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楽天で、通販生活を始めて、早、十数年。まあ、呆れるほどに、登録メールへのスパムが増え続け… それに対して、怒り続けて…そしてら、… 本日、「楽天」を装った不審なメール(会員情報変更メール)にご注意ください。ってメールが来ました。バカなの?そんなメール、5年以上前から頻繁に来ているわ!その件で問い合わせしようにも、メールには返信出来ない。問い合わせ先も一切明記されない。詰まる所、客が、勝手に注意しろって 意味のメールです。告知義務は果たしたから、ここから先はお前らの責任って事ですね。どこまで思い上がれば、納得がいくのでしょうね > 楽天もう、楽天のメリットは殆ど感じられませんので… 私はAmazonとヨドバシでしばらくしのぎます。何度も抗議措置はとったつもりですが… まともな返答は一度もない。がっかりです。
2017年11月07日
「マリアージュ ~神の雫 最終章~」のレビューは wine-red.net でやっています。 http://blog.wine-red.net/
2014年12月04日
雫は世界中のワイン産地を巡る旅へ。第十二の使徒編 第45話え~っと、ランシュ・バージュの'45を雫は飲んでいません。ロベールが「第八の使徒」の記述開示の前に飲んでいて、雫は残り香を嗅いだだけです。最後の最後まで、編集担当を含めて、何やってるんでしょうね…。そして、そのランシュ・バージュ'45登場の際も…雫は部屋へ入るなり、ロベールがランシュ・バージュを飲んでいた事を指摘しただけで、ヴィンテージに触れる事はありませんでした。さらにはその事実を美島に(彼以外の誰かにでも)告げることが出来る人間は、ロベール本人、霧生弁護士以外にはいませんが、その二人がそんな話を外部の第三者にする事は到底考えられません。このように、「神の雫」で一箇所の綻びを探り始めると…前回のコメント欄で、gさんが頭を悩まされていたのと同じカオスへ突入していきます。何故、こうなるのか、答えは一つしか考えられません。「神の雫に置いて、ワインとストーリーの関わり、必然性は存在しない」もっとベタに言ってしまえば、「第十二の使徒」がディケムである必要は、全く無いということです。私自信「第二の使徒」以降は、そのワインが全く別のワインに置き換わっても、何の問題もなくストーリーは成立すると思っています。(笑では、「神の雫」とは、どんなお話だったのか。「作者がどんなに高価でレアなワインを飲んだか」それを自慢する場所。私は、前回のコメント欄に書いたとおり…ストーリーに相応しいワインを探すのでは無く、まず、自慢したいワインありき だろうと想像しています。後は、作者の言いたい事を、どのキャラに言わせるか…そして、どのキャラがそれを褒め称えるか…基本的に「神の雫」にはこの2種類しかキャラは存在しません。そのキャラのイメージ(持ち味)なんて、二の次。作者の言いたい事を、交代で言わされ、交代で褒め称えているだけなのです。だから、個性的に華々しい登場をした期待のキャラも、回を重ねる毎にどんどん均一化してしまう訳です。そして、最終回。 物語は…何一つ変わらない状態のまま、終わりました。雫は太陽ビールを休職扱い。みやびとの仲も曖昧。雫母、遠峰母の関係も全く謎。ローラン、クリス放置。セイラへの謎の手紙は、思いつき出してみただけ。「勇者のタストヴァン」は全く意味を成さず、ただ、えばって見ただけ。そもそも、遺言で1年と期限を切られていたのに…ロベールや霧生弁護士への挨拶も無いまま、雫は敵前逃亡。「神の雫編」が描かれる時には、今のカオスをそのまま継続する訳です。雫が旅に出るという予想はしていましたが、まさかそれだけで終わらせるとは。ここまで、手抜きの話を堂々と見せつけられると…作者は、本当に自慢話がしたかっただけなんだと…仕事ではなく、趣味の延長で「神の雫」を描いてしまったのだなぁと…つくづく思うわけです。最後はさら~っと、謝辞を述べて終わろうと思っていたのですが。最後の最後まで、延々ダメ出しするハメになってしまいました。(苦笑毎週毎週、なんとも訳の分からないレビューに10年もお付き合いいただきまして、ありがとうございました。「神の雫編」があるのか無いのか分からない状態ですし、城アラキ氏はワイン漫画をもう作らないという噂(あくまでも噂)も耳にしました。ワインどころか、酒に関わる漫画すら、連載は難しい時代ですね。(苦笑どなたか「学園・ハーレム・妹系・戦闘ワイン漫画」企画してください。ワインの銘柄を萌えキャラにして4コマでも良いです。では、またお目にかかる日まで。今週登場したワインは。● シャトー・ランシュ・バージュ● ミュジニー コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ● 第一の使徒~第十二の使徒
2014年06月12日
神咲邸に立ち寄った雫は、豊多香の著書「ワイン評論」の第12巻にのみ”あとがき”があることに気づく。第十二の使徒編 第44話順当に次号最終回に向けてお話は収束していきます。残り少ない回数を使って、目的の場所へ話を進めるわけですから。今までの、ほとんど成り行きしか無かった進行と比べれば、明らかに作者の意図が感じられ、内容は充実しています。ただ、今回のお話を読んであらためて思った事がひとつ。やっぱり、この作者。ど~でも良い、細かいことを気にし過ぎる傾向が強いです。自分のコミュニケーション能力に自信が無いのか、自らが語ることが好きなのか、とにかく語り過ぎです。秋絵の送ったディケム'76に関して、藤枝に滔々と自分の思いを語らせ、第十二の使徒編のやり残しをキチンと収めている様に見えますが・・・これ、無駄ですね。(爆語りすぎて、感動もヘッタクレも無いです。私なら、「愛おしげにディケム'76をセラーへ収めようとする藤枝」「セラーの中にある、もう一本のディケム'76」「藤枝の頬を伝う一筋の涙」この3コマで終わらせます。早くも・・・ですが、「神の雫」を振り返ってみても同じことが言えると思います。本物のワイン、それも良いワインと評されるものには、素晴らしい「余韻」が付き物ですが、「神の雫」の物語に「余韻」は微塵も無い。あるのは、場当たりでかます「ハッタリ」の極めて短い「余韻」のみ。(笑「心象風景」というものでワインを語るのは良いのですが、ダラダラと饒舌な自己主張の塊である「心象風景」で埋め尽くされたお話に、読者が介在する余地はありません。そう、まるでワインオタクが、素人のカモを見つけ、延々と自らの知識をひけらかすあの場面のように。ワインの敷居が高いと感じさせる、最悪のシーンを具現化したのが、この「神の雫」だったのではないか・・・ そう思えます。「作風」・・・いや、作者自信が「ワイン」を語るには、あまりに未熟だったと。そして、作者が今出来る最大の余韻の残し方。それは、「神の雫編」を描かない事でしょう。次号は6月12日発売「最終回」です。今週登場したワインは。● ラ・グラン・リュ ランソワ・ラマルシュ● シャトー・ディケム● ロマネ・コンティ D.R.C.
2014年06月05日
モノポールでは第十二の使徒勝負での雫の勝利を祝う集いが開かれていた。第十二の使徒編 第43話まぁ、実に平穏な祝勝会の様子。先週コメントでKUNIさんから情報頂きまして、「神の雫編」は別連載を計画している事が判りました。それを知らなかったら、今回の掲載内容は全く理解できない内容でしたが、次の計画があると思えば許せてしまうのは不思議ですね。(苦笑何の効果も狙いも必要としない、単なる「第十二の使徒編」終了の祝賀会ってところです。こう言う回はあっても良いと思いますよ。ただ、連載残りあと2回。 何やるんでしょうね。おそらく最後は、「神の雫編」への期待感を盛り上げて終わらせると思いますが…そう書きながら、すでに興味は「神の雫編」へ移ってしまいました。連載休止中に漫画の中でも時間を経過させるのか、いまのまま「サザエさん方式」でいくのか…それが気がかり。今の流れは、もう「どん詰まり」感強いので… やはりロベール倒れて(適当な理由つけて)、勝負は延期。その期間、雫も遠峰も修行する方が良いと思います。「神の雫編」では、1~2年経過後からスタート、登場人物も成長していて、ワイン事業部も大きくなっているとか…もう、やりたい放題、都合の良い設定で再出発できるじゃないですか。(笑太陽ビールが倒産していて、雫は行方不明、まずは雫探しから物語は始まって、みやびがワインを飲みながら世界中を探して回ったら、フランスで浮浪者になっていた雫を発見。浮浪者してたように見せかけて、実はワイナリーを世界中周り尽くし、ワインの知識も充分… なんて所から始めてくださいよ。と、書きながら、冷めた目線での悪意ある解釈も出来ちゃいますね。「神の雫編」は… ありません。おそらく、「神の雫」を終わらせるのには、この形がBESTなんです。「神の雫」は選べないけど、「夢ワイン」で終わらせたくはない。「神の雫」を終わらせると、ワイン業界からチヤホヤされなくなってしまう。「神の雫」ワールドがマンネリ化し過ぎていて、オチが付けられない。全ての不安を一掃してくれるのが、「神の雫編」別掲載!!だと思いませんか?(笑そして、永遠に「神の雫編」は描かない。 「神の雫」は未完で終わると。そ~ゆ~終わり方。これは、演出の一つとしてアリだと私は思います。次号は6月5日発売です。今週登場したワインは。● フェラーリ・ロゼ● ラ・グラン・リュ ランソワ・ラマルシュ● シャトー・ディケム● ロマネ・コンティ D.R.C.
2014年05月29日
雫と遠峰は、第十二の使徒に込められた豊多香の真意を語り合う。第十二の使徒編 第42話思い切り語り合っています。作者の脳内理論を、順序良く解りやすく説明してくれるのかと思ったら、やっぱり…重要な橋渡しの部分は、いきなり論理が飛びます。ディケムの'75を雫が、'76を遠峰が表現して見せても、内容は全く同じ。そこから得られた結論は、豊多香はこの2本がここに揃うことを予期していた。(なんで?)'75の意味を考える「人生とは生と死という二つの永遠の間の一瞬の煌き」というトーマス・カーライルの言葉を引用。'76の意味を考える真逆だな同一でありながら真逆という雫の言葉。('75は生の中間で'76は生前か死後って事?)そこでいきなり「神咲豊多香の人生とはどんなものだったんだろう」という遠峰の話題転換(強引だな)ワインの中に自分の人生の答えを探していた という遠峰の見解「十二番目の使徒」は豊多香の「魂」 という雫そしてそれを継承する者があるとすれば…「俺とあんたしかいない」(小学校の卒業生答辞だな)そう考えると'75は豊多香の完結した人生を表現していた という遠峰(あれ? 豊多香は自分の人生を終わったとは思っていないっていうロベールの台詞は何だったの?)だったら「神の雫」とはなんなんだ? という雫(これまた唐突で強引だな)しかし、結論は出ない。最後は、一緒に一生懸命がんばろうね… って感じ。それを尻目に、ジャイエのリシュブールを飲むロベールと仄香。(ロベール復活! 病死の伏線は効力がないというか、その場の都合で引っ張りだすのか…)という内容でした。う~ん、結局の所、何度も言っているように、語り手は作者一人なんですよね。雫も遠峰も割り当てられた台詞を言っていますが、それを語っている時に、各々の「人」は存在していません。「雫だったらこんな考え方をするだろう」ではなく「雫だったらこんなしゃべり方だろう」って感じで、上っ面だけ他人の言葉にしている感じです。そして、他人の言葉風に仕立てられた作者のありがたいお言葉を、雫と遠峰が交互に述べていく。担任の先生が考えた台詞を、割り当てられた順番にキチンと並べていく、小学生の劇のようにね。折角2人組の作者なんだから、両者でチェックすればもっと深みもでるでしょうに…まぁ、今さら言っても仕方ないか…2人組のメリットは、どちらの名前の領収書でも経費で落とせることか。(爆最後に、ジャイエのリシュブールは「神の雫」じゃないと、私は予想しています。(笑すでに他界された人ですし、値段も高騰しきっていますし、玉も少ないでしょうから「神の雫」を冠するにはふさわしいとは感じますが。それにしても、凄い高騰ですね。連載開始時(十年前)にジャイエのワインは20万も出せば入手可能だった(リシュブールはもう少し高かった?)のに、今や桁が一つ上がっています。次号は5月29日発売です。今週登場したワインは。● シャトー・ディケム● リシュブール アンリ・ジャイエ
2014年05月22日
神咲邸に各々の意志で残った雫と遠峰は、共に第十二の使徒に込められた豊多香の真意を探ることにする。第十二の使徒編 第41話お~中々新鮮な展開ではありませんか… と僅かながら期待したのもつかの間、気がついてしまいました。逆に今まで(第一の使徒から第十二の使徒まで)、同じ所をぐるぐる回っていただけなんですね。(笑普通の世界で、雫ほどの「鼻」と「ワインの基礎要素」を持った人間が、一年間本編で登場したようなワインを「真剣」に飲み続けたら、相当な「高み」まで登れるでしょうに…ところが、雫は新たな必殺技を身につけることも無く、自称「ワイン初心者」のままで、最後を迎えてしまいました。方や遠峰は、本来の持ち味だったエキセントリックな所は凡人化し、最後までワイン・エキスパートとしての本領は発揮しないまま終わりました。作者がワインのエキスパートじゃ無いから、それよりもレベルの低い雫を主人公に据え、共に「正しいワイン道」に置いても成長していけば、それに合わせて読者も「正しいワイン」の勉強が出来たはずだったのですが…作者が連載開始から十年掛けてやったことは、「変態妄想」を助長しただけ。これでは、登場人物が成長する筈ありません。作者は「サザエさん」方式のぬるま湯に浸り、怠惰な物語を垂れ流してしまった訳です。この作者は、目先の細かい事は気にする割に、全体の流れには無頓着な人の様です。今回も、タストヴァンの事を必死に説明していますが… あと5話って時にそこにページを割くのはもったいない。「豊多香から依頼された」の一言でも良いし、「遺言に書いてある」ってだけでも充分です。ディケムに秘められた、豊多香の真意って言うも… どうして、第十二の使徒だけ再検証の必要があるのか。やるなら、第一の使徒から全部やらなきゃダメでしょ。考えてみると…毎回繰り返されてきた、ハッタリだけの雰囲気で終わるパターンこれは、「一枚の葉」や「一本の樹」にしか目が行かず、「森全体」を見渡せない作者の性質から来るものだったのかもしれません。作者の性格が「サザエさん」方式だったと。(爆最後に…このレビューをするに当たり、本来なら、残り5話を「神の雫編」としないと、ストーリーの全体構成としては、とても座りが悪いのですが、私は「神の雫編」は無いと判断しました。(笑残り5話って言うのに、2話も第十二の使徒の反省(追加妄想)で費やしてしまう流れですから。もう、雫母と仄香、それを囲う豊多香の人間ドラマは描かれる事も無いでしょうし…。遠峰と雫の新しい次元での人間関係も、雫とみやび、もしくはセーラとの関係、遠峰とローランの関係…などなど。「神の雫ワールド」の人間関係は、初期設定のまま放置。 もしくは、唐突に結論で終わりなのでしょう。「神の雫」で重要なのは「第一の使徒」と「第十二の使徒」だけで、途中は「中略」でも全く支障は無いのです。さらに悪い事に、「神の雫」は「人間ドラマ」だって、TVドラマ化の際にも嫌というほど聞かされたのですが…最後の最後まで、「人間ドラマ」に到達出来ず、作者の「変態ワイン妄想」を重視する構えです。次号は5月22日発売です。今週登場したワインは。● シャトー・ディケム
