ルカママのひとり言

ルカママのひとり言

12/31-01/02 ski



家を出発した途端、みぞれが降ってくる。名神で、岐阜に向かう。
いきなり、京都で、積雪、大渋滞・・・

名神京都市内

京都東で降りる。京都市内は、大渋滞。
チェーンを備えていない車が立ち往生している。

京都市内

道路もちっとも進まない。やはり、高速に戻ろう、ということになったが、
道路情報で、通行止め・・・
通りががったファミレスで、昼食をとりながら、どうするか、検討する・・・
あきらめて、家に帰ろうかという意見もでたけど、子供たちが瞬時に却下・・・
とりあえず、通行止めが解除になるのを待つ。
きっと、今頃、除雪してくれていることだろう・・・

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通行止めが解除になったのは、もう、夕方だった・・・
またしても、アクシデント。高速の入口すぐそばで、DVDを見ながら、待機していたのに、
出発した途端、インターの入口を間違える・・・(ルカパパが・・)
ナビがついていたにも関わらず・・・
ま、確かにわかりにくかったけど・・・またしても、時間のロス・・・
渋滞の京都市内をうろついて、高速に入れたのは、30分後・・・
それでも、除雪されていて、大津あたりまでは、混んでたけど、その先は、順調。
後は、スキー場を目指す・・・
今日は、キャンセルしなくても、着くんじゃない?と思ったけど、
この先、東海北陸道に入ると、チェーン規制もあるので、
今日中に着くのは、絶対、無理・・・とルカパパ。
仕方ないので、ロッジに電話を入れて、今夜の宿泊をキャンセル。
その後、夕食の休憩を取りながら、チェーン装着しながら、
ゆっくり進む。この間、ずっと、ルカパパは、スタッドレスがほしいと、
呪文のようにつぶやいていた・・・
最後のSAに着いたのが、11時半ごろだった・・・
ETCは、12時を過ぎると、料金が3割も安くなるので、
紅白とK1、プライドとチャンネル争いをしながら、時間をつぶす・・・
2004年の最後と2005年の初めを車の中で、過ごすことになるとは・・・

SA






2005/01/01

ゲレンデに着いたのは、もう、2時前くらいだったか・・・
すると、「12/31に積もった雪で、1/1の今日から、スキー場開きができそうです、」
と、スキー場関係者とお話することができた。12/31までは、スキー不可だったのだ・・・
(もちろん、それも知っていたので、ちがうゲレンデに行くつもりだった。)
夜通し、圧雪車で、圧雪をされていました。
こういう、ご苦労があるのね・・・と新年そうそう、圧雪をしてくださっている、
スキー場の方に感謝と共に、申し訳なく思った・・・
そこから、撃沈している子供3人を寝かせたまま、ルカパパと二人で、
祝杯をあげる。
ビールを雪の中で冷やす・・・これが、また、よく冷えるのだ・・・
無事に到着したことの感謝と、新年のお祝いと・・・
ほどよく、酔っ払って、そのまま、車中泊・・・

起きたのは、8時頃だった・・・

リフト稼動前ゲレンデオープン直前

子供たちの歓声・・・寒いのに、
平気で、雪と遊んでいる・・・そう、まるで、ユジンとチュンサンのようだった・・・
ロッジの管理人も来られて、そのまま、ロッジにチェックインさせてもらう。

ロッジロッジ2

これが、非常にありがたかった・・・
このロッジは、1棟まるごとで6人定員、2段ベットになった、寝る部分と、
こたつをおいてあって、くつろげるリビングスペースが分かれていて、
ミニキッチンとトイレが完備。もちろん、寝具、ストーブも・・・
トイレと水さえ確保できれば、いうことはない・・・
子供たちの奇声も、ルカママの怒り声も気にすることなく、くつろげる・・・
昨シーズンも利用して、非常に気にいったので、
また、来たのだった・・・

荷物を運び込み、朝食をとり、スキーの支度・・・
ゲレンデに行けたのは、10時半ぐらいだったかな・・・?

