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2021.10.17
カテゴリ： ご命日
2021年9月30日に作曲家のすぎやまこういち先生が亡くなられました。
遅くなりましたが、すぎやまこういち先生を送りたいと思います。
元々すぎやまこういち先生は、歌謡界でヒット曲を連発。
その才能を開花させておられました。
すぎやまこういち先生はなんと、東大卒業のキレ者！
なんでも、音楽大学を希望したものの、ピアノが弾けなかったのでやむなく東大にした…と言う。
やむなく東大ってどんだけ頭いいんですか（笑）
その後フジテレビに入社。
ディレクターと作曲家を兼業したりと、アレコレご活躍されたそうです。
歌手の楽曲提供がヒット曲となり、ついに独立。
作曲を生業とすることとなりました。
歌謡曲だけではなく、テレビのアニメやヒーロものなども手がける様に仕事の幅を広げて行かれたそうです。
恋のフーガ
亜麻色の髪の乙女
そして1986年のドラゴンクエストの作曲へと、つながりました。
すぎやまこういち先生自身、ゲーム好きで、わざわざ車で1時間かけて隣町まで出かけてゲームセンターへ通ったと
ドラゴンクエストのインタビューで答えた程のゲーム好き。
しかも、車代で使ったガソリン代より安いと悔しいから、ゲーム代をそれ以上に使って遊んだ。と語るほどゲーム好き。
ドラゴンクエストに辿り着いたのは当然だったのかもしれません。
ドラゴンクエストのヒットに「って、ゲーム音楽にも革新を起こしました。
それまでのゲーム音楽は軽い単調なモノが主流でしたが、ドラクエに本格的な作曲を行ったすぎやまこういち先生のお陰で
ゲーム音楽が本格的な音楽を取り入れる様になったのでした。
その後、ゲームを作曲することをメインにする様にしていったのだとか。
歌謡曲ですぎやまこういち先生の名を聞かなくなったのは、ゲーム音楽専門になったからだったのですね。
そしてドラクエが世界的に広まるとの同時に、すぎやまこういち先生はドラゴンクエストのすぎやまこういちとして名を馳せて行ったのでした。
Wikiによると、『世界最高齢でゲーム音楽を作曲した作曲家（2016年年）としてギネス世界記録をサプライズ受賞した』とあり、ギネス記録も受賞されておられたのでした。
2018年秋の叙勲で旭日小綬章を受章
2020年、文化功労者に選出
2021年には、2020年東京オリンピック開会式の各国入場行進曲として『ドラゴンクエスト』の「序曲：ロトのテーマ」が使用されたのはもう有名です。
さまざまな活動も行っておられた様子は、Wikiでご覧ください。
ゲーム音楽をオーケストラで演奏するのもすぎやまこういち先生のおかげでしょう。
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