2019年10月06日
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カテゴリ: 保護家の仔達
​​​​​​​​​ ​​ ※ 事 故 の 引 き 金 part 1 続編

↓ ↓ ↓ ↓


​ ■ ケ ン カ ​

​興奮がMaxになった犬たち。

相性の悪い犬同士のケンカが
起きてしまいました。

いつもならば、
すんなりとめられるはずのケンカに、
なぜか、苦戦してる私がいました。

「あれっ?なんで?なんで?!」

このときやっと…
ことの重大さに気付きました。

​「えっ…うそやろ?!いつの間に!」​




(注※↑あくまでも私個人の表現文です)


群れの中に、ひとつのチームが
確立されていたのです。

時すでに遅し!

サポーター役の犬を、
ケンカから引き離し、
タイマン中の2人を
引き離そうとしたとき…



​ ■ 咬 ​

まもり役の犬が
「ジャマするな!」

私の右足に牙を立てました。


両手で上下のあごをわしづかみにし、
ググーっと口を開けさせましたが、
ここで手先の不器用さが出ました!
右手にも犬歯が入ってしまったんです。

二人のケンカ仲裁も、無事終わり、
スタッフはケガした犬を病院搬送、
私は、自分の病院へと向かいました。



パックリ割れてたり、裂けてたりと、
なかなか生々しいので、ボカシ入れました。
​​​​​​​​​​
​​​

ケガした犬も私も、
共に全治二週間のケガ。

元猟犬の、司令塔と守り役の犬は、
猟犬の中でも優秀だったと思います。
人間にはすごく良い子たち。
もちろん、犬にも良い子たちですが、
犬同士にも、相性の良し悪しはあります。

いやいやっ!
それ以前の問題!

私の怠慢さが、招いた事故でした。



​ ■ 理 性 ​

私個人の考えですが…

人は人!
犬は犬!



犬を擬人化しないことが、
いのちのはうす保護家 の理念です。

これもまた、私個人の考えですが…
​犬に「理性」はない!​ ​​

でも…

「理性」 を持ってない犬に
「理性」 を教える者がいます。

「理性」を教えてもらった犬であり、
「理性」を持つ生物である人間…
飼い主や保護主です。


理性は…

何かを教えるのではなく、
側に寄り添うことで、
自然と生まれてくる感情だと…
​​

​(※2010/07/15撮影)​
​​​​​​​​​​ 「いのちのはうす保護家」第一期生、
この人たちが、教えてくれました。



​ ■咬まれて得たこと​ 


理性を教える役目でもある私は…

忙しさにかまけ、
新入り犬たちとの時間を
怠っていました。



新入り犬たちは、そんな私を
群れの母ちゃんと認めるでしょうか…?



そんな母ちゃんの元で
安心できるでしょうか…?



ガッツリ猟犬が入った犬は、
どんなに酷いリーダーであっても、
それと引換えに、安心感を得ます。



群れの中でチームを作ったのは、
新入りの3人でした。

私の怠慢さが引き金となったんです。

恐怖心から口の出る仔は、
これまで多く接してきましたが、
このような咬まれ方されたのは
はじめてでした。

関係性が築けてたら、
安心感を与えられる存在であれば、
起きることのない事故でした。

​「咬まれて良かった!」​

咬まれたことにより、
自分の愚かさに気付けたから。



​ ■写真で見えた真実​ 



↑これは5年前の写真です↑

老犬ホスピスと保護猫カフェは
まだ存在していませんでした。

メインスタッフも存在しなかったので、
365日お休みはありませんでした。
平日の大半、施設作業は1人でした。

それでも私は…



どんなに時間に追われようが、
犬たちと向き合う時間を
一番に優先してたんだな~…と、
昔の写真が全てを語っていました。



私と犬たちは、
声を発する必要もないくらい、
お互いに分かり合えている…

「母ちゃんが側に居る」
それだけで、
犬たちに安心感を与える存在。

少なくとも、5年前の私は、
そんな存在だったんだな…と。



5年前の私をホメたいです。

「あんたすごいね!」

…って!



裏を返せば…

それだけ今の私は、
大バカ者で、愚か者で、
恥ずかしい存在でしかない!

…という意味ですね。



こうして、
自分の保護犬に
咬まれたことを書けたのは、
あれから1週間…
同じく全治二週間の犬も、
心とケガが回復してて、
私自身も、歩けるまでに
回復してるからです!



この程度の処置で大丈夫なくらい、
普通に元気です!

ケガも回復した今…
理性を教えられる人に!
安心感を与えられる母ちゃんに!
新入り犬たちと向き合っていきます。




​ ■もうひとつの責任 ​

えっと…
いつ書いた記事だろう…?

書いた本人が覚えていませんが、
宣言したことは、ハッキリ覚えてます。

「嘘やごまかしはもうヤメタ!」

個々を守るための個所は、
隠す必要はありますが、
私と同じ失敗が起きないよう、
起きたことを発信することは、
必要なのかもしれない…
そう思ってたときに
書いたフレーズでした。

きっかけのひとつになったのは…

最近、若い世代の人が
相談に来てくれます。
保護施設を起ち上げる夢を持ち、
うちで学びたいと言ってくれます。

皆、愛に満ち溢れた優しい顔してます。
若い人たちの存在は、
本当に嬉しいし、ありがたいです!

だからこそ、
保護犬猫の命を守る責任の重さ、
SNSでは知ることのない
内々の悪いことも、
私が悪いお手本になることも
必要かな…と感じたんです。

それはまた…
​次の記事で書きます!

中途半端でごめんなさいm(__)m





レスキューした子達、 ​​
今、レスキューを待ってる子達を、
​私たちと共に、
守っていただけないでしょうか…。​​​

​▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601​
​動物たちの未来のために代表山下 由美​

​▼郵便貯金 17310-434961​
​ 口座名義:イノチノハウスホゴヤ​

▼〒880-1222
宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581
いのちのはうす保護家

090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)

▼「いのちのはうす保護家」HP
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最終更新日  2019年10月06日 23時29分48秒
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