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そういえば、良くこの樹種だと何年持ちますか? という質問をされることがありますが、そう単純な話では無くて、返答に困ることが多いです。 このお宅は杉材に防腐加工をしたものにバーナーで焼いただけで、無塗装・ノーメンテナンスで8年経過しています。 さすがに8年経つと、良く見ると多少痛んでいるところはありますが、腐朽菌にやられていたのは、前回紹介した1本だけでした。 扉のところは、日当たりが良くて、扉枠以外の材はまだまだ健在でした。 前回の最後にお見せした、この写真は西面で写真の奥が北です。 環境的には、一見とてもいいのですが、黄信号がともっている部分を見ると、やはり北側は水の乾きが良くないことが分かります。 と言うわけで、前回の正解ですが、柱の足元を良く見てください。 手前の方は黒っぽいのですが、奥の方は白っぽくなっています。 この写真だと奥から3番目が良く分かるかと思います。 この柱を裏から撮るとこんな感じ。 黒い部分と白い部分が良く分かるかと思います。 一番奥の柱の裏はこんな感じ。 こっちの方が説明にはいい感じになっています。 白っぽいのは、腐朽菌の影響で、これが酷くなると腐ります。 とはいえ、まだ木が堅く、すぐにダメになるというレベルではありません。 写真だと少し分かり辛いですが、緑っぽい部分はコケやカビの生えているところで、ここはまだ腐朽菌にやられていない部分です。 北側なので地中の水が抜けにくく、今年のように雨が多いと、腐る可能性がありますが、ここは水不足で有名な県ですので、黄信号と言っても、まず放置しておいても5年やそこらでやられることは無いと思うのですけど・・・-----------------------------------------------------ウッドデッキの施工(香川県・愛媛県・高知県・徳島県・岡山県・兵庫県・大阪府)のご用命はウッドデッキネットへ
2014年11月19日
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昨日紹介した状態だと、大問題になるという程度でもなくて、このネタ失敗したかな? と半分思っていました。 いつもだと絶対にしない作業ですが、皿取りしていないハードウッドにビスの頭が沈むまで打ちこんでみることにします。 今度は思ったような結果がでました。 ほぼ全ての材で、3.1mmの下穴は大きく割れてしまいました。 一方4mmの下穴を空けているものは一枚も割れませんでした。 これが去年2か所の現場で問題になったことです。 いずれも皿錐は大工さんが持っていたもので、皿が9mm・ドリルが3mmのものを使っていました。 私が支給するときは、皿が10.5mm・ドリルが4mmのものを使います。 前者だと小口に近いところにビス止めをするとこんな風に大きな割れを生じます。 これを防止するには、もう一手間をかける必要があります。 私の感覚と逆発想になるのですが、皿錐で細く長めの下穴を空けて、床板には太く短い下穴を空けてやれば割れることはありません。 右の3枚をアップにしてみます。 左から ビリアン(ウリン) ・ セランガンバツ ・ イタウバ です。 これで最初に書いた、堅さに関してビリアンとセランガンバツの間に大きな溝があって、セランガンバツとイタウバにも溝があるというのが分かるかと思います。 ビリアンは、頭は完全に沈み込みません。 この状態で空回りをしてしまいます。 セランガンバツと、イタウバは完全に沈み込みますので、皿取りをしなくても施工自体は可能であることが分かります。 3.1mmの下穴径で割れなかったのは、イタウバのみ。 イタウバだけは、ソフトウッドに近い感覚で作業しても大丈夫なのです。-----------------------------------------------------ウッドデッキの施工のご用命はウッドデッキネットへ
2015年01月17日
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