2014年05月15日
雫の心象描写が始まるが、みやびの印象では豊多香描写とはかけ離れたものだった。第十二の使徒編 第39話遠峰先行で、雫の番。雫の見た心象風景は… まぁ、ど~でも良いとして。(爆彼の出した結論、第十二の使徒は「魂の継承」。まぁ、これも、ハッキリ言って、ど~でもいい話です。作者さえ、ご満悦に浸ることが出来れば、それが目的のお話ですので。このお話を持って、何を語れば良いのやら…(苦笑綺麗な絵で、大袈裟に登場人物が振舞っていますが、中身は「全く」といえる程 ありません。豊多香の記述公開の直後に、「そして一週間が過ぎた…」とト書きが入って、決戦の場を描き始めても、何の支障もないでしょう。(苦笑ちょっとだけ、決戦の場でそのワインに至ったプロセスを思い出せば、それで充分です。39週間も掛けて、この内容って…(泣で、雫が選んだのは、遠峰と1年違いの「シャトー・ディケム 1976」。途中同じように、「ボルドーの赤」に浮気して、最後も同じように、全くの偶然に第三者が提示したワインを、突然、「これだ!」で使徒候補に選ぶという、二重に話を展開する意義を感じない展開。明らかに、ストーリーテラーとしての作者の才能の無さを露呈しているだけのお話でした。そういえば、この使徒編、読者クイズになっていましたよね。このまま、ディケムが使徒だったとして、貴腐ワインの最大の特徴をすべて隠蔽した記述でのクイズって…みなさん アリ と思いますか?私は、無意味だったと思います。クイズなんてものは、正解を聞かされれば、だれしも「なるほど」と思えなければ、楽しみとして成立しないモノなのに、今回正解を聞いても、「?」が浮かぶばかり。「神の雫」という漫画自体も「?」という存在に成り果てたようですので、こんなものなのかと諦めるしかないのでしょうか。第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側シャトー・ディケム 1976遠峰側シャトー・ディケム 1975次号は4月24日発売合併号です。今週登場したワインは。● シャトー・ディケム
2014年04月17日
遠峰先行で始まった「第十二の使徒」決戦。 遠峰が選んだ候補は…第十二の使徒編 第38話遠峰先行って事で始められた「第十二の使徒」決戦。決戦が始まると、毎度毎度感じるのですが…豊多香が書いた記述とは、全く違うワイン表現が始まるのですね。参列者、まぁ、大体はみやびの感想が挟み込まれるのですが、似ても似つかない豊多香の記述と、遠峰もしくは雫の表現を比較して、毎回毎回、「そっくり」とか「凄い」なんて言葉で絶賛するわけです。(とにかく自分を褒め称えないと気が済まないのが作者の特徴です:笑)ところが私のような素人目には、どう読んでも全く別物のワイン表現(妄想)な訳で…この場を読む度に、豊多香の表現から、確固たる根拠を持って使徒を選ぶことは不可能と実感する訳です。そして、いよいよ遠峰が選んだ使徒が明かされました。先々週ここでコメントいただいたJodaさん、通りすがりAさんの合わせ技が遠峰の選んだワイン。「シャトー・ディケム」と言えそうです。ワインの長熟→糖度、デザート→人生の余韻、という縛りで来ました。もちろん、豊多香の記述、特にワインの特徴を示すキーワードを象徴的に表すワインとは到底思えません。(苦笑ワインを示された後で、豊多香の記述を見たとしても、雰囲気程度で、もっとその特徴を派手に持っているワインは他にも沢山ありそうだというのが、正直な感想。例えるなら、ジグゾーパズルのコマをハメてみたものの、「色はあってるけど、ちょっと無理やりハメてないか? ほらコマがナナメになってるじゃん」ってな感じ。(笑ここまで来て初めて言います。私の中で、過去に選ばれた「使徒」、コマがキチンと収まったのは、第一(レザムルーズ)のみなんです。(畑名までは合致、作り手はどうでも良いってレベルですが)第二(パルメ)ではすでに隙間を感じ。 第三(シャトーヌフ)で全体の印象だけの合致へ落ちました。それ以降は、コマを無理やりねじ込まれた違和感ばかりが残る結果となり、その低レベルでの納得も、第六(バローロ)第七(シネ・クア・ノン)がピーク、それ以降は「ゴリ押し」と言う印象しかありません。あ、第十(グラン・エシェゾー)で少し盛り返しましたが、たぶん、作者が大好きなブルゴーニュだから、こだわりがコチラにも響いた「だけ」なのかもしれません。ゴチャゴチャ書いていますが、結局のところ、全く納得がいかない って事です。(笑最後に…遠峰の選んだディケムは、たぶん間違いです。(爆だって、雫、ディケム'90を飲んでますから。「使徒」探しの暗黙のルール(確か作者がどこかのインタビューで答えていた)まで崩すなら話は別ですが。(笑あ、雫も間違えるのか!?それで、クリス、ローラン参戦への道筋が…と思いましたが、別に雫が勝ってイーブンとなったから… って言うんでも同じようなレベルのゴリ押しですね。(爆第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側ボルドー産ではない。今週は意外性を演出するために全工程極秘事項。偶然吉岡氏がコレクションしていたワインが第十二の使徒だ。遠峰側シャトー・ディケム 1975次号は4月17日発売です。今週登場したワインは。● シャトー・ディケム
2014年04月10日
決戦の場に観客としてクリス、ローランを加え、雫と遠峰たちの前で再び第十二の使徒の記述が読み上げられる。第十二の使徒編 第37話これもまた恒例となりました、使徒記述の再読上げと、その前の「大ハッタリ合戦」。何をやってるかって、詰まるところ、作者の「ワイン感」を、登場人物全員で褒め称える儀式です。(笑とても、とても、尊大な儀式ですが、未だかつてこの場で述べられた意味ありげな台詞がストーリーに影響したことはありません。先に書いたとおり、100%という高純度の「ハッタリ」です。ただし、今回はちょっと違うようです。ロベールが意味ありげにグチグチと、クリスとローランの立場を匂わせています。これは間違いなく、次に行われる「決戦」に、二人を参戦させる言い訳をしているものと思われます。いや、それどころか、『神の雫』決戦以後にも何か続きそうな匂いが最近あちこちから匂っています。「プレ『神の雫』決戦」が用意されるのかも知れません。何を、どの様に、「ゴリ押し」して来るか、ちょっと興味はあります。当然の事ながら、ストーリー(本筋)は進展しませんので、敢えて書くことはありません…(汗ラフィットで始まり、ラフィットで終わる第十二の使徒編。始まりの'45、終わりの'82(雫の母が死んだ年)これは意味があるのでしょうか?たぶん、無いだろうな(笑第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側ボルドー産ではない。今週は意外性を演出するために全工程極秘事項。偶然吉岡氏がコレクションしていたワインが第十二の使徒だ。遠峰側ボルドー産を集中的に飲むが未来は無い。ソムリエの山田が京香のために選んだワインが第十二の使徒だ。次号は4月10日発売です。今週登場したワインは。● シャトー・ラフィット・ロートシルト
2014年04月03日
決戦を前に…遠峰とセーラ、ローラン、クリス、ワイン事業部の面々、ロベールと仄香、それぞれの場所で同じ銘柄のシャンパーニュを飲む。第十二の使徒編 第36話毎度恒例の決戦前夜の祝杯。これも、毎回毎回、必須事項として描かれますが…意味があるやら無いやら…2つチェックを入れました。一つ目。伏線を張ったままになっていた、ルパンのおばちゃん。大株主だそうです。アラン・ロベールをワイン事業部に差し入れした事と合わせて明かされました。結局上手く伏線が使えなかった。 って事でしょうけど…。それにしても、マヌケ。あの、勿体振った正体の隠し方は何だったのでしょう。あの場を、さも意味がある様に見せかけただけの事でした。まぁ、「神の雫」の基本が「意味がありそう」→「その場限りのハッタリ」というパターンですので、これも当然の結果ですね。大株主をストーリー全体の冒頭で出しているんだから、ワイン事業部なんて「小さな世界」で話を進めずに、太陽ビールの敵対的買収なんてネタを縦軸に、もう一本入れられたのにね~。ちまちまと、ワインを経費で飲むことばかり考えてた作者は、お話を面白くする事をすっかり忘れてしまったようです。2つ目。やはり、最後の一本「神の雫」探しは、「十二使徒」探しとは別物扱いにしてしまいたい願望が大噴出。セーラの問いかけ「『神の雫』の勝負に二人とも進めるのかしら」遠峰の台詞「この時点で既に二本の差がつくわけだから…中略…決着はついたことになる」セーラの台詞「その先に過酷な何かが待ち受けているような気がする」雫の台詞「勝って6対6のイーブンに持ち込んで『神の雫』にチャレンジするんだ」もう、ルール変更があること必至です。って、すでに豊多香の遺書とは違う、非常に低次元な泥仕合になっているのですけどね。(笑これまでの戦いは何だったのかな?やっぱり、次は「48本」探すのか?先週思いついた「108本」なのか?デジタルの時代だから、いっそ「256本」とか。単位が一つあがて「1024本」でも良いかもしれない。さて、テラっちさんから先週コメントをいただきまして…「第十二の使徒」予想という、難関に挑まなければいけない訳なのですが。テラっちさんの予想は、「アッサンブラージュ」というキーワードで、アンリ・ジローのフュ・ド・シェーヌ。こりゃまた超弩級シャンパーニュですね。確かに、話の流れはシャンパーニュで〆ていますし、「アッサンブラージュ」といキーワードも頷けます。ただ、個人的に気になるのは、山田さんは、シャンパーニュを2連発で出したのか?ってこと。私なりに使徒の記述を改めて解釈し直すと…ワインを飲む苔の匂い、森の匂い、土の匂い、湿気のある香りなどの「陰」の要素を抜けて「陽」が一瞬見えるが閉塞感を伴う香りに戻ってしまう。その中には、獣臭が微かに漂うも、とらえどころがない。やがて、果実臭や花、麦わらの香りがあり、絹のような滑らかさと「陽」の要素を多く含む感じとなる。そして、ワインとしての熟成が終わりゆく切なさの中に、若かりし頃の味わいをも感じる風味を残す。朽ちていく中にも、多彩な風味が感じられ、熟成行く過程を感じさせる。それは時熟成期間の60年を、一瞬に感じられる複雑さを持つワインである。まず、ヴィンテージは60年前。 1954年のワインである。2014年今年還暦を迎えるワイン。60年の長きを超えるワイン。「タンニン」による熟成がボルドー。「炭酸ガス」による熟成がシャンパーニュ。と、熟成を助ける要素に話が行ったので、そこを元にすると…。あと、ワインの熟成を助ける要素… まず、思いつくのは「樽」。「樽」となればブルゴーニュで新樽200%とかありますが、ブルゴーニュは否定されているし、「樽」は「タンニン」と被るので… 違うか。次、思いつくには「糖度」 っていうか、他に熟成に必要なモノがあるのかなぁ…「加糖」「補糖」問題は作者も因縁がありますから、最後にもう一回ってパターンで。(笑結局、判りません。(爆どなたか、この後を考えてください!(無責任第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側ボルドー産ではない。今週は意外性を演出するために全工程極秘事項。偶然吉岡氏がコレクションしていたワインが第十二の使徒だ。遠峰側ボルドー産を集中的に飲むが未来は無い。ソムリエの山田が京香のために選んだワインが第十二の使徒だ。次号は4月3日発売です。今週登場したワインは。● メニル・レゼルヴ アラン・ロベール
2014年03月27日
吉岡のワインコレクションの中から「第十二の使徒」を探す雫たち。第十二の使徒編 第35話雫も見つけました。やっと。当然の事でしょうけど…何の脈略も無いままに突然、雫が「これが『第十二の使徒』」とつぶやいて決着。スカスカですね。(笑「神の雫」で最もつまらないところは、「異分子」がいないんですね。全ての登場人物が、作者を絶賛し、作者の考えていることをそのままストレートに吐露している。パーソナリティというモノが極めて希薄。以前から書いていますが、遠峰の話の続きを雫が当たり前に行っている。今号でも、吉岡氏の台詞、秋絵の台詞、完全に雫と視点を同じくしています。イコール、作者の視点です。秋絵はもともと、自分がいなくなった後、藤枝と寄り添うようなワインを探して欲しいと雫たちに依頼したはずですが… 今号の台詞では、完全に「使徒探し」と混同してしまっています。登場人物のすべてが、平坦に役割を与えられ、意外性のある行動や台詞を吐くものはなく、完全予定調和の元に淡々と話しは進んでいくわけです。例えるなら、小学校低学年が演じる学芸会みたいな。一人の台詞で済むものを、途中から他人が引き継いで、最後は全員一緒に和気あいあいと、一つの台詞を大きな声で斉唱してしまう。意外性はワインの銘柄を隠すことでしか産み出されない…そういえば、別の意味で、今号では「驚愕の事実」が明かされました。第十二の使徒勝負に雫が負けても、『神の雫』探しに参戦出来るかもしれないということ。十二の使徒は雫が勝つとは限らないと。(苦笑正確に抜粋しましょう。 この戦いに敗れたら 俺には 『神の雫』を 捜す資格が なくなっちまう かも しれないかも?かもって… ここで、さらにルール変更!?十二使徒探しは、1本10点で、最終問題の「神の雫」が1本100万点ってオチもありって事みたいです。一回参加しただけのクリス。一回も参加していないローランも優勝の可能性あり。それどころか、川原毛部長だって、本間だって…もう、登場人物全員参加で、「亜樹の煩悩」の108本探そうぜ!その頂点に立つ、「亜樹の雫」も…第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側ボルドー産ではない。今週は意外性を演出するために全工程極秘事項。偶然吉岡氏がコレクションしていたワインが第十二の使徒だ。遠峰側ボルドー産を集中的に飲むが未来は無い。ソムリエの山田が香花のために選んだワインが第十二の使徒だ。次号は3月27日発売です。今週登場したワインは。● ドン・ペリニヨン● ドン・ペリニヨン・エノテーク● モエ・エ・シャンドン・ネクター・アンペリアル
