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45点。
「これ(東京家族)観に行く?」
「いぃわよ。」
知り合いから「東京家族」のチケットを2枚頂いた。
頂いた方に申し訳ないので、出処は「知り合い」にしておきます。
何故?
理由は後述。
邦画はほとんど見ないが、せっかく頂いたので、買い物のついでに観に行きました。
そこそこ宣伝もしているので面白いんじゃないの。
ポップコーンと飲み物を買い込んで、場内へ。
宣伝している割には観客の入りは、他の映画程度にガラガラ。
始まりました。
名だたる企業が協賛(?)している。
金も出してるんでしょうなぁ。
瀬戸内海の小さな島から老夫婦が、子供達(長男・長女・次男)を訪ねて、東京へ出てくる。
旅の終わりで、妻が死ぬ。
遺骨で島へ戻る。
善良な島民のおかげで、葬式も無事に終わり、長男・長女はそそくさと東京へ帰ってゆく。
父と折り合いの悪かった次男の「彼女」が残って、「いい人だ。次男を頼みます。」と父に認めら二人で東京へ帰って行く。
終了。
「山田洋次が小津安二郎の『東京物語』をモチーフに撮ったと喧伝されているが、主要キャラクターの役名、職業設定、肝となる名台詞がほぼ踏襲されている点でリメイクと断じてさしつかえない。」そうです。
まず、平成の日常じゃない。
「3・11」を盛り込んで「今」風を装っているが、無理やり。
昭和初期の「日常」
「死ぬ」シーンは、さすがに悲しい。
でも、リメイクだからって、モノマネ映画じゃなくてもよさそうなモンです。
橋爪功は笠智衆のまんま?
長男の西村雅彦も「東京物語」の誰か(?)を真似てるんだろうが、しゃべり方が変。
「なんで、(林家)ショーゾーなの?本性が出て、イヤやわ。」とニョーボ。
日頃は意見が割れるのだが、珍しく共感。
正蔵は昭和でも無いし、平成でもない。
金持ちのアホ・ボン臭がプンプン出て「髪結いの亭主」にもなっちゃいない。
「『東京家族』ナンチャラ委員会」ってな、ご大層な組織までお作りになられて、製作された?
なんか、勘違いしてない?
映画は「時代」を表現するもの。
「昔」を描くにしたって、観る側も演じる役者も「今」を生きている。
昭和レトロを平成でモノマネしたってウケやしない。
モノマネは「元」を知っているから面白い。
「元」が分からないモノの「モノマネ」されたって、見ている側は「なんこっちゃ?」
過去に名作を作った「おエライセンセー」が、必ずしも良い作品を作れるとは限らない。
観客を馬鹿にしてんじゃないの?
映像が珍しかった時代とは違う。
観客だって名作・駄作に、千円何がし投資して少しは「眼」を養って来た。
「映画」しか娯楽が無かった頃の観客と同様に扱われちゃ片腹痛い。
こんなダサい駄作を観て、ほめてる連中の気が知れん。
ほめてる位ならまだしも、「金」を出した人は回収で来ると思ってたんでしょうか?
お気の毒。
それともエセ・インテリ青年の「文学作品」への憧憬?
チケットを下さった大元のお会社。
昔、協賛された作品もたいした事なかったし、販売された「タバコ」も不味かった。
タダでもらっておいてナンですが、見る眼ないんじゃない?
チケット買ってまで観に行く映画じゃない。
おかげで、当分邦画はない。
邦画は、悲しいかな、言葉が分かる分、「下手」も分かる。
やっぱ、邦画は「宮崎アニメ」か。
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