シーチキンおむすびの食事日記

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2006年06月01日

病院

テーマ：摂食障害（拒食症　過食症）について(614)

カテゴリ：虐待、過去

とうとう口が開かなくなってしまった。

直径５ｍｍの口内炎が
２つ繋がった大きさ１ｃｍの大きな口内炎が
口の中に３つ出来て痛い。
お醤油がしみる。
血豆が４つ出来ていたのが破れて、ただれてしまったため
今朝は口を開けることが出来なくなってしまった。

ものがしゃべられないのでは仕事にならない。
くしゃみをして口を開こうとさせた。

何かが頬を伝ってきた。生暖かい。
鼓膜が再び裂けてしまった。

父親に何度かぶたれていたので
鼓膜がさけるのはしょっちゅうだった。
一度鼓膜が破裂すると、再発しやすい。

もうこれ以上痛みが我慢出来ないと観念し、病院に行く
私の口内炎の治療は、投薬では間に合わないため
レーザーで焼き切ってもらう。

まわりの感覚がよく分からない。
視界が回る
恥ずかしさを捨てて、杖をつく。

職場までの道のりが、遠い。
感覚が麻痺していく。
いつもどこかしらに身体をぶつけて青アザをつくっているが
今日は足のひざに加えて、小指をぶつけてしまった。
気絶しそうだった。

帰宅して、いつものように食べ始める。
食べると嫌なことを忘れさせてくれる。

私は自分で自分の身体を傷つけることが出来ない。
もう存分に痛めつけられ、傷つけられ、壊され、醜い姿となった。
されたくもないことを誰かにされたから
これ以上身体に傷をつけたくないと思ってしまう。
手術の傷あとは、まるでフランケンシュタインのようだ。
今同じ手術をしたら傷跡も残らなくてすんだのかもしれない。
綺麗な身体に心の底から憧れてしまう。
でも、自分の身体に傷をつける人の気持ちは
私にも痛いほど分かる。

しんと静まり返った部屋で
もくもくと大粒の涙を流しながら、
今日も食べ続ける。

罵声や殴る蹴るの暴行を虐待というならば
私の父親のした事は、殺人未遂ではないだろうか。
あの時は分からなかった。
今なら訴えることもできたのに。
しかし、いくらそう思っても、死人に口なし。
仕方がないのだとあきらめるほかない。
考えていてもどうにもならない。

愚痴を吐くな。
弱音を吐くな。
涙を流すな。

明日も、笑顔で、頑張ろう。
楽しいことを、考えて

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