ゆーぽっぽ・どっと・こむ

ゆーぽっぽ・どっと・こむ

ANGKOR VAT / アンコールワット(2006.2)



シェムリアップというのは、かの有名なアンコール遺跡が遍在する、カンボジア北西部に位置する都市です。今でこそ、アンコールワットやアンコールトムが有名になったため観光客も増えてきたものの、少し前までは内戦が繰り広げられ、そこかしこに地雷が埋め込まれていた、カンボジアの歴史の凄惨さが刻み込まれた場所でもあり、決して浮ついた気持ちで訪れてはならないという気がしていました。

今回は、普段から懇意にして頂いている、アンコール遺跡に詳しい代理店さんに、現地を細かに案内していただきました。お陰で、アンコール遺跡についての知識をまったくと言っていいほど持ち合わせていなかった私でも、十分(八分くらい?)に理解し、深い感銘を心に受けて帰ってくることが出来ました。



シェラトンインペリアル・クアラルンプール
今回の旅は(も?)、終始マレーシア航空にお世話になりました。マレーシア航空は、クアラルンプール⇔シェムリアップ間を、週3便(月・木・土)運航しています。ただ、クアラルンプール発がお昼の11時であるため、日本から行くとクアラルンプールで1泊しなくてはなりません。これは、隙あらばKL(クアラルンプール)一人旅を決行したくてたまらないゆーぽっぽには、何とも好都合なのデス。その1泊は、またしてもシェラトン・インペリアルにお世話になることに。もはや、ゆーぽっぽの定宿となりつつあります。


メッカの方向
まだまだ旬な話題なのでついでに書いときますが、マレーシアのホテルにはどこも、天井にこのような矢印が描かれています。これは、メッカ(イスラム教の聖地)の方向を示すもの。そう、イスラム教を国教とするマレーシアにとっては、メッカの方向をいつ何時でも明確にしておくことは、必須中の必須なのです。人々はこの矢印により、どこにいてもメッカの方向を知ることが出来、1日5回のお祈りをメッカに向けて捧げます。


KLCCの旧正月飾り

旧正月
ホテルに着いて一段落してから、KLCC(ペトロナス・ツインタワーの中のショッピングモール)に行ってきました。マレーシアは国民の3割を中華系が占める、人種の坩堝(るつぼ)。旧正月真っ只中の今は、街中の至るところでこのような旧正月の飾り付けが見られます。


KLCC 
これが、夜空を煌びやかに照らし出す、KLCCの外観です。お天気が良い日にくっきりと映し出されるその夜景も綺麗ですが、少し雨が滲んでぼーっと照らし出された様子もまた風情があって綺麗なんです。ゆーぽっぽの大好きな風景です。


KLCC公園
元競馬場だったという広大な敷地は、今ではこんな綺麗な公園にと様変わりしています。昼も夜も、KL市民の憩いの場ともなっています。


この日は、KLCCの中のローカル・レストランで、マレー料理に舌鼓を打ち、その後は宿泊先であるシェラトンのすぐ並びに出来ていた、新しいナイトスポットで1杯やって帰りました。さぁ明日はいよいよシェムリアップに向けて出発です。


翌朝は、8時にホテルを出てKLIA(KL国際空港)へと向かいました。今回は、一緒に行った代理店さんの強い希望で、あえてタクシーを使わず、市内から空港までわずか28分で着いてしまうERL(空港行き特急電車)で行くことに。

ERL
市内のど真ん中にあるKL CAT(KLシティ・エア・ターミナル)には、このように日本語での看板も出ています。大人1人RM35(約1000円)と決して安くはありませんが、時間が正確なのと、15分おきに出ているという点、そしてマレーシア航空のフライトはここでチェックインができてしまうという点が、重宝されています。

KLIAの待合イス
これは出国審査を済ませた後の、KLIAのトランジットエリア内の様子です。パリのシャルル・ド・ゴール空港を髣髴とさせる(させない?(笑))、美しい空港でしょ?無駄に広いという感はど~しても否めませんが。(笑)

バーガーキング
ゲートで今か今かとオープンを待っていると、定刻間際になって「コックピットの窓にヒビが・・・出発が2時間40分遅れます」とのアナウンスが。まったく、あいかわらずのん気なモンです。これが日本の航空会社だったら、暴動が起きているかもネ・・・(笑) ま、それがマレーシアの人達の良いところなんですけど。
・・・というわけで、空港内のレストランで使えるミールクーポンをもらい、バーガーキングで大好きなフレンチフライをゲット。ここでも、メニューは「チキン」か「フィッシュ」から、と決められていました。さすがマレーシア航空!??


