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【人格の力動論】人格がどのように変容しているか仮説を立て、治療的に役立てる助けとなる。人格をある程度「部分」に分けて、その部分どうしの関連、それらのその部分が強いか弱いか、あるいはどう作用し合っているかをみるもの。→仮説であって可視化できるものではない。フロイト・・・人格を意識と無意識に分ける考えかた。『抑圧』・・・自分にとって都合が悪く、収まりがつかないことを意識から締め出すこと。普段は意識されていないので、簡単には思い出せない。『欲動』・・・普段は意識していない、人を駆り立てるような原始的な心の動き。『心的現実』・・・本人にとってはリアリティがあり、情動的体験だが、実際には起こっていないことがある。本当に起こった事実だけでなく、本人にとっての心的・主観的事実というものがある。→無意識の欲動が現実と何とか折り合いをつけ、意識しやすいように形成された想念だと考えられる。『防衛機制』・・・心のバランスが崩れそうなとき、崩れてしまったとき、バランスを保ったり、心を回復させたりしようとする心の動き。・抑圧→自分の心から締め出す・合理化→自分を正当化する・否認→なかったことにする・置き換え→別の方法で満足させるなど。『構造論』(第二局所論)・自我 →社会生活をおくるために、さまざまな調整を行う。知覚システムと関連が深い。防衛機制は自我によってなされる。意識されている場合もあるが、一部は無意識にも属している。自我は外界との調整だけでなく、内界との調整も行う。・エス →無意識。人間固有の衝動、生きるためのさまざまな欲求。自我とエスは連続していて境目はない。・超自我 →無意識の部分が多い。自我が行うエスや外界との調整を監視し、評価を下す。親からの評価や叱責が取り込まれて生じると考えられている。自我が働く前につくられている。親の価値観や規律の影響が強く、衝動的。
2017.05.21
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クライアントと「語る」こと。人は「扱いの難しい事情」(困難・苦しみ・生きづらさ・葛藤)が起こると無意識に避けようとする。他のことを話し出したり、聞こえていないかの用に振る舞ったりする。でも「扱いの難しい事情」を自分の中に抱えているのも難しい。それは心の中に澱のように沈んでたまっている。クライアントが、自分が抱えている事情を感情と共に語ることによってトラウマを浄化できることもある→カタルシス人はある程度、友人や家族などに自分のことを話すことでスッキリしている。家庭によっては、子どもが親の「事情」を聴く役を担っていることがる。実は、子どもにとって親の苦悩や悩みを聴くことは大変な心理的負担である。自分のことを他者に伝えるためには言葉が必要で、言葉にすることによって、自分自身を見つめることになる。「語る」ことは手紙や詩、絵、箱庭のような方法でもよい。
2017.05.04
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セラピスト・カウンセラーがクライアントの話を聴くときの態度。「漂うような注意のあり方」(フロイト)相手の話を聴くとき、話に意識を集中しないこと。話の内容に集中していると、聞けていない部分がでてくる。話の全体の脈絡、相手の無意識の部分、身体感覚、直感などが、かえって見えなくなってしまう。だから、クライアントの話を聴くときはぼーっと漂うように聴くこと。セラピストは自分の個人的なことは隠しておくこと。簡単なようで簡単ではない。学問でもあり、職人のワザのようでもある。
2017.05.03
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