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3 8 富/ 9 伊藤保
福田、坂上、富、稲垣の順での周回。
青板2角から早めに稲垣が前を抑える。
単騎の坂上がこれに切り替え、福田は中団まで下げる。
赤板1C辺りで稲垣がイエローライン付近まで上がりペースを落とすと、
福田が一瞬の隙を突いて、インから主導権を強引に奪いに行く。
追走の長塚は慌ててこれを追走し、
稲垣は3番手に引かされ、地元の富はあろうことか7番手で絶体絶命。
鐘から福田はメイチ駆けで、3番手に入った稲垣は車間が空いてしまう。
快調に飛ばす福田に、稲垣は車間を詰めるだけで精一杯。
福田が粘るか、長塚が交わすかというところで、
がら空きになったインを富生がまさに真骨頂の伸び。
頭突き抜けて久々の記念V。
2着入線だった長塚は審議になり、内側追い抜きの罪で失格。
福田が2着に繰り上がり、直線で突っ込んできた6枠両者が3着同着。
黄金期の88期で期待されながらも、しばらく低迷していた福田でしたが、
今場所は4日間とも素晴らしい競走でした。
追走の長塚は気の毒でしたが、
2車でも先行するという意欲があったのは評価出来ます。
山崎、友和、武田、永井、石橋ら同期が次々とBIG戦線で活躍し、
焦りもあったのか、中々思うように行かないところもあったでしょうが、
これで吹っ切れたんじゃないかと思います。
持ち味はスピードを生かしたカマシ、
ペース駆けなら逃げ切れる地脚もあるので、今後も注目したいです。
最近は、元気の良い兄貴の陰に隠れて目立たなかった富生でしたが、
久々にいかにも富生らしいレースを見たような気がします。
苦しい時期が続いていたというのは、
表彰式でのとても嬉しそうな表情を見ても分かりました。
俺が期待した地元の富は、このメンバーで後方ではさすがに厳しい。
稲垣がスローに落としたところで、一旦前を切って、
そのまま先行してしまうくらいの気構えでも良かったかもしれません。
最後の伸びを見ても、中団なら優勝出来てただけに勿体無かったです。
山口の富ではなく、山口富生の優勝と言うオチで締めた防府記念でした。