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「ねぇこの子見てて。お家掃除しちゃうから」と妻がハムスターの凛くんを連れてきた。たぶんいい気持ちで寝ていたところをたたき起こされたらしい凛くんは、まだ耳も寝ていて、いかにも眠そうだ。「そうか。たたき出されちゃったのか。かわいそうに。そいつは迷惑だったね。うちの奥さん『思い立ったが吉日』とばかりに人の迷惑顧みず、掃除始めちゃう人だからなぁ。でもおまえだけじゃないんだよ。布団から追い出されるのは。音楽聴いてても、テレビを見ててもお構いなしなんだから。男は辛いよなぁ」初めは、ベッドの布団の上で呆然とうずくまっていた彼も、次第に目が覚めてきたのだろう。布団の上を元気に動き始めた。そして、そんなところへ妻がやってきた。「お掃除終わったよぉ・・・凛ちゃんあそぼ」すると、走り回っていた凛くん突然ぴたっと動きを止めるとやおら立ち上がり、全身の毛を逆立てて「ギーギー」とものすごい声をあげて、妻に向かって4度も威嚇したのです。そして、ベッドを飛び降り、一目散にオーディオラックの下へもぐりこんでしまいました。今度は、妻が呆然と立ち尽くしています。「な、なに今の。あんなハムスターはじめてみた。そんなに嫌われてるの」「寝てるところたたき起こしたからだろ。『あのおばちゃんは絶対許さない』とか」「やっぱそうかなぁ・・・って誰がおばちゃんよでもなんか悪い霊が取り付いていたりしたらやだなぁ」「ハムスターが恐怖を感じたんだったら、霊だったら蛇とか烏だよなハムスターは人間には聞こえない周波数の音を聞けるから、なんか感じ取ったのかもね」「冗談いわないでよ。ねぇなんなのー。シップ薬のせいかな」「そんなのいつも貼ってるだろ」「じゃこのパジャマのせい?赤を見ると興奮するとか?」「ハムスターはド近眼の上に、色の識別はできないらしいよ」「じゃぁなんなのよ」「やっぱりきみの匂いと気配だよ。巣を荒らされたと思ってるんじゃないの」「やっぱりそうなのかなぁ」「りんちゃん出ておいでー。りんごもひまわりもチーズもあるよー」妻が呼びかけます。「ねぇ。君が声かけたら怖くて出てこれないんじゃないの」「えぇー。いつもあんなに優しくお世話してるのにぃ。あんまりだわ ショックだなぁ。すごいショック。あー、なんか具合悪くなってきた」ほんとに具合が悪くなった妻は、それから39度以上の熱を出して寝込んでしまった。 ↑ クリックお願いします
2007/02/22
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「あれー?お酒飲んできたぁ?顔真っ赤だよ。自分ばっかり美味しいもの食べて」「お酒なんて飲んでないし、美味しいものも食べてない。」「ほんとかなぁ。なら熱でもあるの?・・・ すごく熱いよ」このとき39.2度だった。(「ハンカチ王子に負けた」)体温計の指し示す、デジタル数字を見たとたんに崩れ落ちた。3日前のことだった。何の事はない。血を見て急に泣き出す子供みたいなものだ。1週間ぐらい前から、妻は咳き込んでいた。熱はあまりないようだったが、頭痛を訴えていた。「風邪ひいたんだな。食事をしたら、さっさと自分の部屋で寝る」「私の部屋寒い」「エアコン入れればいい」「電気代がもったいない」「じゃぁヒーターもってってやる。こら寄るな。近づくな。しっしっ」「やっぱり向こうでテレビ見ててもつまんない。一緒に見よ「だから来るなというのに。二人で倒れたらどうしようもないだろが」かつて、二人でダウンして、買い物にもいけず、義姉に助けを求めたことがあったのだ。「そんな・・・ヒトを伝染病患者みたいに言わなくても」「立派な伝染病患者です」ベッドに寝転んでテレビを見ていたのだが、いつの間にかうたた寝をしていた。目覚めると、のどをやられていた。そして横で妻が寝息を立てていた。ひどい熱を出したのはその翌日のことだった。 ↑ クリックお願いします
2007/02/16
