売り場に学ぼう by 太田伸之

売り場に学ぼう by 太田伸之

PR

×

Profile

Nobuyuki Ota

Nobuyuki Ota

Calendar

2026.07.27
XML
カテゴリ: 太田伸之
高校時代ほとんど勉強せずサッカー練習に打ち込んでました。朝練したらユニホームのまま学生服を着て1時限目授業は寝てました。2時限目終わったら学校抜け出し近所の飲食店で早いランチ。学校の昼食時間にシュート練習するため。午後の授業もほぼ寝て過ごし、放課後グランドに一目散、軟式と硬式両野球部のバッティング練習が始まる前でないとサッカーゴールを使って練習できなかったので。

帰宅したら部屋に閉じこもってわが校イレブンのポジションシュミレーションに熱中。フォーメーションを入れ替えたらどんなサッカーができるか、誰を起用すると次の試合で勝てるか、キャプテンなのであれこれ構想しました。 夏休みは上半身裸で夕方まで猛練習、暑くてバテバテ、コカコーラの特大瓶を何本もグイグイ飲んだものです。とにかく私は「サッカー、命」の高校生でした。

そんなサッカー小僧、4年に一度のワールドカップはずっとテレビ観戦。中でも、1974年西ドイツ大会、華麗なフランツ・ベッケンバウアー、重戦車ゲルト・ミュラーの西ドイツに対しヨハン・クライフを筆頭に従来のプレースタイルとは違うトータルサッカーを見せてくれたオランダの決勝戦は圧巻でした。

1994年アメリカ大会、延長でも決着つかずPK戦、イタリアの至宝ロベルト・バッジョがPKを失敗してブラジルに敗れたゲームはいまも鮮明な記憶。バッジョのボールがゴールのはるか上を飛んでいったのはショックでした。そして2006年ドイツ大会、ジネディーヌ・ジダンがイタリア選手に頭突きをかまして一発レッドカード退場、フランスが敗戦したゲームも印象に残る決勝戦でした。



北米、南米大陸での開催は時差の関係できついんですが、今回のワールドカップも深夜あるいは早朝キックオフなので寝不足続き。しかも例年の32カ国でなく48カ国参加で試合数が多く余計疲れました。

私はキリアン・エムバペとウスマン・デンベレ2枚看板のフランスが優勝するものと予想していましたが、なんと決勝戦はスペインvsアルゼンチン、しかも堅守パスサッカーのスペインが歴史的プレイヤーと言えるリオネル・メッシを中心としたアルゼンチンに2-0で勝つとは驚きでした。みなさんの事前予想は当たりましたか?

今回のワールドカップでいろんなことが気になりました。

まず選手の健康管理のためという理由で設けられた給水タイム、あれはどう考えてもアメリカのテレビ局にCMタイムを提供、FIFAが稼ぐためでしたね。これまでサッカーの試合中はピッチのあちこちに配置してあるペットボトルで選手は給水していましたから、何もわざわざ給水タイムを設ける必要はなかったでしょう。


決勝戦ハーフタイムのショー(マドンナ、ジャスティン・ビーバー、BTS、シャキーラといった世界的アーティストのパフォーマンス)もテレビ局視聴率稼ぎ。本来15分のハーフタイムが27分間もパフォーマンス、サッカーの試合のあるべき姿とは大きくかけ離れ世界のメディアから非難を浴びました。FIFAは収益最優先でこんなことしたのでしょうが、選手の調子が狂うので次回ショーをやるにしても15分間パフォーマンスにして欲しいです。

FIFA首脳陣がトランプ大統領の要請でレッドカード退場アメリカ選手を次のゲームに特別出場させた特例はほんとに気持ち悪い。「スポーツに政治を持ち込むな」と世界中のサッカーファンは思ったでしょう。決勝戦の後の表彰式でトランプ大統領がステージからなかなか降りず優勝スペインチームの記念撮影に加わろうとしたシーン、これもほんと嫌でしたね。あんな横暴を許してはいけない。