2014年03月20日
遠峰は京花たちの元を去り、雫たちは吉岡の勧めでシャンパーニュを飲む。第十二の使徒編 第34話山田さん、ピンスポットで銘柄からヴィンテージまでを一瞬にして選んだあなたこそ、神咲豊多香の後継者だ!全く、遠峰も雫も何やってるんだ… と草葉の陰で豊多香はヤケ酒を飲んでいることでしょう。何をどう思いついて山田ワインを使徒と判断したのか、サッパリわからん遠峰の言葉によると、第十二の使徒は、かなりレアなものらしいです。そして、遠峰からそっくりそのままストーリー展開を受け継いた雫たち。違いは、永遠を求める人が側にいるかいないか… くらいであとはソックリ。みやびの言葉によれば、ブルゴーニュでもない。雫の言葉によれば、古酒であることは間違いない。断言してる割には、言っていることが支離滅裂な雫。吉岡が『ワインに限らず「永遠」なんてものはこの世に存在しない…』と言うのに、雫は『そういう実存的な話じゃないんです もっと観念的なイメージとして喚起される意味での…』と言っておきながら、結局は「枯れない」シャンパーニュで次の展開へ持って行こうとしている。思い切り「実在的」発想じゃないか!タイトルからして「熟成」だし…(苦笑イメージ、イメージと偉そうに言っておきながら、ドン・ペリ飲んで、フィギュアスケートをイメージしているし。(爆笑影響されすぎってか、オリンピック見ながらドン・ペリ飲んだってだけじゃん!作者は余程素直で実直な方なのか…借景を洒落こんで読者を引きこもうとして、威を借る狐に終わったのか…… 薄っぺら過ぎです。まぁ、「古酒」って言ってる時点で、実在的イメージに囚われすぎで、面白くもなんともない。やっぱり、経費で「古酒」飲むためのコジツケとしか思えないです。「ドン」ってドン・ペリ注がれても、ONE…(略そうだ!皆さん、これからドン・ペリ注ぐときには、「ドン」って言いながら注ぎましょうね。(エノテークで無くても可)年度末+消費税UPで、クソ忙しいというのに… 「ドン」に喜んでいる場合ではありませんでした。あぁ、なんだか、もうど~でも良くなってきた。(爆第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側ボルドー産ではない。今週はドン・ペリで「ドン」再発見。遠峰側ボルドー産を集中的に飲むが未来は無い。ソムリエの山田が香花のために選んだワインが第十二の使徒だ。次号は3月20日発売です。今週登場したワインは。● ドン・ペリニヨン● ドン・ペリニヨン・エノテーク
2014年03月13日
香花専属のソムリエである山田は、彼女への思いを込めて門出を祝うワインを選ぶが…。第十二の使徒編 第33話先週山田にもワインを飲ませたのは、今回への伏線だったわけですね。無くても差し支えない、極めて短期間の伏線でした。(笑そして、やっぱり、先週の私の感じた事は正しかったようで、作者は「詰め」の部分は描けないため、投げ出しました。 ま、多くの方が感じている通り、これは今に始まったことではなく、毎回毎回、遠峰ばかりか雫もそうなんですよね。おそらく、作者の考えでは、これ以上描くと、ネタバレしてしまう… とかここまで描いたんだから、情報としては充分だろう… とかこの辺りで止めて置くことで決戦の場が盛り上がる… とかそんな感じなのでしょうが、自己陶酔が招く間違いばかりの様な気がします。結局、遠峰は自力で「第十二の使徒」は見つけることが出来ませんでした。遠峰の「第十二の使徒」へのアプローチを簡潔にまとめると…闇雲に訪れた香花の元にいた山田が、偶然「第十二の使徒」を選んだ。 って事ですよね。(笑それらしい、雰囲気でやたら盛っていますが、今回遠峰は、自らの能力は全く使うこと無く、「第十二の使徒」が唐突に目の前に現れてしまった訳です。普通、この手のお話というのは、目的のモノにたどり着くためには、辿り着こうと努力する主人公を邪魔するようなイベントが次々と発生し、その中に隠されたヒントを集める事で、目的のモノの全容が徐々に明かされていき、辿り着いたと思ったら大どんでん返しがある。大体そんな形で、読者ともども盛り上がるわけですが…「神の雫」の場合、目的のモノを探そうとすると、唐突に起きた無関係なイベントに巻き込まれ、そのイベントの最後(?)にポンと目的のモノに出くわしてしまう。それを何の躊躇いも無く決戦の場に持ち込むと、まるで独裁者が行う採点競技の様な判決だけが待っている。 そして大体の場合、その独裁者は両者の戦績がイーブンになるように…(略しかし、今回のエンディング。遠峰のカットは、非常にカッコイイ。遠峰の「第十二の使徒」探しはこのカットのためにあったということで、良しとしましょう。(爆ちょっと手が大きいですけど…オキモト女史の癖なのか、そう描くほうが立体感が出るからなのか、最近の流行りなのか…ついでに「IWGP」は買ったほうが良いと思います。あれは、クドカンの異常とも言える構成力の高さをマザマザと見せつけられた名作です。(笑当然、原作も読まないと、クドカンの力量は理解できません。第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側ボルドー産ではない。遠峰側ボルドー産を集中的に飲むが未来は無い。ソムリエの山田が香花のために選んだワインが第十二の使徒だ。次号は3月13日発売です。今週登場したワインは。● クリスタル・ブリュット ルイ・ロデレール
2014年03月06日
大多の仕事ぶりを見守る香花は、大多の子供を産みたいと申し出る。第十二の使徒編 第32話予定通り、遠峰の話に移りましたが、これはまた… 何という展開なのやら。普通、予想外の展開が来ると、ワクワクするんですけど…なんだか、違う。違和感ばかりが残って、しっくり来ません。すべてがチグハグ。全く噛み合っていない感じがします。まぁ、ラス・カーズがアルツハイマーに効くってのは、「そうだったら良いのにね」という思いを込めて流すとしても。付き添う人から見て、進行が緩やかになったと判るほどアルツハイマーが進んでしまっている人が、自覚症状があって、自発的にメモを取る…、忘れたこと忘れた内容までハッキリ自覚している。人にワインを飲むように勧めておいて、自らがそれを飲んだ瞬間から、勝手に自分の感想を一方的に語る。そして、妊娠すらしていない状態から、唐突に出産宣言してしまう女性。そんなグラグラした不安定な土台の上で、雫たちと全く同じ位置に立っているような、雫たちの話の続きを受け継ぐような台詞が「ポン!!」と湧いて出る。まるで、上半身ハダカで、ジャグリングしながら、鳩を出すくらいの、高度な技です。たぶん、作者の中では、雫の話と、遠峰の話を混同してしまっているんでしょうね。辿り着く先は同じでも、二つの話は完全分離で、独立進行させないと、面白くありません。そもそも、雫の話も、遠峰の話も、骨格が全く同じなのが気に入りません。病気に起因して、男女間の「愛」をモチーフに、「永遠の命」というテーマを描く。このステレオタイプの権化のような展開を同時に2つ、恥ずかしげもなく並べてしまうなんて…もしかしたら、作者がアルツハイマーなのではないかと、疑いたくなるほど見事な厚かましさではないでしょうか。複数の話が同時進行して、最終的に一つに繋がる手法は、よくある手ですが…似たような話が同時進行して… 面白いですか?(笑加えて、飲んでいるワインまでそっくり。「永遠の命」へ結びつけるにしても、平均的世代の女性が死に向かう設定。それが、老齢期のカップル設定に何故出来ないのでしょう?生まれ来る子供との親子愛ではダメなのでしょうか?その二つだって、あるあるネタでしょうけど。相手はペットでもいいし、破壊される大自然でも、廃れていく文化でも…なんとでもなったような気がしますけどね。それに作者は二人組なんでしょ?雫と遠峰、両者別々に話を担当して、すり合わせを行えば、絶対こんな状態にはならないはず。そんな「第十二の使徒編」も、遠峰の活動はいよいよ最終段階。と、書いてあったので、「ほ~、ここから一気にまとめるのか!?」「やっぱり最後の詰めは描けないんだな」なんて思いながらも、よく読みなおしたら、京都での活動が最終段階… ってことは、他へ行くのか!?遠峰!!今までの32話分がボルドー編で、これから待ちに待った、ブルゴーニュ編が始まるってか?使徒探しは1本あたり、一年掛けるルールでしたっけ?(笑「神の雫」は、作者が飲んだワインを自慢する場所だそうですので、作者にとっては、全て全く問題ないのかもしれませんが。 飲んだワインをそのままリニアに並べて来るあたり、ホント、全くやる気を感じないのですけど…。第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側ボルドー産ではない。遠峰側ボルドー産を集中的に飲むが未来は無い。次号は3月6日発売です。今週登場したワインは。● シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ● シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン
2014年02月27日
オー・ブリオンの垂直テイスティングを吉岡と試す雫たち。第十二の使徒編 第31話もしかして、オー・ブリオンの'78'07などなど、「神の雫」に登場するブランドワインの数々は、「経費」で落とせるのだろうか。申告シーズンまっただ中。ふと、そんな疑念をもつ読者も少なくないはず。ワインが経費って事なら。やめられませんわ。 この連載。最後の「神の雫」は、やっぱり、DRCワイン全銘柄の垂直テイスティングで盛り上げないとね。(笑そして、お話は、フリダシに戻る。31話目で、それはやり過ぎじゃないですか?第十二の使徒編は何話構成になるのでしょう…「第十二の使徒」はボルドーの赤ワインではありません。あっさりと、軽く言ってくれました。雫くん。ボルドー全体をあっさり否定しちゃダメでしょ。 ここは粘れるだけ粘って…「たぶん、マルゴー…」って言えば、次はマルゴーの垂直試飲だ!「ん? ラフィット?」で… (略もう、世界各国のワインを飲みに放浪の旅に出れば良いじゃないですか。ロベールを入院させて、回復まで使徒勝負は「延期」で、物凄く合理的な言い訳が立ちますし。ロベール殺して、後任を誰にするか… ワトキンス(クリス父)あたりが策略をもってローラン参戦を条件に…うん、少なくとも今の展開よりは盛り上がるでしょう。(苦笑私の中で、「第十二の使徒」の記述の最初印象は、マデラ… とにかく「強い」イメージでした。しかし、この作者は「強化ワイン」は間違いなく好きではないので… やっぱりフランス産以外はありえないと…となればブルゴーニュじゃないの? という感じでした。ライオンが一番印象的でしたので、獣臭をもつブルゴーニュなら、北から南まで枚挙に暇がないですし、ヴォーヌ・ロマネ以南の1er以上ビオ系なら、さらに確率は高い。この作者なら、使徒が村名ワインって事はあり得ませんしね。(笑しかし、話が進むに連れ、どうもボルドー押しの雰囲気。まぁ、古酒は皆、どんどん似たような雰囲気になっていきますから、ボルドーだと作者がいえば、「ああ、そうなのか」で済む話なので… 毎度の冷めたヌルい目で見守って来たわけですが…こうなって来ると、遠峰は何をやっているか、そろそろ気になる頃合いです。遠峰サイドも「ボルドーが認知症治療に役立つ」って話のままでは、バランスが悪すぎる。そろそろ、「ブルゴーニュはアンチエイジングに絶大な効果がある」という展開で、アルツハイマーも克服しないと。全てはワインを経費で飲むために(爆第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側ボルドー産ではない。遠峰側ボルドー産を集中的に飲む。次号は2月27日発売です。今週登場したワインは。● シャトー・オー・ブリオン
2014年02月20日
吉岡の勧めで新たな視点から、テイスティングをする雫たち。第十二の使徒編 第30話ワインおたくが、受け売りの理屈をグダグダ言って話を引き延ばしているだけ。って感じのお話でした。これ、面白いと思ってるのかな?作者。で、面白いって感じる人いるのかな… この話。今回話している内容が、後々の伏線になったり、重要な道筋を付けるための美しいロジックがあったり、人の心が見事に描かれていたり… そんな何かがあれば、良いのですけどね。たぶん、ここには何も無い。。。レビューする事すら、難しくなってきました。(爆第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側フランス・ボルドー産 '82より前のグレートヴィンテージ。ボルドー産に懐疑的部分も残す。遠峰側ボルドー産を集中的に飲む。次号は2月20日発売です。今週登場したワインは。● シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド● ヴォーヌ・ロマネ・1er・クロ・パラントゥ アンリ・ジャイエ● シャトー・オー・ブリオン
2014年02月13日
秋絵の求めるワインを探すことの手伝いを申し出る吉岡と共に、テイスティングをする雫たち。第十二の使徒編 第29話別れた旦那まで巻き込むんだ… 秋絵さんは。普通、別れた旦那より、気にかけるなら子供でしょ。(苦笑それを、藤枝のために元旦那のワインコレクションを利用するだけ…とても、静かな死を決意した人の動向とは思えない、自分勝手極まりない行動ですね。当然、作者としては、目的のワインへ雫たちを誘導しなくてはなりませんから、なんでもアリなのかもしれませんが。ワイン至上主義で組まれた話ばかりで、「人」がさっぱり描かれていないんですよ。ワインはあるけど、人はいない。とうぜん、感情移入出来ない。現状のストーリーはあるだけ無駄です。(爆ピション・ラランド '66はルーブルの天井装飾って絵を1週間かけてオキモト女史に見開きカラーで描いてもらったほうが、数十倍の感動があると思います。(苦笑そしてその絵に散文的文言を被せ、物語チックに全話通しの流れをつけたら、きっと大人の読み物になると思いますよ。ワンピースの扉絵が、後日談で別ストーリーを成している感じです。「神の雫2」があるとしたら、是非、その方向性もご勘案を。(笑「大柄なヴィンテージ」と言う表現に、投げやりな和訳を感じつつ、今週は以上。第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側フランス・ボルドー産 '82より前のグレートヴィンテージ。ボルドー産に懐疑的部分も残す。遠峰側ボルドー産を集中的に飲む。次号は2月13日発売です。今週登場したワインは。● シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド
2014年02月06日
第十二の使徒編 第28話まず、作者の思い違いを一つ指摘。雫は、ピション・ラランドの'79は飲んでいません。遠峰が探し当てた多田が、京香との思い出として持っていたワインがピション・ラランドの'79です。(だから、作者は飲んでいるんですよね、最近。:苦笑)#83ジャンの父親との会食で、川俣さんがピション・ラランドの'95を持ち込んでいますが、それは抜栓させてもらえなかったはずで、物語中、雫は、ピション・ラランドを一度も口にしていません。と、いうことで、今号で雫が… 「少し前に'79を飲んだけど~」と呟いていますが、これは間違いです。まぁ、描かれている以外の場所で飲んだという解釈が普通なら出来ますが、「神の雫」の場合、それをやってしまうと、使徒選びに大きく影響しますので、描かれていない場所で飲んだという解釈は許されないと思います。もう一つ、間違いではありませんが、ラフィット'45を最初に雫に飲ませたのは、石河兄弟の父で、その時に雫は荒廃した古城を見ています。 以後、ラフィットの'45は度々登場していますが、直近で「第十二の使徒」記述公開のあと、ロベールの飲み残しを、遠峰と乾杯しています。 この時の事を雫とみやびは言っているのだと思いますが、石河オヤジから飲まされた時のイメージのほうが、本来鮮烈なはずですよね。ラフィットの'45に関しては、遡って探すと、作者がこのワインで感じた変遷(徐々にブランドに感化されていく)が見えるので面白いですよ。(笑物語の中では、延々とボルドーの古酒について語っている訳ですが…ワイン好きだったら、もう少し高ぶるものがありそうなのに、私の中では全く「他人事」。何でかなぁ~と漠然と考えてみたのですが、たぶん、目的がハッキリしないからなんですよね。「愛する人を失った心を満たしてくれるワイン」と言われて…それに正解があるとしたら、誰も苦労はしないでしょ。(苦笑正解がないから面白くもあり、苦しくもあり、人類はず~っとその問題に向き合って来た訳で…それを一気に解決しちゃおうって言うんですから、目的とするには、あまりに壮大過ぎて、何をどう解釈していいやら…やっぱ、この手の話は、酔っ払った挙句の戯言くらいでしか口に出来ませんよ。宗教でも無い限り。もう、すでに決まっている結論へ向けて、作者がいかに話をこじつけて行くか。おまけに、ミッシングパーツやら、伏線なんてもので驚かされたり、感動したりもなく。作者が思いついた道筋を(大した工夫も無く)リニアに再現される訳で…それを傍観するしかないこれは、退屈です。(苦笑話は変わって、極めて個人的なお話です。先週末に「新ソムリエ 瞬のワイン」を初めて読みました。流行りの電子書籍で、1巻が無料だったため、ダウンロードしてみたのです。(爆最初は、風邪を引いたので、身体を休めている間の暇つぶし程度で読み始めたのですが。「面白い!」結局、クーポンと貯まったポイントを使って、全巻購入。一気に読んでしまいました。城アラキ氏の原作と言うこともあってか、「ソムリエール」や「ソムリエ」に似た雰囲気ですが、物語中盤から描かれる「スミス・パーティ」での、ブラインド・テイスティングのトーナメントは、他には無いお話で盛り上がってしまいました。もちろん、主人公の瞬が勝つことは最初から解っていますし、そこへ向けての展開もそれほど奇抜なものがある訳ではありません。 しかし、登場するワインの一本一本で語られる話が秀逸で、ワインがとても魅力的に見え、ワイン造りに関わる人々の努力に思いを馳せ、さらには感動へ上手く導かれてしまうんです。「新ソムリエ 瞬のワイン」は根底に「嫌・ワイン投機」が貫かれているのですが、その分、ワインへの愛情に満ち溢れた物語に仕上がっていました。(もちろん不満な点もありますが、それはまた別の機会に)10年前に作られたお話ですが、今でも全く古さは感じさせず、それどころか、当時よりも顕著になった投機対象として扱われるワイン環境の増大、それを煽るマスコミやそれに乗せられる人々を目の当たりにしている私達は、きっと連載当時にも増して、瞬の思いに共感できるのでしょう。このサイトに「新ソムリエ 瞬のワイン」登場ワインリストも掲載したいのですが…仕事の都合上、出来るかどうか…(笑このサイトを見て、何故「新ソムリエ 瞬のワイン」のワインリストが無いのか疑問に思われた方も多いでしょう。真相は、私が読んでいなかったから。(爆貸してもらう約束をしていた知人が転勤になったり、購入しようと本屋へ行ったら肝心の1巻だけが無かったり。不思議なことに、誰かが読ませないように妨害しているのじゃないかと思うほど、全く「縁」が無かったのです。人生、そういうこともあるって事で。(汗第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側フランス・ボルドー産 '82より前のグレートヴィンテージ。遠峰側ボルドー産を集中的に飲む。次号は2月6日発売です。今週登場したワインは。● シャトー・ムートン・ロートシルト● シャトー・ラフィット・ロートシルト● シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド
2014年01月30日
秋絵からの依頼を受けた雫は、そのワインが第十二の使徒であることを確信する。第十二の使徒編 第27話『そのワインこそが「十二番目のの使徒」であったとしても少しもおかしくない』おぉ、言い聞かせてる、言い聞かせてる。なんとか、読者を… いや自分を納得させようと、言い聞かせている。(笑第十二の使徒を探した後で良いという秋絵からの言葉が出た時には、この話はエンディングへ向けての伏線だったのか?と一瞬期待したのですが…ダメでした。パヴィ飲んだら、「第十二の使徒」へ繋げることにしちゃいました。いつも通りの情けない展開です。第十二の使徒編も、27話目ともなると、使徒の記述の細部がどうだったかなんて、もう忘却の彼方ですが。文章全体は「人の死」というよりは「人の一生」というニュアンスが強かったのが私の印象です。そこから「古酒」へ繋げるのは、直球ど真ん中勝負って感じの安直さなので、仕方ないとしても。ここに来て、ご都合よく道は捻じ曲げられ、「人の死を癒すワイン」が第十二の使徒という事になってしまいました。え~?! あの文章に「取り残される側人」の表現って入ってましたか???そこへ持って行くために、なにやら今回はゴチャゴチャとセリフの多い説明的なお話になっています。おまけ扱いで、エンディングへ向けての、「唐突に」雫みやびの恋仲を描くのかと思ったら…ほんわかシーン… 絵が下手!!どうしちゃったの、オキモト先生…と、絵に驚かされている間に、雫とみやびの恋は霧消…「神の雫2」をやるためには、2人はくっついちゃダメなのかも?(笑あと、初めて入ったお店で、ソムリエにデキャンタ持ってこさせて、自らデキャンタージュするお客って…ところ構わず、スペシウム光線ぶっ放しですか!?もしかしたら…亜樹大先生が大嫌いな、貧民の飲物「ビール」もデキャンタージュしたら美味しく飲めるんじゃないですかね?第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側古酒 フランス・ボルドー産。雫は以前のエピソードからボルドーでも「歴史ある畑」。今回登場のワインはボルドー右岸。遠峰側ボルドーを集中して飲む。前回登場ワインはボルドー次号は1月30日発売です。今週登場したワインは。● シャトー・シュヴァル・ブラン● シャトー・パヴィ● シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ダ・カポ ドメーヌ・デュ・ペゴー
2014年01月23日
秋絵は雫とみやびに、自分の死後藤枝を支えるワインを探してほしいと依頼する。第十二の使徒編 第26話探すのを手伝ってほしい… なら、まだ許されますが。ダメでしょ。自分の愛する人に残すワインを、他人任せにしたんじゃ。それも、これから探すって?シュヴァル・ブラン飲んで言っている感想やワインに対する思いと、やってることが全然違っているじゃないですか?まぁ、そんなこんなで、第十二の使徒編で、ますます際立ってきた独善的展開はさらに猛加速していくわけですが… やっと本来の展開も見えてきました。現在、26話目ですが、通常の展開だとこの話は3~4話目あたりじゃないでしょうか。おおよそ20話分(週4として5ヶ月分です!)を引き延ばした訳です。作者、頑張りました!ってか、頑張って話を膨らませた割に、結局いつもの展開かよ!使徒候補へのたどり着き方、ここ決戦へ向けて盛り上がっていく、階段の一歩一歩な訳ですから、毎回毎回、同じ段取りではねぇ…(苦笑人から頼まれたことが、「偶然」にも使徒へ直結するなんて、「安直」以外の何物でもないやり方を、作者は最後の最後まで繰り返してしまうんですね。一回くらい、使徒の記述を真正面に据えて、それに真剣に向き合う姿を見せてほしかった。今回の記述は、今までになく普通にワイン的な表現が散見出来たので、記述と雫を向き合わせる最後のチャンスだったんですけどね。それにしても、長い3週間(使徒探しに与えられた期間)ですね。「神の雫」の中で、時間軸が崩壊して久しいわけですが、ここまで来ると、もう何でもアリです。仕舞にゃ、秋絵さん この使徒編の中で子供産むんじゃないですか?末期癌をモノともせず。今の「神の雫」では、それくらいの「非常識」が、当たり前の「美談」として語られていますからね。(苦笑みなさん、もう、お忘れかもしれませんが。「神の雫」連載開始当時は、時間軸もわりとキチンと押えられてたんですよ。何年、何月、何日、何曜日まで、それなりに描かれていました。会社も土日のお休み挟んで、その間に起きたことも無理なく設定され、外泊時には同じ服・ネクタイで出社。作者も、作画も、かなりこだわって仕事されていたんです。それが崩壊したのは第一の使徒編終了時。本田の憧れの人が結婚する話で、披露宴の招待状が届いてから、披露宴出席までを使徒探しのあいだの1週間でやっちゃったんですね、思い付きで。--------------この話に興味ある方は下のリンクを。意味の無いページとなったので、今ではリンクを外しています。(笑最近では毎週毎週、ストーリーに文句ばかり付けていますが、当時はどれくらい「神の雫」に入れ込んでいたか、このページを見ていただければ一目瞭然です。 あ~当時の面白さがあればなぁ…http://wine-red.net/comics/kami_nazo.html--------------もう、これ以降はなし崩し。時間設定は、サザエさん状態になりました。それに伴って、話の内容も崩壊。結局、連載開始前に、第一の使徒編までは練ってあったけど、走りながら考える段となったら、そのクオリティを維持することが出来なかった。… 場当たりの思い付きだけで事を凌いてきたって事なんでしょうね。連載開始から10年で、ピュイゲローがル・パン並に化けてくれていれば、(秋絵が思い出のワインとして藤枝に残す)第十二の使徒への伏線(化けていたら、「神の雫」内では1年経っていない訳で、それはそれで時間的矛盾が起きるのですけど:苦笑)となり、話に深みが出たんですけどね。 残念ながら、ピュイゲローはほぼ当時の価格のまま。ストーリーの方は、当時のクオリティもなく、とても残念な結果となってしまいました。ああ、ピュイゲローは美味しい、非常にコストパフォーマンスの高いワインで、投機対象になることを狙ってはいないでしょうから、10年間価格と品質を維持できていることは賞賛に値することと思います。 そこは誤解の無いように。第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側古酒 フランス・ボルドー産。雫は以前のエピソードからボルドーでも「歴史ある畑」。今回登場のメインはボルドー右岸。遠峰側ボルドーを集中して飲む。前回登場ワインはボルドー次号は1月23日発売です。今週登場したワインは。● ルイナール・ブラン・ド・ブラン● シャトー・ピュイゲロー● シャトー・シュヴァル・ブラン
2014年01月16日
雫とみやびは、秋絵の死に対する決意を聞き出す。第十二の使徒編 第25話新年最初の更新!今年もよろしくお願いします。秋絵は何を企んでいるのか…なんとなく、それが第十二の使途へ結びつきそうな予感。っていうか、そろそろ本題に結びつけてほしい。まぁ、今号の中で話題に出来そうな処はそれくらいでしょうか。近年、神の雫を読み続けていても、「やられた!」って言うどんでん返しも、伏線も無く。じわじわと押し寄せてくるような感動には程遠く無縁。相変わらず、唯我独尊的設定をマシンガンの様に乱射され、食傷気味なままにストーリーは進んでいます。このまま読み続けると、神経的にヤラレルかも知れないという、不安もあるとか無いとか…モルヒネに芥子の花の匂いを嗅いでしまうあたり、犬並とその能力を卑下するように見せかけつつ、実はひけらかしている訳ですが。それは、スケートリンクに立つ織田信成の頭にマゲが見えるのと同じくらい、あったら迷惑、邪魔くさいだけの「笑える能力」です。突き詰めていけば、その能力こそが神の雫の主人公である、雫の唯一の武器であり、その能力も登場当時の素のまま磨こうとすらしない。子供向けヒーローマンガでも、努力して成長しないと子供たちから見放される時代に… よくもまあ恥ずかしく無いものだと感心させられます。その点、物語のすべてに於いて主たる骨格を形成している「作者の自慢話と自己満足」はどんどんスキルアップし、他の追随を許さない強大さを獲得したようです。長い長い第十二の使途編。 いったいどこまで引き延ばせるか…。2014年、神の雫の見せ場は、まずその辺りでしょう。第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側古酒 フランス・ボルドー産。雫は以前のエピソードからボルドーでも「歴史ある畑」。今回登場はボルドー遠峰側ボルドーを集中して飲む。前回登場ワインはボルドー次号は1月16日発売です。今週登場したワインは。● シャトー・モンローズ● シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド
2014年01月09日
遠峰は国産ワインの試飲から、大多の働くワイナリーを突き止め、京香との再会を果たす。第十二の使徒編 第24話ついていけない…なんだか、作者はやたら盛り上がっているようですが…。バッカスは裏切るし… (大多が見つからない事をバッカスに八つ当たりしてるだけ)大多を見つけることは、そのバッカスへの一矢となるし… (当のバッカスは痛くも痒くもない)ひよこにワインを飲ませて… (間違いなく動物虐待)大多を見つけても京香は大多を思い出せず… (これは当然… 何もしなくても突然思い出すこともありますけど?)結局、ラス・カーズ飲んで大多を思い出す。 (レオヴィル・ラス・カーズはいい迷惑)遠峰の京香への思いもなにやら中途半端で、二人の関係ははっきりせず。大多を思い出した京香の病状は改善を見るはずもなく。で?結局何が変わったの?(爆アルツハイマーを扱うのなら、馬鹿な読者は「恋バナ」絡めれば納得するというような、都市伝説的思い込みを捨て、当たり前に「家族」や昔お世話になった「恩人」との心温まるお話でまとめたほうが無難だったでしょう。 変に、お洒落感やら、スマートさやらを気取るから、物事の本質まで歪めてしまう事になっています。で、結局、作者が酔いしれているワインまで下賤なまやかしモノに感じられてしまう訳です。とにかく、このお話からは、「どうだ!おまえら感動しただろ!素晴らしすぎるお話だろ!ありがたく読め!」という作者の魂の叫びだけが聞こえてきます。その絶叫は、近づける者まで拒絶するほどの威力となり、独裁者の悲壮感ただよう仕上がりとなっています。取り巻き関係者だけを喜ばせる作風は、昨今のTV番組と共通のバブル臭があるんですよね。たぶん、それを醸している人は、自分の都合ようく捻じ曲げられた都市伝説の類が、完全崩壊してもその利権にしがみ付くんだろうなぁ。第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側古酒 フランス・ボルドー産。雫は以前のエピソードからボルドーでも「歴史ある畑」。遠峰側ボルドーを集中して飲む。今回登場ワインはボルドー今週は合併号のため…次号は1月9日発売です。今週登場したワインは。● リュー・ド・ヴァン・ソーヴィニヨン・ブラン● シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ
2013年12月26日
遠峰は京香の思い出の人「大多」を探す。第十二の使徒編 第23話「微かに”第十二の使途”の香りはしますが それよりも腐臭が…」このお話を読んで、なんとなく…「ロマンチック」とか「おしゃれ」とか、遠峰のやり方に「男気」を感じたあなた。それは、とても危険な病状です。医者でキチンと治療受けた方が良いかもしれません。進行を抑制する薬があるとかないとか… それ処方してもらわないと、現実社会に適合できなくなる恐れがあります。間違っても、真似して、捨てられていたワインを他人に飲ませたり…そのワインを造った人物の行方をテイスティングだけで探そうなどとしてはいけません。常識ある大人としては、素直に、大多の知人に行方を尋ねる方が的確な判断と言えるでしょう。大多が経営していたワイナリーも畑も判ってるので、まず近所のおじさん・おばさんを捕まえて情報収集してみましょう。何から何まで、作者の「妄想」そのままで、すでについていけない世界となっています。ワイン漫画として面白くしようという試みは判りますが、常識を逸脱してしまっては、すべてが茶番にしか見えません。もう予め決められた平穏な着地点だけが頼りで、無理やりそこへ落とすためには「手段」を択ばないって感じがします。さらにその「手段」までもが、正常な世界の論理でなく、作者の「妄想」なので、もしこの世界に普通の人が置かれたら、発狂しそうになること間違いないです。「ロマンチック」とか「おしゃれ」とか、遠峰のやり方に「男気」を感じたあなた。冷静に、ご自分がこの漫画の登場人物だったら… その場面でどんなセリフを言うだろうか… なんて想像してみてください。おそらく常識的にありえない展開だということ、「自分」という登場人物が言うべきセリフなんて何一つ存在しない事に気が付きます。いかがですか?ちょっと、背筋に寒いものが走ったでしょ?この漫画、そう言う、ちょっと危ない領域に差し掛かっていると思いませんか?第十二の使徒、今回までのまとめ。(今回も進展なし)雫側古酒 フランス・ボルドー産。雫は以前のエピソードからボルドーでも「歴史ある畑」。遠峰側ボルドーを集中して飲む。前回はシャンパーニュとブルゴーニュ。今週は合併号のため…次号は12月26日発売です。今週登場したワインは。● ドメイヌ・ソガ・ソーヴィニョンブラン 小布施ワイナリー
2013年12月12日
秋絵の病気に気付いた雫は、みやびに相談を持ち掛ける。第十二の使徒編 第22話ルロワのアリゴテを飲むと、彼岸で誰かが「千の風になって」を歌ってくれるらしい…。なんちゅう酒だ!ワインバーで、何人かの客が同時にルロワのアリゴテを頼んだりしたら、店のあちこちに彼岸が開けて、「千の風になって」の大合唱が始まってしまうではないか。少なくとも、私は飲みたくないです。そんな酒。飲ませた美島も「正解だったみたいだね」って、何がどう正解なのか…。さっぱり意味不明な言葉を残して立ち去るし…。原価で飲ませるとは言え、客に対して「ゆっくり楽しんでくれたまえ」って…。楽しむことを店のオーナーから命令されてしまうんですよ。そんな店で、私は飲みたくないです。(苦笑で、・・・秋絵の体調が悪くて、病院で検査、癌が発覚して、秋絵は誰にも告げずにおくことを決意。痛みを和らげるためにモルヒネを投与され、それに雫が気が付いたと…。この間、神の雫の使途探しのルール上から、1週間掛かっていない事になります。前から何度も言っているとおり、伏線は計画的に張って欲しいものです。じゃなきゃ、取って付けただけで、感情移入のしようもありません。本来、秋絵自身が癌に気が付く話は、第十一の使途編の前にやっておかないと、時間の経過に無理があるんです。「神の雫」は章完結で、章をまたいでの人物の成長も、話題の進展もありませんでしたので、第十二の使途で一気に風呂敷を広げる展開には無理がありすぎなんです。もう「神の雫」ワールドは、第十二の使途へ来て、カオスの塊。主成分が「作者の脳内妄想」であり、それを構成することなく羅列しているので、時系列から、思考ロジックまで、歪みっぱなし。さらにその上から、「高級感」という雰囲気を過剰にトッピングしているので、正体不明な世界観です。例えるなら、松岡修造のCM。トイレの「臭いにおい」に「あまい香り」を加えたような作風となってしまった訳です。芥子の花の香りに関しては、先週ツッコミいれてますので、今週は無しです。ただ、このまま行くと、「神の雫」の話のすべてが、豊多香が今際の際に見た、脳内妄想だったという事にできそうな予感が…。いや、それどころか、豊多香は死んでなくて、アヘン中毒で…(略当然、まだまだ、第十二の使途編は続きます。第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側古酒 フランス・ボルドー産。雫は以前のエピソードからボルドーでも「歴史ある畑」。遠峰側ボルドーを集中して飲む。前回はシャンパーニュとブルゴーニュ。次号は12月12日発売です。今週登場したワインは。● ブルゴーニュ・アリゴテ ドメーヌ・ルロワ
2013年12月05日
吉岡の残したブルゴーニュと、藤枝が出したボルドーを比較する雫。第十二の使徒編 第21話あらまぁ、ブルゴーニュじゃないんだ。てっきり、作者の大好きなブルゴーニュで使途を締めくくると思ったのですけどね。今回の勝負、すでに勝ちが決まっている雫がボルドーと言い切ったからには、間違いなくボルドーなのでしょう。毎度毎度のことですが、そこ(使途の決め手)へもって行くロジックは、かなり乱暴かつ独りよがりではありますが、まぁ、今回の場合、言わんとするニュアンスは理解できます。古酒に於いて、ブルゴーニュとボルドーの違いとでもいうのでしょうか… 雰囲気は伝わって来ました。ただ、ブルゴーニュといっても広大ですし、ボルドーも然り。ここまで大雑把に、ザクッと言ってのけるだけの根拠とはなりえませんけどね。【親しい人との酒の席での個人的見解】程度の説得力はあります。神の雫で、それを言ってしまったら、根底から話が成立しえないことになってしまいますので、それは「敢えて」良しとしましょう。つまるところ、神の雫ネタは【親しい人との酒の席での個人的見解】レベルって事です。(笑で、吉岡氏と秋絵は平凡にすれ違い。(どう考えても先週号ラストですれ違わせて、今週で時系列を遡って吉岡氏の決意を伝えたほうが感動的じゃないでしょうかねえ… まぁいいや:爆)これで一件落着としてしまうのか?いや、しちゃいかんでしょ。ふつう。今週号終わりで、雫は秋絵のガンに気が付きますが… 秋絵がガンと判ったら、吉岡氏も黙っちゃいないですよ。要素としては、(結果として)かなり複雑な伏線を張っているわけですが…はたして作者はどこまで消化するおつもりなのか…あと、雫は秋絵が使用しているガンの痛みを抑えるためのモルヒネから、その主成分である芥子の香りを嗅ぎ取ったという設定の様ですが、モルヒネから芥子の匂いはしないでしょ。それも花の匂いって、どこまで病気を美化したら気が済むんでしょ、このお方は。(苦笑芥子の匂いと言うと、源氏物語「葵上」やギリシャ神話を思い出しますが、たぶん、そこまでの借景は考慮されていないでしょうね。それより気になるのは、雫が何故、モルヒネを抽出できる種類の芥子の花の香りを知っていたのか… 豊多香が栽培していた!? それしかない。(笑第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側古酒 フランス・ボルドー産。雫は以前のエピソードからボルドーでも「歴史ある畑」。遠峰側ボルドーを集中して飲む。前回はシャンパーニュとブルゴーニュ。次号は12月5日発売です。今週登場したワインは。● ロマネ・サン・ヴィヴァン ブシャール・ペール・エ・フィス● シャトー・レオヴィル・ポワフェレ
2013年11月28日
雫は吉岡と秋絵の再開を果たすべくモノポールへ。第十二の使徒編 第20話70年のロマネ・サンヴィヴァンを持ち込み即抜栓。客を放っておいて、常連客とコルク抜き方自慢大会。さらに放置で、枯れたワインの人生講義。まあ、現実ではありえない「神の雫」ご都合主義ワールドは、相変わらずフルスロットルな訳ですが。ありがちなネタとは言え、話全体は、小ぢんまりとまとまりのあるお話で、悪くない。久々に、ワイン漫画らしい、情緒感ある展開かと。雫が「シェルブールの雨傘」を何歳で見て、あの感想を持ったのか、ツッコミどころは満載ですよ。(笑そして、次回この続きが描かれ、2人は再開を果たすのか… たとえ描かれ、再開するにしても。私個人としては、今回最後のコマで、2人を「雨傘」で視界を遮らせ、すれ違わせてしまうべきだと感じました。一旦、そうしておいたほうが、今回のお話の完成度は上がるのではないでしょうか。本家「シェルブールの雨傘」はすれ違うことなく、しっかり会話しますけどね。(笑第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側古酒 フランス産。雫はボルドー・ブルゴーニュの「歴史ある畑」に絞る。今回はブルゴーニュを飲む。遠峰側ボルドーを集中して飲む。前回はシャンパーニュとブルゴーニュ。想定されていた事とは言え、いよいよ、「ブルゴーニュ」ワインの出現率が上がってきました。そしてこれも当然(?)、「古酒」ですから、流通していないワインばかりになってきました。次号は11月28日発売です。今週登場したワインは。2013年11月21日現在楽天での取り扱いはありません。● ロマネ・サン・ヴィヴァン ブシャール・ペール・エ・フィス
2013年11月21日
遠峰は香花の記憶を取り戻すためにワインを共にする。第十二の使徒編 第19話なにやら、たいへん美しい、病気のようですね。「神の雫」ワールドにおける、アルツハイマーという奴は。根底がめちゃくちゃなので、何一つ感情移入できません。(苦笑病気の描写も夢物語で。ワインの効能も夢のようなお話。さらには、紹介されたワインまで、ほとんど流通していない…。一体作者は何がやりたいのやら…ほぼ、作者の自己満足だけで成立しているこのお話ですが、今回は象徴的にダメを集めたような展開です。作者のマ○ター○ー○ョン(楽天では使えない用語のらしい)を見せつけられただけ。不快感だけが余韻として残りました。これを支持する人がいるのかな…第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側古酒 フランス産。雫はボルドー・ブルゴーニュの「歴史ある畑」に絞る。前回はシャンパーニュを飲む。遠峰側ボルドーを集中して飲む。今回はシャンパーニュとブルゴーニュ。次号は11月21日発売です。今週登場したワインは。2013年11月14日現在両方のワインとも楽天での取り扱いは無いようです。● ドゥラモット・ブリュット・コレクション● シャンベルタン・クロ・ド・ベズ プレ・ペール・エ・フィス
2013年11月14日
吉岡を秋絵と会わせることに承諾した雫は、セーラと二人きりでシャンパーニュを飲む。遠峰は香花と共に「白秋」の詩集に耽る。第十二の使徒編 第18話たぶん、雫とセーラとの関係は、これ以上深まることはありません。なんだ、ガッカリ。ですよね。(笑初期設定からあった、雫・セーラの仲は、ここに来て一気に…読者の誰しもがそれは期待するところでしょう。青年誌なんですから、思い切りガツンと行っちゃえば良いものを。少年誌のセオリーを引きずる作者は、主人公にはスキャンダルを用意しない。というか、そ~ゆ~複雑な人間関係は描けないんじゃないかな、この作者。(爆その場限りのエピソードしか「神の雫」には存在しないですからね。一章完結なんです。あとは、意味深な言葉で期待させるだけさせておいて、後々その伏線を活かすことが出来ていない。だから、人物関係は、デフォルトのまま。基本的に、何も進展していないんですよね。カツオの家出とか、タラちゃんの反抗期みたいなもんです。セーラとの関係は、もっと早い時点でこの辺りまで持ってきておいて…そこへ、ローランやらみやびを絡めないとねエ… みなさんそう思いませんか?いまさら、セーラ絡めて来たって、今最後の使途でしょ?同様に、この使途編に入ってから、やたら思わせぶりにネタをバラマキ始めた作者ですが…これ、全部、回収するの無理でしょ。(苦笑なんつ~か、終わりが見えたから、必死の延命処置って事でしょうか。それなら良い手があります!最後の「神の雫」は、一生かかって探せ… って豊多香の遺書に書いておけば良いんですよ。(爆第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側古酒 フランス産。雫はボルドー・ブルゴーニュの「歴史ある畑」に絞る。今回はシャンパーニュを飲む。遠峰側ボルドーを集中して飲む。次号は11月14日発売です。今週登場したワインは。(紹介されたロイヤル・ミレジムの後継がミレネールなのでしょうか?…)● シャンパーニュ・ブリュット・ロイヤル・ミレジム シャルル・エドシック
