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今年度の読みボラも今日で終了!最終回は統制の取れたクラス、4年2組であるいつものように、担任の指導の元にきちんと挨拶がなされ最終回のはじまりはじまり~♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆先週3年2組の反応があまりにもよかったのでこのクラスも同じお話でええかなぁっておもいながら・・・神話からオモイッキリ飛ばして、壮大なテーマを取り上げたこのクラスなら、こういうお話がええかなぁって思って・・・【せいめいのれきし】(レビューはここ↑をポチッとな)神話より更にぐっと科学に基づいた【命】が刻む時の重みを伝えたくて・・・ただなぁ、読み応えのある壮大なスケールのお話である残念ながら、15分少々の時間では到底読み終えることが出来ない作品だ今までは読みたくても時間内に読み終えることが出来なくて諦めていた絵本であるだが今回は、途中絵だけ見せて、テキストをはしょりながら生命の歴史が繋がるように、事前にプログラムを立て何とか17分で納めて、読み終えたん・・・静かに聞いておったよまぁ、このクラスはたいていこうなのだが・・・正直な反応が掴みにくいクラスではあるがやはりいつもより重みのあるお話というのを肌で感じるのだろうか・・・ん・・・張り詰めた空気すら感じたのう・・・今ある命は、とてもはかないものである・・・だけどもの凄い長い時をかけて今、この命があるという事・・・無表情という言葉が嵌っちまうこのクラスにはどうしても読んであげたかった絵本である3割くらいは飛ばして読んでしまったので是非、自分で手にとってじっくり味わってもらえたらええなぁ・・・いつになくそう願わずにはいられずに、教室を後にした☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆で、今日は終了後、校長室に呼ばれちまったぁ!!入ってみると・・・図書委員が6名、立派な花かごを抱えて迎えてくれたぁ!!!1年生からの感想文集を代表が受け取り各自、ひとつづつ、花かごを頂くまぁ!!!!こんなの初めてやんかぁ!!!読みボラ発足10年目にして初めてのこと校長が今年から変わり、読み聞かせにも興味を寄せて頂けるのでな校長の采配ではあるが、まぁ素直にうれしいことである『来年度もまた、宜しくお願い致します』とお声掛けいただけることこそ吾らの一番の喜びであるけどね (*^-^)さてさて、こうして今年度の読みボラも無事につとめあげることが出来ましたん今年度は、初の高学年導入に、試行錯誤の1年であった反省点は来年度に反映し、生かして行けたらええなぁ・・・そうさのう・・・月曜とはずで御馴染みとなった『読んでよ聞いてよ』も39号まで積重ねたきたんやが・・・最近思うねん毎号、常に吾が呼びかけ続けてきたテーマはただひとつであったなぁって・・・『未来を担う子供らに、大人として責任を果たせ!』その事ひとつであった・・・月曜とはずだけは、欠かさず閲覧くださる方も増えてきて・・・吾も『読んでよ聞いてよ』は、とはずの看板カテゴリとして大事に綴ってきたわけだが・・・言いたいことはほぼ出し切ったのでなまぁ、ここに39号を発行できたことで皆様へとサンキュー感謝の意を捧げながら月曜とはず『読んでよ聞いてよ』はこれにて完と致す1年間、ご愛読頂きありがとうございましたん!【追伸】~~~~~ 最近お立ち寄りの方へ ~~~~~【読んでよ聞いてよ】は、とはずの大事なカテゴリですねんお時間ある時に、こちらの総集編だけでもお目こぼしいただけると【読んでよ聞いてよ】の全貌があらかたお読みいただけるかと思いまする完:2006.03.13 21:00:06【2005年の今日】
2006.03.13
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3年 2組の皆とは、今日が最後だやんちゃ坊主が集まったクラスだからのう低学年の最終回に定番にしてる本でもええかなぁって思いながら・・・ 【画:とはずおかかえアーティストmac玉】ん・・・やんちゃな子ってさぁ・・・ようく見てると、寂しい子だったりするんよね昨今は、核家族も多くなりまた、両親も共稼ぎが多くなり・・・日中、下手すりゃ夜間でも子供らだけっていう家庭環境もあるもんやコンビニ弁当が、台所に無造作に置かれただけ・・・寂しい食卓から目が覚めるとパンと牛乳だけの朝食いってらっしゃいの声など聞くこともなくぼーっとした頭で遅刻すれすれで登校してくる子・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そんなお子らも入り混じったこのクラス最終回はな、一昔前の吾らならお婆がぽっつら話してくれたような民話をこのお子らにも味あわせてあげたくて・・・へぇ!そうでがんす!!お婆キャラは吾の得意キャラ!で、こんな民話を読みましたん!☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆日本の神話第一巻 『くにのはじまり』 【文】舟崎克彦 【絵】赤羽末吉日本の神話全6巻シリーズの、最初の巻はるか天の彼方にある神の国にあらせられるこの世の初めての神「天之御中主の神」が国つくりを銘じて遣わしたのが、「伊邪那岐」と「伊邪那美」である。その二人が陸地をつくり、そして神の子を世に送り出し別れを迎えた後、「天照大御神」が誕生となるまでの神話を赤羽さんの絵で、これまたダイナミックに描かれながら神話の持つ雰囲気を大事に守って丁寧に綴られた舟崎さんの文で織り成す神話の世界・・・・あらすじはこちらをどんぞ この後、『やまたのおろち・3巻』『いなばのしろうさぎ・4巻』『うみさち やまさち・6巻』等、子供の頃、耳にした馴染みの神話が含まれ世代を超えて、共に楽しめる宝物のような絵本であるかなり前に出版となっていたようだが吾は、つい最近このシリーズを知りましたん!で、馴染みのあるお話でも、結構忘れかけておったなぁって思い・・・子供の頃を懐かしみながら、読み返しましたん☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆こういう本がなかったらもはや子供達が神話に触れる機会はなくなっていくやろのう・・・でな、3年2組の皆だがなぁ・・・不思議なもんやねぇ・・・よほど国の始めに興味があったのか・・・はたまた、この独特の倭言葉にひかれたのか・・・よう聞いておりましたん!男の子なんか、絵がよく見たいらしく数人、前に乗り出してきましたん!最終回の空気が後押しをしてくれたんやろか・・・いんや、お子らは皆、昔語りに飢えてるのかもなぁ・・・そういうお話を出来る世代が減りゆく時代また、そういう世代に接する機会も減っていくばかりの昨今このシリーズをきっかけに今後は、こういうお話も語り伝えて行きたいものだと思った☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆で、時間がほんの少しだけ余ったのでね4年生になるお子らが、この春大きく成長していけますようにそんな願いを込めて最後の最後の絵本はのう・・・月曜とはずでは、またかぁなお話ですが・・・ おそざきのレオ 笑顔でお話の時間を閉じましたん!完:2006.03.07 14:56:39 【2005年の今日2件目】
2006.03.06
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6年 2組だ小学校での読み聞かせの時間もこれが最後となるそんなことを意識しちまうと・・・本が選べなくなっちまうたった一冊の本・・・あれも読みたい、これも読みたい・・・いや、これでは甘い・・・これもなぁ・・・そんなこんなで、何にも決まらず・・・1週間はあっという間に過ぎ・・・昨日は二件ともちょいとへヴィな婚礼でヘロヘトズルボロで深夜の帰宅だったもんだから・・・絵本をひっくり返す気力すらなく・・・バタンキューとコタツ寝だぁ!!!ご飯の炊ける匂いで目が覚めて・・・どやどや出かける家族を見送り・・・どうにかこうにか寝癖だけは整えて・・・ぼーっとした頭で歯磨きしてたらひらめいた!☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆もう、今日のタイトルでバレそうやねそう、またしてもライブ語りですねんだが、今日は6年生だ4月からは中学生になる子達だいろんな出逢いを目前にしてる6年生になんとなく、語ってみたくなり・・・【鳩は利口です】をこれまたいきなり語りだしたのであった作品紹介はこちらをどんぞ!冒頭の異様な人物の描写で、既に食いつく6年生おそらく、読み聞かせのノリからいったら怖いお話か、不思議な物語くらいに構えておるやろなぁ・・・子供の声がしたってところで怖い話だったら、この子供がどうにかされそうで・・・不思議な話だったら、冒険が始まるか・・・子供達の期待が膨らむところでその親子がお弁当を探していると来てちょっと拍子抜けのようだ(笑)で、ベンチを譲り、異様な人物の横に座った途端・・・その異様な人物が話し始めた『終戦後・・・イルクーツクの収容所で共産主義の洗脳を・・・』共産主義、イルクーツク・・・口々に唱える声がぽっつら小声で聞こえてきた目の前で『審査員役だよー!』と吾の読み聞かせを聞こうと陣取った女子は袖の中に手を引っ込めて、その袖を顔に持っていき顔を覆い隠して下を向いたっけ・・・『鳩は人間より利口です』最後のこの一言は自分に言い含めるように聞き手にそっと届けたつもりやが・・・ん・・・どうだったろうね・・・お話の世界に入り込めなかった子は、確かに数人いたがそれでも、ジーっと今聞いたお話を自分の中で反復してるような顔つきの子がいたのも事実そのまま、目を瞑らせ無言の時を提供したいところだが・・・時間の制約もあるんでな・・・『人は見かけに寄らないことがある 話してみて、付き合ってみなければ その人の本当の良さは、わからないものかもね・・・』このお話を一先ず断ち切るために、一言残し・・・続いて最後の絵本を読む既に5年生で一足先に読んだ本【せかいのはてってどこですか?】· 絵 ロジャー・デュボアザン · 作 アルビン・トゥレッセルト · 訳 三木卓詳しくはこちらで ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆色々読みたい本はあったが・・・今の吾が読むのなら、やっぱりこれかなぁって思い・・・新しい生活に飛び込んでいく6年生に吾からの最後のエールでしたん!最後は、『ありがとうございました』と送られて教室を後にした心の中では『卒業おめでとう』と残し・・・数年後のこの子達に、いつかまたお目にかかりたいものだ 【画:とはずおかかえアーティストmac玉】完:2006.02.27 17:19:28 【2005年の今日】
2006.02.27
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5年 2組だぞ!先日も書いたがこのクラスの担任は、まんだ資格取立ての新米センセでな・・・まぁ、誰しも修行の時代がありますねん・・・それはそれで、ここでは横著に置いといて・・・で、今日は読み聞かせの日と言うのが把握されておらず・・・黒板には『読書タイムです。静かに本を読みましょう』と言う文字が置き去りになったまま・・・5年2組の皆も、何やら置き去りになったまんまのようで・・・みんな、好き勝手にあちこちで雑談タイムや吾に気付いてくれる子も、僅か数人で・・・まぁ、その子らだけが、頼りなんでな『読んでもいいかい?』と投げかけるすかさず威勢のええ男子が『読み聞かせだってよ~』と言って皆がようやっと、机を後方に、いつもの地べた座りで車座に・・・ん???? ちゃうなぁ・・・教室のあちこちに好き勝手にしゃがみこみ・・・ん~・・・ 実は今日はもの凄く選書に悩み・・・用意した本は6冊!5年2組での読み聞かせは、今日が最終回なんでな・・・教室の雰囲気で、どれにするか決めるべっつーことでいざ、出陣!そうこのクラスも、まさに戦地に向かう思いだ(笑)で、今日のこの状態・・・やめだ、やめだぁ!!!!今日は、いっちょ最終回らしく、やっちまうかぁ!!!担任もおらんしな・・・っつーことで・・・もの凄い禁じ手発動!!!!☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆さてさて・・・続きを書きたいところだが・・・本日これより通夜司会続きは帰宅後、夜の更新予定なり!果たして今日中に更新なるか・・・??? もの凄く暇をもてあましておったら語りライブをどんぞ~★画像語り★【鳩は利口です】【弥々MC】【エパミナンダス前・後編】 ここを↑ポチッとしてにゃぁ~(音声聞こえんかったら、PCのボリューム上げてくんろ~)作品紹介はこちらをどんぞ! *画像作製サイトの容量が500MBまで増幅されたのでな 一度に更新可能となりました 上記順にお聞きいただくと、ライブが再現されまするそれでは皆様、ゴキゲンヨウ~\(・ω・ シュタッ!! ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆さて、ただいまなのだ日付越える前に、更新成功だジョー!で、その禁じ手だが・・・決して千手観音になったわけでなく・・・(*_*)ピヨピヨすでに昼間この日記を隈なく閲覧頂いた方ならその禁じ手を体験済みよのう (-ι_-||| クックックなんたって今日のテーマが【ライブ】なんやから・・・そうやぁ!!!【エパミナンダス】をいきなりライブ画像のようにいや、それ以上のテンションで語っちまったのだぁ!!!以前、エパミナンダスに付いては話したことがあるがこれは、子供に語るお話の定番で、吾のもちネタである子供達に語る時は、いすに座り子供達の想像力の邪魔をしないように極力余計なことはしないで語るのだが今日はなぁ、なんかこのしらけムードを払拭したくてなもうね、完全にライブ語りをしちまたのだぁ!!!絵本なんてちんまり読んでる場合じゃないジョーってなもんだわさ! (▽≦ノキャッホー他の読みボラさんと足並み揃える為に、極力、派手なパフォーマンスをしてはならぬとズーット抑えてきた感情が、今日は我慢できずにな最終回だしっつーことで、やっちまったジョー!!!子供達の前でこのテンションで語ったのは初めてだったがもうね、大爆笑!イスに座ってちんまり語るときよりも遥かにええ反応 (▽≦ノキャッホーいきなり妙なテンションで語りだした吾にあっけに取られていた子供達・・・鳩が豆鉄砲食らったような顔・顔・顔・・・先読みできる場面ではオモイッキリ間を取り、子供達の反応を待つ・・・あちこちから (-ι_- ) クックックとタクラミ笑いの声・声・声!!!おもろかったなぁ!!♪ヽ(▽`ノワーイワーイ♪でね、このお話で終わりではあまりにもおふざけが過ぎちまうだいいち、エパミは毒っ気があるお話なんでな最期はホンワカ終わりたいっつーことで、もう一冊がこれ!おそざきのレオどやぁ!この選書!!吾ながら、この組み合わせは実にナイスと思ったジョー!!何にも出来ない奥手なレオが両親の見守りに包まれて、やがて大きく成長していく様をスペース一杯にカラフルにおおらかに描かれた絵が聞き手の興味を一層ひきつける最初は遠巻きにしらけビームを送っていたお子らもだんだんと前に乗り出してきてなんとも嬉しそうに眺めておるわい (-ι_- ) クックック何にも出来ないおとぼけレオに同情するやら、優越感に浸るやら・・・反応は様々だがこの幼児向けの絵本を、本当に嬉しそうに眺めておったこの絵本は友人らに吾が出産祝いにプレゼントする絵本でもあり幼児向けではあるものの、親の立場で読むと、なんとも胸に沁みいる絵本なのである5年2組の皆へと吾が最後に贈ったエールは届いたかのう・・・ 『 いつか必ず、君だけの花が開く時がくる だから、その日が来るまで、一生懸命生きようね 』 まるでレオそのもののエパミナンダスそんな少年でも、見事な花を咲かせる時がきっと来るそんなメッセージを託し、この二つのお話を贈ったもの凄い禁じ手はいつかまた、チャンスがあったらやっちまいたいのう ヽ(=´▽`=)ノ今日もまた、読んでよ聞いてよの時間が吾の胸の中に、大事に刻まれたのである完:2006.02.20 23:37:39 【2005年の今日】
2006.02.20
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4年2組だぞ!このクラスは以前も書いたが担任の統率が行き届いておりきれいに席順どおり、一列に整列して地べたに座ったところで日直さんの号令があり、挨拶から始まるで、担任もそのまま教室に居残り、しっかりと子供達が聞いていられるかとチェック体制に入る・・・これは吾の感覚で感じ取っただけの話やが・・・たぶん、この先生は絵本とかは余り興味がないかも・・・ただ、けじめをきっちり気にされ、自分の受け持ちクラスはきちんとしていてもらいたい・・・??的な感じがある・・・ただ、そう感じるだけであるが・・・子供達と一緒に地べたに座り子供達と一緒に同じお話に耳を傾け、楽しもうとはしない・・・何がどうって説明できんのやが・・・ほんの些細な仕草で、そういう感じを受けるのだ・・・お話が終わった後の余韻・・・そのお話が放つ力に包まれたクラスの空気感・・・そういうものとは全くかけ離れた、超現実的な調子で『では、日直さん、号令!』『はい、ありがとうございました』て吾に向けられる時の気のないお愛想挨拶・・・まぁ、どうでもええ事だが、そんな何気ないことで感じるのだ・・・人とのコミュニケーションて、こういう事かなって・・・今、そこに確かな心が存在しているか・・・もっとも四六時中、気を込めてたら生身の人間はそりゃぁ、もたんわい・・・だが、心を置き留めておく必要があるかないかが自ずと感知できる者は、その時々でオン・オフしながら、コミュニケーションを円滑に進めていけるだろう・・・今、この時間にとって、心を置き留める必要があるかないか・・・で、何故、わざわざ貴重な時間を割いて、読み聞かせをしているのか・・・それが子供達の為であるのならば・・・ここは心を置き留めておく場面であろう・・・事務的な応対では、その時間はなんとも味気ないものになっちまう・・・そんなことを、このクラスで読み聞かせする時はいつも感じておった・・・ 【画:とはずおかかえアーティストmac玉】 で、今日もまた、子供達が一列に整列着席が出来るまで吾は廊下で待たされる準備万端整ったところで、どうぞと声掛けいただく入った途端に、号令だぁ!! 相変わらずの号令だぁ!!(笑)で、今日は、なにやら職員会議があるらしく担任は、そのまま退室なり! (▽≦ノキャッホー先週の3年2組と同じでまたもや、担任不在の【読んでよ聞いてよ】の時間だぁ!!だがな、この子達は本当によう統率されており・・・吾から、何も声がけする必要もなくすでに、お話聞きますモードが出来上がっておるのでそれではと・・・ 吾もおとなしく優等生風に着席しさっさか絵本を開いて、読み始める【怪物ヌングワマをたいじしたむすめの話】再話・絵 エド・ヤング 訳 わたなべしげお 中国出身の画家 エド・ヤングが描いた絵本では【ロンポポ】も吾の大好きな絵本だエド・ヤングの作品こそ、まさに絵本て言うべきものやろなぁ・・・とにかく、絵が見事である!もうね、こんな贅沢な絵を、絵本で楽しめるなんて!絵がとにかくお話のイメージを多いに膨らませており・・・読み手は余計なこと、する必要なしの絵本だこちらで、そのロンポポがご覧になれるから、どんぞ~遠目をきかすと隠し絵になってるところがあり・・・ひとつの絵で、二つのものが描かれてるんやで!お話のモチーフを際立たせる絵の巧みさ・・・もうね、思わずうなっちまうよ・・・この怪物ヌングワマも、見返しタイトルが2ページに分けて描かれヌングワマの正体は、影だけで描いてあり・・・このお話を読み始める前から聞き手のイマジネーションを刺激するような絵が、描かれておるまさに巧みの技だよなぁ・・・贅沢な絵本だ・・・そして本編・・・ん~なんか言葉がワーッと溢れすぎて、書くのが面倒になったからこの続きが知りたい方は、どんぞ一度手にとってその絵の巧みさと、再話の面白さを堪能下せーまし!☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆で、お子達!し~んと水を打ったように静まり返って聞いておったわい先生の目が無くても、お話の世界に引きずり込まれたようだあまりに静かなので、吾まで恐くなってくる・・・てか、このお話は、こんだけ集中して聞かれると、ほんとに恐いのだ・・・で、中には恐いの苦手な子もいるしな・・・で、読み手が吾だからな・・・またもや禁じ手をやっちまったよ (>_
2006.02.13
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3年2組だぞ!以前vol.27【つるの一声が必要な朝 】にも書いたがこのクラスは担任の統率が行き届かず子供達も、今何を成すべきかがまだまだ身につかず、かなり厳しいクラスでなぁ・・・選書には、本当に頭を悩ますのであるだがしかし悩む割には、今日は最初からある一冊に決めて、いざ出陣!そうまさにこのクラスには、出陣て感じがピタリと嵌る (*_*)ピヨピヨ 読み聞かせの日は、机を後ろに下げ、皆、床に車座で座り読み手の到着を待っておるんやが・・・今日は、読み聞かせの日とは連絡が無かったようで吾が教室に入った時は、子供達が、朝自習を各自始めようとする矢先だった担任もおらず・・・はて・・・どうするかのう・・・と考える間もなく、『ミッキーだぁ』(ミッキーは吾のニックネーム)の声で、いっせいに机を後ろに下げ始め、すたこらさっさと車座に!おぉ!!!なにやら懐かしいこの感じ (*^-^)そうそう、これが吾が去年まで綴ってきた【読んでよ聞いてよ】の空気だ 【画:とはずおかかえアーティストmac玉】 担任がいないから、子供達の素直な気持が現れるで、その気持は『ミッキーだぁ』の掛け声で、吾にびんびん伝わってくるで、こっちも【読んでよ聞いてよ】の精神でここのところは、いきなり絵本を開いて読みすすめていたんやが今日はみんなに聞いてみた『豆まきした人!』『は~い!!はい!はい!!!』殆どの子が元気良く手を上げておったわい『家は、お母さんが散らかるって、落下生だったよ』と話してくれた子(笑)『やってねえよ』っと、臆せず話してくれた子もいたっけ・・・『ん、じゃぁね、今日は豆まきした子もしなかった子の家も 鬼退治が出来るように、このお話を始めるよ』ってことでこのお話だ作・絵 赤羽末吉 【鬼の腕】以前紹介した絵本なので、詳しくはvol.11【日本の心を大事に育くもう】傍線1から下 を参照下され!☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆日本語のもつ、リズムを堪能させたくて、この力のこもった絵本を取り上げた自分で過去日記を読み返して笑ったが・・・vol.27【つるの一声が必要な朝】でこの日は、【鬼の腕】にでもしとけばよかったと書いてあり・・・すっかり忘れておったが、やはりこのクラスにはこういうお話が向いていると思っていたとおり、やぁ、よう楽しんでたようじゃだがな、昔言葉のリズムがおかしくて例によって落ち着けないやんちゃどもは、そこから羽目を外してはしゃぐようになっちまう・・・途中から絵本に関係ない雑談が出てくるようになった僅か3名のやんちゃな雑談で、クラス中のみんなが迷惑だぁ!で、今日もでたぞ!つるのひと声!!担任がいないからな、こっちも負けじと羽目をはずしまする エヘン♪『おい!この続きは貴様が読むかぁ!!』っと、凄み一発!ぐふふ♪なんたって鬼のお話読んでる途中やからね、今日は低音ボイス、響きまっせ!で、めでたく皆、お話に集中し、絵本の最後のテキストどおり・・・『や~んれ やれやれ、都(クラス)は、また しずかになってござる』で、おしまいじゃぁ!!!☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆で、このお話は、リズムが小気味良く楽しめるんやが・・・途中、鶴の一声で中断もあったりで何やらお話の内容がよう伝わってないのでは?と言う感触を感じ・・・もう一度、絵本の要所を繰りながら、あらすじを話してみた今、聞いた話ではあるが、子供達はあらためて絵本の絵に集中しあぁ、そうかと頷いた子もいたっけ・・・吾はぁ、読んでる最中は、子供達の方は極力見ないようにしてる以前にも書いたが、これが吾なりのこだわりなのだそう、読み手と目が合うのが恥ずかしいお子がいるからねそういう子への配慮なのである最近は空気で、子供達の集中とかがわかるようになりつつあるがそれでも顔の表情までは、読み取れん今日試みたこの再度絵本を繰りながら、あらすじを見直すトークをしながらだと子供達の表情を伺えるので、なかなかええもんだ機会があったら、絵本によっては今後も取り入れて行きたいと思ったお話をしっかりと、お子の心に残すためにもね☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆てなわけで、今日は、久々に吾特有のこだわりである【読んでよ聞いてよ】の時間が過ごせてなんだか、さむーい朝に、ほっこり致した次第でござる完:2006.02.06 11:02:37 【2005年の5日】【2005年の今日】
