、ハム詰め合わせ 贈答/食べ比べ/中元・歳暮/お祝い/おつまみ/お礼/お返し/のし対応可/お歳暮ギフト価格:4070円(税込、送料無料) (2019/3/12時点) shop:秋田県大仙市公式アンテナショップ 花火の展示館に行って、眺めばかりに目が行ってしまいました(苦笑)花火の展示も、ちゃんと見ましょう。以下、次 回! 東北ランキング
2019年03月12日
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秋田県大仙市大曲に昨年(2018年)の夏オープンした花火伝統文化継承資料館 はなび・アム にお出かけしてきました花火好きの方ならピンときたでしょう。かの超有名な花火大会「全国花火競技大会 大曲の花火」で有名な街に開館した花火の展示館です。場所は、大仙市大曲の中心部。JR大曲駅からだと丸子川の向こう岸になります。 この写真は大曲駅の方を向いて撮っていますが、川沿いの建物なので目立ちます 頂いたパンフレットによりますと、平成30年8月5日開館、鉄骨造り4階建て。1階と2階は「生涯学習エリア」つまり地元の方向けの公民館機能を有し、3階と4階が「花火伝統文化継承エリア」すなわち、観光客向け施設となっております。 ロビーに入りますと、デジタルサイネージにて、年間に大曲で開催される花火イベントの一覧と、開催日までのカウントダウンが表示されています。「全国花火競技大会まで175日」というのが、一般的に「大曲の花火」と認知されている花火大会ですが、それ以外にも年間通して、大曲では何かしらの花火打ち上げイベントがあるということです。さしあたり、今年は3/22に「大曲の花火 冬の章」で、大曲ファミリースキー場において若手花火師の作品を中心に約1000発上がるということです。 自動販売機も、当然、花火デザインさっそく、展示施設がある3・4階に上がってみました。特に、4階は展望展示スペースになっており、北向きに開けたガラス窓で眺めも抜群その中で大曲の花火のいろいろを知ることができました次回、その展望をご覧いただきます(3階は撮影禁止となっております)秋田県大仙市大曲大町7-19午前9時~午後4時 月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始休館花火伝統文化継承資料館「はなび・アム」までの列車・バスでのアクセスJR秋田新幹線・奥羽本線「大曲駅」下車。駅西口を出て、左へ進む通りを徒歩10分ほど。川を渡ってすぐ右にあります。大曲駅にはすべての列車が停車します。マイカーでのアクセスE46 秋田自動車道「大曲IC」より、10分程度です。大曲IC料金所通過後、大曲西道路(無料)に入り、「飯田IC」より流出。飯田IC出口交差点を右折し道なりに進むと、丸子川を渡る橋の手前左にあります。宿泊情報 ~近隣ホテル・旅館ご案内~リバーサイドホテル大曲大曲シティホテル以下、次回東北ランキング
2019年03月10日
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前回に引き続き、秋田県・男鹿の道の駅「オガーレ」にランチしに行った時のことをご紹介します。「道の駅おが オガーレ」は、本当にJRの駅前にあるので、鉄道旅の方もお気軽に♪列車の折り返し時間内でも訪問できますよ(レストランに入る場合は、もう1本後の列車に) もうギリギリですが…男鹿市内では2月28日まで、舞雪がにのキャンペーン中とのこと。なんだい舞雪がにってという方にご説明しておきますと、12/20~2/末までに男鹿沖で水揚げされる本ズワイガニのうち、800g以上の個体を「舞雪がに」として売り出し始めました。もともとから男鹿では本ズワイガニの水揚げがあったのですが、「越前」さんや「松葉」さんの陰に隠れてさっぱり売り出されていませんでした。