2004/07/23
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カテゴリ: 複数産地
※9月1日、シトリンの写真を差し替え。説明部分も書き換えました。

さて、一ヶ月とプラス1日目の日記です。
今日からは「目指せ!2ヶ月め」の気分でがんばりますので、おいでいただいたみなさん、よろしくお願い致します。

ここへきて気になるのが写真の枚数です。
この調子では、2ヶ月を待たずして規定の100枚に達してしまうかも……。
どこかに無料のスペースを借りて写真をアップして、それをここに貼り付ければいいわけなんですが、ホームページを作ったことがない私には、無料スペースに写真をアップする方法すらわかってません。
その方法を説明しておられるよいサイトさんがありましたら、教えて下さい……。

……という具合に、写真の枚数に若干不安を抱えておりますので、今回は(今回も?)、石メモコーナーにも使い回しできる石……ということでシトリンです。

シトリンは、水晶の中でも人気がある色ではないでしょうか。

人気の理由のひとつに挙げられると思います。
クリアやスモーキーに比べると、値段も一段と高いようです。

そんな理由もあって、これぞという石には未だ出会えていない私の手元にあるシトリンはこれ。

黄

(※9月1日、写真および以下の説明を差し替え)

(1)ロシア産。
ロシアのシトリンの中には、黄緑みを帯びたシトリンがあります。
(もちろん、黄色いのもあります)
この石は若干くすんで黄色みが強いのですが、もっと黄緑色が冴えた石を見たことがあります。
これは欲しいシトリンの筆頭です!

(2)ブラジル産。
小さい石ですが、色味も透明感もよく、今思えば大変お買い得な石でした。



茶色味と赤みを帯びた、素朴で暖かい色味です。
中にクラックがたくさん入っていて、透明感はイマイチです。

(4)ブラジル産レモン水晶
鉄による発色ではなく、分子の間にイオウが入り込んで黄色くなった水晶です。
レモンというだけあって、ほんのり青みを帯びたようなさわやかな色。

原石で売っているものには不透明なのが多いですが、カットされたりビーズになったものには透明なものもあります。

(5)マダガスカル産
シトリンというより、スモーキーシトリンと呼ばれる物で、淡いクリーム色のシトリンをベースにスモーキーがファントムになって入っています。

1,2,3,5がシトリンで、一応天然の発色です。
4は黄色いですがシトリンとは呼ばれません。

鉱物店とか、スピリチュアル系の石屋さんでは焼シトリンは見かけなくなってきたように思うのですが、パワーストーン系や、やすい鉱物標本としては、まだ焼シトリンを見かけますね。

(6)がその焼シトリンです。
ご存じのようにアメシストを熱処理して色を黄色に変えた物です。

シトリンでは柱面が発達した結晶は珍しくないので、柱面が発達しないアメシストの結晶の形のまま色が鮮やかな黄色(山吹色?)になっている焼シトリンは、慣れれば見分けがつきます。

2と6の色合いをよく見ていただければ6がオレンジがかっていることがおわかりいただけるでしょうか。
3と比べても、3が茶色がかった素朴な色合いであるのに対し、6は非常に鮮やかで、華やかな色合いです。
これはこれできれいだと思うのですが、「熱処理」と表示して欲しいです。




……と、昨日「石メモ」でシトリンとアメシストの違いについてまとめておきながら、その内容に反するような疑問があります。

繰り返しますが、シトリンもアメシストも発色の原因となっているのは鉄です。
天然の放射線を浴びているかどうかでイオンの状態に違いが出て、吸収する光の色が変わり、結果として見える色にも変化が出ているわけです。

天然シトリンが少ないのも、水晶を含む母岩には、放射線物質を含む物が多いためだという説もあります。


ところで、↑を調べている時に、アメシストに柱面が発達した結晶が少ないのは、不純物として鉄を含むからだという記述を読みました。

ここで疑問です。

鉄を含むことが柱面の発達を妨げるのなら、なぜ、シトリンはちゃんと柱面を発達させることができるのでしょう?
逆に、天然のシトリンで、アメシストのようにつくつくしたクラスターというのは、あまり見かけませんよね。

さらに疑問です。

マダガスカル産シトリンの写真をもう一度見て下さい。

シトリンとスモーキーがファントム状に交互に重なっています。
これは、結晶の成長途中で熱水鉱床の成分に変化が起こって、鉄が多くなったりアルミニウムが多くなったりしたのだと考えれば説明が付きそうです。
……が。
たしか、私は「石メモ」でスモーキーとモリオンの違いは、「天然放射線で結晶構造が破壊されているか否か」だと書いたはずです。
調べると、確かにそう説明されています。

つまり、スモーキーは、モリオンほどではないにしても天然放射線を浴びることで発色しているのです。

……では、なぜ、シトリン部分がアメシスト化しないのでしょう?

アルミニウムの方が、鉄よりも放射線に反応しやすいのでしょうか。
だとすれば、アメシストとスモーキーが同居しているエレスチャルなどでは、スモーキーのところだけモリオンになってしまいそうです。

わからないですねえ……。

もしかして、同じシトリンやスモーキーでも、発色のメカニズムにはいろいろあるのでしょうか。

まったく、シトリンとは
「金運にいいんだって!」
と無邪気に言っているわけにはいかない、謎多き石なのかもしれません。



追加です。

ロシア(ウラル)に黄緑色のシトリンがあると書きましたが、5月の新宿ショーでは、中国産で黄緑色っぽいのを見かけました。
昨年12月にも、黄緑色の格安クラスターを見かけたのですが、お店の人によると、ブラジル産でおそらく焼いてあるだろうとのことでした。(このときのクラスターには、しっかり柱面がありました)
ロシアのを買ったときには、天然の色だと確認したのですが、ブラジル産のアメシストでは、熱処理すると黄緑色になるのがあるのだそうです。

やはり、シトリンは信用できるお店で、天然の色かどうか確認して買わないとだめかもしれないですね。










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Last updated  2014/05/24 02:43:59 PM
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spiranthes@ Re:Vサイン!(11/15) 55度24分のベローダ(Belowda)式双晶かもし…
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通さん@ Re[4]:深紅であるはずの石(12/10) わ!わ!こちらにお返事をありがとうござ…

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