サウジレジ
ここで、KLIAで見つけた超貴重なショットを1枚!つい最近までハジ(メッカ巡礼)フライトに使われていたと思われる、マレーシア航空のロゴとサウジアラビアのロゴ、更にはハジフライトのチャーターをやっていると思われる会社のロゴが尾翼に入った、それはそれは世にも珍しいB744型機クンです。こんなの滅多にお目にかかれるものじゃありません!

MH764の機内食
・・・な~んて言ってる間がない。(私の大好きなヒトの口癖) どうやら飛行機は、予定されていた2時間40分の遅延だけで済んだようで、13時40分にKLIAを出発。お約束の機内食を写真に納めてみたものの、先ほどのバーガーキングくん達がお腹の中で暴れまくっていたので、ゆーぽっぽはほとんど手をつけることが出来ませんでした。いやぁ~、それにしてもすごいネ、マレーシア航空。わずか2時間足らずのフライトで、こんな立派なホットミールを出すなんて。

ビザ
シェムリアップ空港に到着すると、外国人は、このように25ドル払って、Visa upon arrival(到着ビザ)を取ります。ゆーぽっぽは、代理店さんがあらかじめ全ての資料を用意しておいてくれたため、待つことなくすんなり取得することが出来ました。感謝、感謝。

お出迎え
「いや~、ご苦労!」なんて偉そうな言葉の一つもいいたくなる、こんな豪華なベンツでのお出迎え。代理店さんの、現地の会長さんの自家用車なんだそうです。・・・お、恐れ多い・・・結局、ここからアンコールワットに直行しました。



1113年~1145年頃に建立されたアンコールワットは、クメール語で「寺院のある町」という意味。建立者は、スールヤヴァルマン2世で、ヴィシュヌ神に捧げられた墳墓寺院と言われています。午前中は逆光になることから、アンコールワットを廻るコースは大抵午後に組まれます。

アンコールワット
アンコールワットをバックに。


壁画

壁画

ヒンズー教の絵巻物語と、この寺院の建立者・スールヤヴァルマン2世の歴史を壁面いっぱいに飾った第一回廊。ここにはこんな、目を奪われる美しいレリーフが一面に残されています。そのレリーフ一つ一つを辿っていくと、きちんとストーリーになっていて、あぁなるほど、この絵がそうか、ここでこうなるわけか、などと頷かされるわけです。ただ、訪れた人が直接手を触れることが出来るため、かなりの傷みも見受けられました。

内戦の爪あと
壁にはこんな、内戦の爪痕も残されています。そう、なまなましい銃痕です。胸がズキンとしました。



余談ですが、つい一昨年ほど前にここを訪れたタイの有名な歌手が、「アンコールワットはタイ人のものだ」と発言したことが、カンボジア人の反感を買い、一時は騒然となったそうです。隣国同士というのはえてして仲がよろしくないことが多いですが、ここでもやはり、お隣さんであるクメール(カンボジア)人とタイ人が互いに反感を持ち合うという、好ましくない現象が起こっているようです。シェムリアップの「シェム」は「タイ」、「リアップ」は「追い出す」の意だそうで、つまり両国は、昔からそのような対立関係にあったようです。

中央本殿
いよいよ中央本殿に到着。中央本殿は、高く聳え立つ中央塔を中心に、南東・北東・南西・北西の角に中央塔を囲むように築かれた四基の塔と、それらの塔を結ぶ第三回廊から成っています。

第三回廊

Can u believe it??? ここを登るんですよ。へっぴり腰のゆーぽっぽは、一目見ただけで挫折しました。だって手すりも何もないんだもん・・・

アンコールワット
おいら、下から眺めてるだけで十分でやんす。

首のない像
回廊には数え切れないほど多くの仏像が集められています。寝仏もあれば立像もあり、とぐろを巻いたヘビの上に座せるもの、首を破壊されたもの、腕のないものなど、大小さまざまの仏が安置されています。これらの仏像はもともとここにあったものではなく、プリヤ・ポアン(カンボジア語で千体の仏)と呼ばれ、寺院完成後に仏教徒によって持ち込まれたものなんだそうです。