この度「越前がに」「松葉がに」「間人がに」(京都)「加能がに」(石川)と並ぶブランドズワイガニとして発表されたものということです(掲示ポスターを要約) 気になるメニュー。「福島肉店の元浜メンチカツカレー」。ここから歩いて5~6分の有名惣菜店「福島肉店」(精肉もあります)とのコラボメニューの模様。次回「しょっつる焼きそば」にしようか「元浜メンチカツカレー」にしようか迷うじゃないか(苦笑)ちなみに、帰り道、福島肉店さんに寄って揚げたてのコロッケを買って帰りました。さて、食後の甘味といたしまして、レストランにも「ぶりこソフトクリーム」なる気になるソフトクリームがあったのですが(これだけを食べに入店する人が続々!)…今回は、道の駅の建物の入り口に店を構える「おがじぇら」さんで「しょっつるソフトクリーム」にしました。 しょっつるを使った(=魚醤を使った)ソフトクリームです。看板にも書かれていましたが、「キャラメルソフト」のような味。 「濃厚バニラ」(だったかな?)もあり、ミックスできます。ソフトは「バニラ」「しょっつる」「ミックス」の3種類ですが、このほかにジェラートが各種ありました。 JR男鹿駅をバックに(笑)ちなみに、レストランとソフトクリーム・ジェラート屋さんは業者が違います。 あったあった、残ってた。昨夏、オープン直後に訪問した時に見つけた貨物線の線路の一部が、しっかり残されていました。特に看板もなく、ご案内図にも載っていないのに唐突にここだけ残されている不思議物件です。※秋田犬ふれあい処はお休みでした 草取りなどの整備はしっかりされているみたいなので、やっぱり「保存」なんでしょうね。孤独に残されて、しかも、あっち向いてホイ状態の入換信号機が非常によいアクセント。 さすが港町。キュービクルは開業半年で早くも鳥の糞まみれ レズトランの客席からもよく見える位置にあるこのレール。説明看板もあって、立ち入り自由なのでスタンドバイミーごっご可能ですが、位置的にこれは作り物のような気がします。~なまはげいろいろ売り出し中!~「なまはげ」モチーフのスイーツなまはげチョコレート 2袋価格:720円(税込、送料別) (2019/2/26時点) なまはげせんべい価格:1080円(税込、送料別) (2019/2/26時点) なまはげのしおぷりんロールケーキ価格:1380円(税込、送料別) (2019/2/26時点) 最後に、道の駅の玄関先から、JR男鹿駅を見る。駅前広場の整備は…進んでいないようですね
2019年02月27日
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最近、2月とは思えない暖かさに包まれている秋田県内です。スキー場はお気の毒様…今季は、おニューのスキーウエアを購入して、最近ワックスも塗りなおしたのですが、この暖かさでは、スキーに行く気が全く起きません(苦笑)さて、そんなポカポカ陽気(の時間帯があった)とある日、せっかくだからと男鹿市の道の駅「おが なまはげの里オガーレ」に、しょっつる焼きそばを食べに行こうと、クルマを走らせました秋田市街からおおよそ1時間。ずっと片側2車線の快適な道路です(※)。(頑張ればもっと早くつけるそうですが、この区間は警察さんも頑張っておられますので程々に)※現在、災害のため、脇本~羽立間の「生鼻崎トンネル」のみ、上り線を使った対面通行になっています 以前にもご紹介しておりますが、昨年(2018年)の7月にオープンした、秋田県内で現在一番新しい道の駅です。道の駅としては珍しく市街地に設置されているほか、鉄道の駅前に設置されたことでも話題に。オープニングイベントをはじめ、JR秋田支社とのタイアップ企画が多い道の駅です。クルマ来訪者、公共交通来訪者の両方を取り込もうということですね。