子供たち

まず、ルカパパとハルカが一日券で、ゲレンデに出撃。
ルカママとオルカ・イルカは、そり遊びや、雪遊び・・・
本当にファミリーゲレンデだ・・・
同じように小さい子がたくさんいる・・・
交代して、ルカママも滑る。うーん、気持ちいい・・・
やっぱり、スキーは、最高だ・・・
きれいな雪景色、動物の足跡、リフトで上に上がると、さらに、景色は美しい・・・
そんな中をスキーで、颯爽と滑り降りる・・・(自己流)
斜度もなく、非常に気持ちいい。(何度もいうけど、自己流)
ここに来るまでの苦労もすべて、忘れられる、くらいだった・・・

昼食は、昨夜食べるはずだった、バーベキュー・・・
炊飯器も持参して、ごはんも、炊ける。
2泊、自炊の予定だったので、初日は、バーベキュー、2日目は、鍋の予定だった・・・
そしたら、なんと、部屋での「焼肉は、禁止」と書いてある・・・
寝具ににおいが移るかららしい・・・でも、お肉は、少なくて、野菜やきのこメインだったし、
炭じゃなく、カセットコンロでだったので、やっちゃいました・・・
ごめんなさい・・・
夜、あまりの寒さに、においもついてないと思います・・・
ルカパパは、ビール飲んで、昼間から、すっかり、ごきげん・・・
子供たちは、すぐに外に行きたがり、
スキー再開。また、滑る人と、子守りの人と、交代で、楽しみました・・・
ずっと、滑っているのが、ハルカ・・・彼女は、かなりタフです・・・

ハルカ

ボーゲンでかなり、スイスイ滑ります。
リフトが終わる、4時50分、最後まで、ずっと、滑ってました。


ロッジに帰ってから、子供たちは、部屋の中で、2段ベットから、飛び降りたり、
ゲームしたり、すごい、はしゃいでました。
ちなみに、テレビは、ありません。
ルカパパは、撃沈してました・・・こたつが気持ちいい。
ルカママは、荷物の整理・・・今夜の食事の用意や、お風呂の用意、
子供たちの脱ぎ散らかしたウェアの整理・・・本当にどこに行っても、
片付けばかり・・・一体、いつになったら、自分の事は、自分でできるのか・・・
ハルカが自分のことをきっちり、してくれるだけでも、随分助かる・・・

お風呂は、ロッジの管理事務所兼、スキー場のレストハウスにもなっている
所に、入りに行く。
一応、二つお風呂があって、男女別れているが、
今日は、家族ばかりなので、家族風呂でお願いします、と言われ、
久しぶりに、家族でお風呂に入った。
今までも、子供が小さい頃は、家族風呂のところを探して、
泊まってたけど、最近は、そんなこともなくなってたので、すごく、久しぶり・・・
本当に裸のつきあい、ってやつ・・・
いつまで、こうやって、家族で入れるんだろう・・・
と、感慨深かった・・・

そして、夕食・・・鍋の予定だっけど、思ってた以上にお昼の食材が残ってしまったので、
引き続き、焼き物になった・・・
ビールもチューハイも冷えておいしい・・・お茶は、少し凍ってた・・・
天然の冷凍冷蔵庫だ・・・
食べて、飲んで、しゃべって・・・本当に楽しい一時・・・
おせちも、豪華な料理もない、お正月だったけど、
主婦としては、本当にラクチン・・・
お年玉は、あげました・・・なくすといけないので、即、回収したけど・・・
10時には、子供たちも、ルカパパも、撃沈・・・無理もないか・・・
折角、ワインとか、バーボンとか、もってきてたのに・・・
折角、最後の夜っていうのに・・・仕方ないので、一人で飲む。
ゲレンデ情報とか、見ながら、ホワイトピアたかす、とか、高鷲スノーパークとかも、
いつかは、子供たちが、一人前に滑れるようになったら、行ってみたい・・・
そして、ダイナランド・・・独身時代、何回も行ったダイナランド・・・
いつか、きっと家族で行って、シュプールを描きたい・・・と思った。
今は、まだ、危なっかしくて、連れて行くのが怖い・・・
とにかく、ゲレンデは広いし、リフト待ちや人もボーダーも多そうだし・・・
人が多いってことは、駐車場から、ゲレンデまでも遠い可能性が大だし・・・
ゲレンデと車は、近いにこしたことはない・・・
しばらくは、こののどかでマイナーなゲレンデで、十分・・・




2005/01/02

今日は、10時には、チェックアウトだ。
もう、起きたら、ばたばただ。朝食は、ご飯と味噌汁(もちろん、インスタント)。
のりとゆかりでご飯を食べる。
残ったご飯は、お昼用におにぎりにする・・・
もう1泊したかったのだけど、空いてなかったのだ・・・
10棟しかないので、無理もない・・・
荷物を車に運び込み、チェックアウト・・・
また、夫婦交代で、滑る。