アンコールワット
最後に、湖面に映し出された、優美なアンコールワットのショットを1枚。ここから見るアンコールワットが一番美しいとされています。



さて、アンコールワットはここまで。次は夕日を見に、プノン・バケン(バケン山)に向かいます。



シェムリアップは小さな町なので、どこへ行くにも10~15分あれば到着してしまいます。プノンバケンも例に違わず、車で約5分も行ったところに位置しています。

プノンバケンは、山というだけあって、上に登るには、山道を15分ほど歩いて登るか、はたまたズルしてゾウさんタクシーで登るかのどちらかです。年寄りゆーぽっぽ一行は、迷わずUSD15払って、ゾウさんタクシーを利用することに。しかし、USD1あれば大抵のことは出来てしまうここシェムリアップにおいて、USD15とはまた随分なぼったくりっぷりです。どうやら、その昔このゾウさんタクシーに目をつけたフランス人が、ずっと前からこの値段でやっているとのこと。独占市場なので、怠け者たちには何も言えません。

バケン山に登る人々
これが、歩いて登っている健全な人達の図。

ゾウさん
これが、ゆーぽっぽたちを乗せて上まで行ってくれたゾウさんです。アリガトネ。オモカッタ?

丘の上にはすでにたくさんの人
上に着くと、既にたくさんの人々が。今のシェムリアップのサンセットは大体18時。というわけで、17時頃から夕日見たさに、人がわらわらと集まってきます。

夕日鑑賞
ほらね、みんな見てます。そんなにスゴイか?

バケン山から見たアンコールワット
遠くにアンコールワットも望めます。でも、人々はそんなことお構いなしで、夕日に見とれています。夕日なんてどこだって見られるのに。みんな単純ですねぇ。(人のこと言えないか。(笑))



プノンバケン

プノンバケン

プノンバケン

プノンバケン
あ~あ。沈んじゃいました。

終わるやいなや・・・
終わるやいなや、この人だかりです。我も我もと、狭く急な階段をこぞって降りようとします。

プノンバケン
こちらからも民族大移動。

降りてます
みんな一斉にここを降ります。下りはゾウさんを使う人は滅多にいませんが、ゆーぽっぽはここの山道を降りたせいで、数日間筋肉痛が取れませんでした・・・うぅ。

プノンバケンの後はディナーを食べて、いよいよ宿泊先のホテルへ。今回宿泊した「ソフィテル・ロイヤル・アンコール」は、ここシェムリアップでは3番目にランク付される、スーパーデラックスホテル。

ソフィテル・ロビー
ロビーは広々としていて天井も高く、格調の高さが窺えます。

ソフィテルの部屋の中
私が一人で泊まるには広すぎるくらい広い室内。色調は落ち着いたモスグリーンとブラウンでまとめられています。フランス系のホテルだけあり、アメニティや細かい内装など、センスの良さが隅々まで行き届いています。


翌朝起きてみると、気持ちのいい晴天が広がっていました。朝食を食べに行く前に、ホテル内を一人でお散歩しました。

ソフィテルのお庭
お庭にはこんな広々とした池があり、睡蓮の花がたおやかに咲いていました。

ソフィテルプール


さて、朝食の後はいよいよアンコール・トムに向けて出発です。

アンコール・ワットから北へ約1キロ半行くと、アンコール・トムの南大門に到着します。アンコールトムは、一辺3キロ、高さ8メートルのラテライト(紅土石)の城壁で囲まれ、9平方キロの広さを誇る、仏教の寺院です。アンコールは「都市国家」、トムは「大きい」という意味だそうで、従ってアンコールトムというのは、「大都市国家」の意味を表す言葉なのだそうです。

アンコールトム・南大門
アンコールワット側から来ると、この南大門をくぐりぬけてアンコールトムの敷地内に入ることになります。この門は小さそうに見えて、小型のバスならくぐり抜けられるだけの高さがあるのですが、昔はここを少し無理な高さのバスがガツンガツンぶつけながら通っていたため、門の内側はキズだらけ、崩壊しつつあります。ということで、現在は、ここを優に通り抜けられるだけのバスしか通ることを許されておらず、街中にはそういえば、小さめのバスしか走っていないことに気付きます。