2006.02.06
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6年2組だぞ!今日は、担任はいないが、既に聞く体制が整っており教室入るとすぐに本を開く事が出来たさすが最高学年だけあるのう前回読み損なった『神の道化師』を読もうかと思ったが・・・なにやらええ感じ!教室に入った瞬間に感じたこの勘を頼りに数冊用意していた絵本の中から、まずはこの本に手が伸びた☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆【100まんびきのねこ】 ワンダ・ガアグ 文・絵 石井桃子 訳対象年齢は、読んであげるなら3歳とあり自分で読むなら小学校初級向きだとさ!えぇ!!!これはぁ!!!!大人が読んでも、もの凄くぞくぞくっと来るがのう (*_*)ピヨピヨてか、このブラック加減は、高学年の方がより深く味わえるのではと思うほどにこの何でもないあほらしいお話のうらには人間の欲や、自分は自分であるという事を悟れるかなどと問いかけられているのではと思うほどに奥が深いお話だと思うんやがのう・・・´_ゝ)フーンもちろん、6年2組の皆もえぇ~って呆れながらも、どうなるんだろうとリラックスムードで、時折、話の先を予測する声が混じりながら読み進める。最後はにやりと笑いが浮かんだようだぞ!このお話、どう捉えたんだろうね・・・ (*^-^)まぁ、皆さんも興味が沸いたら読んでみて下せーまし!なお、参考レビューとしてこちらをどんぞ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆で、今日はもう一冊短いお話を・・・お話というより、謎解き・問いかけの詩のような本であるタイトルからして (?_?)ハテ?【しずかでにぎやかな本】 マーガレット・ワイズ・ブラウン レナード・ワイスガード 絵数々の作品を排出している名コンビのお話しを訳したのは詩人でもある谷川俊太郎だ谷川氏の訳だけに、まさに声に出して小気味良いテキストであるこれね、6年生はよう食いつきましたん!対象年齢は、これまた読んであげるなら3歳からなんやが吾はこの本も、高学年ほど味わえると思っている一冊である思ったとおりだ!低学年で読んだ時より、はるかに食いつきがいいジョー!!原色のはっきりくっきりのコントラストで絵も遠目が聞いてひき付けるうえになんと言っても、リズム感溢れるテキストは途中から子供達の方が、思わず『ちがう』『いや』と自然発生的に声が出て来て・・・何とも言えぬ一体感!まさか、これほどまでに受けるとは・・・選書した吾がビックリするほどやぁ!この手の本は「イメージ・ブック」と言われ子どもの感覚を大切に育む絵本として1940年代、アメリカで大ヒットしたものである詩的表現で、イメージブックと来てるから集団での読み聞かせには、その場の雰囲気に合わんと難しいが今日は、ピタリと嵌ったのう ヽ(=´▽`=)ノ6年2組の皆と、楽しんだひととき・・・心地良い時間であった☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆てなわけで、今回は対象年齢を無視した選書で思いっきり嵌った二冊の絵本をテーマにお送りいたしましたん!最近発行日が遅れがちな月曜とはず【読んでよ聞いてよ】次週は、月曜日に更新できる様にしたいのうそんなこんなで反省を踏まえつつ・・・それでは皆様、ゴキゲンヨウ!完:2006.01.31 22:00:06 【2005年の29日】【2005年の今日】
2006.01.30
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先週は【選書考察】なる堅苦しいタイトルで絵本・おはなしの選ぶ視点について吾なりの考えを殴り書きした皆さんからも多くのご意見頂き、大変、勉強になり申した!それを踏まえて・・・ いざ!今日の【読んでよ聞いてよ】は5年2組である 【画:とはずおかかえアーティストmac玉】☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆だがしかし、これから気の張る通夜司会が入ったので・・・この続きは、帰宅後に・・・とここまでは23日に記す☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆一夜明けちまったジョー昨日の通夜、そして本日の告別式は、ちと難あり葬家でしてなぁ・・・まぁ、神葬祭で無事出棺し、ホッと一息ついたところで・・・なんと! またしても今晩の通夜司会発注が入りましたん!で、一旦家に戻ってお惣菜を買い込み、炊飯器のタイマー入れてこれまたクロスケの出陣じゃぁ!!!と、ここまでは、24日に記す☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆で、またしても日付が変わり、25日になっちまったぁ!それでは3日がかりの【読んでよ聞いてよ】本編はここからですねんまずは読んだ本から【せかいのはてってどこですか?】· 絵 ロジャー・デュボアザン · 作 アルビン・トゥレッセルト · 訳 三木卓 吾、デュボアザン、大好きなんだよネェ【ごきげんなライオン】や、【ペチュニアシリーズ】など動物を主人公にした、ユーモアに満ち溢れた、あったかい作品の数々・・・その中で、今回この作品を選んだのは・・・そう、吾が、今この本を読みたい心境だったから・・・今までは、1~3年生までの低学年だったのでなかなかこの本を読むことが出来なかった対象年齢は、読んであげるなら、5歳くらいからとあるが集団での読み聞かせでは、このおはなしをじっくり味わえるのは高学年でないと、無理だろうと思っており・・・そしてまた、読むなら6年生の最終回卒業に寄せて読みたいなぁって思いながら・・・なにやら、早々と5年生に読んじまったよえへへ・・・読みたくなっちまったんだから、しょうがない(*_*)ピヨピヨ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆吾の心境が、今回の選書にまんま繁栄されちまったってワケだが・・・このおはなしはね、井戸の中しか知らない蛙がある日、世界の果てを見たいと、思い切って井戸の中から飛び出し世界の果てを見つける道中のお話だ今まで見たこともない井戸の外の世界、初めて見る動物たちや草原に沼小川に森は、蛙の目にどれほど素晴らしい世界に映ったことだろう・・・そして、自分と同じ仲間の蛙と遭遇し・・・蛙は、石に座って考えた・・・「ばかなかえるなら井戸の底にひとりぼっちでいてもしあわせになれるだろうけどりこうなかえるだったらここにいてもっとしあわせになれるんだ。」そういうと、かえるは、ながく強い足で強くはねて飛び上がりました。いままでで一番大きくはねたのでした。このくだりが大好きで・・・いままでで一番大きくジャンプして、新しい世界に思い切って飛び込んだ蛙勇気ある行為は、蛙を大きく飛躍させ、新しい幸せを掴み取ることだろう・・・一歩高みに・・・一歩、勇気のいるこの一歩を、今、踏み出すために・・・誰かに背中を押して欲しい・・・まさに、今の吾の心境今、この本を読みたくてしょうがない!☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆だがなぁ、この日は、わさわさしててなぁ・・・教室内はなかなか落ち着かん雰囲気でちと、どうかなぁ・・・って思いながら絵本を開く・・・子供達に迎合することなく、自分の今のこの溢れる気持ちを素直に載せて言葉をしっかり読み伝えていく・・・上記の大好きな場面ではしっかりと間を取り、読み含めるように丁寧にひとつひとつの言葉を大事に読みすすめていく・・・ん、5年2組の皆にも、なにやら伝わったかな・・・自分でも気付かぬうちにいつのまにやらざわついていた教室はシンと静まりかえり井戸の中の蛙に、みんなの気持ちが集約されたような手応えを感じた今日、皆に伝えたかった事・・・このおはなしを通じて手のひらに、すとんと落としてあげる事が出来たとしたら・・・吾もまた、一つ高みにジャンプ出来そうな気がして・・・今日は、このお話を読んでよかったと思う・・・そうそう、なにやら小難しい選書考察をしてみてもやっぱり結論はこれ一つ!「この本、読んでよかったなぁ」って思えることだねそう思えるおはなしは自分がどれだけ読んであげたいという気持ちがあるかどうかで伝わるパワーも違ってくるであろう・・・読んであげたい、読みたいという気持ち、読み手のこの思いは聞き手にも必ず伝わると信じて・・・さてさて、そんな感じで、次回は6年2組の皆へと読んでよかったなぁって思える本を、見つけまひょ完:2006.01.25 00:50:42 【2005年の今日】
2006.01.23
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コリャまた、堅苦しいタイトルでんなぁ (*_*)ピヨピヨ 興味のない方はどんぞスルー下せーまし 【画:とはずおかかえアーティストmac玉】さてさて・・・今日は3学期の読みボラ始めや!昨年末は3年生で終わったから、年明けは4年生からのスタート!ってことで、担任たら忘れていたようで・・・教室行ってみれば、黒板には朝自習をしましょうと書かれており・・・ん~どうしたものか・・・子供達に相談したら、皆、朝自習を辞めて、お話を聞くという果てさていいかのう・・・と思いあぐねておったら、担任が慌ててやってきた(ほっ・・・)と、こんな感じなのですわ吾らの学校での読み聞かせに対する扱いは・・・だからなぁ・・・選書には本当に頭悩ますねん読みボラ経験者なら、誰でも悩むであろう選書これに付いては、他の読みボラさんのブログでも、よう取り上げられておりそしてまた、極論を含め、意見はこれまた様々やただ、吾がいっつも思うのは・・・“何でもええのかな” と安易にいきついちまうのはどうなんやろ・・・てなことを最近はよう考えており・・・かといって、講師が薦める本を読んでればええのか?ってのも違うと思うのだ月曜とはずは、何度も言ってきたが、絵本を紹介するブログではない子供達と吾の、絵本を通じた交流の中から感じたままに綴っているわけであり・・・以前にも、この月曜とはずでは、コメント欄等で折に触れその都度語ってきた事ではあるが・・・久々に改めて本編で、この選書に付いて吾なりに語りたいと思う☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆前出したようにまず教室に入って、すんなりと絵本が開ける状態である事は珍しいのが現状だこれは、昨年よりも5分も削られた読み聞かせの時間にとっては大きなロスタイム(現在の時間は15分)せっかく高学年に行くから、しっかりしたものを読もうと思っても時間が足りなくて、用意していた本ではなく短めの低学年でもええようなお話しに差し替えその場しのぎなんてこともよくあるこれでは、選書もへったくれもありゃぁせんよのう・・・で、強制的な時間であるから、図書館の読み聞かせのように足を運んでまで聞きたいような子ばかりではないからまず、じっとして聞いていられない子もいるのだ往々にして、そういう子は、お話の時間の邪魔をする気をひきたくてな・・・ほったらかしにされた寂しいお子によう見かける行動だまた、家庭で誰かしらに絵本やお話を聞かせて頂ける環境の中で育った子は学齢関係なく、かなりのレベルのお話も聴けるがそういう環境は全くなく、テレビやゲームで育ったお子らは聞けるお話にも限りがあって・・・時にはそのお子らに迎合するような絵本も選びその子たちを本に向かせる事も必要であり・・・そういう時は講師が薦める良書が、必ずしもええとは限らず・・・吾は思うんや・・・学校での読み聞かせに限定して考えるなら偏りなく、あらゆるものを読んであげることが、一番ええのかな・・・って良書ばかりでは、退屈な子もいる・・・また、悪書(ここでは読み聞かせ向きでないお話)を知らなければ良書の深みも味わえんいろんな絵本・おはなしを、子供達の体験の一つとして享受させてあげることが学校での読み聞かせの時間では一番大事なことかなって・・・だってさ、クラスの皆と、一つのお話を楽しめること!それだけで、本来子供達は、楽しい時間を過ごせるはずなのだから・・・てか、そういう時間として読み聞かせの場がなければ学校での読み聞かせは、単なる教育効果を望んだだけのなんともお粗末で、味気ない時間になっちまうのではないだろうか・・・本当はどんなお話でもいいんだよねほんとはね、自分ひとりの為だけに大好きな誰かさんが読んでくれることこそが子供達にとって、大きく響く事だと・・・教室の中で、ぼーっと月曜の朝を迎えているお子を見つけるとねそんな思いで、胸が一杯になっちまうそしてね・・・先生・・・挨拶やら、姿勢やらなんて、読み聞かせの時間だけは注意はいらないよ~学校生活の中で、気持ちを素直に出せる貴重な時間が、台無しだ自由と自我、興味と無関心(強制)この区別を子供達が自ずと体感する時間であるのだから・・・☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆そんなことをふまえて、今日読んだ本吾らの読みボラでは、あまりお薦めではないようなのだが・・・戌年だから、犬が活躍するお話にテーマを絞りこの2冊を読んできたジョン・バーニンガム 作 『コートニー』作品に付いては、作者ジョン・バーニンガムの作品集を集めたこちらをどんぞ~ペギー・ラスマン・作 『バックルさんと名犬グロリア』作品に付いては、こちらの方が、熱く語っておりまする皆も、お話の犬に負けないように新しい一年を、活き活きと過ごして欲しいと願いながら・・・完:2006.01.16 14:40:42
2006.01.16
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2学期は今日が最後3年2組へ、今学期3回目の読んでよ聞いてよだクリスマスのお話をと思いながら・・・今日はどうしても、す話を一つ入れたかったので時間の都合で、この絵本にした『ゆうかんなアイリーン』ウィリアム・スタイグ 作/おがわえつこ 訳吾の好きな作家さん、ウィリアム・スタイグから選書お母さんのかわりに遠いお屋敷にドレスを届けに行くことになったアイリーンけれども外は雪が降りつもり、風もだんだん強くなってきて・・・さて、アイリーンは無事にお母さんとの約束が果たせるのだろうか・・・主人公が女の子だが、どきどきの物語でな男の子もそれぞれにあ~だこ~だ言い合いながら、みんなで楽しみましたん!☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆で、今日はもうひとつ、す話を・・・せめてクリスマスらしくとお話の会では定番の、ろうそくを使ってね『スヌークスさん一家』を語った“お話のろうそく”て言うのは、お話会でよく使われるのだが・・・このろうそくが灯ってる間は、ここはおはなしの世界さぁ、お話の国に行くよ~ってなもんで聞き手を集中させると言うかいっとき日常から離れた空間を演出する為の手段として、使われており・・・そのろうそくを小道具として語れるこの『スヌークスさん一家』は子供図書館発行の『愛蔵版おはなしのろうそく1』に掲載されておるどうしてもろうそくを吹き消す事が出来ない一家のすっとぼけたお話なんだけどねろうそくを実際に使って、お話のとおりに火を吹き消そうと動作も入れながら語るんだで、結局最後まで消せなかったこのろうそく今日は12月生まれの子供達に、吹き消してもらったでね、その吹き消す前に・・・『このろうそくはクリスマスのお願いが、叶うかもしれないよ 吹き消した後に残る煙が消えるまでの間、お願い事を唱えてね』と言って、せえのでふーっ!1~2年生でやると、みんな口々に願い事を言い出して、大騒ぎだが3年生のこのクラスは、みな、心の中で唱えてた恥ずかしさか・・・馬鹿にしてるのか・・・はたまたマジなのか・・・目を瞑ってる子もいたっけ (*^-^)学齢があがるにつれてそれぞれの反応に開きが出ておもろいのう ちと気の早い挨拶だが『良いお年を』と挨拶をし、教室を後にした完:2005.12.12 16:02:35
2005.12.12
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【画:とはずおかかえアーティストmac玉】6年2組だぞ!今週からストーブがついた教室は、ぽっかぽか!既に準備万端! 早速読むぞー!!☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆6年生は2回目だが今学期の最終回であるん~、なんか4週ごとだと物足りんよなぁ・・・で、12月だしな、クリスマスのお話を読みたかったが既に借りられちまっててね・・・とりあえず本だけ紹介しよう読みたかったのは『神の道化師』作:トミー・デ・パオラ訳:ゆあさふみえ老いの悲しみを越え、自らの道をまっとうする道化師の姿に言い知れぬ共感が湧き上がる作品で、個人的に大好きなのだこの時期には、毎年読んでいたのだが・・・一足、借りるのが遅すぎた☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆では、どうしよう・・・そういえば、いよいよ10日『あらしのよるに』の映画が公開となるタイムリーだし、公開前に絵本を読むか・・・と単純な動機で選らんだのだが・・・このお話は、全6巻までで完結かと思いきやなんと7巻が出たそうで・・・で、続き物ではあるが、1話で一応、話は完結するのでその中から、吾が特に好きな2巻を選んだ本を出しただけで『知ってる~』と声が上がり・・・まぁ、映画を観に行こうと思ってる子もいるので読む前から、かなりの盛り上がりだったそう、現代っ子には受けやすい作品だよのうまぁ、みんなで楽しんでつつがなく終了『また来年ね』と笑顔で教室をあとにしたが・・・☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆各自担当教室を読み終えると、空き教室に集まってその日の状況や、絵本に付いて、意見交換をするのだが・・・今日は、吾が取り上げた本に付いて、選書ミスだと指摘を頂いちまった何度かご紹介してるが、吾らの読みボラの代表さんは子供図書館を始め、様々な講座に出向いていかれ自らも多くの絵本を所蔵し絵本のみならず、多くの書物を読まれる方であるこの代表さんの導きのお陰で、絵本の選び方を学んでは来たが吾はまだどこか、視点がぶれてるようだ『この本のどこがいいと思う?これは最悪だ』と指摘を頂いた嘘だらけの本だというのだ。言葉も汚いし、絵も粗雑と・・・むしろ英語訳の方が、まだテキスト的には綺麗だと・・・例えば1人称『おいら』は英語では全て『 I 』になるからだそうだ・・・???そうかぁ・・・そういう見方があるのかぁ・・・大体、狼はヤギと見れば、本来食べるに決まってるそれが生きるために必要な本能だからその摂理からいったら、これは嘘っぱちなお話しになるのだそうだ・・・ん~確かにそうだが・・・でも、動物を人間にダブらせて綴られるファンタジーは、他にもあるよのう『子供達には、本物、本質をえぐった作品を読むこと』だそうである確かな作品に小さい頃から触れていると子供達は、自然と良書を自らの意志で選び読めるようになるのだそうだ・・・だから、子供達が成長し、各自がどんな本だろうと興味をもって開き、確かめればええ本の類は集団での読み聞かせでは、あえて取り上げる必要はないのだそうだ今は、確かなものを与える時期なのだそうだはぁ・・・そんなに深く考えて、この本取り上げたわけではないからのう・・・ただ、タイムリーだったから・・・と思った吾は、浅はかだったか・・・まぁ、この代表さんは1巻の『あらしのよるに』を読んだだけで辟易しそれ以降は、読んでないと言っていたが・・・吾も、確かに1巻目は?ではあるのだがこの2巻目は、食べようと思えばすぐ食べられる目の前の獲物を食べずにいる狼の苦悩が愛しく・・・そして脳天気なヤギを自分に置き換えて見たとき・・・自分が気付かぬうちに、周りの方から大きな愛情をいただき、守られ今の自分があるんだなぁって思うわけで・・・この2巻目は、吾にとって大好きなお話になるのだが・・・選書は難しいよのう・・・ちと考え込んでいる最中なので、今日の【読んでよ聞いてよ】はこの辺で・・・それでは皆様、ゴキゲンヨウ!完:2005.12.05 17:29:13
2005.12.05
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5年2組だぞ!時間になって教室に入ると・・・ あれ~半数ぐらいしかいない『学級閉鎖じゃないよねぇ?』マラソン大会が近いので、みんな外で走ってるようだバラバラと次から次に、走って教室へやってくるいつ始めてええか、タイミングが掴めず、担任に振ろうとしてもこの担任は、教師歴1年目の新米先生で頼りにならんでなぁ・・・担任がいるのに、こっちがしゃしゃり出てもと、おとなしくしていたがどうにもいや~な空気が溜まらなくてな読む前には無駄口聞かずに、すっと本を開くのがセオリーなのだが今日は、バラバラやってくる子達を待ちながら読む本に繋がるような話をする☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆ちょうど先日、あるワイドショーで京都の猿害を取り上げていた思えば昨年は、クマが里へおりてきて民家に侵入し人を襲う被害が、多く発生していたよね人と動物が共存して行くことって、段々と難しくなっているようだぞこれからどうしたらいいんだろうねぇ・・・なんぞと話をしているうちにようやっと全員揃う既に5分経過で、吾からでっけー声で気合一発、集中のおはよう!を投げかける『おはようございます・・・』 これまたバラバラと挨拶がなされ・・・はぁ・・・ ようやっと本がひらけるぞ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆で、今日はこの本『おおきくなりすぎた くま』作者:リンド・ワード / 訳:渡辺 茂男10分とかからない位で読み終えるのだが、ページ数は86頁ある!贅沢な絵本だそう、これぞ絵本の中の絵本だ!挿絵が豊富で、見開きの右ページは絵だけ左ページがテキストだが、2~3行のみの短い文章だ場面ごとに、豊富な挿絵で織り成す、小熊とジョニー君のふれ合いが途中から、ハラハラどきどきさせられる場面に転換し・・・セピアカラーの単色な絵は、見事なまでに丁寧な描写がなされ・・・いつまでも眺めていたい絵だ究極の絵本と持ち上げたいほどに、絵本らしい絵本であるお話もわかりやすく、対象年齢は4歳くらいから楽しめる高学年でも、勿論深く味わえるお話だで、5年2組のみんなもね、バラバラと始めた割にはもの凄い集中力で聞いていた先週の4年2組のし~んとは明らかに違うどきどきシーンでは、数人の子から、先を想像しあう声が小さく聞こえた決して大きな声は出さない他の人の迷惑も考えられるようになったねこのお話は低学年の時にも読んであげたもんだが・・・1・2年生では、どきどきまでの導入部分が落ち着いて聞くことができずに集中力に欠けてなぁ、ええお話なのに勿体無いなぁっていっつも物足りなさを感じながらだったが・・・今日は皆しっかり集中し、お話の中に引き込まれていたようだこうなると、もっと深い話も読みたくなるが・・・いかんせん、15分間では読み終えることが出来なくてなぁ・・・まして今日みたいにすぐに始められんようだと読んであげたい本もなかなか読むことが出来ず・・・ん~、時間内におさめるには、選書が難しいジョー!!!せめて20分あるとええのになぁ・・・さて、来週は6年2組だなに読むかのう・・・完:2005.11.28 22:06:19
