Washiroh その日その日

2012.09.04
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カテゴリ: 映画逍遥
20120904 sunset3 09.JPG


 目が覚めたら8時10分過ぎだった。
 昨夜1時半ごろから6時間半の睡眠か。
 睡眠薬を飲んだとはいえよく寝たものだ。

『ER season9 #16』。
 副題「千羽鶴 A Thousand cranes」
を見る。
 いくつか物語上の重要な変化が描かれる1篇だ。

 シリーズの舞台であるシカゴ・カウンティ病院の救急患者用出入り口はERスタッフたちの馴染みの場所だ。
 彼らはここで救急車の到着を待ち、運ばれてきた怪我の重傷患者、病気の重症患者を下ろすと担架に乗せて走りながら状態を叫び、しかるべき治療を受られる場所に飛び込んでいく。

 だから救急患者用出入り口は彼らの馴染みなのだ。

 毎朝毎晩、あるいはシフト次第で真昼にも深夜にも、ERスタッフはここを歩く。

 広場を突っ切ったところが大通りで、渡った真向かいにはデリカテッセン「マグー MAGOO」がある。
 夜勤明けの朝、中国系アメリカ人の女医ジン・メイ・チェンが、クロアチア人の医師ルカ・コヴァッチュにマグーで朝食を摂ろうと声をかけ、ふたりで店に入る。

 店内は妙に静まりかえっていて、ふたりはいつもと違うようすを不審に思いながらキッチンを覗いてみる。
 するとよく知る従業員たちが倒れているではないか。
 店は殺人事件の現場となっていたのである。
 3人死亡、1人重傷。
 ジン・メイとルカは重傷のトリナという従業員を店の外で治療し始める。

 こうしてカウンティ病院の1日が始まった。

 ERの常で、細かく見ると15~20話ものエピソードが密度高く物語られていく。


 ショーン・シモンズ少年がスーザン・ルイス医師に憧れるエピソードがいい。
 治療の見込みがなくなり、自宅療養となったショーンとスーザンが大観覧車に乗るシーンには設定の妙を感じる。
 高く昇った観覧車の座席でショーンがいう。
 「千羽鶴を折ってるんだ」

 一方では人種差別感を抱いている白人警官ミッチ・パルニックが怪我の治療を受けにきた。

 「医者を変える」
 グレッグが答える。
 「こっちも患者を変えたいな」

 終業後、だれもが婚約すると思っているマギー・ロックハートとジョン・カーターが白いテーブルクロスのレストランにいる。
 ジョンは祖母から贈られた指輪をポケットに入れている。
 店を借り切ったらしく、客は彼ら1組だけである。
 豊かな気分になる場面が始まった。

 ジョンは指輪の入った小箱をポケットから出し、左手に握ったまま膝の上に置いている。
 とりとめのないように聞こえる話が続いている。
 と、なぜか会話が盛り上がらないまま、ジョンが小箱をポケットに戻すのである。
 婚約は成就しなかった。
 アビーも、ジョンも、そうなることを予見していたかのようにわだかまりのある表情を見せている。

 クレジットタイトル・ロールが上がってくる。
 ふぅ、中身の濃い作品を見た。 


 午後は英国TV映画 『ロンドン警視庁犯罪ファイル#9』 (2003)を見た。
 副題「偽装」の前篇だ。

 ロンドン郊外、テームズ川の水中に女の死体が漂っている。
 あとで清掃業者が切られた手を発見。
 検死医は冷凍漬けになった手だと判断する。

 かなり複雑な事件である。
 この回、ロイシン・コナー警部が初登場。
 マイケル・ウォーカーは対抗心をむき出しにする。

 正味1時間半、夢中になって見ていた。
 前篇を見ただけなのだが異様な事件にどっぷりつかった感覚になる。

 遅番のかみさんが夜8時15分に帰宅した。





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最終更新日  2012.10.09 23:39:01
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