さて、しょっつる焼きそばを食べに行こう…と訪問したのですが、気になる告知があります。 航空自衛隊 加茂分屯基地考案加茂しょっつる空上げ(からあげ)加茂分屯基地というのは、男鹿半島の西海岸に近いほうに3つのピークをもつ「男鹿三山」のうち、「男鹿本山」と「毛無山」の頂上にレーダーを設置している航空自衛隊の分屯基地ですが(2006年春に基地手前まで行っております→こちら)、なぜ空上げ(唐揚げ)かというと、横須賀のカレーに負けるな!ということらしいです。※カレーは海上自衛隊 「しょっつる空上げ」は、お弁当になっていました「オガーレ」の物販コーナーで販売されていました。「しょっつる空上げ」は食したことがないので、食べてみたいなあ…と思いつつ。 定食があった「道の駅おが」内のレストラン「東洋一の海岸線にある男鹿のレストラン」にて、揚げたてを食べられます 秋田県産ハタハタしょっつる、大潟村産米粉、秋田清酒「千歳盛」、男鹿天然塩、ほか国産材料。タルタルソースにはいぶりがっこ、秋田産アカシアはちみつ、秋田で有名な養鶏場の鶏卵などが使われているそうです(以上、弁当ポスターの記載内容より)鶏肉はもも肉なのでジューシーですそう、私が「しょっつる焼きそば」を食すのははまた次回ということに(笑)なお、「男鹿しょっつる焼きそば」は、同行者が注文しました。 ほお、こちらの焼きそばは、あんかけになっておりますね「男鹿しょっつる焼きそば」を名乗るには条件があり…1.タレは日本三大魚醤の一つ秋田名物しょっつるベースの塩味としょうゆ味。2.麺は粉末ワカメと昆布ダシ入りの特製麺。3.具材に肉を使わない海鮮焼きそば「男鹿の焼きそばを広める会」公式ホームページより抜粋上記を守れば、加盟店は自由に創作できるようになっていて、確かに、昨春食べた男鹿みなと市民病院の食堂の「しょっつる焼きそば」は、あんかけではなかったです。 あんをほぐすと、条件「2」の「粉末ワカメ入り」麺が登場しました色はもちろん、わかめの薄緑色です(同じく粉末ワカメ使用の各社「秋田のざる中華」の緑色ほど色濃くはない)一口試食させてもらうと、ほんのり磯の香りがしました 味噌汁、サラダつき!「道の駅おが」は、男鹿西海岸へのルートの途上だし、JR男鹿駅は目の前だし、レストランも夕方まで開いているので(現在、夜の営業は予約宴会のみとのこと)、男鹿ランチ計画のご参考にしてください!ちなみに、次回も、「オガーレ」の食べ物をご紹介します以下、次 回! ~男鹿の特産品 ハタハタ以外にも様々なお魚が「しょっつる」に生まれ変わります!~秋田の魚醤「しょっつる」諸井醸造所 秋田しょっつる こんぶだし入り魚ミー(トトミー)130g価格:378円(税込、送料別) (2019/2/25時点) 諸井醸造所 秋田しょっつる 130g価格:756円(税込、送料別) (2019/2/25時点) 諸井醸造所 しょっつる十年熟仙 200g価格:3240円(税込、送料別) (2019/2/25時点) shop:秋田県物産振興会楽天市場店 列車・バスでのアクセスJR秋田新幹線終点「秋田駅」にて、最新の蓄電池電車「ACCUM」も走るJR男鹿線にのりかえ。終点「男鹿駅」下車。駅の真向かいにあります。マイカーでのアクセスE7 秋田自動車道「昭和男鹿半島」ICより40分程度。秋田市街地からだと、秋田港~出戸浜(県道56号~国道101号)経由でおよそ1時間。
2019年02月26日
