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カレンダー
8日、私のインフルエンザの隔離も解禁となり、
先日ブログに書いた5頭、レスキューしてきました。
柴mixの「カイ」♂
少しお年は重ねてますが、まだまだ力も元気もたっぷりです。
四国犬mixの「徳」♂
徳さんは…去勢してありました。
大事に飼われてたのかな…と思いましたが、フィラリア陽性でした。
母犬の「雪」、ブチ子犬の「小雪」、茶子犬の「美雪」
やはり…雪は、沢山話したかったんです。
必死に追いかけながら、訴えかけて来てくれました。
雪…ありがとう…。
5頭をスタッフ二名の車に手分けして乗せたとき、
今日で…「今」のキャパは超えた…
もうしばらくは、譲渡に力を入れていかないと…
5頭助かったはずなのに、虚しさがこみあげてきました。
管理所に残してしまった仔に、ごめん…と心の中で頭を下げ、
明日、譲渡適性検査を受ける子達に、無事を祈りながら、
犬舎の出口に向かうけど…
1頭の大型犬が気になりはじめ…
どうしても犬舎から離れられませんでした。
先日管理所であった時には…
犬舎がいっぱいで、小さな移動ケージに入ってた仔…
あのときは、私の心の中に出てこなかった感情…
その感情は、この仔自身から私に伝えてくる物でした。
それが何なのかは…分かりません。
「あんね…もうダメやとよ…。
今の私にはもう力がないとよ…
今おる子達を守らんといかんとよ…
いっぱいいっぱいになっちゃったとよ…」
助けられないなら泣かない!この子達の前で泣かない!
それは、自分が決めてた現場でのルールでしたが…
守る事が出来なくなりました…
きょとんとした目で、愛らしい目で、不思議そうに
あの仔は見つめ返してきました。
「あたしは卑怯やね。なんにもしてあげれんのに…ごめんね…」
帰ろうとして、いったんは出口の扉に手をかけたのですが、
もう一度引返してこの仔の檻の前に立ちました。
そのときは、自分のとっさに出た行動に、
自分の事ながら、自身のとった行動の真意に気付けませんでしたが、
確認したかったんだと思います。
あの仔がまだ聞かせてくれてない本当の「声」を…
檻の前に立った瞬間、この仔は…
初めて自分らしい表情で「声」を出しました。
私に向かって、太い声で5回吠えました。
この仔は…人間の心を知る事も、訴えかける力も持っています。
私は…この仔を明日で終わらせたくないんです。
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