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2022.01.20
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カテゴリ: 戯言
息子はホルカさんの死は地元のワクチン反対運動の責任だと主張。「誰が母を感化したのかは分かっている。母が実の家族よりも赤の他人を信じたことが悲しい」と語った。
「老いた親がYou Tubeを見るようになってから陰謀論者になってしまった」
という話題も幾つか目にしている。
はたして、老母がそのような考えに染まってしまったら、と自分の身に置き換えてみると、これはなかなかキツい。


同窓会で使っているSNSでは、

「みんな、目覚めてくれ、どうしてわからないんだ」

と、憤懣やるかたない調子で荒唐無稽な話を怪しげなソースへのリンクとともに投稿し続けている、M君という古い同級生がいる。
俗に言う「Qアノン」の人。
同級生たちは誰ひとりコメントを寄せず、ただ誕生日には儀礼的におめでとうだけを伝えている。


「何を信じるか」
「誰の言葉を信じるか」


先の記事に付けられた ブックマークのコメント を読むと、その愚かさを嘲笑うようなものも多い。
確かにこういう考えに染まってしまった人々の存在は、社会全体から見ると悩ましいものだとも思うのだけれど、私自身、自分の「正気」がとても脆いものだという自覚があるので、いつ「そちら側」に行ってしまわないとも限らない、という不安は常にある(駅でホームレスを見かける度に思う事でもある)。
今のところ、私も妻も子どもも、打てるワクチンは早目に打っておきたいと考えているし、子どもは子宮頸がんワクチンも済ませている(同級生の接種率は残念ながらかなり低いらしい)。


「目覚めてるM君」からすると、私は「騙されている目覚めてない人」で、互いに言葉には出さないが、相手の事を少しバカにしつつ、でも心配しているのだと思う。

彼と会って他愛もない昔話がしたいな、でも、たぶんもうそういう機会は無いかもな。
そう思うと、少しだけ寂しくなる。






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Last updated  2022.01.20 01:44:04
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