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2018年の秋、鳥海山「鉾立」にて… 駐車場から徒歩10分ほどの展望台(前回の記事をご覧ください)から、駐車場に戻りました。 山形県側から観光バスが登ってきておりました。 駐車場のすぐ脇にも展望台があり、こちらは山も海も見晴らす展望台となっております。そして、すぐ下は足がすくむ崖です駐車場の山形向きの区画に、なにやら人々が集まっていました。 バードウォッチングの方と、風景写真の方が何人もいらっしゃいました。駐車場から庄内(酒田・鶴岡)の方を見ておりますが、おや?島が見えますね。この辺で大きな島というと、飛島…ん~、方角が異なる。あれはきっと、粟島(新潟県)ですね だいぶ夕方近い時刻でしたが、続々と車が登ってきました まだ春浅い時期に何ですが、今年の秋は、この紅葉の中のドライブはいかがでしょうか?鳥海国定公園鳥海山・飛島ジオパーク鳥海ブルーライン例年、4月下旬ころ~11月上旬ころに通行可能(開通~5月中、10月中~冬季閉鎖開始までは夜間閉鎖あり)鳥海山にはいくつかの登山口がありますが、ここは「象潟口」となります!「吹浦口」も鳥海ブルーラインを利用します(鉾立より2kmほど酒田寄り)その他の登山口は全く違うアクセスルートとなります!~吹浦口(大平口)に近い!登山用弁当・おにぎり付きプランあり~鳥海山も日本海も望む絶景の登山基地! 鳥海山四合目雲上の宿 大平山荘 登山ではない一般のご旅行でも和室でのんびり!2019シーズン 4月26日以降の予約が始まっております!列車・バスでのアクセスあいにく、一般の路線バスはありません(だいぶ以前に廃止となりました)。例年、JR羽越本線「吹浦駅」「遊佐駅」(山形県側)、「象潟駅」(秋田県側)より、登山バスか乗合タクシーの運行があります。シーズンオンしたら調べてみてください。マイカーでのアクセス【仙台・東京方面から】日本海東北自動車道(山形自動車道)終点「酒田みなと」ICより、50~60分程度。ICから国道7号線に出て北上、「道の駅鳥海ふらっと」を過ぎ吹浦バイパスを走行していると、案内看板(青看板)があるのでその通りに分岐、走行してください。(R7吹浦BPから鳥海山方面への分岐は、立体交差になっています)【秋田・盛岡方面から】日本海東北自動車道(無料区間)終点「象潟」ICより、30分程度。象潟IC出口は、鳥海ブルーライン(に至る県道)に直結となっており、ICを出ると五合目の鉾立まで一本道です。※酒田みなとIC~象潟IC間は開通していません
2019年02月24日
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前回に引き続き、2018年・鳥海山五合目秋の風景をご紹介いたします。現在は雪に閉ざされております。ゴールデンウィーク頃にはまた訪れることができるようになるでしょう。 鉾立展望台鳥海ブルーライン最高所「鉾立」の駐車場から、登山道兼遊歩道を10分ほど登ったところにある展望台です。ここまでならば、登山届は不要です(ただし、道から絶対に外れないように)。 笹薮と低木に囲まれた遊歩道兼登山道を登ってくると、不意に現れる展望台です。鳥海山の眺望スポットの多くが海のほうを眺めるのに対し、この展望台は、山を眺める展望台となっております。一段高く盛られているので、周囲を遮るものはほぼありません。山に向かって右側に巨岩があるくらいです。雪解けのシーズンには、雪解け水による滝が見られるかもしれません。秋は水量がなく、沢もほぼ干上がっています。 登山道の先のほうを望遠しました。低灌木が広がる気持ちのよさそうな山です。行ったことはありませんが、稜線の向こうには火口湖である「鳥海湖」があるはずです。あそこへは、十分な装備を整え、登山届を提出して向かいましょう。 たぶん、展望台周辺で撮った写真だったと思いますが、庄内浜が霞の中に見えました。光り輝く大きな川は、最上川の河口で、あの辺が山形県酒田市です。奥(南)の山々のシルエットが、負けじと雄大。あの山の向こうは「あつみ温泉(温海温泉)」そして新潟県となりますね。 