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「ご飯できたわよォ」妻が呼びに来る。遅い朝食をとりにキッチンにいくと、ご飯と納豆と松前づけという、なんか、ものすごーくシンプルな朝食が並んでいる。(味噌汁がないなぁ)とは思ったが、それを指摘して「ごめん作って」と言われると面倒なので言わないでおいた。まぁ、自分としては納豆があれば文句はないわけで。(こんなに納豆食べてるのに、ちっとも痩せないから『あるある』の「捏造」というか、いい加減さは早くからわかっていたのだ。)あっという間に朝食が済み、食後のコーヒーを飲みながらテレビを見ていると後片付けを終えた妻が、顔だけ出して作り笑いをしている。「エヘヘヘ ねぇ 味噌汁と鮭があるんだけど食べる? 食べないわよね。いいの。 出し忘れちゃっただけだから。 気にしないで」午後、彼女は買い物に出かけた。(妻の買い物の付き合いは疲れるので遠慮した)どうしてもジーパンがほしいというので、大型スーパーへ行くという。夜になってようやく帰ってきた妻は、いっぱいの荷物を抱えて帰ってきた。「いいのあったの?」「うん。結構歩き回ったけど。いいのがあった。」「スーパーにはあるんだ」「そうなのよねぇ。やっぱりスーパーは地元の主婦層を相手にしてるからなのね」「デパートの女からスーパーの女に格下げってわけだ」「それがショックなのよねぇ。おばさんブランドだもんねぇ。 やっぱり高級ブティックが似合う女にならなくちゃね」「そんなのならくてもいい。ところでお土産は?ボクのものとかないの?」「ない。あなたのもの買いにいったわけじゃないし。お饅頭なら買ってきたよ」()「お饅頭って・・・。ブティックが似合う女になるんじゃなかったの?」「だってきょうは、4時間もショッピングしてたんだから、たぶん1万歩以上歩いたもん。」「ねぇなんで3個なわけ?」「ああ途中でおなかすいたから、お店で3つ食べたの。だからあなた2つ食べていいわよ」「まだ一つは食べるんだ」「ブティックへの道」はやっぱり険しい。 ↑ クリックお願いします
2007/02/12
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昨日は夕方からあいにくの雨模様。「あーあ。まったくいやな雨ね。これから出ようかって時に」「一日目から挫折だね」「まだ始まってないんだから、挫折とは言わないの。延期よ延期。雨天順延て言うの」「無期延期にならないように祈ってるよ」「しようと思い立ったら、一気にいっちゃうのがいいのよね。勢いがつくし」「まぁ、明日からゆっくり始めればいいんじゃない。継続することが大事だから」「継続するにはあなたの協力が絶対必要ね」「エエエーそういうのはひとりで頑張るから意味があるんじゃないの? 人に頼ってたんじゃ、なかなか続かないよ。君の中にやりきる鉄の意志がないと」「それが結構難しいから、お願いしてるんじゃない。いつも一緒に歩いてくれたり、 夕方とか夜だったら、危ないじゃない。それに、くじけそうになったり、 歩くのを忘れそうだったらサポートしてほしいわけよ」「なんかおんぶに抱っこって感じだなぁ。じゃぁ鞭でも用意しておこうか。歩け~ビシッとか」「体罰はダメよ。あなたはコーチや監督じゃなくて、応援団長なんだから。あくまでも優しくよ」「応援団って、ほかに誰もいないけど」「いいの。とにかく明日は早起きして、歩きましょ」「あっそれは無理。早起きダメ。今夜は寝るのが遅くなる。雨が上がらないかもしれないし」とりあえず、私はまじめに6時に起きた。4時間ぐらいしか寝ていないが、とりあえず起きた。今は7時30分だが、妻はまだ起きてこない。彼女の「早起き」って何時を言うのだろうか。彼女のダイエットは、やはり思った通り前途多難だ。 ↑ 是非クリックお願いします
2007/02/10
