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網溜め


スパイダーマンみたいに大人が張りめぐった糸
たどりもせずに壊しもせずに
すり抜け子供は生きている

セクシーなんていわないで
笑いながら君は言う
かわいいなんて言わないで
もっとほめてと思いながら君は言う

僕らは教室という社会の輪になだれ込んでいく
扉を開けたらそこには何かが待っていて
歓迎するわけでもないし否定するわけでもなくて
自分の心しだいでコロコロ変わる現実だ

僕は思う
早く眠りたいと
僕は思う
此処から退場したってかまわないから寝てしまいたいと

淀んでいるのは僕らの心だ
ピンク色灰色混ざりすぎて子供はポキリと簡単に折れる
自分の心しだいでコロコロかわる人の心だ
自分だってそうなのを 認めちゃいたくないだけだろう


僕らは社会という隙間だらけのルールに飛び込んでいく
君はセクシーだし、僕は眠りたい。それだけでいいんだ
糸をすり抜けて子供は耳年増になるだけじゃなく
ポキリと簡単に折れる悲しい心を培った



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