おお、雲がすっきり取れて、標高2236mの山頂(新山、七高山など)がくっきりと姿を現しました地元の高校では、全校登山で山頂まで行くと卒業生から聞いたことがありますが、今もやっているのかな?山頂には鳥海山大物忌神社があります。出羽国一宮であります。山頂部から北北西の仁賀保高原方向に向かっては、山体崩壊を起こした跡の巨大なえぐれがあります。ここ鉾立からは手前の稜線(=えぐれの縁)があるため見えず、現在では森林が発達していますが、鳥海山を北側からじっくり眺めるとわかります。ふもとで行われた高速道路工事では巨大な埋もれ木が発見され、話題になりました。ちなみに…秋田県民歌の歌詞にもなっている「秀麗無比なる鳥海山よ」なのですが、山頂一帯は山形県です(汗)Wikipediaの記載によると、修験者の縄張り争いから矢島藩(秋田側の小藩・厳密には当時交代寄合であった)と庄内藩(鶴岡)の対立騒動となって、結局は幕府が裁定を下したということです。 山体崩壊の件も、県境の件も、google mapで一目瞭然!~内陸から見る鳥海山もまた格別~秋田県 平鹿・雄勝の地酒 舞鶴酒造 純米酒 田从(たびと) 720ml価格:1674円(税込、送料別) (2019/2/21時点) 【限定入荷!!】浅舞酒造 天の戸 純米大吟醸35 720ml価格:3600円(税込、送料別) (2019/2/21時点) 【2012IWC SAKE部門最高賞】 木村酒造 福小町 大吟醸(山田錦) 720ml価格:5400円(税込、送料別) (2019/2/21時点) 秋田特産、なんでもそろう 秋田県物産振興会楽天市場店さて、駐車場へ降りまして、別の角度からまた眺めてみました。復路に撮った写真も含めて、以下、次回!
2019年02月21日
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引き続き、紅葉の頃の鳥海山をご紹介します。 鳥海ブルーライン五合目「鉾立」(ほこだて)の駐車場です鳥海山では、車で登ってこられる最高所で、地形図読みでは、駐車場付近だけがわずかに標高1200mを越えています。駐車場の脇にも展望台がありますが、駐車場から遊歩道兼登山道を10分ほど登ったところにも展望台があるので、そちらに行ってみましょう。駐車場の奥に登山口があります。なお、展望台までなら登山届は不要です。 登山口から入って僅か1,2分で、山小屋が現れます。東雲荘(とううんそう)という山小屋で、にかほ市内に多数の事業所を構える電子機器大手「TDK」の福利施設となっています。象潟口鉾立に2つある宿泊可能の山小屋のひとつで、事前連絡で一般利用も可能ということです。(問い合わせ先:TDK秋田総務部)TDKは、麓のにかほ市平沢に「TDK歴史みらい館」を開いておられます18-03-22UP記事「TDK歴史みらい館」で、電子部品の発達と、30年後の暮らしを知る 更に2,3分登って振り向くと、象潟~金浦の流れ山地形が一望に見渡せます。(駐車場の端からでも見える)右の白い屋根が、先にご紹介した「東雲荘」で、中央の大きな屋根が食堂「稲倉山荘」。その向こうの平屋がビジターセンターで、ビジターセンターの隣の三角屋根が、山小屋「鉾立山荘」(宿泊可能)です。 目線を少し北に向けると、仁賀保高原の発電風車群。その先の街は由利本荘市の本荘(羽後本荘)です。~酒どころ秋田の中でも評判です~秋田県 由利地方の地酒飛良泉 大吟醸 欅蔵(箱入り) 720ml価格:5184円(税込、送料別) (2019/2/20時点) 純米吟醸 雪の茅舎 秘伝山廃 1800ml価格:3672円(税込、送料別) (2019/2/20時点) 天寿 大吟醸 1800ml価格:5400円(税込、送料別) (2019/2/20時点) 秋田のうまいを食べつくせ! 秋田天国あともうひといき、笹薮に囲まれた遊歩道を登ると、目的地の「鉾立展望台」に到着ですここまで、遊歩道兼登山道は完全コンクリート舗装(急こう配には階段あり)で、通常のお靴でも歩けます。鉾立展望台は途中の眺めとは逆に、お山を眺める展望台となっています。次回、ご紹介いたします