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「明日から歩くからね。一緒に付き合って!」帰るなり、妻は唐突に宣言した。「まぁいいけど、時間のあるときだったらね。でもなんか妙に力が入ってるね」「きょうね友達と、デパートにジーパン買いに行ったんだけどね。 おしゃれなのがいっぱいあったのに、悔しいことにこれが入らないのよ」「サイズはいろいろあるだろうに、デパートなら」「あることはあるけど、入るのは太すぎてみっともないんだもん」「ということは、そういうみっともない体型になってるってことなんだ 要するに、おなか周りとヒップの脂肪が邪魔なんだぁ」「 笑ってるけどあなただってみっともなくなりつつあるんだからね」「おやおや八つ当たりですかぁ」「明日から、ウォーキングのほかにホットヨガとジムもまじめに行く!」「そんなに、無理しない方がいいと思うけど・・・どうせ続かないんだし」「絶対に続けてやる」「ところで、おなかすいたんだけど。何か買ってきた?」「あなたの分、揚げ物とサラダと煮物買ってきたからそれで食べて。私はいらないから」「食べないのはよくないよ。ダイエットしすぎて死んじゃったモデルがいるらしいよ」「じゃぁ。うどん作って。それ食べる」「おれが作るのかよ」「だって『食べろ』っていったのはあなただもん。それにひとりじゃ淋しいでしょ」なんか場末の定食屋で食事してるような、なんともちぐはぐな夕食だった。「あー食べ過ぎちゃったけど、食べ納めってことで」「食べ納めって、月見うどん一杯でオーバーなやつだな」「実を言うとね、友達とねドリアとパフェ食べてきちゃったんだ。ダイエットは明日からだしね」たぶん妻のダイエットは成功しない。
2007/02/09
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日ごろの運動不足を解消しようと、久しぶりに妻を誘ってゴルフ練習場に。打席に入って打ち始めると、どうも調子が狂う。原因はうしろの打席だ。そしてそこには妻がいる。「パコッ ポテッ ドン ポトッ パフッ・・・カーン」「ねぇ このクラブ私に向いてないんじゃない」「クラブが向いてないのじゃなくて、使う人がゴルフに向いてないのかもしれないなぁ」適当に教えながら打っていると、少し前の打席に若い女性が入った。白いセーターに紺のパンツ、長い髪をポニーテールに纏めたその後姿はアドレスに入っただけで、美しい。たちまち、「スパーン」という小気味よい乾いた打球音が響いてくる。淀みのない、流麗なスイングは一点の無駄もなく実にしなやかだ。芯を捉えた打球は理想的な弾道を描いて、220ヤード前方のネットに突き刺さる!うっとりと見とれていると、うしろからクラブがつつく。「もしもし、なに見とれちゃってるんですかぁ」「ねぇスゴイよあのこ。プロかな?」「そんなことより私のスィング見てよぉ」「見ても無駄無駄。それより彼女のスイングを目に焼き付けた方がうまくなる」「・・・なんか嬉しそうね。彼女のお尻に目を奪われてんでしょ。いやね」「お尻?そんなこたぁない。あの美しいフォームに見とれてるだけ。 確かにスタイルはいいけどね」「なんかさぁ、あなた、彼女が休憩してるとき、やけに力が入ってなかった?」 それに、ドライバーでも張り合ってたよね。結構負けてたけど」「張り合ってなんかないもんね。 大体、女子供相手にむきになるなんて大人気ないことするわけがないじゃないか」「あらぁ?きょうは随分大人気なかったわヨォ。私はほったらかしだしぃ」「そ、そんなことあるもんか。ちゃんとスィング指導してあげただろ?」「彼女が来る前にチョコットだけどね」練習を終えて、ふと見ると、グローブの掌のところに練習前にはなかった小さな穴があいていた。あれから妻がちょっと冷たい・・・。 ↑ 是非クリックお願いします
2007/02/06
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夜中に、少しは娑婆の空気を吸わしてやろうと、ケージから出してやったハムスターに、まさかのフェイントをかけられて、ものの見事に最後のディフェンスラインを突破され、オーディオラックの向こうに逃げ込まれてしまった。そんなドタバタ騒ぎがあったり、新しく立ち上げたブログの構築に夢中になっていると、夜も白々と明け、眠りについたのは午前5時を過ぎていた。眼がさめた時には、時計は午後1時半を回っており、妻は出かけているようだった。いささか寝すぎたなぁと思いつつ、用意されていた「朝食」を食べ終わるとまた自室に戻ったのだが、朝食に睡眠薬でも入っていたかと思うくらいになんだかむしょうに眠くて、再び横になると、そのまま眠ってしまった。なんとなく息苦しさを感じて目を覚ますと、私の胸に、妻の腕が乗っていた。しかも、デジタルの時計は20時(!)を指していた。「!ねぇ・・・なにしてんだ?」「んん?あ、ようやっと起きた!ちょっと添い寝をしてあげてたのよ」「・・・。それより起こしてくれればよかったのに」「だってすごくよく眠ってたから、起こしたら悪いかなと思って。優しいでしょう」「で、ごはんは?」「まだ何も。あなたって今日は食べることと寝ることにしか興味ないみたいね」「きみはおなかすいてないのか?」「一応、パン2枚と大福2個とみかん3つ食べたから、結構お腹一杯かも。 でも、作ってくれたら食べられるよ。自分で作ってまで、食べようとは思わないけど」かくして、我が家は今宵もまた外食となった。 ↑ 是非クリックお願いします
2007/02/05
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暮れなずむウォーキングロードを歩いていた。残照が、西の空に見事なグラデーションを描き出していた。東の空には、遠吠えでもしたくなるような巨大な満月がオレンジ色に輝いている。あたりは夜の帳に覆われつつあった。メタボリックなお腹についた脂肪を呪いながらリズミカルに歩いていると、突然後ろから衝撃がきた。「あら、ごめんなさーい」おばさんの乗ったママチャリが、走り去ろうとしていた。無灯火のママチャリは、あろうことか私の右足に追突したのだ。「待てよ!」キムタクっぽくカッコつけて言ってる場合じゃない。「ちょっと待てよ!」そう言われて止まるくらいなら、はじめから走り去ろうとはしない。私は猛然と追いかけた。何で追いかけているのか自分でもよくわからなかったが、たぶん本能だ(ン?)。足の痛みも忘れて、猛然と追いかけた。中、高、大学の1年まで陸上部で鳴らした俊足の私に当て逃げなど、「100年早いわ」とばかりに猛ダッシュ!しかし敵もさるもの逃げるもの、スピードを上げて必死に逃亡を図る。気持ちだけはもうとっくに追いついているのだが、足がついていかない学生時代よりは10kgも増えた体重が・・・もっとダイエットしておくんだった。だが、さすがに天は我を見捨てなかった。先の信号に捕まったおばちゃんに追いついた。「自分でぶつかったんだから、自転車を止めてきちんと謝るのが筋だろ」こういうのはカンサイ系のほうが迫力があるよなぁ。「ワレ なにするんじゃ ボケェ」この迫力には関東はかなわない。「謝りましたよ」「あれで謝ったというのか。 ÷∞Λ∇ゝ※▼◎~」「人にぶつかっても、満足に謝れない、あんたみたいな母親がいるから子供も人の痛みがわからなくなるんだ。子供に恥ずかしくないのか。そんなんで子供をちゃんと叱れるのか。 ÷∞Λ∇ゝ※▼◎~」「わかりましたよ。どうもすいませんでしたっ 私、急いでるんで、もう行ってもいいですか」力が抜けた。私の近所では、昨年自転車によるひき逃げ事故がおきている。被害者は頭を強打して亡くなった。目撃者の情報を求める立て看板が、現場に今も立っている。右足のふくらはぎには小さな痣ができていた。(なんか最近怒ってばかりです。妻はこのところとてもまともです)
2007/02/02
