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2024.01.18
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カテゴリ: 私事
最初から料理が出来ない人というのは分からない。

子供なりに作れるものなら自力で作ったし、教わったり、手伝わされるのも普通だった。
なので料理を一切したことが無い人というのは知っているけど
私には理解できない人たちだ。

ああいう人の言う「美味しい」とは「知っている」ではないだろうか?
知らない味だと心を込めて作っても「マズイ」などという人はいる。
まぁ想像でしか無いから、そういう人の「美味しい」は分からない。

私の中で長く分からなかったのは感覚が麻痺していたからだと思う。

「美味しい」は気を付けないと分からなかった。

家族が朝食を作っていた時期
「今日のトーストは好きなパンだから美味しい」とか
「今日のコーヒーは封を開けたばかりだから香りがいい」とか
私には全く分からない違いを言うので困っていた。

今は朝食は私が作るので分かるようになったものもある。
というか、今まで分からなかったことが信じられないことがある。
それがパンの違いである。
今まで山型食パンとか、ただの四角い食パンとか
あるいは普通の白い食パンとライ麦や全粒粉が混じったものの差は
見た目が違うから分かっていたけど味の差が分かってなかった。


食べる時に味に差があることを痛感している。
これだけ差があるのに分からなかったのかと自分のことながら呆れている。

逆に自分でドリップしても解らないのがコーヒーだ。
これは「封を開けたてだから」と言っていた家族も
私が淹れるようになって分からなくなったという。

そんなことない。たぶんプラセボだろう。
香りがいいはずと思って飲むからだと私は思っている。
激安のレギュラーコーヒーに封の開けたてとか関係ないと思う。

朝食以外は今は作っていないので
気を付けていないと「美味しい」と言い損ねる。
食べている間中「美味しい」と思っていても口にしないものだ。

グルメ漫画やグルメ番組でも無ければ、口に入れた直後に「美味しい」なんて
まぁ言わないと思うのだがどうなんだろう。

だから食べ終わった時に「ごちそうさまでした」のかわりに
「おいしかった」というクセをつけようとしている。
つけようとしているだけでクセになりきらないのが
わりと頻繁に「あれ?」という絶対的な「美味しい」ではない時があるからだ。
単純に煮え切れていないものが入っていたりすると
「歯ごたえ重視したのかなぁ。もっと煮て欲しいなぁ」とか思ってしまう。
そういうのがあると「おいしかった」と締めくくりにくくなる。

それでも作ってもらう側だから文句や注文は出さない。
「もう少し煮て欲しい」と言わない。

家族が怪我していた間中、炊事は本当にきつかった。
私が食べたいものを食べたいように作るなら、もう少し楽にできただろうけど
家族が「そんなの食べない」と献立を告げた時に言いだすので
仕方がなく作り方も想像でしかない家族が作るようなものばかり作ってた。

だから朝食を作っていると言っても買い物に行っているわけではないから
トーストにしようとしてパン置き場を見るまで食パンを確認していない。
何処のメーカーの食パンかどころではなくパンと思い込んでいたら
イングリッシュマフィンの場合もある。
家族がイングリッシュマフィンが好きだと言うことは知っている。
私も美味しいと感じている。
問題は焼く前の二つに割る作業が邪魔くさいのだ。

家族が朝食を作っていたころは本当に遅い時間に食べていた。
私に比べて遅くに寝て、遅くに起きる家族は朝食の準備も
調理に掛ける時間も遅かったから、食べる時間も遅かった。
ついでに日によって30分くらい前後するのは通常だった。

私は「7時20分には食べ始めたい」があるので
マフィンを二つに割る作業ごときで「うわー」と慌てる。
美味しいとか以前の問題として邪魔くさい。
駄目だなぁ。そういうの良くないよね。





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Last updated  2024.01.18 17:28:40


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