Mar 23, 2004
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 少し足をのばせば素敵な場所が沢山あるのに、根が出不精な私はこの歳まで玉川上水の緑道を歩いたことがありませんでした。

玉川上水というと、かの太宰様が入水をした場所ですが、子供達にそれを話すと
「あんなところで・・?!」と笑います。
そこで私はやおらお宝の『太宰治 写真集』をひっぱりだして、昔の玉川上水を見せると、
「へえ~、こんなすごい川だったの」と納得。私は満足。

まだ草も花もなく、木の芽が少しと散り残った梅という寂しい景色でしたが、土の上を歩くというのは柔らかくて気持ちのよいものですね。
スニーカー越しに土の暖かさを感じてちっとも疲れません。
雨の少ないせいか、埃っぽくて微かな水音がするだけでしたが、四季折々を想像すると、ああ、素敵な道だなと大好きになりました。

こんなところを犬を連れて散歩出来たら、さぞ楽しいことでしょう。

新緑の頃、サークルの仲間と再び訪れる予定です。
どんな景色になっているのかな。その前にもう一度来ようか。
あれから雨がずいぶん降ったので、川の様子も違っているかもしれない。
そうそう、問題は歌です。
わたしはどちらかというと閃き型ではなく、パソコンの前でウンウン唸りながらひねり出すタイプなので、吟行会は苦手。
植物図鑑やら辞書やら持って、とにかく一首生まれることを願うだけ。
まだまだですね。

*題詠マラソン2004 今日こころに残った歌

009:圏外 みうらしんじ 2004年03月12日 (金) 00時46分

嘘をつくことができないあなたから逃れるための圏外へゆく



喪に服す年月は過ぎなお涙極彩色の花は埋けない

015:蜜柑 Name :足立尚彦 2004年03月13日 (土) 17時42分

蜜柑とふ漢字は秘密めいてゐて仮名で書かれていよいよひみつ

005:名前 森川菜月 2004年03月14日 (日) 00時14分

その花の名前は声にせずに言うわれも声なき花のふりして



空と海のあわいのような頼りなさ運命線の薄い手を持つ

003:運 海野蒼 2004年03月18日 (木) 22時31分

運命を畳の上に転がして背中を丸め眠りに落ちる

021:胃 五十嵐きよみ 2004年03月18日 (木) 22時20分

けだるさが抜けきらなくて胃の中にハーブが育つサプリメントを

020:遊 立花るつ 2004年03月22日 (月) 18時01分

病室の窓から見える遊園地無声映画のようにかなしい





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Last updated  Mar 23, 2004 12:31:19 PM
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