2004/09/22
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カテゴリ: ブラジル産
昨日は、「天使の贈り物」という名前に似合わない、
ちょっとダークでディープな 感じのエレスチャルを登場させましたが、
今日は、「天使の贈り物と言われるのもわかるかも」と思ったエレスチャルを登場させようと思います。

今日の石は、私が初めて買ったエレスチャルです。
そのころは、エレスチャルがどういう石なのかほとんど知らなくて、
それまで買っていた石の流れで「なるべく透明なの」
……なんて視点で選んでしまいました。
しかも、原石の中に混ざっていたポリッシュをわざわざチョイスしていたりします。

そのため、スモーキーもアメシストもごくほんのり、
原石の時の形を思われるくぼみはあるものの、
あまりエレスチャルらしくない石だったので、
その後は、ほとんど手に取らなかったのです。

ある時、例によって「おお、久しぶり」と、
その石を手に取り、 懐中電灯で
ライトアップしてみたら……
キレイじゃないですか!
「美しい」というよりこれは「キレイ」!

アーカンソー・クリアな水晶は、
目で見る分にはきれいなのですが、
光をあてると、その透明度ゆえに光を透してしまい、
意外に映えないのです。

ところが一見ほぼ透明なこのエレスチャルは違いました。
証拠をお見せしましょう!



右上の白バックの写真が、なるべく肉眼で見たのと
同じように見えるように撮った写真です。
右下がライトアップ。
角度がほぼ同じなので、違いがわかるのではないでしょうか?

何の気なしに見ると、ほとんど透明だったものが、
ごくわずかな内包物やくぼみが光を捉えて輝くのです。
左上は、右下の角度違いですが、
ベースがクリアなだけに、輝く内包物はまるで中に浮いているようです。

マクロで迫ってみると、さらなる発見が待っていました。
左側の真ん中は石のくぼみのアップです。
宙に浮く不思議な形の回りには、
肉眼ではほとんど見えない気泡状のインクルージョンが
しぶきのように散っています。

同じインクルージョンが、先端部分ではまるで星のよう。
(左下)

さらに、超極細ルチルも入っていました(真ん中下)。

いやあ、おもしろい。
この写真を撮ったときは、もう、夢中になりました。
そして、「天使の贈り物」というのも頷けると思ったのです。

石の写真と光のあて方については、
何度か書いてしまったのですけれど、
逆光だの順光だのという専門用語は置いておいて、
ちょっと言葉を変えて書いてみます。

普通、物を撮る場合、
順光で撮る、つまりカメラマンが光を背にして採った場合、
それは物に当たる光を撮る、
あるいは物に反射した光を撮ると言うことができます。

それに対し、私が石と撮る場合の光は、
半逆光です。
これは石に反射した光もあるのですが、
石を通り抜けてきた光を撮ること
でもあります。

石を通り抜けてきた光には、石が語る何かが含まれている……
そんな風に考えてしまうのです。










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Last updated  2007/12/01 10:31:10 AM
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フォレスト@ Re:”メタ”からアゼツを考える。(09/28) アゼツライトは水晶にもならないただの石…
スターブラリー@ Re:名前を使う、意味を使う(10/08) この写真に掲載されている水晶は、販売予…
spiranthes@ Re:Vサイン!(11/15) 55度24分のベローダ(Belowda)式双晶かもし…
販売者@ Re:分りやすいです。(09/30) スーパーセブンが、過去くず石だったとい…
通さん@ Re[4]:深紅であるはずの石(12/10) わ!わ!こちらにお返事をありがとうござ…

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