ある寒い冬の日、一人暮らしをしている大学生の健太くんのもとに、田舎のおばあちゃんから大きな段ボール箱が届きました。
中には、無造作に詰め込まれた大量の「みかん」。
添えられた手紙には、震えるような字で「風邪をひかないように、毎日食べなさい。皮は干してお風呂に入れると温まるよ」とだけ書かれていました。
健太くんは、さっそく一つ手に取ってみました。
そのみかんは、スーパーで売っているような綺麗なオレンジ色ではなく、少し形が不揃いで、表面に小さな傷がある「家で採れた」感じが満載のものでした。
こたつに入って皮を剥くと、部屋中に爽やかで甘酸っぱい香りが広がります。
一口食べると、驚くほど濃い甘みが口いっぱいに広がりました。
ふと見ると、みかんの山の中に、一つだけ「顔」が描かれたみかんが混じっていました。
油性マジックで、おばあちゃんにそっくりの、のんびりとした笑顔が描かれています。
それを見た瞬間、健太くんはふと思い出しました。
幼い頃、おばあちゃんの家のこたつで、おばあちゃんが器用にみかんの皮を「ヘビ」や「馬」の形に剥いて見せてくれたこと。そして、いつも一番甘いところを自分に食べさせてくれたこと。
「最近、忙しくて電話してなかったな……」
健太くんは、指先を黄色く染めながら、おばあちゃんに電話をかけました。
「ばあちゃん、みかん届いたよ。すごく甘いね」
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