アンコールトム・外観

アンコールトム・壁画(クメール人)

アンコールトム・壁画(シャム人)

崩壊した壁
第一回廊は東西160メートル、南北140メートルあり、東西南北の回廊各中央部に第二回廊に通ずる入り口が設けられています。回廊の上部天井は崩れているものの、壁面はきれいに残され、一面の彫刻で飾られています。この回廊壁面の浮き彫りには、当時の貴族や民衆の実生活、また、建立者であるジャヤヴァルマン7世がシャム(タイ)軍を駆遂した戦争物語などが如実に描き出されています。

アンコールトム 
アンコールトムには、ジャーヤヴァルマン7世の最も崇拝した観世音菩薩の巨大な四面像が、聳え立つ多くの塔に刻まれています。観世音菩薩の面は全部で196面もあるそうです。また、中心塔の高さは45メートルにも及ぶそうです。

アンコールトム・バイヨンの微笑み
これもバイヨンの四面仏。観世音菩薩が、深い瞑想の微笑みをたたえています。どれも少しずつ表情の違う四面仏ですが、この顔が一番良いとされています。


アンコールトムを見学した後、現地の日本語学校を訪れました。ここは、現地で旅行代理店を営む山本氏が経営する学校で、学費は全て無料です。山本さんの、日本とカンボジアの掛け橋になりたいとの思いから実現した、本当の意味でのボランティア・スクールです。ここが設立されてはや10年。巣立っていった生徒達は、皆カンボジア国内外で、日本語ガイドやホテルマンなどとして活躍しています。

山本日本語学校

日本語学校の生徒達

お習字
私達が見学させてもらったのは、まだ習い始めて7ヶ月という初心者クラスだったのですが、日本語教師の免許を持つ日本人の先生の、普通のスピードでの講義を、皆さんがちゃんと理解しているのにはびっくりしました。ほとんどが若い生徒さんですが、少し歳のいった方なんかもいらっしゃいます。その誰もが先生の言ったことを一言たりとも聞き逃すか、といった感じで、本当に一生懸命授業を受けていました。後ろからそぉっと覗いて見ると、先生が黒板に書いたことをこんな風にノートに綺麗に書き留めていました。漢字もちゃんと書き写せているから、本当にびっくりです。
ノート

日本語学校の生徒達
何を隠そう、今回私たちを案内してくれた、日本語ガイドのテイさん(写真一番左)も、ここの出身者。みんなにとってみれば大先輩のテイさんの言葉に、みんな恥かしがりつつも、カメラの前に集まってくれました。皆口々に、「将来は日本語ガイドになりたいです」「日本に行ってみたいです」などと、嬉しそうに夢を語ってくれました。彼らのひたむきさや屈託のない笑顔に、不覚にも涙が出てしまいました。


山本日本語学校を出て、今度はバンテアイ・スレイに向かいました。

バンテアイ・スレイは、ヒンズー教の寺院で、建立は967年とされています。また、「女の砦」という意味を持つほど、驚くほど洗練された優雅さに満ちており、遺跡の周囲を取り巻くラテライトの堀以外の建築は、ほとんどが貴重なばら色の砂岩で造られています。光を受けると透き通るように輝くばら色砂岩の上に、気品と愛らしさをたたえた女神テヴォダの立像や、普通は恐ろしい無骨な面相なれどここでは要望も姿態も美しい門衛ドヴァーラパーラ立像などが、壁面の植物模様の中に収められています。規模は小さいながらも、興味深いヒンズー神話の場面を描いた彫刻が豊富な寺院です。ここを見たとたん、私の頭の中に、インドで見た「クトゥブ・ミナール(勝利の塔)」の映像が甦ってきました。世界遺産に登録されているクトゥブ・ミナールもまた、ばら色の砂岩を使った、ヒンズーの彫刻が美しい、とても印象深い建築物でした。


