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2010.07.15
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カテゴリ: カテゴリ未分類
本当によい商品、サービスを提供したくて、
それが完璧に仕上がるまで動きを起こさない経営者がいる。
何を隠そう、僕もその一人だった。
(今でもそういうところは多分にある)

それはお客さんに喜んでもらうためと思い込んでいたが、
ある時、それは違うことに気づいた。


本当は自分を守るためだった。


「中途半端な商品を出して、批判されるのが怖い」

「この程度か、とおもわれたくない」





ならば、それを受け入れて、

「僕は何を恐れているんだろう?」

と自問してみる。
すると、本心が見えてくる。


「申し込みが極端に少なかったらどうしよう?」

「これをやることは、イメージダウンにならないか?」

「新たな管理業務が増えて、収入の割に手間ばかりかからないか?」

「他の業務もあるのに、手が回らなくならないか?」


そんな思いが、新しい行動を躊躇させていた。


でも、その恐れがハッキリすれば、
対策も見えてくる。




⇒コンセプトを見直して、告知し直すか、少数でもやってみて
?? 実践を経て改良すればいい。
?? 何もしないよりはるかに前進できる。


「これをやることは、イメージダウンにならないか?
?? ?期待とずれたものではないか?」


?? ?やってみて何か言われたら、それから考えればいい。
?? ?何もテレビの全国放送で生出演するわけじゃなし。


「新たな管理業務が増えて、収入の割に手間ばかりかからないか?」

⇒スタッフに任せる仕組みができるまで、一時的に
?? ?忙しくなるだけ。最初から振ることだってできるはず。


「他の業務もあるのに、手が回らなくならないか?」
⇒そうなった時点で、優先順位を変えればいい。


今の時代、マーケティングのノウハウや情報を仕入れる方法は
いくらでもある。

本当の問題は、それを実践するのを躊躇させる
「恐れ」の正体と向き合い、どう折り合いを
つけるか。

お客さんを守るため、という隠れ蓑を、
そろそろ取っ払うときではないだろうか。





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Last updated  2010.07.15 20:07:36
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