2019年02月20日
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2018年10月初旬の、お天気が良かったある日、午後から鳥海山5合目まで登ってみました。経路は、日東道象潟IC→鳥海ブルーライン→鳥海山五合目鉾立(帰路はこの逆)Mt.ChoukaisanKisakata,Nikaho-shi,Akita,japan 象潟インターチェンジから直結している鳥海ブルーラインに入り、「奈曽の白滝」(奈曾の白瀑谷)入口手前から。東北2位の高峰である鳥海山は、その裾野も広いとともに、海岸近くにも急激な標高差があるのが特徴です。この撮影地点は標高およそ150m、国指定名勝「奈曽の白滝」よりも上流ですが、広大な耕地が広がっています。ここまで近づいて眺める鳥海山は雄大です。高圧鉄塔が立ち並んでおりますが、海岸線近くの急激な落差は発電に好都合でミニ電源地帯となっており、いくつかの水力発電所があります。 車をあと数分、最後の民家が過ぎたあたりまで進めました。標高2200m超の山容が間近に迫り、迫力が増してきました。ちょうど車が通過している地点(小屋が見える)は、有料道路時代の料金所の跡です。収受ブースは撤去されて久しいですが、今でも道幅はその部分だけ広く、毎年春の訪れを告げる秋田県側の「開通式」はあそこで行われているそうです。なお、鳥海ブルーラインは現在冬季閉鎖中。閉鎖区間は秋田県側旧料金所(画像の地点)~山形県側旧料金所間です。実際の閉鎖ゲート(観音扉)はかつてスキー場が営業していた名残からか、ここから3kmほど進んだところの2合目「一の清水」にあるのですが、料金所跡から先は除雪しませんよ…ということでしょうか。 望遠レンズで覗いてみました。この先、エンジンオイルに多少の不安を抱きつつ、標高1,150m「鉾立」まで登ります以下、次 回!鳥海山四合目雲上の宿 大平山荘 酒田屋旅館 鳥海温泉 遊楽里
2019年02月17日
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たぶん、今回の写真はまだご紹介していなかったと思いますが…昨年の秋に、秋田県田沢湖の北岸「御座石」というところの光景をスナップしました「御座石」は、バスターミナルがあり旅館や土産店が立ち並ぶ「白浜」、金色の裸婦像「辰子像」がある「潟尻」とならぶ、田沢湖3大名所のひとつです。最近は「クニマス未来館」も名所入りしておりますね。GozanoishiLake TazawakoSenboku City.Akita Pref.Get off at Tazawako station(Akita sinkansen)↑検索用に、英語…というかローマ字表記を入れてみました。文法は激しく日本語用ですが(苦笑)あとは翻訳アプリを使っておくれ… 湖畔を一周する県道は、東北屈指の名ドライブウェイです。路線バスも一周するので、お車の運転ができない方でも満喫できます。 水面近くまで下りてみることができます。田沢湖は日本一深い湖として有名です。水面の青色の濃さも尋常ではありません。 高台から見ると、まるで海を眺めているようです。田沢湖には遊覧船があります。秋田県に関係する湖沼で遊覧船が就航しているところは、十和田湖(ただし青森県側で運航)、太平湖(森吉ダム)と、ここ田沢湖です。田沢湖の遊覧船は羽後交通が運航し、時刻表も羽後交通のサイトに、路線バスの時刻表とともに掲載されています。残念ながら、現在ではここ御座石には寄港せず、湖岸近くに寄るのみです。