2005/02/23
XML
カテゴリ: アフリカ産
耳にタコかもしれませんが、私はヒマラヤとロシアの水晶が好きです。

ロシレムと聞けばそわそわ(……のわりにひとつも持っていない)、
ちゃんと持っていてもヒマラヤと聞けばわくわく。
石の「ブランド」に負けてるんじゃない?……といわれてもイマイチ否定しかねます。

そんな私が完全に肩書きにしてやられてしまった石があります。
もしかしたらWEBサイトや池袋ショーでご覧になった方や、
兄弟石をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。



エジプト、 シナイ山 の水晶です。

シナイ山は紅海に突き出たシナイ半島にあり、
モーセが十戒を授かった場所として有名です。

「ホレブ」、「神の山」、「山」などいくつもの名前で呼ばれてきたシナイ山は、
今では4世紀以来のキリスト教の伝承によってジェベル・ムサ(標高2285m)であるとされています。
……というのも、遊牧民によって聖なる山とされている別の山や、
聖書の記述からシナイ山が火山ではなかったかとされることから、
アラビア半島北部のハラ・エル・ベドルという休火山ではないかとする説や、
岩に文字のあとが残っているネゲブ南部のハル・カルコムがシナイ山ではないかとする説など、
実は諸説ある山なのです。

この水晶はシナイ山産としか聞いていませんが、おそらくジェベル・ムサ産ということになるのでしょう。
実は、このスモーキーは2回に分けて入荷し、
1回目に買い損ね、悩みつつも2回目の入荷で無事入手した石です。
1回目入荷の石は、表面にヘマタイトかと思われる皮膜が石の表面を
まるでモザイクのように覆っている、ワイルドな石でしたが、
2回目入荷のこの石は、うってかわって半透明の透け具合が、穏やかな雰囲気を感じさせます。

お店の人が「ちょっと変わった透け方をするんですよ」と
おっしゃっていましたが、
どうやらそれは、石の中ほどにほぐれた綿の繊維のような、
靄のようなインクルージョンが入っているからのようです。

ネットであれこれ探していたら、フリーで使えるシナイ山の画像があったので貼り付けてみます。



日本の「山」イメージとはかけ離れた感じですね……。
石だけを見ているとふんわり穏やかな雰囲気ですが、
その産地を見る限り、第1弾のワイルドな石の方が、
この場所にふさわしいように思えてきます。

もしかして、キリスト教徒でもないのに、
「モーゼの十戒の地の石だって!」という興味だけで買ってしまって、
実は石に対してとても失礼なことをしてしまったのかもしれません。

いや、それよりもこの聖地で水晶を探し出して掘り出したというのもすごいかも……。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007/12/01 11:56:18 AM
コメント(2) | コメントを書く
[アフリカ産] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

フォレスト@ Re:”メタ”からアゼツを考える。(09/28) アゼツライトは水晶にもならないただの石…
スターブラリー@ Re:名前を使う、意味を使う(10/08) この写真に掲載されている水晶は、販売予…
spiranthes@ Re:Vサイン!(11/15) 55度24分のベローダ(Belowda)式双晶かもし…
販売者@ Re:分りやすいです。(09/30) スーパーセブンが、過去くず石だったとい…
通さん@ Re[4]:深紅であるはずの石(12/10) わ!わ!こちらにお返事をありがとうござ…

Profile

KURO−M

KURO−M


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: