2017年11月27日
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カテゴリ: 宮崎中央犬管理所
ひまわりが亡くなって、もう6年になりました。

​​今日、11/27は、ひまわりの命日です。​​

ひまわりの事は、下記の記事に書きましたが、

検索で辿り着くのでしょうか、
この時の記事は、今でも多くの方が閲覧下さっています。



ひまわりがきっかけで、
​「ひまわりの家」(3/31閉鎖)が出来ました。​​




​「ひまわりの家」で満足してはいけない…​
​まだ終わってはいけない…​
次の道に進むべきか悩んでいたときに、
背中を押してくれたのもひまわりでした。



​裸一貫となり、ゼロからの再出発 「いのちのはうす保護家」

電気も水もない、この更地での2年間の経験は、
私にとって財産となりました。



​ひまわりが、命を懸けて守ろうとした「命」とは…?​
同じ母親として、自分に置き換えて考えようとしても、
どうしても答えが出てきませんでした。

嘘や綺麗事を書きたくなかったので、
当時出版した本の中でも、こう書き記しました。



​同じ母親としてふと考えさせられました。​
​「私は、他人の子でも同じように育てられるだろうか。​
​深く愛せるだろうか」​
・・・・と。

でも、今は違う!

おこがましいかもしれないけど、
ひまわりのあの時、
命を懸けて守り抜こうとした あの時の気持ちを、
10年後にやっと、理解できるようになったのです。

​この先の真実を伝える事は、
もっと先だと思っていましたが…​実は、
顔面麻痺から復帰した数日後、過呼吸で倒れました。

藤井副代表が、泣きながら私の口に酸素缶をあててくれました。
「ゆみさん…ゆみさん…」
何度も私の名前を呼びながら泣いていました…。
酸素缶を持つ藤井副代表の手が震えていました。

瞬時に、藤井副代表を不安にさせてはいけないと思い、
「保護家に酸素缶があって良かったね。
老犬ホスピスの犬達に命救われたわ~(笑)」
私は、笑いました。

気を失ったのか睡魔なのか分かりませんが、
「大丈夫やからね、少し仮眠取るからね」
藤井副代表にそう言った後の記憶はありませんでした。

そのとき初めて気付きました。
有志である藤井副代表の事を、
私はこんなに大事に思ってたんだ…と、
自分の本当の心を覗き見ることが出来ました。



長い時間、今後の事を医師と話したのですが、
​「私が保護家を辞める時は、私が死ぬときなんです」​
という言葉が、私の口から出てきたときに、
真っ先にひまわりの姿が目に浮かびました。



保護家に居る子達は、私にとって我が子と同じ存在。
藤井副代表はじめ、ここに集まる仲間達も、
家族同然の大事な人たち。

​「母親とは何なのか、どうあるべきなのか…」​
​​10年前に出せなかった答えが、
​​自分が倒れたとき、​ ハッキリと出せたのです。​​
保護家の犬猫人間、
​命を懸けて守り抜きたい。​​

​そう思ったから、私は保護家に居ます。
居続けます。



ひまわりは、私にとって過去ではないと感じました。



今も、私の人生の中で、
多くの事を教えてくれる先生、
大切な存在なんだと…。


きっとまた、職員さんの元に帰ってくる…
そんな気がしてなりません。






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最終更新日  2017年11月27日 00時37分08秒
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