2005.11.28
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さて、代休と県民の日で、2週間もつぶれちまった月曜日!本当に久々の読み聞かせだ二学期からは、3年生~6年生の2組を担当しているえ~っと・・・確か今日は4年生やな・・・もう、前回何年生だったか、忘れちまうほどやぞ (*_*)ピヨピヨ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆さてさて、4年2組だが・・・このクラスは、前回もかなり集中力が高く、よく聞けるクラスであったそれはやはり担任の統率が行き届いているからやろね3年2組とはえらい差だすでに教室は準備万端! 用意も整っていて・・・教室入ると『はい、日直さん』と、担任の一声『起立!礼・おはようございます!着席』と日直から号令がかかりさぁ、いつでもどんぞ~の状態だ・・・今まで、こういう事はなかったからなぁ・・・去年までは、担任はクラスにはいなくて、読み手一人だったから鬼の目がないと、子供達はつい羽目をはずすもんや実は、それが子供の生の反応で、それが好きだったんやが・・・今年は、大袈裟な言い方だが、軍事下の学徒みたいで、なんかのう・・・し~んとお行儀よく聞いてますわ (*_*)ピヨピヨへぇ、物足りないほど、お行儀よくのう・・・で、今日選んだ本は・・・☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆『みっつのねがいごと』他力本願で、絵本についてはこちらをどんぞ~ご紹介者も言ってるが、自分だったら、どんな願い事ををするか読後に親子で会話するのも楽しい絵本である作者はマーゴット・ツェマック彼女の絵本では『ありがたいこってす』も好きだなぁ流行に左右されない温かみの中にも力強いメッセージを感じられるような絵が大好きだ!お話も、読み込むほどに深みがまして・・・何度でも読み返したくなる・・・大人になっても楽しめる絵本ではないかのう子供達は、それぞれどんな願い事を思い浮かべたかのう・・・し~んとした教室だからこそ、じっくり読み聞かせられる絵本である☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆でね、去年までは20分間あった読み聞かせの時間も今年からは15分間に短縮となり・・・高学年にはとかく長めのお話をと思うと、1冊しか読めなくて・・・今日もこの『みっつのねがいごと』だけかなぁ・・・って思ったが・・・統率行き届き、すんなり読み始めることが出来たので読みながら、これはもう一冊いけるかも・・・と思い途中からテンポアップして読みすすめちまった子供達は、このお話をじっくり味わう事ができたかのう・・・ちと気にながらも、なんせこのし~んがたまらなくてちょいと羽目をはずしてあげたくなって、もう一冊読むことにした☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆『いたずらこねこ』はじめてかめをみた子ねこぽんとたたくと頭がひっこみ、ぽんとたたくと足がひっこみ子ねこは大仰天!そしてそして・・・ さらに子ねこには、思わぬハプニングが!この本、実は対象年齢2歳から楽しめるんやでもね、実は大人も笑っちまう絵本だぞ!横長のサイズを生かしたイラストは鉛筆画で、実にシンプル余白がすっごく活きてて、お話の面白さがさらにアップ!で、なんと言っても極めつけは、子ねこがドボンの瞬間の顔!学齢があがると、お話の先が読めてきてな・・・低学年で読むと、もうヤンヤの大歓声で、大盛り上がりになるが・・・このクラスはな、先読みできた子からクスクス控えめな笑いがこぼれだし・・・そうそう、この感じだよね ヽ(=´▽`=)ノ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆ 【画:とはずおかかえアーティストmac玉】 おかしい時は、思いっきり友と笑い会えるという事・・・(喜びの共有)悲しい時は、思いっきり友と泣けるという事・・・(悲しみの分け合い)その事が体感できて、初めて個々の気持ちとして今、自分はどうあるべきかと考える事が出来るのではと思う統率の元の静けさは確かに大事だが今は人の話を聞く時だ、今は率先して発言してもいい時だという事子供達が自らの気持ちで行動できる為にも・・・頭から押え付けるだけではなく、ゆるりとした交わりの中で共に学びあっていけたらええなぁって思う小学校における読み聞かせの時間はまさに、その学びの場には、もってこいではないかと・・・担任にも、その辺の理解を寄せて頂きいい意味での行き過ぎない協力を、今後も望みたいところである以上、本日の【読んでよ聞いてよ】これにて閉幕なり!長文に最後までお付合い頂き、ありがとうでござる完:2005.11.21 12:25:41
2005.11.21
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やれやれ・・・前回は、お初の読み聞かせという事で先生初め教室中が、受入れ体制万端だったが・・・今日はさぁ・・・先生は遅刻やし・・・子供達は、朝から体育着に着替えるのにオオワラワで只でさえ月曜の朝は給食着だの何だの提出物や持ち物が多くて落ち着かんのに今日は、さらに一段とワイワイガヤガヤ・・・時間になってもどうにも収拾つかず・・・暫く無言、直立不動で子供達がどうするか見ておったが・・・はぁ・・・今日は完全に無視やなぁ・・・それでもお話好きの子が、リーダーシップを発揮して机を後ろに下げ始め、ようやっと車座に集まりだしたが・・・今度は男子の何人かが、からんでふざけ回って、喧嘩寸前!すでに5分経過・・・これ以上は待てない吾:『ぬわにやってんだぁ!!!』 (つるのひと声)子:ビクッ・・・吾:『今、どうする時間? 深呼吸して!』 (テンションおさえてます)☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆ふぅ・・・ ようやっと始められました・・・月曜の朝自習なんて、こんなものです先生がいなけりゃ、まだまだ3年生あたりではふざけっ子をしてはいいか悪いかなんぞ、考えなしや (*_*)ピヨピヨすでに時間がおしてるのに、よりにもよって用意した本が12分はかかる本 時計つくりのジョニー 作:アーディゾーニ アーディゾーニと言えば、チムシリーズだよね^^本当はチムの冒険物語を連続で読みたいのやが・・・なんせ一ヶ月もあいちまうからなぁ・・・一話完結のこのお話を選んだのだお話はやわらかいのやが、テキストボリュームがあるので集団での低学年での読み聞かせでは、きつい作品でもあるアーディゾーニの作品は、そこんところが難点むしろ、ひとりで自分で読んだ方がええかもしれんなぁ・・・お話の中に入り込むと引きこまれるのやが・・・なんせ長いだけに、聞き手の能力によっては、だれちまう子もでるそういう子が、聞いてる子の邪魔にならないように自分は今、どうするべきか・・・じっとして静かにしている事だそうしているうちに、お話が耳に入ってきてきっと気持ちが落ち着いていくから・・・そう心の中で投げかけながら、いつもよりアップテンポで読みすすめたこんなんで、お話はしっかり届けられたのだろうか・・・ようやっとお話の世界に入り込み、落ち着き始めた頃に・・・となりのクラスは終了したようで・・・ 笛の合奏が始まった♪~♪~♪~何とまぁ、大合奏のBGMつきとなり・・・とつとつと語りたいこのお話・・・なんで声を張らなきゃならんのぉ~しかも長いお話なのにぃ!!!!(はぁ・・・疲れた)途中からやってきた担任の先生の気の利かなさ過ぎには、がっくりだよ・・・教室のドア開けっ放しだと、音が聞こえすぎて叶わんじゃろ~ドア閉めるくらいの配慮くらいしろよー!!!!こんな事も気付けんで子供達の小さなサインを、見逃さずにいられるのやろかのう (*_*)ピヨピヨへぇ、この先生、吾は、ちと疑問がありまする (*_*)ピヨピヨ以前、校長先生にこの先生のことで問いただした文書を出した事があったが・・・返答無しのままやなぁ・・・(余談)まぁ、とりあえずつるの一声で落ち着いた雰囲気で聞いていたようだが・・・お話を聞きたいー!!!ってなウエルカム状態で読めた前回の時とはうって変わって、これまた反応が掴みにくかったのう何より今日のクラスの雰囲気では、この本は明らかに選書ミスであったへぇ、この本が悪いのではないぞ。クラスの雰囲気に無理があったのだ今日は思いっきり声を張れる【鬼の腕】にすればよかったのう (*_*)ピヨピヨお話の力で、みんなに喰らい付いてやれたのに・・・(*_*; ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆今日の選書は、自分の今の感情が、思いっきり反映しちまったんよね・・・このお話のあらすじはね・・・『自分の好きなことを一生懸命頑張るジョニーを、ジョニーの両親や学校の先生といった周りの大人は「ジョニーが小さい」と言う理由だけで認めようとはしなかったんだ。 でも自分の力を信じ、友達の助言を受けてジョニーは、ついに大時計を見事に作りあげた』これは、子どもだけに言える事だろうか・・・大人だって、何かをはじめる時には「私では無理」というのではなく「私にも出来る」という前向きな発想が必要なのではないだろうか・・・行動無きところには、何も生まれん・・・何も変えられん・・・ってなわけで、個人的主観と入れ込みで、この本を取り上げたが・・・今日のクラスの雰囲気では、そこまで伝えられなかったかなぁ・・・でもね、以前2年生で読んだ時は子供達、ワクワクしながら見入ってたよ (*^_^*)次男坊が好きな絵本でもあったのだ!夢と希望を持てる子に、育ってもらいたい・・・そういう思いで【読んでよ聞いてよ】では、この本を取り上げてまする完:2005.10.31 12:25:26
2005.10.31
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3年生から、ずーっとこの本を、読んできた今日はいよいよ6年2組へぇ、もう6年生は完全に大人の聴衆と大差ないなぁ・・・体も急に大きく・・・吾より大きい子だっているんだもんなぁ・・・こっちも妙に緊張するぜ (*_*)ピヨピヨ 簡単に挨拶してから、すぐに本を開くへへへ・・・確かに緊張してたかな・・・いきなり、冒頭の1ページ、導入部をすっ飛ばして読んじまったぁ!!気を取り直して、改めて最初から・・・でも、子供達も久々の読み聞かせで緊張していたのかな吾のこのミスで、ぐっと和やかな空気が流れたのを感じた・・・で、つい吾の読み方も思い切りラフに・・・そうさねぇ、大人レベルな聞き手なだけにだいぶ、自分流にアレンジして読んじまったよテキスト以外にもアドリブ交えながらねなんせ、導入でしくじっちまったからもう楽しい雰囲気になりすぎちまったんでなでもな、例の黒い頁に来た途端!日付を読んだだけで・・・『テロだ』とひとりの男子その一声で空気がピンと張り詰めたのを感じるここからはアドリブはなしだ放っておいても、子供達はもうお話に引き込まれている絵を凝視して溜息をつく子・・・前を向けず、下を向いたままの子・・・この子は聞いているのだろうか・・・それはわからなかった・・・最後まで下を向いたままであったが・・・本を閉じた後に顔を上げた女の子彼女の心には、この本はどう受止められたのだろうか・・・テキストよりも絵で訴えてるこの本を耳でだけで聞いていた女の子の感想が、聞けたらええけどなぁ・・・正面にはかぶりつきで男子が集中!なぜか、女の子達は遠巻きで眺めておるもう、この年頃で女の子はかなり冷めた感があるよのう絵本なんて・・・ってポーズ?それでも、聞かずにいられないようで・・・おしゃべりをするような子は一人もいなかった・・・そんなこんなで、5年生のように、妙に間を取ったり本をまわして絵をじっくり見せたりということはなくツインタワービルの崩壊後は、淡々と読みすすめていったん~どうだったのかなぁ・・・6年生は、テロを明らかに認識しすぎてるのでこのお話を大人感覚で捉えてしまうようだ・・・『テロだ』の一声で、もうハーヴィーの活躍というよりテロそのものに意識がいってしまったようで・・・ハーヴィーそのものが、かすんでしまったような気がする・・・なんか、釈然としない思いで、絵本を閉じてから念押ししたこの本は実話です役立たずでこわされてしまうはずだった、おんぼろハーヴィはこうして大活躍をし、今はニューヨークで人々の思いに守られ、のんびりしていますみんながもし、ニューヨークに行くことがあったらハーヴィーのことを、思い出してみてね(ニューヨークに行かなくても、何か困難にあった時、思い出してね、の思いを込めて・・・)今日も、この言葉を残し教室を後にした彼らが自分で、もう一度読んでみようという気になってくれることを願いながら・・・さて、次週は3年生の2回目だ! 何を読もうかのう・・・完:2005.10.24 19:23:13
2005.10.24
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先週は体育の日で、オヤスミだったので一週空いての月曜恒例【読んでよ聞いてよ】だぞ!来週の6年生までこの本を読んでみようと思い、今日もこれ!5.6年生は高学年と言われるだけあって、さすがに4年生までとは違うのう!もう、なんて言ったらええかワカランが、教室入った時から今までにない感覚!そう、ここで初めて、聞き手の子供達がぐんと大人に近い感覚を覚えた・・・だから吾の読み方も、自然とその空気を察知して、大人相手の読み方になる。声を落とし、むやみに張ることもなく淡々と、時に意図的に考える間を充分に与えながら・・・1.2年生のうちは、声を張らないとわぁわぁ大騒ぎで、こっちが負けてしまう事もある。聞き手のレベルが様々な低学年では時に声色使って面白おかしく読んで気をひかないとなかなか集中させるのが困難だったり・・・(酷い時は読むのをやめた日さえあったもんだ・・・)だが、5年生にもなると、わかってるんだよね今、ジブンはどう行動すべきかってこと・・・もしかしたら、本は聞きたくないかもしれないだけど今はおとなしく座っていなければ・・・それが出来る学年が、ここからだったてんでんバラバラに好き勝手していたが、吾が教室に入ると何も言わなくても、すっと車座に座り始めた吾のことを覚えていた子もいたようで、目でニコッと合図を交わすが3年生のように、声に出して大騒ぎをすることはないむしろ、吾とこれ以上目を合わせるのが恥ずかしそうな子さえいたみんなが落ち着くのをわずかに待ってから4年生の時と同じに、おはようと一言挨拶して、すぐに本を開き読み始めた。だからこっちも、大人相手の読み方が出来て、とても満足してる子供達はどうだったのだろう・・・?低学年は、気持ちが剥き出しだから、反応が掴みやすいが・・・大人に近い聞き手の5年生、集中力の高さは凄かったように感じたが・・・黒色の頁【2001年9月11日、とんでもなくおそろしいことがおきた】ここで、『知ってる・・・』と小さくつぶやく声が聞こえた。知ってるんだ、てか、これだけでもうわかる学年なんだ・・・いつも以上にこの頁で間を取り・・・ ゆっくりと次の頁を開くそこにはツインタワービルに向かって、2機の飛行機が、飛んでいる絵・・・青空の空白が、これから起こりうる怖ろしい事をものがたり全ての時が停まってしまったかのように、シンとした音さえ感じさせる子供達の唾を呑み込む音が聞こえるさらにたっぷりと間を取ってから、さっと頁をめくり次の頁はテキストを読む前に、まず全ての子がよく見えるように本を左から右へゆっくりと移動させながらそこに描かれた絵をしっかりと見せた。そこには、何度となくテレビで見せられたビル崩壊の絵が、荒々しいタッチで見事なまでに描かれているのだテキストは必要ない、絵が語っている・・・これこそよき絵本の条件である『たくさんの人が けがをした たくさんの人の命が 失われた』声のトーンは一段と落とし、ゆっくりと・・・ テキストを読んだ子供達の気持ちが、そこに描かれた絵に集中する間を感じながら・・・次の頁へ読みすすめて行く・・・淡々と、だけどリズムを持ってハーヴィーの活躍をイキイキと!絵本を閉じてから~この本は実話です役立たずでこわされてしまうはずだった、おんぼろハーヴィはこうして大活躍をし、今はニューヨークで人々の思いに守られ、のんびりしていますみんながもし、ニューヨークに行くことがあったらハーヴィーのことを、思い出してみてね(ニューヨークに行かなくても、困難にぶちあたった時、思い出してね、と思いを込めて・・・)そう言葉を残し、教室を後にしたさて、次週はいよいよ6年生だ! 今から楽しみである完:2005.10.17 12:05:37
2005.10.17
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さて、月曜とはず【読んでよ聞いてよ】だ!今日は4年2組に行くぞ!先週の続きは、帰宅してからだ。それまでこちらの続きをどんぞ~エパミナンダス・2↑ここをポチッとしてにゃぁ~☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆読んでよ聞いてよvol.22【ワクワクとケッ!】 の続きだぞ! さてさて、今日は4年2組結局、何を読んだかと言えば・・・【しょうぼうていハーヴィー、ニューヨークを守る】6年生まで、この本を共通で読んでみようと思う先週の月曜とはずは『皆は4年前の2001年9月11日、アメリカに起きたとんでもない事件を知ってる?』って質問を投げかけたところで・・・つづくだったが・・・☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆さてさて、子供達の反応は・・・さすがに日付だけでは、ピンとこないがツインタワービルにね飛行機がさぁ・・・って言いかけたら軒並み知ってるーっと声が上がるさすがにあれだけの惨事は、この学年でもしっかり記憶されてるようだ半分くらいの子が知ってると手が上がった『今日のお話は、その時に実際に大活躍した消防艇・ハーヴィの本当にあったお話だぞ。ニュースを知ってる子も、知らない子もどんなふうにして、ハーヴィーが活躍することができたのかきいてください!』と前置きしてから絵本の表紙を見せる全体が赤を貴重とした表紙。消防艇らしいのう^^作:マイラ・カルマン 訳:矢野顕子だぞ!で・・・他力本願にレビューなのだ!≪出版社/著者からの内容紹介≫1931年生まれの消防艇ハーヴィは、桟橋や船の火事を消したりセレモニーで水を噴き上げたりするニューヨークの人気もの。しかし長年働いたのでオンボロになり引退したあとはスクラップにされる運命だったのだが・・・老いた消防艇とそれを愛する人々の気持ちを描いた実話絵本をニューヨーク在住のミュージシャン・矢野顕子が心をこめて翻訳した話題作。2003年度ボストングローブ・ホーンブック賞受賞と言う事だ。話題にもなったから、知ってる人もいるじゃろ?興味が沸いた方は、大人でも楽しめる絵本やから是非、一読くださいましでな、この本のあとがきに、矢野顕子がこんな言葉を添えている『彼らは9/11が例え起きなかったとしてもその時ハーヴィが劇的な活躍をしなかったとしてもこの船をきっと愛し続けていただろうと。歴史を川の底に沈めてしまうのではなく共に生ける限り、一緒に流れていこうという、その意志・・・』≪出版社からのコメント≫この絵本は、あの衝撃的な事件をモチーフにしているが実は主題はそこにあるわけではない。着実な仕事を重ねて年をとり、お役ごめんになった船をもう必要がないからというだけで処分するのではなくかけがえのない思い出を共有する為に、みんなで守っていくその心意気。力を合わせて困難に立ち向かう勇気や、人を思いやる心。大災害やたいへんな天災、人災に遭遇したとき人はどのように心と力を合わせられるか災難を乗り切ることができるのか。この絵本はそこを解いている。という事だ。でな、3年生やから、事件の事知らんやろうし知識として話してもええかなぁっと思って先に質問を投げかけたんやが・・・今にして思うと、これ愚問だったわ (>_
2005.10.03
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それでは画像付語り3部作のトリは【エパミナンダス】をどんぞ~でな、これ一編に更新は無理でなぁ・・・前半と後半に分けましたでは早速、エパミナンダス前編をどんぞ~エパミナンダス・1↑ここをポチッとしてにゃぁ~☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆でな、読んでよ聞いてよの読者は、絵本好きばかりやからなぁ・・・これだけは言っとくべ~このお話は、ご存知の方も多く、読み聞かせの定番!で、実際に吾が子供達の前でも語るお話ではあるが・・・だけどな、子供の前でやるときは、もっとシンプルだぞ!これはあくまでも大人向けに、ライブ向けに演出してまする^^それからね、出だしにいきなりトチってるねん (>_
2005.09.29
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【画:とはずおかかえアーティストmac玉】へぇ、昨日はすったもんだで、月曜とはずは本日の更新でござる!さてさて、4月の予定通り(棒線4から下)二学期からは月曜日の朝自習に、全学年に行くことになった読み聞かせでもな、4月の日記でなんだかなぁ?と思っていた疑問は解消されず結局ボランティアの人数は増えることなく、6名のままのスタートや。1学年3クラス1学期は、従来どおり1,2年生への読み聞かせ6名が1クラスごとに担当し、隔週のボランティアだった。1年生の担当と2年生の担当で隔週だからまぁ、都合が悪ければ、交代とかで何とか穴を開けることなくできたが・・・2学期は、交代要員の余裕がない誰か休めば、そのクラスの読み聞かせは無しなのだこれはなぁ・・・きついぞ!もうなぁ、もっと仲間を増やすべきだと思うんやけどなぁ・・・そしたら全学年に、毎週読み聞かせを行なう事ができるのにのう・・・で、2学期だが1, 2年生は引続いて隔週3名が、各クラスをそのまま担当し、毎週行くことになる1年1組の担当は、2年1組を担当することになるで、その他の3名(吾はこっち)は、3~6年生を担当こちらも3年1組担当なら、6年生まで1組を担当するのだってことは、3年生以上は月に一度しか行けないんよね・・・これではなぁ・・・続き物とかは読みにくいよのう・・・まぁ、今までなされなかった高学年への読み聞かせやからまずは始めの一歩が踏み出せたという事で、目をつぶろう・・・(*_*)ピヨピヨ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆さて、そんなこんなで吾は2組を担当昨日はお初の3年2組だ!教室入るなり『あぁ!ミッキーだぁ!』(ミッキーは吾の読みボラの時の呼び名)と、声があがるう・うれしいぞ!喜んで迎えられるのは、うれしいジョー!!!でもな、去年2年1組でない子は何のことやら?おもろないわなぁ・・・クラスは、吾を知ってる子の【ワクワクテンション】と【なんだよ~、ケッ】て感じなテンションと二分こ、こりゃ、いかん (>_
2005.09.27
