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2008年09月03日

２４時間テレビ殺人事件。

カテゴリ： ◆　超短編、読みきり小説

■DVD 聖バレンタインの虐殺／マシンガン・シティ

　ある日、「２４時間テレビ」の宗教洗脳に対し、マラソン粉砕の書き込みがあった。

　そして、マラソン当日、水戸の、食い詰め、派遣従業員が、桜田門外に集まり、ついに、襲撃を決行したのである。

「見ろ。　アホが走ってくるぞ。」

「よし、これだけのメンバーがいれば、十分だ。」

　そのメンバーとは、原タイラー、酒奇薔薇、Ｍ君、テルク・ホモル、タクマ・チャンなど、猟奇的殺人、大量殺人、そして、バラバラ殺人で有名になった者達であった。

「よし、今だ! 」

　全員、マラソン・ランナーに向かって、走り出した。

　まず、原タイラーが、「天誅！」と言いながら、ランナーの顔面に殴りかかったが、一瞬のうちに、黄色いＴシャツの男に、取り押さえられた。

　そのリーダーかくの男が、

　と、言った。

　マラソン・コースは、乱闘となったが、意外と、洗脳防衛隊が強かったのだ。

　しだいに、天誅組みは、追い詰められ、逆に、包囲されていつた。

「おれたちを、甘くみるなよ。」　そう言って、男が、黄色いＴシャツの下から、刺青を見せた。

　何と、洗脳防衛隊は、暴力団だつたのである。

■謀略

「いいか。　俺達は、日本罪団 (にほんざいだん) の者だ。」

「何！あの、汚れの暴力団の！」

　日本罪団は、障害者に、ストーカー行為をさせる事で、有名になったハレンチ暴力団であったが、それを、依頼しているのは、カトリック・マフィアであった。

「さあ、こいつらを、返り討ちにしてやれ！」

　その間に、マラソン・ランナーは、その場を走り抜けて行った。

　天誅組は、黄色いＴシャツの男たちに、殴る蹴るの暴行を受けはじめた。

　その方角を見ると、ランナーが、血を流して倒れているではないか!

「どうしたんだ。　これは！」

「今、男が、突然、現れ、ランナーを刺したんだ。　男は、秋葉の、加藤だ！」

「秋葉の加藤？　ヤツは、今、刑務所だぞ。　何、寝ぼけてるんだ。」

「いや！あれは、確かに、加藤だった。　ヤツは、刑務所から、テレポートして来たんだ。」

「何を、わけのわからん事を言っとるんだ。　殺したのは、お前だろう。」

　と、言った。

「違う！　おれじゃない！　おれは、確かに、見たんだ！」

「あんたの名前は？　言わないと、承知しないぞ。」

「河野です。」

「そうか、河野か。　現行犯で、逮捕するからな。」

「違う！　私は、やってない！　お願いだ。　信じてくれ。」

「そのセリフは、裁判官に言うんだな。」

　その男は、連行されて行った。