アートビジネス ちょっと投資家

2006.12.08
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カテゴリ: 絵画関連
現代美術ファンド登場???



日本にもようやく「現代美術ファンド」なるものが出来ようとしています。お話をお伺いしていると非常に知的で、そしてかっこいい。立て役者は「Lattice Aoyama」入居者でした。

今福英治郎/イマフクエイジロウ
平成三年 株式会社ネオックス設立、同社取締役就任
平成九年 株式会社カラーフィールド設立、同社代表取締役社長就任
平成十二年 同社社名を株式会社アイ・シー・エフに変更、同社東証マザーズへ上場(証券コード4797)
平成十四年 株式会社ティー・ジー・エイ設立、同社代表取締役社長就任
2004年5月26日 Lattice Aoyamaにて
インタビュアー:泥谷英明(blue studio)
撮影:武井良介




そうですね。そういう意味でいうと、この会社の目的は少し大きいところにあります。まず日本の国家戦略というか、文化を輸出産業化していく国家施策は他国に比べ非常に弱いんですね。例えばアジアでは、韓国や中国、シンガポール等が国家による強力なイニシアティブによってコンテンツ産業の海外輸出戦略が押し進められています。もちろんヨーロッパの国々も、文化を産業化することによってそれぞれの国のソフトパワーを上げていっています。人材を育て、ソフトの質を上げ、同時に世界マーケットへのアプローチも戦略的に構築し、次世代の為の国際競争力を高めようとしているわけです。日本でも、こうした大きな動きを体系的にやっていかないと、必ず国力が落ちる。次世代の人々がワールドマーケットで堂々と戦うことができなくなる。


つまり哲学を学び、美術を学び、経済を学び、投資することの意味も学ぶ。総合的な教養を社交界を通じて、学んでいくわけです。現代美術は、そうしたエスタブリッシュ層のある種の免罪符的な意味合いを持っており、彼等の会話の要素のひとつとして、重要な部分を占めています。同時代のコンテンツ分野の最先端のカテゴリーであると同時に、世界中の富裕層がこれを買い支え、コレクションすることで、富裕層の中での差別化を図っているわけです。これは今に始まったことではなく、ギリシャから延々と行われてきた美術家と富裕層との関係性を物語る構図です。



変えないといけないんです。直接金融が進んでいる欧米に対抗する方法論を見つけなくてはいけません。極端で乱暴な言い方になるかもしれませんが、日本は欧米から「消費国家」としてしか見られていません。私たち日本人は、欧米発のあらゆるブランド品、ファッションからインテリア、コンピュータ、車、音楽、映画その他暮らしに関わるをあらゆるモノ買っています。その代価はそのまま欧米に吸い上げられて、彼らは、自国の文化を底上げする為にその一部を再投資しています。国も税金を控除してそうした文化に関わる投資活動を優遇する。このサイクルが続く限り、いつまで経っても日本の国力は欧米へ追いつかないし、文化的競争力は高まりません。この根本的な構図を変えないといけないんです!いつまで経っても取られっぱなしですよ。このままでは。






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最終更新日  2006.12.08 00:49:00
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