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久々の月曜とはず【読んでよ聞いてよ】だぞ!なんたって【vol20.すったもんだの1学期最終回】以来二ヶ月ぶりに書くこのカテゴリだ!なぜ、その気になったか・・・だって、世の中あまりにもがっかりする事ばかりだから・・・今の大人社会には何の期待も持てないからせめてこれからのお子達に期待を託そうと思ってね・・・その為にも、これからの日本を託す大事な宝を育む親御さん世代にしっかりと伝えたいことを伝えていかねばとなんか熱く込み上げる思いがあってね・・・☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆以前こんな日記を書いたそこからいつか聖母になれますように…(おまけの絵本付き)の日記が生まれその主人公であるTご夫妻とはその後もメールで何度か近況報告をやり取りしているそのTご夫妻が、吾のスケジュールをとはずで確認し先日9/10に、婚礼が終わるのを待って尋ねてきてくだすったのだ!そう愛息子と一緒に・・・ 3っつ並んだ笑顔が輝いていたっけ・・・嬉しかったなぁ・・・やっと授かった愛息子、8ヶ月になっており、しっかりと人見知りが始まり吾が抱っこしたらビエ~ンと大泣きだわさ!(>__ヘ<)゚ ゜。☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆月曜とはずには、かけ離れた内容になって来ちまったな・・・こじつけではあるが・・・こんな時代だからこそ、お父さん・お母さんが子供と接する時間はどうか豊かな時間でありますように・・・と願わずにいられないのだその豊かな時間を手にする為の一つの手段として月曜とはず発行者の吾としてはこれからも良書・絵本を読み語り、多くの子供達を通じて世の親御さんたちにも絵本の恩恵を広めていきたいと思うところであるなにやら、異様なテンションの月曜とはずであったが選挙後の時節柄、こんな事も書き記しておこうと思ったわけである完:2005.09.12 15:43:01
2005.09.12
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月曜とはずであった・・・≪更新前のお知らせ≫吾が懇意にしておる宇田川民生氏の作品展が明日12日から19日まで、岡山の地で開催される。12日の初日は、宇田川氏もおいでになるそうや。詳しくはこちらをどうぞ 【露草庵】【ギャラりーさとう】あぁ・・・これから通夜司会なり・・・月曜とはず【読んでよ聞いてよ】は帰宅後、更新できるかなぁ・・・ 【画:とはずおかかえアーティストmac玉】時刻23時35分【読んでよ聞いてよ】1学期最終回!ギリギリ更新じゃぁ!まずは一冊目【歯医者のチュー先生】作・絵:ウィリアム・スタイグ昨年度の2年1組さんの【3学期最終回】に読んだ【ロバのシルベスターと魔法の小石】の作者だ。吾、スタイグ大好き!風刺がかったシニカルですっとぼけた表情のキャラクター。それにマッチした、これまた皮肉めいてそれでいてさりげない愛が散りばめられた絵本。スタイグならではの作風に、吾はメロメロなのだぁ!ほんとは6月上旬に読むのだが・・・今年は隔週でうっかりしちまい、今日となる。ほら、どうせ子供達の歯医者通いは夏休みの痛い宿題やからな (p_q*)シクシクみんなに、歯医者行くんだぞ!ってエールをこの本に託した!せっかくだから、たまには作者紹介をば(ファンなもので・・・)≪ウィリアム・スタイグ≫1907年ニューヨーク生まれ。1930年、「ザ・ニューヨーカー」に掲載されたはじめての漫画が好評となりそれ以後漫画を描き続けた。60歳を機に<子どもの本>に力をそそぎ1968年 3冊めにだした絵本「ロバのシルベスターとまほうのこいし」でコルデコット賞を受賞、それ以後、多くの子どもの本を出版している。90歳を超えた今も現役で絵本を描きつづけている。90歳を越えて尚、現役!ってのが素晴らしいよのう^^(*_*)ピヨピヨ(*_*)ピヨピヨ(*_*)ピヨピヨ(*_*)ピヨピヨ(*_*)ピヨピヨ(*_*)ピヨピヨつづいて2冊目はこれ!【きみなんかだいきらいさ】作:ジャニス・メイ・ユードリー 絵:お馴染みのモーリス・センダック訳: 小玉 知子もうね、小さな本だけど、団体にどうなん?って感じだけど・・・お話がすごい!訳もいいねぇ~辛辣な言葉だけど、とっても子供らしい!変に媚びた訳でないのがうれしい!だからこそ、子供はグイグイ引きこまれていく・・・唾を呑み込む様な緊張の空気に包まれ・・・最後は「がはははは!!!♪」と大笑いの安堵!途中先生が「え~?」って不安な顔しだしたのもおもろかったがな(*_*)ピヨピヨ吾、こういうの大好き!子供もみんな好きだったぞ!てなわけで、1学期も楽しく無事に終了!はぁ・・・長い夏休みが来るよ・・・みんないい夏休みが過ごせるとええなぁ・・・せつに、せつに・・・そう願いながら・・・完:2005.07.12 00:03:52
2005.07.11
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7月2日の備忘録から、辺コメ中コメント完了次第、本編更新!♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪≪えっと辺コメ途中やが・・・なんや書きとうなって・・・≫まぁ、皆々様は・・・まさかここまで!PCに嵌まり込んではおらんやろなぁ!!!!ええかぁ!ほざいてみせまっせー!!!!今な、昼、食べた。昨夜、旦那がこしらえたカレー。今朝も食べたんだった。そいでな、今まで顔も洗わんし歯も磨いてなかったジョー!!!!朝っぱらからバタバタと遅刻は出来んと読みボラへ・・・顔洗う暇もなし・・・帰宅後、PCへまっしぐら!カレーを食べつつ、今迄、放浪・・・あぁ・・・歯を磨こう・・・♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪時刻14時15分 そいでな、辺コメ完了!昨夜は日舞でハンナリしたのに・・・その後、またもや役者仲間と飲んじまいまして・・・今日の読みボラの為、何とか終電に間に合わせ・・・深夜0時15分の帰宅となり・・・いざ!辺コメと思いきや!!!!何でメンテナンスやぁ!!!!ちょいと、追加のほざきまくり。がはははは!!!はぁ・・・♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪さてっと本編・月曜とはず【読んでよ聞いてよ】だわさ。 【画:とはずおかかえアーティストmac玉】今年からボラさん不足で隔週(vol.12傍線4から下参照)となっちまった読み聞かせ。今日は休みのはずやが【先週】がイレギュラーで1年生と相成り申して本日は臨時の2年生となり・・・だけんどボラさん同士の連絡ミスでな1年生担当の方が早々に来て下さいまして・・・ちょいと出遅れの吾が来ないのでは?と、2年2組を担当してくれはって・・・うっかり教室入ったら、丁度始めるところなり!てなワケで、今日は二人で一冊づつ読んできましたぞ!まんず、相方さんが読んでくれはったんがこれ【ひゃくまんびきのねこ】佐野洋子さんの【百万回生きた猫】はお馴染みよね。なんたって、日本図書館協会選定図書ならびに全国学校図書館協議会選定図書であるからして・・・よくその本と勘違いされちまうんやがワンダ・ガーグ作の【ひゃくまんびきのねこ】はもう哲学本ものやなぁ・・・吾、大好きな絵本や!なんたって、ほれ!作家さんが、ワンダなだけにな(>__
2005.07.04
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6月23日から溜め込んだ辺コメ、完了やぁ!!!是非!うけとめてやぁ ♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪┌|∵|┘♪ 【画:とはずおかかえアーティストmac玉】 さて、ここからは月曜とはず【読んでよ聞いてよ】だ。今日はね、読み聞かせボラさんやったが、2年生は街角探検隊の日で読み聞かせは無しなんやて。そのこと、ボラさんにはなんも連絡無しでな・・・行ってみて、なんやぁ!ってなもんよ。そいでな、学校側は引っ込みつかんから、今日は1年生をお願いしますとな!みんな慌てたぞ!急遽1年生向けの本を選び直し。1年生も、もう少ししたらええが、この時期はまだ幼稚園の延長レベルやからな集団で読むときは、1年生のレベルに下げた本にせねば・・・ってことで、2冊、読んで来た。初回に行ったきり、久々の1年2組。相変わらず先生きっちり仕込んでいただいており・・・まぁ、すぐに1冊目や。【ガンピーさんのふなあそび】あっつい関東地方!プールの授業が待ち遠しい季節には、決まってこの本を読んでいる。子供達は夢中やぞ!続いて2冊目【いたずらこねこ】もうね、吾が大好きな絵本。こういうクスって笑えるお話はええよね。低学年よりは、高学年の方が意外とこのシュールなおかしさは通じるかなぁ?それでも先を予測しながらワクワクモード。サスペンスチックなどきどき感がおもろいのかもな。てなわけで、1年2組のお子らと久々に楽しいひとときを過ごしてきたが・・・あっちいジョー!!!!もう読みながら、吹き出る汗!汗!汗!聞いてるお子らも大変やろな。先生がだれるお子らの姿勢を、何度も注意してたっけ・・・ええんだけどな・・・楽な姿勢で、お話を楽しんでくれた方がええんだけんどなぁ・・・こんなくそ熱い時は、プールサイドで読みたいジョー!!!!♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪┌|∵|┘♪さて、ここからはプライベートな備忘録昨日は、ポテさんと一夜を明かしモーニングを共にし、まだまだ止まらぬ語り草・・・前日から続いた16時間半の生乱闘再会を約束してAM11時、涙の御開き その後は、【8月リーディング公演】の稽古や。正直、徹夜明けではテンションどん底。油断すると居眠りが・・・ついでに声は“かすれからす” すかさず演出の【石塚運昇様】からご指摘が・・・まさか飲み明かしましたとは言えず・・・意味もないカラ咳で誤魔化し申して・・・ケケケこのままでは引き下がれん!挙げましたとも、異様にテンションフル回転!最後は石塚殿も、頷いておったようで・・・さてさて、そろそろキャスト発表が近い!役をゲットできたら、また大々的に告知致す!宜しかったら、聞きに来ておくれやす(*_ _)ペコリ♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪┌|∵|┘♪話はかわり、そんなこんなで旦那殿25日は中学PTAのマイルドバレーボール大会!殆どが母様出場の中、吾は婚礼司会をキャンセルなんぞ出来ず旦那殿が出場やぁ!『いくぞ、稲妻サーブ!』と声張り上げ闘志溢れるプレイで笑いを取り捲りの旦那殿。それでもチームは優勝なり!あぁ・・・吾はお仕事でよかったなり(*_*)ピヨピヨそんなこんなで、柳本ジャパン!稽古後はいつものように飲み会に誘われたが、これでも一応・母である。さすがに本日は直帰。車を止めてある実家の最寄り駅で途中下車。ワールドカップ・ブラジル戦に間に合いましたぞ!ファイナルセットだけだったが、しかと応援送りましたぞ!ん~く・悔しい!!!!もちっとだったのう・・・んでも、実に気持ちのええファイトを見せていただいた。光る汗!眩しかったぞ!吾も、気張るべ・・・てなわけで話がとっ散らかった、ごった煮な感じがええ感じ(>_
2005.06.27
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【画:とはずおかかえアーティストmac玉】本日、執筆業に負われる一日。婚礼〔新郎新婦紹介原稿3件〕なんとしても本日中に書き上げねば!その後、なんとしても〔読んでよ聞いてよ〕を書きたい!最近、訪問された方々へ~お暇でしたら【読んでよ聞いてよ特別編集号】なんぞ、閲覧くださいまし。そいでは、原稿見事3件書き終えたら本日中には【読んでよ聞いてよ】新刊発行!(予定)時刻PM13時35分に記す1-----------------------------------------------------------------さて今年度からは読みボラの人数不足で、1.2年生を隔週で行うこととなり・・・何のことか不明な方は【vol.12傍線4から下】を一読くだされ。よって月曜とはず【読んでよ聞いてよ】は隔週発行でお送りしている。今日はその読みボラの日。ことしも2年生の担当だ。まずは今日の一冊目【はなのすきなうし】作:マンロー・リーフ絵:ロバート・ローソン訳:光吉夏弥(みつよしなつや)体は大きく立派でも、人一倍心根の優しい牛。名前はフェルジナンド。花が大好きで、皆が闘牛に憧れ、やんちゃ遊びをしていてもフェルジナンドだけは、大好きなコルクの木の下に腰を下ろし毎日、野原の花の匂いをかいでるフェルジナンド。そんな息子を、母牛は心配しながらも温かく見守っていた。ある日・・・ひょんなことからフェルジナンドは闘牛に出場させられてしまう。さぁ、フェルジナンドは、果たして闘うことができるか・・・というあらすじ。この真っ赤な地に、すっとぼけたフェルジナンドがなんともええやろ。挿絵も黒一色の線描きで、シンプルでありながら緻密な絵だ。本のサイズは小さいが、遠目でも、かなり絵は際立って見える。子供達も、フェルジナンドがどうなっちゃうのかハラハラどきどき・・・2-----------------------------------------------------------------お次はこれ!【おさるとぼうしうり】作・絵:エズフィール・スロボドキーナ訳:まつおか きょうこもうね、絵からしてこれまたすっとぼけた絵やろ。お話なんて・・・もう・・・あぁ!!!!言いたい!でももったいなくて・・・言いたくないジョー!!!!こういうの、実は大人感覚だと、何がええんかわからんやろなぁ・・・でもな、子供は感性で感じ取るからな、こういうのすっきやねん。真相は・・・ 興味がおありでしたら、是非ご自分の目でお確かめあれ!この本が楽しめたら、童心を失ってない筈やぁ!3-----------------------------------------------------------------さて、先週、読みボラのセオリー違反の話をした。不明な方は【傍線2から下】を、一読あれ。でな、今日も当然、聞いたぞ!そしたらな・・・【はなのすきなうし】は半数【おさるとぼうしうり】は・・・なんと全員手を挙げたんやぁ!!!!そう、【先日】話したあの女の子も、今日は手を挙げたんよ!この本で早くも手が挙げられちまうのは・・・ちょいと拍子抜けやがな。そいでもはにかんだ笑みを浮かべて、手が挙がったぞ!吾も嬉しかったなぁ・・・でな、一見【はなのすきなうし】もええ本だと思うやろ。ええ本や、確かにな。子供らも集中してよう聞いていた。なのに、どうして・・・【おさるとぼうしうり】にお株をもっていかれちまったのか・・・?理由は二つ考えられるかのう・・・A はなのすきなうしは、ちょいと教育的観念が見え隠れするからや。 それでも、この本なんかはまだええ方やがな。 世に出回る推薦図書の殆どが この手の教育的観念が根底に見え隠れするものが多い。 そして、子供達はその手の本は、よく聞けても 心底味わい、文句なしに楽しむかというと・・・ これは一概にそうだとは言えないものなのだ。B 皆で声を出して読んだから・・・ 【おさるとぼうしうり】はな、絵本の定番、繰り返しが手法に使われておるが この繰り返しの決まり文句【つーつーつー】と言う掛け声を みんなで、でっけー声出し、一緒に読んで楽しみ申した。 先生も、唖然としてたっけのう・・・ウヒヒこのBの手法を使わなかったら、果たして全員手が挙がったやろか?それはわからんが・・・でも、子供達(特に低学年)は、一方的に与えられるだけより自らも一緒に読み手になるくらいの方が、もう楽しさ倍増やぁ!だからな、吾は絵本選びのポイントとして皆で声に出せそうな、簡単な言葉が繰り返し出てくる絵本を好んで選んだりする。この一緒に声を出すということが、恥ずかしかったり、ばからしかったりで意外と素直に出来ない子がいるもんやが・・・あの女の子が、声に出せたかはわからんがこのお話が好きだと、手を挙げてくれたことは事実。なんかあっさり目標達成しちまって拍子抜けやが・・・今日は、吾にとっては嬉しいことだらけ!心をそっと寄せること・・・ これからも続けていきまする。【報告】名無しさん、いえ、勇気さんと呼びましょう。勇気さんと吾は、もうすっかり意気投合や!この先もきっと、このとはずをそっと見守ってくださるだろう・・・その事も含めて・・・今日は吾は最高に幸せだ!断じて!!皆様にも・・・ 心から、ありがとうと、言いまする。完:6月13日時刻PM18時07分 [晴れ30.5/21.7:41.8/8.7/1056/36.0]
2005.06.13
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日記だから・・・まんずは備忘録そもそもこれまで8年間手書きでつづった日記は備忘録でもあったわけで・・・ブログはどうもその辺から大きく外れ申して・・・単なる自己主張の場にのさばっちまって・・・だがしかし・・・そのほざきに反応を頂いちまうと、闇の魔法にトリツカレタヨウニ・・・もはや、もはや手書き日記は2月24日の日付で止まったまま・・・8年間の備忘録が、途絶えておる。対策として・・・もう、ここに書いちまおう。♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪┌|∵|┘♪└|∵|┐♪【備忘録】1:長男坊 5/27 39度の発熱で部活休んで早退。翌日医者へ ウイルス性疾患。5/29は1年生だけの試合であり 今後をかけた大事なデビュー戦でもあったが・・・ 奴は悔しくてノックを失敗する悪夢にうなされ、胃腸炎にもかかり・・・ 他の事(色恋沙汰もなし、勉強なんてはなから眼中ではなく)で こんなになる事はないが・・・ 奴は野球にここまで真剣に打ち込んでいたのだなぁ・・・ 高校授業料は、野球の為に払っているようなのが、吾としては・・・ なんか・・・オモロイ!2:次男坊 5/24 春の大会 顧問から、スタミナ不足を心配され、長距離メンバーの中では 只一人、3000mだけのエントリー(他は1500mも出場) だがしかし・・・それでも今回もボロ負け。入賞すらできず・・・ 1年時、次男坊より20秒も遅かったライバルが2位で、県大会補欠となる。 5/29 記録会 3000m。タイムが伸びない。またもやボロ負け。 フォーム改善の必要があるか・・・ 後半スタミナ切れる。喉の痛みと、吐き気をもよおしながらのレースのようだ。 1年時のトップタイムより10秒も遅い。記録更新が目下の目標となる。 ライバル達はどんどんと遠い彼方に記録を伸ばしていくのに・・・ 孤独な戦いはまだまだ続く・・・ 【一応・母】として・・・ ビデオでフォームチェックし、いったん気持ちを楽に落とすようにとアドバイス。 つい油断すると、はっぱかけちまうんやが・・・ 立ち直るその日まで、親子共々、忍の一字。3:三ちゃん 5/29 友人宅で犬小屋製作を手伝ったそうな。 ご褒美にアイス3箱、稼いできよった! 友人宅は気前がいい!お子らと遊ぶだけで、うこっけいの卵もよくいただく。 あぁ、だがしかし・・・家にはお返しに差し上げるものがなく・・・ 三ちゃんそれでも稼ぎまくり。愛されるキャラでよかったな!4:旦那殿 5/29 高校野球部父母の会・奉仕活動 グランド整備・備品修理に一日費やす。これもまた立派な働きであった。5:吾 5/29 婚礼司会。 緑萌ゆる神社の御前にてお式を挙げ 場所を移して、列席者は身内のみのアットホームウエディング。 もう、親族が一人一人、思い出話に花を咲かせた祝辞のお披露目大会! 複雑なご家庭だっただけに・・・涙あり、笑いあり・・・ 収拾つかないスピーチ大会。 ありがたかったのは会場側もこの雰囲気に反応して 【時間を気にせずどーぞモード】な協力体制を頂戴し・・・ 思う存分、家族・親族の心のふれ合いを、一緒に堪能させていただきました。 3時間40分の披露宴。やらせてくれる会場は、そうはない。 【以前】もご紹介した、温泉がすんばらしい会場である。 7/9・10ブライダルフェア開催。吾はMCの以来を受ける。以上、既にこんなに書いちまった。この後、月曜とはず本編【読んでよ聞いてよ】更新!だがしかし・・・きょうはこれから6月ライブの打ち合わせ。相方・玲がまもなく到着!本編更新は夕刻以降!絵本好きはまたの来訪を!時刻AM10時10分に記す1--------------------------------------------------------------------------月曜とはず【読んでよ聞いてよ】本編だぁ!一週間ぶりの憩いの時間がやってきた!学校に着くなり、吾の姿を見つけた2年2組のお子らは『あぁ!おもしろい人がまた来たぁ!』と浮き足立っての歓迎モード。教室に入ると、聞きたいモード既に準備完了!今日は『おはよう』の挨拶一言で、すっと一冊目に入る。ええ感じやわぁ・・・文・絵:ドロシー・マリノ 訳:石井桃子ところが吾が一声発しただけで、【前回】のとぼけたお話がよみがえるのか・・・クスクス笑い出す子がちらほら・・・まだおかしくもなんともない場面なのに、お話とは関係なく笑っちゃうのだ。これは読み聞かせに反してる。お話がどっかイッチまってる。つまりお話を楽しんでいるのではなくて、吾をおもちゃにしているのだ。受けすぎるのも困ったもんだ。先生すかさず『シーっ!』攻撃!クスクス笑いはすぐにおさまり、やれやれだが・・・実はこの『シーっ!』吾には、これも無用であり・・・こういう気持ちが起きたことを、大事にして欲しいわけ。確かに読み聞かせには反しているが、クスクスの子は楽しいワケね。聞きたい子の邪魔になる笑いではあるが、この笑いを制する友達の声が起きる事また自ら気づいて辞めるという自発的な心の動きを、吾は期待しているの。先生の注意は手っ取り早いが、その注意も、もちっと待ってて欲しかった。先生は多分・・・子供の心の動きを観察する前に吾に対する気遣いを重んじたような気がした。こっちはいっこうにかまわんのだ。そういう反応が出たということがおもしろい発見だったしこの先どう展開するかも楽しみだったから・・・つまりなんとも、正統派読み聞かせ、そうまさに読み聞かせの状態になり・・・まぁ、おかげさんでよう聞いておりましたわ。そしてすんなりと2冊目に【前回1年2組で読んだ本】2年2組でも読んでみる。すっごいノリだ!ハリーがどこにいるか見つけながら聞いてねと投げかけてから~途端に、もうみんなはページをくうごとにどろんこになって、見つけにくくなっていくハリー探しに夢中!ページをくう度に『ハーイ!』と手が上がる始末!こんな展開は初めてだ!おもろいことになってきたぞ!何よりこれには先生の静止がなかったからありがたい!そのまま、今までにない反応の中、ハリーを思いっきり楽しめた。これぞ【読んでよ聞いてよ】のノリ!時間が短縮されてから、2冊が限度で、これにておしまい!2--------------------------------------------------------------------------でね、今まで明かしてなかったのだが・・・てか、これはいわゆる読み聞かせの禁じ手だから伏せていたが・・・吾は【読んでよ聞いてよ】のノリだからね~毎回、子供たちにアンケートをとってるの。『好きだったお話、何回手をあげてもいいから、教えてね』と言って挙手を求める。もうウキウキっ子は、どんなお話でも元気よく『ハ~イ!』と手が上がる。読み聞かせのセオリーは、感想は絶対求めてはいけないことになっておるが・・・なぜ、吾はその禁じ手を敢えてやるのか・・・* 子供たちが、どのお話に手を挙げようかと、意欲的に聞くようになるから。 つまり聞かれる事が嬉しくて、応える為に積極的に聞くようになるのだ。* だがこれが一番の理由~ 自分の意見を積極的に表に出せるように促したいのが狙いである。 好きなことも表に出せない子っているんだよね。聞かれること自体がプレッシャーなのだ。 そうかと思えば・・・ そういうことが馬鹿みたいと、既にこの年齢で冷めた視点で知らん振りして 感動する感性を自ら閉じ込めてしまう子。 こういう子達の心を開放してやりたいのが狙い。 好きなものには、心から表明できる気持ち・・・ 陰にこもってしまいがちな子の感性をオープンにしてやりたくて・・・ する必要はないかもしれない、そこまで読み聞かせに求める事は意味ないかもしれない。 でも、これが吾の【読んでよ聞いてよ】の根底に息づくポリシーなのだ。さて、このクラスは実にいいテンション。でもね、いたよ。一人だけもじもじして、挙げかけた手を下ろして苦痛な表情をした女の子。彼女には、とっても嫌な質問だったのだ。だからね、この一年間、吾はこの女の子が手が挙げられるようになるのをそっと見守っていきたい・・・その子の心が解き放たれるような時間を作っていきたいと・・・新たなターゲットを見つけたからね、また次の読みボラが楽しみだ!さ~て!次は何を読もうかな?今日も実感、ええ感じ!ウキウキ気分で今宵の【読んでよ聞いてよ】はこれにて閉演。完:5月30日時刻20時10分[雨20.7/15.4:41.6/9.4/1045/35.6]