2013年11月07日
秋絵の元夫吉岡から、彼女に会わせて欲しいと迫られる雫。第十二の使徒編 第17話さすが、もうブルゴーニュの古酒への作者の思いがヒシヒシと伝わってきます。どれだけワインというモノが人生にとって大切な存在なのか、熱く語ってくれています。その思いは、充分伝わって来ますし、「神の雫ワールド」に於いては、なるほどと思わせられます。が、しかし。これって、ブルゴーニュじゃなくても。もちろん、ワインじゃなくても。どんな道でも、その道を極めようと「志す人」は、同じニュアンスの事言われますね。特に、「人と人とを近づけ、繋ぐ」「ワインを通じた出会いに意味のないものはない」「ワインが答えをもたらしてくれる」みたいな考えは。そこで作者は、「金持ち」は…(お前ら庶民には判らんだろうが…)と、限定してくる訳ですが、別に「金持ち」全員がワイン大好きって事は、絶対にあり得ませんよ。そりゃ、作者がワイン好きで、そんな場所に入り浸っていれば、そこに現れる「金持ち」は100%ワイン好きでしょうけどね。だからと言って、金持ちのすべてが最終的にワインを求めるみたいな結論は…あまりに狭いなぁ(苦笑はっきり申し上げて、こういう論旨の展開が、ワイン好きが嫌われる一因だと私は思いますけどね。いや、ワインの世界が恐ろしく深いことは認めますし。私自身、ワイン好きなんで、そこらへんも踏まえた上でのお話ですよ。ワインに対する情熱… ?と言うより、「心酔」は痛いほど伝わっています。そして、話の流れを末期ガンに苦しむ秋絵の人生観=ブルゴーニュの古酒と結びつける辺り。今回のお話はその一点で、ワイン漫画としてはOKです。あと~、皆さん、当然お気づきでしょうが、今回の使途勝負、雫の勝ちですよ。使途が実は13本でした~ なんて言う様な。「掟破りの大波乱」を起こさない限り、5勝6敗の雫は、今回勝たないと最後の「神の雫」勝負に参加できなくなります。まぁ、作者は過去に、何度か「掟破りのルール変更」をやらかしていますので。今回も、やりかねませんけどね。(苦笑第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側古酒 フランス産。雫はボルドー・ブルゴーニュの「歴史ある畑」に絞る。今回もブルゴーニュ(ヴォーヌ・ロマネ)を飲む。遠峰側ボルドーを集中して飲む。次号10月31日発売号は休載です。掲載は、11月7日発売号… かな?今週登場したワインは。● ヴォーヌ・ロマネ・1er・レ・ショーム ルモワスネ・ペール・エ・フィス
2013年10月24日
秋絵の元夫から、彼女の行方を尋ねられる雫。第十二の使徒編 第16話本筋ストーリーの進展は、単純。雫が秋絵の知り合いだと気付いた元旦那から、彼女の行方を聞かれた… って事だけです。しかし、第十二の使途探しは、いよいよ雫側の本命にたどり着いたのではないかという予感…と言うのも、作者が最も愛する「超一流ブランド」、ブルゴーニュが登場したから。(笑それも、秋絵を絡めての登場となると、雫たちの本命はブルゴーニュで決まりと…。で、ブルゴーニュになった途端、情報量が多い多い。もう、作者の「ブルが好きだ!」という絶叫が、ページからあふれ出ています。(笑他の国のワインですと、ワイナリーにフランスの名門が絡まない限り、その成立ちや、格に触れられることは、まずあり得ません。心象風景が第一義の漫画ですので、それはそれで当然なお話なのかもしれませんけどね。それが、ブルゴーニュのワインを扱った途端に、ふつ~のワイン漫画っぽく、誰が誰の息子で… 誰が畑を所有していて… 名門醸造所だから… なんて説明が満載になります。ワインなんて、それほど…ど~でも良いわ という読者は、何で突然ワイン造りに血筋の話が? となり、今まで信じてきた心象風景第一の世界との違和感を感じられるのではないでしょうか。逆に、ワインが好き という読者は、童話のような夢物語の中で、今さらの超現実的情報に違和感を…(笑そして、リアルに油断していると…「飲んでみてください あなたのイメージを聞きたい」 というセリフで、撲殺される訳ですね。(苦笑イメージを聞くためにワインを飲む…ワインの感想ではなく、その人が思い浮かべたイメージが聞きたい…雫(作者)は教祖様か!?ここで、おまえ(雫)は、ワイン占いでも始めるのか!?最後に…「…店に持っていく間に 古酒は澱が上がってしまいますから」あぁ、作者の中では、ブルゴーニュの古酒は揺らすと澱が上がるんですね。イタリア古酒は買ったその日に飲んでたじゃないですか!?(笑作者がワイン以外の酒を「軽蔑」しているように、ワインの中でも、ワインとして扱う必要性があるのは、ごく一部のブランドだけ。他は、名ばかりのワインなんだから、雑に扱っちゃえばいい と考えているのを感じさせる一文でした。第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側古酒 フランス産。雫はボルドー・ブルゴーニュの「歴史ある畑」に絞る。今回はブルゴーニュを飲むj遠峰側ボルドーを集中して飲む。次号は10月24日発売です。今週登場したワインは。(ロベール・アルヌーはアルヌール・ラショーも含めました)● ヴォーヌ・ロマネ・1er・レ・ショーム ドメーヌ・ロベール・アルヌー● モンラッシェ・マルキ・ド・ラギッシュ ジョセフ・ドルーアン● モンラッシェ DRC
2013年10月17日
雫はセーラと共に、彼女の知り合いである古酒コレクターである男性を尋ねる。その男性は、秋絵の元夫だった。第十二の使徒編 第15話そういえば、セーラと遠峰の関係を雫はまだ知らないんですね。こんな、いいネタここまで引っ張って、この後どう使うっていうんでしょ。(苦笑今回、長らく放置されていたセーラを引っ張り出し、癌で死を覚悟した秋絵の元旦那まで登場。最後の使途に差し掛かって、怒涛の展開。ホント、ここに来て、作者はやる気満々な訳です。(笑もう少し、早く、計画的に伏線として配置しておけば、さぞかし面白い展開だったでしょうね。まだまだ、放置されたままの伏線も沢山ある訳で…それらも含めて、ある程度まで回収を考えると… 先は長いですよ。(笑今までの使途でしたら、15話目ともなれば、そろそろ大詰めの頃合いなのですが、今回はまだ事件が次々と勃発しているような段階。長くなりそうですね。と言うか、使途編やってる場合じゃ無くなってますよ。(笑これで、すでに伏線の張ってある、ロベールの病状悪化とすれば、第十二の使途編は延期に出来ます。第十二の使徒、今回までのまとめ。(先号のまま)雫側古酒 フランス産。雫はボルドー・ブルゴーニュの「歴史ある畑」に絞る。遠峰側今回もさらにボルドーを飲む。次号は10月17日発売です。今週登場したワインは。● バロン・ド・ロスチャイルド・ロゼ
2013年10月10日
遠峰は香花の失われた記憶の代わりになるワインを探すことを約束する。第十二の使徒編 第14話なんとも… まぁ… ご都合のよい。理路整然と、自覚症状をもって、おボケになられるんですね…。表面だけ綺麗に取り繕っている… というより、この作者の今の力量では描き切れないのでしょうね。そこは、ワイン漫画なんですから。若年性アルツハイマーなどとせずに、原因不明とでもしておけば良いものを…アルツハイマーなんてメジャーな病気を安易に用いるから、全部が嘘っぽくなる。お蔭で、ワインまでが嘘くさくなってしまうのです。分かってますよ、今のお題は、「個人的思い入れのある古酒」ってことで、この展開だという事も。私が言いたいのは、それならそれで、きちんと、丁寧に、ストーリーを練って欲しいって事だけなんです。まぁ、今の作者は「ストーリー」なんてものはどうでもよく、自分の飲んだワインを詩的に表現して酔いしれる事に一生懸命ですから…。これは、「神の雫」連載開始後、割と早い時期に感じたことなのですが。作者はワインの味わいに酔っているのでは無く、ワインを飲む自分の姿に酔っているのだろうな… って事。その色はどんどん濃厚になっている感じがします。とりあえず、今回はこんなところで… 失礼します。第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側(先号のまま)古酒 フランス産。雫はボルドー・ブルゴーニュの「歴史ある畑」に絞る。遠峰側今回もさらにボルドーを飲む。(ただし白で古酒ではない)次号は10月10日発売です。今週登場したワインは。● シャトー・スミス・オー・ラフィット・ブラン
2013年10月03日
遠峰自らが仕組んだテイスティングによって、彼は香花の病気を知ることになる。第十二の使徒編 第13話タイトルに「謎解き」とあるとおり、作者は推理仕立てで遠峰に探偵役をやらせ。香花の記憶障害を「鮮やかに」見抜くことで、読者を感心させたかった。…という事ですね。本筋以外の要素をふんだんに取り入れる本気度を見せ…さらに、作者のもっとも評価を得ている分野である、推理で… と、かなり期待したのですが… ふたを開けてみれば、こんなレベルのお話です。(爆推理小説のトリックみたいな扱いで記憶障害を使って。ワインのヴィンテージでそれを暴く。とてもお洒落でスマートな探偵ぶりに、作者はさぞかしご満悦な事でしょう。しかし、そのロジックは余りに稚拙すぎて、子供だましにすらなっていません。記憶障害に関して、その症状のある方に、すこしでも関わったことのある人なら、絶対こんな描き方にはならないし、遠峰の推論レベルで通じる世界ではありません。まず、きちんと記憶障害のこと調べてから描きなさい!!!さらに、推理物として、提示されている要素が、先週と全く変わっていない。せいぜい、同質の状況証拠が増えた程度で、探偵がカッコよく自らの推理を語ったところで、ストーリー的には何の面白みも無く、自画自賛だけが目立ちます。少年漫画のヒーロー探偵の次元でも通用しないレベルでしょう。他人の企画するワインテイスティングには批判的な割に、自ら描くテイスティングに対しては絶賛モード全開で、ストーリーや推理の骨格の杜撰さには気づいてもおられないご様子。ストーリーはまるでダメでも、絵が綺麗だから… と思っていたのも、今回のお話では、セリフやコマ割りのせいで、絵から伝わる繊細な雰囲気すらそぎ落とされてしまった感じがします。この先、この話に何を期待すれば救われるのでしょうね…。まったく、「悲しき謎解き」って悲しいのは、こんなお話に金払わされる読者ですよ。第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側(先号のまま)古酒 フランス産。雫はボルドー・ブルゴーニュの「歴史ある畑」に絞る。遠峰側今回もボルドーを飲む。次号は10月3日発売です。今週登場したワインは。● シャトー・ラトゥール
2013年09月26日
旧知の女性に会うため京都を訪れる遠峰と付き添う西園寺。香花と再会するも、会話がかみ合わない2人だった。第十二の使徒編 第12話作者、気合が入ってきてます… たぶん。(笑雫たちには秋絵の「ガン」問題を…遠峰達には香花の… 「記憶障害」問題。当然、遠峰の話も長くなりそうで、第十二の使途編は確実に半年以上かかる事確実です。両方にトラブルを持ち込むパターンは、今までもよくあった展開ですが。今回は、両方とも解決の方法が無い問題です。今までのように、「ワインを飲んだら悩みはすべて解決!」「ワイン好きはみんないい人ばかり!」っていうような、安易な設定ではありません。これを、第十二の使途の本筋と上手く絡められるか…作者の腕の見せ所なわけです…が、サッパリ判らん!(爆今回のお話、西園寺の説明的独り言で少しばかり救われていますが。遠峰は何に違和感を感じているのか… 感じてないのか?会話がかみ合っているのか… いないのか?何か表現が中途半端。 わざと隠そうという狙いなのか…みなさん、今回の話、一発で理解できましたか?私の頭が悪いのか…(爆個人的に…「神の雫」を読んでいると、私自身の感性が鈍ったなぁ… とか読解力無いんじゃないか… とか日々、そんな感覚に襲われます。まぁ、半分以上は、その感覚もアタリなんでしょうけど。ドラマとか映画見ている分には、先読みも、分析も、やられたっていう遅れた理解、などなどあって。思い上がった言い方をすれば、作り手の狙いを感じながら楽しめる感覚があるんですよね。ところが、「神の雫」は、全くダメなんです。先読みすれば、深読みしすぎ… 実は見たままが正解。分析すれば、途中から作者の都合よく基本設定まで捻じ曲げられる。やられた! とか、上手い作り方だなぁ! とかその手の感動は近年皆無。ここまで、レビューをやってきて、今さらなんですが、感性が全く合っていないのかもしれません。(笑今回のお話は、流れ的には遠峰側にもトラブル発生… ってな位置づけな訳ですが。な~んか、結局作者が飲んだワイン自慢+感想の押し売りで終わっちゃってる感じです。話の流れの中で、今回のブラネール・デュクリュが果たす役割とか。作者の感想(心象風景)を支えるブラネール・デュクリュの背景とか。そんなモノは微塵もなく、都合よく飲んだワインを、無理やり飾り立てて陳列してるだけ。というのが、私の印象。さあ、秋絵問題、香花問題、どう捌くのか。気合が入ってきた作者の、お手並み拝見としましょう。余談ですが、コンテチーズの盛り方…3人でワインを飲むのに、あの量…何が置いてあるのか、2度見してしまいました。(笑第十二の使徒、今回までのまとめ。雫側(先号のまま)古酒 フランス産。雫はボルドー・ブルゴーニュの「歴史ある畑」に絞る。遠峰側今回はボルドーを飲む。次号は9月26日発売です。今週登場したワインは。● シャトー・ブラネール・デュクリュ
2013年09月19日