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楽天市場のあるショップに注文した、「三ケ日みかん」10kgが今朝届いた。しかし、届いたみかんの中には、なんと5個も、腐ったみかんが混ざっていた。すでに皮は破れ、黒く変色し黴が生えているものさえある。>市場の仲卸として、すべての良い物悪い物を見て来ました、>その私共に厳選された1品を貴方様により多く送る事が出来ればと>考えております メールに書いてあったこのショップの店長の言葉だ。とにかく、「これは抗議だけはしておこう」とお店に電話を入れたが、「腐ったみかんはたまたま入っていただけのことです。不二家とは違います」(「たまたま」って・・・。入ってちゃダメでしょ?)『金八先生』の話も知らないのか?この店長さんは?ま、金八先生の話はどうでもよいのだが。ひとつでも腐ったみかんがあると、黴がうつってほかのみかんもどんどん腐っていくのだ。到着してすぐに中をあらためて、傷んだみかんを取り出したからいいようなものの、そのまま気がつかなければ、ほかのみかんもどんどんだめになるところだったのだ。でもこの店長のダメなところは、次の一言!「で、どうしろとおっしゃるんですか?」(ほかにいうことがあるでしょう?)「別に何もしなくて結構。もう二度と注文しませんから」私は電話を切った。でも、冷静になって考えてみると、仲買人であるこの業者はみかんを箱に詰めているわけではない。契約農家や、地元の農協から箱詰めされたみかんを買い付けているに過ぎない。中を確かめることはできないのだ。農協や農家を信頼するしかない。中卸を生業としているこの業者が、みかんをわざわざ粗末に扱うことはないだろう。なんとなく釈然としなかったので、「JA三ケ日」に電話をしてみた。JA三ケ日のホームページには、まさに我が家に届いたダンボール箱の画像があった。担当者に代わると「箱に貼ってあるバーコードの数字を読んでください」という。ここから、サイズ2LのランクA(良品)で、1月15日に農協から出荷されていることなどがわかったのだが、「腐ったみかんが入ってしまうのは極めてまれなケースです」そりゃそうだ。年中こんなことが起こっていたら、消費者だって黙っていないし。第一、三ケ日ブランドの信用も地に落ちてしまう。「仲買業者は箱の中を見ることができませんから、仲買業者には責任はないですよね」「確かに見ることはできませんが、輸送中の強い振動や、仲買業者さんの保管状況にもよりますからねぇ。一概には言えません」という。それって責任転嫁してます?「選別や箱詰め作業で傷が付くことだってあるでしょう?小さな傷は見過ごしてしまうのでは?」「もちろん絶対とはいえませんが」(やっぱり)「そういう小さな傷が、輸送中の振動で傷口を広げるということもありえますよねぇ」「絶対無いとはいえないですが、正直なところ原因はわからないんですよ」なんかはっきりしないなぁ。でも、原因がわからないんじゃしょうがない。「いろいろ有難うございました。三ケ日みかんのファンなのでこういうことのないように品質管理はもっと厳しくしてください」と電話を切ろうとしたところ突然、唐突に「このたびは大変申し訳ございませんでした。お詫びに5kgですが、みかんを送らせていただきます。」「いえ、そういうつもりで、お電話したわけではありませんから」「いえ、お客様の信頼を裏切ってしまいましたのは事実ですから。是非お受け取りください」うーん。問題は解決したとはいえないのだけれど、ありがたくいただくとことにした。なんか儲かっちゃったけれど、でもこのやりきれない思いは何?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・しばらくして、楽天の店の店長から電話があった。キャンセル扱いにしてお金を返すと言う。送った商品は「召し上がっていただけるのでしたら召し上がってください。安全ですから」ということだった。商品を交換すれば済むことだったのに、もう手続きをとったという。クレーム処理は難しいものだが、お客の立場にたつという考えがあれば自ずと答えは見つかると思うのだが。最近は、まず小手先の対応で自分の会社や店を守ろうとしてしまう。あるいは保身に走る。その結果、泥沼に足を踏み入れていく企業のなんと多いことか。ユーザーの視点・目線がきちんとあれば、不二家の問題は起きなかったはず。三菱自動車やパロマの事故ももっと減らせたに違いない。みすみす汚名返上のチャンスを逸し傷跡を広げている。残念なことだ。
2007/02/01
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