2005.05.30
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とはずの月曜と言えば【読んでよ聞いてよ】絵本と子供の環境をクロスした視点から、ぽっつら語っておりまする。さて、今日は2年2組や。どんなお子に会えるかな?これまたお初対面楽しみや。ほいでは行って参りまする。時刻8時に記す1--------------------------------------------------------------------------時刻9時帰宅。 【画:とはずおかかえアーティストmac玉】 これから、スズキ車限定のオークション・アナウンスに行って来る。はぁ・・・よりによってなんでこの週にあるんだか・・・そしてあさって水曜日はいつものレギュラーオークション。あぁ!!!!!もう、仕事なんかしてられかってんだよー!!!と言いながら、昨夜はついお誘い断りきれずまたもや、稽古後に飲み会に馳せ参じてしもうた。だってさ、【今回のライブ】の代表【石塚運昇様】のバースデイ・イブだったんだも~ん☆それは出席せねばの。いんやぁ・・・楽しい酒でした。と、他愛もないこと言いながら・・・それではオークアナに行って来る。 2--------------------------------------------------------------------------時刻17時帰宅そう、何があっても休めないオークアナの仕事であった。まぁ継続は力なり、そこから信頼関係が生まれる。レギュラーの仕事として13年間の経歴に繋がった。そしてもうあさっては、そのレギュラーオークション。もう、休みたいジョー!!!!へぇ、お葬式稼業は、もうまる3週間、仕事キャンセルにしてまする。削れる時間を有効に使わねば・・・こうして日記で確認せねば、もはや何曜日かもわからん状態やぁ!!!3--------------------------------------------------------------------------さぁ、ここから月曜とはず【読んでよ聞いてよ】の本編だぞ!2年2組 お初訪問やぁ!いやぁ、ここの担任さんとは、気が合いそう。なぜって?細かい先生たらしな注意はなし。さっと日直さんに挨拶をさせたら、すぐに吾にふってくれた。これはええ感じの導入やで。そいではと吾から、お話を聞くときの注意と約束を伝えた。★吾の【読んでよ聞いてよ】で守って欲しい事★1) 本に対してのよびかけは思う存分声にして、笑いにして、涙にして! こうするとな、子供はどんどん絵本に集中し、聞くのが楽しくなって そのうち、このお話は、シーンと味わって聞くお話か みんなでわいわい聞いたらもっと楽しくなるお話かが、自然と掴めて来る。 そうなると、同じお話を友達と共有できる喜びに繋がる。2)だけんど関係ないおしゃべりは、絶対許さない! これは、公衆マナーの徹底的な刷り込みや! 吾が何度となくあくたれっ子にたたきつけた言葉や! 【自分がつまらないからと、お話を楽しみたい子の邪魔をしてはいけない】3)じゃぁ、つまらない子は・・・? 寝ろ! そう、大勢を相手にする読み聞かせ。全ての子に楽しめるお話ばかりではない。 つまらないからと、喧嘩したり、おしゃべりされるよりは 寝てもらったほうが、みんなの為になる。 そのかわり、このお話を自分だけ知らないことで、後悔すんなよ!☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆゚・*:.。.☆こうやって読み手が毅然と説明する事によって、お話の時間の大切さそして読み手に対して、敬意を持つようになるんや。最初にしっかり子供たちの心を掴むと、この後が、とってもやりやすいのだ。今日はしっかり約束を伝えられる事が出来て・・・なんて素敵な時間が生まれたことか!もう次から次へと、お話に対する感嘆の声が溢れてなぁ・・・こっちもすっかりええテンション!優等生チックにおとなしく聞いてただけで満足しては危険。お話にあわせたテンションのリアクションがあって、初めて子供たちが楽しんでると言える。読み手と聞き手が絵本を通じて一つになるこの時間。この感覚が、読みボラの醍醐味や!先生は、日直に挨拶を促しただけ、あとは、子供たちと吾の間に垣根を作らずそっと見守っていてくだすった。子供たちの頭の中には、先生がいる意識はすっかり抜けていた。素直な心が溢れた時間、提供しなすったのは、担任さんや。2年2組は楽しみや!4--------------------------------------------------------------------------今日読んだ絵本二冊↓ 【くわずにょうぼう】は先週1年2組でも読んだので【こちらの日記】を確認あれ!再話:稲田和子さん 画:吾の大好きな赤羽末吉さん【いつもちこくのおとこのこ――ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー】どろんこハリーのつもりでいたが、あまりにもええ反応するお子らなのでこのお話に急遽変更!もう、みんなで盛り上がったゾイ!大人も楽しめる絵本なんや。シュールでなぁ・・・ニヒルなメルヘン。なんてったってこの長い本のタイトルがイカシテるやんかぁ!もう真正直なノーマン君は吾も大好き!みんなもすっかりノーマンに夢中や!どんなお話か・・・これはちょいと力を込めて、読んでみて~っと言っちゃうぞ!作:ジョン・バーニンガム 訳:谷川俊太郎もうこのお二人の合作なんて、贅沢な絵本やで!一学期、そろそろ疲れが出てきて遅刻や欠席もちらほら・・・そんなこの時期に、よく聞けるクラスには決まってこのお話を読んでいる。★あぁ、次は何を読んであげよう・・・★そう思えることが、読みボラにとっては一番嬉しいことである。完:5月16日時刻21時10分[曇り時々晴れ22.9/10.8:41.9/8.3/1063/36.2]
2005.05.16
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月曜だぞ!朝っぱらからスマンが・・・おはようほざくぞ!はぁ・・・寝不足かな・・・なんせ、4月からずーっと野球馬鹿の長男坊・高1のドカ弁作りが、新たな日課となり毎朝、5時起き!休みなし!監督は~ん、たまには休んでやぁ!!!!吾、ここんところ、コタツ寝続きや。 【だるちゃんからの褒美】☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆さて、はじまるぞ!今日から、新しいお子らとの【月曜だけのとはず語り】が、スタートや。どんなあくたれっ子と出会えるか・・・ワクワクしながら、行って来る!時刻AM7時45分1--------------------------------------------------------------------------時刻9時半 読みボラ帰宅でたぞ!久々の【傍線1】これがでないと、とわずでないとのリクエストを頂いちまったからな・・・お望みならば、長文ベタ打ち傍線日記やぁ!!!!さて傍線が出たからには、すぐには開演とならんのが、とはず語りや。まずは読みボラのボラ精神つながりで本編アップまでお時間のある方は、こちらの日記へどんぞ!【5/7の日記コメント】で、りうりうさんから、こんな情報を頂いた。※夕刊フジの記事より「5月9日」アイスクリームの日。サーティワンが全国630店舗で夕方の2時間、ユニセフ募金を呼びかけ。募金協力した人には、お好きなアイスクリームフレーバーのレギュラーシングルコーン(通常283円~)を1人1個プレゼント。今年で4回目を数える企画。今回の寄付金はスマトラ沖地震・津波の被災地の子どもたちの支援活動に充てられる。店舗により実施時間が異なるため、事前確認要。だそうな!今日は、まさに5月9日やぞ!月曜でなければこのボランティア精神について、ぽっつら語りたいもんやが・・・とっても気持ちのええ日記を、情報提供者のりうりうさんが、書いてくれはったんでな。吾はもう言う事なし!こうやって省エネモードで、日記は今日も100%更新だぁ!!!ガハハ!!!そいではその日記へ・・・ん~!!!!ワ~プ!!!!(FONTがしょぼいぞ)【りうりう**さんの日記・5月9日はアイスクリームの日ですと!! 】へどんぞ!2--------------------------------------------------------------------------ほい!本編でっせ!結局ボラさんは、6名でスタートや。なかなか代表さんの考えはかたくなや。当分ボラさん増えんやろなぁ・・・何のことか不明な方は【vol.12傍線4から下】を一読くだされ。そんなわけで1学期は、結局学校側との交渉で、1年生と2年生に二人ペアで隔週でいくことになったんや。初回の今日は、ピカピカの1年生。担任がとても丁寧な先生で、読み聞かせの前に、生徒達に注意をきちんと促してくだすった。おかげで聞く態度は、今までの中では一番やな!だけんどその注意の時間が勿体無い。その間に短い絵本一冊読めるんやで。今日は2冊しか読めんかった。2冊目なんか、ラストページの大事なところでチャイムがなって、お話は台無し!これってどうなんやろ?さらには今年度から、担任も一緒にその時間を過ごしてくれるようになったんや。だから、先生も聞いてるんよ。おかげで皆ええ子。不満、言ったらいかんよのう・・・だがなぁ・・・なんや、この空気もまたどうなん?って思っちまった・・・まぁ、あくまでも朝自習の時間やからな。学習の一環や。だけどなんや、とっても窮屈な時間になっちまったようで・・・タイトル【読んでよ聞いてよ】の看板は、単純に【読み聞かせレポート】と変更せねばって感じや。子供たちは集中して聞けてたかとは思うが・・・純粋に絵本を楽しむと言う視点の【読み聞かせ】としては申しぶんない。だけど・・・月曜とはずを読み続けてきた方なら、吾の気持はわかってもらえるやろか・・・?それにな、今年から時間も短縮になっちまったんやぞ。20分が15分に・・・ほんとは10分が学校側の希望だったらしい。でも代表さんが、15分は最低必要と引き下がり・・・結局その5分は、子供たちの登校時間を5分早める措置として合意となったんやて。もっとも5分早めるというのは、読み聞かせの為だけではなく学校側のカリキュラムの時間確保でもあるそうや。そう、結局【ゆとり教育】の歪みは、全て子供たちに重くのしかかっちまったんや。子供らと週明けの鬱憤晴らしの時間は優等生チックに、ただ絵本に親しむだけの時間となり申した。まぁ、絵本にパワーがあるんやから、それでええのやろ。だけどな・・・吾はなんや、もの足りん。まぁ、始まったばっかりや。子供たちにとっては、むしろこの方がええという事になるやもしれん。7年目の読みボラは、今までの蓄積をいったん打ち壊してまた一から積み上げていく事になり申した。だが吾の根底には【読んでよ聞いてよ】の魂が、いつだってアツイ鼓動をうち続けている。そんでもって本日は、相方さんが新人さんなので、読みは吾が一人で担当。本日の2冊はこれ↓ 【くわずにょうぼう】はな、この時期にぴったりのお話。菖蒲も知らなければ、菖蒲湯なる由来を知らんお子って結構多い。ジジババ同居ならまだしも、核家族やと知らんお子もいるものよ。こどもの日明けの初回はな、吾、毎年この話で始まることが多いんや!なんせ、鬼婆の話やからな、得意の持ちネタやん!凄んでみせれば、一年坊はこぞってびびっておもろかったぞ!みんなで民話を楽しみ申した。【どろんこハリー】は、絵本の定番。知ってる人も多いじゃろ。入門編として、聞き手にも読み手にも、ヤサシイ絵本や。ハリーシリーズはみんな大好きやな。なかでも吾はヤッパリこのどろんこが好き!集団で読むとな、必ずみんなハリーがどこにいるか、さがしっこで楽しむんよ。盛り上がるとこれ一冊で15分くらいヤンヤといけるぞ。単色で描かれた絵本ならではの効果やね。★凄んで目を覚ましたあとは、ホンワカモードで、しっかり勉強せいや!来週は2年生。さぁ、どうなる事やら・・・そいでは本日の【読んでよ聞いてよ】はこれにて閉演。また来週!完:4月9日時刻13時40分[晴れのち曇り25.4/13.8:41.6/8.3/1055/35.9]
2005.05.09
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月曜とはずであった。恒例の子供と絵本にまつわる四方山話、ぽっつら語ろうと思いながら・・・読みボラは来週からなんや。だからなぁ・・・今日はハンドルネーム略してHNについてV.I.Pの【さんぽ猫さん】からHN占いをしてくれるおサイトを紹介頂いたので、ちょいとその話題を・・・占い好きの吾ですからな、そのおサイトに早速すっ飛んで行きましたぞ!そしたらな、HNの事をまんず、おせーてもろた。≪ハンドルネームとは、ネット上で使用するニックネームのことです。 ”ハンドル(handle)”とは「肩書き」「あだ名」という意味があり”ネーム”と併記したら「馬から落ちて落馬して・・」と同様に二重表現になり言葉使いとして正しくないのですが、日本のネットでは確立されている俗語(造語)です。 ”ハンドルネーム”と称することに違和感があるかたは”ハンドル”だけでもよいかと思います。当サイトでは両方で表記します。 略す場合はアルファベット二文字で”HN”とします≫とな。吾、スーパーアナログ体質やから、このHNがようわからんかった。そうでっかぁてなもんでまんず一先ず賢くなり、そいではと、早速占いもうした。さぁ、その結果報告の前に、ちょいと横道それて、これまでのいきさつを・・・1--------------------------------------------------------------------------吾、つい先日【4/29(みどり~昭和)】にめでたく【あくたれ弥々】と改名しましてな立上げ時、語り名【弥々】でいこうとしたが、既に使われておって、受付けられず製造番号みたいなのつけろといわれ・・・そいでまぁ、語り手としてデビューの2004年にちなんで【弥々2004】としてぽっつら「とはず語り」の日々を、日記に更新してきたんやが・・・この製造番号みたいなのがずーっと嫌でなぁ・・・そいで何かえぇ名前はないやろかと考えて・・・思いついたのが【あくたれ】なんたって月曜とはず恒例の読みボラ日誌『読んでよ聞いてよ』のテーマはずばり【あくたれ】だ!あくたれの絵本もあるぞ。(月曜とはずだからな、絵本も出すぞ)ここからは過去日記から抜粋☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆【あくたれラルフ】作:ジャック・ガントス 絵:ニコール・ルーベル訳:いしいももこ(この人の訳は耳に入りやすく読み聞かせ用の絵本を選ぶポイントになる)いつものように子供達の前に座る。「今日はこの本からだよ」と言って【あくたれラルフ】をかざす。すかさず活発な子がタイトルを読む。すると、やんちゃ坊主が「あくたれってなんだ?」と聞いてくる。さらに次から次へと「な~に?教えてー!」の声、声、声…そっか、今の時代《あくたれ》という言語は一般的ではないのか。大人の皆様ならわかるよのう。悪態をつくというか何というか、ま、そんなところだよね。辞書では《わざと乱暴をする。たちの悪いいたずら》とある。その場で説明しようと思ったが、教科書にでてこない言葉そう、一言で子供の意識を掴んでしまうこの《あくたれ》という言葉と楽しむ時間を与えてあげようと思い「じゃ、どんなラルフなのか、絵本に聞いてみよう」と言った。そしたら「じゃぁ、ラルフって何?」「……………」もう、低学年は楽しすぎるぞ。☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆♪☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆♪☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆とまぁ、こんなやりとりがあったわけで、得てしてあくたれっ子は、可愛いもんだ。みんな寂しいお子達よ。かまって欲しいんやわ。この続きが気にになるかたは【2/14の日記傍線1から下】をどんぞ。何はともあれ、吾らしくてええやん!と思うて【あくたれ弥々】にしたんやが・・・2--------------------------------------------------------------------------早速占って見ましたぞ!【弥々2004】:小吉中途半端に良いです!更に運気を高めるなら改名をしましょう。となり、そいではと・・・【あくたれ弥々】:凶う~ん、イマイチ。愛着がなければすぐ改名しよう!あれまぁ、これではいかん。いやね、マジ当たってるぞよ。実は改名してから、エネルギーが無駄に空周りな感じになり申して・・・丁度占いたいなぁって思っておったところに、この情報。さんぽ猫さん、ありがとう!さてさて、凶の名前はいかんぜよ。即刻改名やぁ!という事で、たった今占いどおりに変えました。大吉のお名前でござる。本日、只今より、福を呼ぶ名前【ワンダー弥々丸】となり申した。ん~、なんてぴったりなネーミング。ワンダーはな、『道から外れて放浪』やぞ!弥々丸の丸は、ごろにゃ~んてなもんで、猫っぽいわい。あぁ、なんにしても大吉やぞ!これで、もう安泰!一気に【5月公演】にまっしぐらやぁ!見て!今はな天にも昇る清々しい気持! 【撮影:nonka510さん】空を仰ぐお猿さんが見えるだろ?天空に見果てぬ夢を、追い求めて・・・吾は猫やが、今はまさにこんな気分!なんか、無理矢理こじつけの月曜とはず『読んでよ聞いてよ』となり申した。はい、そうでがす。本日、ご紹介したい本ならぬ、おサイトは【http://hname.net/】でござる。皆様も、宜しかったらお試しあれ。その後の判断の責任は、致しかねますぞ!報告を楽しみにしておりまする。以上、本日の【読んでよ聞いてよ】は連休アウトロー企画ということで、これにて閉演。完:5月2日時刻11時[晴れ26.5/15.5:41.6/8.6/1052/35.8]
2005.05.02
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【先週】は稽古録音中で月曜とはず恒例【読んでよ聞いてよ】は臨時休刊。今週はその分も語りますゆえ・・・では、その為の糧を収穫にこれから読みボラの今年度初会合へ行って参る!次の更新までお暇でしたら・・・【読んでよ聞いてよ特別編集号】でもご覧あれ!ここでプロフ画像は留守番猫【玲からの贈り物】が登場や!馴染みの招福万来語り猫が登場するまで、吾は不在でござる。御免時刻9時半1--------------------------------------------------------------------------時刻14時留守番猫さんご苦労さん!さぁ、書きまひょ!と、その前に何やらいや~な電波を感じるぞ!!ブラインドタッチをしようにも、指先から異常な電波を感じるぞ!????異常電波???異常電波???異常電波???異常電波???異常電波???うっぎゃぁ!!なんじゃこりゃぁ!!このままではいかん!!とはずの品位を守らねば!!!てなワケでってどんなワケ?って【こんなワケ】や!とはずコメント欄・場外乱闘でお騒がせの【かしましオバン同盟】のお一人ポテコロ♪さん(もう一人はスパ玉さん)が「元気でイキイキとした楽しい人生のお手伝い」なるテーマで、挑発的な日記を書きよった。これはいかんともしがたいことだ!吾の【とはず語り】の品位を落とさぬように、バリアを張らねば!どんぞ、皆様方! この後の月曜とはず【読んでよ聞いてよ】本編前に【2/15の日記・傍線6から下】を、絶対読んどいてやぁ!!!ここでお掃除タイム。本編夕刻以降更新!プロフ画像は留守番猫さん再登場!【ゲスト様へ】驚かないでくだされ。親愛を肝に秘めたいつもの乱闘を、本編で堂々とやってみただけですゆえ。♪吾ら陽気なかしましオバン、人の揚げ足スクって憂嬉々~ウキキノキ~♪【ポテコロ♪さんへ】吾の愛返しを受けてみろ~!!!2--------------------------------------------------------------------------時刻17時さぁ、招福万来語り猫が居座りましたで。この猫さんがプロフに出たら、吾が今、PC前でほざき中と言う事や!いんやぁ、広いお家ですゆえ、お掃除に時間がかかりましてな・・・あっ!うそつきは泥棒さんの始まりや。へぇ、息子の部屋で掃除中に発見した性欲発散本に、つい見入っちまったもんで・・・(ってこれじゃぁ、ポテのトラップに嵌ってまうやないかぁ!!!!)そいでもって【かしましオバン同盟】のもう一人【スパ玉さん】はどうやら衣替えで躓いてるようやがな・・・まぁ、吾とこ長男坊、野球以外、頓着しない性質でして・・・ラブレターも性欲促進本も、全てオープンにその辺に放り投げてあるので・・・【一応・母】でも、あいつの事は全てお見通しなのであった!って、今日はどうしてこう話が脱線してまうのや?もう、全てポテの仕業なり!気を取り直して、エロでない正統派の本編月曜とはず【読んでよ聞いてよ】この後、まもなく更新!【裏の声】こんなにあくたれついておって、正統派?品位?何ほざいてんねん!(へ?誰?誰なの~?)3--------------------------------------------------------------------------時刻18時さて、今年度は大きな進歩や!なんと学校側から、全学年に読み聞かせをお願いしたいと申請頂いた。会を発足して10年、ようやく大きな進歩や!だがしかし・・・ここで晩飯タイム。更新夜分となりまする。御免そいではプロフは留守番猫さん登場や!4--------------------------------------------------------------------------時刻19時45分さぁ、ここからは子供にまつわる日記やから、プロフ画像は読みボラ猫さんの登場! 【とはずおかかえアーティストmac玉】のお庭から拾ってきたぞ!そいでは気分改め、本編【読んでよ聞いてよ】の始まりや。そいでな、せっかく学校側に期待を頂いたのに、今年度、過去最低のボランティア人数で全学年どころか、1学年が限度の状態となっちまったんやぁ!!!今日現在で、6人しかおらんの。1学年3クラスやから、とてもじゃないが全6学年など請け負えん。さらに6人のうちお二人さんは、毎週は無理やと言うことでそうなると2学年キープも絶対無理。だが学校側が、高学年への読み聞かせの重要性も視点に入れるようになったこの機会を無にしたら、次、いつ始められるかわからん。なんせ学校というところは、校長の了見・采配ひとつでかわっちまうからな。今の校長さん、体調崩しがちやから、来年度まで継続できるかわからん。この機会を逃さず、吾らもアクション起こさねば!ってことで、各自読みボラに興味を抱いてくれはりそうな方に、声がけ運動しようと相成った。とりあえず、連休明けの5/9からはじまる読み聞かせ。今からでは間に合わないので1学期は、初めての小学校で緊張している1年生のみに毎週、読み聞かせを行なうことにし読書の秋にちなんで2学期から、全学年を担当できるように人集めをしようということになった。吾、前にも言ったが、高学年に読みたいなぁってか、話を聞きたいなぁって思ってたからなもう、今日は最高に意気あがったで!そいでな普段はジーっと聞いてる性質なんやが、今日は思い切って発言したんよ。『学校の広報で読みボラ募集の告知を出さないか?』ってね。実際、吾が7年前始めたきっかけが、この広報の告知やったからな。だがな代表さん、これには難色示されてなぁ・・・≪広く誰でも構わんと告知を出すと、ボランティアの精神ひいては絵本そのものの良さを理解できないで自己陶酔やファッション感覚・暇つぶし程度なノリの人が殆どになる≫と言うのや。そうやな、このことは吾もいつぞやの【読んでよ聞いてよ】でも取り上げたがほんとに本人気付かぬうちに、ボランティアをしてやってる感覚の人って、結構いるからな。確かに誰でもええとは、子供に対しても絵本に対しても、無責任すぎる話よのう・・・だけどな、例え始めのうちはそんな不順な動機でも、あくたれだらけの一クラスを担当して絵本を読むと言うことを体験したら、考え方も変わっていくと思うんや。何でもそうやと思うが、まずはやってみて始めて何かが生まれ何かが変わっていくものではないかのう。自分には無理と理解する事も、その人にとって大事。絵本の深さ、子供の心の儚さを知って夢中になれたら、これほど素敵な経験はないで。大袈裟かもしれんが、その人にとって、今後の生き方に大きな影響だって及ぼすかもしれん。現に吾がそうやった。絵本は、商業主義に踊らされたアニメチックな平積みの本しか手にすることのなかった吾が今じゃぁこうして、人様に共感を頂きながら、絵本日記を書くまでとなったんや!そして、この日記から新しい出会いも、価値観も手にした。凄い財産だぞ!こんな素敵なことを、もっと多くの方に知って貰いたいと、代表に詰め寄った。結局、長々ディスカッションを重ね、広報だと誰カレ構わずになるから各自の視点で知り合いに声を掛け合おうと言う消極的ではあるが、前進の方針で話がまとまった。吾らの代表さんはな【東京こども図書館】に足繁く通い、長年あちこちから情報を収集し絵本をとことん研究され、児童心理も学ばれた方や。この代表さんに出会えたことは、吾にとって大きな財産である。多くのことを学んだし、今後も学ばせて頂きたい。だがな今日ばかりは、ちょいと反骨心を抱いちまった!何でこの素晴らしい経験を、もっとオープンに広めようとしないのか・・・一部の気心知れた者同士で、独占しようとしか思えないような威圧感すら感じた。結局・・・誰も反論はなく、吾も閉口してしまった。バカ!(自分に向かって)きっかけを与える事は必要だと思う。吾だって、広報の告知がなかったら、今の活動はありえなかったのだから。実はな【絵本のリスト】を、担当クラスに配ってるのも吾だけなんや。何で配るようにしたかと言うと・・・学校で読み聞かせが行なわれてることを知らない保護者が、殆どだと言う事を知ったから・・・リストを配るようになってから、受け持ったお子さんの保護者から、お声を頂けるようになったしそれで少しづつ親御さんからも、絵本に興味をもって頂けるようにもなってきたんや。この知識を、読みボラ会員だけで埋もれさせては、勿体無いと思うんや。ほんとは代表さんがブログでも始めて欲しいと思うくらい。そしたら吾なんかが、月曜とはず書かなくてもすむしな(笑)まぁ、今のところ代表の考えには逆らえんのが正直なところ。代表さんもお忙しい方やし、新人さんの指導は、実際ご負担な状況のようや。反骨心を持ってはみたものの、吾が代表さんの替りなんて務まるものでもないしな。こうやって、意欲はあっても現状打破が出来ない事って、世の中にはたくさんあるよのう・・・学校側から期待を頂けた事は喜ばしい事ではあるがなんともすっきりしない気分を抱えながら、今宵はこの辺で。 完:4月24日時刻19時50分[晴れのち曇り21.0/10.9:41.5/8.7/1054/35.7]
