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2021.02.15
カテゴリ： 時代劇
時代劇は必ず最後に主人公が悪党の屋敷に乗り込んで、たった1人で大立ち回り。
無傷で悪党退治をする。
このパターンが飽きられたのだ。
何故だろう？
パッと気がついた。
このパターンはテレビの前、映画が一概娯楽として庶民に受け入れられていた時代のパターンだったのだ。
映画のパターンをテレビの時代劇に持ち込んだ。
そこから何十年？
そして、映画は90分から120分はあるのですが･･･テレビは違います。
実質45分って事でしょうか？
そう、物語はテレビの時間内に間に合うように話しを端折って作られていたのでした。
『投げ文をする忍者』が主人公に情報提供をする事で『時間を縮めて事件の解決』。
これを繰り返してきたツケが回ってしまったのだろうと思います。
では飽きられる。
大人向けのドラマとしては”スーパーヒーロー”をドラマ化してばかりでは飽きられる･･･のではないか？
と思ったのです。
特に御用の親分、つまり”十手持ち”は刀より短い十手でバシバシと打ち倒します。
刀より短い十手で！
たった1人で！
ヤクザや浪人に取り囲まれて！
です。
この辺は好みにもよりますケド、もう嘘が過ぎると見られても仕方ないのかもしれませんね。
テレビに1時間枠でのドラマ展開が当たり前になっている昨今、パターン化してしまった時代劇が飽きられるのは仕方ないでしょう。
特に毎週1時間枠を埋め続けなければならないテレビの宿命があります。
映画などで、時間をかけてしっかりしたドラマを描き･･･時代劇ここにあり！と言うモノを見せて欲しいです。
果たして、時代劇はこのまま廃れてオシマイなのでしょうか？
心配ですね。
ええ。
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