2008/01/24
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よっつ


この石はなかなか登場できませんでした。

いろいろ魅力も見所もある石なのに……。
それは、写真が撮れなかったからです。

まず、この石の特徴はと言いますと、
ショール(黒トルマリン)を芯に水晶が結晶しています。
つまり、ショールが斜めに水晶を貫いている感じ。

この感じは こちらの石 に似ています。

Dassuではないかと想像中。

この、ショールで串刺しの感じを写すのも大変なのですが、他にもいろいろ見所が。
一枚の写真では写せないので、それぞれ部分を写してみました。

よっつ2

上段左:この石にはベリルも刺さっています。
    うっすら水色なので、アクアマリンと言ってもいいかも。
    アクアマリン付き水晶でもあるわけです。
    写真の他にも2カ所ほど埋もれています。

上段中:水晶の中に不思議な模様。
    結晶と結晶の境目に何か別の鉱物が染みこんでいるようです。
    樹枝状ではないので、デンドリチックとは言えませんが、
    それと似たようなものであると思われます。


    深紅のガーネットが、半分埋もれています。
    アクアマリン付きにしてガーネット付き。

下段左:つきだしたショール。
    一番上の写真では右下の部分。
    この付き出し方によって、水晶がまるで串刺しにされて


下段中:きれいな虹も

下段右:2カ所ほど確認できる、水晶中の斑点。
こちら と同じホットスポットかと思ったのですが、
    こうしてアップにすると、放射状の結晶が確認できるので、
    ショールが小さく放射状に内包されているのではないかと推理。

……と、このようになんと4つの鉱物が一つになった贅沢な石。、
5センチほどの手頃な石で、4つの鉱物が楽しめる。
これもパキスタン水晶のいいところ。








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Last updated  2008/01/24 10:08:36 PM
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フォレスト@ Re:”メタ”からアゼツを考える。(09/28) アゼツライトは水晶にもならないただの石…
スターブラリー@ Re:名前を使う、意味を使う(10/08) この写真に掲載されている水晶は、販売予…
spiranthes@ Re:Vサイン!(11/15) 55度24分のベローダ(Belowda)式双晶かもし…
販売者@ Re:分りやすいです。(09/30) スーパーセブンが、過去くず石だったとい…
通さん@ Re[4]:深紅であるはずの石(12/10) わ!わ!こちらにお返事をありがとうござ…

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