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2006.01.10

命懸けの運転は・・・

(28)

カテゴリ：旅行

年末の慌しさあちこち感じながら夫婦二人　大荷物で四様宅に急ぎます

　駅から徒歩15分　荷物の多さ今更ながら悔やみます
中身大概が食料　正月準備の豪華版　
数の子　セコ蟹六杯(直前に湯がいてまだほっかほか) ハム　牛トロ肉・・・
ダンナは畑に植えるつもりで次郎柿の苗とキンカンの苗担いでます
人目気にせず必死で恥も感じん親ココロ
けどムスメうち等見るなり
「また　荷物増えてるやん　車はもう荷物で一杯やんか!」

本音ゆうたら「アンタとこの三匹　いっちゃん荷物やんか!!」
云いたいのんぐっと我慢　おかあちゃんはつ・ら・い～
どないにかこうにか荷物の積み込み終えて予定通り出発
渋滞もなくすいすい　車順調な滑り出し　吹田越えたらなんや急に意識遠のき
はっと我に返るともう山陽道の近く
前の席でＤＶＤで「わたしの中の消しゴム」上映中　
画面ちらちら見ながら　四様運転　 あぁぁ　怖っっ!!
宮島近くで小休止取ることに　
満足な夕食摂ってなかったとかで四様夫婦ラーメンがっっいてます
満腹になったら案の定「瞼が仲良しこよし」状態らしく
車内で仮眠するとのたまう

そのまま休憩所に居残り時間きたら起こしに帰ることにしました
きっと連日の睡眠不足もあるのやもと大おまけで一時間たっぷり寝かせてやったのに
車内に戻って　揺り起こしてもムコ殿目覚めず　
懐に忍ばせた「仕事人梅安さん」もどきの竹串取り出し
首筋にぶすっとやりたい気持　ふつふつ

やはりフェリーの出航時間考えたらなんぼしても時間ぎりぎり
しばらくして　やっとのことで　顔洗いに行って目覚めた様子
この調子やと間に合いそう
九州道に入り熊本で又休憩　やはり睡魔には勝てないらしく　又洗面に
発車してからもガムくちゃくちゃ　タバコ吸って睡魔との闘い手に取るよう
見かねてでしゃばりお梅つい「なんやったら　運転代わろかぁ」
こっちは死ぬ気の覚悟でゆうてます
すぐさまムスメ　
「今からやと時速120キロで走りきらんと間に合わんってナビに出てるねんで
　　それでも走れるかぁ?!」
わたし　口ごもって　 「あわわわわわっ」
一時間も走らずムコ殿　又洗面に
ワタシ強い決意!!　ゆうても免許とってはや数十年
やってやれんことおまへんやん!!
ドライバー席空席なんエエことに　まず着席
恐る恐るアクセル踏み込んで　ええいどうにかなるさ命懸け　
ぶぅううん　ぶるぶる
おもったより怖さ感じない運転台
ダンナ　ムスメの怯える声無視して　 「平気やわ　ダイジョウブぃ」
こっちの震える声も誤魔化します
帰ってきた四様に　 「暫く睡眠とって横になっとき　わたしがんばるよって」
恐る恐る車発車　四様の車四駆のワンボックス　
ワタシのbBよりひと回り大きい感じ
動かしてそのままガソリン入れることに　
ガソリンタンクに衝突せんこと願って　そろりそろり・・・
どないにかこうにか格好つけれて一安心
そこから又アクセル踏み込んで鹿児島目指します
天の助けかそのころ夜も明けてきて勇気リンリン
恐る恐るスピードあげてゆきます　100を出すのが怖かったのは最初の五分
トナリのムスメの絶叫でメーター確認したら　
　　　　あららっ　140やてぇ　へへへへっ
検問察知のレーダー鳴りっぱなしで　桜島パーキングに無事到着
一眠りした四様と交代して晴れてお役ごめん
「おかあさん　すごいですやん　これから交代メンバーの一人に加えますわ」
「昼間限定って付け足しといてな!
和やかな雰囲気で無事フェリーに乗船できたものの
やはり一番最後の客らしく　トラック軍団の前に停めてました

四時間半の航海終えて晴れて屋久島入り
着くなり屋久島友だちに連絡とったものの入れ替わりで島を離れること聞いてがっくり
気を取り直して我が家目指すことに
昼食とるつもりがどこによっても30日は休業日で
やっとありつけたラーメン屋は我が家の近く
汁の味物足りなかったけど　空腹の身には充分なお味
暫し世間話に興じてそのまま自宅へ直行
2006-01-10 00:30:20

　一ヶ月ぶりの我が家　冬とゆうせいもあって雑草が生えてなかったのがなにより
純子さんのご主人に努力もあって庭も整然としたままで嬉しい限り
　ムスメに掃除させておいて　ワタシはまずご近所のKさん宅にご挨拶
立ち話して帰って久しぶりに鏡みて卒倒
な　な　なんと　目から出血?

文字通り　血走ってる状態
必死の形相で運転したからやろか・・・・

2006_0108正月屋久島　車.JPG