2005.04.25
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【画像コラボ:龍@歩さん】さぁ、一週間の幕開けに、ガツンと渇でも入れまっひょ!【あくたれ日本に渇!!!】この程度では、すっきりせんがな・・・さてさて・・・花散らしの雨、シトシトと・・・ぐらついたぞよ、関東も・・・はぁ、地震は恐いでなぁ・・・揺れてる時もやが、被害が出た後の方がもっと恐くて辛いよのう・・・そいでも日はまた巡る・・・月曜とはずがやってきた。とはず語り、月曜恒例の【読んでよ聞いてよ】だが・・・学校は始まっても、読みボラは連休明けからスタート。今年はまだ読みボラのミーティングもされてなく、何組担当かわからん。それにボラできる人、減ってもうてな、みんなお子さん卒業されるとなかなか続けてはくれん。新たな人も、見つからず・・・今年はボラの人数足りなくて、読めるのは1年生だけになりそうや。まぁ、初めての学校、慣れない環境の中、緊張ほぐすには絵本が持ってこいやからな。1年生はやりがいがある。ただ、時に高学年に読みたいなぁとも思うんよ。高学年になってくると、男女差もでてきて・・・そいでもって友達間の問題も、かなり複雑となり当人たちにとっては、学校も行きたくなくなってしまう位に深刻な悩みにもなってるようで・・・絵本を通して、語り合いたいなぁと言うか、話を聞いてみたいなぁ・・・って思う。低学年向けの本でも、高学年にも充分深く味わえる本もたくさんあるしまた高学年だからこそ、読んであげたい絵本もあるんや。ゆとり教育の弊害で、普段の授業カリキュラムがぎっちり。子供達が楽しみな行事も、どんどん減らされていく現状。高学年には絵本と親しむなんて時間は許されることもなく・・・子供らの心、どこかにおいてけぼり。もちろんそれで充分なお子がほとんどやからな、それでええんやが・・・前にも書いたが【読み聞かせとなぜいうのかなぁ・・・参照】休日を寂しく過ごす子友達からハジキにされて、引き篭もり寸前の子・・・そういう子達の行き場がなくなって行くのを、見ない振りしてやり過ごす教育現場大人達の傲慢且つ勝手な振る舞いに、置き去りにされてる子供達の心の中・・・簡単にほぐしてやれるものではないけれど、孤独感を味わう前に手を差し伸べてやることは誰にだって出来る筈・・・絵本もその一つではないかと・・・高学年にも、こういう機会を与えてあげられるような【ゆとり教育】を望みたいものだ。まぁ【一応・母】程度のあくたれ主婦が、えらそうにほざけるものではないがのう・・・日本は有難いことに、発言の自由があるからな、ちょいと辛口発言や。その為の月曜とはず【読んでよ聞いてよ】だわい。1-------------------------------------------------------さて、ごたくをならべすぎたな。月曜とはず【読んでよ聞いてよ】の本編はここからや。今日は以前告知しただけでふれる事のなかった本を一冊。【傍線4から下参照】 日本の絵本ではおなじみの赤羽末吉さんが、丹精込めて描かれた一冊。赤羽さんは、人様の再話にも数々の味わい深い絵をのこしておるがその赤羽さんが、長年に渡り想をあたため、画魂を込めて創作されたのが、この【鬼の腕】切り取られた腕を取り返しに来る鬼の話は【御伽草子】【太平記】などの古典にあり歌舞伎などでも演じられておる。古典は長きに渡り人から人へと語りつがれ現存するだけあり、その際立ったドラマ性は老若男女を問わず、人々を魅了する。赤羽さんとくれば『画』のお人と思っとったが、この【鬼の腕】を読み語った時赤羽さんの『文』の才能に驚愕や!なんて読みやすいリズム。声にするだけで心浮き立つこの感じ!聞いてる子供達、アニメとゲームで育った子供達にもこの絵の迫力と、無駄のない小気味良い子供に迎合しない研ぎ澄まされた言の葉は強烈に響くようだ。興味があったら、是非じっくりと・・・絵本好きなら誰もが知る【赤羽末吉さん】だが、せっかくだから、一応ご紹介を・・・1910年 東京・神田に生まれる1961年 【かさじぞう】で絵本の世界にデビュー1968年 【スーホの白い馬】でサンケイ児童出版文化賞1975年 【スーホの白い馬】でアメリカ・ブルックリン美術館絵本賞1980年 子どもの本のノーベル賞といわれる≪アンデルセン賞画家賞≫1990年 6月多くの作品を残し、静脈瘤破裂により急逝。吾の大好きな作家さんをご紹介し、今日はこの辺で・・・次週も月曜とはずは、子ども達の環境と絵本を織り交ぜて、お送りいたします。ほいでは皆様、ごきげんよう!完:4月11日時刻18時15分
2005.04.11
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【読んでよ聞いてよ】10号スペシャルを読む前に・・・9号目がまだ未読でしたら、是非そちらから(一つ前の日記)閲覧願えたらと思いながら・・・余計な説明は書きたくないねん。子供達の心だけを届けたい。この後の本編を深く味わう為には、9号からの閲覧を薦めまする。【さくっと、お時間ない方へ】傍線5から下だけでも読んでって。そいで少しでも気になったらまた、お時間あるときに弁当でも持って、ゆっくり9号から読みに来ておくんなさいまし。1-----------------------------------------------------------------まずは、これから 携帯画像やからみづらくてすまんのう。(付箋は名前を隠しておる)これは読み聞かせの最終回に、子供達から頂いたお手紙の一部や。誰もが書いてくれたこと【月曜日が楽しみ】何よりの励みとなる言葉を頂いちまった!嬉しいなぁ・・・吾はこの言葉に、生きる力に値するほどのパワーを頂いたぞ!以前にも書いたが、月曜日は自殺者が多い日だと・・・そして土日休みになったが為に、リズムを崩しがちになり、登校拒否も月曜日に多いと・・・そんな月曜日、子供達の一週間は朝自習の時間≪絵本の読み聞かせ≫から始まる。学校は行きたくないが、絵本が楽しみで学校に行くのよとあるお母様からスーパーでお声をかけて頂いた。社交辞令のお愛想かと思ったが子供達の手紙を読んで吾は本当に、自分が生きる力を頂いたぞ!吾が、何かをしてあげているのではなく、吾もまた、子供達から元気を頂いておったのだ。さて、この後まだまだ続く。ここで晩の買出し!時刻15時に記す2--------------------------------------------------------------------------続いてこれ 絵本をしっかり聞ける子は、随分と前に読んだ本もしっかり覚えておってな本の感想なんかも書けるんや。凄いでなぁ。吾なんかすぐに忘れてまうがのう・・・そいで、お話は聞くのもしゃべるのも大好きな男の子が書いた手紙(左)『ゆき女の本をみると、こわくて目をつぶってしまいます』(原文)とあった。この子は良く相槌のごとく、お話の途中で突っ込みを入れる活発な子やった。この時は静かだったのは、こういうことか(笑)吾は読んでるときは子供達の方を向かないようにしてるんや。どんな顔して聞いてるか見たいのは山々やが、読み手が余計なアクションをすると主役の絵本の邪魔になる。また恥ずかしがり屋の子は、前を向くのも恥ずかしい。読み手と目が合うのも恥ずかしい。見入ってることを見られることが恥ずかしい子もいるんや。だから読んでる最中は、滅多なことでは子供達を見ない。だから、こうやってお話に入り込んでたんだと言うのが、これまた微笑ましく嬉しい。そいで右の手紙を書いてくれた子。よーっく聞いてたなぁ・・・本の感想もたくさん書いてくれよった。取って置きの決め言葉 『こんどはとしょかんでかりて自分で読もう』そう、これは教育的観点・学校側の狙いでもあった。そいでも聞き手のレベルは様々や。聞ける子は読める子でもある。各々の発達に合わせて少しでも本好きになってくれたら、心の発達においてはプラスになる。その種まきは成功し、着実に芽が育ってることが、これまた嬉しいのう。3--------------------------------------------------------------------------お次はこれ 【読んでよ聞いてよ】の一号目【素直な気持と反省する心】で書いたが吾は一度だけ2年1組のみんなを猛烈に叱ったことがあった。毎年、少々の注意は入れておる。だが、今年の2年1組は元気過ぎてな、注意だけでは足りん状態となった。吾は子供達と真剣に向き合った。この時は、しっかと子供達一人一人の目を見てな。そのことが記憶に残ってる女の子がいたんや。『みんながうるさいときは、おこって「しずかにしないとやめちゃうよ」とおしえてくれてありがとう』(原文)クラスでも優等生的なポジションの彼女は、あくたれっ子を母親的視線で溜息混じりにあきれてるって感じの冷静モードで、一番後ろから傍観してるって感じだった。絵本は果たして楽しめていたんやろかの?『忘れません』と最後に書いてあった。大人の毅然とした示すべき態度を、こんな低学年のうちからしっかりと見据えてるんやで。腑抜けた大人ども、ちゃらんぽらんな教師よ、子供を舐めてちゃいかんぜよ!そして右の子。まさに吾にどえらく怒られた当人の一人や。『ぼくは月曜日がいちばんたのしいじかんです。ぼくは(弥々)とはなれてさびしいです。今度来る1年生の人にがんばってよんでください』(原文)吾だってさびしいがなぁ・・・こいつらに静かに聞かれると、これまた気味悪いもんやったぞ!我慢させてないかってな?でも、集団のルールと言うのは大人達がしっかり示さねばの。それがきちんと伝わったことが、この文面から感じられ、これまた嬉しいのう。こいつの手紙の文頭 『しごとでたいへんなのに、きてくれてありがとう』 から始まってるんやで。母様が仕事で忙しく、まさに休日寂しく過ごしてる子なんや。だからかまって欲しくてあくたれをする。少々のことは多めに見てきた子や。でもな、これが本音やろ。忙しい母の愛を一番欲しがってるんや。我慢してるんや。だからこそ書けるこの文頭。吾にまで、こんな小さな子が気遣いをするんや。なんていじらしく、いとおしいんだ!あくたれっ子を心から抱きしめて欲しい。4--------------------------------------------------------------------------そしてこれ『毎日、毎日いそがしいのに、わたしたちのために、いそがしいのに、どうもありがとうございました』(原文)まいったなぁ・・・これには・・・仕事着で行ったのが、化粧をして行ったのが失敗やった!過去日記【傍線2から下】にも書いたが、何度か仕事着で読みボラに行ったことがあったんよね。吾にしてみれば、こういう時こそ急いでる素振りを見せず延長する勢いで大事に読んでいたつもりやが・・・(手抜きは子供に簡単に見破られるからな)仕事を持って忙しい母様が多くなっているせいか、子供は敏感に反応するんやな。『忙しいのに来てくれて・・・』 と多くの子に書かれてしまった。子供に申し訳ない思いを抱かせてしまっていたら・・・ちょいとショックやった。吾は自分の意志で、誰に頼まれることもなく、好きでやらせて頂いておるんやから・・・この時間が大好きで・・・そしてこの時間が吾にとっても一週間の始まりなんやから・・・これからの課題やな。吾の中にも、まだどこか驕りの態度が出てるのかもしれん。5--------------------------------------------------------------------------吾とこの読みボラの会は、発足10年になる。吾は途中から参加で、今年で7年目に突入だ。会主さんが、あちこちで勉強されておるお陰で、絵本を通じて吾はほんとに多くのことを教えて頂いた。大事な財産や。でも、一番の財産は、この子等と向き合い語り合い、共に過ごした時間や。何にも代えがたい貴重な心の栄養素。これはよう効きまっせ!だから、こういうお仲間がもっともっと増えて欲しい、と思う。残念ながら吾とこは、年々読みボラに携わる人が減ってんねん。パートに出る母様が増えよってな。でも読みボラはな、何も母様に限ったことではないねんで。父様だってええんや。自営業で平日お休みの方やったら、出来るやろ?土日休みやったら、図書館とか児童館での読みボラだってあるねんで。吾とこの会、以前は父様がおった。男性の太い声は、迫力ある昔話にはぴったりや!この父様、子供達に大人気やったぞ!残念ながら転勤されてしもうてな・・・爺さまだって、婆さまだって、姉さま、兄さまだってええねんで。みんなが出来る簡単なことなんよ。必要なのは子供と真剣に向きえる、ひたむきな気持ちだけ。それさえあれば、誰にだって出来るんや。興味があったら、是非始めて欲しいのう・・・ボランティアが無理ならまずは身近な誰かの為に・・・最後はこれに限る!『ぼくは(弥々)さんみたいな、本よみの人になりたいです』と来たぞ!殺し文句や!早速、未来の読みボラ父様、誕生やぁ!!!未来に期待が持てたところで、10号スペシャル、これにておしまい。めでたし、めでたし。本日は2号にわたりのご一読心から感謝いたしまする(ぺこり) 完:4月4日時刻20時15分
2005.04.04
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【おかまさんの日に寄せて~全ての民へ・・・】さぁ、月曜日や!そいでもっておかまさんの日や!おめでとう!世の中、ほんとにいろんな人がいて、だから難しいこともあるけれど、だから、おもしろい。みんなが、自分らしく在る為に・・・それが単なる自己主張の塊ではなく、世間様の中にそっと咲く一輪の花のように誰もが心地良い居場所が見つかりますように・・・勤め人さんは、一週間が始まったな。通勤ラッシュ、ご苦労さんや!そいで、学生さんはもうすぐ新学期がスタートや!残り少ない春休み、満喫されたし!新たな出逢いが楽しみな【春】がやっってきたぞ!色々抱えたお人も、どんぞ深呼吸でもして、ゆったりと自分のペースで新しい一歩を踏み出して下さいましな。吾は、相変わらずのあくたれや。そいでも、一週飛ばしの月曜恒例とはず【読んでよ聞いてよ】だが・・・【先週は自主公演直後】で、気持ちが落ち着かず、無念の休刊と相成ったが本日2週間分の思いを込めて、この後、熱く更新や時刻12時40分に記す1--------------------------------------------------------------------------時刻13時13分さぁ、2週間ぶりの月曜とはず【読んでよ聞いてよ】本編はここからや!まんず何から書こうかと・・・こんなに一遍に、色んな感情が、われ先にとこみ上げてくるなんて・・・子供のパワーは凄い!今、真っ白な日記欄に向かいながら一人一人の子供達、笑った顔、うつむいてしょぼんとした顔、泣きそうな顔が目に浮かぶ。吾のとはず語りの月曜日にレギュラーの座を確保した、唯一の人気カテゴリ。【絵本・読み聞かせ】改め【読んでよ聞いてよ】は、おかげ様で老若男女問わず様々なお人に、興味を持って頂きながら、ここに9号目の発刊となった。9号目と言うのがなんか気にいらん。こういうことにこだわる体質なんでな・・・あぁ、今更ながら先週休刊にしたことが悔やまれる。それでは本日は2号にわたって、発刊10号記念として先週の分も埋めるぞ!覚悟・長文!この後9号目まだまだ続く2--------------------------------------------------------------------------読んでよ聞いてよvol.9【ふりかえって・・・】まんず記念すべき発刊1号は【素直な気持と反省する心】やった。ここに吾の読み聞かせのボランティア活動の紹介が始まった。とはず立上げ当初は、自問自答の日記としてぽっつら始めておったからまんだ表現もかたい。だけどこの日記が始まりやった。ここからなんや知らんが、徐々にいろんなお人が訪問されるようになり・・・いつしか【読んでよ聞いてよ】は、とはず語りの看板カテゴリと相成った。子供の環境に心を寄せてくれはるお人が、吾の日記に立止ってくれたことが嬉しかったな。そう【読んでよ聞いてよ】は絵本の紹介をする日記ではないんや。そのことを知って欲しくて・・・本来ならこっちが創刊号にふさわしかったな。2号目【読み聞かせとなぜいうのかなぁ・・・】であった。ここは月曜とはずを初めて読む方には、絶対に読んで欲しい日記として、何度もこすった日記や。ここから更に閲覧者の幅が広がった。と同時に、読み聞かせに携わってる方々の訪問がぱったり途絶えてしまった。皮肉なもんや。そういうお人は、今頃どんな気持ちで読み聞かせなるボランティアをしてあげてるおつもりなんやろかのう・・・読みボラも、ただのボランティアの一つや。えらそうなことではないで。させていただいておるんや。この気持ちを失ってたら【読み聞かせ】と言う言葉に疑問も持たずに、ボランティアを続けていけるやろな。まぁ、辛口発言は、吾の本性である。許されたし!そんな中で、実際に読みボラに身を置くお二人の素晴らしい先輩【ケラKERAさん】【たかなさん】がこのとはずの常連として、コメント欄等で本編の不足な点を支え続けて頂いておる。なにはともあれ、そんな思いから始まった【読んでよ聞いてよ】は以降、毎週月曜日に、その日に読んだ絵本を織り交ぜながら子供たちとの交流をメインに発行し続けてきた。その積み重ねがあって、この後の10号目に繋げていけることひとえに毎週決まって月曜とはず【読んでよ聞いてよ】を閲覧頂けるゲスト様とそして何より、一週間の始まりを、絵本を通して迎える子供達の心あっての賜物や。この後、その子供達の心を10号スペシャルとして、本邦初公開!それまで、もしもお暇やったら【読んでよ聞いてよ】のバックナンバーを閲覧されたし!完:4月4日時刻14時
2005.04.04
