Tea Time with Mariel

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2009年07月26日
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土曜日、いま京都市美術館でやっている、


本当は、父の誕生日で、
どこか観光に行こうか的な話だったのですが、折りしも外は大雨。
たまたま、妹がふと、「そういえばルーヴル展やってたよなあ?」と思い出し、
そんなわけで父母と妹、私の4人でいくことに。

京都に来るのは知ってたけど、うっかりしてたらやっぱり、
あ、忘れてた、なんてことになりかねない私。
見たいと思っていたのでうれしくって。

まつりの時期の影響か、人が少なかった。
とはいえ、人はいるんだけど、身動きできないとか、
じっくり見られないとか、そういうのはありませんでした。
かなり近くにまで行ったり、ボケーっとしてみたり。

で、なんといっても、緻密な技巧。
ほんと、ただただすごいなーーー、って感動しちゃいます。
それよりも、複製画にはない、本物に込められた「何か」を感じ取れると思いました。
そういう感動で、ビリビリ一人波動が上っているのを感じました。

中には、こんな小さなカンバスに、筆でこんな細かく描けるもんなの!?
って代物もありますが。。。

色々印象に残る絵はありましたが、最初のほうにあった、

というか…人物画が好きなようで…。
(昔からめっきり背景とかきれいに描けない子でした)

とにかく圧倒されたのは、マリー・ド・メディシス。
なんぼほど真珠縫い付けた服着てるねん!!しかも一個一個がデカ!!
なーんて言うところにも目が行っちゃうのですが…、

今でいう、当時の支配階級の人たちが持つオーラみたいなのが
ぐわーって込められていて、かつ、ものすごく丁寧なんですよね。
(いや、勿論丁寧でなかったら命があったかどうか分からん時代な気もするけど)
丁寧なのに、ムダもないし、すごい技術だけど、技術以上のものがあって、
だからこの絵は歴史的なものを伝える点もあるにしろ、大切に伝えられるんだな、と。

他にも、見てるだけで泣きそうになるようなものとか、色々ありました。
小さい額の前にはたくさん人が集まっていたり。
(細かいところを見ようとするのは、日本人だけ???)

初めて見る景色なのに郷愁をかきたてるものとかあって…。
もう、目頭を押さえるので必死でした。
本当に、感動感激して泣きそうになったり、
余りの切なさに一瞬吐き気さえしそうなほどの絵とか。
(後者は迫害とか戦争とかそういう種類のでした。)

音声ガイドが+500円で中尾彬さんだそうですが借りないで見ました。
またもう一度行きたいなあ、と思いながら、
作品リストを見ながら結構思い出せるものもあるんですね。
でももう一度じっくり見たい、と思ってしまう。
本物に触れることって本当に大事だなと…。
スクリーン越し、ディスプレイ越しになれすぎるとよくないな、と。
絵が今にも動き出しそうに、生きているように思えたからすごいんだろうな…。

油彩を習いたくなってしまう、この単純さ。
多分、素早く緻密な作業にキレそうになるとおもいますがw

カルロ・ドルチの少年のような少女のような天使が受胎告知をし、
それを受けるマリアの裏表セットになったクリアファイルを買いました。

んー、ユダヤ人っぽい雰囲気の美しさのマリアさまです。
天使はどこかいわゆる天使っぽくない感じの天使、です。
人のように物質として存在する「生々しさ」が感じられるというか…。
その頃の人はそれを求めたのでしょう…。

にしても、この絵は本当は繋がっているようなものを描きたかったんだろう、
それとも、繋がっていたのに今はこの部分しか残ってないということだろうか?

とにもかくにも、どうしてこんなにこの天使に惹かれるのか、分からないけれど。
服の色の青さ、どこを見ているともなく伏せられた目。
胸の前で優しく交差された両手が示すサイン。
その面差しの温かさ。
それに加えて不釣合いにも見えそうなふくよかな指。

優しいトーンで、暗い中浮かび上がるこの天使。
服装もそこはかとなく豪華でありながら、いわゆる天使らしいものではなく、
どことなく人目に触れず、人として姿をやつした、という感じ。

受胎告知、といえば、大天使ガブリエル、なんだろうなあ…。
女性の姿として描かれることが多かった、という時代背景。
天使は中性といいますが。
すごく「女性」な雰囲気ではないのも、この絵が好きな理由?

いや、口元が今にも動き出しそうに生き生きしているし。
静と動の中間を取ったような雰囲気がたまらないのかも知れない。

語りかければ、聴こえる人にはお返事が聞こえるかもしれませんね~^^

それにしても、美術展であんなに感動したのは初めてでした。
また行こう、と、画策中です。





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最終更新日  2009年07月27日 12時22分59秒
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