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九十九堂狐屋

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2022.06.18
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陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女 (ファミ通文庫) 文庫 2014/6/30
野村美月 (著), 竹岡美穂 (イラスト)

【あらすじ】

両親の離婚話に立ちすくむ千星。明るく笑ってみせることで、壊れそうな家の空気を辛うじて保ってきた。けれど本当は、三人で一緒にいたいと、素直に泣ければよかったのだろうか…。新聞配達のアルバイトを続ける陸。母は家を空けたまま帰らず、生活のために必要だった。ただ絵を描いていたい、そんな願いも叶わない。それを恨んでも憎んでもいないけれど、今まで自分は笑ったことなどあったのだろうか―。そんな二人が、出会う。切なく繊細な一夏の物語。

【ひとりごと】

物語の内容は、離婚間近の両親を持つ美少女・千星とすぐ男の下にいく片親を持つ男・陸の初々しい恋愛物語なん。
どちらも中学生な二人は、親の問題を抱えていて、鬱屈な毎日を送る感じで、そんなある日、新聞配達をしている陸と夏休みを切っ掛けに別荘にきた千星が「新聞」を切っ掛けに関わっていく感じの物語。接触するのは、ほぼ新聞配達の時間で、初々しい感じが描かれるん。名前も聞かないし、会話もほぼ零。あるのは、新聞を配達するというやりとりだけで、まあ、そんなやりとりだから、冷え切った二人の心を溶かし合うんだろうな、という感じなん。とても甘酸っぱいというか何というか、そんな感じの物語。

ただまあ、個人的に言えば、あまり展開が動かないというか、一応色々あるのだけれど、二人の進展っぽいのがあるのが終盤なので、なんというかあまり動かなさ過ぎて微妙なん。
あと、家族というか両親というか、そういうのに共感できないとあまり面白くないのではないかなあと思いました。

筆者の他の作品と比べるとちょっと個人的には合わへんかったなあと思いました。



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最終更新日  2023.04.30 19:57:54
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