船着き場らしい痕跡は残っています。遊覧船の運航は、毎年4月下旬~11月初旬まで 御座石には神社と土産品店があります。この土産品店は、度々テレビ番組に登場しておりますので、ご覧になったことがある方もいらっしゃることでしょう。この土産品店の向こう側に、霊験あらたかな「御座石神社」があります。~高原や乳頭とはまた趣が異なるレイクリゾート~田沢湖畔の宿ホテル湖心亭 田沢湖畔の小さなリゾート ペンションサウンズグッド! 花心亭しらはま 湖畔エリアからわずかに離れた、高原・乳頭への登り口には、ファミリー向けホテルあります天然温泉 田沢湖レイクリゾート(旧:ホテル森の風田沢湖)田沢湖抱返り県立自然公園御座石 列車・バスでのアクセスJR秋田新幹線・田沢湖線「田沢湖駅」より、羽後交通の路線バス「田沢湖一周」に乗車し、1時間。「御座の石」下車。この路線バスは、たつこ像がある「潟尻」で20分、ここ「御座の石」で10分、それぞれ散策停車します(「所要時間60分」には、潟尻での20分停車を含んでいます)。乳頭温泉・高原温泉・八幡平頂上・玉川温泉等からお出での方は、「田沢湖畔」で乗り換えです。遊覧船乗船の最寄りバス停は「田沢湖畔」となります。JR田沢湖駅から、羽後交通の路線バス「田沢湖一周」「乳頭蟹場温泉ゆき」「玉川温泉ゆき」「八幡平頂上ゆき」、秋北バス「花輪駅前ゆき」のいずれかに乗車し、11分、「田沢湖畔」下車。「田沢湖一周線」(田沢湖を一周して田沢湖駅に戻る)と「乳頭温泉ゆき」は通年運行ですので、冬の今も利用できます。「玉川温泉ゆき」は冬期専用時刻で新玉川温泉まで運行、「八幡平頂上ゆき」「花輪ゆき」は冬期運休です。
2019年02月16日
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秋田県由利本荘市のJR羽後本荘駅近くに、大変印象に残るデザインの公共施設があります。 Yurihonjyo city Akita pref. 駅前通り側から撮影。 外観からして、複雑な構造そうな建物です。 市役所の通り側から撮影。 こちらも相変わらず複雑な構造そう。 著名な建築家の設計だそうです。 ここは何かといいますと… 由利本荘市文化交流館カダーレ 由利組合総合病院の跡地に、2011年オープン。 「カダーレ」の語源は、秋田弁で「仲間になりましょう/一緒にやりましょう」を意味する「かだれ」ですね。 ※「語れ」ではない…まあ、「一緒に話そう」でもいい 設計は、公共建造物の分野では著名な建築家、新居千秋氏の事務所。 Wikipediaでさっと見ますと、横浜赤レンガ倉庫2号館の改修や、大船渡のリアスホールなどが氏の作品です。 市役所側の入口です。 館内見取り図です。 もともと単独で設置されていたホール施設や公民館施設、図書館をひとつの建物に集約し、さらにレストランと名産品売店を加えた構成。内部は結構複雑で、初めての入館で歩いているとワクワク感があります。 外観上も見取り図でも一番目立つ部分は、大ホール(1110席)。 同館のホームページによると、「日本初、固定席と同等の音響性能を持つ可動席による可変型多機能ホール」だということです。 大ホールの行事予定を見ると、近隣の小学校の「6年生を送る音楽会」から… 福田こうへいさん スターダストレビューさん BEGINさん 何げに有名どころがやってくるホールとなっております ただの田舎ホールではないのであります ちなみにこの日は図書館に多くの市民の方がいたほか、「日本酒女子会」なるイベントが終わった直後だったようで、大勢の人々が館内にいて賑わっていました レストランもありますので、羽後本荘駅周辺でお食事をお探しの場合はご参考にしてください。 (今回は入店しておりません) 駅前通り側の入口を入って間もなくのところにあります。 