ハルカ2

今日は、年長のオルカにスキーをさせてみようと思っていた。
なだらかーな斜面で、直滑降をさせてみた。
こけずに、滑れた。その先がどう教えていいかわからない・・・
スクールに入れたかったけど、小学生以上、といって、入れてもらえなかった。
ハルカは、本人の希望で、スクールへ。
斜滑降とシュテムターンを覚えて帰ってきた。
イルカは、ひたすら、そり遊び・・・どんどん、高いところにそりを引いて登っては
滑り降りてくる・・・
どうしても、オルカとイルカにも、スキーのおもしろさを感じてほしかったので、
(せっかく、ネットで調達した100cmのスキー板を使いたかった、といううわさも・・・)
ルカパパはオルカを、ルカママがイルカを交代で、(何せ、大人の板は、1本しかない・・・)
スキー板の間に子供のスキー板を挟んで、
脇を支えて、滑り降りてきた。

年少のイルカ

リフトにも乗れて二人とも、大喜び。
もう一回、と言われた。でも、2回が限界だった。
太ももが痛くて、それ以上は、できなかった・・・

昼食は、おにぎり・・・お菓子・・・ルカパパは、豚汁を頼んでいた。
お昼の休憩ももったいなくて、がんがん、滑る・・・
最後、5時には、足ががくがくになっていた・・・
ひざや足が哂ってる、という感覚、・・・わかっていただけるだろうか・・・
あー、年を感じた・・・
と、ここで、またしても、アクシデント・・・
ハルカが、手が痛くて、ストックも握れない・・・と言うのだ。
凍傷って、やつか・・・
今日は、寒かったからなぁ・・・気温、-5度・・・寒いはず・・・
ストーブであっためているうちに、だれも、いなくなった・・・
最後に、ロッジのキャンセルを確認するが、空いてない・・・
仕方ない、帰るしかない・・・
ナイターもないし、ルカパパが、スキー道具を車に積んでいるうちに、
メインのレストハウスも、鍵をかけられ、本当に誰もいなくなった・・・
本当にマイナーなゲレンデだ・・・

帰りに、インター近くの桜香の湯という、温泉で、あったまって帰る。
露天風呂は、雪景色で、何とも、美しい・・・
男風呂では、ビールを飲んでる人もいたそう・・・
食事もして帰ろうと思っていたら、ラストオーダーが7時という・・・
間に合わず、帰りのSAで、食事。
子供たちは、しばらく走ると撃沈・・・
結局、多少、の渋滞もあったものの、最寄のインターには、
ちょうど、日付が変わった頃に通過。往復、3割offは、大きい・・・
無事に、帰り着いた。



後記。
1年ぶりのスキーだった・・・その前は、2000年にスキーをして以来だった。
ハルカは4歳、オルカは1歳になったばかりだった。
実は、その時、お腹にイルカがいたのだ・・・
何も知らずに、スキーに行き、冷えたのに、こうして、無事に生まれてくれて、
本当に良かった。
ハルカ1人の時は、何度か、スキーにも、行けたけど、
子供が二人になると、大変だった・・・
子供が三人なんて、不可能に近い、と思っていた・・・
でも、こうして、家族5人揃ってまた、スキーに来れた。
本当にうれしい。
独身時代、スキーは、冬のライフワークの1つだった。(あくまで、自己流)
どれだけ、スキー場に行ったか、わからない・・・(何度もいうけど、自己流)
主人とのきっかけも、スキーだった。

子供を3人育てていく決心をした時、スキーは、
もう、できないだろうと、思っていた。
それも仕方ない、と思っていた・・・
でも、こうして、また、スキーができるなんて、思いもしなかった。
工夫次第で、可能なのだ・・・
まず、子供の道具は、すべて、ネットフリマで調達した。
すべて、新品で揃える1人分くらいで、3人分、揃った。
親は、昔のままである。ゲレンデでは、結構、浮いていたかも・・・
次に、宿泊も、旅館などではなく、自炊施設だと、食費がかなり抑えられる。
後は、行政が管理している、青年の家なども、驚くほど安い。
きっと、そんなには、数はないと思うけど、これも、ネットが威力を発揮する・・・
何でも、ネットで検索できる。
しかも、ゲレンデに隣接しているので、すぐに帰れるし、
昼食も、混んでいるレストハウスに行くよりもゆっくり食べれる。
しかも、リフト代も、最近は、親子ペアとか、割引があるところが増えている。
ここも、1日券親子ペアで5千円だった。
(リフト2基しか動いてないので、そんなもんだと思うけど)
今回、食材は、事前調達だったし、高速は、ETCなので、別だが、
現地で使用したお金は、5万円ほどだった。
ロッジ1泊、リフト代2日分、ハルカのスクール、お風呂2日分、後、現地での食事・・・等
これなら、家族旅行1泊分程度だろう・・・

決して、不可能な金額ではない・・・
実際、ゲレンデには、我が家のような、ファミリーが本当に多かった・・・
もし、子供がいることで、スキーをあきらめている人の参考に、少しでもなれば、幸いです。














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