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今日は月曜とはず彼岸スペシャルや。って言った後でどんなスペシャル?と自分で悩んでしもうたぞ!その前に、吾も今日は人として、人並みに墓参りにでも行ってみよう。ほいでは皆々様、連休最後の日を、お楽しみあれ!1--------------------------------------------------------------------------時刻18時帰宅 行ってきましたで、人様に姿を見られながら、人並みの墓参りでござった。花なんぞも持ってな、地酒も持ったぜよ。ウィッとな。ハァ…【先週の月曜とはず】では、確か最後にこんな予告をしておった。《最終回には、毎年子供達の感想文・手紙をまとめた文集を頂けるのだ。その文面を、抜粋しながら、吾の読みボラに対する思いをたっぷりと語りたい》となだが、吾は今すっかり省エネモード。おまけに連休モードで、酔っ払いモード。さすがに今日は小難しい画像更新はしんどいので子供達の手紙を取り入れた【読んでよ聞いてよ】は公演終了の次週にお預けと致す。次週、すっきりした気分で、精魂込めて書きたいので、ご容赦を。本日お初訪問の方は、何で【読み聞かせ】ではなく【読んでよ・聞いてよ】なのかを、まず一読頂けたらと思いまする。【2月7日】の日記・傍線1から下を読んで下さいましな。さくっとお時間ない方には、誤解のなきように一言。この《聞いてよ》は、吾が子供達に向かって言ってるのではなくて子供達が聞かされるだけじゃなくて、自分の話も《聞いてよ》ということで、そこんとこ宜しゅうに。それでは、勝手ながら今日はこんなのを見てくだされ。【吾が2年1組に読んだ一年間の絵本のリスト】この後まもなく更新!2--------------------------------------------------------------------------これは、吾が学期終了後のたんびに、子供達に手渡しておるリストだ。出版名・作者等は、ここでは宣伝になってまうので、敢えて削除してある。また、リストの中には、吾にとっては読みたくない不本意な本も入ってはおる。でも、どの本もみな、その時々の感情で、子供達にとっては極上の一冊であったことは確かである。《お話リスト1学期》 読みボラは、5月連休明けからスタートするのである。 【くわずにょうぼう】かみの毛の中から、大きな口がぱっくり!とんでもないよめじゃー! 【いつもちこくのおとこのこ ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー】まいにちおかしなことにみまわれジョンはいつもちこくばかり。ところがある日・・・ 【おまたせクッキー】ピンポ~ン! つぎつぎとおきゃくがふえてクッキーのわけまえがへっていくけど・・・ 【ねぇ、どれがいい】むしのおかゆとへびのジュース、どっちならたべられる?(何度もリクエストされ楽しんだ本) 【シナの五人兄弟】そっくりの五人兄弟は、とくぎをいかしてみごとにこんなんをのりこえたね。 【ぐりとぐらのえんそく】えんそくってたのしいね。ぐりとぐらのおべんとうも、おいしそうだったね。 【マウンテンバイヌ】どうぶつ+どうぐ=どうぐつ。では マウンテンバイク+いぬ=な~んだ 【いたずらこねこ】こねことかめのにらめっこ。さぁどうなったかな?【ウンチしたのだれよ!】あたまのうえにウンチをされたもぐらくん。しかえしはできたかな? 【はいしゃのチュ―せんせい】はがいたいときつねがやってきました。チュ―先生はどうしたでしょう。 【うごいちゃだめ】あひるとがちょうのチャンピオンくらべ。さて、どっちがかったかな? 【だいくとおにろく】なまえをあてられると、あわになってしまうおにろく。だいくは、してやったり! 【ロージーのおさんぽ】スタコラサッサー・スタサッサー。めんどりロージーのおとおりだい! 【とけいつくりのジョニー】友だちのおうえんで、ジョニーはみごとに大時計をつくりました。 【まんじゅうこわい】まんじゅうがこわいといって、まんじゅうをたらふくいただきました。(落語絵本) 【きみなんかだいきらいさ】なかよしでも、ときにはけんかもしちゃうよね。でも、やっぱりきみがだいすきさ! 【注文の多い料理店 】ちゅうもんがおおいのは、おきゃくではなくておみせのほうでした。 【ガンピーさんのふなあそび】ガンピーさんのふねに、つぎつぎとおきゃくがのってきて… 【ふるやのもり】“ふるやのもり”ってな~んだ?ちょっとしたかんちがいで、どたばたおおさわぎ 【おさるとぼうしうり】つーつーつ。なんでもまねをするさるたち。ぼうしうりは、どうしたかな? 【ふわふわくんとアルフレッド】いきなりうごきだしたふわふわくん。こまったアルフレッド。さいごはなかなおり! 【大きくなりすぎたくま】おおきくなりすぎたクマは、山にかえさなければならなくなって… 【ものぐさトミー】でんきじかけの家がていでんになって… トミーはもうた~いへん! 【おやすみゴリラくん】ゴリラくんはつぎつぎと友だちのおりをあけて… さぁ、どうなった? 【あひるとピンのぼうけん】ちいさなピンは、ある日かしこい船にのりおくれて… 【エパミナンダス】 エパミナンダスは、おかあさんのいうとおりにしたのにね…(絵本ではなく素話。暗証して読み語る) 【おやすみミミズク 】あーねむたいのだいがっしょう! みみずくのしかえしはおもしろかったね。 【せかいいち大きな女の子の物語】ならず者の大くまと、ねむりながらもたたかう、ゆうかんでやさしい女の子。きみならどうする? 【かいじゅうたちのいるところ】マックスは、へやにとじこめられて… さぁ、それからどうなった? *たのしい夏休みをすごしてね。2がっきにまた会いましょう* 《お話リスト2学期》 【あらしのよるに】あらしの夜、まっくらやみのこやの中、であった二ひきはなかよしになり…【それはすばらしいなつのあるひ】夏休みって・・・どんなおもいでも、ふりかえるとみんなすてきな宝物【あるはれたひに】あらしの夜に出会った二ひき。おたがいのしょうたいがわかったけれど…【つきおとこ】月からやってきたふしぎな生き物。ぶじに月に帰れたかな?【くものきれまに】おおかみガブとやぎメイのあいだにもういっぴきのやぎタプがやってきて・・・【どろんこハリー】いたずらっこのハリーは、まちにでかけてどろだらけ。さぁ、どうなったかな?【ベーコンわすれちゃだめよ】たくさんのおつかいをたのまれました。ぜんぶわすれずに買って帰れるかな?【きりのなかで】ガブとメイはきょうもさんぽにでかけたが…あたりはきりにつつまれて…【だいふくもち】あずきをくれとさいそくするだいふくもち。こんまいもちをうんでくれるが…【つきのぼうや】お月さまにたのまれて、ちきゅうにやってきたぼうやが手にしたものは…【くんちゃんのだいりょこう】わすれものをとりになんども帰ってくるくんちゃん。りょこうはどうなったかな?【ピエールとライオン】「ぼく、しらない」これしかいわないピエールは、ある日ライオンに食べられて…【どしゃぶりのひに】ガブとメイの友情にききが…よくないうわさがたちこめて…二人はこの先どうする?【じゅげむ】ありがたい名前をさずかったのはいいけれど、これじゃぁ長すぎだよー!(落語絵本)【ながぐつをはいたねこ】かしこいねこはつぎつぎとちえをしぼって、ついに少年は・・・さてどうなった?【バックルさんと名犬グロリア】バックルさんにはグロリアが、グロリアにはバックルさんがひつようなんだ。【ふしぎなたいこ】たかずくたかずく・・・ひくずくひくずく・・・はなをあやつるふしぎなたいこ【マイクマリガンとスチームショベル】スチームショベルは一日で市役所の地下をほれるかな?さぁ、みんなでおうえんしよう!【ラチとライオン】ぼくにも私にも、こんなライオンがいたらいいね。【ふぶきのあした】いのちをかけて友だちを守ろうとするおおかみとやぎのお話。最終回です。【ロンポポ】かしこい3人姉妹。おおかみをどうやってしとめたのかな?【ああ、たいくつだ 】何にもすることがない時は…そうだ、あれとこれをつかって…さぁ、やるぞ!【ちかみち】ちかみちしたのはいいけれど…一本橋、あっちからもやってきて…【くつがあったらなにをする】きみは、くつがあったら何をする?くつってはくだけのものじゃないと思うとおもしろいぞ!【5ひきのトロル】トロルがおじさんたべちゃった!おじさん、そのあとどうなった?【そらにかえれたおひさま】もうなんにちもかおをださないおひさま。おひさまもげんきだとうれしいよね。【はしれちいさいきかんしゃ】ツリーとせんたくものをひっさげて、ちいさいきかんしゃ、どうなった?【北極号】サンタの国って?クリスマスの夜、きみの家にも北極号がやってくるかもよ。【スヌークスさんいっか】スヌークスさんいっかのろうそくは、どうやってけしたらいいかな?(絵本ではなく素話。暗証して読み語る)*おはなしのろうそくのねがいごと、かなうといいね。*楽しい冬休みをすごしてね。3学期にまた会いましょう。《お話リスト3学期》 【ゆきおんな】おそろしいけど、どこか心のやさしいゆきおんな。わが子のためにしたことは…【はじめてのゆき】とらたは生まれてはじめて雪という物を知りました。さぁ、どうしたかな?【スーホの白い馬】大好きな白馬のかたみに、ばとうきんをこしらえたスーホ。モンゴルのお話。【ざしきぼっこの話】みんなの家にも、ひょっとしたら、ざしきぼっこが、やってくるかもよ。【おにたのぼうし】豆まきの日に、女の子の家にぼうしをかぶった男の子がとつぜんあらわれて…【ゆうかんなアイリーン】アイリーンは大雪にもめげず、お母さんとの約束をみごとにやりとげたね。【きこえるきこえるふゆのおと】冬の音ってどんな音?みんなはなにがうかんだかな?【じょせつしゃけいてぃ】チャッ チャツ チャッ・・・大雪がふってもケイティがいればだいじょうぶ!【あくたれラルフ】いたずらねこのラルフはサーカスにおいてけぼり。でも家がいちばんだよね。【びっくりパーティ】パーティへさそったのはだれだった?そのパーティはどんなビックリだったかな?【オットー】戦そう中のドイツで、しん友との間にかわされた約束。オットーはそのごどうなったかな?【おいしそうなバレエ】おなかをすかしたおおかみが、ひょんなことからバレエダンサーに!【鬼のうで】らいこうのけらい、つなに、むんずと腕をもぎ取られた鬼。さあ、腕は取りかえせるか…【しずくのぼうけん】色んな形にすがたを変えてぼうけんするしずくのように、みんなも元気な3年生になってね。【しろいゆきあかるいゆき】ゆきがふると、みんなはどうする?ゆきがとけたら、もう春ね。【ロバのシルベスターとまほうのこいし】まほうの小石でいわになったシルベスター。さあどうなったかな?【ねぇ、どれがいい】くものシチューなんてどうよ。っとリクエストが一番多かったこの本が最後であった。(先週のとはず3/14参照)*気にいったおはなしがあったらとしょかんでかりて、こんどは自分で読んでごらん。*本は心のえいようになるから、みんなも本をたくさん読んで、元気な3年生になってください。*1年間、ありがとう。以上、【月曜読みボラ総集編vol.1】これにて閉演。次週vol.2に続く。完:3月21日時刻20時45分
2005.03.21
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今日は2頁目の日記や!【1頁目の傍線1から下】を読んでから、この先に進んで頂けるとええがのう。さくっとお時間ない方、面倒な講釈がお嫌いな方の為早速、本編【とはず語り】月曜恒例【読んでよ・聞いてよ】の始まりだ。1----------------------------------------------------まずは一冊目(ここからが1頁目の続きやったな)【ロバのシルベスターとまほうのこいし】 作:ウィリアム・スタイグ 訳:せた ていじなぁ、見てやぁ。 このロバのアホ面。いや、失敬。なんて、愛すべき表情!ウィリアム・スタイグの作品は、どれもキャラクターの表情がユニークで風刺がかってて、吾は大好き!ほいでな、ストーリー性があって、へたな推理小説読むよりかよっぽどドキドキするんや。吾はな。瀬田ていじの訳がこれまた、このキャラクターにバッチシはまっててな。子供にこびずに、作品そのもののエッセンスを性格に捉えて訳されてるのが、なんともウレシイ!《ロバの子を見つけたことは、ひをみるよりあきらか…》とか《たまげた、もうろくした》とかいう言葉、表現は今の子、知らん子も多いで。以前紹介した【おそざきのレオ】のようにこれも親子で、それぞれの立場・視点に立って一緒に楽しめる絵本やと思う。吾は、時々この本読みながら、涙が出そうになるんや。ほいだから、最終回の今日、これ読むのえらいしんどかったぁ・・・子供の前で、泣いたらまずいもんな。この一年間、2年一組のみんなと過ごした時間が、走馬灯のようによみがえるで。興味があったら、一度は読んで欲しい一冊や!最終回は、大抵決まっているんやが、その本は既に以前に読んでしまい今日は、シルベスターにした。この一年間のテーマは【親子愛・週末に寂しく過ごす子がいなくなるように】子供を通じて、親御さんに届けたくて、その思いをこの一冊に込めて、読んだぞ。2--------------------------------------------------------------------------続いて2冊目【ねぇ、どれが いい?】 作:ジョン・バーニンガム 訳:まつかわ まゆみもう、ジョン・バーニンガムは大御所だから、絵本好きなら知っとる方も多いやろな。代表作も多く知られておるから、今更紹介なんぞ、ここではせんが…その数ある作品の中で、これは読み聞かせには違反行為に値する絵本である。なんでだ?何でそんな本、最終回に読むん?ほら早速、興味が沸いたかいな? そしたら、あんたはんが自分で確かめとくれ!この一年間、伝えたいぞ!と気合を入れて読んだお話は数知れず。ほいでも子供達は、みな結局、この本に一番こころ奪われたようで…リクエストに答えて、一番人気の【ねぇ、どれが いい?】が最後の本となった。これはな、どうにも落着きがなく、みんなが今日は絵本を聞くより自分の話が聞いて欲しい、という空気が漂った時に、何度となく一緒に楽しんだ絵本。何度読んでも、子供達は夢中や! 身を乗り出して、立ち上がって喜んだり…(笑)ワーワー、キャーキャー!!!これぞ、最終回にふさわしいノリや!そして、このノリこそ、この1年間、吾が心掛けてきた2年1組の子供達との過ごし方を凝縮したテーマでもある。この一冊を一緒に楽しむだけで、喧嘩した友達とも、仲良くなれるかもな。いや?第二戦が始まってしまうかいな?それもまたよしや!そう、この絵本は、コミュニケーション・ツール。一家に一冊、常備本やろかの?最後に――― 子供達はな、みんな少なからず寂しい気持ちを抱えてるようや。真剣に心を込めて接してくれはる、人の愛を求めてるんやなぁ…(ええ歳こいた大人だってそうや)親御さんから与えられるのが一番なんやが、こんなご時世全ての家庭に、無責任に赤の他人が、エラソウに忠告はできん。みな、それぞれの事情を抱え、みな、それでも懸命に生きてるんやもん。だけどな、親御さんが生き抜いていくことに精一杯のお子がいたら周りにいる大人が、ほんの一時でも、その子に、その子だけに心込めて接する時間を過ごしてくれたら、どれだけその子にとってプラスになる事か…何もこぞって絵本を読んでやれ、なんて無粋なことを言ってるのではないぞ。子供とこうやって一緒に過ごせたら楽しいなぁ、と思うこと、なんでもええからとにかく真剣に、誠心誠意心を込めて付き合って欲しいと、ただただお願いするのみや。これまで6年間ぽっちのささやかな経験ではあるが年々、心が擦り切れている子供達が増えているのを、現場で肌で感じた者としてこの後、もっともっと続けたい。だが、この辺で切り上げるのが、読み手への配慮やな。今年度の読みボラは、今日で終了したが、月曜とはずは春休みに入ってもまだまだ月曜恒例で、続けていくぞ!この続きは、涙をのんで、来週の月曜日に繋げることにしよう。さらっと予告を…最終回には、毎年子供達の感想文・手紙をまとめた文集を頂けるのだ。その文面を、抜粋しながら、吾の読みボラに対する思いをたっぷりと語りたいもう、誰が聞こうが聞こまいが、来週も究極の【月曜とはず語り】は、まだまだ続く!完:3月14日時刻21時
2005.03.14
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はい、今日は読みボラ最終回。その後、お葬式・司会へと直行!!てなわけで、只今帰りました。留守中、ご訪問えろう有難いことやわ。コメント頂いた方のおサイトへは、日記更新後、お邪魔させてもらいまっせー!茶菓子の用意はできてまっかー?おっと、誕生日プレゼントなんて、そんなぁ。美味しい日記で迎えてくだされば、吾はそれだけで充分や!日記コメントは、ご面倒でなければ(読んだ一言でもええよ)引き続きオン願い奉りて候や!煮詰まった時の癒しになりまするでのう。コメント頂いた方へのおサイトは必ず訪問いたす。掲示板への返信コメントは控えております。吾がスペース使うとゲスト様のコメントが早くに消えてなくなってしまうようやから勿体無くて、辺コメは敢えて控えさせて頂いておりまする。出来るだけ、日記をお読み頂き、日記コメントにお願いできれば、有難き幸せ。突っ込みいじりコメント大歓迎だぞ!!コメント欄の場外乱闘も只今、益々ヒートアップ!コメント欄、必見ですぞ! 時刻15時40分に記す1--------------------------------------------------------------------------まず今日は、先生からの事前忠告があったのかみんな、一段と大きな声で『おはようございます!』と第一声!さらにいつもはない『よろしくお願いします』が追加。びっくりやわぁ・・・よろしくお願いされる理由はないが、なんか聞き手の気合を感じるぞ!『おっしゃぁ!ほいではこっちもよろしくやぁ!』と返事をして、早速スタンバイ。まずは一冊目だが・・・その前に・・・実は今回、本選びには相当悩んじまった!そうやねん、ゲスト様の期待がプレッシャーやねん。吾はな、ここで絵本専門サイトの方々のように、絵本を【お薦めする】つもりは、さらさらないねん。だいいち、専門家さんには叶わん。このべた打ちでは【薦められる】本も気の毒や。以前コメント欄にも書いたが、絵本の好み・見方は色々あってええと思う。読む時のその人の心情によって、同じ本を同じ人が読んでも捕え方は違ってくるもんや。そこが絵本のいいところでもある。そして誰かが薦めたから、その本がええ本と、捕えては欲しくはないと思う。人それぞれの感じ方があるもんや。だから吾は迂闊に人には薦めとうない。ほいでも、どんなんやろ?と興味をもって頂かなければ、本自体が浮かばれんやろ?共感もってくれたら絵本を通じて、ほらこうして大人同士も結ばれる。そう、本そのものの【お薦め】は、吾とこではメインではない。むしろ【紹介】やな。そして月曜とはずはな、子供と吾が、絵本を通してどのような交流をしているかを見て欲しくて書いてる。その視点で、この後の最終回スペシャルを読んで欲しい!その視点に淘汰できるまで自分の中に葛藤があり、本選びに難儀した。《視点がずれてるぞ、ボケ!お前は、2年1組のみんなの為に、本を選ぶんやったろ!》ってね。そんなこんなで【いつか聖母に】以来の気合の入った日記で長くなりそうやから、ここでブレイク。ホワイトデーにちなんで、プロフ画像はカップル猫でお出迎え。(3月15日0時閉鎖)恋愛祈願も実施中!カップル猫さんに拝んでってやぁ!!!3月14日 時刻18時に記す。
2005.03.14
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気持ちのよい春の日差しが、朝から麗らかないい感じ!春らしい一週間がはじまるで!さてっと、月曜恒例、絵本の読み聞かせボランティアに、行ってくる!その後は、水曜日の中古車オークション会場が、本日特別開催となり吾アナウンスさんで一日不在となりまする。月曜恒例【読んでよ・聞いてよ】の更新まで、過去日記なんぞ閲覧くださいまし(ぺこり)以前なコメント欄に【読んでよ・聞いてよ】のタイトルに反応頂いたことがあるんやわ。本日お初訪問の方は、何で【読み聞かせ】ではなく【読んでよ・聞いてよ】なのかを、まず一読頂けたらと思いまする。【2月7日】の日記・傍線1から下を読んで下さいましな。さくっとお時間ない方には、誤解のなきように一言。この《聞いてよ》は、吾が子供達に向かって言ってるのではなくて子供達が聞かされるだけじゃなくて、自分の話も《聞いてよ》ということで、そこんとこ宜しゅうに。そしてな、先々週【2/21の日記】で紹介した戦争にまつわる絵本「オットー」を気に入ってくださった絵本のスペシャリスト【ケラKERAさんの日記】を閲覧下され。「オットー」がさらにパワーアップで紹介されてるぞ!(ほいでも、まずはご自分でオットーを読んでからの方がええかな?読んだ気になられては困るでのう。)それでも尚、お暇でしたら、カテゴリ【絵本・読み聞かせ】他興味のあるカテゴリの日記を閲覧を願いたい。コメント頂けるようでしたら、各日記の欄にお願い致す!日記がよろこぶでのう。《最近、帰宅後の一番の楽しみは、皆様からのコメント。そして、お返しのおサイト訪問である》1--------------------------------------------------------------------------時刻21時30分に記すホンマ嬉しいでぇ。今日も温かいコメントで、迎えられて…なにやら、過去日記には楽天外のゲスト様からのコメントも見つけたぞ!こちらからはご訪問できないのが残念やわ。まずは日記をアップして、皆々様のおサイトに寄せていただきますぞ。それではお待たせの月曜とはず【読んでよ・聞いてよ】語りまひょ。まんず今日のタイトル、第一稿は【おはようさんさん!】やったな。そいで、本編第二項は【おそようさんさん!?】これ、ミスタイプではないねん。吾、今日は読み聞かせボランティア(読みボラ)に、6年間で初めて遅刻してもうた。昨日は、次男坊のレースが無事終了し、なんや、どっぷり深い眠りをとりすぎたで。いかん、いかん。ま、そんなこんなで、このタイトルや。さて、読みボラのメンバーはな、まず図書室に集まるんや。欠席してる人はいないか、クラスにメンバーがいきわたるかを確認し時間になると、各担当クラスに向かう。ほいでも吾のクラス2年1組はな、先生の指導が行き届いておって日直さんが、早めに迎えに来てくれよる。この早目が曲者。けして吾は遅刻ではないのだが、お迎えさんが早めに来るよって吾、今日はそのお迎えさんを待たせてしもうて、心配かけさせたわい。そいでまぁ、今日の第一声は「おそようさんさん!!」と投げかけた。「おそいでー」と子供らの声。嬉しいでのう。待ちわびてくれてるようや。一年間紡いできた週一回の、絵本を通して交わる時間は着実に子供達と吾の心に、世代を超えた友情の絆をしっかりと結んでくれたようや。その2年1組の小さな友達と絵本を楽しむのも、いよいよ来週が最終回。着実にしっかりとお話の世界に入り込めるようになってきた、優秀な聞き手を相手に絵本の選択にも力が入る。今日は、お話をしっかりと届けられる空気があったので吾もいつも以上に気合を入れて、2冊の本を読んだ。それではこの後、画像を取り込んで紹介致す。ここで、アルコールタイム。2--------------------------------------------------------------------------まずはこの本【怪物ヌングワマをたいじした むすめの話】 再話・絵:エド・ヤング 訳:わたなべ しげお中国の南部に大昔から語り伝えられている昔話の一つが上海出身の作者:エド・ヤングによってよみがえった。彼はアメリカで活躍している第一線のイラストレーターで特にアジア・中近東の古代美術をモチーフにして新しいイラストレーションを生み出している画家として著名である。エール大学やプラット工芸大学の講師という経歴を持つ。子供の嗜好に無意味に媚を売った、商業趣味などに振り回されることなく本物に触れさせることが出来る絵本の一冊かと…繰り返しのシンプルなお話だから、テキストは長くても、子供達は充分に楽しめる。ヌングワマと言う怖ろしい怪物が、ページを繰るたびに子供達のそれぞれの頭の中に想像されるさま、お話の中に吸い込まれていくさま…手にとって読んで見て下され。猿蟹合戦のような、どきどき感がたまらないようだ。3--------------------------------------------------------------------------さて、お次はこれ【上のおばあちゃん 下のおばあちゃん】 これは、結構しみるで。こんな絵本を、いつかお葬式で読めたらええなぁ…そういう故人に会いたいなぁ…サイズも小振りでな、大勢を対象とした読み聞かせより是非、親子でスキンシップを取りながら、耳元で囁くように読んで欲しい。作・絵:トミー・デ・パオラ 訳:高木由貴子トミー・デ・パオラは、アメリカ出身。ニューイングランド大学芸術学部の教授でもある。彼の絵本は、宗教観、死生観に溢れた作品が多い。とても味わい深い作品の数々、だからこそ聞き手のレベルも限定される。新年度の頃では読めないが、この時期になると、しっかりと聞くことが出来た子供達。一年間の成長を感じると同時に、絵本の力・魅力に読み手もまた感動や!この本は《核家族時代の子供達におくる》というテーマで、アベック出版されたもの。もう一冊は【さぁ、歩こうよ おじいちゃん】というのがあり【上のおばあちゃん 下のおばあちゃん】とあわせて読んでみて欲しい。その他トミーの作品では【神の道化師】というのも吾は大好き。これまたぐっと来るで。クリスマスシーズンには、この絵本を必ず読んでいるんや。さてさて、このおばあちゃん、上と下とは一体なんぞや?タイトルからもう子供達は食いつくぞ!そして、今頃おばあちゃんのことを、上だの下だの言ってる子もいるやろな。以上、本日の二冊でござる。さて、来週は最終回。何を読もうか、今から選択作業だけでワクワクするぞ!ほいでは今宵はこのへんで。最後まで一読頂き、ほんにおおきに!完:3月7日時刻22時40分~愛を込めて~
2005.03.07