雫は第十二の使徒をボルドー・ブルゴーニュに絞る。秋絵は自らの癌を藤枝には告げない決意を固める。第十二の使徒編 第11話ローヌが可哀想・・・ たった1本飲んだだけで、軽く切られてしまいました。シャトーヌフ・デュ・パプの立場も無い・・・ワインの歴史という観点から見れば、シャトーヌフ・デュ・パプはボルドーやブルゴーニュだって引けをとらない名門の地域。 古くからワイン作りが盛んだった場所です。作者が飲んだから、一応ご報告って言うんじゃなくて、もう少し何か語っても良いような気がします。このブログを読んで下さっている方の多くはご存知でしょうが、AOCの原型はシャトーヌフ・デュ・パプというブランドを守るために作られた訳ですし。そのAOCで、18種類もの葡萄品種の使用を許されているのも、シャトーヌフ・デュ・パプのみ。1本飲んだところで、シャトーヌフ・デュ・パプほどワイナリーによって味わいが異なる地域も珍しい訳で・・・それを、「人間っぽいワインだ」の一言で、あとはもう、ボルドー絶賛口調ですからね。(苦笑今回の使徒編も長くなりそうですね。(笑まだ、目的地が定まらず、やっと、作者の大好きな... ボルドー、ブルゴーニュという超一流ブランドへたどり着いた所です。過去の使徒を見ますと、ブルゴーニュ3回、ボルドー2回。数字的にはボルドーが来そうですが、記述を読む限り、コロコロ表情を変えるそれは、ボルドーというより、ブルゴーニュっぽいです。ライオンが出てくるので、シャンベルタンあたりに落とすのが妥当かと・・・(笑そうそう、今調べたら、アルマン・ルソーのシャンベルタンは、雫、まだ飲んでいません。あ、超有名ブランドは、遠峰が飲んで無いはず無いですから、違うかな。(爆第十二の使徒、今回のまとめ。古酒 フランス産。雫はボルドー・ブルゴーニュの「歴史ある畑」に絞る。次号は9月19日発売です。今週登場したワインは。● シャトーヌフ・デュ・パプ ピエール・アンドレ● シャトー・モンローズ
2013年09月12日
イタリア古酒を吟味し、第十二の使徒はイタリア産ではないと結論づける雫たち。秋絵は末期膵臓癌と診断される。第十二の使徒編 第11話使徒当てクイズ、締め切りをすっかり忘れていました!(爆少々、仕事が忙しいモノで、すみません!とはいえ、現状では全く当てる自信ありません。作者の嗜好からフランスワインに違いないとは思いますが。と言うことで、いつも通りの決戦の前週までに銘柄だしとなりそうです・・・締め切りまでに、もう少し追加ヒントが出ると思ったんですけどね・・・雫たちが動かないのも、イタリアワインから始めたのも、どうやら延命処置のようです。さて、今週は・・・。なんとなく、ワイン漫画っぽく、色々と語ってくれています。けれど、なんとなくズレている。って感じるのは私だけでしょうか?(苦笑ブルネッロは・・・苔生した森・・・でもそこには誘うような女性の 妖艶な微笑みがあるなんで、苔とかワイン表現しているのに、その後に誘うような女性の微笑みが来るのだ?(爆なにやらごちゃ混ぜ状態で、変換が上手く行かない私の脳内では、妖艶な女性の肌が緑色になってしまった。妖艶な緑色の肌を持つ女性の体臭は苔っぽかった訳です・・・第十二の使徒、今回のまとめ。古酒 フランス産が濃厚雫たちはフランスワインに路線変更次号は9月12日発売です。今週登場したワインは。● ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ ポッジョ・アッレ・ムーラ● アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ ベルターニ● コート・ロティ・ラ・ムーリーヌ ギガル
2013年09月05日
イタリア古酒から試飲を始める雫たち。秋絵はガンの疑いで精密検査を迫られる。第十二の使徒編 第10話う~ん、あらすじ以外書くことが無い・・・いやいや、ちょっと頑張らないと・・・秋絵のガンは、第十二の使徒とどう関係するのでしょう。だいたい、その場で突発的に起きた災難を解決すると、それが使徒なんですよ。あ、皆さんご存知でしたか?(爆だから、たぶん、第十二の使徒は、フコイダンです。で、相変わらず、古酒を届いたその場で開けています。抜栓やテイスティングに際して、なんだか色々と小難しい理屈並べていますが・・・ 根底が間違っている上じゃ、何やっても無駄と言うモノです。そして、フランスワインは古酒が多すぎるし。なりゆきで、イタリアワインが第十二の使徒だったら、ラッキーだから・・・イタリアワイン飲んでりゃ良いんじゃねぇ?みたいなことを、藤枝が、しかつめらしく言っていますが、なんじゃそりゃ?って思いませんか?それが、使徒勝負の初期ならまだしも、最後の使徒でそのアリサマですよ。後に小難しい理屈こね回していますが・・・ 根底がそれじゃ・・・ 説得力無いです。医者と秋絵の会話も、かなりいってます。(触診と腹部エコーの結果)どうもよくないものが 消化器系にできている可能性がありますよくないものって・・・それはわかりませんって、どこになにがおきてるの?精密検査の前に、まずは、普通に血液検査とレントゲンはやろうよ。お願いだから!もう、第十二の使徒は、ガスター10で決まり!第十二の使徒、今回のまとめ。古酒(イタリアかフランス産が濃厚)雫たちは対象本数の少ないイタリアワインから絞っていく方針次号は9月5日発売です。今週登場したワインは。● バローロ・リゼルバ ボルゴーニョ● アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ ベルターニ● ボルゲリ・サッシカイア テヌータ・サン・グイド● ルーチェ ルーチェ・デッラ・ヴィーテ● パレオ・ロッソ レ・マッキオーレ
2013年08月29日
古酒における他人と自分のイメージの開きを探る遠峰。古酒として飲むことを前提に作られたワインに的を絞る雫たち。モノポールでは、秋絵が体調不良で吐血する。第十二の使徒編 第9話遠峰は、全く遠峰らしくない使徒探しをしています。基本設定では、もっとエキセントリックな奴だったはず。それが、他人と自分の感性の差を計る方向でワイン探しをしています。これが、成長というやつでしょうか。この、遠峰のワイン探し、個人的にはちょっと面白いと感じています。いや、面白いというと微妙に違うか・・・作者の作為が感じられて、良い感じです。各章完全完結ではなく、前からの流れも踏まえた上で、お話を進めてもらいたい。登場人物も初期設定のままではなく、成長している様を見せて欲しいと・・・長い間思っていまして、ここでも何度か書いてきました。行き当たりばったりの展開と、作者が最近飲んだ高級ワインの自慢、作者の業界での顔自慢に終始している神の雫。私が、全編を通した作者の意図を感じたのは、何年ぶりのことでしょう。と言うところで、話し的には興味をそそられない、遠峰の動向ですが。作品への取り組みが感じられた点において、○。この使徒編は、遠峰に注目していきたいですね。と言うのが前半で・・・後半は、なんだこりゃ?の世界に再び突入。まず、雫たち。毎回、早々に方針を決めて、何らかの行動を起こすのが常だったのが、今回は会社でグチャグチャ言ってるだけで、一向に動く気配がありません。これは、「使徒当てクイズの締め切りまでは、追加ヒントを出さないぞ」という作者の狙いです。詰まるところ、使徒当ては、あの文章だけでやれと。(笑まぁ、当てられる人はいるかも知れませんけど、大半の人はつまらない・・・作者の独りよがり企画に終わりそうですね。(苦笑そして、藤枝夫妻のお話。古酒を買って、届いたその場で飲んじゃうんですよ。これ、リアルに作者が飲むワインでやったら、絶対、運送されてきた直後のワインは飲むべきじゃないと蘊蓄たれるでしょう?。これが、神の雫と言う漫画の実態で、作者自信はご自分のリアル・ワインライフよりも遙かに軽い、いい加減な視点で物語を作っている事の証だと、私は感じてしまうんです。読者に提示する内容は、こんなモンでいいでしょ? っていう作者の奢りに満ちた心の声が聞こえてしまう。秋絵の吐血も行き当たりばったり。これじゃ、感情移入できないんですよ。その前に、使える・・・(無意識にでも)過去に巻いたネタがあるでしょうに。この作者、ほんと伏線の回収に関しては、素人以下。もっと話しの作り手として、自分の作る話しを楽しんで欲しいモノです。遊び心とか、工夫とかいうモノが、全く感じられないんですよね。以上。前半○、後半×で、トータル△。結局は盛り上がらない、神の雫が続きます。(苦笑第十二の使徒、今回のまとめ。古酒(古酒として飲むために作られたワインで、ニューワールドは完全除外)雫たちはバローロを飲む様子次号は8月29日発売です。今週登場したワインは。● シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン● シャトー・ムートン・ロートシルト● バローロ コルデロ・ディ・モンテツェモロ● シャトー・デュクリュ・ボーカイユ
2013年08月22日
遠峰と西園寺は、使徒探しのために古い旅館を訪れる。遠峰がその旅館の経営者に依頼したワインは「人生の一コマをイメージできるワイン」だった。第十二の使徒編 第8話内容は?ボルドーの古酒を2本飲みました。以上。今回登場の経営者、モチーフはもちろん、星野リゾートの星野佳路氏です。国産ワイン探しで登場した、「リゾナーレ八ヶ岳」の経営者ですね。実名登場ではありませんし、経歴など被っているようで・・・ ちょっと違う様子。顔は別人・・・ と言いながらも、誰がどう考えても、星野氏この中途半端な扱いはどうなの?星野氏を使うなら使う、許可が下りてないなら、もっともっと、ストーリーを昇華させるべきなんじゃないですかねェ。借景とか、オマージュとか、そんな域に達することもなく、なんとなく有名人のオーラをお借りしたような雰囲気の中で、話しがこじつけやすかったボルドーの古酒を2本飲みました・・・ というだけのお話にしか、私には見えないのですが・・・第十二の使徒、今回のまとめ。古酒確定。ボルドーの赤が「ますます」有力か?今週号は合併号ですので、来週はお休み!次号は8月22日発売ですよ。今週登場したワインは。● シャトー・モーカイユ● シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン
2013年08月08日
モノポールで第十二の使徒の相談をする雫・みやび・藤枝たち。そこへ現れたのは、20年来のコンビと喧嘩をした男だった。第十二の使徒編 第7話なるほど、8月30日の締め切りまで、猶予がある訳ですね。じゃぁ、私たちものんびりと、行きましょう。(笑とはいえ、次号は合併号ですので、あと3話しかありませんが。今回の使徒の記述が、未だかつて無いワイン表現ぽい内容だと思ったら。作者もそれを目指していたと・・・(笑ワインを飲んで見える心象風景が、どんどん研ぎ澄まされてきている・・・ なんて自負をお持ちだった作者も、やっぱり解ってたんですね。あれじゃ、誰一人正解にはたどり着けないって事。私は、かなり、安心しました。利益享受関係者から褒めちぎられ、すっかりご自分に酔い潰れているモノと思っていましたので。(爆それが解れば、私にも当てられるチャンスはあると・・・もう少し、真面目に記述も読み返してみましょうか。(笑とはいえ、本編の方は、相変わらず ペラペラ。登場するお二人のゲストキャラに、感情移入出来るスキを与えない、鉄壁のストーリー展開。その壁の高さは、巨人でも超えられないに違いないです。もう、ここまで来たら、絶賛するしかないでしょう。一流出版社である講談社の、人気漫画雑誌の、巻頭カラーでこれやっちゃうんですよ。誰がどう考えても、松任谷由実と都倉俊一を連想させるネーミング。店内に流れる、意味不明な歌詞。タイトルが「時には花売り娘のように」って、何をどうひねると、こーゆータイトルになるんだ!?(爆笑花売り娘=娼婦 って隠語そのものじゃないか。モノポールでは、BGMに昭和歌謡を流しているという衝撃とともに、その内容のすさまじさに、思わず店内のワインも二次発酵始めるでしょ。ギャグなのか、マジなのか、何をどうしたいのか、サッパリ解らないこのカオス。面白すぎる・・・第十二の使徒、今回のまとめ。古酒確定。ボルドーの赤が有力か?今週登場したワインは。● シャトー・シャス・スプリーン● ドゥラモット・ブリュット・ブラン・ド・ブラン ドゥラモット● シャトー・クロワゼ・バージュ
2013年08月01日
旧知のワインコレクターとワイン古酒を飲む遠峰。一方雫も「第十二の使徒」は古酒である事を確信する。第十二の使徒編 第6話第十二の使徒、今回のまとめ。古酒確定。産地、白、赤、泡などの要素は不確定先週と同じじゃないか!?って・・・そう、全く進展ありません。(笑これで次号、ホントに巻頭カラー使徒当てやれるんでしょうか?なんだか、思い切りツマラナイ使徒当てになりそうな予感がしてきました。元々この作者、推理モノはお得意のご様子ながらも、本格推理じゃないんですよね。トリック頼みの一発芸的なお話作りしかしていないんです。次号で読者に犯人当てさせておいて・・・ 正解の発表も、本編の中でとなれば・・・応募やら、集計やらで必要な期間を、この第十二の使徒編で引っ張る必要がありますよね。先に推理に必要な条項を晒してしまったら、毎度毎度ダラダラと行われてきた、なりゆきの展開が出来ない。かと言って、綿密な伏線に基づくプロットなんて、連載開始当初しか行わなかった作者にいまだら期待出来ません。何時にも増して、スカスカの話しで、延々引っ張られるのか・・・ う~ん、あまりに恐ろしい。補足今回登場したワイン・・・まず、PAアンドレに関しては、海外での流通を確認しました。レ・ヴェルジュレスが7,200円ほどのお値段。ただ、PAアンドレというドメーヌの現在に関しては、時間不足で探しきれませんでした。フェヴレは、現在でもメルキュレ・クロ・デュ・ロワの畑は所有しており、生産ラインナップにその名前を連ねていますが、日本では取り扱いが極めて少ないようです。今号登場したワインは全てフランス・ブルゴーニュ産です。フランスワイン第一主義の作者の事ですので、古酒となれば、当然フランス産それもブルで押してきそう(それ以外は興味が無い)と思うのですが。本章冒頭の、遠峰のナスカ行きの意味が、理解できないのですよね。今週登場したワインは。● ドン・ペリニヨン・エノテーク・プラチナ モエ・エ・シャンドン● サヴィニー・レ・ボーヌ・1er・レ・ヴェルジュレス PAアンドレ● メルキュレ・1er・クロ・デュ・ロワ ジョセフ・フェヴレ
2013年07月25日
