2006/04/28
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カテゴリ: 産地不明



「クリソコラ・クォーツ」としておきます。

ご存じ、クリソコラは和名を珪孔雀石といいます。
孔雀石と言えば、マラカイト。クリソコラはマラカイトと同じ
銅を含む鉱物からできる二次鉱物ですが、
成分の中に石英の成分でもある珪素を持つことから
「珪」孔雀石の名前が付けられたのだそうです。

緑がかった青の美しさとは裏腹に、とても軟らかくてもろいのが泣き所。
ところが、このクリソコラに石英が染みこんだものが発見されました。

これを「Silicified Chrysocolla」というのだそうなんですが、
要するに「珪素が多い孔雀石が珪化した」という意味。
その通りではあるけれどややこしいので、
「ジェム・シリカ」という宝石名の方が通りがよいようです。

さて、写真の石はいちおう、「珪素が多い孔雀石が珪化した」石。
ただし、かなり石英の割合が多くて、
「クリソコラが珪化した」というより、「石英にクリソコラが混ざり込んだ」感じ。
真ん中に茶色い不純物も入っているし、お世辞にも「ジェム」とは言えません。

それでも、私には十分。
宝飾品の面から見れば質が低いとはいえ、よくぞタンブルになってくれていたものです。
大きさは2.5センチくらいと小さく、しかも薄っぺらなのできれいに透けてくれます。


生命は海の波打ち際の潮だまり(タイド・プール)のような
ところで生まれたという説があります。
この石の青は、そんな生命のゆりかご(揺籃)の色。
温かく豊かな色だと思います。





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Last updated  2007/12/10 09:01:05 AM
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フォレスト@ Re:”メタ”からアゼツを考える。(09/28) アゼツライトは水晶にもならないただの石…
スターブラリー@ Re:名前を使う、意味を使う(10/08) この写真に掲載されている水晶は、販売予…
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