問題と答の鍵
vol.001■問題と、答の鍵。
一番最初に、お師匠に教えられたこと。
それは、絶妙のタイミングでもたらされた。
就職活動を終え、
これから社会に出ようというタイミングでこの言葉を聞けたことは、
なにかの巡り合わせとしか思えない。
就職の内定を早々にもらった私は、
大学4年の夏休みから、その会社でバイトをしていた。
そこに、お師匠が遊びに来た。
社長と知り合いだったらしい。
これからお世話になるはずの先輩が泣いている。
何か、悩みでもあったのだろうか？
相談話を聞いているお師匠が言った。
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すべての問題は、自分の中にあるんだ。
だから、問題を解決できるのは自分だけなんだよ。
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21歳の若造トリニティーには、その意味はよく分からなかった。
でも、心は何かを感じたのだろう。
はっきりと、この言葉を記憶していた。
それから、フレッシュマン(爆)となり、
社会の洗礼を受けるたび、この言葉がよみがえる。
おかげで、しあわせだ。
いま起こっている現実は、誰のせいでもない。
自分のなかに、問題の根源がある。
だから、誰かが解決してくれることはあり得ない。
その視点に立つと、
【現象】の奥に隠れている【本質】が見えてくる。
これを突き止めることが、最短の解決法なのだ。
具体的には、どうすればいいのか？
自分が感じていることを、素直に味わうこと。
そして、味わい尽くすこと。
なぜ、そう感じるのか？
とことんまで、【なぜ？】を繋げて考えてみる。
そして、いくつも連なった【なぜ連鎖】の中に、
自分の見栄や、エゴ、プライドに起因する感情がないだろうか？
とチェックしてみる。
ためしに、すべてを【自分のせい】にして、考えてみる。
これは、意外と楽しい作業だ。
連想ゲームの最後には、なぜか必ずスッキリする。
軽くなる。
しあわせな気分になる。
ほんとだよ。笑
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