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2019.03.22
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スピーカーの振動板が作り出す音は前方へ放射される音圧と後方へ放射される音圧の位相が180 度異なり、横から聴くと音圧が打ち消し合い聴こえなくなる。また、前方で聴いても、振動板の直径より長い波長の音は後方に放射された音が回り込み打ち消し合い低音の音圧は著しく低下する。そのため、前方の音と後方の音を遮断する必要がある。スピーカーユニットの特性を変えずこれを実現するには無限大バッフルに取り付ければいいわけだが、もちろんそれを実現するわけには行かないので、ユニットの特性を評価するときは出来るだけ大きなバッフル板に取り付けるとか壁面を利用するなどして測定をする。
普通は箱(エンクロージャー)に入れて使用する。また、スピーカーユニットも実際に使用するときは箱に入れて使用することを前提に設計してあり、無限大バッフルに近い条件で使用するのがいいわけでなく、また、箱に入れた場合も大きければ大きいほどいいというわけでもない。

このことはつまり、スピーカーユニットが決まれば 必然的にエンクロージャーの大きさ(容積)が決まってくると
いう事である。

このあたりは、意外と誤解されていることが多く スピーカーユニットに対し最適化したエンクロージャーを設計しなければそのパフォーマンスが十分に生かせないばかりか当然 よい音質のスピーカーシステムにはならない。

汎用のスピーカユニットはJIS箱という標準エンクロージャーに合わせて設計されていることもありこのエンクロージャーを基本として設計を始めるとよい。

ちなみに、JIS標準密閉箱は国際規格となっている。

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Last updated  2019.03.22 20:57:57
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