決勝戦終了直後負けたアルゼンチン選手がスペイン選手にいきなり暴力を振るったシーンもトランプの表彰台シーンとともに見たくなかった、世界の子供たちに見せたくなかったですね。ラグビーのノーサイド精神、サッカーにはないのでしょうか。格闘技だって世界王者戦ゲームオーバーしたらお互い健闘を称え合う、それがスポーツの素晴らしさ。いかなる背景、理由があるにせよ敗者が勝者に暴力で襲いかかるなんて絶対に許してはいけない。後世のためにも次回ワールドカップに出場できない、あるいは1年間代表チーム参加権利を剥奪するくらいの裁定にして欲しい。

さて、我らが日本代表チーム、選手も監督も「優勝」とことあるごとに発言してきましたが、結局またも決勝トーナメント初戦敗退、一国民としてとても残念。ブラジルから先取点を上げたとき「ひょっとしたら勝てるかも」と期待しましたが。後半選手交代から「守りに入るんだな」と思いましたが、これがいけなかったのではないでしょうか。選手がだんだん後方に下がり始めたので「やばいなあ」と思いました。「攻撃は最大の防御なり」、どうして勇気を持って采配しなかったのでしょう。

さらに敗軍の将が決勝スペインvsアルゼンチン戦テレビ解説をするとは、ちょっとびっくり。解説を依頼したテレビ局も引き受けた森保監督も、個人的には「やめようよ」です。スペインに準決勝で負けたフランス監督、アルゼンチンに負けたイングランド監督がそれぞれ自国テレビ局の実況中継に出演するでしょうか。敗戦の検証も済んでいない指揮官が解説出演するなんて私は反対。森保監督はGK鈴木彩艶やFW上田綺世らを4年間辛抱強く起用し続け人材育成では功績ある人、しかし決勝戦解説はいかがなものでしょう。

もう一点、敗戦した翌日から4年後を目指して新たな代表チーム作りをしなければならないはずなのに、アジアアップがあるから森保監督留任、その後監督交代という日本サッカー協会首脳陣の悠長な姿勢、これが日本の根本的問題でしょう。目先のアジアカップ優勝より、4年後ワールドカップで優勝でなくとも決勝トーナメントでせめて1勝、できればベスト8進出の方が大切では。そのためには新しい指導者の下で新しい選手の招集と育成が組織としては重要。なのにしばらく続投なんて中途半端な姿勢で果たして本番の決勝トーナメント1勝は実現するのでしょうか。

批判を恐れずに言えば、こんな中途半端なチームづくりで再び選手たちが「優勝」という言葉を発したら、その神経を疑います。選手、監督とコーチ陣、協会幹部が一丸となって世界にチャレンジ、そんな前向きな姿勢を見たい。こんなんじゃまた決勝トーナメントを進むことはできないのではと心配です。

これ、会社の組織作りも同じ。日本ではよく社長交代時記者会見で「前任者を踏襲」と言います。前任者を踏襲するくらいなら何もリスクを負って社長交代、組織変更しなくて良いのではないでしょうか。組織としてさらにパワーアップするために人心一新するんです、次のリーダーは前任者との違いを明確に打ち出し、組織としての新たな目標を提示すべきと思います。

日本ではよく社長が退任すると代表取締役会長に就任、組織的に会長と社長のツートップになる企業が多いと思います。ツートップなんて組織として中途半端、人心一新を図って社長をバトンタッチするなら社長は社外に退く、せめて代表権のない会長あるいは相談役になるべきと考えます。私は二度代表取締役社長の退任を経験していますが、いずれも後継社長に失礼だから会長職を希望しませんでした。退任するならスパッと辞める、みんなそうすべきでしょう。

ワールドカップが終わりサッカー小僧の独り言です。余計なこと書きました、大目に見てください。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2026.07.27 17:29:36


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: