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ニース ~ 完結編


2026年07月25日
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カテゴリ: ノルウェー生活


飼い主さんは別で別々のお宅で飼われてる子たち。
一匹は定年退職したご夫婦が飼っているノルウェージャン・フォレストキャットで
通い歴10年のベテラン。3年前、お空に旅立った我家のネコさんとマブダチ
だった子。 一体我家の何が魅力なのか毎日やってくる。
いつもおやつ程度はあげてたけど、ごはんをねだることはなかった。
飼い主さんがちゃんとお世話してるの知ってたし、休暇で出かけるときは
いつも連れて行く。 それがここ最近、ごはんを無性にねだるようになり
何かもらうまで帰らないという頑固さ。
飼い主さんが高齢とゆーこともあり、飼い主さん死んでるんとちゃうかと
思って携帯にショートメールを送ってみた。
と、飼い主さんからすぐ返信が来て

 『 うっそー-ん。 どうりで最近家であんまり食べないし外出が多いと
   思ってたのよ。 ちゃんとごはん家であげてるから心配しないで。
   ねだられてもごはんあげないでね 』

 『 いや、それができたら苦労はないんです。ごはんもらうまで
   帰ってくれないんですよ。 外に出してもすぐうちに戻ってきて
   ニューニャーとつきまとうんです 』

この飼い主さんは、自分の飼い猫がうちによく来てることはずいぶん前から
知っていて、これに関しては不満はないようだった。
散歩の途中でうちに寄って挨拶しておやつ食べて、なでてもらって帰って行く
みたいな感じやったんで。
以前、この飼い主さんが

 『 うちの子ね、ドライフードしか食べないのよ。ウエットはあげてみたけど
   食べないの 』

 と言っていたが、うちでねだるのはウエットの方。

  『 うちの子、お宅で一体どんなフード食べてるの? 』 と聞かれたので

 商品名を伝えた。  が、その後もおねだりは一向に止まらない。
 むしろうちに来る回数が増えた。(笑)
 老ネコやから食べたこと忘れてるんやろか?
 でもヨボヨボはしてないし走るしジャンプもできるし超元気。


 ちょっと前、この飼い主さんから携帯にショートメールが来た。

 『 うちの子、お宅にお邪魔してる? もう半日以上見かけてないの 』 

 ちょうど我家に登場したとこだったので

 『 今、いますよー。 明け方の4時半ごろにも一回うちに来ましたけど 』

 『 ああー--安心したわ。 家に帰ってきて欲しいから
   放り出してくれる? 』

  とのことだったので

 『 はー-い、わかりましたー 』

  暫くすると 

 『 しっぽピーーンと上げて喉を鳴らしながら帰って来たわー。有難う 』
  と返信が来た。

 なぜ、通いネコさんが明け方にうちに入って来れるのかとゆーと
 我家にはペットドアがあるから。そしてこのペットドアをもう一匹の
 通いネコさんが利用するから閉めれないんよ。
何度となくペットドアを閉めたこともあったけど、ネコさんたちがパニックに
 なってネコドアを破壊されたことがあったので、それ以来、もう閉めない事に。


 もう一匹の通いネコさんは、飼い主さんに聞いたことがないから定かでは
 ないけど多分、サイベリアンかラガマフィン系のネコさん。
 同居ネコと仲が悪いので我家にやって来るようになった。
 ワタシ、今まで長毛種のネコは飼ったことがないんやけど、最初の頃は
 毛玉もひどくてですねー。 よそんちのネコさんの毛を勝手にカットしても
 いいのかと思いつつも、放っておいたら痛いと思うのでカットしてやった。
 まめにブラッシングもしてあげてるので、今では艶々で
 毛玉もできんようになった。
 この子はまあ、色々あってですねー。 我家以外にも別のお宅へもよくお邪魔
 してたらしく、この方は 『 うちのネコに構わないで! 』 と
 飼い主さんからかなりキツイ口調で言われたそうで・・・・。
 自分の飼い猫がよそ様のお宅に行くことを嫌がる飼い主さんは一定数やけど
 おる。外ネコって飼い主さんが知らんだけで、よそのお宅でおやつもらって
 たりって事はよくある。
 でも、この子は定住型。迎えに行っても迎えに行ってもよそ様のお宅へ
 行く子なんよ。とどのつまりが家出?
 このお宅、ペットドアがないので暖かい時期はまあいいとして
 真冬なんかは飼い主さんが仕事に出かけてる間ずっと外。トイレは外でする子
 なので外へ出さないわけにはいかないとゆーのもある。
 マイナス10℃にもなろうかという日にネコさんが何時間も外というのは
 ちょっと過酷すぎる。
 この飼い主さん、猫さんたちにはちゃんとIDチップ登録もして去勢もして
 何かあったらちゃんと獣医さんに連れて行く人なんですけど、ある冬を境に
 我家によく現れるよになったので、家の中に入れてやるように。
 飼い主さんに報告すると、家の中に入れてあげてもいいという許可が下りた。
 それ以降、暖かくなっても我家に通ってくるようになった。
 と飼い主さんは

