TRILINGUAL学習帳~英中日勉強記録~

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味のちがい


2008年夏にはじめてTOEICの新テストを受験するにあたって
模擬問題集を3冊解きました。
そのとき「問題集っていろんな会社から出ているんだなあ」
ということにびっくりしました。
中検はこれほどいろんな出版社が力を注いで
問題集を発行していません。
まず、私が書店に行き手にとり中身をぱらぱら眺めて購入したのは
『TOEICテスト新・最強トリプル模試 3 (ジャパンタイムズ)』 です。
その理由は
・ 問題集ごとに冊子が分かれているので持ち運びしやすい。
・ リスニングはどの英語(米、英、豪)で話しているか表記してある。
・ 問題が3回分収録されている。そのわりに値段がお手ごろ(1,890円)
余談ですが、私は机に向かうのが億劫な人間なので
過去に何度も試験勉強を挫折しています。
その結果、行き着いた結論は
「なるべく勉強の障害を減らす」 ということです。
テキストは 「見やすい」「薄い」「開きやすい」 というのを
最重要視しています。
それ以外にも勉強方法を昔と変えたので(詳しくは「細かく、短く」参照)
今回は購入したテキストを予定どおり終わらせることができました。
私にしては飛躍的進歩です。
中国語クラスにいるTOEICマニアのおじさま(TOEICスコア970点保有)から
「模擬問題集は数をこなすべし!」
とアドバイスを受けたので、
一緒にTOEICの勉強をしている友人に
私のジャパンタイムズの問題集を里子にだし引き換えに
『TOEICテスト新公式問題集〈Vol.3〉 (TOEIC運営委員会)』
『新TOEIC TEST実力診断模試 (語研)』 を借りて解きました。
気づいたことがまたひとつ。
難易度に各社ばらつきがあります!
私の場合
・ ジャパンタイムズ   全問題(3題)平均  850点くらい
・ TOEIC運営委員会   全問題(2題)平均  940点くらい
・ 語研          全問題(1題のみ収録) 800点くらい

という結果になりました。
実際解いたときの自分なりの手ごたえも
・ ジャパンタイムズ  思いのほか難しい  分かったつもりの問題が誤っている。
・ TOEIC運営委員会  拍子抜けするなど易しい  素直に解きやすい
・ 語研          へこむほど難しい  知らない語彙やひねった問題が多い
というように各社分かれました。
その直後に受けた本番試験では960点でしたので、
TOEIC運営委員会のテキストが一番本番に近いといえるかもしれません。
ただ、感触としては本番の方がTOEIC委員会の問題より難しく感じました。
Pecoritta的にはジャパンタイムズの問題集は
見やすく使いやすく解きやすかったので
気に入っています。
TOEIC運営委員会のテキストは、
テスト慣れして自信をつけるにはもってこいです。
しかし、収録数が1冊に付き2題で価格は2、800円。
英語の国別表記がありませんので
コストパフォーマンスが少し悪いかなと思います。
語研の問題集は、
ジャパンタイムズ版同様、リスニングの国別表記があり。
問題ごとに解答者の選択傾向の説明あり。
しかし、ひっかけ問題がいくつも散りばめられているせいで
「自分の耳にはこうやって聴こえたけど違うかな」とか
「素直に考えちゃいけない。ここはひっかけだ」という
必要のない思考回路が定着してしまいました。
初めて受験する方にはおすすめしません。
問題集選びを誤ってしまうと
「TOEICって、こんなに難しいのか」とがっかりして
試験勉強のモチベーションが下がってしまう恐れがあります。
問題集は上記の3つ以外にも多数出ていると思います。 なので、結論としては
ネットでユーザーの評判を確認して
自分のレベルに合った問題集を購入するのが一番賢い!
と思います。


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