会社に戻った雫は、ワイン事業部のメンバーと「第十二の使徒」の検討に入る。第十二の使徒編 第5話「第十二の使徒当てクイズ」に向けて・・・一気に様々な展開があるのかと多少の期待をしていたのだけど、案外いつも通り。(笑いつも通り、ワイン事業部の面々との間で交わされる会話は、予定調和へ向けての助走。お決まりの展開しか思い浮かばないのだろうか・・・この作者。(爆もう、これ、最後の使徒なんですよ!?記述が公開されたら、ダッシュで会社に戻って、みんなで相談!!学習能力というか・・・ 経験値というか・・・ 雫には、そう言った類の設定はされていないのだろうか。記述の内容を聞いて、社に戻る前に、アクションを起こしたいという衝動すら感じない主人公・・・最後の使徒編で、こんな有様です。方や、遠峰は使徒の記述が明かされる前から、ナスカへ使徒探しに行っているのに。なんて書くと、これが作者の仕組んだ伏線か?と思われる方がいらっしゃるかも知れません。たぶん、それは気にしなくて大丈夫です。中盤の戦いならともかく、最後の1本で主人公の取り組み姿勢を指摘しても、改善する余地がありませんので。(笑第十二の使徒、今回のまとめ。おそらく、古酒。イタリア産かどうかは、まだ不確定要素が多い。そんなところでしょうか。今週登場したワインは。● サッシカイア テヌータ・サン・グイド● バローロ コルデロ・ディ・モンテツェモロ
2013年07月18日
クリスを待つことなく読み上げられる「第十二の使徒」を表す記述。早々に立ち去るロベールの残したワインで乾杯をする雫と遠峰。第十二の使徒編 第4話私は歩いている苔生した暗い森を抜けると太陽の照りつける丘が開けただが その丘はまた霧に覆われ私は歩むべき道を失う私はまた歩いているそこは静謐な寺院歴史を刻みつけた長い廊下は光が差してはとだえどこに続いているのかも定かではない・・・私はふいに檻に閉ざされたしかしその檻は人を閉じ込め苦しめるための檻ではないむしろその後に待つ喜びをより深くするための神の仕掛けた余興なのである私はしなやかな雌ライオンに出会う鳶色の目でじっと私を見つめている私に恋をしているのだろうか?その吸い込まれるような瞳歩み寄ろうとすると背を波立たせながら逃げ去ってしまう私はまたひとりそして歩き出す私は歩いている色とりどりの果物や花や麦わら帽子そして絹の織物や笑顔あふれかえるそれらは昼下がりの市場だ私はそれら全てを味わいながらゆっくりと時の流れを楽しむゆっくりと気まぐれに食べ気まぐれに言葉を交わしそしてくつろぐ私は泳いでいる深い底の見えない透明な泉を果てしなく続くグランブルーの彼方に私はゆっくりと滑り落ちてゆくこれは温もりなのかそれとも優しい絶望なのか絶望だとするならもう決して戻ることはできないだろう―私はピクニックに出かける誰と?決まっている幼い頃の私とだ年老いた私を幼い頃の私が不思議そうに見つめているそして自由に駈けまわる幼い私を年老いた私が見守るように見つめているどちらも同じ私一本のワイン私はパイプをくゆらせながら遠い海を見つめている日はとうに沈み夕闇が視界を閉じ始めている私はいつの間にか眠りに落ちていた若き日の私は血気盛んに海の嵐を乗り越えてきた歳を重ね大地を踏み固めるように前に進んで時には壁を登り坂を下り泣き 笑い 怒り 喜んだ黄昏を迎えた私は歩いてきた道を振り返るがそこには何も見えずただ足跡だけが続いていた決して戻ることのできない私ひとりの足跡―ふと目を覚ます入れたばかりの紅茶はまだ温もりを残していた60年の歳月は一瞬の夢に過ぎなかったこのワインはまどろみが連れてきてくれた長く短い夢であるこのワインは永遠でありそして一瞬である・・・・・・急告!35号にて「第十二の使徒」当てクイズ開催!今号は熟読の上、保管下さい!「第十二の使徒」当てクイズ、商品の中身と応募の詳細は35号で公開!暫しお待ち下さい!あ~、この手で来ましたか。(笑巻末掲載がすっかり定着して、ストーリーをじっくり練り直して、再度人気を取り戻すなんて、遠大な作業は面倒だ手っ取り早く、作者お得意の謎解きで、「読者挑戦!」で、一時しのぎの人気獲得・・・ って感じですね。まぁ、今さらストーリー練り直しても、ろくな伏線張っていませんからね。(爆力量のあるストーリーテラーなら、無かった伏線を、あたかも最初から仕込んであったかのように、ストーリー全体を再構築する・・・ なんて離れ業をやってくれるのですが・・・そんな気力は、もう作者に残されていないのでしょうか。いや、他の作品はさておき、「神の雫」だけを読んでいる限り、ストーリーテラーとしてのレベルは極めて低いですからね。やっぱり、取って付けたように、「読者挑戦!」やるしか無い訳ですよ。(爆で、「読者挑戦!」をやる、最後の機会が「第十二の使徒」。 まさか、最後の一本、「神の雫」ではやれませんからね。それに、最初から何度も言ってきましたが、「神の雫」がワインである保証もありませんし・・・。で、「第十二の使徒」の記述が明らかになりました。「読者挑戦!」の伏線を張らないといけないため、今回の記述は色合いが今までとは違います。随所に、ワイン表現に用いられる単語と、それを連想させるイメージが散りばめられています。じゃ、ここまでで予想は可能か・・・たぶん、無理でしょう。だって、高級ワインなら、この手の表現に当てはまるもの、沢山ありますから。というか、これくらいの複雑さを兼ね備えていないと、高級ワインとは言えないですよね。おそらく、これから3週(33、34、35号)で、それなりのヒントが出されるでしょうから、予想はそれからのお話となりそうです。上の記述を打ち込んでいて、私の中で感じたのは、年代物のマデラっぽいなと思いましたが。たぶん作者は、最後の使徒にマデラは選ばないと思います。(苦笑まあ、何はともあれ、最後の使徒編を楽しみましょう。今週登場したワインは。● シャトー・ラフィット・ロートシルト
2013年07月11日
ナスカにいる遠峰、軽井沢から戻った雫は、第十二の使徒決戦へと呼び出される。第十二の使徒編 第3話仕事で知り合った女性とホテルの豪華スイートでワインを飲み交わす。ワインを一口味わった彼女は、こう叫んだ。「微笑んでいるようなワインね」それを聞いた男は言葉をつなぐ「そう- 5月の美しい庭園のようなワインです」「さっぱり分からない」別のワインを飲んだ男は「情熱的な女性のようなワインで さながら 長く美しい黒髪の女性との むせかえる 夜の逢瀬のような優美なエロスがあります」女性はうっとりと「ああ ほんとに そんなワインだわ」これは、おそらく・・・内海薫への餞別として用意した「ゲルマニウム」について、湯川学に熱く語らせたのと、ほぼ同じ効果を発揮している。・・・この後も、私の中では延々と、今シーズンの「ガリレオ」の失敗点と、「神の雫」が陥った失敗点の共通項を考察する時間があったのだが。この場はさらっと、問題提議だけで逃げてしまおう。(笑今週登場したワインは。● カルミン・デ・ペルモ・カルメネール コンチャイ・トロ● ボデガ・チャカナ・エステート・セレクション・レッド・ブレンド● シャトー・ラフィット・ロートシルト
2013年07月04日
豊多香の別荘で、雫は村越と共に食事とワインを楽しむ。第十二の使徒編 第2話使徒編開始としながらも、本題は中々始まりません。普通のお話なら、この辺りは使徒編本編のためのネタ仕込み、伏線の配慮に費やすべき期間なのでしょうが・・・よくもまぁ、毎度毎度、同じ事を繰り返せるモノで・・・(苦笑例によって、例のごとく、「これからすごい事が起きるよ~」「メッチャすごいよ~」「雫も遠峰も天才だよ~」「みんな知らないだろうけど、雫と遠峰は異母兄弟だよ~」というこれまで使徒編の前、後には必ず行われて来た、恒例の「おまじない」が滞りなく執り行われた訳です。で、結論を言っちゃいますと、この「おまじない」が、過去に一度たりも作者の狙う絶大な効力を発揮した試しはなく、単なるツナギとしての役割しか果たしていません。ま、思いつきで話しを垂れ流しているのでは、至極真っ当な結果でしょう。(笑最後の使徒編と、残すは「神の雫」だけなのですから、最後くらい引き締めていきましょうよ。「やっぱりなぁ~」で終わらないことを期待しています。今週登場したワインは。● シャトー・ベレール・ラグラーヴ
2013年06月27日
ナスカ上空機内でワインを飲む遠峰。豊多香の墓前にワインを供える雫。第十二の使徒編 第1話始まった様です・・・ 最後の使徒編。幕間話で1年くらいは引っ張るかと思ったのですが・・・ やはり人気が無いって事ですか。それとも、話しを作る気力が作者にないのか・・・。とはいえ、まだ使徒に関する記述が明かされた訳ではありません。遠峰はナスカ上空で女を口説くのに必死ですし。雫は豊多香の墓前で、村越さんからこれでもかと褒めちぎられ、ご満悦でワインを飲んでる状態。話しが始まった頃とは違い、伏線を全く張らないこの作者...最近は単発でしか、話しが構成できない体たらくぶり。ルパンのおばちゃんや、セーラはすでに捨て駒と化し。霧生弁護士と豊多香関係、ロベールの病気、クリスの登場などなど、全てが単発ギャグ(?)で終わって、一向にストーリーに絡まないまま。もうそれらには飽きてしまったか、今度はローランを担ぎ出して、「謎」っぽく演出しようとしたんですが・・・これまた、なんとも収集がつきそうもない予感。う~む、仄香、雫母の関係や、雫・遠峰関係まで、本当に描ききる「気」があるのか?怪しくなってきた・・・なんだか、適当に投げ出して終わるんじゃないか?(苦笑もう、楽しみはその一点になってきた感じです。今週登場したワインは。● シャトー・ムートン・ロートシルト● オーパス・ワン● アルマヴィーヴァ バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド● クロ・デ・ファ ディオニソス・ワインズ● シャトー・シュヴァル・ブラン
2013年06月20日
社内企画会議で国産ワインセット企画をプレゼンするワイン事業部。幕間話 国産ワイン編10え~! まだ続く!?オマケに、続いた内容がこれ!?グダグダの上に、なれ合いだけの、完全予定調和。(少年漫画のレベルが低いという訳ではありませんが)少年漫画だって、一つの山を越えるためには、もう少し工夫があったり、試練があったり、仲間の支援があったり・・・ とにかく、平穏にはいかないでしょ?それが、順番にワインを飲んで、全部褒めまくって、飲んだワインがストーリー上偶然にも必要な構成要素で・・・それに反対する人はいなくて、選んだワインは全部、全員が大絶賛!!もう、関係者だけでしょ?これ読んで面白いと思う人。今週登場したワインは。● アルガブランカ・ブリリャンテ 勝沼醸造● 高畠シャルドネ樽発酵ナイトハーベスト● シャトー・イヅツ 井筒ワイン ● 甲州・酵母の泡・キューヴ・クローズ・セック マンズワイン● ロリアン・勝沼甲州 白百合醸造● カベルネ・ベリーA・穂坂プレミアム 本坊酒造(マルス・ワイナリー)● 志太・ヤマ・ソーヴィニヨン 志太・中伊豆ワイナリー
2013年06月13日
島本役員の了承を得て、国産ワインセット企画を進めるワイン事業部。幕間話 国産ワイン編9あ~~やっぱり国産ワインを羅列しただけで終わりました。自分が酔える14,200円セットは内容の3本を決めましたが・・・「庶民にも手が届く・・・」と上から目線のありがたいご配慮で決めていただく、4,970円セットは・・・ 3本選択にも至らず・・・。結局、「庶民が飲むような安物ワインに割くページはない」いうご託宣を、作者から頂いた訳です。シビアに見れば上の内容となりますが、実際には・・・単なるワイン好きが、仲間だけの飲み会の余興で、ワインセットを作ってみました。 ・・・って感じ。酔いが回ってきたから、4,970円セットはグダグダのまま終わってしまいました。そんな感じの内容です。(笑勝沼醸造の「アルガブランカ・ブリリャンテ」は「ブリリヤンテ」ではなく「ブリリャンテ」が正解です。編集のチェック体制もグダグダの様です。私のサイトの方がもっとグダグダになってきましたが・・・(爆今週登場したワインは。楽天では取り扱いのない銘柄があります。● 八ヶ岳・ピノ・ノワール ドメ ーヌ・ミエ・イケノ● 登美・赤 サントリー登美の丘ワイナリー● シャトー・ブリヤン・キュヴェ・スペシャル サドヤ● シャトー・ブリヤン サドヤ● マリコ・ヴィンヤード・オムニス シャトー・メルシャン● アルガブランカ・ブリリャンテ 勝沼醸造● 高畠シャルドネ樽発酵ナイトハーベスト● シャトー・イヅツ 井筒ワイン ● 源作印・GKT・白 秩父ワイン● ロリアン・勝沼甲州 白百合醸造
2013年06月06日
塩尻のワインバー店長が薦める日本の三大シャトーを、軽井沢のレストランで試すワイン事業部。幕間話 国産ワイン編8日本の三大シャトー選び・・・ じゃありませんでしたね。単に、ワインバーの店長が薦める、美味しい国産カベルネ・ソーヴィニヨンを3本味わっただけです。(苦笑おまけに、その3本は、超有名+超レア。現地に出向く意味は全くありません。国産ワインシリーズで・・・かなり期待する部分はあったのですが、なんとも中身はスカスカ・・・(勇者ヨシヒコに出てくるスライムの方が中身は充実している)単なるワイン紹介としても、内容が希薄すぎる。(お店のPOPに書かれた情報の方が遙かに思いが込められている)まして、ストーリーなんて無いも同然。(お母さんが子供にねだられ即興で作ったお話の方が工夫されている)こんな内容なら、素直にワイン雑誌の「国産ワイン特集」を買った方が、何万倍も面白いではないですか?このまま、島本役員に結果を投げて終わり!?作者お得意の(毎回それでしか引っ張れない)、銘柄を隠している品もない。今回の取材旅行で登場しためぼしいワインは、どれも入手困難で、今更太陽ビールのワイン事業部が扱える商品では無いし、セット商品を組まれても・・・なんだかなぁ・・・発想・ネタ集め・ストーリー構成、どれをとってもプロらしさが感じられない。(汗絵だけが、異常に豪華で・・・もう、使徒シリーズ以外、「神の雫」の存在価値は無いと言い切って良いのでは?そんな事を思わせるレベルです。今週登場したワインは。シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード シリーズは限定品です。http://winesuki.jp/store/products/list.php?category_id=27上記でのみ購入可能ですが、当然売り切れです。● 登美・赤 サントリー登美の丘ワイナリー● シャトー・ブリヤン・キュヴェ・スペシャル サドヤ● マリコ・ヴィンヤード・オムニス シャトー・メルシャン
2013年05月30日
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