ルカママのひとり言

ルカママのひとり言

2004_09 若狭(高浜)


日本海、福井・若狭・高浜キャンプ。
そろそろ、キャンプシーズンも終盤に近付きつつあるこの頃・・・
日本海、海に行きました。
くらげがたくさんいたけど、まだまだ、泳げました。
自然の動物や海の生き物たちにたくさん遭遇した貴重なキャンプとなりました。

9月18日の日記
「若狭・高浜キャンプ1日目、海で泳いだよ」

今回のキャンプの目的・目標は、

1.イルカの4歳のお祝いキャンプ(こじつけ)
2.ルカママが7月に7年ぶりにできたダイビングをもう一度おさらい。
3.自分たちで釣りをする。
4.おいしい魚を食べる。
5.ファミリーキャンパーに近付く。
6.とにかく、いっぱい遊ぶ。

ま、大した目標ではありませんが、とりあえず、目的を決めて、場所を決定。
ということで、今回は、海に決定。
キャンプ場があって、近くにダイビングショップがあって、
と、いろいろネットで検索し、日本海、若狭・高浜に決定。
キャンプ場は、五色山オートキャンプ場。
海に面したキャンプ場で、こじんまりとしていて、トイレ、洗い場も清潔だったし、
なかなかよかったです。が、不満も・・・サイトが少々狭い。
というか、今まで、フリーサイトしか利用したことがなく、区画サイトは、初めてだったんですが、
当然、隣と隣接してる上、狭くて、少し、息苦しかった。
テント張ると、タープは、全面張れない、お隣は、半分にして張ってました。うちは、
相変わらず、パラソル、only。ま、ちょうどよい大きさでしたが・・・
テントサイト
後ろは、海。車は、すぐ前の道に止めます。


一日目は、お天気と相談したりして、出発も遅くなり、テント張っておわり。
子供たちは、なんと、いきなり、泳いでました・・・
ハルカは、シュノーケル、オルカは、相変わらず、魚を捕まえるのに、燃えてました。
海で遊ぶハルカとオルカ
イルカは・・・隣のわんちゃんと遊んでました。

軟弱キャンパーの我が家は、今日は、いきなり、海の幸を食べに行くことに・・・。
我が家のお気に入りスタイルは、いけすの魚を注文して、さばいてもらいます。そして、
ごはんと赤出汁を単品でいくつか注文します。
今日の魚は、たいとあじです。お値段も手頃でした。たいは、30cmくらいは、
あったでしょうか。家族で食べるには、十分な大きさ。
まず、お刺身。たいなんか、ぷりぷりのこりこりで、歯ごたえ十分。
子供たちは、噛み切るのが大変そうでした。
残ったあらは、あらだきにしてもらいます。
あじも、刺身で食べたあとは、骨せんべいにしてもらいます。これが、また、おいしい。
刺身とあらだき
カルシウムたっぷりで、あっという間になくなった。
やっぱり、海にきたら、海の幸をいただかなくちゃ・・・本当においしかったーー。

鹿に遭遇したのは、その帰りです。田舎の山道で、本当に真っ暗。通る車もほとんどなく、
対向車も後続の車もありませんでした。
ビールを飲んだルカパパに代わり、ルカママが運転してました。
カーブを曲がって、突然、目の前に現れました。道路の真ん中に悠然と立ってました。
本当に大きい。2mは、あったんじゃないでしょうか?
あんなに大きな鹿は初めて見ました。
立派な角をもった鹿で、道路の真ん中に立って、私たちの車をじっと見つめてました。
当然、私たちの行く先をふさいでいるので、私たちも止まりました。
その間、数秒、車の中の子供たちも、興奮状態で、私は、写真を撮りたかったんですが、
撮れませんでした。何だか、カメラを向けてはいけない雰囲気・・・
というか、フラッシュで鹿が怒って車に突進してきたら、フロントガラスも
割れそうなぐらい、それくらい、本当に大きな鹿だったんです。
山の神様、といった、おごそかな存在感でした。
しばらく、見つめあった後、鹿は、闇の中へ消えていきました。
あの鹿は、何か、訴えたいことでもあったんでしょうか?
今でも、あの鹿の雄姿が脳裏に焼きついています。

キャンプ場に戻り、花火をしてから、明日はダイビングするため、
深酒するわけにもいかず、早々に消燈しました。

つづく。

9月19日の日記
「若狭・高浜キャンプ2日目、ダイビングしたよ」
今日は、ルカママは、ダイビング。
ルカパパが、子供たち3人を連れて、子守り兼釣り。あー、ありがたい。感謝、感謝。