  『 実は同居ネコと仲が悪くてね・・・・』 と言った。

 いや、この飼い主さんと我家は、我家が以前飼ってたネコさんと
 ひと悶着ありましてね。 話せば長いんやけど、うちで飼ってたネコさん
 もとはと言えば、この飼い主さんの飼い猫やったんよ。
 が、最終的にこの子が我家を気に入ってしまって居ついてしまい
 本宅に帰らなくなってしまったので我家がこの子を養子に迎え入れることに
 なって最後の日が来るまで責任持って大事に飼ってくれた、この経緯から
 なんと言いますか、このネコさんが我家の飼いネコになる前
 猫同士のケンカで足を怪我して我家に現れたときも
 獣医さんに連れて行ったし、ネコさんにゴハンはあげたいけど病気やケガで
 お金の話になると、そんなんワタシのネコとちゃうし知らんわーみたいな
 都合のいい時だけよそ様のネコさんを利用する人たちではないと
 一目置かれてると言うかそんな感じなんよ。

 で、我家がこの飼い主さんの飼い猫を養子に迎えた後、この飼い主さんが
 新しく飼い始めたネコさんがこのサイベリアンだかラガマフィンという訳。
 この飼い主さん、ネコ好きで動物保護施設から捨て猫を養子に迎えることに
 積極的な人やのに、なぜか飼い猫が居つかないという悲しい性。

 まあ、この子は冬場はけっこう我家にべったりいるけど今は昼間は
 ほとんど外。本宅にもそこそこ顔出してるとは聞く。
 我家が留守にするときは一応、ドライフードは留守する日にち分用意して
 出かける。 自動ではないけど、ある程度食べたらザ――ッと出てくる容器が
 あるので。 見守りカメラも設置してるけど、我家が留守の時はどっか
 別のところにいるみたい。でも帰ってくるとドライフードはかなり減っている。
 体調に問題があることに気付けば、飼い主さんには連絡せず獣医さんにも
 連れて行く。 半分は我家の責任だと思ってるので。

 しかし、この通いネコさん2匹も仲悪いけど我家では全く問題なし
 やけどな。 たまーに夜中に布団の重さで目が覚めると
 このお二方がベッドにいて、静かーにお見合いしながら居眠ってるかと思えば
 どつき合いのバトルが始まる。でもお互いの距離が相手をどつくには離れ過ぎで
 後ろ足で立って前足で相手を殴ろうと前足をバタつかせてもお互いには当たらず
 どつかれるのはなぜかワタシの足。 
 ようは近づきすぎるとあかんのよ。でも仲悪い割にお互いにちょっと興味ある
 みたいな。 なので噛みついたり本格的な大喧嘩に発展する心配はなし。

 我家も3年前に飼い猫を亡くしてからはまだ飼えずにいるので
 通いネコさんたちの存在は有難い。今は家族に病人多発でいつ家をあける
 ことになるかわからんのでね。
 我家のネコさんがいなくなって、ぽっかり空いた穴をこの子たちが
 埋めてくれた。 お空に旅立ったネコさんが、心配してあの世から
 この子たちを送り込んでくれたような気がしてならない。



我家の住んでる通りにある家は、ほぼ全ての家にペットがいる。
ネコさんが圧倒的に多いけど犬も、もしくは両方飼ってる人もいる。
うちの近所に中東系の家族が住んでいるが、ここのお宅、避妊、去勢しないで
ネコを飼ってるので、どんどん増える。でも子猫を譲渡してるんか
いつの間にか頭数が減っている。殺したりしてへんことを祈る。 
ここのネコさんも一匹、一時我家に通っていたけど去年の4月以降
姿を見ていない。
成猫やけど体が小さくいつもお腹をすかせていたのでゴハンはあげてたんよ。
多頭飼いで本宅ではのんびりできんのか、我家では爆睡していた。
一度、うちの近所でこのネコさん、車に轢かれて轢いた人が動物病院へ運びこんだ
ものの、IDチップ登録されてなかったので飼い主がわからず
フェイスブックで飼い主を探してるという情報に目が留まり
ワタシは写真を見てすぐ、このお宅で飼われている子だとわかったので
署名で通報した事があった。 
飼い主さん、迎えに来たらしい。 その後も暫くはうちへ来てたんやけど
どうなったんやろ? なんかあんまり面倒見てない感じやし。

つい最近は、近所の人が飼いネコを置き去りにして引っ越したという情報を
ご近所さんのフェイスブックで入手。真冬だったので見かねたご近所さんが
家の中に入れてゴハンをあげてたらしいが、隣りに住んでる人やのに名前も
知らんし、どこに引っ越したかもわからんとか。
最終的に動物の保護施設の手に渡ったらしいが、飼ってた人が判明したらしく
連絡したら迎えに来たらしい。

これには非難ごーごーで、ネコ捨てていった人にネコ渡すんかー。
また捨てるかもしれんやんかー!

我家の近所にはネコ警察なる人がぎょーさんおる。





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最終更新日  2026年07月26日 03時30分10秒 コメントを書く
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