徒然萬成

徒然萬成

2022.10.15
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カテゴリ: 国内外問題
ロシアによる、ウクライナ南東部の4州併合は5日に行われた。
プーチン大統領の署名によるものであり、西側諸国はこれを認めていない。

そして、クリミア大橋が爆破された。
ウクライナはロシア側からのトラックによる爆発で、いつものことだが、ロシアが自らやったかのように言っている。
日本のメディアでは報道されないが、
・橋の橋脚に爆弾が仕掛けられた(水中ドローンとの情報あり)
・爆弾を輸送するトラックが通るときを狙った
・燃料を輸送している貨物列車が通るタイミングを狙った
ということらしい。

しかし、結局はタイミングが合わずに、当初狙っていたほどの橋の破壊はできなかったようだ。
実行はウクライナ特殊部隊だという。

いずれにしても、クリミア大橋が爆破されたことで、ウクライナの全土の攻撃がなされた。
攻撃対象は、電力網、インターネット網、武器庫とされており、停電等を多数引き起こしているようだ。


イーロン・マスク氏が言っているように、戦争を長引かせれば長引かせるほど、ウクライナが人命を含めて失うものが増えていくだけになってしまうのではないか。
EUが全面的に参戦すれば、世界大戦になってしまうので、EU参戦はありえないだろう。
そうすると、今のように、小出しで武器供与を続けることになるが、それでは到底ウクライナがロシアを降参させるのは無理ではないか。

欧州においてもアメリカにおいても、無限の武器供与に反対する意見も出ている。
ドイツやその他、ガスや燃料問題を抱える国では、自分たちの暮らしが守れるのか心配する声があがっている。

ゼレンスキー大統領はプーチン大統領とは交渉せず、領土を取り返すまでやり続けると言っているが、その間にもウクライナの人々は戦場で亡くなっているのだ。

これまでのブログに書いてきたように、ゼレンスキー大統領が東部のロシア系住民の保護をやらなかった(迫害を止めなかった)ため、東部の人々を守るためにプーチン大統領が動いた、というのが、この戦争の始まりだった。もちろん、それ以前の経緯もあるが。


バイデン大統領につながる人々は、2014年のウクライナ マイダン革命以前よりウクライナで工作を行ってきた人たちだ。ロシアの弱体化とグローバリストの利益を狙って。

開戦前、ロシアに経済制裁をすればロシアは音を上げるだろうと思っていたため、ロシアと開戦を避けるための交渉は一切せず、ウクライナへ攻め込むよう誘導したのは誰だったのか。

その制裁も、制裁している側が苦境に立つという皮肉な結果を招いている。


これ以上の被害が出ないうちに終結の方向性を見いだすべきではないのか。
日本はその仲介をこそすべきではないのか。




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最終更新日  2022.10.15 21:45:14
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