ダイビングは、ランチをはさんで、ボートダイビング2本。
透明度は、10mくらいで、よくなかったです。
でも、魚影は、濃かった。あじの群れやそれを追ってカンパチも見れました。
水中写真お友達提供
いっしょに潜った人が、デジカメを持ってて、写真を送ってくれました。
私も水中写真、撮りたいなぁ、と思ってしまった。
私の持ってるデジカメのハウジングが4万以上だったので、
それだったら、新しいデジカメとハウジングがセットで買えてしまうんだよね・・・
って、その前にその4万円が問題なんだけど・・・
今日のダイビングは、私の持病の鼻炎の調子がよくなくて、ちょっと、頭が痛かった。

ルカパパと子供たちは、調子よく、釣りができたらしい。
あじ十数匹とかわはぎが釣れていた。
釣果
食材の一部となる。
実は、魚をさばけない。
いや、本当は、あじは、ぜいごをとって、内臓だして、
ってことくらいは、知っているが、
単にやったことがないだけだった。
というよりは、やりたくなかったので、そのまま、塩をして、網にのせて丸焼き。
かわはぎも、皮のはぎ方がわからないので、そのまま、丸焼き。
十分、おいしかった。なんて、アバウトなんだ・・・
焼いて食べたサンマは、買いました。
で、残った骨や内臓は、また、海に返す。それに、また、魚が寄ってくる。
で、オルカがあみで追いかける・・・

釣りの後、高浜の道の駅の温泉へ行く。帰りに食材の買出し。
今夜は、定番、バーベキュー。
子供たちは、食べるより、やっぱり、遊び。
ルカパパとハルカ・オルカは、ランタンもって、探検に出掛けた。
夜の海は、また、昼間と違って、おもしろいらしい。
小さなふぐが青く光るらしい。
手の大きさくらいもある、もくずがにもゲットしてきた。
もくずがに

ルカママとイルカは、バーベキューの火と食材の番、じっくり、じわじわと焼き上げる。
キャンプのいいところは、たくさんあるけど、我が家の場合、
じっと座って食べることができない、オルカとイルカを叱らなくてもいいこと。
食べて、遊んで、戻ってきて、食べて・・・
家では、叱るべきことも、キャンプでは、大目に見ている。
今日は、昨日と違って、お酒も進む。心配だった、雨もどこへやら・・・星が見えた。


9月20日の日記
「若狭・高浜キャンプ3日目、もくずがにをゲット」
今日は、いよいよ、撤収の日だ。チェックアウトが2時だったので、昼まで遊んで、
撤収して帰ることにする。
子供たちは、いきなり、泳ぎだす。
隣のサイトの子供たちと仲良くなり、海で遊んでいた。
海で遊ぶ子供たち

ルカママも、我慢できなくなって、シュノーケルする。マスク、シュノーケル、フィン、
道具は揃っている。やっぱり、海の中は、いい。
とりあえず、テトラのとこまで、行ってみた。
少し進むとくらげだらけ・・・透明度も悪く、海中にくらげだけが浮遊している。
しかし、それが、また、何ともいえず、幻想的。
テトラのとこまで行くと、海草が群生して、魚がいろいろといた。
小あじ、かわはぎ、スズメダイ・・・
戻ってきて、砂地のところには、たくさんの小さなふぐの群れ。
本当に海の中はおもしろい。

海から上がり、撤収準備にかかる。子供たちは、相変わらず、海で遊んでいる。
ここのいいところは、海に面したサイトだと、すぐに子供たちの様子が見えるところだ。
上の段にもテントサイトがあるが、そこからだと、海は見えない。
準備や撤収時に子供同士で遊んでいてくれると、撤収もはかどる。
撤収も終わり、キャンプ場を後にする。
帰りにダチョウを見た。これは、もちろん、野生ではない。何十頭と飼育されていた。
多分、食用ではないかと思う。狂牛病で、世間を騒がせているときに、代替として、
ダチョウの肉、という話を耳にしたような気がする。
それにしても、こんなところで遭遇するとは・・・
だちょう

子供たちは、キャンプの途中で出会った、
ふぐ、さかな、かになどの海の生き物は、もちろん、今回、
野生の鹿、猿、そして、ダチョウにも遭遇し、思い出深いキャンプになったことだろう。
いや、子供たちというよりは、親の方が十分、思い出深いキャンプになった。

後記
オルカが、もくずがにを持って帰るといって、きかない。
何とか、生きたまま、持って帰れた。
で、早速、図鑑とネットで検索する。便利だなぁ・・・
はじめは、名前もわからなかったが、もくずがにであることが判明。
普段は、川で生息しているが、産卵のために海に帰ってきているらしい。
海に流れ込んでいる川があったのだが、何匹も目撃した。
そういう時期なのらしい。で、食べれることも判明。
早速、味噌汁のだしとなる。大変、美味でした。
もくずがに





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