秋田県由利地方の特産品 【送料無料】鳥海そば 5把入り 1kg 【お歳暮/ギフト/そば乾麺/プレゼント/出産内祝い/お礼/御祝い/内祝い/快気祝い/香典返し】【楽ギフ_のし宛書】【楽ギフ_包装】02P01Mar16価格:1980円(税込、送料無料) (2019/2/13時点) 秋田 由利牛 焼き肉用 上カルビ 400g 最高級黒毛和牛 A5〜A4ランク 【お歳暮/内祝い/出産内祝い/快気祝い/お返し/お礼】【楽ギフ_のし宛書】【楽ギフ_包装】02P18Jun16価格:7980円(税込、送料別) (2019/2/13時点) 本荘うどん 自家用 バラ 250g【お歳暮/出産内祝い/お礼/内祝い/快気祝い/香典返し】価格:398円(税込、送料別) (2019/2/13時点) 由利本荘市文化交流館「カダーレ」 秋田県由利本荘市東町15 列車・バスでのアクセス JR羽越本線・由利高原鉄道鳥海山ろく線「羽後本荘」(うごほんじょう/特急停車)下車。 駅前まっすぐの通りを徒歩4分。 羽後本荘駅までは、新潟駅から特急いなほ号でおよそ3時間となっております。 東京からお越しの場合は、時間帯にもよりますが、運賃・所要時間とも新潟(上越新幹線)経由が若干有利です。 マイカーでのアクセス E7 日本海東北自動車道「本荘」より、10分程度。 ICを出て国道107号線を本荘市街地方向へ進み、JR線を越す跨線橋を渡ったところの信号を右折。 駐車場は無料で、敷地内や周辺にあります。 仙台方面からの場合は、 E46 秋田自動車道「横手」より、国道107号線経由が有利です(横手ICより1時間ほど)。
2019年02月13日
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前回に引き続き、昨年の秋のある日、秋田空港での撮影です。秋田空港で飛行機を見るには…1、ターミナルビル屋上の展望デッキ2、第3駐車場・職員駐車場この2か所がポピュラーです。昔は、もう1か所、飛行機ビュースポットがありました。空港ターミナルビルの真向かいに小山があり、頂上に展望台があって、本来なら離着陸する飛行機を高い位置から眺めることができました。いつしか木々が生い茂り、眺望はほとんど利かなくなって、足を運ぶ人もいなくなっていました。少しは木を切れば良いのに…と思っていたところ、その小山が… 少しどころか、丸裸にされていました(驚)随分思い切ったことをしたね熊対策もあるかもしれない(秋田空港の周辺には森の熊さんがお住まいです)。眺めが良さそうなので、さっそく、息を切らしながら登ってみました 絶景絶景空港ターミナル地区が一望です目の前にあるのは、オープンして10年くらいの立体駐車場で、立駐を取り囲む平場の駐車場は第1駐車場。(立駐に入庫するには一旦1駐に入る)その奥の茶色の建物がターミナルビルとなっております。 管制塔とほぼ同レベルの高度です。管制官の息遣いが聞こえてきそう続いて、この小山の頂上にある構造物 展望台さらに高みを…ということかどうなのかわかりませんが、現在はロープで閉鎖されております。ちょっと華奢な造りです。だからか…。 お社がありました。これは新しそうです。もちろん、ここに登ったからにはヒコーキを撮りたいっ以下、次回~秋田空港で、空気が澄む朝から撮影したいなら!~秋田空港に近いホテル なお、各ホテルともレンタカー等での移動が必要ですので「朝の第1便」に間に合わせたい旅行者の方は市内宿泊+リムジンバス利用が便利ですホテル秋田御所野 秋田市雄和コテージ ホテル・プラザクリプトン(秋田県森林学習交流館)【飛行機が見えるお部屋確約】プランあり!
2019年01月29日
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