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 僕のカウンセリング、コーチングの師匠は、筑波大学の宗像恒次教授です。


*宗像先生が経営する会社のHP


(僕も先生の会社の役員として、末席に席を置かせていただいています)


先生から教わったことは無数にありますが、その中でも目標達成に関して特に覚えているのは、次の言葉です。


 「目標達成には、2つのやり方がある。ひとつは結果に意識をフォーカスするやりかた、もうひとつは、最終的な結果に「値する自分」に意識をフォーカスするやり方。そして、後者のほうが、より自分自身であることを楽しめる」


 前者を、「結果予期」、後者を「効力予期」という意味だ、と教わった。


 前者は、「何が何でもゴールを達成する!」とゴールに強くフォーカスしているやり方で、後者は、「ゴールを達成するに見合う自分であることに意識を向ける」ということ、つまり、自分の今の努力に意識を向ける、というやり方だ。


 この意味は最初よくわからなかったけど、オリンピックなどを見ていて、がちがちに緊張している選手と、そうではない選手がいるのはなぜだろう、と感じたことがあって、そのことを考えているときにふっとわかったのだった。


 がちがちに緊張している選手は、「絶対に金メダルをとります!!」というやり方で、これは前者のやり方だ。確かにそのパワーはすばらしいけど、そもそも金メダルを取れるかどうかは、当日の体調、相手選手の調子、当日の天候など、突然のハプニングなど、不確定な要素が多い。


 極端な話、自分が宿泊している選手宿舎が、その日の朝に大地震にあって倒壊してしまって怪我して、それですべてがおじゃんになることもあるのだ。



 なにが言いたいかってことは、コントロールできないことに意識を合わせなけらばならない、結果予期のやり方は、「常に恐怖感と隣りあわせ」だということ。


 だからあんなに緊張しているのではないだろうか。


 一方これに対して、違うやり方の選手がいる。

 確か、ハンマー投げの室伏選手は、僕の記憶ではインタビューに答えてこんなことを言っていた。

 「室伏さん、金メダルの期待がかかりますが?」

 「ええ、そこにいけるよう、努力します」


 これが、金メダルに値する自分になれるよう自分を高めます、という意味で、自分にフォーカスしている「効力予期のやり方」だ。


 そうか、と腹に落ちた。
 自分にフォーカスしているので、楽しんでやれるのではないだろうか。


 イチローなども、よくこういう発言をしている。


 努力する方向をどこに向けるのか。結果をコントロールできるのならいいけど、そうじゃないとその努力は、不必要な恐怖感を自分にもたらす。


 宗像先生の話では、筑波大学にはオリンピック級の選手が集まるそうだけど、メンタル的に燃え尽きる人がたくさんいるそうだ。結果予期による、恐怖感にやられているのではないだろうか。


 でも効力予期の目標達成法は、高いセルフイメージが重要だと思う。
自分を信じて進む力だ。


そうじゃないと、自分の気持ちがぐらうらしてしまうからだ。


 僕も自分のライフワークを達成しようとして、いろいろ努力している最中だけど、ついぐらぐらしてしまうのは、自分のセルフイメージが、まだ安定していないからなのだな、と思う。


 自分を信じることを妨げる感情を、今後も一歩一歩癒して進んでいきたいな、と思った。
















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Last updated  2009.09.18 11:38:35
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