お気に入りに囲まれて暮らしたい

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赤面物語

niwatori

私の人生で一番の汚点・・・
それは私が小学校1年生の頃の事。
当時、田舎育ちの私は重いランドセルを背負って2kの道のりを通ったものです。
小学校から家までの途中は民家も少なく、人通りもめったにありません。農作業のおじさん、おばさん達がたまに見えるくらいです。
その日は、一人でトコトコと歩いて帰る途中でした。
学校から1キロぐらい歩いた所に「千本山」なる山がありますが、ちょうど山に差し掛かった頃でした。まあさちゃんは、何やらお尻のほうからモヨオシテきてしまいました。
家までにはまだ15分も歩かなくてはなりません。
とてもじゃないけど、そんなにモチマセン。どうしよう・・・
し、仕方が無い、この千本山の草むらに隠れて用を足してしまおう。
そう思って、草むらで可愛いお尻をだして用を足している所に・・・
私の家の近くのおじいさんが自転車で通りかかりました。
そして、こともあろうことか今まさに排出のピークというハイライトシーン絶頂の私に向かい・・・「おっ!まあさちゃん、今帰りかい?」と声をかけてきました。
私は、もう穴があったら入りたい気持ちも抑えて・・・「はいいい、ただいまあああああ」と答えました。
心の中では、(ああ、今すぐ私の姿が消えてしまえばいい・・・)そんな気持ちが渦巻いてました。
子供の私の眼から見て、その草むらに生えていた草は高かったように見えたのに、私の姿を隠してはくれてなかったことにただただ呆然として、はたまたさっき通り過ぎた満吉じいさんが、このことを村中に言いふらしたら・・・
私の明るい人生が、もう終わりを告げてしまったかのような悲しい気持ちになりました。やっとの思いでお尻を拭いてボーっと歩く道中、私の頭の中は一つの考えで
いっぱいになりました。
(あああー、満吉じいさん死んでくれんだろうか・・・。)その日から私は、私の
「野糞事件」の噂が村中に拡がるんじゃないか、と心配で心配で。
しかし、もうその事件も大昔のこととなり忘れかけていた此の頃でしたが、先日実家に帰り、母達と近所の話をしている時に満吉爺さんの名前が母の口から出て昔の記憶が鮮やかに蘇ってきました。
えええっ!まだ生きてるの!っと思わず口走った私は今まで封印されていた私の記憶を母に暴露する羽目になってしまいました。

満吉爺さんに一言
あの事件は他言することなく天国に持て行ってください。
まあさのお願い・・・だから。hana

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