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2007年03月20日

人間はそんなに偉いのでしょうか・・・？

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カテゴリ：カテゴリ未分類

今日は、この場に書くべきかずっと迷っていた事を書き込みます

皆さんは、大阪で起きた犬の繁殖業者に飼われていた「ブルセラ感染症陽性犬・殺処分」のお話はご存知ですか？

犬のブルセラ感染症とは細菌（ブルセラ・キャニス）によって感染するもので、人畜共通感染症に指定されています。
この病気の主な症状としては、メス犬の流産や死産、オス犬の精巣炎など。
きちんとした知識、適切な飼育と治療、そして予後の適切な飼育環境と治療により人への感染を防ぎ、コントロールしていける病気とのことです。

この犬達に対し、大阪府は「殺処分」の決定を下しました。

だいぶ前から愛護団体の介入も拒否し、「適切な治療や看護により命を助けたい！！」という愛護団体の話し合いにも耳をかさず、「殺処分決定」へ・・・。
人間を信じ、言葉を発する事なく、すでに亡くなった犬達もいるとの事・・・。

裁判所にて審尋の結果、２度に渡りこの子達の命が長引きましたが、今でも大阪府の「殺処分」には変わりがないとの事です。

このことを知ってから、私もいろいろ検索し、ボランティアに入られていた方達のブログなども拝見しましたが、行政の一部の方々の現場での犬の扱いも、ひどい方もおられるようです・・・。

獣医師による感染症の見解、愛護団体による治療や飼育の提案、たくさんの嘆願書にも関わらず、頑ななまでの大阪府の「殺処分決定」・・・
何故、救える可能性のある命を死に追いやるのでしょうか？

この場に書くことはかなり迷いました。
以前、広島ドッグパーク崩壊の件ではこの場で支援を呼びかけ、お友達にも援助をお願いもしました。
この事件はマスコミにも大きく取り上げられ、たくさんの支援が集まり多くの犬達が温かい家庭で第２の犬生を送る事ができたそうです。
そんな喜ばしい事があった反面、あらぬ噂も流れました。
色々な考えをされる方が居ると思います・・・もちろん、それは当たり前の事ですよね。

この事で、人に支援を呼びかけるというのは「責任が生じる事」と学び、今までこの場に書く事を迷っていました。
でもやはり、事実を発信するのはとても大切で、必要であると思い、書きます。

私はこの愛護団体や獣医師の行動を応援してます。
このブログを読んでいるお友達、たまたまこのブログを覗いて下さった方々に、この事実を少しでも知っていただきたいと思います。

動物達は、今ある命を懸命に生きるだけです・・・。
ただただ人間を信じて、その命を飼い主に預け、生きるしかありません・・・。
どぅか、この子達に生きる為の道を開いてあげてください・・・。

人間の勝手で生かされ、人間の勝手で亡くなって行く動物達がいなくなりますように・・・

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