2005/04/20
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カテゴリ: メキシコ産
ご案内
別館サイト 「虚空座標」 を更新しました。
本ブログの雑記を収録し直したアーカイブ的サイトです。
石を産地別に分けているので、ちょっとは見やすいかと思います。
ブログの過去雑記を読んでいくのはややこしい! ……という場合は別館サイトもどうぞ。



石(鉱物)の名前にはいくつものパターンがあります。
色にちなむもの(例:ラピスラズリなど)、
色のイメージを形容するもの(例:ロードクロサイトなど)、
人名にちなむもの(例:モルガナイトなど)、


また、英名に対して和名があり、
英名よりもイメージが広がるのではないかという名前があるかと思えば、
(例:ワーベライトに対して「銀星石」なと)
成分や結晶の形は一目瞭然だけれども、実用一点張りの名前もあったりします。
(例:ロードクロサイトに対して菱マンガン鉱)
中にはオケナイトに対してオーケン石のように、「そのまんま」なのもあります。

「そのまんま」なのは、英名と和名がバラバラにならないという意味では、
一番シンプルなネーミング方法かもしれません。
しかし、石によってはちょっと悲しい事態になります。

「そのまんま」なのだから、文句の言いようがありませんが、
ちょっと気の毒かもと思ってしまう石……



ダンビュライトです。

そのこと自体は、何の問題もありません。

……が。

ダンビュライトという名前が「そのまんま」和名になると、
ダンブリ石。

これはどうしたって ドンブリ石 に聞こえてしまうのは、


お茶目なんだか、お笑いなんだか、ちょっと微妙な名前の ダンブリ石 ですが、
その輝きはすばらしく、1900年代前半にはダイヤモンドと偽って売られたこともあったそうです。

写真の石はメキシコ産。
メキシコ産には淡いピンク色のものもありますが、この石は無色透明。
結晶の形もきれいでノーダメージです。
慎重に角度を調整し、条線を輝かせて写すと、その姿はまるで光のラインがつくったかのよう。
先端の透明な部分にちょっとだけ入っている霧状のインクルージョンにうまく光をあてると、
まるで星くずのように輝きます。

マダガスカルやミャンマーでは、淡黄色~金色のものが採れるそうです。
金色のダンビュライト……ちょっと見てみたい気がしますね。

最後に、ダンビュライトについて調べていて、意外だったこぼれ話をふたつ。

ダンビュライトを鉱物学的に見ると、なんと、トルマリンの兄弟のようなものだそうです。

もう一つ。この石を宝飾品などに加工する際、バーナーの直火では 溶けてしまう のだそうです。
その際は美しい緑色炎を伴うのだとか……。





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Last updated  2008/03/22 01:12:31 PM
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フォレスト@ Re:”メタ”からアゼツを考える。(09/28) アゼツライトは水晶にもならないただの石…
スターブラリー@ Re:名前を使う、意味を使う(10/08) この写真に掲載されている水晶は、販売予…
spiranthes@ Re:Vサイン!(11/15) 55度24分のベローダ(Belowda)式双晶かもし…
販売者@ Re:分りやすいです。(09/30) スーパーセブンが、過去くず石だったとい…
通さん@ Re[4]:深紅であるはずの石(12/10) わ!わ!こちらにお返事をありがとうござ…

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