入り口

バンテアイスレイ

彫刻

バンテアイ・スレイ

バンテアイ・スレイ

彫刻


バンテアイ・スレイを出て、今度はタプロムに向かいます。

主だった遺跡が修復されていく中で、ここタプロムだけは当時のままに保存されています。そのため、熱帯の樹木が寺院の上からのしかかるように枝を広げ、根を伸ばし、自然の力のすさまじさをまざまざと見せつけています。12世紀にジャヤヴァルマン7世が、母を弔うために建てた仏教寺院で、塔門には観世音菩薩の四面仏が、植物に覆われながらも四方を見渡しています。

タプロムの遺跡は、その建物そのものを観るというよりも、自然の脅威に触れに行く、と言った方がいいかもしれません。その昔、建物に鳥が種を運んできたことから、カジュマルが芽吹き、建物を押さえつけている様子が、ありありと見て取れます。

タプロムの広大な敷地
タプロムはこのように広大な敷地の中にあります。鬱蒼とした森の中にあるという点も、他の遺跡とは少し違います。

木

根っこ

木

根っこ

コンクリートの間を這う根っこ

木


遺跡見物の後は、先ほどご紹介した山本氏が営まれている、「ラッキーレストラン」でディナーです。

クメール鍋
これは「クメール鍋」というローカルのお鍋です。日本の水炊きの真似かな?と思いきや、本当にこういうお料理が存在するんだそうです。中にはお豆腐や豚肉、白菜、マロニーちゃん?などが入っていて、それを特製のタレにつけて食べます。


バー
この日は、疲れていたものの、ホテルに一度帰ってから、現地の代理店の人に飲みに連れて行ってもらいました。観光客や外国人居住者が年々増えてきているからか、おしゃれなバーなども多数あり、びっくりしました。明日はいよいよ帰国の途に就きます。

シェムリアップでの短い滞在も、いよいよ終わり。
最終日である4日目は、13時発のフライトまでの間、シェムリアップ市内のホテルのインスペクション(視察)をしました。

まずはすぐお隣にある、出来たばかりの「ル・メリディアン・アンコール」。ここは現在シェムリアップの中で一番ランクの高いホテルとされています。アジアンチックな雰囲気にまとめられ、ホワイトとダーク・ブラウンを基調とした館内は、天井も高く、シックで控えめながらもラグジュアリーさを存分に感じさせます。室内は今はやりの、バスと室内が扉一枚で隔てられているタイプ。今バリのホテルは、どこもこの様式なんだそうです。

メリディアン・ツインルーム

メリディアン・バスルーム


メリディアン・プール
プールは、実にめずらしいく緑色のタイル張りで、なんだかアテネの宮殿にでも迷い込んだかのような気分になりました。


メリディアン・スパ
スパはいろんなタイプの個室が用意されており、カップルで受けたり一人で受けたりと、いろんな用途に対応できるようになっています。ここも落ち着いたアジアン・テイストでまとめられています。いつか彼と来てみたいなぁ~


メリディアンの後は、これもソフィテル、メリディアンと並んでファイブ・スターのスーパーデラックスホテルにランク付けされる、「ラッフルズ・グランドホテル・ドゥ・アンコール」へ。ここは内戦の際に総司令部としても使われていたそうで、一度は破壊されたこともあったそうです。今はすっかり綺麗に改装され、ラッフルズらしい趣を残しつつも、洗練されたラグジュアリー・ホテルとしての風格を備えています。

ラッフルズのロビー

ラッフルズのエレベーター
こんなレトロなエレベーターが。もちろんこれ一台ではありませんが。(笑) ちゃんと、エレベーターボーイ?がいて、小さなエレベーター内が満員になると、彼一人階段を走り降りて、到着地では息を切らしながら扉を開けて出迎えてくれます。・・・うっっ、笑っちゃいけないけどおかしい・・・(笑)

ラッフルズの廊下
廊下も広々としています。

ラッフルズのプール




ラッフルズを出て、今度は4ツ星にランク付けされる、「ボレイホテル・アンコール」を視察しました。ここはラグジュアリーさはないものの、館内はウッディな雰囲気にまとめられ、いかにも東南アジアの昔からあるホテル、という感じがしました。


ボレイ・ホテル・室内
これはセミスイート・ルームの室内です。先にご案内した3つの5ツ星クラスのホテルはどこも、1室USD300ほどもするそうですが、ここはこのようなセミスイートタイプのお部屋でも、それよりかなり安いそうです。両親を連れてくるならこの部屋がいいなぁと思いました。ホテルのアメニティ、プール、設備、どれを取っても、申し分のないホテルです。


次は同じく4ツ星クラスの「アンコールセンチュリー・リゾート&スパ」ホテルへ。ここも比較的新しく、何より館内を案内してくれた、フィリピン出身のセールスマネージャーの方の英語が完璧で、物腰もとても洗練されていたのがとても印象的でした。・・・あ、肝心な設備の方も、ちゃんと見てきましたよ。(笑)

アンコールセンチュリー室内

マッサージ
プールサイドで、こんな風にお日様を浴びながらマッサージを受けることも出来ます。



アンコール・センチュリーを出て、いよいよ本日最後の視察地、「サリナホテル・シェムリアップ」へと向かいます。

サリナホテル・ツインルーム

サリナホテル・プール

ここは3ツ星クラスホテルということで、ラグジュアリーさこそないものの、清潔感があり、遺跡めぐりを楽しむ拠点としては申し分のないホテルだと思いました。実は、シェムリアップに「ホテル滞在」を目的としてやってくる人はほとんどいません。観光客は皆、宿泊先のホテルを拠点として、昼間中遺跡めぐりに行ってしまうので、正直言ってホテルは、夕方遅くに帰って来て、休むだけの場所。旅行に行って何に重点を置くかは人それぞれですが、少なくともゆーぽっぽは、ここシェムリアップにおいて純粋に遺跡めぐりだけを目的とするならば、最初にご紹介した5ツ星クラスのホテルに泊まる必要はないな、と思ってしまいました。だって、滞在時間があまりにも短すぎて、もったいないんですもん・・・


サリナホテルの視察が終わると、いよいよシェムリアップ空港へ。小さな空港なので、本当は1時間もあれば十分間に合ったのでしょうが、土曜日ということもあり、ガイドのテイさんが早く家に帰りたそうにしていたので、おとなしく送り届けられてあげました。でもテイさんは最後まで私たちを、窓の外から一生懸命手を振って見送ってくれました。いつも一生懸命で、笑顔のキュートな、とってもいいガイドさんでした。テイさん、3日間ありがとうね。

そしてここでなんと驚くべき出来事が・・・  空港の待合室で出発を待っていると、向こうの方にどぅ~も見覚えのある顔が・・・ なんと、私のマレーシア時代の台湾人の同級生の女の子が、私の直線距離にある待合イスに座っているではありませんか。彼女は高校時代とまったくと言っていいほど変わっていなかったので、ゆーぽっぽは確信を持って「あれは絶対にSu Chin(彼女の名前)だ!」と思ったのです。(というか、私はよく出先で知り合いにばったり出会うので、これが9年ぶりに逢う彼女だとしてもちっとも不思議ではないと思ったのです)

ひょこひょこと歩いていって、ポンっと肩をたたくと、彼女は不思議そうに「あんた、誰?」というような顔をして私を見ました。「Are you from ISKL(私の出身高校)?」と訪ねると、「Ye------s!!!」「Class of 1993, right?(私の学年の生徒はこう呼ばれているのです)」「Ye-------------s!!!」 

でも残念ながら、彼女は私の顔を見てすぐに誰だか思い出せなかったようで、会話していくうちに段々思い出したようです。2人して突然の再会を、抱き合って喜び合いました。彼女は現在クアラルンプールのHSBC(銀行)に勤めているとのことで、もうすぐ4歳になるという娘を連れていました。「Where's your hubby?(だんなサンは)?」と聞くと、「divorced already・・・(別れちゃったの)」と俯き、「Sorry・・・」と謝った私に、「no, no, don't be・・・」と明るく笑いました。そんな気遣いの仕方も、昔の彼女のままでした。

最後に彼女が一言、「by the way, you look great!」と言ってくれたのがとてもうれしかったです。



これで今回の旅は終わり・・・ と言いたいところですが、帰りのクアラルンプール-成田の夜行便の窓から、とっても綺麗な朝焼けが見えたので、これをアップして今回の旅物語は終わりにしたいと思います。

朝焼け1

朝焼け2

朝焼け3

朝日 

飛行機の中から見える景色には、毎回新しい発見があり、何度も何度も私を感動させてくれます。だからやっぱりゆーぽっぽは飛行機が大好き・・・  (おわり)

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