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さ~て、今夜は通夜、明日は告別式。仕事に出かける前には、色々晩飯の支度やらで、日中はてんてこ舞いや!お、いかん。この《てんてこ舞いは》吾昨日の日記でも使ったな。ボキャブラリーの無さは、司会者には致命傷。お恥ずかしい、よ・よ・よ・・・・【てんやわんや】でどや!そんなこんなで、月曜恒例【読んでよ・聞いてよ】の更新もお待たせしておるが・・・待てないあんたはんには・・・以前なコメント欄に【読んでよ・聞いてよ】のタイトルに反応頂いたことがあるんやわ。このことについては、ほんとにまだまだ語りたいが、とりあえず何で【読み聞かせ】ではなく、【読んでよ・聞いてよ】なのかが知りたい方は【2月7日】の日記・傍線1から下を読んで下さいましな。さくっとお時間ない方には、誤解のなきように一言。この《聞いてよ》は、吾が子供達に向かって言ってるのではなくて子供達が聞かされるだけじゃなくて、自分の話も《聞いてよ》ということで、そこんとこ宜しゅうに。それでも尚、お暇でしたら、カテゴリ【絵本・読み聞かせ】の閲覧を願いたい。コメント頂けるようでしたら、各日記の欄にお願い致す!日記がよろこぶでのう。そいでは、もう少々お待ちを!1-------------------------------------------------------時刻20時半いやぁ、今日はだいぶお待たせ申した。留守中、皆々様には日記の閲覧を頂いたようで、コメント等も残して頂きもう、一日の疲れが吹っ飛ぶ勢いだわさ。そいでは早速語りましょう。本編【とはず語り】月曜恒例【読んでよ・聞いてよ】の始まりです。2-------------------------------------------------------暦の上ではもうとっくに春でございます。先日の雨水から、今週の土曜日は、啓蟄。地中の虫達も春を感じて、蠢きだす頃や。吾は絵本を選ぶとき、季節感も大事にしたいと心がけておりほいで、今日は春の予感を感じられるような絵本を読んできたで。まずはこれ… 【しろいゆき あかるいゆき】作:アルビン・トレッセルト 絵:ロジャー・デュボアザン 訳:江国香織作者のトレッセルトは、詩的な表現がとっても素敵である。それを訳されたのが、皆様おなじみの江国香織さんや。絵をつけたのは、絵本好きならよくご存知の、デュボアザン。絵本の中に出てくる雪だるまは、さすがデュボアザン。雪だるま一体だけで、子供の心をトキメカセテしまうんやからな。この本は、優しいママさんに、寝る前に読んでもらいたいなぁと、子供達は思うかもな。韻をふんだような詩的なテキスト。ゆっくり唱えれば、いい夢見られそうだぞ!途中、テキストは一切無く、見開き一杯に町が深い雪ですっぽり覆われた様子が描かれたページがあるんやがそのページにきたらな、一人の男の子が「除雪しなきゃダメじゃん」って。そしたらもう一人の男の子が「ケイティ呼ぼう」って。3週間前や。【はたらきものの除雪車・ケイティ】を読んだのは…絵本が子供達の心に残っていたことが嬉しいのう…絵本がリンクされ、子供達の心と触れ合える瞬間!なんて素敵な感覚!なんでもない情景・暮らしが綴られているだけなのだが、最後のテキスト《はるがきた、と、さいしょのこまどりが、こどもたちにいいました》で、気持がすとんと落ち着く感じが、聞き手も読み手もええ感じ!3-------------------------------------------------------時刻21時本日読んだ2冊目はこれ【しずくのぼうけん】作:マリア・テルリコフスカ 絵:ボフダン・ブテンコ 訳:うちだりさこタイトルどおり、まさに雫・一滴の水の冒険物語。科学を楽しく表現してくれる絵本、なんて素敵なんだ!お!また《素敵》と言ってしまった。語彙が乏しくてすまん。ほいでも、楽しいで、この本。なんたって、このしずくちゃんのすっとぼけた表情がええよなぁ。絵が物語ってるって感じ。本屋でもすぐ目に付くで。さぁ、次はこれだ!と表紙を思いきり見開きで広げて見せるだけで子供達はナンダァと、食いつくぞ!これも、吾は最後のテキストが大好き!《はるがくれば つららがとけて しずくは げんきに とびだすだろう》《それから きっと もういちど ぼうけんの たびに でるだろう》最後の一文に思いを託し、吾は一年間の最終回に取り上げる時もあるんや。けど今年は、いろんな意味で、あまりに春が恋しい一年やから今日は、啓蟄の時節に読んでみた。読んであげるなら4歳くらいから充分楽しめる。小学生以上なら、科学の目で楽しめるぞ!4--------------------------------------------------------------------------さて、今日はな、2年1組のみんな、珍しくいい子でなぁ余計なおしゃべりせずにすんだので、実はもう一冊、読めたのだ!日本の絵本ではおなじみの作者が丹精込めて描かれた一冊。それは、いつか一日かけて紹介する時までのお楽しみや。ほいでは今宵はこの辺で。最後まで一読頂き、おおきに。
2005.02.28
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おはようさん。また、一週間が始まるで。お目覚めはいかがかのう。月曜は、恒例【読んでよ聞いてよ】(読み聞かせを吾流に言ってみた)がテーマだ。まずは、小学校へ行ってくるで。毎週月曜の朝自習は朗読ボランティアで、絵本読んでるからのう。月曜は絵本尽くしの一日や。お好きな方は、また来てな!お初の方はカテゴリから【絵本・読み聞かせ】を選んで、読んでって。そいで気が向いたら、また来てや!1-------------------------------------------------------ほいな、2度目の更新。コメント欄に【読んでよ・聞いてよ】のタイトルに反応頂いたのを見つけて、嬉しいぞ!このことについては、ほんとにまだまだ語りたいが、とりあえず何で【読み聞かせ】ではなく、【読んでよ・聞いてよ】なのかが知りたい方は【2月7日】の日記・傍線1から下を読んで下さいましな。さくっとお時間ない方には、誤解のなきように一言。この《聞いてよ》は、吾が子供達に向かって言ってるのではなくて子供達が聞かされるだけじゃなくて、自分の話も《聞いてよ》ということで、そこんとこ宜しゅうに。2-------------------------------------------------------では、本題に行きませう。今日の2年1組は、教室が広く感じたなぁ。やんちゃ坊主もウィルスに負けたんか。教室の空気は落ち着いて、と言うより、元気ないなぁ。皆、友達のこと心配か?いつもいる子ええへんと、何かさびしいなぁ。インフルエンザでいつもより9名少ない、26名のしょぼくれっ子達。絵本をじっくり聞いてもらうには、このくらいの人数が限度で、この空気は最適やな。今日、用意した本は特にじっくり聞かせたい本やったので、まさにいい感じ!吾の大好きな作家〔トミー・ウンゲラー〕の作品や。あえて絵本作家と言わなかったのは、このフランス生まれのトミー様大人の風刺漫画も描かれる方だからである。そうやなぁ、名前でピンと来ない方でも、絵本好きなら【すてきな3人組】と言うどうろぼうさんのお話なら知ってるやろ。戦争の愚かさを、絵本を通じてさりげなくあったかく低学年にどこまで伝えられるか…【オットー】ぼくはオットー。ドイツの工場で作られた、本物のテディベア。デビッドと言う少年の誕生日の贈り物になって、デビッドの親友のオスカーと3人で楽しい日々を過ごしていました。ある日、ユダヤ人だったデビッドは、両親と共に強制収用所におくられてしまい・・・・・。この本は、ぼくたち3人の物語を書き残そうと、ぼくが書いた自伝です。 ―――オットーより――― 百聞は一見にしかずという言葉は、誰でも知っとるやろ。この本【オットー】については、吾ごときがごたくを並べるよりあなたはんがご自分の感性で、感じ取って頂くのが一番やと思う。ちょいと手抜きな解説になってもうたが、吾、オットーには、何も言えんわ。そして、さすがウンゲラーや。この本は、大人のあんたはんをも「ウ~ン」とうならせるかもだぞ!挿絵の隅々まで、目をやって欲しいな。ウンゲラーワールドがどこまでも深く散りばめられてるで。こういう本を学校の先生も取り上げて欲しいなぁ。戦争反対と、ストレートに表現しがちなお腹いっぱい状態の教則絵本より子供達に与えるメッセージ性の深さを、教室の場で体感して頂きたいものだ。さらに、今日インフルエンザで休んでしまった子供達にも、またいつか特別に読んであげたい。4-------------------------------------------------------そして今日の二冊目はこれ。【おいしそうなバレエ】 文:ジェイムズ・マーシャル 絵:モーリス・センダック 訳:さくまゆみこセンダックはもう絵本好きならお馴染みやろ。【かいじゅうたちのいるところ】他、代表作もたくさん。お台場には、彼の専門店もあるくらいだものな。マーシャルは、音楽家を志していたが、怪我の為に断念。友人の勧めで絵本作家となる。〔あらすじ〕一言でいうなら白鳥の湖のパロディ版。これ以上はもったいなくて言えましぇ~ん。大人向けの絵本やな、どっちかっていうと。低学年にはきつい。そいでも、普段読書慣れしてる子は、このからくりにしっかり付いてきて身を乗り出してお話に夢中。どきどきしてたで!高学年なら充分楽しめるやろな。たまには、高度な読解力を持った子にも合わせてあげないとな。今日は空気が落ち着いてたから、ばっちしやった。ほんとは違う本(短め)も用意してたが、空気に合わせて、こっちにした。テキストだけでなく、絵の中にもパロディが散りばめられていて何回でもおいしい発見があり楽しめるんや。さすが、センダックやね。子供達に無心の夢を与える絵本だ。迷える大人たちにも、心に響くかも・・・よ。バレエがどうして美味しそうなのか、気になって仕方ない方は、是非ご一読を!そいでもこの本、吾の次男坊には見せられないな。〔腹が減ったら思いっきり食べてもらわんとな。???〕吾の次男の話を知ってる人と、この本読んだ人だけが理解できる洒落やで。ほいでは今日は、このへんで。絵本好きな方は、また月曜日までごきげんよう。でも、時々覗きに来たってな!【追記】今週、どっかで厄除け祈願を致すぞ!久々やん。息子のことで励まして下さった皆々様へ、感謝を込めて祈願させていただくで!毎日ご訪問頂けるV.I.P様にはおなじみの企画。お初訪問・気まぐれ訪問で意味不明な方は2月3日~4日の日記、冒頭部分確認しておくれやす。いつ出るかは秘密や!迂闊に訪問すると怖いでぇ。
2005.02.21
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ほいな!本日は【招福万来招き猫】特別バージョンの御開帳でござる!本日お初の来訪で意味がさっぱりわからん方は2月3日の日記、冒頭部分を読んでくだされ。バレンタインデーにこそ、恋愛成就祈願をせねば!さぁ、あんたはんの愛しい人とうま~いこといきますようにしっかり拝んでってやぁ!さて、本日は月曜恒例【読み聞かせ】がテーマである。更新は午後や。絵本好きはまた来ておくれやす。ほいでは、後ほどに。1-------------------------------------------------------時刻は16時50分 さぁ、ここからが読み聞かせショーの始まりだ。本日の『読み聞かせ』ならぬ『読んでよ聞いてよ』(勝手にネーミング)のテーマはその名もずばり【あくたれ】だ!今日まず読んだ絵本は【あくたれラルフ】作:ジャック・ガントス 絵:ニコール・ルーベル訳:いしいももこ(この人の訳は耳に入りやすく読み聞かせ用の絵本を選ぶポイントになる)いつものように子供達の前に座る。「今日はこの本からだよ」と言って【あくたれラルフ】をかざす。すかさず活発な子がタイトルを読む。するとやんちゃ坊主が「あくたれってなんだ?」と聞いてくる。さらに次から次へと「な~に?教えてー!」の声、声、声…そっか、今の時代《あくたれ》という言語は一般的ではないのか。大人の皆様ならわかるよのう。悪態をつくというか何というか、ま、そんなところだよね。辞書では《わざと乱暴をする。たちの悪いいたずら》とある。その場で説明しようと思ったが、教科書にでてこない言葉そう、一言で子供の意識を掴んでしまうこの《あくたれ》という言葉と楽しむ時間を与えてあげようと思い「じゃ、どんなラルフなのか、絵本に聞いてみよう」と言った。そしたら「じゃぁ、ラルフって何?」「……………」もう、低学年は楽しすぎるぞ。ラルフは、このお話の主人公で飼い猫なのであるが…吾は答えず、すぐさま絵本を読み進めた。『何だ?』という疑問を持つと、子供はその先が知りたくてさっそく絵本の中のラルフに夢中だ!ラルフは子供たちにとって、たいそう魅力的な存在のようである。読み終えると、やんちゃ坊主がすかさず「おれ、あくたれや!昨日もあくたれてお母さんに怒られた。いっつも怒られる。」「おれだってあくたれや!」どうやら無駄な説明しなくとも子供達は充分に【あくたれ】という言葉を全身に吸収したようだ。絵本の素晴らしさをまたひとつ実感した瞬間である。教科書からは正しい標準語は学び取れる。だが日本語の奥深さ、豊かな表現言語と触れるには絵本のみならず、色々な本に触れる機会を持つことも大事だと思う。そしてこの絵本を【あくたれラルフ】と訳した〔いしいももこさん〕彼女の訳は、耳で聞いてるだけでも、すっとお話が入ってくる。海外物の絵本選びのポイントは、訳者が実は大事だぞ!今日読んだ絵本【あくたれラルフ】【びっくりパーティ】2-------------------------------------------------------【追伸】昨日は玄関から、裏口から様々な形で励ましのお言葉を頂きありがとうさんでした。皆々さまのお言葉を、今後に生かして、自分を見失わぬよういえ、ご遺族の真の気持を見失わぬよう、つとめて参ります。思うことございましたら、何なりとコメント頂きとうございます。【さらに追記】昨日の葬家の担当さんは、吾がデビュー当事に散々叩かれた方だった。だがこの日帰る時、初めて名前で呼び止められ「今日はありがとう」と声をかけて頂いた。以来この担当さんは、進行は全て吾に任せてくださるようになってしまった。励みになるが、その分悩み、迷いは増すばかり…様々な人の大切なご生涯をしかと受け止められるようにならなければ…そういう意味で、皆々様のご意見は吾を大きく成長させて下さる。反感も大歓迎だ!婚礼はその日や後日の挨拶状等で手応えを感じることができる。だが、葬儀はその時限りのもの。遺族の真意はわからずじまいだ。プロとしてこれでいいということはない。妥協も時には必要だが、裏を返せばそれは自己への甘えに過ぎない。この甘えは、ご葬儀の世界には許されるものではないと考える。そうやって日々悩み迷いながら心を尽くして、もがいている者が葬儀業界にもいることをわかって頂けたら幸いだ。おーっと、また悪い癖だ。昨日の日記を引っ張りすぎて、またまた長文やわ。最後まで読んでくださったあなた様に感謝いたす。
2005.02.14
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きょうは、リクエストにお答えして「絵本の読み聞かせ」だ。興味のない方は、どうぞ、面白そうなサイトに飛んでってや!でもさぁ、せっかく来たんだから、何かの縁だぜよ。カテゴリから、お好きなの選んで、一つ位読んでって頂けるとありがたいがのう…ほ~ら、また得意のだらだらと長い前置きで引っ張ってるぞ!このくそ忙しい時代にねぇ。さて、本題に入りたいところだが、今日はまさに朝から読み聞かせボランティアで不在だ。終わり次第告別式の司会だよ。帰宅は、夕刻。その頃また来てや。それまで、よろしかったら、1月31日の日記「読み聞かせ」を読んでみてや。ほいでな、せっかく訪問いただいたのに何もなしでも悪いでのう…厄除け祈願のお知らせじゃ!昨日の深夜更新に秘密の告知やで!昨日の日記は、油断した人おまへんか?ズ、ズ、ズイーットきっちり一番下までスクロールしてや!ほいではまた後で。1-------------------------------------------------------ほいなぁ!ただ今帰ったで!では、本題に入る。昨今、やたら絵本の読み聞かせが推奨され、教育現場においても取り上げられるようになり読み聞かせボランティア養成講座なども盛んに行われるようになった。本屋でも、絵本コーナーでは読み聞かせが人気のようだ。吾もその〔読み聞かせ〕に携わって6年になる。これまで、その道の専門の先生にご指導頂いたり、講座に進んで出席し学んだ者の一人ではある。だが吾はこの6年間、なんで〔読み聞かせ〕という言葉を使うのかをずーっと疑問に感じていた。‘読み’はまだいい。気になるのは‘聞かせ’の方だ。講座で受ける指導は、現場に即していないようで…(こういうことってほかの分野でも往々にしてあるがのう!机上の博学だぁ!)絵本コーナーや、図書館など、お膳立てのある場での読み聞かせなら講座の指導通りで十分だ!だが吾の現場は、絵本が聞きたい子だけが集まっている場ではないのだ。学校から与えられた時間である。主体性はないのだ。きちんと聞ける子ばかりではない。20分という時間ですら、じっとしていられない子。ささいなことで、喧嘩が始まったり…宿題を広げている子もいる。毎回遅刻の子。月曜の朝だもの。今朝のテレビ番組でも、月曜日に自殺が多いということを取り上げていたっけ…大人だって落ち着かないのに、35名の個性丸出しの低学年、2年生を絵本に集中させることは講座どおりにやっていては、どうにもならない状況にある。授業参観では子供はよそ行きの顔ですましているだけ。先生もいない解き放たれた時間、まず子供らの意識を絵本に集中させることから始まる。本来なら、読み手が座ったらすぐに絵本が開かれるのが理想だが…そんなに簡単にはいかないぞ!手遊びが一番ポピュラーだが、吾はなんだか一方的な感じがしてあまり好きじゃないのでみんなが休日どうしていたかと問いかける。だが導入にやりすぎると今度はそれに花が咲きなかなか絵本の世界に入れない時もあり、善し悪しなのだが…そんな時は絵本は辞めて、花が咲いた話を子供らが気の済むまでさせて落ち着くのを待っている。とうとう一冊も読まずに帰るなんてこともあるぞ!ゆとり教育が今、見直すべきか問題になっているが吾も読み聞かせの現場から得た感触では、疑問視する一人である。落ち着きのない子は大体、週末を一人で過ごしていたりゲームとビデオでお守りをさせられていたり…そう、さびしい休日、心が満たされない休日をおくっている子に多い。両親が読み聞かせをしていると、そのお子さんは、どんなお話でもよく聞いていられる。それは至極セオリーどおり。(最近はここんとこにつけこまれて、恐怖観念のごとく子供に無理矢理読んで聞かせている親もいるようだが)しかし、例え家族に読んでもらう事がなくても家族とコミュニケーション、スキンシップが取れている子は今どういう態度でいるべきかをわきまえられるものである。人と接し様々な経験をすることで、公衆マナーが自然と身につくのだろう。問題は、一人ぼっちの時間を過ごしている子達である。そして、どうやら年々寂しい休日を過ごす子が増えて来ているのが、とても辛く感じる。ゆとり教育がはじまってからは特にだ。家庭や地域に休日を過ごす子供の環境が整っていなければこれはとても危険な野放しとしか言いようがないのではなかろうか?なんか、今日の冒頭テーマからどんどん、こむずかしい方向にそれてきてるなぁ。きりがないから、戻そう。‘聞かせ’ではないと言いたい訳だ。子供達は聞いてほしいんだよ。絵本の主人公に自分を投影させてわくわくしながらその気持ちを聞いて欲しいんだ。【大切な人に】そして共有したいんだよ。【大切な人と】聞かせられてるんじゃいけないんだよ。聞くことによって、お話をきっかけにして生まれてくる意識が大事なんだと思う。なんて言ったらいいかのう… うまい表現が今、浮かんでこないぜよ。現場で体験した人になら、わかっていただけるだろうか…ひとつ例をあげよう。どうにもひどいクラスだった。まず、担任が読み聞かせに対して興味がなく非協力的だったのがひとつの原因だった。そして、子供たちの話に耳を傾けようとする意識に欠ける担任だった。一人ではどうにも絵本など読める状況ではなく、ある時二人で担当することにした。一人はもちろん読み手。そして、もう一人はというと――――落ち着きのない子をひざに乗せ、ただ、抱えているだけの役目。その子一人が落ち着くとクラスも落ち着く。お話がみんなの心に、聞かせられてるじゃなくて聞きたいという意識で浸透していくのだ。何か伝わっただろうか?ちょいと長くなりすぎた。この件はまた次回にもっと整理して繋げたい。言いたかったのは、一方的な大人の驕りのような読み〔聞かせ〕にはして欲しくないということだ。さて、今日もこの後もう一度20時以降に更新する予定。今日読んだ本を紹介したい。2-------------------------------------------------------なんか、堅い話になっちゃったから、最後にほんわか、おまけの話をひとつ。吾は読み聞かせには、いつもノーメイクで寝癖も直す暇もなくいつもの無地の洋服(本の絵の邪魔にならないようにの配慮)で行くのだが、今日はその後、告別式の司会に直行せねばならず…烏のような黒いスーツで、化粧なんぞしていったら、子供たち早速大騒ぎ!「おばちゃん、顔が違うよ、白いよ、雪女だぁ!」先々週、民話「雪女」を読んだのだ。絵本でコミュニケーションできる楽しさってこれだなぁって、嬉しかった!さて、ほんとに最後に、今日読んだ本の紹介
2005.02.07
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毎週月曜日は、地元の小学校へ読み聞かせボランティアに行っている。もう6年間、毎週一日も休まず通っている。これも、日記と同じく吾がずっと続けられてきているものの一つだ。朝自習の時間8時15分~35分の20分間、一クラス35名前後を対象に絵本を読み聞かせている。今年は2年1組の担当。週に一度ではあるが20分となると、毎回2~3冊位は読めるので吾はその絵本探しに、図書館へも足繁く通う。30名以上の生徒全員が興味を持てるお話というのはそうあるものではない。ちょっとでも気を抜くと彼らは反応が素直なだけに、即座にそっぽを向いてしまう。吾も仕事以上に真剣勝負だ。大人相手の朗読ボランティアの方がはるかに気が楽。大人は気を利かすということがあるから、つまらなくても静かに聞いてくれる。だが、子供はそうはいかない。しかも年々、その天真爛漫さ、自由奔放さ加減はエスカレートしていくばかりだ。子供だからと手は抜けない。実は先週、二人の男子が読み聞かせ中、ずーっと遊戯王カードのことで雑談をし続けていた。そのうち静かになるだろうと読みつづけていたが、一向に納まらない。絵本の内容によっては無視できたのだが、その日は「スーホの白い馬」を読んでいた。この作品はしっかり聞かせたかったし、その二人以外は、クラス皆が絵本に集中していた。聞きたい子には大迷惑である。そこで吾は、これからお話が大きく動き出すというところで「はい、おしまい」といきなり本を閉じやめてしまった。クラスがシーンとなる。「○○と○○のせいだぞ」と一人の男子。「そうだよ、うるさいよ」と皆。子供達はわかっているようだ。そのまま、何事も無く読みはじめてもよかったのだが大人として、きちんと子供と向き合ういい機会だと思い「私はね舞台とかで大きな声を出すから皆がどんなに騒いだって負けない位、大きな声で本を読んであげられる。だけど、このお話はそんな風に読んだら、お話自体が台無しになっちゃうんだ。このお話に対しても失礼だし何よりこのお話を味わって聞きたいと思ってる子にとっては君らのおしゃべりはとても許しがたいことだよ。こんな状態では、このお話は読みたくない。勿体無いもの。静かに出来ないのなら今日は帰る」と吾。子供達に、帰っていいよと言われたらどうしようかと思ったがまだ素直な田舎の子は、大人に怒られることが堪えるんだよね。「お願いします」と居住まいを正したんだ。その後はもう本の虜。吾も久々に素直な子供達の心に触れて十分嬉しかったのだが読み終えて帰る時、もっと嬉しい事が待っていた。急ぎ足で帰る吾の後ろから、追いかけて来る足音が・・・振返ると雑談していた二人の男子だ。「今日は、ごめんなさい」とペコリ。吾は二人の頭を思いっきり撫でまくった。反省できるその気持ちが何より素晴らしいよね。当然、担任がそうさせたのは知っている。だけど、素直に従い、寒気の中、白い息弾ませて吾を追いかけ謝れるその素直な気持ちが嬉しい。悪いことをすぐさま諭し、導く担任。子供達の周りを取り囲む大人達が、毅然と接していてくれたらこの子達は真直ぐ育っていくだろう。どんな悪人でも、素直な時代があるのだ。そこから先をどう導いていくか、大人として責任を十分に考えこれからも子供達の心の栄養になる絵本を読み続けていきたい。今日、読んだ絵本「おにたのぼうし」「ゆうかんなアイリーン」
2005.01.31
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